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平和ルネサンスv^^。ピース2020No.169 だけを表示しています。

ザビビのふくろう ★ZRGZRP6lC7_8gk

>>167  SumioBabaさん
同じ説明の繰り返しで疲れて来たんじゃないですかね(笑)

何度も物理の事例を出して自分の説の正当化をしようとされているのは,既に十分わかっています。
そして,ほぼ,おっしゃりたいことは理解できているとも思うんですよ。
だけど,仮に私の理解が正しいのなら,「本当は」とか「見落としている」という言葉が出るのはおかしい,と思うのです。

で,とりあえず,SumioBabaさんの説を,私が認めうる形で再構成してみます。
>>103

>そもそも《人間の行動原理》は、「自分の利益を最大にする行為を選択する」です。これに反するものは考えられません。


出発点はここですが,これも少し変えます。すなわち,
「人間とは,その行動において自分の利益を最大にする行為を選択する動物である」
と,人間を定義します。
そして,この立場をここでは「人間利己説」と呼びます。
重要なことは,この定義が,人間の本性がこういうものである,と主張しているものではけしてない,ということです。
つまり,人間の本性は善である,いや,悪であるといった論争が昔からあるわけですが,そういったものとは全く異なるのです。
そうではなく,あくまで,世界平和を政治的に実現するためにどうすればよいかを具体的に方法・対策を論じるに当たり,その世界の構成員たる人間を,全てこの定義によってとらえることにするという,あくまで方法論的に採る立場であって,したがってあくまで「方法論的人間利己説」であるということ。
つまり,この政治的課題について論じる際の方法論的原理となるのが《人間利己説》である,ということです。
方法論的にとらえる限り,別にこれを「方法論的性悪説」と言っても別にかまわないはずです。例えばSumioBabaさんも性善説的な考え方に「綺麗ごと」と述べているわけですから。

このことにより得られるメリットの一つは,SumioBabaさんが何度もおっしゃっている統一的記述が得られるということなどがあります。これは繰り返さなくていいでしょう。
ただ,注意すべき点は,次の点です。
この世界平和を政治的に実現するという課題を論じるに当たり,人間の行動の価値的側面を意図的に排除する,ということが挙げられます。
この人は善人だから利己的行動ではなく正しい行動,この人は悪人だから利己的行動で正しくない行動,などという価値的観点からの行為の区別を,意図的に捨象・排除するということです。
あくまで,「正しい・正しくない」は手段としての問題として扱い,人間行動に関しては全て利己的行動とみなし,そこにその主体の意図であるとか人間性であるとか,倫理的に正しいかどうかなど,一切捨象します。
「平和を実現するべきである」というのは,この課題が成立するための前提であり,この中で論じられるべきことはありません。
で,ここでも誤解されてはならないのは,これがあくまで方法論的なものだということ。
つまり,この人間利己説に立って平和実現の課題を政治的に解決する手段を論じる場合,倫理的問題を捨象する,それとの混同を一切避ける,ということが重要なのです。
意図的に,方法論としてそういう立場を選択するのです。
政治的・経済的問題としてこの問題を解決しようとする限り、もっぱら「人間は利己的動物である」として見なして扱うべきだ、それを方法論として採択すべきだ、ということです。
ですが,それが人間本性を表しているといったことを何ら含意せず,あくまでこういった課題・方法に関して,その原理として採る方法論的立場にすぎません。
これを混同すると「人間の本性は利己的行動であって,利他的行動などというものは,本当はありえない」といった主張となり,哲学的混乱が生じてしまいます。
当然のことに,逆に倫理的問題を論じる場合にこの人間利己説を採ることは,全く不適切です。
つまり,倫理的問題を扱う場合は,人間利己説を立場として採ることは方法論的に間違っているということになるわけです。
《人間利己説》はあくまで政治的に平和を実現するという課題を論じる際に方法論として採るべきとする立場の原理であり,これを人間の本性であるとか,他の立場は一見利他的行為に見えるものも本当は利己的なのであって,それを「見落としている」といった表現はミス・リーディングであり、避けるべきです。
目的となる社会・世界のあり方が想定されており,その実現するための手段を講じる上で方法論的人間利己説は有効だが,それ以前の,目指すべき社会・世界のあり方がどういうものか,すなわち人間社会はどうあるべきか,人間はどう変わっていくべきか,ということを論じるには適切ではありません。
というのも,よりよき社会,理想的社会という意味で「社会がどうあるべきか」を論じるのは価値が含まれており,方法論的人間利己説を原理とする場合,それは扱えないからです。
また,方法論的人間利己説は,人間が変わらないことが前提されているわけだから,よりよき社会をつくっていくために,人間がどうあるべきか,どう変わっていくべきかということに関わらない。
これまでSumioBabaさんは,こういったことを一方で認めつつ,しかし,にもかかわらず,次のように述べるわけです。

> 「狭義の利益」計算をしている人の立場に立つと、「自分のために他人を犠牲にする利己的な人」と「他人のために自分を犠牲にする利他的な人」の両方がいるように見えます。そして、人間の行動原理は人それぞれ異なり、人間一般に共通する行動原理が解らなくなり、「みなさん、利己的であることはやめ、利他的に生きましょう」と綺麗事を並べるだけで、利他的な人が増えるかのように勘違いする人が出て来ます。

 そこで「広義の利益」計算をしてみます。すると、本当はすべての人間が《人間の行動原理》=「人間がどういう行為をするか自由意志で選ぼうとするとき、自分の利益を最大にする行為を選択する」に従っていることが解ります。そして、どんなに綺麗事を並べようと、《人間の行動原理》に反することは誰も実行しないし、できないことが理解できます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こういった表現からは,《人間の行動原理》は方法論的原理であるというより,人間行動の普遍的本質である,という意図が読み取れるように思うのです。
もし方法論的原理であれば,ここで,利他的行為を説明原理としてとる立場をこのように否定する必要はまったくないからです。
結局私はSumioBabaさんが自分の立場を目的に相対的な方法論的原理にすぎないということを一方でわかっていると言われながらも,他方で自説を語るときはどうも絶対的な感じに言っているという感が否めないのですね。

さて,このへんで私からの批判は終えることにしようと思います。
SumioBabaさんは何度も同じ説明をさせられて,そろそろというかとっくに辟易されているのじゃないでしょうか?(笑)
もちろん,待て待て,とおっしゃるなら,それでもかまいません。

まあ,それにしてもいつものことですが,言いたいことを言う私に腹も立てずにレスをくださり,ありがとうございますm(__)m

>>168  SumioBabaさん
ついでに、少し。
やはり、このレスを読むと上に書いたことが妥当だと思いますね。
けしてshinwoodさんを擁護するつもりはありませんが、

>仮にこの女性が、本当に「市民を助けたい」という気持ちでこういう行動をしたのだとしましょう。もしそうであれば、SumioBabaが「その行為だって、本当はあなたが、自分の利益のためにしただけなのですよ」と言った場合、


それを聞いた周りの人は、
「あんた、何てこと言うんだ。どんなひねくれた性格なんだ」って言いますよ(笑)
仮にあなたの言葉で納得するとしたら、例えばこんな場合でしょう。
つまり、その女性がそのような行為をなした動機が、実は自分が市長になろうと思っていて、これだけ人助けをし、もし生き延びれればそれを現実化できると、その絶好のチャンスと判断してイチかバチかやった、
というのであれば、「本当は自分の利益のためにしただけ」と言われても、まあ仕方ないことになるでしょう。
しかし、実際の女性はそういったことを一切考えず、自分の危険も顧みず、その人たちに助かってもらいたいという一心で行為を行った場合、それは利他的行為と言うべきものなんですよ。だって、実際立派な行為じゃないですか。
つまり、この状況は、その人の行為の価値についてみんなが尊い行為であると述べているのであって、あなたの捉え方は、そういった価値を捨象する捉え方なんですから、あなたの原理を当てはめて語るなんて不適切に決まってるじゃないですか。そういう価値をこそ語っている場面、すなわち価値を捨象してはならない場面で、あなたの価値を捨象する原理で人の行動を捉えるべきじゃないんですよ。
それがわかっていない、つまり、人間行動の普遍的原理であると思っているから、こんな場面でもそういうことをおっしゃるんだと思いますね。

2018/05/15 21:18 No.169

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