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心情 憂いブルース

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×× ★O0RAsZ52EK6

シンプル


理想を掲げ
夢を歌って
哀しくなる 僕らは
現実を迎え
時を辿って
虚しくなる 僕らは


歩むとたまに
打ち拉がれてしまうのに
性懲りもなく立ち上がるのは
思うに、いきたいから
…当たり前か


言葉を放って、誰かが傷を癒して
本音を叫んで、誰かに届かなくて
それこそ予期出来ない僕らだから
忙しく向かうのでしょ


歩むとたまに
打ち拉がれてしまうのに
性懲りもなく声を張り上げるのは
思うに、いきたいから
そのはずなんだ
究極なんだ
…当たり前か

2010/03/02 15:27 No.0
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×× ★YF3viwy7Qa_CLS

エンディング


昔のことは蒸し返さないで
嫌われてしまっていいの
バレリーナの足音が響く
記憶に住んでいる
ふたり


シャツを染め上げた雨なんて
とうに忘れていたのに
君はくだらないことばかり
覚えているんだね

花弁を縫いつけた肌が、そっと
春風に冷やされていく


映写機は止まらない
私の青い心が燃えている
悪い気持ちに支配されて
泣いてしまいそうだよ
ねえ、君のせいにしてもいいかな


意味もなく見上げた空には
不特定多数の誰かが
思い付いた嘘ばかり
残っていて汚いね

花弁を縫いつけた理由を、ふいに
打ち明けたくなったんだ


禍々しい渦のなか
私の青い心を巻き込んでいく
悪い気持ちに支配されて
泣いてしまいそうだよ
ねえ、君のせいにしてもいいだろう


一人でに動き出す日々から
引っ張り出した世界で
花弁の剥がれ落ちた私になって
君に触れてみたかった


気付いていたのさ
君に弱い心をぶつけていただけ
悪い気持ちに支配されて
泣いてしまいそうだよ
また、手を伸ばしてもいいだろう

6年前 No.553

×× ★YF3viwy7Qa_CLS

空のはしご


空のはしごに片足をかけて
見下ろす君、見上げる僕
抵抗できない心は、うねり
流暢に舌を滑らせている

空のはしごに片足をかけて
見下ろす僕、見上げる君
肯定できない心は、ひらり
優雅に髪を靡かせている

愚かな君と僕は酔っ払いだ
火照った顔をくっつけて眠りについた


ああ、サイレンが痺れる
壁が、崩れたのが分かる
迷信ばかり信頼して
太陽ばかり散乱して
ああ、サイレンがうるさい!


空のはしご、片足が外れた


空のはしごに片足はないよ
見下ろす死と、見上げる生
鑑定できない心は、むかし
唯一の光を見つけてしまった


今も垂れ下がっている拡声器を
掴もうとする何万という掌
独裁者は指を振って指揮をとり
それを呑気に眺める動物たち


ああ、サイレンが痺れる
壁が、崩れたのが分かる
最新ばかり邁進して
空席ばかり浮遊して
ああ、サイレンがうるさい!


愚かな君と僕は酔っ払いだ
火照った顔をくっつけて眠りについた

6年前 No.554

×× ★YF3viwy7Qa_CLS

垂らし髪


夢の淵を漂うカーテンに仕切られた
無邪気な顔をして電飾は明るい
いつだって、いつだって

突如として消える床
速度を増す意識は強制的に
目を覚ますのさ


髪飾りは光る、光るのは髪飾り
君は彼方へ風を運ぶ
夜の帳を一人渡っていく
孤独の配下だ


木漏れ日が何かに見えて
想像力を僅かに動かす
土の香りを押し上げてみたら
世界は暮れていた


当たり前になった君が
消えてしまうなら、それは哀しいな


髪飾りが落ちる、落ちていく髪飾り
僕は視界をそれに移す
無数の落書きが震えている
鮮明な記憶に


窓から投げ捨てられた靴も
火曜日の午後に報われて
慣れ合うことにも時間がかかる
そんな痛みもあった

君に会えて嬉しかったよ


髪飾りは光る、光るのは髪飾り
君は彼方へ風を運ぶ

髪飾りが落ちる、落ちていく髪飾り
僕は視界をそれに移す


灯りが落ちる、感傷だらけの
世界は消えて、垂らし髪

6年前 No.555

さとね @satone ★scKe5yq0Gn_Fsl

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6年前 No.556

×× ★YF3viwy7Qa_CLS

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6年前 No.557

さとね @satone ★scKe5yq0Gn_Fsl



どちらの正義振りかざして
あちらの子供を叱る


正しいことの正しさが
あたしの口元を緩ませる


もしもし
もしもし
もしもし


どちらの正義振りかざして
あたしの心を抉る




6年前 No.558

×× ★YF3viwy7Qa_CLS

さとね さんへ


くるくる踊る彼の爪先を
窓辺の月は黙って見てる
不安を拭いきれない、か細い腕を
あなたが掴んで離さない夢

close to me
次の風が無抵抗なこころを奪いにくるから
close to you
胸の傷が些細な記憶に塗り潰されるように


回転は増す、トゥシューズ
あなたはそのまま見えなくなって
わたしをまた困らせるのでしょう
ねえ、ねえ


くるくる踊る彼の表情を
記者達のフラッシュが隠した
今も不安から逃げられない、愚かなわたしを
あなたが掴んで離さない夢

close to me
close to you
ねえってば。

これは夢

**********************************************************
こんばんは、おはようございます。
遅くなってごめんなさい。
投稿、ありがとうね。

誰かにとっての「正義」は、たまに
自分には考え付かないようなものであったりして
壁を感じてしまうことありますよね。
今回の詩で考えさせられました。
「心を抉る」という表現がぴったり。

最近は正義自体が薄れていっているような
そんな気もしますが…。うーむ。


いつもありがとうございます!
女々しい上に、全く違う内容になってしまいましたが
…まあ、そこはご愛敬で…。
またいつでもいらしてくださいな。

ではではノシ

6年前 No.559

さとね @satone ★scKe5yq0Gn_hrb



catch me if you can
catch me if you don't mind
catch me if you love me

ねえ、見ないで
あたしを見ないで
嘘、こっち向いて

恐怖に疲弊して
口をつぐんで
ただもう見つめることしか
出来ない

その滑らかさに騙されて
駄目よ貴方、そんなに気安く微笑んじゃ

どういうつもりなの
喧嘩売ってるの
あたしの彼を呼ばないで
誰にだって媚を売るくせに
Hey GIRL, don't be SMILE


あたしは貴方の物になりたいの


6年前 No.560

お砂糖 ★A7mD27xmyL_CzS

朝にだけ存在する星も
夜にだけ存在する星も
どちらでもない星も
街灯の下では砕けてしまうのです。
僕を強く照らす光が
君を白く映す瞳を
くらませてしまったのか
果たして
そうであってほしい。
愛して
小さな輝きを。

6年前 No.561

×× ★yMOZQps0Qb_W8n

さとね さんへ


返事、いつも遅れてごめんなさい。
やっとテストも落ち着いてきました。
投稿、ありがとうございます。


ドスが効いてて美しい詩ですね。
少し、洋楽の和訳のようなだと思いました笑
必死に「貴方」を繋ぎとめようとしている。
「がんじがらめでいてよ」
そんな歌詞を思い出しました。


さとねさんと知り合ってから
結構経ったのでしょうか、それともまだ
全然経っていないのでしょうか。
いつも投稿うれしいです。
よろしければ、もう少しお付き合い下さいませ。
では、また。

6年前 No.562

×× ★yMOZQps0Qb_W8n

お砂糖 さんへ


返事、遅れてごめんなさい。
お久しぶりですね!
日記、たまにですが拝見しています^^
投稿、ありがとうございます。


神秘的、それでいて温もりも感じました。
僕を包む光は幸福の光なのでしょうか。
それとも君と別れる為の光なのでしょうか。
どちらにせよ、君に対する思いが
ほのかに伝わってきました。


じわじわと暑くなってきていますが
お砂糖さん、夏バテに気をつけて
どうかお元気で居てください。
あのテンションで笑
ではでは、また。

6年前 No.563

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

眩暈


黒く塗りつぶした、カレンダーまるでハチの巣
マグカップの中たゆたう
記憶を何時までも見下ろしていた

風は口ずさみ、遠くで雨が降りはじめた
頭の奥、いつも聞こえる
「あなたはあの人に似ているわ」


待ち伏せていた強い悲しみに
不意を突かれた悪いこころが
眩暈のように、眩暈のように
とけて、うねる


思いに耽って、汽笛が頬をなぞっていく
翡翠のペンダントがうたう
あの人はもう帰らないと、うたう


何度も確かめたあの約束も
笑いだしそうなあなたの表情も
眩暈のように、眩暈のように
ゆれて、おちる

5年前 No.564

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

アリス、墜落


昼下がり、花飾りを乗せて
手品の煙を手で仰いだ
徐々に冷めていくアリス

胸の奥、白い波紋が広がり
君は暫く黙っていた


Down and out
停電中だ、自由は効かないね
Down and out
落下中だ、速度は増していく


人だかり、太陽を覗いて
七色の呪いに掛ってる
夢想に酔い潰れたアリス

次々とウイルスが浸食して
君は暫く黙ってしまった


Down and out
取り込み中だ、陽炎が焼き付いて
Down and out
検討中だ、思考は枯れていく


歩き慣れた迷路に寝そべり
指を振って空を染める
そんな変身なんて解いてよ
君の為すがままでいいのに

全部許されてしまったのかい
君は暫く黙っている…。


Down and out
工事中だ、海原は干乾びて
Down and out
故障中だ、意識が項垂れてく

Down and out
停電中だ、感情は見えないね
Down and out
落下中だ、速度は増していく


メーデーメーデー
昏睡状態、落下は止まらない

5年前 No.565

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

フールダンサー


踵を切る破片
痛みは遅れてやって来る

耳朶を打つ悪魔
ついに振り向いてしまった


「苦し紛れで吸い込んだ、
風は冷たくなったな。
歩幅を変えて彷徨う、
僕らが可笑しいかい。」


混線、乱れ、シネマ
あの陽炎は美しいまま

堅く結びすぎた紐
霊体の指が解いている


「病気のように恐れて、
過ちと決めつけた。
抜け殻の星を集める、
僕らが可笑しいかい。」


遥か向こうの飛行船が雨季を知っている
(keep it real)
眩暈と同時にうろ覚えの街が倒れていく
(step into action)


「苦し紛れで吸い込んだ、
風は冷たくなったな。
歩幅を変えて彷徨う、
僕らはフールダンサー

ハーバーライトに眩んで、
夜は近くなったな。
地団駄を踏み鳴らす、
僕らが可笑しいかい。」


「ええ。」

5年前 No.566

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

逃亡劇


空砲が部屋で反響している
君は虫を潰すように汗を拭う

律義な性格が裏目に出て
遅れて来た鈍痛に気付かなかった


どうしたんだい、怯えた瞳して
街は花弁を真似て舞った
アイスクリーム戻らない
アイスクリーム戻らない、嗚呼
まだ終わりじゃない


パレットは砕けて転がっている
僕は羽を振動させて森を目指す

計算間違いさ、こんなの
抉れたプライドを庇ってばかり


どうしたんだい、揺れた瞳して
頭上で灰は降り続いた
落とし穴は見えない
落とし穴は見えない、嗚呼
まだ知りたくない


テレビの発光、裁きの中継
飢えた心、にじり寄る影、濡れた毒
罪は簡単に作られていくんだね


どうしたんだい、薄目を開けて
名前呼ばれるのを待ってる
夢はまだ覚めない
夢はまだ覚めない、もう
正常じゃいられない

嫌だ、終わりたくない?
否だ、終わりたい?

5年前 No.567

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

secret voice


夜に生まれ変わる君は目を開けて
消せない裂傷を見せてくる
煙の絶えない部屋で
果実を狙う蛇

月に生まれ変わる俺は目を閉じて
届かない水を欲している
モノクロの鏡に映る
歪んだ道化師

後悔が押し寄せる前に
あそこまで逃げようか


ある夏の日に思惑が揺れた
恐れることなんてないさ
君に騙されている内は


鼓動が早まって身体を仰け反って
錆びたブランコは捻じれてく
遠い銃声、気安い台詞
乾いていく


ある夏の日に劣性と軋む
知らなくてもいいことだ
俺に騙されている内は


着色された虫がそっと耳打ちする
空論は止めて、首輪を取って
飛び込んでしまえ
残り火のような虚しさが牙となって
報われない祈りを破いた


罪も罰も後回し
幸福が滴るのを大口で待つだけ

ある夏の日に揺らしていた
焦げ臭いこころを
二人が騙せている内は

まだいいさ、まだいいさ

5年前 No.568

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

空の詩


影を忍ばせた蛇は常に微笑んでいる
火薬が舞う室内、レプリカの夢
君は少し照れながら進む、廊下の奥へ

「これが終わりの国の仕来たりさ」
「まずは靴を脱いで服を脱いで」
「極上の快楽をあげよう」
おいでよ、おいで


稲妻が落ちる夜に君はひとりっきり
力が入らないよ、笹舟は揺れる

何も知らずに眠る君がのこった
信じられないよ、残骸は砂だ


翼を閉まった梟がじっと見つめてる
楽器が回る二階、うつ伏せの人
君は正装に着替えて詠う、空の詩を

「これが終わりの国の仕来たりさ」
「ドアを壊そうが穴を開けようが」
「もう二度と逃げられないよ」
おいでよ、おいで


粉雪が落ちる夜に君はひとりっきり
震えが止まらないよ、息が続かない

罠に気付かず眠る君がのこった
信じられないよ、後はもう無い


「新品の知恵の輪はいかがかな」
「お似合いの色を揃えてあるよ」
「好きなお菓子を持って帰って」
「冷たくて温かいスープもどうぞ」
「おいでよ、おいで」

おいでよ、おいで


紙吹雪が舞う夜に君はひとりっきり
捕まってしまうよ、全ては無意味

何も知らないまま君がめざめた
信じられないほど、奈落は暗いでしょう

5年前 No.569

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

砂の国(another)


新しい便箋は宛先を見失って
幻が蔓延る此処でまた夢を見る
無邪気で残酷な朝日を待ちながら

月明かりは今宵も影をつくり
吹き荒れる砂嵐があなたの分身なら
埋もれそうなこの身など預けるのに


崩れた記憶に築く砂の街
飾った花瓶も、何もかもが渇いていく
雨音が知らす終わりを
私はまだ受け入れられなくて


疼く傷痕からそっと侵入した細菌
優しい笑みをした虚像を造っても
抱き寄せればもろく落ちていく


崩れた記憶に築く砂の城
飾った写真は、夜に紛れて見えない
氷壁に刻んだ約束を
私はまだ果たせていないのに


汚い彩色に彩られた映画みたい
全てを手放したって誰も救えない

世界の果てに残っている
二人が踊った跡は
巨大な忘却の渦に飲み込まれていった

永遠に叶わないイノリ


崩れた記憶に築く砂の国
形を保てない悲しいあなたと
いつの日にか生まれ変われたら
私とまた一緒に帰ろう

あそこまで、あそこまで

5年前 No.570

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

別人


夏の死が微風に薫る
誰も背中を見せない舞踏会で
髪を伸ばした君は何か思い当たる
うそくさい世界の話に

靴の先で虫けらが嗤う
水玉の行き交う中心街にまだ
澄んだ魂が宿っていると思い込んだ
ゴミくさい世界の話さ


燃え移った空はもうすぐ
この身を目指して落ちるだろう
その時になって私は
隠し持ったナイフで、けむりを絶ってしまえるのか


舞い上がる透明な羽は
誰かの唾の上に不時着した
息を殺して、息を殺して、息を殺して
静かに瞬きを繰り返す


燃え移った空はもうすぐ
この身を目指して落ちるだろう
その時になって私は
隠し持ったナイフで、ひかりを絶ってしまえるのか


持て余したカメラはもう動かない
鉄格子から洩れる目線は知らない
君が別人みたい

次の季節に気付いた頃には
私はまた夢を見ていた


燃え移った空はもうすぐ
この身を目指して落ちるだろう
その時になって私は
隠し持ったナイフで、すべてを絶ってしまえるのか

本当に、君を忘れられるというのなら
今まで、私は誰を待っていたのだろう

5年前 No.571

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

ゼロ距離


枯渇した胸の穴で響いている
義足の足音がうるさい
飛行船の影が街を食べて
眠れない人々が呻く

子犬は恥ずかしそうに隠れ
水浸しの玩具、壊れたように
ひきつりながら、誤魔化した


あなたは受話器を耳に当てて
すぐに言葉を失くした
酒気を帯びた焼ける苦しみと
ざらつく声に苛まれる

暖かいシーツは舞い上がり
名残惜しそうに、切なそうに
見つめていたよ


身動きはできない
過去の罪は姿を得た
逃避行の果てに
ただじっと、じっと
俺はその時を待っているだけ


思い出を壊しに出掛けるのさ
燃える旅客機、千切れそうな
夢を震わせ


身動きはできない
此処に描ける未来は
今もまだ鮮明で
ただじっと、じっと
俺はその時を待っていたっけ


もう少しで、突風が肌を掠めていく
誰も聞かない、誰も救われないお話し


身動きはできない
許された一つの表情は
どこまでも穏やかで
ただじっと、じっと
あなたの復讐を待っているだけ

5年前 No.572

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

記憶の少女


霧が遮る鏡面に
憂うカラスは映らない
不法投棄で埋まる森

瓦礫の城に暮らす
子供たちを誘い出した
500馬力のブルドーザー

狼は口を開けて、雨を待ち伏せている


禁止区域、湧きあがる水
ニタニタ笑う悪い人
そして狂いだした歯車

あの夜の不思議な影
ベッドで怯える幼子に
赤い絵本の語り部は尋ねた

『純白のドレスを、汚してみたくはないか。』


さようなら
列車はしじまを破り、彼方へと…
季節の終わり目に残した
あの欠片を、どうか受け取って

さようなら
硝子玉を砕いて、もう帰らない
輝かしい黄昏を纏った
あの恋を、どうか忘れないで


思いは花を摘み
微風になびかれながら
一番遠い丘を眺めていたよ
私たちは、ずっと


やがて巨大な力が働いて
燃える星々を、一つずつ落としていった
さようなら

私たちは、ずっと一緒

5年前 No.573

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

未来へ


縫い目の解けた瞼を開いて
わたしはまだ戸惑っている


突然の眩暈に倒れこんで
目覚めればホスピタル
悪意と欲望に身を震わせ
踊っているドール

巻き起こる運命に合わせ
何度も映写機を回し続けた

「あなたを愛しているよ。」


蒼い炎に焼き尽くされて
降り積もるバタフライ
吐息交りに崩壊が始まる
悲しいオーケストラ

痛みは消えるものと信じてた
音を立てて映写機は回り続ける

―何故、救えないのか―


幻も潰えたこの絵画の中で
わたしはまた愚かになって

縫い目の解けた瞼を開いても
景色はまだ淀んでいる


天使は笑いだす、この奇跡を指差し
光を掴みかけた掌は油塗れ
世界中にガスは充満していく
夜明けは痺れて、霞んだ空を仰いだ
独りぼっち

全てを失くしてしまったとしても
あなたに見せたい未来があるよ


”trust in me”


縫い目の解けた瞼を開いて
わたしは笑いだしてしまった。

新しい景色を背にした
あなたはわたしを知らない
わたしはあなたを知らない

後悔しない
後悔しない

帰ってこれない旅にでよう
あなたはわたしの向こうへ
わたしはあなたの向こうへ

それがいいよ
それがいいよ

5年前 No.574

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

ヒュプノス


みんなが踊る絵を描こう
蹄を上げた馬の影の下で
誰もが拒み続けてきた
悲しいニュース

みんなが祈る絵を描こう
穴の開いた楽器店の前で
記憶は散らかっていく
破裂する音

虹の終わりの謎を解きに
開拓者は眠る


僕らの油断は
瞬く間に、真っ白に
脳裏を染めていく
さあ、リボルバーは回った

サンシャイン、あの季節によく似た
陽炎がずっと揺れている


極彩色の街で歌い続けた
アコースティックギター
ひび割れた油絵の光沢に
僕らは見惚れていた

茨の蔓延る舞台上で
焦げていく役者たち
微かな遠くの呼び鈴に
僕らは気付いている


もう止められない
凡庸な痛みが奥の方から
広がるのが分かる

虹の終わりの謎を解いて
開拓者は眠った


僕らの油断は
瞬く間に、真っ白に
脳裏を染めていく
さあ、手拍子が煽るよ

サンシャイン、あの季節まで来たら
みんなでまた遊ぼうね

5年前 No.575

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

臨界


曲がらない金属を腹に忍ばせ
蠢きまわる昆虫たち
上下に揺れる視界をした君は
遠くまで投げられて
もう届かない、何も

瞬間、静寂が辺りを覆ったその頃
空は知らないふりして
目を閉じた


順番に笑う僕らは指を指すよ
ばらばらに、ばらばらに
涙を浮かべる君は何を言う?
黙ってる、黙ってる
さあ!


石灰を撒いた庭に寝そべって
仕事をこなす正社員
白い包帯が転がってくのを君は
いつまでも見てるだけ
もう防げない、何も

瞬間、静寂が辺りを覆ったその頃
風は知らないふりして
通り過ぎた


順番に笑う僕らは何を指す?
ばらばらさ、ばらばらさ
涙を浮かべる君は何か呟いた
話してる、話してる
さあ?


順番に笑う僕らは指を指すよ
ばらばらに、ばらばらに
乾いた表情の君は何かを指す
真ん中を、真ん中を


冷や汗の洪水だ
革命が始まろうとしてる
そして、静寂が辺りを覆った

5年前 No.576

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

ロスト


生きる方が怖い?分からない?
マジックテープでくっ付けた死を
君はすぐに隠してしまう
そう、夜を使って

泥だらけの靴で踊ろうよ
口の軽いピエロたちが逮捕されて
僕は目を背けてしまう
ほら、夜に合わせ


世界は循環している
当たり前の事例
孤独は不滅の病気さ
(息をのむ)

みんな可笑しいんだ
この笑いを止めてくれよ


希望を撒き散らす飛行船を、君は
ずっと睨んでいる
執着心に火を放った文明人は、もう
全てを委ねている


最終回を何度も巻き戻す僕は、醜いだろうか。


世界は蹂躙されてる
当たり前の事件
羨望の群衆を引き連れた
(息をのむ)

みんな可笑しいんだ
そんな顔をしないでくれ


黒い、黒い影を落とした
誰も、誰も動こうとはしない

息をのむ

5年前 No.577

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

造花のダリア


衝動が光る避雷針
部屋に飾られたポスターが落ちて
足場を失くす少女たち
喚いて終わり

7色の砕けたクレヨン
誘惑に掴まれた頭が垂れて
逃げ場を無くす大人たち
潰れて終わり


汐が満ちていく
君はきっと見つけてしまう
すでに爛れた青
僕はきっと引っ掻いてしまう

次々と紙を破いていけば
逢えるでしょう


ダリアのバッチが震える
秘密を守りぬいた寂しがり屋が
体中に涎を塗りたくる
誰も気付かない


両手が迫り来る
君はきっと奪われてしまう
半透明のベール
僕はきっと切り裂いてしまう

煌煌と夜を灯していけば
行けるでしょう


不機嫌な面をぶら下げて
永遠の下を徘徊した
鏡のような刃を振り下ろす
刹那が一番、悲しい


途中で雨が降る
君はきっと焦がれてしまう
高揚に身を投げて
僕はきっと迎えてしまう

刻々と時を傷付けていけば
生けるでしょう

5年前 No.578

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

ラージクラブ


健康的な生活を待った
要らない空砲を放った
案の定、いつもの壁は崩れて
巨大な力の下敷きさ

地球儀に載っている国を
ひとつひとつ侵略したら
その科学も僕の物


曲がる手品を必死に覚え
今日を満たしてまた飢える
夜の帳を行進中
お腹いっぱいさ


友好的な関係を待った
知らない方法を知った
不眠症の悪魔を呼びだして
余分な腕を焼いてくれ

受話器がぶら下がる空で
ひとつひとつ耳を傾けた
その知識も僕の物


彼らは白い霧の外側で
何かをずっと相談している
右も左も考察中
お腹いっぱいさ


課金されて(one more chance)
間違いだらけ(one more please)
涎拭えど(one more chance)
まだ治まらない(one more please)


大好きな色をした君に
歯型を残して照れ笑い
鉄の枕は使用中
お腹いっぱいさ

本当?

5年前 No.579

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

observer


苛立つ夏至に溶けだした
理想は何も残さず消えた
太陽に焼かれ、秘密を話して
誰のせいにもしないね


思いは謎
僕が抜け出せない様
滑稽だろう
君に告げられないまま


歪んだ本性があらわれた
大層な世界じゃあないか
嫉妬に焼かれ、秘密を教えて
この罪に誰も気づかない


思いは謎
僕が口をつぐむ様
滑稽だろう
君を追いかけない結果


どうしてるだろう
聞こえているなら
返事をしてもいいんだよ


思いは謎
君は分かってたはずさ
滑稽ならば
君は笑っているから

いつものように、いつものように

5年前 No.580

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

ほつれる


新都市はガラスに覆われて
民は風を知らなかった
針金が刺さるようなその痛みは
朝焼けだと、気付いてるのに

涙は蜃気楼
言葉に敏感な僕だから
怖くてそっぽ向いたんだ


心が待ちわびていた
雨(君の事)は
春に誘われて
戸惑いつつも動き出した

僕はまだ椅子の上
僕はまだ椅子の上


涙は蜃気楼
言葉に敏感な僕だから
怖くて少し覗いたんだ

朝焼けだと気付いてるのに
その痛みは針金が刺さるようだ
風を知らない民
ガラス張りの、新都市にて


声はなかった
声はなかった
声はなかった
君の為じゃ駄目だというの

心が待ちわびていた
雨(君の事)は、もう

5年前 No.581

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

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5年前 No.582

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

アマリリス


繰り上がりの嘘、子供騙しがヘラヘラと
薔薇色の血潮、君が好きな空を汚す

螺旋の形状、遺伝子の操作カタカタと
迷子は氷上、君が独り遊びで汚す


減らず口の歌
カナリアはとうに果てた


繰り下がりの生、一種の憤怒がフツフツと
群青色の血潮、君の歯型が夜空に残る


減らず口の唄
アネモネはとうに枯れた

アマリリスのよう咲いた
行き場無しの君

5年前 No.583

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

タイム・スリップ、ハーモニカ


真夜中に広がる浜辺には
ピアニストの指が転がっている
音色の無い鍵盤の上で
踊り子たちと遊ぶ

フィクション・ストーリー、子供たち
無防備に駆けだした先を
僕らは知っている


息を殺して頬を染めて
夕暮れは何かを奏でていたけど
せっかちな僕だから
待っていられないよ


月明りに浮かぶ廊下には
145色のビー玉が隠されている
見慣れた坂道の下まで
警鐘を塞いでいよう

イルミネーション・ライト、千年樹
約束のペンダント失くした
僕だけ彷徨っている


「おかしな空をしている。
おかしな大地をしている。

身体は心地よく揺れて、
僕は全てを忘れそうになるけど、

むせ返るほどの嘘で喉を痛めて、
溢れるほどの彩色に涙は朽ちて、

次第に大きくなる炎から逃げるように、
意識は落ちて行った。」


フィクション・ストーリー、子供たち
振り返らずに駆けだした先で
僕らは笑っているだろうか


息を殺して頬を染めて
夜明けは何かを奏でていたけど
せっかちな僕だから
待っていられないよ

息を殺して君を待っていたけど
せっかちな僕は覚めてしまった
覚めてしまったんだ

5年前 No.584

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

Mr. Nobody


偉いのは神様
残像だけ
上唇に苺ジャム
残像だけ

弱いのは神様
残像だけ
負け犬は六本木
残像だけ

ナイフに空がはねて
人々は無菌室で虹をつくる
愛情は裏返った
もう結婚はやめておいたら


秘密は誰にだって
残してしまう
渡してあげる
傷をつけてよ
Mr. Nobody


CM 会社の隠蔽
希望に成り済ましたキャラクター
名誉は注がなかった
呼び名なんていいじゃないか


抱擁は誰にもって
溢れてしまう
締めてあげる
翌日は怖いね
Mr. Nobody


南半球、星をくぐって
分かち合えない感性だから
僕らは出逢ったのなら

人生の糧を答えなさい
答えは凍結した
どれをとっても君になる
どれをとったら僕はなる?


尊いのはお客様
残像だけ
崖の上には犯人
残像だけ

悪いのは神様
残像だけ
崖の下には未来
残像だけ


秘密は暴かれた
認めてしまう
広めてあげる
広めてあげる
広めてあげるよ

空虚はもう一つ
救われるの
傷をつけて
誰にだって
誰かの為に
受け止めるよ
Mr. Nobody

5年前 No.585

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

morning call


滑舌の悪い舌先を丸めた
通り過ぎるだけの花弁
贅沢な言葉を使い回して
抽象的な夢に酔いしれた

人差し指と中指を操って
繰り返すだけのアンサー
かぶれた傷を叩いたりして
絶対的な夜に寄り添った

たとえば黄金色に
たとえば貯金箱に
たとえば秘密の話しに
こじ付けてみたって


いつかそのまま、どうかそのまま
風が頬にぶつかるように
いつかこれから、どうかこれから
哀しみを消化するように


燃費の悪い脂肪くっつけて
膝を抱えたくて苦労する
混線のひどい左の鼓膜を
ひしゃげた笑い声で隠そう

たとえばドブネズミに
たとえばFコードに
たとえば異国の憧れに
浸ってみたって


いつかそのまま、どうかそのまま
風がお腹くすぐるように
いつかこれから、どうかこれから
憎しみが劣化するように


言葉はほとんど偽物で
決壊した心が欲しがって
少しだけ照れたあとで
大好物が無限にあったって
いいだろう


いつかそのまま、どうかそのまま
風が掌をつかむように
朝が来たよ、そうさこれから
初めての声を鳴らそう

君をみてみたいな
君がいとおしいな
君をみていたいな

5年前 No.586

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

行方


「積み木のようだ、それは。」


無数の太鼓は反響を止めて
歌うたいの空想は終わる
魔法が切れるのは、やっぱり早いね

傷ついたフリ、微笑んで
誰かが振り返るのを待った


列車は通り過ぎて行く
あなたは綺麗な目のまま
I cant change the world


「積み木のようだ、それは。」


豆電球が揺れては光って
飽き性の犬はもう吠えない
間違えだらけさ、君の選択は

口笛はやがて、旅路に着き
客人たちは次々に目を覚ます


列車は通り過ぎて行く
あなたは綺麗な目のまま
I cant change the world


生活は鍵盤の上に落ちて
指紋だらけの積木は崩れていた
気付かないうちに

あの怖くて大切な時間は
風の前の塵と同じ


涙は零れない、悲しいけれど
どうしようもない日々に笑いすぎて
言葉は尽きてしまったよ
あなたは綺麗な目をしてた、ずっと
You cant change the world

5年前 No.587

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

tuning


ネオンの蛍光色
十八億個目の細胞
廃墟ビルのカップル
溢れかえる魂

自殺者の理論
夢遊病の主食
指紋を残された看板
背中に届かない


要らない言葉を繰り返す
遠回りしたいんだ、けど
そこからは過剰


なにか零れた音がしたから
放ったからしの左脳を覗く
古代兵器を使ってしまうより
コンビニで叶えてしまおうよ


朽ちない言葉を手探り中
心配されたいんだ、いや
そこからは過剰


転がした憂鬱
遅刻した友達
私のいる場所が分からない
ここは、ここは…。

誰も泣いていない、けど
そこからは過剰
そこからは私情
そこからだろう

5年前 No.588

りら ★AU=d5KBoY9jdD





眠りたくは、ないんだ


じわじわと 点線から
溢れだす波のよう

それは些か 本当すぎて
いつも 絶対は 誰もが口を閉ざす

「右を見て はい。左を見る」何がすきですか 何が不満でしょうか

早送りの毎日、 後3時間と神様にお願いを

答えも何も 今日の狭間に引きずり込んで




世界はわたしを拒絶するので、



__

おひさしぶりです。


9月に入り 今年もあと4ヶ月になりました。びっくりです、
スランプぎみな詩と毎日です。涙

まだまだ残暑が厳しいですが
負けずに頑張ります!

5年前 No.589

さとね @satone ★scKe5yq0Gn_xgB




わたしの形にぴったりな生活を
11時間を掛けて棄てて来たの



忙しいこの国は
ヴィジョンに囚われ
若者はみな
それのために生き
この国の現在は
いったいどこに在るのだろう


物体と情報と
澱んだ空気の中では
感情の選別もできない
いったいわたしはどうしたの


澄んだ空気を吸い込みながら
この箱一つでどこへでも行って
この箱一つでわたしは生きていけると
今この部屋にある物は全部
本当は必要ない





5年前 No.590

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

りら さんへ


こんばんは、返事遅れてごめんなさい。
お久しぶりですね!
またりらさんの詩を読めてうれしいです^^


りらさん独特の無機質で淡々とした詩に
どこか焦燥感や倦怠感を感じました。
不安とか退屈といった感情が包まれているような。
年を取るにつれ、時間の流れを早く感じるあの感じ。
「点線から溢れだす波のよう」
「答えも何も 今日の狭間に引きずり込んで」
という表現、素敵すぎ、ごちそうさまです。


先にも書きましたが、年を取ると1年が早い…。
でも個人的に秋・冬がとても好きなので
早く涼しくなってほしい今日この頃。
ではでは、また。

5年前 No.591

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

さとね さんへ


お返事遅れて申し訳ないです。
お久しぶりです!さとねさんの書き込みで
テンションがあがり、眠気が少しだけ消えました。

最近さとねさんの詩を哲学的だと感じます。
とても言葉が研ぎ澄まされているというか。

国が見ているのは理想なのかと思いました。
そのために多くの情報や物質が行き来して
自分自身の現在さえ見失っていく。
そんな詩だと解釈しました。
果たして、「11時間」という数字が何を指すのか。


素敵な夏休みを過ごしたようで。
いつかぜひ思い出話が聞きたいです^^
ではでは、またどうぞ。

5年前 No.592

さとね @satone ★scKe5yq0Gn_xgB


ああもうやってらんないの
彼の伏し目がちな表情を思うだけで息が詰まるの
低すぎない声も好きなの
とにかくもうありがとう心臓が足りないの


本当のあたしでなくたって
もうこの際なんだってよくないですか
だってどんなあたしにも興味は無いでしょ
勢いで奪われたなら本望


染めた髪も新しいすべての物も
彼のためじゃないけど
正直なところ臆病な彼が好き
勢いで奪うことなんてしないから好き


あたしは真っ白で空っぽ
埋め合えないから恋しい
あなたは真っ白で空っぽ?
呼び合えないのに寂しい




___


哲学的なんて!
今日は感情的、です

いつかxxさんに会いたいなあ

5年前 No.593

×× ★yMOZQps0Qb_8gB

さとね さんへ


返事遅れてごめんなさい。
投稿ありがとうございます^^


たしかに今回はずいぶんと感情的ですね。
『ああもうやってらんないの』から始まるあたり
彼へのきもちを抑えられなくて
じたばたしてる女の子を想像しました。
たまに見るさとねさんの女の子らしさがすごくいい!笑

わお!嬉しいです!
僕もさとねさんに会ってみたいです!
いつか会えたら本当に素敵ですね。

ではでは、また。

5年前 No.594

×× ★yMOZQps0Qb_wtW

無題


曲を再生して、傷を引っ掻いて
感情を探して、また彷徨っている

嘘を見抜いて、嘘を積み上げて
迷信を覗いて、また彷徨っている

体を噛み締め、風呂に浸かって
枕を変えて、また間違っている

名前を忘れて、物影に隠れて
行方を眩ませ、また間違っている


美徳をかざして、相は入れないで
孤独に酔って、また彷徨っている

写真に収めて、髪をかき乱して
時限は迫って、また彷徨っている

ひとに焦がれて、鏡は歪んで
熱を欲しがって、また間違っている

世界に呆れて、世界に怯えて
電気を消して、また間違っている


『誰の為に?誰の様に?
何が正しいか、何を捨てるか。』
狭まった視野に映るもの

恐ろしく楽しい世界のなかで
ラブソングだって許せないなら
最後に大きな家を買おう

ねえ、勘違いはしないで
死んでしまってからじゃ、全て遅いよ


独りを選んで、独りがこわくて
矛盾を憎んで、また彷徨っている

曲を再生して、傷を引っ掻いて
感情を探して、また彷徨っている


映写機はまだ鈍い音をたてる
想像していた終わりは
未だ始まらないから
遅くなったって、はぐれたって
まだ呼んでいる、まだ呼んでいる
行けよ

*********************************************************************
突然ではありますが、「心情 憂いブルース」はこれにて終了します。
今まで書き込んでくださった皆様、
今までこの記事を見てくださった皆様、
本当にありがとうございました。

つらつらと話すと長くなってしまうので、この目に優しくない色の詩で
終わろうと思います。

5年前 No.595

×× ★yMOZQps0Qb_wtW

誰もいないうちに


真空を破れば、変わらない街
あなたは造花の輪をつくって
はしゃいでるぼくの頭に乗せた

熱を冷まして、苦しまないで
あなたは海辺を切り取って
気付かないぼくの爪に塗った

誰もいないうちに言えるかな


夢のようなサーカスの後で
あなたはペンダントを外して
後ろにいるぼくの胸ポケットに入れた

恥ずかしい事、忘れないで
あなたはアルバムの一枚を
眠っているぼくの横に置いた

誰もいないうちに行けるかな


朝には此処を発つよ
話は尽きないけれど
小さな予感を頼りにして
いつか、知らない場所で待ってる


あなたが変わってもいいさ
綺麗事と終わってもいいさ

時々、面影が揺られる

************************************************************
以上で終わります。
ありがとうございました。

5年前 No.596

さとね ★DaPLLboUpH_5rH

もう会えないの、と喉まで
もう終わりなの、と指先を
もう本当に、と


街中ですれ違うように
始まった
わたしたちのすべては
宙に浮かんだまま
明日あたり、どこかの理想郷へ葬られるのでしょう


i really thank to you and i really love your words. hope you are OK, someday i want to see you again. now i just say GOOD BYE to this pretty place. love you. xoxo



5年前 No.597

さとね ★DaPLLboUpH_5rH


本当にもう
xxさんの詩が読めないなんて

5年前 No.598

りら ★AU=d5KBoY9jdD






懐かしむあなたは泣いた、

埃に埋もれるこの街に
叫んだ言葉を置いていてよ

ピストルの音で駆け出す群れをきっと下から覗いていたの


わたしは、あなたに出会った


「 綺麗で儚い永遠 」




5年前 No.599

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笑い方を忘れた僕は
不安で仕方なくて泣いたんだ

そんな泣き方を覚えたところで
救われるはずなんてないのに

君が傍にいてくれる
理由になるから

ねえ、我が儘で、ごめんね。

5年前 No.600

お砂糖 ★Bm17I5NY0X_KmO

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5年前 No.601

きなこ ★iPhone=866ND4pWgm

古い家の中
微かな笑い声
泣き声にも聞こえる
僕はもう随分と耳が悪い


君がいつもより何倍も
まどろっこしく食事するから
嗚呼、遠くへ行くのかと
ただ思っていた


今日の僕は死んで
明日新しい息を吐く
それで充分だろう
此処で僕達は出会ったのさ

ーーーーー

××さん!挨拶が遅くなってしまいました。今までありがとうございました。
心情 憂いブルースが更新されなくなると思うと、とても寂しく思います。
なので、何か事情があるのでしょうけど、、、時々でも戻って来て下されば嬉しいです。
私は今までもこれからも××さんのファンですから!笑
ではでは、お邪魔しましたノシ

5年前 No.602
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