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僕らはどんな幻想の中で

 ( 詩投稿城 )
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祈兎 ★iPhone=nbfwxLBUvd


感性の隙間を覗く
花の寿命を数えてまた今日を迎えた
浅い夜を見つめている

たった一つの優しさで
この波を乗り切ろうと目論んでいるのは
私だけではないはずだから

安全カバーを爪で千切って
胸の痛みを見つめようとした切なさが
沸騰したような血の巡りを
陥れ続けている

誰が居なくとも眠れた明け方が
もう少しでアラームを鳴らす
この視界を遮る瞼だけが
本当の孤独を知っているのに

散らかった部屋の隅で
思い出が手を伸ばそうとしてくるけれど
そんなことはお構い無しに
小さな涙がぽつりと呟いて

首をもたげた憂鬱が
上目遣いに求めてくる
離れがたい頬の熱は
たくさんの瞳を通り過ぎて行った

ぽっかりと寂しがる私だけの冬

今日という日の明け方が
私を私と認める前に

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祈兎 ★iPhone=nbfwxLBUvd

必ずやってくるものに
目を背け続けてきたけれど
なんの意味もなさない片手の動きが
未だかつてない寂しさを
自分勝手に生み出している

星が流れた夜に
砂糖菓子のような君を見つけたけれど
口に含んでしまったが為に溶け去って
今はもうシミ程度の感情すらない

今日という日の切なさが
胸踊る明日を導くわけもなく
溺れたがりの心が
浅瀬で無様に藻掻いている

君へ向かうこの心が
小さな溜め息を糧に生きてしまう
君に向かって発するこの言葉が
小さな溜め息を糧に生きてしまう
なにも与えられないのであれば
どうかこのまま

3ヶ月前 No.1
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