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アルルの女(ビゼー作モチーフ)

 ( 詩投稿城 )
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金子秀樹 ★d2oO06PSz6_sxd

秋の日に二人して二人の掌で
枯葉を集めて
かつてあのジャンヌ・ダルクが
あの枯葉の炎に包まれて
その身も心も焦がれて果てて行った
あの日と同じ枯葉を集めて

白い朝ガラス窓に射す
白い陽射しを浴びながら
教会の礼拝堂の前で二人並んで
二人して神様に幸福になる事を
祈った

でも必ずしもいつも人の願いを
叶えてくれる
そう言う存在だとは
限らない

きっと神様だって
人の心と同じように
二人の仲を妬んで
二人の幸福を僻んで
二人に幸福を与える変わりに

二人に死別と言う
そして二人に孤独と言う
そして淋しさと言う
そして悲しみと言う
罰を与えることがあるかも知れない

でも彼は忘れない君のことを
何故なら死とは
人に忘れられることだから

本当の意味での死とは
人に忘れ去られて行くと言うことだから

彼は知っている君のことを
君のその美しい姿を
黒い影として(暗い影として)
君のその姿を映し出す
彼の心の灯だけが
君のその姿や形を知っている

でも草はまだ生きている
アルルの地に
でも森はまだ生きている
アルルの地の

君のことをこよなく愛して止まなかった
彼はもうアルルの地にはもういない

アルルの女も
この地を去って行って
君ももうアルルの地にはもういない

しかしその情熱だけは
いつまでも
この地に踏み止どめて・・・・・・

          詞 金子秀樹

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