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私の大好きなあなた

 ( 詩投稿城 )
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坂本ひろみ ★1E9P0CY42Y_yoD

私があなたのことを愛するようになったのは
あなたの内なる魂が
あまりにも気高くきらめいていたからです

あなたの魂から発せられる言葉は
輝いて、私には眩しいくらいで
それは私の本来持っていないものでした
私の空っぽの心の空洞は
あなたのキラキラした言葉で満たされ
私の中は横溢し、感動のあまり
幸せいっぱいな笑顔を溢れ返したのです

もちろん私はあなたの内のきらめく魂こそを
強烈に愛していたのだけど
あなたの外なる肉体の形状にも
その魂のきらめきが否応なく
滲み出していたのです
それが私には不思議なほど見抜けて
だからあなたの外なる肉体の形状も
本当にキラキラ輝いて
とても美しく私には見えたのです

私はあなたの内なる魂を見つめています
そして、その魂から発せられる
輝く、眩しい言葉にもうっとりし
そのきらめく魂の化身である
あなたの外なる美しい肉体の形状をも
私は愛してやまないのです

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坂本ひろみ ★1E9P0CY42Y_yoD

 「涙」

私の目の中に
たっぷりと涙がたまり
見える景色は
優しくぼやけているのです

いつも見慣れている
あなたの顔も
ぼやけていて
よく分からないけれど
あなたが私の唇にキスをしてくれて
その柔らかい唇の感触で
あなただと分かりました

肌寒い春の初めに
あなたと一緒に
岬に建つ
白い灯台に登りました
強くて冷たい風が吹いていて
私の髪もあなたの髪も
逆巻いていましたが
あなたの海を見つめる目が
とても厳しくて
私は何も言えませんでした

あなたはいつも優しい笑顔で
私に微笑みかけてくれました
そのあなたの笑顔を見るたびに
私の目は潤んでしまい
いつもあなたがぼやけてしまうのです

2ヶ月前 No.1

坂本ひろみ ★1E9P0CY42Y_yoD

 「竹灯り」

 秋の長雨はこの町を冷やし、湿り気のある灰色の靄(もや)が重く沈む。暗がりの中、私は何も目に見えず、何かを掴もうと手あたり次第に手を伸ばす。すると温かい人の手が私の右手を握って、それから私は身体ごと引っ張られていく。私は冷気の中をなすがままに流されていく。右手だけは温かい人の手に導かれ。やがて耳に音が注がれ始める。人の声、笑い声、ぬくもりの声。そして微かに目が見え始める。ぼんやりとした灯り。それが細い道の両側に並んでいる。温かい人の手が私の右手を放すと、私は大勢の人群れの中に立っている。冷たい雨がきれいに洗い流したこの古い町並みを、たくさんの竹の灯りがすめらかに照らし上げている。

2ヶ月前 No.2

坂本ひろみ ★1E9P0CY42Y_yoD

月見酒

長く続く暑さにうんざりしていても、ふと、肌をなぐさめてくれるような心地良い冷たさをはらんだゆるやかな風がこの古い町並みを吹き過ぎていくようになる頃、大きな夜空に形良い白い月がのっそりと浮かぶ。美しい月をめでながら酒を飲もうと、半分残った一升瓶を左手で抱えて、のしのしと階段を二階に上がり、右手でガラス戸を開ける。夜空に浮かぶ月は白く光るのみで、私はそれに無言で対峙するようにどっかりと胡坐をかき、横に一升瓶を置く。耳に聞こえるのは虫の音の合唱ばかりで、月を見つめながら私の心には不思議と何の曇りもない。一升瓶を傾けてガラスコップに酒をとくとくとつぎ、それを一口、二口と口に入れる。この町を薄く照らす月明りのような、なんの衒いもない無色透明の液体が私の喉を喜ばし、もう一口グイっと飲めば、神の作りたもうた水が喉から胸へと温かい糸を引いていくのだ。

2ヶ月前 No.3

坂本ひろみ ★1E9P0CY42Y_yoD

『きみ』

ぼくはきみの美しい短調のメロディーのような顔が大好きなんだ
もちろんきみはいつも整頓された
本棚のような丁寧な顔をしているのだけど
周りのみなの笑顔の渦に巻き込まれて
きみも同じように顔を崩しているのだけど
でもぼくはきみが一人きりで目を伏せ
何かに必死に耐えているような、今にも崩れそうな顔が好きだ

都会から遠く離れた雪深い山村の
木造の小学校の教室にある古ぼけたピアノ
きみは分厚いコートを着て、マフラーを巻いている
たっぷりとした長い黒髪の間に少しだけ横顔が見える
ピアノの前に座ったきみは手袋をぬぐと
両手をそっと鍵盤の上にのせ
シューベルトのピアノソナタを弾き始める
美しい短調のメロディーが教室の中を流れ出す

緑豊かな田園に一軒の赤い屋根の家があった
ふさふさとした森と、清らかな清流に恵まれ
丘のほうから一本の道が伸びている
赤い屋根の家の部屋の
窓際の長椅子に美しい目をした年若い乙女が腰かけていた
乙女は目を閉じて遠くに思いを馳せている
目から一粒の涙がこぼれ落ちる
乙女は昔の恋のことを夢想しているのだ
優しい男との思い出は
乙女の前の田園を湿らせる静かな悲しい雨のようだった

溌剌と太陽が照りつける海辺の白いカフェーで
ぼくを呼ぶ声がしたので
体をくねらせて振り向くと
美しい短調のメロディーのような顔をしたきみが
微笑しながら顔をちょこんと傾けて
ぼくを見据えていた

2ヶ月前 No.4

坂本ひろみ ★1E9P0CY42Y_yoD

『奇跡』


私がこの世に生れ出て
あなたに愛されたことは
奇跡なのです

私が生まれたことも
あなたが生まれたことも
どちらも奇跡ですし
私とあなたが同じ街に住んで
同じ場所に通い
お互い話すようになったのも
奇跡なのです

奇跡と奇跡がぶつかり合って
私とあなたは小さな家を作りました
私は遠い街で働き
あなたはこの街で働き
夜になると同じ食卓に向かい合い
未来のことについて語り合いました

男の子が生まれて
女の子が生まれて
奇跡が奇跡を生んで
四人の家を作りました

私があなたに出会った頃に
祭りの屋台で買った金魚は
随分大きくなりました
男の子も女の子も
大きくなって
また新しい奇跡を生むのです

2ヶ月前 No.5

西川敏晴 ★iPhone=CorSiZkKQ9

俺のこと、本当に好き?

19日前 No.6

坂本ひろみ ★Tablet=xDzQhdUsVy

好きかもです。きっと西川さんのことひそかに想っている人いらっしゃいますでしょう。

14日前 No.7
ページ: 1

 
 
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