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てきとーな覚え書きφ(・ω・`c⌒っ

 ( 詩投稿城 )
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雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=EGRcmTx5Om

特に云うべき事もなく
只々、書き流すだけの場所でございます。
まじめにふまじめ快傑ゾロリ!ってな感じで。

ではφ(・ω・`c⌒っ

2年前 No.0
ページ: 1 2


 
 
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雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【果】


梨を剥く。
さくり、と差し込んだナイフの
刃を伝い零れる蜜。

梨を剥く。
ひとつの季節を
そのままに結晶させた
鮮やかな甘味。

つい、と
唇の端を伝い零れる蜜。

2年前 No.86

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



割とどーでも良い話(´・ω・)

『無知の知』は、詩にも適用されるよ、と。

2年前 No.87

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【望潮】


午前4時のずっしり暗い砂浜へ
自販機の灯りだけを頼りに降りてみる
ず、と沈む踵が貝殻を割る。

ぐるぐると巻いたマフラーの奥で
震える鼻腔が潮の辛い匂いに充ちる
足元からじわり、と滲み昇る波の震え。

時折、
渇いてしまう
上手くことばに為らない
それ、に

おおきな鋏を
ひらり、降り翳して
私は欲しがるのだ

分かりもせず
ひたすら
に。


波飛沫の冷たさを確かめたくなって
脱いだ靴をぶら下げて波打ち際へ歩いてみたけれど
ざん、とコートの裾まで濡らす大波に追われ
ぱたぱたと逃げ帰った。

1年前 No.88

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【天目茶碗】


食器洗いの夕暮れ
蛇口からの水が思い掛けず冷たくて
ちいさな窓から見上げる、そら。

すっぽりと掌に収まる天目茶碗。

少しづつ欠けてゆく縁の釉薬
ひかりが散って天目色に沈む空
滞り無く滅びはすすむ

遠く
どこか遠くで
犬が細く高く
ひょおん、と鳴いた。

1年前 No.89

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【漣】


傾いた陽の下
僅かな刻だけ銀色に煌めく
凪ぎの海

傾いた季節の下
僅かな刻だけ金色に煌めく
豊穣の稲穂

秋の遠くには
白く、冬。

1年前 No.90

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【Je pense,donc je suis.】


急に崩れる10月の空。
びりびりと襟を震わせて吹き荒ぶ木枯らしには、
幾分か刃に似た雨粒が混じっている様だ。

pendant que je voulais ainsi penser que tout tait faux,

ニットを重ね着にしても歯の根は合わない。
痩せぎすの腕ではコートの煽りを抑えるのが精一杯で、
心頭滅却しようと寒いものは寒いんだ、と
禅だか仏教だかに八つ当たりの愚痴を吐いてみたりする。

il fallait ncessairement que moi qui le pensais fusse quelque chose;

重い雲間からほんの少し覗く青の空に
ひととき、見惚れて、

et remarquant que cette verit,

不意に、気付く。

≪ je pense, donc je suis. ≫

此処に、世界が在り
只、世界は在り

世界が在ると思う、私が在る。

tait si ferme et si assure,

渦を巻いて撒き上がる砂と枯葉を掌で遮り乍ら
今夜は火傷をしそうに温かいスープを飲もう、と思った。

明日目覚めても、私が在るように。

1年前 No.91

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

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1年前 No.92

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



うわあああ、詩人って面倒臭ぇええ(o゚ω゚o)

詩人未満のファストフード野郎もアレやけど
聳え立つプライド青天井!な詩人ってーのも
周りから見れば同類項やねんけどなぁ(´・ω・)=3

1年前 No.93

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【高架線】


実りを過ぎて朽ち始めた
晩秋の褪せた空を切り欠いて
ひゅるり、風が鳴る。

コートの内で痩躯を縮めながら
鈍色の雲が流れる先を探せば
びりり、高架線が鳴る。

ひとつふたつ
交差点を抜ける毎
急ぎ足で夜、

半分の朧月を半分に
すぱん、と斬り分かつ
高架線の怜悧。

1年前 No.94

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



どーでも良い事なんだけど
誰か(何か)を褒める為
他の誰か何かを遠回しに下げる奴って
正直、下品だよね(´・ω・)

1年前 No.95

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【恒点観測員】


潜めて潜めた呼吸を消し
匂いも肉も持たない
二つきりの眼球になりたかった。

ショールを抜ける夕暮れの風
一切を許さぬ寒々しさに微笑み
二つきりの眼球になって
枯葉と共に流されたかった。

遠く煌めく不夜城
蠢く人と人と人と人の熱量が
蒸気となり立ち上る
背を向けて

ただ眺める、
二つきりの眼球になりたかった。

1年前 No.96

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【凌霄花】


ぽっかりと
ラッパを開く凌霄花
絡み付いた蔓の奥

ぽっかりと
頭を割られた屍が
半ば埋まった姿勢で立つ

誰も顧みない
誰も省みない
庭の片隅で

1年前 No.97

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【北回帰線】


きっぱりと晴れた冬の午後には
まだ陽の残るうちから
きぃん、と風が冷えてゆく
微かに暗み掛かった空の奥を
弓の隊列を組んで、鳥が渡る。

孤高、だと
寂しく自分を騙るしかない
協調の遺伝子が欠けた
劣性に目を瞑って

渡ってゆく群れを
霞んで消えるまで眺め続けた
吐く息はとうに白く

俯いて、
重く引き摺る足ばかりが残る。

1年前 No.98

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

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1年前 No.99

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



うわああああ
めっさ派手に喧嘩売られた気がするぞ(。・ω・)コワイヨー

ま、面倒臭いんで買わないけどな(o゚ω゚o)

1年前 No.100

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【Planet】


午前六時の電車の窓
見知った朝焼けの風景が
時々、気持ち悪くなる。

私に計れる大きさは
両手を拡げて精一杯なのに
その先の先の先の先まで
世界が平然と続いてゆくから

 机の上の
 地球儀に似た
 地球と呼ばれる惑星
 あれはきっと
 お伽話

 せかい、なんて
 私が掴める世界なんて
 ほんの一掬いほど

 それで、充分なのに。


午後六時半の夕暮れ
飽きる程に歩いた帰り途を
微かな疎外感を抱きながら、

只、歩く。


1年前 No.101

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【ことのは】


かさり、と
足元に吹き溜まった
枯葉を一枚、拾う。

くるり、と
摘んだ枯葉を廻して
乾いた葉脈に見入る。

精緻として
ゴミとして
生命の枯渇として
メッセージとして
焚き付けとして
明日の生命の糧として
こわれものとして
幾つもの、幾つもの顔として

何も語らない
只の枯葉の向こうに
私は、私を見る。


1年前 No.102

@3wsamurai ★Tablet=ts5h5D6Q01

「秋の夜長の恋心」

秋の夜長に 何思ふ 紅葉銀杏に 秋桜や

紅葉散る 秋の夜長に 御座候に ヰゝ知らせ無く 君を待つらむ

瞳に浮かぶ 紅葉の景色 河を彩る 其処の紅葉や 知らぬ存ぜぬ 此の事や

稀有稀有なりて 姫の振袖 其処の銀杏よ 何思ふ

書き込んで宜しいか?

1年前 No.103

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



乱入は大歓迎どす〜(。・ω・)

1年前 No.104

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【Antares】


停まりかけた蠍の心臓は
赤く、おおきく脈を打ち。

雑誌の付録で手に入れたボール紙の星座板
掌の熱で歪むほど握り締めて見上げた幼い日々
天体望遠鏡を自慢する男子が羨ましくて

停まりかけた蠍の心臓は
やがて、虚空へ実りを蒔く。

ブルーバックスを図書館で読み耽った中学時代
重い元素は星の燃え残りだと知らされた
かつて私も太陽の一部だった、と呆然とした午後

シリウス、ベガ、アンタレス
星の名前を口にする事も絶えて



蠍座は何処だったろうか
ふと気になって窓を開いてみたけれど
雨混じりの夜空に星は見えなかった。


1年前 No.105

@3wsamurai ★Tablet=ts5h5D6Q01

痛む我が頬 姫の手形に 腫れる頬 大衆に見る 我の恥

姫の心に 存じれば 我が行いに 恥ぞ覚える

女に通い 姫に怒られ 恐喝をされ 一文も亡き

1年前 No.106

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【生きて】


午後の休憩時間に抜け出して
ちいさな児童公園の木陰に座り込む。
雨の先触れを知らせるひんやりした風が
ざざ、ざ、と枝葉を大きく鳴らす。

生きて居る。
他には何も掴んで居ないけれど。

右手に握った缶コーヒーは
ゆっくりと雫に覆われてゆく
ぽつ、と冷たさが零れる。

生きて居る。
こんなに空っぽの胸で。
赦されもしないのに。

生きて、
生きて居る。


何故だろう。


温んだ缶コーヒーを
一息に飲み干して、
答の無い自問を

深く、沈めた。


1年前 No.107

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【protocol】


赤。

赤のクオリア。

赤を赤と感じる理由。


ただそれだけの事を
ひかりを持たぬ人とは分かち合えない。


赤。

赤が誘う感情。

赤を赤と理解出来る理由。


私達は
ほんとうは何一つだって伝えられないのかも知れない。


1年前 No.108

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【はじまりの日】


そのひとは花に埋もれて眠るみたいに横たわっていた
私にはそれが何なのか理解出来ずに
ただ、着心地の悪いブラウスがきしきし鳴るのを気にしていた。

「焼き上がりまであと二時間」
どこかの子供が笑いながら叫ぶ
不意に息苦しくなって、表の空気を吸いに抜け出した。

駐車場の金網に背中を預けて
昨日と違う筈の何かを、
確かに変わった筈の何かを探すけど、
見付からなくて苛立って指をぎゅっと組んでしまうけど、
指が真っ白になってもまだ見付からなくて

ぼうっとした頭で誰かに曳かれていく
白い墨になった折鶴と花と骨が目の前にあった
これなら解る、少しだけ安心した。

おもちゃみたいな壺にひとつまみの骨
馬鹿みたいに軽々しい、これが人生のまとめなんだね、
なんとなく笑ってしまった。

泣ける訳が無かった。


1年前 No.109

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【悪夢】


わるいゆめから醒める
粘ついた冷たい汗に塗れて
枕元には読みかけの本が昨日の儘に

くらいゆめから醒める
破れそうに拍つ心臓が痛い
カーテンは朝陽を受けて柔らかく輝く

まだ震えの止まない指
手元の平穏が俄には信じられずに
もう過ぎた筈の過去は
未だに私を搦め取ろうとするから

私、は
安堵に笑えば良いのかな
それとも

呼吸を整え乍ら
まだ、考えは纏まらない。


1年前 No.110

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

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1年前 No.111

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【玉葱サラダ】


玉葱サラダの玉葱は
自らを玉葱と規定するのか
サラダで在ると任ずるものか

鰹節とドレッシングは
玉葱を彩る為の装飾なのか
サラダの構成要件で在るものか

さくり、

ご馳走様。


1年前 No.112

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【さよなら、と】


さよなら、と
私は云う

だから寝床は
硬く破れたままが良い

さよなら、と
私は云う

だから天気は
澱んだ曇りのままが良い

さよなら、と
私は云う

だから友達は
私を忘れたままが良い

さよなら、と

さよなら、と
私は云う

だから世界は
このままで良い

このままが良い。


1年前 No.113

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【微睡】


緩い寝間着だけを着て
眠るように生きて居たい
何も握らず
何にも縛られず

緩い寝間着だけを着て
微笑むように旅立ちたい
掌は空のまま
胸も空のまま

通り過ぎるものだけが
何時だって透明だ
握れば腐る雨粒のように

緩い寝間着だけを着て
微睡むように

微睡むように。


1年前 No.114

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



ストーカーと純愛の差が分からない今日この頃(´・ω・)
つか恋愛が“美しい”なんて何故思えるのか。

1年前 No.115

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



詩、と云う表現方法が
今や(この国では)絶滅危惧種になったのは
内向きの議論に終始してるからだよ、と
感じてしまう今日この頃(´・ω・)

1年前 No.116

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh



サザンの新曲を聴いて想う(´-ω-)
ことばの重力を断ち切った【詞】は
充分に【詩】としても君臨し得るのだなぁ…。

天才だから、と云えば終わる話だけども
諦めたくはないぞ(。・ω・)

1年前 No.117

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【memento】

生きること、
それ自体が
ひとつの光であるなら

死、を
千変万化の死を
語る事でしか

ひかりの輪郭は語り得ない
の、だろう。


10ヶ月前 No.118

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【Paint it blue】


純粋なんてものは
例えるなら油性の青いペンキだ
無限の豊潤さで拡がる雑音を
退屈な青に塗り潰すエゴだ、


5ヶ月前 No.119

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【世界五分前仮説】


昨日など存在しない
世界の総ては五分前に創られた

明日など存在しない
今日の私は今日いっぱいで死ぬ

おやすみ、おやすみ
有りもしない昨日の話なんて忘れて

おやすみ、おやすみ
明日の事は
明日を生きる私に任せよう。


5ヶ月前 No.120

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【詩】


設計図は持たず
完成形も知らず
定義さえ曖昧な

それでも
それでも、と
私達は

徒労を徒労と知りながら
それでも、泥を捏ねる。


4ヶ月前 No.121

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【読】


切実に
喰らう様に
隅々まで腑分けをする様に、

書架に並べた千篇の詩集も
血肉に残せなければ意味は無い
幾つの言葉を私は
読めた、と云えるのだろう。


4ヶ月前 No.122

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【not尾崎】


何枚の窓ガラスを
壊して来れたのだろう、

夜の校舎の
窓ガラスを壊した先になど
自由も解放も有りはしないよ、と
嘯いてはみたけれど
向こう側の景色を
私は知らない儘

何枚の窓ガラスを
壊せずに
今、


4ヶ月前 No.123

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【友達よ】


友達よ
私の棲み処を
あなたは尋ねないで欲しい

友達よ
やがて来る永訣を
あなたは知らずに生きて欲しい

時折思い出し
機会が有れば連絡を、と
ひとつ思って忘れるような
気軽な記憶の儘

友達よ
唯、それだけで。


3ヶ月前 No.124

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【イルカの夢】


イルカになるとは
どう云う事なのだろう、

前後左右が同時に見えるなら
こころは世界と対峙し得ないのだろうか
反射音で認識する世界とは
時間だけを数える一次元なのだろうか、

不完全な夢想のイルカは
今日も窓の向こうに泳ぐ。


3ヶ月前 No.125

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【書】


一本の
朝顔の蔓の螺旋にさえ
いのちの言語は
刻まれて居る

一粒の
路傍の小石の模様にさえ
しぜんの物語は
刻まれて居る

装丁された儘
開かれる日を待つ書物
世界と呼ばれる図書館の
その入り口に

術も無く
立ち尽くす、私達。


3ヶ月前 No.126

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【輪廻】


むすんで
ひらいて
いのちつきて
むすんで
またひらいて
てをつないで
そのてを
つぎに、


2ヶ月前 No.127

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【熱】


沸騰する七月の水槽
ガラス越しの輻射熱
気付き損ねた雨蛙は
白い腹を上に茹だる
沸騰する七月の水槽
ガラス越しの輻射熱
気付き損ねた私達も
白い腹を上に、


2ヶ月前 No.128

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【青空】


今や
The blue heartsは
馬鹿にしか唄えない
歌と成り果てた

今や
Imagineを唄えるのは
テロリストの謗りを受けて
退かぬ奴だけだ

メダルを貰ったBob Dylanの
口が封じられる日も遠くはない
墓碑銘は風が削るだろう

戦争を知らない子供達の
これが選んだ未来、

美しい世界なんだってさ。


1ヶ月前 No.129

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【月】


悲しいと書いて
悲しさを書いた積もりになる
猥褻な営みを書いて
エロスを書いた積もりになる
即物の重力に囚われた私達

月は、果てしなく遠い。


1ヶ月前 No.130

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【aurea mediocritas】


詩人の
詩人による
詩人の為の詩なんて
つまんない

初めて詩に触れた人が
半分ぐらい読めて
半分ぐらい謎を残す

その辺りが
私の目標。


27日前 No.131

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【まぁだだよ】


幾つになっても
死ぬのは
怖いね

望外な程に永く生きたから
もう良いよ、と思う日も有るけれど

幾つになっても
やっぱり
怖いね

もういいかい、
まぁだだよ、と

あと少し
もう少し。


19日前 No.132

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【金魚救い】


銀色の網で
無造作に掬われた金魚は
静かで広々とした
シルバーアロワナの水槽に
その未来を移された、

賑わう
午後二時のペットショップで。


17日前 No.133

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【生老病死】


緩やかに
穏やかに
日々
私たちは
死んでゆく

緩やかに
穏やかに
日々
私たちは
受け容れてゆく

それで良い
それで良い、と。


8日前 No.134

雨降り☆AbEaVPaDAL0x ★SOFTBANK=s7vvki1cQh

【地上絵】


なんでもない
今日と云う日に
ひとつ、点を穿つ

なんでもない
明日と云う日に
ひとつ、点を穿つ

いつか
日々から離れ
昇ってゆく刻に

どんな絵を
私は見るのだろう。


2日前 No.135
ページ: 1 2

 
 
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