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雑学

 ( 詩投稿城 )
- アクセス(10208) - いいね!(32)

×× ★2SPrUvRJCE_jNF

称えられる歌で
終わらない涙を

この鬱蒼とした森から
抜け出せるかな

だれのため?
だれのため?

僕に殴られた
世界は許してくれる
僕がそう言う


病気の名前を
考えたんだ
朝になるまで

ずっと、ずっと、ずっと
卑怯な奴さ


感情は念力で丸まって
頭の坂を、転がってゆくだけ

脳から、眼へ
脳から、指へ
脳から、口へ

話してあげる
頷いてくれよ
これが雑学

6年前 No.0
メモ2017/12/02 03:07 : ×× @spica10★xRWuqdRVfZ_PHR

いいね32回ありがとうございます。


はちさん、さうさん

励みになります。ありがとうございます。

ページ: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10


 
 

夜識 @tearsclown ★AiSbE57L75_UlT

君が残してくれた ただ一つの思い出

 【桜の栞】

あの日君が連れてきた春を閉じ込めて
死んでいく季節に涙を流す
逸るように輝く太陽の強さに負けて
僕はその肌を小麦色に染めていく

君はあの人同じ柔らかな笑みで
僕の名前を呼ぶんだ
誰よりも春が似合う人
誰よりも別れが似合う人


その手を掴むことはしない 君は自由な人だから
その足を止めることはしない 君は強い人だから


だから どうか 僕を忘れないでいてほしい
何かあった時や 疲れてしまった時は
僕のところへ帰ってきてほしい

色付いていく夏に
溶けてゆく君よ

約束を残しておこう
次の季節が死んだ日に
僕が生まれた日に
ただ一言 君からの言葉を


それだけで僕は
また 次の季節を生きていける

3年前 No.601

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_8cw

街灯がしつこく滲んでいく
転がる秒針と擦り減った靴底
あの人にはなれないと
歌のように口ずさむのが癖になった

外された罠の仕掛けを確認しながら
痛みを少し思い出してる

悲しくては
悲しくては
恥ずかしくて
隠れた舌の奥


煌さんこんばんは。すみません、返事がかなり遅れてしまいました。
再び投稿して頂けて嬉しいです。

「外はもう空っぽ」から始まる言葉がリズム良く、まるで歌詞みたい。
真夜中から朝にかけてとぼとぼ歩きながら一人帰る学生を想像しながら読んでいました。
「傷心、笑える、蹴飛ばした」「この皮膚を剥いですべてを忘れに行こう」の表現がすごくツボです。
よろしければまた来てくださいね。

3年前 No.602

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_8cw

夜識さんこんばんは。返事遅れてしまって申し訳ありません。投稿ありがとうございます。

夜識さんは優しい詩を書きますね。選ぶ言葉が儚くて綺麗です。
「君は自由な人」、「君は強い人」と言う「僕」は対照的に弱い存在なのですね。
「君」が自分を忘れないように見えなくなるまで見送っているような、そんな寂しさを感じました。
もしかして「君」は季節だったり。夏に溶けてゆく春と置き換えるとなんだかしっくりきます。
夜識さんのタイトルの前に添えるイントロのような一文が好きです。また是非いらしてください。

3年前 No.603

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_ejo

月夜に一番近くなる時間
心音を悟られちゃいけない
銀色の垂れ幕を眺めながら
黒くて冷たい熱に乗り込む

下界に流れる虹色の地脈
頬まで伸びた髪をなぞった
虫たちの羽を借りながら
騒がしい雨空の上を飛ぶ

大事な事は復唱しないとすぐ忘れるから
頼りないところは見ないで

血が枯れて君が来て
心が満ちて夢も果て
紙の蝶が羽ばたく姿を
ずっと想像している

夏が荒れて秋を見て
春は夜明け冬の果て
なんてことない予感が
ずっと気になってる

3年前 No.604

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_ejo

街は包装紙のなか
泡の夜、歪む夢
本当に飛べるまで伸ばした翼の音

鼻の奥に当たる
西の冷気、鳥の声
残ったアスファルト蹴って旅立つ


朝に気付かない君と傘に入って
国境線を指で決めながら
目まぐるしい景色の次の彼方まで

3年前 No.605

夜識 @tearsclown ★AiSbE57L75_UlT

私たちは この世界で生きている

 【好奇心に殺された猫】

真綿で首を絞められるような
ひきつる頬に現れる 優しい世界
みんながみんな 誰かに優しい世界

私を示す手段は いつだって他人に委ねられていて
私が私を示したところで
他人に否定されれば 私は消えてしまう

そんな 優しい世界

誰もがみんな 自分は優しい人間だと思っている
優しい人間の猫を被っている
その笑顔の下には
汚い 汚い 欲望が潜んでいるのに


私たちは生きている
この汚い世界で生きている
ぬるま湯の中を掻き分けて進むような毎日に
少しずつ殺されながら生きている

明日の私はどうだろう
笑っているのだろうか
また ひきつった顔で

切欠を作ってしまおう
この世界を 壊すための切欠を
私がこの世界で 初めての1人になろう

どうなってしまうかわからないけど



ああ やっぱり
消されてしまうんだ
世界に相応しくない私は
存在ごと全て

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

××さん
前回の詩の最後に書こうと思っていたのですが、忘れてしまっていました。
いつもお返しありがとうございます。
私もどこか懐かしいような気がします。
どこかですれ違っていたのかもしれませんね。

3年前 No.606

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_ejo

夜識さんこんばんは。投稿ありがとうございます。
夜識さんも懐かしく思いますか。やはりどこかで見かけているのかもしれませんね。なんだか嬉しいです。

マイノリティが許されない猫たちの優しい世界で必死にもがく「私」を想像しました。
「私がこの世界で初めての1人になろう どうなってしまうかわからないけど」
が希望のように感じられるのがまた悲しいですね…。
この詩の言う「好奇心」は何なのでしょう。「私」の切っ掛けのような気もするし、猫たちの欲望のような気もするし。
こうやって考察できるのも楽しいですね。
また是非いらしてください。

3年前 No.607

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_De2

夜、泡を立てて
都市ごと飲み込むカバ
もう、襟を緩めて
頬を這う髪を指で撥ねた

踏み潰された虫の残骸に花は無く
一斉に水面に向かう夜行性の魚

僕らは白い空に着いて
一瞬の隙に息を溜めて
深く潜る

次に会う時はこどもか大人かな
今度は遠くまで行ってみよう

3年前 No.608

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_Xcl

夕雲溶けた後はただの夜
鱗を散らして小魚が逃げる
ロマンを口にしたあの男はもういない
余る電力

あなたはその小さな窓から
こちらを見てるだけ
やけに綺麗な瞳で

靴底に引っ掛けた季節は夏
煙を吸い込んで少し咽る
予感を歌にしたあの女はもういない
迫る低気圧

あなたはその僅かな風で
安堵させたいだけ
やけに火照る心を

渦潮巻く水面
もう誰もいない

わたしはその小さな窓から
わたしを見てるだけ
やけに遠く見えるのは

/日向

3年前 No.609

×× @spica10 ★yMOZQps0Qb_Xcl

都合が良いね記憶って
魂の存在を認めない奴らの
夢に出てやる

弱さへの冒涜が好き
この網膜を過ぎた火花は
余韻まで鮮やか

寒夜に蘇る
未練に眠れないなら
一緒に落ちるか

良い話には後がある
馬鹿になるのは飽き飽き
裸眼じゃ不正解

浮世に道連れ
世間に蹴りを入れて
一斉に逃げるか

この手を信用してるみたいだけど
今どこか分かってるの
都合が良いね記憶って
未練に眠れないなら
いっそ一緒にどうか

/非科学的

3年前 No.610

×× ★Android=rBpd7YKUx6

この現象に学者は興味がない
悪い風を受けたら
そろそろ時間が解けるよ

きみだけを好きなひとはいない
孤独とは呼ばないけど、やはり寂しい

黒い海を渡った素足が綺麗で
すっかり目を離したら
天球儀は今にも止まりそう

きみだけを好きなひとはいない
対向車線の彼らも、去っていくだけ

誤射ひとつで世界は変わる
尽きない道徳は盾にならない
不足を満たすのは、いつだってきみの目

きみだけを信じるひとはいない
剥がれてしまった雲母を、誰に託すの

2年前 No.611

×× ★Android=rBpd7YKUx6

兵士たちは手紙をしたためる
睡魔が抜かれた世界に
街をまたひとつ建設した

父母たちは夕食をしたためる
過半数の支持を得たら
勝利者だと教えられた

思わず笑ってしまうような
出来事が昨日にはあったな
限りないようでいつも儚い

ありふれた海原であなたと
傷ついた素足を温めながら
くだらないようでいつも尊い

2年前 No.612

×× ★Android=rBpd7YKUx6

世界はひとつ
レコードを持って産まれた
地表の薄氷を踏みながら
昨日雷が落ちた場所を探してる

世界はひとつ
スープを飲み干して出掛けた
大樽の酒の海に潜りながら
昨日君が落ちた地獄を探してる

無限の中に帰っておいで
ここはフィクション

潰れたブドウの血を
畑と皇居と偉大な炎に
今年も捧げるのさ

無限の中に帰っておいで
誰にもつけられないで
有限なんて口にしないで
ここはフィクション

/原作

2年前 No.613

夜識 @tearsclown ★iPhone=nSOLg8Ps2F

いつだって 憧れてた


【淡水魚は死に行く】


この世界という水槽の中で
僕は ぐるぐると 泳ぎ続けているけれど
そこには 夢も 希望も 与えられていて
不満なんてなかった

君は そんな僕なんて見向きもせずに
悠々と世界を泳いでは
立ち止まったり 振り返ったり
それでも 最後は必ず前を向いて

回り続ける僕とは大違いで

優しい世界は息苦しい
そう 気付いたのは いつだったか
きっと そんなに前のことじゃない
けれど きっと 昨日のことでもない

ただ 君という存在を知らなければ
きっと気付かなかった感情だろう


僕がアクアリウムで泳ぐ淡水魚なら
君は海を泳ぐ海水魚で

多くを捨てる僕とは違って
君はいつも 大切な何かを抱えてる

嗚呼 僕も そちらで生きられるだろうか
何も与えられない 自分で掴むしかない 世界で
そこはきっと 冷たいけれど

ここよりも生きていられる気がするんだ





そこに行けば死んでしまうとわかっていても
望んでしまうことは罪でしょうか

2年前 No.614

×× ★Android=rBpd7YKUx6

夜織さんお久し振りです。投稿ありがとうございます。
なんだか胸が苦しくなる詩ですね。日々感じてる自分の中の劣等感が溢れてくるような…。
夜織さんの綺麗な文を追っていくと、淡水魚の体に浮かぶ波紋が目に浮かんできます。世界観に浸れる文章を書いてみたいものです。
またどうぞ。

2年前 No.615

×× ★Android=rBpd7YKUx6

横目の街並に憂いを抱いて
稲穂にあなたは隠れた
開発が止まらない
ターミナルには停まらない
もう恋だけじゃ足りない

鮮やかな瞼の裏へ潜って
晴天にわたしは落ちた
無線は繋がらない
衝動的じゃ済まない
この血だけじゃ償えない

きらりセピアに褪せるのは
あなたを除いて全て
ゆらり揺れる炎の中には
あなたを除いて全て

なにを恐れていたんだっけ
夢にも出てきたのに

横目の街並に憂いを抱いて
稲穂にあなたは隠れたきり

/盲目

2年前 No.616

×× ★Android=rBpd7YKUx6

温い溝を肺に満たして
咳して笑って疲れた
くねくねうねる森を交わして
睡魔の世界まで話していよう

女の子が消えたらどうする
男の子が消えたらどうする
兎がはしゃぎ回って
埋め尽くしてく黄色

知らんぷりできない事が起きる
知ってる呪文じゃ追い付かない

沼の蛙の目を借りて
咳して察して黙った
死に損ないの太陽は近い
火星で安心できるとは限らない

女の子が消えたらどうする
男の子が消えたらどうする
いつも眺めていた嵐は
瞬きする間にそう

/最後は春

2年前 No.617

×× ★Android=rBpd7YKUx6

カメラはもう必需品
フラッシュ焚いて星が燃えた
痺れる程の静寂
天気予報は永久に外れる

情熱が散らばった方角できっと
あの時の答えが聞けるはずなんだ

冬空の汽笛も
国家の言霊も
あなたの息吹も
途絶えてしまった
日常は恐ろしいと
分かってたのに

2年前 No.618

りら ★iPhone=GBzT6EMKKg


別れの季節ではない

遠くへ行くのになぜか切符が必要だ。
重くもないのに、大変なフリで大忙し

留めてあなたに伝えるのは
一方通行すぎてとても惨めだ

理由はいらない
悲しみの理性だけ背負って
ただ、覚えていてほしい



.冬の荒野


________

お久しぶりです!
>>616 の詩がすごくステキだなと思い、
お邪魔させていただきました。

2年前 No.619

×× ★Android=rBpd7YKUx6

りらさんお久し振りです!久しぶりの投稿懐かしくて嬉しいです。
冬の荒野ってタイトルすごく好きです。
別れの季節ではないという強い否定や、ただ私を覚えていて欲しいという文章から
冬の痛いくらいの寒さをひりひり感じました。

>>616 は私も結構気に入っているのでそう言ってもらえると嬉しくなります(笑)ありがとうございます。
またどうぞ。

2年前 No.620

さとね ★Android=188DFrgJtd


すっかり薄まった秋
スプーンであと二回しもすれば
初めての冬が来る
あたしは血の成分には興味ない

重なる流星群
ステージの上に出口を探した
アイコン飾れば無罪
ハッシュタグで放免
いま混ざりあう野望と希望

からだが季節に応えるようだ
ぎゅっと目をつぶるから
迷いなく抱きしめてよ





2年前 No.621

夜識 @tearsclown ★iPhone=nSOLg8Ps2F

空想で終わらせるな


【未来列車】


叫んでたんだ 弱さに甘えていたんだ
わかってたんだ
こんな僕じゃ いつまでも強くはなれないって

決められた時刻表に
安心して 有耶無耶になって
自分一人じゃ何も出来ないくせに

曖昧が好きで (決めきれなくって)
誰かに任せて (責任が嫌いで)
誰かのせいにして (僕は関係ないって)

そんなんばっかでどうすんだよ

わかってんだって 人に言われなくても
僕はただ強がって 認めたくない
最低な弱虫なんだって

どこで止まってるんだ 未来の僕は
いつまでも鈍く錆び付いて
聞こえてるんだろ? 気付いてるんだろ?

追い越してくよ あの日の僕が


わかってんだろ いつまでも優しいままじゃないって
生きていくよこの世界で 僕は僕の足で
ホームで立ち止まったままの未来の僕へ


君の未来は僕が持っていってしまうから

僕が未来を作るから

2年前 No.622

×× ★Android=rBpd7YKUx6

ささやかな秋が尽きても
あなたはまだ許されない
三度目の恋に撃たれても
わたしはまだ気付かない

血を吐けば残りは綺麗さ
感極まって泣いた夜なら一層

微熱が溜まったまま
二人は黙ったまま


さとねさん投稿ありがとうございます。
なんとなくですが、さとねさんの詩変わった気がします。言葉が柔らかくなったというか、うまくは言えませんが。
どこかで女の子らしさを感じるのは変わらないのですが。なんでしょうね。
またどうぞ。

2年前 No.623

×× ★Android=rBpd7YKUx6

都市開発の最中、逃げ出す
発展途上の最中、揺るがす
もうすぐ氷河期だから

二時を指す時計
車輪の眼はまだ熱い

振り返るくらい遠く
振り切るくらい早く
できるよ


夜識さん投稿ありがとうございます。
熱意のある内容なのに、夜識さんが書くと優しく感じるのは夜識さんならではの魅力ですよね。
歌詞のように読みやすいのでより前に進む決意が伝わってきます。
またどうぞ。

2年前 No.624

きなこ ★iPhone=cIWUVqboxI

Alzheimer

今日も噛み砕いた骨を踏みしめて
人は群れを成した

正午の夢のように 私は
慣れ親しんだ熱と
横顔さえも思い出せない

風化した世界に取り残される
突拍子無く 前触れ無く
目を開ければ独り

晴れた高台の向こう
香りの良い花が映えたので

それをただ 皺の多くなった手に
特別と遠のいた 何でも無い日こそ
握らせたくなる


お久しぶりです!お元気でしたか。
めっきり寒くなりましたね。

最近はイメージを一つ決めて、それを崩さないような言葉達を探すのが楽しくて仕方ありません。

実はお久しぶりです、と言いましたが
ちょくちょく拝見してました(笑)
題名の無い詩が特に好きです!
良い意味で胸が締め付けられました。
またお邪魔させて下さい^^

2年前 No.625

×× ★Android=rBpd7YKUx6

測り知れない深さに沈んだ
世の美徳が止んだ夜に
無邪気に服を脱いで
駆けていった

1,999,444,611,700,000
羅列の海を泳ぐ
肌を波が編む

零れる羽も構わずあなたは
この儚さに息を飲んでいた


きなこさんお久し振りですね!元気ですよ。
きなこさんもお変わりないですか。

なんて悲しくて綺麗な詩なんでしょう。正午の夢という曖昧さがまた虚しいけど淡くて美しいですね。きなこさんの言葉のセンス抜群で羨ましい。
最近ということは、メビリン以外の場所でも詩を投稿されてるのでしょうか。

このアクセス数にはきなこさんも加わっているのですね。嬉しいです!ありがとうございます。
またどうぞ。

2年前 No.626

夜識 @tearsclown ★AiSbE57L75_UlT

この世で一番残酷な人


 【どうせ愛されないのなら】


君はとても優しい人
不特定多数の誰にでも 優しい人

君があの子を一番頼るなら
君があの子を一番心配するなら
君があの子を一番甘やかすなら
君があの子を一番大切にするのなら

僕は 君に一番嫌われよう
それがきっと 幸せだ

君の記憶の片隅で
その他に埋もれて 見えなくなってしまうくらいなら
君に嫌われて 嫌われて 嫌われつくして
忘れたくても 忘れられないやつになればいい

そう 思うのに

優しい君はどこまでも残酷だから
僕を嫌いになる前に 全て許してしまう



やめて やめてよ
僕を嫌ってよ



僕を他の誰かと一緒の存在にしないで

2年前 No.627

×× ★Android=rBpd7YKUx6

夜識さんお久し振りです。遅くなってごめんなさい、投稿ありがとうございます。

今回は好きな人の記憶に残るために嫌われようとする内容みたいですが
この「僕」を夜識さんに置き換えると嫌なことをする夜識さんが想像できないので違和感がすごい。(笑)
僕を他の誰かと一緒の存在にしないでという最後の文章が刺さるようです。
ふと、スピッツの「恋は夕暮れ」を思い出しました。
またどうぞ。

2年前 No.628

×× ★Android=rBpd7YKUx6

真昼のピーク、木の下で
おおきな陽炎を捕まえてよ

疲れたポーズ、木の下で
変わらぬ猫舌を気遣ってよ

旅支度もまだ終えないまま
かつての海原で待ち合わせた

君を含めた誰かを待っている
生き長らえた鈍い鱗が

2年前 No.629

×× ★KdH3QBD5M4_nHx

黄昏に追い着きそうな時刻
夜更かしの瞼を自虐的に笑う
曇りガラス頬杖を崩して
遠いビルの形をなぞった

ある朝の埃を全て固めて
楽しいところまで飛ぶのさ

ホテルに一番近い駅の気配が
寂しくなった後もずっと見つめた
乱暴すぎる雑踏に釣られて
間違えてしまったステップ

ある朝の不安を全て吸って
厳しいところまで歌うのさ

とても狭い場所で彷徨いながら
使わない凶器を隠したかった
ひどい空気の外はやっと
黄昏に追い着きそうな時刻

凍える朝の埃を全て固めて
見下ろせるところまで飛ぶ

凍える朝の不安を全て吸って
忘れられるところまで歌う

夢から覚めても
夢から覚めても

/フリーラン

2年前 No.630

夜識 @tearsclown ★AiSbE57L75_tvs

僕と一緒に死んでください


【死にたくなるような恋をした】


あなたはどこまでも眩しい人だ
僕の世界の中で 一番輝いていて
どこにいたってその光は僕まで届いて
僕の世界を照らし出す

あなたはどこまでも正反対な人だ
僕と観てる世界が 全く違っていて
僕には汚く見える世界でも
あなたには美しく見えるんだろう


きっと僕が
一緒に死んでと言っても
きっとあなたは
一緒に生きようと笑うんだろう

泣きながら殺してって言っても
笑ながら生きてって言うんだろう

それが僕にとってどれだけ残酷か
あなたはきっと わからないし
僕はきっと 伝えられない


どうかあなたは 僕の歪んだ想いには 気付かないでください
どうか僕が 居なくなったことにも 気付かないでください
月日とともに 僕を忘れてください


どうかゆっくりと あなたへの愛とともに
僕を腐らせてください

2年前 No.631

×× ★9m3WpFPbb7_nHx

都会の息が目に余る
同類の光を細く伸ばしながら路面を下って行く
管制塔は東にある
濃い味の深夜

紙の香りであそこまで浮きたい
あなたの嘘でそこまで行きたい

写真の丘に手を添えた
温度の差に脆く滲みながら窓辺を滑って行く
裏面にはミラクル
効かない呪文

もしも青春に我儘が叶っていたら
叶わぬことがあることも知らなかったろうな

冬の間はさいごまでやりたい
あなたの量でそこまで生きたい

ひたすらに尋ねてもいいかい
無情な明日より焦げそうな今日に

2年前 No.632

×× ★Android=rBpd7YKUx6

夜識さん、返事遅くなってごめんなさい。いつも投稿ありがとうございます。
夜識さんの自虐的で苦しくなるような内容とは反対の綺麗な言葉と世界が今年も読めたら嬉しいです。
今年もよろしくお願いいたします。またどうぞ。

2年前 No.633

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

スカートから漏れた夢の油
破れた紙の穴から覗き込んだ
夏の影より濃い陽炎

街の隙間で待ち伏せても
どうしてか何も言えない震える口を
優しく塞ぐ君の脆さ

記憶からつくる水晶玉
隠れたモザイクの中には
テレビより鮮やかな楽園

憧れより熱く、悲しみより深く
息もできない此処が楽しいのさ

街の隙間で待ち伏せても
どうしてか何も言えない震える口を
優しく塞ぐ君の脆さ

茨の道路で轢かれても
耳鳴りと同時に聞こえた言葉は
心地よい響きと温さ

/天国への準備

2年前 No.634

夜識 @tearsclown ★AiSbE57L75_tvs

大人な彼女の 子供な態度


 【すっかり熟した恋心】


嫌い 嫌いよ だーい嫌い!

君は艶やかな唇で
甘えた言葉を嘯いて
その実その瞳は ゆらゆら揺らめいて

はいはい 知ってるよ

僕は苦笑しながら君の言葉に頷いて
わざと背中を向けて 君を放っておいて

君が知らんふりをした僕の背中に
触る時を待っている

寂しがりな君は
嘯くくせに いつも不安で
僕がどんな反応をするか知りたくて
でも 嫌われるのは怖くて

知ってる 知ってるよ
君の瞳が揺れる訳
ほんとはそんなこと思ってないくせに
知ってる 知ってるよ


ほんと かわいいなぁ


――――――――

相変わらずのネガティブ全開だと思いますが
今年もよろしくお願いします

2年前 No.635

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

気球は全て降りてきてしまった
駆け抜けた後みたいな呼吸を殺して
草むらに隠れる虫の眼で見つめた
動かない機械

情けないけど君より弱いみたい
胸を叩いても火は消えない

無人の博物館で見失ってから
古い時計のアラームは止まらない
低反発の闇に沈みながら考えた
揺らめく未来

情けないけど君より弱いみたい
羽をたたんでも夢は覚めない

情けないけどまだ認めたくない
静かな夜明けに起きてきて
これだけひとつ覚えていて


夜識さん投稿ありがとうございます。
今回はあまりネガティブには感じられませんでした。
夜識さんのように時に真っ直ぐに、時にくねくねと曲がる一途さはまねできないです。
またお待ちしてます。

2年前 No.636

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

砂漠の色に奪われていく
もうひとつの太陽
息を止めたり吹き返したり
神秘の上で二人きり這う

救えない奴ばかり
危険な日なんてないのよ
あなたの瞳は重すぎて
割れた時が一番煌く

天井から剥がれ落ちた鱗で
閉められない窓を忘れた

嗚呼おっしゃる通り
機嫌は気にしすぎないでね
わたしの炎は近すぎて
焦げた時が一番ときめく

恥ずかしいバグを潰していく
もうひとりの大人
目を覚ましたり夢に入ったり
白旗の中で二人きり動く

静電気を帯びた冷たい肌を
蜘蛛の牙で仕留めた

/コントラスト

2年前 No.637

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

誰にもバレないさ
砂糖を輸入してこい
昔葬られた噂の根源
究極の夜へ

ルールは決めてないんだ
彼の返事を待っていれば
歌が聞こえる

集中しなよ
黄金を手に入れてから
お前は見る影もないな
それ以外はいらない
取り返しのつかない
悪夢の穴へ

その誇りを渡してくれ
彼女の写真を離さなければ
歌が聞こえる

禁煙マークに祈ってから
映画館の空席で待ち合わせた
世の混乱に乗じて
こちらへ

古傷はまだ隠していて
蝶の様、こんな時間に
歌が聞こえる

/オリジナル

2年前 No.638

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

伝わらないゲームの途中で
耳が痺れそうな列車の轟音はスリル

闇の中で作られた粘土の城
気が変わりそうな君の咳が聞こえる

深いセピアの煙、仮面を置いて
感性の形を知った部屋で

深いセピアの煙、地図は頼らず
卵の中身を知った今でも

余裕は無いし、紙幣は数えない
薬も効かないし、テープはもう少ない

幸い季節は止まり、服も着ないで
脆いタワーの一番上
深いセピアの煙、恐れず吸って
感性の形を知った
初めて

/体験談

2年前 No.639

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

白銀の地獄へ向かう道
お前のナイフは新しくて怖い
夢に出た炎の正体はただの
凍えるような朝と
約束をかじる虫

生まれ変わっておいで
明日の夕暮れを背負って
生まれ変わってきたら
昨日の坂道を外れて

波間を挟んで揺れる蒸気
俺の歯車は錆びていて痛い
費やした犠牲と栄光はただの
追い抜かれる光と
忘れ去られた街

生まれ変わっておいで
明日の手帳をめくって
生まれ変わってきたら
昨日の行方を変えて

このコップを割れば
着いてきた過ちを追い出せそう
こんなコップを割れば
もう少し上手く言えそうなのに

怒られるような恥ずかしいような
こどものようにおとなのように
俺もお前もそうさ

/悪者

2年前 No.640

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

氷点下の宇宙に浮かんで
さっき思いついた言葉を千切ってる
君さえ眠ってしまう危険な夜に

デジャヴを少し混ぜても
買ったばかりの枕は少しも濡れない
風さえ止んでしまう危険な時に

車輪に絡まった鎖を上手に解けば
あの空の境まで知れるよ

一番遠い証言台から伝えてほしい
あの時はごめんなさいって

2年前 No.641

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

夏の気配のまま
何か呟いた影の染み
幼い夢を閉じ込めるように
出口を塞いで溺れた

あなたが遠くからやってくる
ひどくぼやけながら

冷たい床を探す
長い欠伸につられた昼
短い夢を繰り返すように
呼吸を聞いて眠った

あなたが遠くから追ってくる
ひどくぼやけながら

あなたが遠くからやってくる
ひどくぼやけながら

2年前 No.642

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

避雷針は壊れていて、行き場のない光
砂場には助けられなかった子
あの頃の落書きが止まる

己の美意識で戦う
俺の手を取って

2年前 No.643

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

言葉に似てる
必要としたものが違くても
帆布が強くはためく
反転した色のまま飛ぶ

似合うものはあるよ
ここじゃなくても
儚いだけじゃ続かないの
必ず

私に似てる
必要としたものが違くても
果物の皮に守られてる
集めた匂いに隠れてる

似合うものはあるよ
ここじゃなくても
憎しみだけは続かないの
必ず

ひどい寝顔を撮って
来年の私にまた見せて
くだらないことで輝いた
鏡の中で

もしも
そうじゃなくても
その時だけは許されるの
必ず

2年前 No.644

クレア @whitehorse ★Android=SmhdbNRVu8



コラボは御断りするわ


勿論演奏中の撮影もよ


なるべく音に支障は出したくないのよ


コラボレーションは他の音と混じって乱れるだけ

御呼ばれしたのは光栄よ


だけど個人で静かに演奏したいの


謝礼費も結構よ


それでは ごきげんよう


私、これから演奏なの


もう行くわ


***

××さん>

こんにちは、そして遅くなりましたが今年も宜しくお願い致しますm(__)m
今回の詩は今までの体験を元にツンツンとしたソリストを描きました。

下手ですが読んでやって下さいm(__)m

2年前 No.645

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

クレアさん、こんばんは。お久しぶりですね。
お元気でしたか。

クレアさんの詩は場面を想像しやすくて、読んでいて楽しいです。
ライトで光る舞台に消えるソリストの姿が、なんだか映画のラストシーンのように浮かびました。
クレアさんもコラボよりも静かに演奏したい派なのでしょうか。
投稿ありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。

2年前 No.646

夜識 @tearsclown ★AiSbE57L75_tvs

それでも僕らは生きていた


 【上書き保存を希望します】


掻きむしった心の奥に
閉じこもって じめじめしてる
いつだって僕は僕が大嫌いだった

言葉はめんどくさくて
意味はわかりたくなくて
いつも 言い訳探してる

どうせ、僕なんて

消してしまえよ この世界から僕なんて
どうせただのゴミに成り下がった存在さ
転がり落ちてく 人生というレールから
もう何も見たくないんだよ
そっと目を閉じたんだ


音に溢れる世界は
綺麗な色に染まってて
淀んだ色の僕が 惨めに思えた


誰かが笑って言った 明日はいいことあるよって
いいことなんてない僕に
明日はいつやってくるんだろう

君はいつも僕に言ってた
「君は笑っていた方がいいよ」
笑いながら言う君に
「うそつき」

笑って 笑って そう言われたって
今さら笑い方なんて忘れたよ
ただひきつった 醜い顔しかできない僕は
やっぱり そんなもんさ

潰して 僕の存在ごと
上書き保存 なんて素敵な行為だろう
きれいさっぱり上書きされた僕は
どんな僕になるのだろう

それでもきっと君は言うんだろう

「ほら、笑って」

2年前 No.647

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

この思想がますます重くなっていく
風邪気味の俺には分からない

ベッドの奥に押し込んだ切り札で
飽きた君を貫いても意味がない

冷気を切り裂く子供は鋭く
わざと吹っ飛ぶ大人はだるく
きっと悲しいせいさ
はやく寝なよ
明日起きられないよ

贅沢をしても許されている
罪は今もカウントされている
孤独になりやすいなら
はやく寝なよ
明日起きられないよ

2年前 No.648

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

感覚だけが沈んでいく
目が合わなかった時が寂しい
夕闇にさらわれていく雲に見惚れた
悪者になれなくてしっぽが揺れる

予報外れの太陽に
急かされてるよう
空白を抱きしめて
鮮やかな道は遠く

感覚だけが沈んでいく
嘘に騙されなかった時が悲しい
絡まったコードに足を取られて
どこかに出掛けた後は知らない

予報通りの寒さに
揶揄われてるよう
秒針を追いすぎて
憎らしい病が続く

この睡魔をそっくり君にうつせたら

予報外れの太陽に
急かされてるよう
少し不幸になって
始まった幻は遠く


夜識さんこんにちは。お久しぶりです。
僕のネガティブさには、どこか君への憧れを感じますね。変わりたい=上書き保存なのかな。
最後に君に言われてしまうのはやっぱり変わらないと思っているから、とか。
投稿ありがとうございました。またどうぞ。

2年前 No.649

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

安い味の酒で焼いた
喉は誰も知らない
閉め忘れた窓の向こうから
物憂げな予感が吹いてくる

弱い排気量の今日は
色が夢に足りない
少し褪せてきたあなたが
まだ崩れない想像に帰っていく

掴めそうな距離にいない記憶を
曖昧になる前に引き連れて
気高く青白い街をつくるよ

2年前 No.650

夜識 @tearsclown ★AiSbE57L75_tvs

じゃあね、バイバイ


 【キミはユウレイ】


きっと キミはそこにいたんだよ
ボクに見えなかっただけ
影だけ残して

過ぎ去ってく 君の残り香と
色褪せた 集合写真と
やりきれない こぼれた何かと
果たせなかった 言葉たち


お願い 今日を終わらせないで
褪せてゆくのを知ってて笑えないよ
お願い 昨日を遠ざけないで
忘れないであの日のことを


果たせなかった言葉は
空中分解 溶けて消えた
ああ やるせないや
ほどほどで生きるにはココは寒すぎる

ドロドロに解けて混ざり愛ましょう
もうどこにも いってしまわないように だって
キミはもうどこにも居ないよ 居ないよ 居ないの

ボクの中の褪せてくキミの
唇の色だけが鮮やかで
忘れない 忘れないよ
ボクの手を染めたキミの色を

2年前 No.651

さう ★g8w3s85v2I_EKb

人生とも呼べぬ道
底だと安心すれば
何度でも突き落とされては
まだ壊れられるんだよと自分自身に笑う

何も怖くない心算でいたのに
心臓に突き立てた刃すら
貫く事は出来なかった
未練などないのに自身の弱さに泣いた

全てを捨てた旅路の途中
本当にもう戻れない
戻る心算すらなかったけれど
辿り着けるかな

私が終われる場所に
それが閉ざされれば
私には本当に救いがない
無様な終わりより

私が描く終わり方で
せめてもの終わりを
心残りはない
私は消えるべきだとさえ思う

私は皆に忘れられたい
ただ覚えてほしいわけでもないけれど
誰かの心に何か残っていれば良いかな
私が綴り吐き出した

誰もが持っている「言の葉」を

2年前 No.652

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

雨の降り方をきみと知るよ
煙の中ではしゃぎ回る
その声を拾って息ができる

2年前 No.653

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

旅客機の中は眠れなかった
脳内でラジオが鳴り続けていたから
優しさだけで戦うひとが
追い詰められた顔をしているのは
なぜだろう

旅客機の中は眠れなかった
撮影中の同じポーズに痺れているから
静けさを埋め立てた街で
気まぐれに振り返ってみせるのは
もう止してよ

私には何も見えない
あなたが指差す幻さえ

可笑しくなるまで
笑い転げていたいよ
このままでもいいと
一瞬思った本当に

溢れ出す泥水を言いにくい名前の洗剤で
食い止めている途中の発作のような着信

眠らない旅客機の影をそっと落として
隠れていたかったのに
その日の空の青さたるや

このままでもいいと
一瞬思った本当に

2年前 No.654

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

想定していなかった理不尽さに戦いた
渡り鳥は黄昏に隠れろと言っていた

信じられないことも起きるさ
持て余した悪意に溺れそう

やっぱり間抜けなのは俺だった
複雑で単純な正解はまだ出ない

信じられないことも起きるさ
変わらない態度に狂いそう

容赦なく晴れて夏は始まる
鼻の下の汗をなでる風
並んでまで欲しくないな
同じ痛みは待てないな

2年前 No.655

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

まだ知られていないイメージの奥にいる
良くない嵐を予期した太陽が西に落ちる

借りていたもの全て返したら
逃げ場をなくした瞳に映したい
誰より気高い夜だと思い込みたい
いつもより苦しい日

あの虹が見えたら危ない
震えながら朝を待つ鳥の群れ
公園の砂利道から出られない
エスカレーターは止まってしまった

まだ知られていないイメージの奥にいる
本当は写真を撮られるが嫌い

貸していたもの全て諦めたら
25時以降の光を浴びていたい
誰より神聖な階段に座っていたい
いつもより苦しい日

2年前 No.656

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

涙を見せないまま眠ったら
もう二度と地上は潤わない
美しい写真を見ながら遣る瀬無くなったあなたは
瓦礫の山に登って何を決めたのだろう

綿の海に次々に飛び込む鳥たちの
迷いも無い眼を手に入れてしまった日

静粛な街の空を黒煙が駆ける
私にはまだ恋が息をしている
今年も綺麗な夏が来るから
まだ行けない
まだ許せない

2年前 No.657

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

このまま眠らなければどうなるのだろう
ギャンブルは冷戦中
月が一番近い死

未練たらしくて嫌になるよ
激しい幻想の最中に
一体幾つの罪を見つけてしまったの

カウントダウンが好きな人類
ギャンブルは冷戦中
月が一番近い死

地響きと共に浮かび上がる憂鬱
父よ母よ雨よ土よ恋よ
燃える体内
気体の蝶が瞼に止まる

来ないでくれよ
機械が鳴っている

/蘇生

2年前 No.658

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

潤む影
力尽きた肩
地平線に落ちた星

あなたは他の誰かとうまくいって
安らぐ緑に溶けていく

俯く髪
身に纏う秘密
工場に隠れた水面

あなたは余計なことまで知って
安らぐ闇に進んでいく

これ以上は、
これ以上は
望んではいけないと
思ってしまうのは幼い頃から

あなたは本当に読めないひとだね
この胸が軋んで可笑しい

/未知なるひと

2年前 No.659

さう ★mKfk4y3s1k_M0e

「沈黙」

約束を破りたくなければ
約束を交わさなければいい
嘘を吐きたくなければ
言葉を交わさなければいい

そう思い始めたのは何時からだろう
そう行い始めたのは何時だろう
それが叶わないと知ったのは何時だった
私は何時から其処にいなかった

約束を交わさねば
解放されない状況で
交わした約束を破ったのは
相手だったけれど

それでも愚直に守った約束に
何の意味も無い事も知っていた
それでも守り続ける自身に
問い詰めても意味がわからない

嘘に塗れて
嘘を交えなければ
会話も出来ない者の狭間で
殺した言葉の行き場は沈黙に還る

還る返る帰る
一つの約束に
嘘を吐けば
全てが変わる

ほらもう私じゃない

2年前 No.660

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

心臓に悪い夜
蘇る太陽
次の瞬間には
雨粒の中

君が言ってくれなきゃ意味がない

心臓に悪い夜
蘇る亡霊
変な笑い方で
バレた癖

君が言ってくれなきゃ意味がない

怪しい煙を吸い込み
千鳥足でここまで辿り着いてよ
世間では奇跡ばかり起こっているのに

心臓に悪い夜
覆る正夢
次の瞬間には
虚ろの中

君が言ってくれなきゃ意味がない

怪しい薬を飲み込み
千鳥足でここまで辿り着いてよ
世間で奇跡ばかり起こっているのなら

/意味がない

さうさんありがとうございます。

2年前 No.661

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

乱れた夏の髪を直せないまま
揺れ続ける水面に閉じ込められた
私たちは光る

幾千のビルは地中深くまで根付いて
住人に衝動を与える

有り余った腕と足は絡まったまま
白くて暗い霧が彼方からやってきて
私たちは忘れる

今も残った謎が解けることはなく
時々微かに思い出す

/ループ

2年前 No.662

クレア @whitehorse ★Android=SmhdbNRVu8


【a-moll】

ラドミラ ドミラド ミラドミラ

ラドミ ラドミ ラ

大人の女の思想

概念、赤いリップスティックを塗った唇から漏れる吐息

何かを囁くような仕草

もの惜しげに訴える表情

ティーヤッタ ティーヤッタ
ターヤッタ ターヤッタ

ピラリラリラリー

ラーミッド ラーミッド
ドーラッミ ドーラッミ
ラドミラミドラー

バイオリンの旋律、ラの音は心臓の部分
そこから音と情愛が生命のように浮き彫りになる

ラーーーーー‖
ミーーーーー‖

最後は完全五度二和弦で扉を締めましょう


××さん、お久し振りです。
今回は音とリズムを加えてみました。
私が音階練習をして作り上げたメロディーからの発送です。

どちらかといいますと、一人で演奏する方が好きです。


2年前 No.663

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

瞳の奥焼ける感覚で 白い夜長を彷徨う
予感は的中するかもしれない

曇天繰り返す夏の朝を
風が吹いて君が振り向けば
それだけで可笑しい

瞳の奥焼ける感覚で 花屋の周りをうろつく
僕を救う正体はまだわからない


クレアさんお久しぶりです。投稿ありがとうございます。

2年前 No.664

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

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2年前 No.665

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

蜂の速度で飛んでも一人
木陰の闇が遣る瀬無く散っていく
逃げ出す前の歌を聴きながら
増していく君の濃度を憂いた

神秘を摂らなきゃ
半分壊れた街の外で

駄目だ悟られちゃ
夢見がちな夢の中で

2年前 No.666

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

歴史の教科書に挟んだ花の栞
丘の上に立ち尽くす真っ青な巨人
微笑んでから何かを諦めて
寂しい魂を置いて行った

僕らのかわいい細胞も何時かは絶える

妄想の中まで神様が怒鳴り込む
溺れている姿も少し魅力的だった
泥の弾を撃って汚し合って
ふざけ過ぎたら三歩戻るよ

僕らのかわいい細胞も何時かは絶える
薄いビニールの中で見出してる
初恋の頃から

/怪文書

2年前 No.667

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

発汗と虫共の作戦
偶然に続いた幸運と冒険心を
錆びた列車がさらう

朝に溶け出す蝋は
徐々に判明する巨大な青空が恐ろしく
古びたポケットには
託された小さな真珠が鈍く

真夏の明け方
靴底を鳴らし黙読する人々の列を
雀の子供が先に目覚めて見ている

2年前 No.668

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

鉄の梯子を下して
馴染みのある天使が
夕闇と共に沈む

テレビチャンネルは一つ
思想は乱反射する
プラズマと空想を舌に乗せて
錬成するヒグラシの翼

私たちは必殺の槍を片手に
虚無へ突き進む
唯一の泥さえ拭いながら

/叛逆

2年前 No.669

りら ★iPhone=GBzT6EMKKg


待つことだけに意味がある
迎えに来るならそれはもう

心は動かないのに

新しいことを覚えるのは
奥深くまであいしているような

馬鹿げた感覚だね

最高の夜はいつもそう
ひとりきりでサイダーを飲み干して
ソファーに飛び込んでいる

悲しいのなら、泣けばいい
そうしないのは自分に反したお前のエゴだよ



...

お久しぶりです。
覚えていらっしゃいますか……?
時々覗かせてもらってます。
お邪魔いたしました。また。


2年前 No.670

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

りらさんお久しぶりです。もちろん覚えていますよ。投稿ありがとうございます。
サイダー飲み干してソファに飛び込むって表現、夏ならではの爽快さを感じられて好きです。すごく気持ちよさそう。

2年前 No.671

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

もうすぐ西日が差してくる
巨大な脳内に広がる架空はまだ保ててる
蜘蛛の模様から得た
予想外のアイデアはいつも味方

中性的な明日が降りてくる
自滅寸前の運転で細道をうねっていく
破れた唇から口笛
傘のいらない煙の姿もいいかも

下手糞
まだ甘い舌の上に
また新しい飴玉を放り込む
なり切れないまま
なり切れないのはアイツだ
下手糞

無数のライトに褪せた通勤時間
私の肺を満たす生活がしたい
私のラベルを決める人が欲しい

下手糞
まだ甘い舌の上に
また新しい飴玉を放り込む
なり切れないのさ
なり切れないのはソイツだ
下手糞

2年前 No.672

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

そうして
大陸が迫り上がる
砂時計は計測中です
爆破の光に飲み込まれる
真夏の青い羽

頭蓋骨を探られる
出来の悪い私の鋏を奪わないでくれ

そうして
砂漠が出来上がる
発電所は休業中です
花の種が次のベッドを目指し
集積していく

魅惑の怪しい水、買ってきてくれ
頭蓋骨を探られる
私の鋏、知らないかい

こうして
±を繰り返す
真ん中は工事中です
煉獄の風呂に落ちていく
カラーコンタクト

影はいつも怖い
頭蓋骨を探られる
出来の悪い私の鋏を返してくれ

/装備

1年前 No.673

メ−ニカ ★4MKIxRwVpr_KMC

君は
セミがなぜ
あの巨体をもってして 空を飛べるか知っているかい?

それはね中身が空っぽだからだよ
孵化の時 数年ためたエネルギ−の中身をすべてを
そこで捨ててしまうんだ

それゆえに体は穴だらけで

雨に打たれると体内に水が入って視ぬ
砂ぼこりの中に入っても砂が肺にはいって生きられない

それでも飛びつづけるのはなぜだろう

それはきっと
うまれる前から決まっていた誰かに会うために


1年前 No.674

さとね ★Android=ETMohfajlH

君の手が触れた肌という肌に
金色の呪いをかける
恋路というには余りに淡い

信じても信じても
他ならぬ君が解いていく私の夢
祈りというには余りに甘い

辿り着けないその腕に
何の価値もないことを
思い知らせてやりたいと
いま軽口叩くから、ほら、

君の声を吸い込んだ
すべての女の子たちに
金色の呪いをかけるよ
今に羽が生えて君の記憶から連れ去られるの



xxさんこんばんは。
こちらへ来るのは随分と久しぶりになってしまいました。
また台風ですね。お互い気をつけましょうね。

1年前 No.675

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

赤い熱気球堕ちる砂漠の穴
電磁バリアはやはり使い捨て
薄曇る段ボールの底は
未知の力を秘めている

生まれ持った瞳から
あの虹光が離れない

黄金色に錆びたアンテナ
電磁バリアはやはり使い捨て
昨晩の嵐の隙をついて
透明な切り札を掲げる

生まれ持った瞳から
あの虹光が離れない


メーニカさん投稿ありがとうございます。

1年前 No.676

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

幻影を追い続けたパパラッチ
君はいつも夏を嫌う
灼熱の花がアスファルト埋める
低空飛行を続ける取材カメラ

指から潜入する催眠術
キスを邪魔する副流煙
遅延切符を握りしめて

瓦礫は野良猫の住処
君はいつも雨を願う
孤独の渦が水たまりを真似る
鼻孔をかすめるスターダスト

くびに命中する高周波
月から静観する白昼夢
理科室で口ずさんで


さとねさんこんばんは。さとねさんがここへ来るよう念じておいて良かったです。
台風大丈夫でしたか。天気が不安定なせいか暑くない日もあったりして、hello,my friendが聞きたくなります。
また念じておきます。

1年前 No.677

さとね ★f8EDJrloXn_n8C


Aメロくちずさむ夏の終わり
台風の尾っぽに巻き込まれないように
気をつけて行ってね

薫り立つ失恋になぜか私が泣いた
いつかは君も何かに成って
飛び交う電波に喉を切られる
それでも大丈夫

検閲をくぐりぬけ
希少言語で通信交信
ギガバイトに邪魔されるほど
野暮な私達ではない

いつかきっと編み出す新しい手段で
夕日の差す観覧車のなかで
恍惚の味を知りたい
誤って死に急いでしまうほど

1年前 No.678

×× ★xRWuqdRVfZ_nHx

放牧された羊が二頭
不眠の丘で落ち合う
瞼の裏にある秘密を
油断のせいで零して

誓うだけじゃ誤魔化せない
摘み損ねた苺が落ちて赤い影になる

願うだけじゃ誤魔化せない
散り損ねた二人が語り継がれないように

放牧された羊が二頭
豪雨の下で落ち合う
把握できない深夜に
焼けた首を絞めて


さとねさんは優しい人ですね。投稿ありがとうございます。

1年前 No.679

×× ★xRWuqdRVfZ_yFt

焼け落ちた夏はまだ熱く
誇り高い渡り鳥を乱視で追う
硝子の底ですれ違う魚たちは
何故こんなにも寂しいのだ
君の正気を奪って
そこにいたい

病にかかった魂はまた揺れて
飴玉に閉じ込めた時代を噛む
指と指が届きそうな夢が
嗚呼こんなにも寂しいから
俺の正気を捨てて
そこにいたい

1年前 No.680

×× ★xRWuqdRVfZ_yFt

細い緑道の小さな出口
カプセルに喉を鳴らして
誰も知らない廃墟を選んで暮らす夢

幼い背に降る柔い葉
蜘蛛の巣が一本そよいで
首回りを徘徊する北風に憂う季節

秘密を守りながら
夕暮れは彼方で砕けて
僕らの感性がギリギリ揺れる

1年前 No.681

×× ★xRWuqdRVfZ_yFt

とうに見透かされてるよ
小鳥は視線を外してため息を吐く
空想を捕らえた写真持って
雑踏に潰された鍵を探してる

彼方で稲妻が光る
親子は指を指す
あなたはどうしても優しいまま
青い陽炎と水辺に浮かぶ
同じ揺れ方で

たぶん見捨てられてるよ
北風が捲し立てるように強く吹く
余計な衝動に背中押されて
太陽に足りない色を探してる

巨大な砂嵐が進む
私は声を殺す
あなたはどうしても優しいまま
深い熱情と湖畔に沈む
同じ揺れ方で

操られるように喋る
観念したように溶ける
魂が近づけば分かる
同じ揺れ方で揺れる
落ちそうな場所で


/共鳴

1年前 No.682

×× ★xRWuqdRVfZ_yFt

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1年前 No.683

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

水鳥の飛距離を
光は駆けぬけて
金網が冬を細かく切ってゆく
マフラーの内側に潜って
渇きを誤魔化しながら、ふいに
ガラス突き抜けて眼に帰る


未来永劫あの歌は
救われないまま
散らかった部屋の壁を叩いている
スチームの湯気に釣られ
枇杷の花が覚めたら、そっと
絡み合う前髪に重なる


眠る水着
12月が降りた
シンプルな言葉が白く濁る、るるる
君を満たしたくて
12月を探した
陳腐な言葉が赤く火照る、るるる

街路樹のコースは煩く煌く
観測されないプレアデス
同時に視線を泳がせた
二人

変わる空気
12月が香った
シンプルな言葉が白く濁る、るるる
君を満たしたくて
12月を探した
チープな仕草で赤く火照る、るるる

痛すぎて笑った季節に
僕は少し遅れていくよ

鳴いたヒバリ
12月に停まった
シンプルな言葉が白く残る、るるる
君は満たされてく
12月は無かった
触れてみたい頬が赤く火照る、るるる

12月は何処だ
白く濁る、るるる

/12月を失くす*

1年前 No.684

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

鈍感な鏡を持ち歩いている
片手でジュースを振り続ける
空白に記号と図形を当て嵌めながら
夜の坂を転がっていく

錆び果てた車輪の中に住んで
この世の幕開けを見た

いつか治ると思っていた
痛みから起き上がって
二色の眼で捕らえる

いつか叶うと思っていた
恨みから泣き止んで
二色の眼で捕らえる

1年前 No.685

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

あの奇妙な光景はまだ焼き付いてる
窮屈だった制服が青く影を残す
幾つかの分岐点に散らばった鳥たち

今夜は行ける
徐々に火照る
水面を覗く
今感じたイメージは離さない

あの懐かしい風景がまた蘇える
彷徨う夜風が目の端へ逃げる
壊れそうな硝子で傷つけてみたり

今夜は行ける
たまに冷める
混沌を覗く
今感じたイメージは離さない

あの奇妙な光景はまだ焼き付いてる

1年前 No.686

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

土の下から聞こえる
バグの海から這い出る
腐る寸前の
魂の尾

奥から
何者かが
急降下

蘇えらせるのは君がやって
初めて見るのは君であってほしい

1年前 No.687

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

真っ暗な廊下
カーテンが膨れていく
心の底を炙りながら
夜目で進む

隠れた耳の形
反射神経だけを頼る
過敏症を撫でながら
夜目で進む

俺には例えられない
解禁されたプールに入って
燻る傷を止める
その名

外は宇宙
計算式が成り立つ
粉薬を吸い込みながら
夜目で進む

俺には耐えられない
その名

1年前 No.688

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

プロペラの隙間に海辺が光る
亡霊だらけの階段を下る
泥だらけの予感を繰り返して
少し離れた君を睨んだ

不細工に尻尾だけ揺らす
どす黒い魂だけが燃える
殺されそうな冬景色から
合言葉で秘密基地へ

醜さとスピードで
街を旋回していく
壊れない限り

喧騒とミュージックで
家まで操縦している
壊れない限り

/パイロット

1年前 No.689

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

ゴミ箱から伸びる影の木
公園を散らかした天使の跡
安くもない暖かさを買って
冷たい胸の中を庇う

この先はどこでもいいよ
確かに感じられるなら
季節が大きくなる程に
許された時間が暮れていく

大人を真似できないまま
再放送ばかり流している
絶滅危惧種の車窓から全て
盗んで耳の中で使う

もう他になにもいらない
このまま誤魔化せるなら
宇宙が小さくなる程に
儚い瞬間が近付いてくる

もうすぐ夢が覚める
明日が約束されていたら
季節が絶えていく程に
許された時間が暮れていく

1年前 No.690

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

唇に沈む海水とダイヤ
蜃気楼へ近づいている
瞳に飛び込む太陽も
色の無い煙の波も

言えない

白熱電球たちが振り絞って
西の彼方を照らす
記憶でずっと燻っている
可笑しくて優しいシーン

言えない

風のように奪って
アスファルトから浮いて
夢のように焦がれて
傍にいたい

1年前 No.691

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

気まぐれな風が舟を揺らす
季節は散らばりながら色を落とす
惜しむように引かれる髪と
紙吹雪の中を駆ける声

その情熱が夜空にまだ咲いている

少し強引なあなたはまた
瞼の中で強がりながら誇っていた
戦うように交わる指と
交差点の先で振る掌

その栄光が寂しく取り残されていく

零れていった綺麗な花火
時の中を泳ぐ光をずっと
追っていられると思っていた

今、爪先を震わせ
透き通った夜空に咲く瞬間を見守る

1年前 No.692

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

七色に歪むスプーンを持って
飛行士は孤独を旅する
半分失くした脚をバタつかせ
雨雲の切れ間を縫う

いつも黙ってしまう信号の前で
二手に別れる前の出来事

いつか許してしまう部屋の隅で
一人で変わる前の出来事

1年前 No.693

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

遠く何かを探す君の視線が
空を茜色に焼いていく
墜落するセンチメンタル
靴の裏を指差す逆さまの国

殻を破り目覚めるそいつが
春だとは限らない
忘れられないよ
小さな鋏が俺をまだ脅す

丘を昇り迎えに来た黄金の
蹄が泥土を鳴らしている
低迷するセンチメンタル
鏡の奥へ踏み出す感情の国

殻を破り目覚めるそいつが
春だとは限らない
忘れられないよ
小さな鋏が俺をまだ生かす

/ブレイブ

1年前 No.694

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

弱いエネルギーから始まる意識
瞼に乗った冷たい羽根を払う
河原に浮いた泡
君に会わない日

ひとつ残らず生まれ替わった昨夜
白い絵の具が想像力を奪う
錆びていく自転車
君に会わない日

見飽きた街の銀を跳ね返し
今日は少し早く歩く

触れられる言葉使いも
信じてきた君の嘘も
今もシールの様に残っている

忙しなく出会う影を躱し
今日は少し早く帰る

くすぐったい運の悪さも
気持ちのいい猫の歌も
今もシールの様に残っている

1年前 No.695

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

僕らは砂糖
小瓶に帰っていく
魔の効力が切れる音
焦らす黄色の点滅
計り知れない街の影が
か細い糸の上を渡る

降り続くシャワーが
悪戯に窓を撫でる
僕らは砂糖
懐かしい匂いの舟に乗る
鏡の住人の手招く仕草
掠れる声色は届かない
マーチングバンドの行進に合わせ
頼りない夜明けを迎える

東京
曲がり切れないカーブ
水は無言で揺れる
果汁を飲んで眠る
光るあの丘は


1年前 No.696

さとね ★Android=ETMohfajlH

幼い頃の私のおまじないが
幾重にもかかったままの彼が生きてる
理由もなかった恋を思い出す夜

消耗する気持ちと
断絶する意識
悪質なクジラに飲み込まれて
自分の羽が溶けるのを何もできずにただ見る



1年前 No.697

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

踊る橙
香る風花
しつこいCMの唾に濡れて
タオルに空いた穴は広がっていく
星々の導火線
砕けたコンクリート
いつもより長い帰り道に
きみは現れた

どこまでも鮮明に映すその目が
車輪を焼いて渡っていく
ドレスを外して
渚を再生する

可笑しくなるくらい世界中で
きみの誇りが鳴っている
忘れないで
春は再生する


さとねさんこんばんは。鼻が痺れるくらい寒いですがお変わりありませんか。
以前から僕の投稿するタイミングとさとねさんが投稿するタイミングがよく合っていたので
いつもひっそり嬉しく思っています。今年もよろしくお願いします。

1年前 No.698

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

崩れ出すベッド
絡まるコードの色
今の私に相応しい夜など無い
逃げた天獄の魚

溢れ出す鼓膜
乾いた舌の裏側
今の私に正しい術など無い
壊れた白銀の車

荒野に双子座に呼吸にカトレア
今の私はどこにもいない

1年前 No.699

×× @spica10 ★xRWuqdRVfZ_yFt

双眼鏡の跡は赤く
不健康な血が体内を駈ける
靴箱への寄り道
物真似は練習あるのみ

下着の跡は薄く
不健全な熱が体内に重なる
蘇える指先
犠牲は取り返すのみ

ゆらゆら別世界さ
ざらつく鳥肌が証拠
我慢できないところまで

ぐらぐら別世界さ
あばれる葛藤が証拠
回避できないところまで

大地とは真逆に立つ
花が降ればラッキー
次の衝撃が来る

ゆらゆら、ぐらぐら

1年前 No.700


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