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甘過ぎたトフィーアップル

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猫子@cotori ★ck4PzRA42c_uSe


 ここに書き溜めるのは私が考えた設定です。
 小説のネタを主にどんどん書いていく予定です。

 メビウスリング以外の個人サイト(そこでもハンドルネームは猫子です)で書いている小説の設定なども書きます。

 この記事はあくまで私用のものなので読んでもわけがわからないと思ったり、気分が悪くなったりする可能性もあります。
 ネタバレから没ネタになりそうなものまでなんでも書きます。

 基本的に書き込みはご遠慮ください。
 当然、ここに書いた内容を真似しないでください。たとえそれが没ネタだとしてもです。


 本当にたいしたことのない書き溜めですが、それでは書いていきます。







5年前 No.0
メモ2012/09/06 23:12 : 猫子 @cotori★3TjZqsYsy9_gaU

 自分で作った子供達(オリキャラ)は可愛い。溺愛。親馬鹿にでもなってやるぜ。

 厨二病って言われると意味もなく否定したくなる。

 けれどやっぱり色々厨二っぽい設定がある。でも若い文章の方がウケいいんだよ! 厨二は若さの証なんだよ! だからいいよねって開き直ってやる。


『いいね!』レス 


 ―→あわねこ様

 褒めていただいてすごく嬉しいです。正直舞い上がっております。小説執筆頑張ります!


 


 

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猫子 ★AH0fA3nnjI_mgE

《ネバーランドにさよならを》

 物語の時代背景も舞台も全て不明瞭にするつもり
 どこかレトロな雰囲気で日本人みたいな漢字を使った名前もあるけれど若干ファンタジーが混ざった欧風なイメージ
《水葬ナイトウォーカー》に似ている世界観だがあれほど殺伐とはしていない
 イースターエッグ、イースターバニー、露台、中庭、合歓木、水仙、ラペルピン、チェロ、トロリーバス、電車、自動人形、夢見せ小屋、大道芸、鉱石菓子、カフェオレ、ショコラ、ラジオ、ピーターパン、ウェンディ、成長を拒む子供達、成長を受け入れる子供達、子供から大人へ、春


子供達の親
 スピカの父
 琥珀色の髪と目元がほんのりと赤い白い肌。瞳は菫色。背が高い。細身だが決して貧弱そうには見えない筋肉質。夕星曰く「かつてはどこかの城に住んでいた没落貴族の御曹司がそのまま中年になったみたい」な印象。職業は安定した物書きで大抵は家にいる。

 夕星の母
 漆黒の髪と象牙色の肌。瞳は緋色。中肉中背。常に化粧を濃くしている。胸はやけに大きい。スピカ曰く「子供の頃から男に好かれ、女に嫌われるような少女がそのまま婦人に育ったみたい」な印象。職業は酒場で働きながら手品を披露する奇術師でチップが給料を上回ることも。

2年前 No.410

猫子 ★AH0fA3nnjI_mgE

《ネバーランドにさよならを》を大きく変更してみようかと迷走中
 なかなか上手くいかないので単純に幻想的な短編集にしてもいいかなと思い始めている
 ちょっと不思議な話
 日本ではないどこか異国情緒の漂う世界観をとにかく出したい
 スピカと夕星の親友コンビが体験する一年間の四季とか


 二人の年齢は低くして十三歳くらい
 家が隣同士で露台で互いの部屋を行き来できる設定もそのまま 趣味も同様
 家族設定は普通に円満な家庭で両親健在でもほとんど出てこない
 スピカ→父・母・兄(十七歳くらい)
 夕星→父・母・飼い犬

2年前 No.411

猫子 ★AH0fA3nnjI_mgE

 新しい小説ネタが大雑把ながら浮かんだのでまとめてみる


「お前は私の獲物なんだよ。だから、私以外に狩られないで」
「あいつに手を出すな。あいつは私の獲物だ」

 とにかく女の子(主人公)が男の子を「獲物」として狙う狩人的ポジションな物語にしたい


 舞台は一応現代日本。
 主人公は十五歳の少女で名前は舞織(まいおり)。見た目は線が細い少年。中性的な少女。超弩級の田舎に祖父母と暮らして狩猟や畑仕事を手伝いながら育ったため、鳥や小動物くらいの獲物ならその辺にある石を思い切り投げつけて仕留めることもできる。もちろん必要最低限しか獲らない。身体能力は当然高い。将来の夢は祖父のような立派な猟師。都会人が彼女の身のこなしを見て「すげえ。リアルでパルクールとか初めて見た」とか言っちゃうほどだけど舞織からしたら「パルクールって何」みたいな。浮世離れしてて根が純粋。ただし狩りのことになると、自分の獲物と決めたものに対する執着が凄まじい。「自分が生きるために他の生き物を殺すことで世界は成り立っている」とかそんなことを真剣に考えている。それ故に動物虐待や殺人事件には「何故自分が生きるためでもないのに殺すのか」などと考えるため理解できない。年頃の割に自立してて大人びている。

 ちなみに学年的には中三の十五歳じゃなくて高一の十五歳。本編開始時の季節は四月頃。
 物語の流れで序盤に田舎から都会に移り住むことになってるけれど、進学設定にするか中卒設定にするか悩む。世間体を気にしない舞織だったらしっかりとした職に就かなくても自給自足でどうにかできそう。でも都会だったら無理だろうな。

 舞織が訪れた都会の街で一年前から有名になっていた都市伝説がある。



 都市伝説の詳細は考え中。
 とりあえず半人半猫で亜人間みたいな存在。言ってしまえば人間としての姿も持つ化け猫。それが人間を襲うから人間は彼らを殺していいことになっている社会状況。舞織もその都市伝説の彼らを獲物として狩ろうとする――というような流れにする予定。


2年前 No.412

猫子 ★AH0fA3nnjI_mgE

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2年前 No.413

猫子 ★AH0fA3nnjI_mgE

人猫ネタ

 登場人物

 四季島舞織(しきとう まいおり)
 女性。十五歳。一人称は「私」。幼少期から辺鄙な田舎の山沿いにある家で祖父母と暮らし、狩猟や畑仕事を手伝っていた少女。狩りの腕は折り紙つきで、鳥や小動物は投石だけで捕えることができる。少女と言うより華奢な少年に近い容姿のためよく性別を間違えられるが、本人は気にしていない。外からの客人と関わるとき以外、録にテレビも見ずにインターネットも使わず、ほとんど外の世界に触れたことがないため浮世離れしている。世間知らずで根が純粋。しかし狩りに関しては、自分の獲物と決めたものに対する執着が凄まじい。年頃の割に自立していて大人びている。物心ついた頃から塗装されていない野山の獣道を駆け回っていたため、身軽で力が強く五感も鋭い。特に獣の匂いには敏感。また観察力や洞察力が優れているため人の感情を感じやすく、よほどの相手でない限り嘘を見抜ける。人間より野生動物という印象が強い。父の雅彦が十七歳のとき、若気の至りで年上の女性を孕ませた結果、無理矢理押しつけられたという複雑な生い立ち。母親のことは名前すら知らない。しかし彼女自身、育てる気がなかった母のことなど興味がないと言う。祖父母にはかなり懐いているが、かと言って雅彦に懐いていないわけではない。犯罪も滅多に起きない田舎だったとは言え、余所からきた若者とのトラブルが起きることもあったため、素手やナイフでの喧嘩に慣れている。


 四季島雅彦(しきとう まさひこ)
 男性。三十二歳。一人称は「俺」。シングルファザー。高校進学と同時に田舎を出て、都会で一人暮らしを始めていた。少年時代から決して優等生とは言えない問題児だった。十七歳のとき、若気の至りで年上の女性を孕ませてしまう。渋々ながらも相手は出産したが、全くと言っていいほど愛着がなかったため娘を雅彦に押しつけると彼のもとから去っていった。それでも施設などに入れることはせず、両親と相談して舞織を実家に預け乳母を雇うことにした。月に一度は帰省し、必ず娘に会いに来ていた。親子と言うよりは兄妹のような距離感を持った肉親だが、舞織が自分のことを「お父さん」と呼んでくれることが嬉しいらしく一応父親としての顔はある。たまに舞織を「俺の娘」と呼ぶ。現在は物書きをしつつ、非合法的な仕事の片棒も担いでいる状態。名は知られていないが、裏の業界にも関わっている。よくも悪くも自分や他人に正直で、自分を飾ろうとしない。その性格がある程度の信頼に繋がることも。ようやく自分一人でも娘を養える余裕ができたことで「親子の絆を深め直したい」と言って両親を説得し舞織を都会に連れ出すが、その本心は腕利きの猟師である父に認められた彼女とともに人猫を狩ろうというもの。

2年前 No.414

猫子 ★AH0fA3nnjI_mgE

人猫ネタ

 蒐村(あかねむら)
 舞織が祖父母と暮していた村。村民の人口は二百人前後。ほぼ全員が顔見知りで互いの名前を知っている。雅彦曰く「先進国の日本にあるまじき不便さ」が特徴で、通常の携帯電話は電波が届かず圏外となる。しかし自然が豊か、空気が清澄である、村民が優しく親切といった田舎らしい長所も持ち合わせている。江戸時代から農業と狩猟が盛んな村として知られていた。明治時代に入ってから人口が減っていったが、今でも廃れてはいない。傷心旅行や療養生活には最適な環境。小中学校、旅館、図書館、福祉医療施設がある。小学生も中学生も人数が少ないため、同じ校舎を使っている。
「蒐」には集める、しらべる、閲兵する、隠す、(狩と通じて)狩りする、春の狩猟、(捜と通じて)捜す、という意味がある。


 空繰市(からくりし)
 雅彦が高校入学と同時に住み始めた市。海に面している政令指定都市。都会らしい都会。ここ三年の間で人猫に肝臓を抉り取られる猟奇殺人事件が起こっているため、全国的に人猫を猛獣という扱いで手配している。




 そろそろタイトルを決定したいけどいい案が浮かばない
 なんとなく「ストレイキャット」という文字を入れたい
 野良猫という意味も兼ねて迷い羊(ストレイシープ)と似たニュアンスでも使えると思う

2年前 No.415

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

私立日月学園シリーズ

 書き捨ての方に色々書いていたけれどいい感じにまとまったのでこちらにも書くように。
 元々は雑誌に載せる短期連載用小説(その一作だけで完結)だったけれどシリーズものにしたい願望が強いから色々増やしたい。普通の長編にしてみたい。設定ももう少し深く掘り下げてみる。


あらすじ
 私立日月学園に通う女子高生・無々篠禊は、学園内で稀代の奇人変人と畏怖される日月四天王の序列三番《魔女》。十歳のとき願いを叶える悪魔と出会って以来不老不死になった彼女は、元の人間らしい人間に戻るためかつて自分が出会った悪魔との再会を目的に、彼氏や弟に協力してもらいつつ自分と同様悪魔と関わった人間を探す日々を送っていた。しかし不老不死の悪魔憑きという、前代未聞の非常に強力な怪奇たる禊が中等部から在籍し続けたことにより、いつしか日月学園の空気は乱れて様々な怪奇が出没するようになってしまう。そういった怪奇に憑かれた人々を助けるうちに禊は自分の存在意義を見出し、人間的に成長していく。




 さらにもう少し詳しく時系列をまとめてみる

・禊、十歳のとき悪魔と出会って契約を結ぶ間も願う間もなく当時の願い事を叶えてもらう。悪魔はすぐにドロン。
・禊、不老不死になったことに気づく。周囲の人間が離れていく中、この頃から探偵だった弟だけは離れない。裏の業界でも有名になっていく。
・禊、両親からの腫れ物扱いがひどいため小学校卒業後に弟と引っ越して二人暮らしを開始。悪魔憑きを探し始め、彼氏ができる。
・禊、私立日月学園中等部に入学。禊の弟は別の市立小学校に転校。
・禊「あれー? なんか周囲で悪魔とは違う別の怪奇に憑かれた人がいるんだけど、もしかして私のせい?」
・ハンス「どう考えてもお前のせいだろ。風紀乱れるからお前が解決しろ」 禊「まじか」←イマココ!


2年前 No.416

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

私立日月学園シリーズ

登場人物


「私の名前は無々篠禊。罪や穢れを洗い流す必要がないみたいな名前でしょ。あるいは洗い流さなかった故に罪や穢れに塗れた人間みたい、かな。変な名前だと自分でも常々思ってるよ。嫌いではないけどね。日月学園高等部二年B組。日月四天王の一人《魔女》なんて呼ばれてる。帰宅部だよ。こんな私と友達になろうとするなんて奇特な人だね。でも、ちょっと嬉しいよ」

「ああ……見てしまったんだね。でも、今さっきの現象を見たからと言ってきみの人生が劇的に変わるわけじゃない。ただこの世の中には不老不死の人間が一人くらい実在するっていう認識が増えただけだ。早く忘れてしまえばいいよ。きみには関係ないことだ」

「きっと今、私のことを本当に愛してくれているのは弟とハニィだけだろうね。正直に言うと、私の弱点はあの二人だよ。私だって彼らを愛している。だから弟とハニィに手を出すのはやめてくれ。いや、やめておいた方がいい。あの二人に手を出したら、多分あなたは地獄を見るよ」

 無々篠禊(ななしの みそぎ)
 本編の主人公。日月学園四天王の一人、序列三番《魔女》。高等部二年B組。帰宅部。身長140cm。一人称は「私」。太腿に届くほど真っ直ぐ伸ばした黒髪と黒目がちの黒い瞳を持つ。ざっくばらんとした気取らない性格で普通の感性を持つ常識人。四天王の中では最も弱く、最も異常で、最も優しく、最もいい人という位置。怪奇に憑かれた人々のためならば捨て身で奔走するほどお人好しだが、その性質は自棄を含んだ自己犠牲の精神から生まれている。小学五年生のときに悪魔と出会った。その悪魔が彼女の願い(努力や金でどうにかできる類のものではない)を契約も結ばずに叶えて去って以来、肉体における様々な変化を失った不老不死。外見はずっと十歳のままで一度も病気に罹らず、身長や体重も変化することなく、初潮も迎えていない。疲労は感じないが眠気や空腹など欲求的なことは感じる。また、外見上の変化として髪と爪だけは伸びている様子。死の概念を持った普通の人間に戻るため、自分の願いを叶えた悪魔を探している。そのうち人間に憑いている悪魔の問題を示談で解決できるようになり、加えて同い年の彼氏と三つ年の離れた弟が影響したため、いつしか裏の業界でも有名になり始める。その結果怪しい宗教団体に誘拐されたり迫られたり散々な目に遭うことも。
 家族構成は父、母、弟。日月学園には中等部から入学。小学校卒業と同時に弟との二人暮らしを開始した。普通の住宅街に建つ2LDKの二階建てを弟の収入+裏の業界で繋がりを持った人の援助で購入(一括払い)し、現在もそこに住んでいる。家事炊事は二人で分担している。たまに禊の彼氏が来て、掃除洗濯料理をやってくれる日も。両親は娘を気味悪がり、ほとんど放任を貫いている。それでも毎月の仕送りは申し分程度だが一応ある。

2年前 No.417

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

私立日月学園シリーズ

登場人物


「俺の名前は八王子ハンス。八王子グループの三男で、腹違いの兄弟姉妹が二人ずついるからちょうど真ん中だ。日月学園高等部二年特進A組。昨年から続けて生徒会長に就任している。お前も日月学園の生徒だと言うのなら、俺の手足となって馬車馬のように動け。そうすれば世界を変えられる」

「ふん。どうも俺はお前ほど愚かで低能な女の心を理解し難い。どんな世界でも賢者を理解することは容易く、愚者を理解することは難しく、豚を理解することはできないものだな。脳の構造が違う異性であれば尚更だ」

「美しい? それは俺に向けて言っていることなのか。……言っておくが、俺は俺自身の魅力を客観的に熟知してる。そんな月並みな賛辞で俺が喜ぶと勘違いするなよ」

 八王子ハンス(はちおうじ ハンス)
 日月学園四天王の一人、序列一番《皇帝》。高等部二年特進A組。生徒会長。身長185cm。一人称は「俺」。ドイツ人の母を持つハーフ。蜂蜜色に近い金髪とエンペラーグリーンの瞳。東洋人にも西洋人にも見える美少年。自分を頂点とし、この世におけるものであれば自分以上の存在も概念も一切合財認めない究極のエゴイスト。加えてツンデレで二次元オタク。その振る舞いから独裁者や暴君のような印象が強いものの、実際にやっていることは日月学園そのものや生徒達にとって利益になることが多い。学園内には彼を熱狂的に崇拝する者もいる。元々はドイツのギムナジウムに在籍していたが十五歳で日本に移り住み、日月学園に外部進学した。四天王の中では一番の新参者でありながら最も権力を握る人物。一桁の年齢で裏の業界でも顔が利く存在になり、現在は表と裏の世界両方で「敵に回してはいけない人物」として有名人。愛称はヘンゼルだが、呼んでいいのは家族と四天王だけ。世界経済を担う旧財閥八王子グループの会長である父親を持ち、才児揃いの九人兄弟の中でも最も跡継ぎに相応しいとされている超弩級の天才。
 家族構成は父、母、腹違いの兄弟姉妹が二人ずつ。日月学園には高等部から入学。来日すると同時に一人暮らしを開始した。高級住宅街に建つ高層マンションの最上階ワンフロアを完全に占領しているが、あくまでこのワンフロアは別荘の一部というような扱い。本来、日本における実家と呼べる住居(八王子家の本邸)はもっと別のところにある。すでに自活しているため仕送りはなく、マンションの部屋代はおろか生活費や学費は全て自分で稼いだ金で払っている。家事炊事は最早究めているレベルでこなせるが、時間を割きたくないため使用人を二人雇っている。

2年前 No.418

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

私立日月学園シリーズ

登場人物


「俺の名前は軍川衛輔。日月学園高等部二年C組。日月四天王の一人《ベルセルク》って呼ばれてる。でも、俺自身この通り名は好きじゃないんだ。だってベルセルクって北欧だと人殺しを生業とする職業軍人を蔑視するような言葉だったみたいじゃないか」

「ハンスくんは初めて俺を認めてくれた人なんだ。普段の俺じゃなくて、皆が《ベルセルク》って言う凶暴なときの俺も肯定的に認めてくれたのはハンスくんだけだよ。だから俺、ハンスくんのためにできることなら何でもする」

「昨日は本当にごめんね。……うん。いくら謝っても許されないことはわかってるから、俺ももうこれ以上は謝らないよ。謝ったところできみの身体が元通りになるわけじゃない。ただきみは、運が悪かっただけだ。頼むから二度と俺に喧嘩を売らないでくれ」

 軍川衛輔(いくさがわ えいすけ)
 日月学園四天王の一人、序列二番《ベルセルク》。高等部二年C組。生徒副会長。身長177cm。一人称は「俺」。軽く癖のある濃い栗色の髪と黒い瞳。どことなく大型犬のような印象がある。普段は男も女も殴ることができないほど優しく繊細な性格だが、一度トランス状態に陥ると気絶でもさせない限り体力が尽きるまで火事場の馬鹿力を発揮して暴走する凶暴な側面を持つ(解離性同一性障害ではない)。その際には無感情、無表情、無言の三拍子が揃っている。野生の獣に近く、自分より圧倒的に強いと見做した相手でなければ武器を持っている者にも襲いかかる。トランス状態になるきっかけは自身が危険に晒されたとき、窮地に追い込まれたときなど。誰かに強く殴られたり蹴られたりといった攻撃も含まれる。現在彼の手綱を握っているのはハンス一人だけ。凶暴な側面を含めて自分を肯定的に認めてくれたハンスには心酔している。また、プライベートでもよく彼に付き添っていることで裏の業界に馴染み始めている。学園内に存在する不良の約半分は彼の舎弟を名乗るが、本人は当然認めていない。
 家族構成は父、母、妹、弟。日月学園には初等部から入学。普通の住宅街に建つ4LDKの二階建てに家族と住んでいる。両親や妹、弟には存在しない凶暴な側面を幼い頃から恐れられてはいるものの、元々家族思いで優しい性格のためそれほどひどい腫れ物扱いをされていない。家事として料理や掃除を積極的に手伝っている。四天王の中では唯一親元を離れず、実家で暮らしている人物。その理由は万が一トランス状態に陥って暴走した際、一人では止められる人物がいなくなってしまうから。

2年前 No.419

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

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2年前 No.420

猫子 ★FaGINnDLEa_m9i

私立日月学園シリーズ

八王子家
 世界経済を担う旧財閥、八王子グループ。日本有数の大企業をいくつも傘下に持つ。
 現在の会長はハンスの実父。戸籍上は未婚だが、それぞれ国籍が違う九人の女性と結婚式を挙げて一人ずつ子供を儲けた。九人の妻には子供にしっかりと母親らしい育児をさせる代わり、全員を本邸に招いて不自由のない暮らしをさせている。一日ごとに妻のポジションをローテーションさせ、その日妻のポジションではない八人の女性とはよき友人という態度で接する。息子や娘には帝王学までも含む英才教育をしてきたが、本人達が嫌がることは無理強いさせない。父としては「自分が選んだ道を自由に歩めばいい。その代わり、いずれ何らかの形で八王子の家に有益となることをしろ」と言ったことだけを忘れずに守っていればいいと考えている。


八王子会長
 外見はナイスミドルなおじさま。四十六歳。
 厳しそうなお父さんと優しそうなお父さんを足しで二で割ったような雰囲気。つまりは理想のお父さん。
 生まれつき「金に好かれる」という特徴を持ち、いつでもどこでも彼のもとには金になるいい仕事や物品が頻繁にあちらの方からやってくる。そのため金を湯水のように使う毎日を送りながらも常に大金持ち。真面目に仕事をしなくても十分なほど稼げるが、仕事が楽しいのでワーカーホリックにならない程度の仕事量(土日は休み)をこなしている。
 九人ずついる妻子を平等に愛している。九人もの女を妻にした理由は単純に「一人の女性に絞るよりも、その方が跡継ぎに相応しい子が生まれる確率が上がるから」というもの。今までにも八王子の会長となった者が跡継ぎのため複数の女に孕ませることは少なくなかったが、九人までに及んだのは現在の会長(ハンス達の父親)が初めてらしい。
 現時点で子供達の中から跡継ぎを決めるならハンスを選ぶつもり。
「きっとあの子は父である私のことすら自分以上の存在だと認識していないだろう」

2年前 No.421

猫子 ★FaGINnDLEa_m9i

私立日月学園シリーズ


八王子家の跡取り候補

長男 朔(はじめ)/生粋の日本人。二十四歳。黒髪、黒い瞳。身長175p。遠慮や恥じらいを美徳とする日本人らしさの塊。跡継ぎになることに積極的ではなく、なるべく一般人のような生活がしたいと考えている。ドのつく草食系。八人もの弟や妹から無条件で慕われている唯一の人物。近眼で眼鏡をかけている。長子という立場に加えて真面目かつ努力家なため跡継ぎとしての素質は十分にあるが、そのようなオーラがあまり感じられない。

長女 ジェンマ/イタリア人とのハーフ。二十二歳。ストロベリーブロンド、ヴァイオレットの瞳。身長172p。ハンス曰く「峰不二子のような女」。世界中のマフィアや非合法組織を行き来しては幹部以上の男にハニートラップを仕掛け、たっぷりと貢がせている。跡継ぎになりたいと思ってはいるものの、そのための努力が面倒だと考えているうえハンスやヴィンセントには敵わないからとほとんど諦めている。男も金も同じくらい好き。

次男 ヴィンセント/イギリス人とのハーフ。二十歳。フラクスン、ヘーゼルの瞳。身長188p。現時点でハンスに次ぐ実力者とされている。生まれながらにして才能に溢れていた。跡継ぎになりたいと切に願うが、ハンス相手にはどうしても勝てないということに激しい劣等感を抱く。皮肉と紅茶を嗜むところは母親譲り。自分の手を直接汚さず他人を操ることに長ける。優しい笑顔のポーカーフェイスをいつでも崩さない腹黒紳士。

次女 ロザリー/フランス人とのハーフ。十八歳。ミモザに近い金髪、アクアブルーの瞳。身長168p。日本の漫画やアニメが好きで、完成度の高いコスプレを嗜む。趣味が共通しているためハンスとは話が合い、唯一友達のような感覚で談笑できる人物。様々なモデル(広域的に美術モデル、ファッションモデル、グラビアアイドル)としての職業に専念しているため、朔ほどでないがそこまで跡継ぎになりたいとは思っていない。

三男 ハンス/ドイツ人とのハーフ。十六歳。蜂蜜色に近い金髪、エンペラーグリーンの瞳。身長185p。現時点で八王子の跡継ぎに最も相応しい人物。生まれながらにしてヴィンセントよりも溢れていた才能に加え、ショートスリーパー故に睡眠を最低限に削って苛烈なほどの努力を積み上げ続けた結果十代にして人間離れした能力値を持つ。兄姉弟妹の中にも自分が本気を出せる相手がいないことを知っているため、見下すどころか眼中にない。

三女 ヘルミオネ/ギリシャ人とのハーフ。十四歳。黒髪、琥珀色の瞳。身長160p。かなりの勤勉で読書家。インドア派かと思わせて何気に体育会系でもあり、基本的にスポーツはどんなものでも好き。非常に寡黙で滅多なことでは喋らずに意思疎通を図り、喋ったとしても単語だけであることが多い。物静かで大人しい人柄だが、実は野心家。ハンスやヴィンセントに大きな差があることを痛感しながらも跡継ぎになることを諦めていない。

四男 セバスティアン/スペイン人とのハーフ。十二歳。ショコラに近い茶髪、ピスタチオグリーンの瞳。身長153p。陽気で子供っぽいところは母親譲り。鈍感であまり空気が読めないが、自分が譲れないと思ったものには必死で情熱を燃やす。跡継ぎにはなれたらいいなと考えている程度。家族の中では典型的なムードメーカーの立ち位置にいる。兄弟姉妹の間で険悪な空気になったところで彼を投入するとそれほど大きな争いにはならない。

四女 クリスタ/フィンランド人とのハーフ。十歳。プラチナブロンド、グレーの瞳。144p。唯一自分より年下である弟のミハイルと行動することが多く、彼をとても可愛がっている。純粋かつどこか献身的なところがあり、目的のためであれば自己犠牲を厭わない。自分のためよりも人のために動いた方が実力を発揮できる。自分以外の誰かのため跡継ぎなりたいと考えているが、それはまだ兄や姉との差をそれほど痛感していないがため。

五男 ミハイル/ロシア人とのハーフ。八歳。プラチナブロンド、ダークブルーの瞳。身長132p。九人兄弟の末子であるが故に、今は必死で兄や姉に追いつこうと努力している。自分を特別気にかけてくれる姉のクリスタを最も慕う無邪気な少年だが、それは全て演技。弱者のふりをして、自分が跡継ぎになるため彼女を利用している。ヴィンセントのようになりたいと考えているが、良心からクリスタを駒として扱い切れていない。


2年前 No.422

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

猫窟島のケット・シー(リメイク)

 追加したい設定・場面


 カミルの服装は基本的に古風な学生。黒い学帽、黒い詰襟が多い。それ以外ではブラウスシャツと半ズボン。


 雪織は初めてケット・シーを訪れた日、カミルに誘われて夜間授業に出席する。その後、ダイヤが経営する雑貨店《風信子堂(ふうしんしどう)》に行って、双魚を彫った懐中時計型オルゴールをもらう。
 夜間授業は開かれる時刻が決まっているものの、授業内容は様々で一日に一度しか出席しなくても問題ない。自由度が高い。


 雪織、五番目、カミルとで遊んでいるときに雪織が「自分も男だったらよかったのに」と言い出す。「きみ達と同じ男だったら、もっと二人と一緒に近くでいられるような気がする」とも。しかし少年二人は「雪織が男だったらなんだか嫌だ」と言い、少女の雪織を改めて受け入れる態度を示す。


 カミル、キリク、ケイラ、コリンはケット・シーで開かれるサーカスに入っている。しかしカミルは三人と不仲だったこともあり、自分がやりたいと思う大役(空中ブランコ)を任せてもらえなかった。今までやっていたのはデビルスティックやディアボロといった前座的なものばかり。
 作中でカミルがキリクと和解した後、雪織と五番目はカミルからサーカスのチケットをもらう。そこではカミルが三人と見事な空中ブランコを披露する姿があった。もちろん大成功し、雪織と五番目はサーカスが終わった後に楽屋へ行く。



2年前 No.423

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

私立日月学園シリーズ

 軍川衛輔について

 サブカルチャーにおける多重人格キャラは大抵裏の人格が凶暴だったり暴力的だったりする場合、比較的心優しい主人格はそれに悩まされる――ということが多いと思う。つらい過去が原因で生まれるとかは実際にもあるっぽい。あと記憶が飛んでたりとか、共有できないとか。

 衛輔はそれと違い、つらい過去とか何もない。むしろ中の上並みにほどよく恵まれた家庭環境。暴走中の記憶はしっかり残っているし決して自分のトランス状態を疎んでいるわけでも恐れているわけでもない。ちょっと周囲に迷惑かけちゃうなー、悪いなー、みたいな感覚。駐停車禁止の道路脇にしばらく駐車させる人と変わらないとか思っている。だから「トランス状態になって周りを傷つけるの嫌!」とは全然ではないが、それほど思っていない。そんなこと思うのはよくも悪くも凡人の感性。あくまで日月四天王と呼ばれる奇人変人であるのだから、これくらいは普通。

 人を傷つけちゃった場合、「人と人が意味もなく無駄な争いするなんて人だから当たり前。別にいいか」みたいな感じ。とりあえず相手とその後出会ったとき一回は謝っておく。器物を壊しちゃった場合はハンスが損害賠償を肩代わりしてくれる。ハンスにとっては普段から不良の殲滅メインで従わせているから、そのお小遣いをあげているみたいな感覚(つまり安い出費だと思ってる)。それでも最近は上手く手綱を操り、自分が傍にいるときの器物の破壊はそれが目的じゃない場合抑えさせようとする。
 とにかく衛輔本人は「人相手だろうと器物相手だろうと運が悪かったね」と感じる程度。

2年前 No.424

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

棗シリーズ

 水葬ナイトウォーカーの主人公、棗をまた新たな小説の主人公にしたい。同じなのは棗の設定と大体の世界観、あと登場人物の名前はハーブからきてるところ。登場人物は棗以外全員違う。こういう同一人物が違う小説の中に登場する手法って何か名前あるのかな。

 アルカネット
 二十二歳。男。マフィアっぽい組織に入っている構成員だが、そこでの働きよりも女性相手に身売りする男娼としてよく稼いでいる(娼館にいるわけではない)。やや童顔な美形。どこか退廃的な美しさを持っていて、女の母性を刺激させる雰囲気を醸し出している。男色には興味なし。喧嘩は強い。足が持て余すように長いため、蹴り技を披露するときは結構絵になる。ナイフも銃も使える器用貧乏。髪の色は淡い金髪だが、ところどころに菫色が混ざっている。そのため「アメトリンのアルカネット」と呼ばれることがある。瞳の色は菫色。飲酒喫煙邪淫に耽りまくりの自堕落生活を送っている。しかし女に買ってもらうため、身体も部屋も清潔で健康的。

 本文は三人称書きでアルカネット視点。
 同じ組織で上司の叔父から「遠縁の娘を預かってみないか? 親から十分な養育費が出るから、悪い話じゃないだろう」とか言われるアルカネット。十五歳で女とか、もうそれ少女じゃなくて彼氏とやることやってるような女だろとか考える。しかしその娘、棗は生まれつき黒い髪と瞳の色が原因であまり人と馴染めない。「彼女に恋人はいないし、お前の家に男を連れ込むようなことはしないだろう。それに一度だけ会ってみたが、なかなか礼儀正しくていい娘だったぞ」と言われ、金が入るのはありがたいので引き取ることに。そこから棗とアルカネットの共同生活が始まる。

 冒頭のシーンは絶対に朝チュンから始めようと思ってる。
 私は大体小説を書くとき一行目から主人公の名前を出して「こいつが主人公なんです!」って主張させるから今回もそんな感じにしたい。

2年前 No.425

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

アマデウスの番犬


登場人物

 神屋敷ウタ(かみやしき ウタ)
 神屋敷家の長男。一人称は表向きが「わたくし」で素が「俺」。当主となる予定だった姉達が死んでしまい、母が彼の出産を最後に子供が産めなくなったため特別に次期当主候補となった。幼い頃から女の恰好をさせられ、男らしく成長しないようにという母の願望でほぼ軟禁生活のような暮らしを送っていた。そのおかげなのか華奢で小柄で色白。言葉遣いも女性らしいものにさせられた(結果、お嬢様っぽいオネエ口調になっている)が、素が出ると荒っぽい男のものになる。美少女にしか見えない美少年。幼少期から制限の多い生き方をしてきたせいで性格は捻くれ、サドになった。靴は必ずピンヒールで、走るということをしたことがない。頭は異常にいいが、体力がない。前髪を軽くぱっつんにし、太腿まで届くほどの長さがある真っ直ぐな黒髪が特徴的。ヘアアクセサリーをつけることが多い。身長161p。ピンヒールを含むと166p。

 蛇島かがち(へびしま かがち)
 蛇島家の長女。一人称は「私」。ウタと同い年。末っ子だが兄三人より圧倒的に強い実力を持っていたため、現在蛇島での番犬候補代表に。元々身体を鍛えることが自分のためだと思ってストイックに鍛錬を積んできた。しかし後から自分が鍛えていたのは神屋敷家の番犬となるためだったことを知り、反発する。そして番犬候補と当主候補の顔合わせの場でウタに暴言を吐き「私は不採用にしろ」と言ったが、ウタからは興味を持たれ番犬に指名された。代々継いできた血のためか、傭兵気質なところがある。男勝りだが紳士な性格で女子から告白されることも多い。勉強は得意ではないが、その分べらぼうに強い。赤っぽい茶髪のショートボブ。身長170p。



神屋敷
 由緒正しい名家で昔から女尊男卑な一族。
 財政界に通じているのは当たり前、裏の世界にも直結してる。
 神屋敷の人々は九割の確率でギフテッドが生まれるため、アマデウスの一族(=神の寵愛を受ける一族)とも呼ばれる。
 その代償というべきなのか神屋敷の女性は肉体的に虚弱な者ばかり。鍛えようとしても死にそうになる。
 神屋敷の当主は代々女性で、結婚も婿養子を迎える。当主は必ず神屋敷の血を直接引く子でなくてはならず、養子は決して取らない。
 神屋敷の当主(または候補)には「番犬」と呼ばれる護衛を一人つけることが決まり。
 十二歳になるまでは親が決めた番犬を、十二歳になってからは自分で番犬を選ぶ。
 番犬になるのは代々神屋敷家に仕える八つの家のうち、どれかの血を直接引く者を選ぶ。大抵は男。

神屋敷に仕える八つの家
牛塚(うしづか)
馬宿(うまやど)
亀池(かめいけ)
狐山(きつねやま)
鹿森(しかもり)
猿門(さるかど)
鳥居井(とりいい)
蛇島(へびしま)
 通称「八使(やつかい)」。
 昔から神屋敷に仕えているが、傘下企業というわけではない。
 あくまで神屋敷家当主の番犬となる者を輩出するためだけに存在する。
 昔は今よりも番犬の座を手に入れることにどの家も死にもの狂いだった。
 祖先はその時代において最新の武術を取り入れ、同時に高名な武芸者と子を成すなど遺伝子レベルで品種改良じみたことを行ってきた。
 肉体的に人間離れした強さを持つ者ばかりで、それ故に番犬にならずとも著名人となる場合が多い。

2年前 No.426

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1年前 No.427

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悪役の姉、あるいはどこにでもない異世界奇譚

あらすじ
 大学二年の夏休み、私が開けたクローゼットの中には冬の夜が広がっていた。好奇心でクローゼットからその異世界へと入ってみたところ、何故か容姿が十歳くらいにまで若返り、元の世界に戻れなくなってしまう。わけもわからないまま雪が降る中で凍えていた私を、八歳くらいの可愛らしい子供が指差して言った。
「父さん。ボク、クリスマスプレゼントはあの人がいい。姉さんが欲しかったんだ」
 どこの馬の骨かもわからない私を養子として迎え入れたい変わり者の名前は、神細工ナギと言った。……ちょっと待て。確かその名前って、私がかつて小学生のときに見ていた日曜アニメの悪役じゃなかったか? 間もなく私はこの世界が、自分の知っている架空の世界(実際の物語より八年前の時間軸)であることを知った。なるほどこれが異世界トリップというものか。しかしチートな能力も優れた容姿も授かったわけではない。物語の進行はそのうち成長するだろう既存の登場人物に任せた。とりあえず私は物語に影響を与えないよう、なるべく傍観者っぽく生きてみよう。悪役の、姉だけど。

1年前 No.428

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

悪役の姉、あるいはどこにでもない日曜日の異世界

あらすじ
 大学二年の夏休み、私が開けたクローゼットの中には冬の夜が広がっていた。好奇心でクローゼットからその異世界へと入ってみたところ、何故か容姿が十歳くらいにまで若返り、元の世界に戻れなくなってしまう。わけもわからないまま雪が降る中で凍えていた私を、八歳くらいの可愛らしい子供が指差して言った。
「父さん。ボク、クリスマスプレゼントはあの人がいい。姉さんが欲しかったんだ」
 どこの馬の骨かもわからない私を養子として迎え入れたい変わり者の名前は、神細工月彦。……ちょっと待て。確かその名前って、私がかつて小学生のときに見ていた日曜アニメの悪役じゃなかったか? 間もなく私はこの世界が、自分の知っている架空の世界(実際の物語より八年前の時間軸)であることを知った。なるほどこれが異世界トリップというものか。しかしチートな能力も優れた容姿も授かったわけではない。物語の進行はそのうち成長するだろう既存の登場人物に任せた。とりあえず私は物語に影響を与えないよう、なるべく傍観者っぽく生きてみよう。悪役の、姉だけど。



題名と登場人物を色々変更

1年前 No.429

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悪役の姉、あるいはどこにでもない日曜日の異世界

登場人物

 衿本入江(えりもと いりえ)/神細工入江(かみざいく いりえ)
 普通の女子大生。二十歳。大学進学と同時にアパートで一人暮らしを始めた。AT普通車限定で自動車免許を持っている。夏休みにクローゼットの向こう側に広がる冬の夜を見て、好奇心から中に入ってみたところその異世界から元の世界に戻れなくなってしまう。それも何故か十歳くらいの姿に若返っていた。凍えていたところ神細工親子に「月彦のプレゼント」として拾われる。月彦の名前を聞いたとき、今いる世界がかつて小学生のときに見ていた日曜アニメの世界だと知る。神細工家の養子となり、本来は存在しない戸籍までも用意してもらい、アニメのストーリーには影響を与えないように生きることを決める。月彦とは血の繋がらない姉弟という関係になったが、元々入江には二歳下の弟である岬(みさき)がいるためか本心から月彦を弟として見てやることができない。自分のいる場所が日曜アニメの世界だと知ってからは、自分達のことを客観的に見ることが多い。


 神細工月彦(かみざいく つきひこ)
 入江の世界ではとある日曜アニメの美しき悪役。旧財閥神細工グループの御曹司。八歳のクリスマスプレゼントに、真冬の夜にも関わらず薄着で虎凍えていた入江を父親に求める。入江のことを姉として無邪気に慕っていたが、それでも悪役になる予定は変わらずに成長していった。中学生になった頃から自分と年の近い子供達を集め、《箱舟》という組織を構成する(名前の由来はノアの箱舟)。その組織では争いの絶えない醜い現世を自分達が一旦滅ぼし、負の歴史を消したうえで綺麗な世界を作ろうと計画している。その組織に入江も引き入れようとしたところ彼女から組織の欠点要素を散々挙げられて断られるが、それ以降は何かしら彼女に行動を制御させたり強要させたりといったことはしていない。やがて高校生になった頃から急速に力をつけていき、唯一血の繋がった家族である父親すらも口出しを許されない状態にまで成長する。優しく温和な性格だが、冷酷な面も持つ。

1年前 No.430

猫子 ★xbgwUQevea_mgE

悪役の姉、あるいはどこにでもない日曜日の異世界

登場人物

 神細工満(かみざいく みつる)
 月彦の父親。入江の世界ではとある日曜アニメのキャラクター。悪役である月彦の父親だがその存在感は薄く、ほとんど空気的な扱いだった。旧財閥神細工グループの総帥。母親を早くに失った一人息子で跡取りの月彦には、仕事の合間を縫って甘い顔も厳しい顔も見せつつ教育してきた。月彦が姉として入江を求めたときは「自分や使用人にできないことを月彦にしてやれるのではないか」という期待もあったため、ほとんど抵抗なく入江を養子にした。戸籍が存在しないことにはさすがに訝しんだが、わざわざ生活しやすいように彼女のための戸籍を用意させている。自分の子供ではない入江にも愛情を注いで育てたところはなかなかの人格者だと入江から好感を持たれている。しかし大企業の総帥という立場故に仕事が忙しく、月彦や入江を満たしてやるもののために金を頼っているところがある。自分の息子が《箱舟》という組織を作り、世界を終焉を計画していたことについては全く知らない。

 炎堂陽平(えんどう ようへい)
 入江の世界ではとある日曜アニメの主人公。炎や太陽をモチーフにしたキャラクターであるらしく、入江曰く「名前はもちろん容姿もそれっぽい」。王道の主人公であり、熱血かつ天然系でいつの間にか女子から好意を持たれるもののそれに気づかない鈍感さを併せ持つ。入江が十歳のときに六歳だった彼と一度出会った(いじめられっ子を庇っていじめっ子と喧嘩した陽平を入江が見かけ、水道の水で擦り傷を洗ってやりキャンディを渡す)が、それ以降はほとんどお互いに接触を持たないまま成長していった。やがて物語の主人公となって月彦の《箱舟》計画を知り、それが間違っていることだとして阻止しようとする。陽平が中学二年生のとき入江は高校三年生、月彦は高校一年生。この時期が入江の見た日曜アニメでは物語の始まりであり終わりの一年間となっている。

1年前 No.431

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悪役の姉、あるいはどこにでもない日曜日の異世界

ストーリー

 まず入江が異世界トリップして、彼女が小学生の頃に見ていた日曜アニメの世界(ただし時間軸は八年前)で生活を始める。

 月彦が《箱舟》を作る。特殊な能力を持つ子供達ということにしてもいいかもしれない。細かいところは未定だが、構成員は全員未成年(月彦より上がいない)。全員月彦を崇拝して盲信している。
 入江は《箱舟》での計画をバカジャネーノと思いつつもほぼ傍観(この世界の主役が悪役を倒すと知っているから)しながら、第二の人生を満喫していた。そうこうしているうちに物語は進んでいく。
 入江が高校三年生、月彦が高校一年生のとき、中学二年生の炎堂陽平とその仲間達によって《箱舟》は潰される。誰一人殺されてはいない。精神を病んだ者やショックで記憶を失った者はいた。

 最終的には色々と目的を失った月彦。そこで入江は「アニメはここで終わったけれど、自分が生きているこの世界は終わらない」と気づく。そして初めて月彦を「こいつは私の弟だ」と認識し、これからは自分が支えてやろうと決心する。
 月彦も自分を弟として見ていなかった入江には気づいていたが、最後は「ようやくあなたの弟になれた気がする」と言う。



1年前 No.432

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「わはは。そんなに怒ってばかりいると幸せになれないよ。だからぜひともきみにはずっと怒っていてほしいね」
「瀏子。私はきみのことを忘れなかった日は一度もなかった」

 奇怪島淑子(きかいじま としこ)
 年齢不明。女。似非紳士じみた男っぽい喋り方。胸元まで届くくらいの黒髪。一重瞼。いつも笑っているような顔。瀏子と背丈や声や顔のパーツがことごとく似ているが、お互いそれを快く思っていない。瀏子のことが大嫌い。嫌いな相手には敢えてにこにこと物腰柔らかに接する。


「はん。相変わらずてめえは、あたしが今まで出会ってきた中でもとびきり不愉快な女だなァ」
「奇怪島。あたしはてめえの不幸を毎晩眠る前に祈ってたよ」

 軍艦島瀏子(ぐんかんじま きよこ)
 十九歳。女。喧嘩っ早い不良じみた男っぽい喋り方。耳元まで届くくらいの黒髪。一重瞼。いつも怒っているような顔。淑子と背丈や声や顔のパーツがことごとく似ているが、お互いそれを快く思っていない。淑子のことが大嫌い。嫌いな相手にはその感情をぶつけるように接する。


 お互い容姿どころか名前までがちょっと似ているからそのことも不満でさっさと改名手続きしてこいやと思っている

1年前 No.433

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ラビットフット

登場人物

名前:兎(うさぎ)
性別:女性
年齢:22歳
身長:155p
一人称:「私」
職業:殺し屋

容姿:明るい茶髪のセミロング。鎖骨にかかる程度の長さ。艶はないがさらさらとしている。顔立ちは童顔で平凡なものに見えるが、よく見ると「磨けば輝く原石並み」と言えるほどには整っている。しかし自ら磨こうとしない。化粧っ気のなさや童顔、小柄が原因で年相応に見られることはまずない。基本的に中高生だと勘違いされる。表情はいつもおどおどとしているようで自信がなさげ。喜怒哀楽の感情は普通に顔に表す。服装は兎の耳がフードについたパーカー、黒のセパレートパンツ、タクティカルブーツという格好。胸はDカップ。

性格:非常に控えめで自己主張は滅多にしない。しかし言いたいことはちゃんと言える。臨機応変な対応が得意。自分なりのモラルを持ち、困った人がいればさりげなく助けてあげる。運の強さを自慢に思うことはなく、今までに起きた幸運のツケとして、いつとんでもない不幸が襲ってくるのかと常に怯えている。およそ殺し屋らしからぬ性格や仕草が目立つが、自身の仕事に関しては全く怯えを感じていない。死んだ人間はそれだけのことで、死体を見てもその時点で人間ではなく人間だったものにしか見えず、何も感じることがないなどかなり冷徹な考えを持っている。荒野曰く「人殺しに向いているにも関わらず、それを周囲に悟らせない殺し屋に打ってつけな性格」。

備考:荒野と専属契約を結んでいる殺し屋。しかし殺し以外にも護衛、誘拐、運びなど様々な仕事をこなすほど器用。主な殺し方はサバットやテコンドーを元にしたような蹴り技で延髄を損傷させる方法、仕込み靴で動脈を切り裂く方法を使う。非常に身軽で俊足。跳躍力、瞬発力、敏捷性が常人離れしている。正確に測ったことはないが助走をつければ高跳びだと約二ヤード、幅跳びだと八ヤード近く跳べる。人並み外れた強運の持ち主で悪運も強い。昔から小銭や価値のある物を偶然拾うことは珍しくなく、事件や事故に巻き込まれても大抵は無傷で助かってきた。学生時代は座学が苦手だったが、身体で覚えることは得意で料理や裁縫、スポーツの成績はかなり高かった。高校一年生の夏に殺し屋となった。マネージャーの荒野からはたまにセクハラ行為を被る。

1年前 No.434

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ラビットフット

登場人物

名前:荒野(こうや)
性別:男性
年齢:42歳
身長:185p
一人称:「俺」
職業:仲介業者

容姿:薄い灰色の短髪。手櫛だけで無造作に整えたような印象。常に黒色の濃いサングラスをかけている。滅多に見せない顔立ちは兎曰く「どこか落ちぶれた歌舞伎役者のよう」でそこそこ男前。普段は見えないが目つきの悪い三白眼。いつもにやにやとした人を小馬鹿にするような笑みを浮かべていて、大抵の者には不快感や不安感を与える。病気に罹っているわけでもないにも関わらず肌の色は常に青白く、血色が悪い。針金細工を連想させる長身痩躯で若干猫背。服装はスーツ。青いシャツの上から黒いネクタイを締め、白いスーツ、茶色のオックスフォード靴という恰好が通常。

性格:基本的には理知的かつ打算的。簡単には人を信じようとはしないが、一度信頼した相手にそれなりの態度を取る。けれども油断はしない。自分の本心を読み取られないように振る舞うことが得意で、同時に相手の本心を読み取ることが巧み。自称・万年反抗期で、アラフォーになっても不良少年のような妙に尊大で捻くれた性格のまま。加えて好色であり、兎の前で堂々とグラビア雑誌を読んだりアダルト動画を見たりするのは序の口で、デリヘルを事務所に呼ぶことも。金払いのいい顧客など相手によっては媚を売ることも厭わない現実的な面もある。

備考:兎と専属契約を結んでいる仲介業者(マネージャー)。荒野事務所という事務所を構え、主に人を殺す依頼を受けているが兎ができる範囲なら護衛、誘拐、運びなどの仕事も視野に入れている。元々はとある非合法組織に籍を置いていた所謂インテリヤクザだった。六年前に火遊び仲間と提携先の店を荒らしていた兎と出会い、その身体能力と度胸に目をつけて自分の部下にすることを考え、本格的な裏の業界に連れ込んで今に至る。自ら戦うことはあまりないが、昔はそれなりに死線をくぐり抜けてきたため決して弱くはない。拳銃の扱いが得意で素手での戦い方も心得ている。兎に対してたまにセクハラ行為を働く。かなりの不摂生で、兎が料理を作らなければコンビニ弁当かインスタント食品のみで一日二食の生活をする。

1年前 No.435

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九尾青年の過劇な日常

 夢窓高校演劇部
 夢窓高校の名物。あまりにクオリティが高く、多くの芸能プロダクションからも注目されているほど。下手な俳優養成所よりも優れた役者がそろっていることで有名。しかし顧問の教師(現代文担当)はたまに脚本の添削をするくらいで、演劇のことについては基本見ているだけ。すなわち生徒達は大人からの助言を得ることなく自主的に成長していっている。他の部員からは皮肉も込めて『過激な劇団、過劇団』と呼ばれている。演技をする者、道具や衣装を作る者、脚本を書く者の三種類に分かれている。演技希望の生徒は入部の際、実技テストが行われる。所属を変えるのは個人の自由だが部長に話を通さなくてはならない。現在の人数は約四十人。部長は黒幕、副部長は九尾。演目は既存のストーリー(シェイクスピアの作品など)を使うのではなく、脚本担当が書き上げた全くオリジナルのストーリーに限っている。学期ごとに一回の公演を行う。大抵は期末試験が終わった頃だが、二学期だけは文化祭の日。新入生のために四月の部活紹介の際には寸劇を見せる。

1年前 No.436

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アマデウスの番犬


登場人物

 神屋敷月彦(かみやしき つきひこ)
 神屋敷家の長男。一人称は表向きが「私」で素が「僕」だが両方使うときもある。私立日月学園高等部三年生。当主となる予定だった姉達が死んでしまい、母が彼の出産を最後に子供が産めなくなったため特別に次期当主候補となった。幼い頃から女の恰好をさせられ、男らしく成長しないようにという母の願望でほぼ軟禁生活のような暮らしを送っていた。そのおかげなのか華奢で小柄で色白。言葉遣いも女性らしいものにさせられた(結果、お嬢様っぽいオネエ口調になっている)が、素が出ると男らしいものになる。美少女にしか見えない美少年。ギフテッド。飄々としたミステリアスな性格。そのため頭は異常にいいが、体力がない。前髪を軽くぱっつんにし、太腿まで届くほどの長さがある真っ直ぐな黒髪。身長162p。

 蛇島かがち(へびしま かがち)
 蛇島家の長女。一人称は「わたし」。私立日月学園高等部二年生。三兄弟の末っ子だが兄二人より圧倒的に強い実力を持っていたため、現在蛇島での番犬候補代表に。元々身体を鍛えることは「自分の幸せため」だと親から言い聞かされ、本人も本気でそう思ってストイックに鍛錬を積んできた。しかし後から自分が鍛えていたのは神屋敷家の番犬となるためだったことを知り、反発する。そして番犬候補と当主候補の顔合わせの場で月彦に暴言を吐き「不採用にしろ」と言ったが、月彦からは興味を持たれ番犬に指名された。代々継いできた血のためか、傭兵気質なところがある。男勝りだが紳士な性格で女子から告白されることも多い。勉強は全般的に得意ではないが、その分べらぼうに強い。赤っぽい茶髪で前下がりのボブ。身長170p。



神屋敷
 由緒正しい名家で昔から女尊男卑な一族。
 財政界に通じているのは当たり前、裏の世界にも直結してる。
 神屋敷の人々は九割の確率でギフテッドが生まれるため、アマデウスの一族(=神の寵愛を受ける一族)とも呼ばれる。
 その代償というべきなのか神屋敷の女性は肉体的に虚弱な者ばかり。鍛えようとしても死にそうになる。
 神屋敷の当主は代々女性で、結婚も婿養子を迎える。当主は必ず神屋敷の血を直接引く子でなくてはならず、養子は決して取らない。
 神屋敷の当主(または候補)には「番犬」と呼ばれる護衛を一人つけることが決まり。
 十二歳になるまでは親が決めた番犬を、十二歳になってからは自分で番犬を選ぶ。
 番犬になるのは代々神屋敷家に仕える八つの家のうち、どれかの血を直接引く者を選ぶ。大抵は男。

神屋敷に仕える八つの家
牛塚(うしづか)
馬宿(うまやど)
亀池(かめいけ)
狐山(きつねやま)
鹿森(しかもり)
猿門(さるかど)
鳥居井(とりいい)
蛇島(へびしま)
 通称「八使(やつかい)」。
 昔から神屋敷に仕えているが、傘下企業というわけではない。
 あくまで神屋敷家当主の番犬となる者を輩出するためだけに存在する。
 昔は今よりも番犬の座を手に入れることにどの家も死にもの狂いだった。
 祖先はその時代において最新の武術を取り入れ、同時に高名な武芸者と子を成すなど遺伝子レベルで品種改良じみたことを行ってきた。
 肉体的に人間離れした強さを持つ者ばかりで、それ故に番犬にならずとも著名人となる場合が多い。

1年前 No.437

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夜久夢織(やく ゆめおり)
 高校二年生。女。身長149p。一人称「私」。冷静を通り越して冷徹とも言える性格だが、ミカセの言動には振り回されがち。成績優秀で品行方正な将来有望の優等生だと周囲から認識されていて、本人もそう見られたがっている。将来の夢は一人でも実力で金持ちになること。教師からの信頼が厚く、上手く懐に入る術も心得ている。ミカセとは小学校時代からの幼馴染みで悪友、腐れ縁、宿敵などと様々な関係だが何よりも唯一の親友。彼のことを邪険に扱うことも多いが、決して嫌いではない。性格はともかく外見だけは目の保養になると言って褒めている。ミカセが売り買いした喧嘩に負けた輩から恨みの対象とされ、そのために面識のない相手から喧嘩をよく吹っかけられる。小学生の頃からそんなことが起きていたため、自然と喧嘩が強くなっていった。しかしミカセと初めて出会ったときから、喧嘩をする人間の素質があると思われていた。ミカセと本気で喧嘩をすると決着がつかない。喧嘩の後は相手の個人情報を押さえ、自分が喧嘩をした事実の隠蔽を大切にしている。自ら喧嘩をしなければいけないとき、服装や髪形を変えたりノンホールピアスを開けたりと「いかにもな不良少女のコスプレ」をする。だがミカセに言わせてみれば「普段から優等生のコスプレをしているに過ぎない」。小柄で幼い体型。癖のある黒髪を胸元まで伸ばしていて、ポニーテールに結んでいる。普段は色気を全く感じさせない地味でシンプルな服装。小学生に間違われることも多いが、交通機関を子供料金で使うなど強かでがめつい面がある。喧嘩の際は初動から相手の動きを読んで素早く攻撃を回避したり、いつの間にか相手の背後に回っていたりする。跳躍力も高く、よく相手を踏み台にすることも。拳も蹴りも比較的軽いが、それを何発も入れてダメージをじわじわと蓄積させる。なるべく体力を消耗しないよう最低限の動きで急所ばかりを的確に攻撃する。どこを狙うときも容赦や躊躇いは一切なし。いざというときはその場にあるものをなんでも武器にする。情報収集力が高く、自分を狙ってくるだろう相手を予測して弱点を調べ上げたうえで、絡まれたときのためのシミュレーションをしっかり行っている。

1年前 No.438

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1年前 No.439

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1年前 No.440

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 病葉雪白(わくらば ゆきじろ)
 私立七星中学校三年生。一人称は「僕」。十四歳。身長155p。アルビノ。白髪に白い肌、赤い瞳が特徴的。常ににこにこと微笑んでいて愛想がよく、同時に大人びて落ち着いているようだがそれらは全て処世術として身につけた演技。誰にでも敬語を使うが、本性は敬語のまま誰にでも毒を吐く。慇懃無礼という言葉を具現化したような人間。しかし暴言は彼なりの心を許した証拠で、奇怪島曰く「ツンデレならぬツン=デレ」。実は被虐嗜好と加虐思考を併せ持つ性癖の持ち主。この性癖を持つことになった原因は家族からの腫れ者扱い、同期からのいじめを屈折した愛情として受け止めた結果と考えられる。加虐嗜好に関しては一般的なSMの範疇を通り越して猟奇的な域にまで到達している。スプラッター映画の映像や拷問及び猟奇殺人関連の本を好みながら、それでも犯罪者にはなりたくないからと普段は大人しく欲求を押し殺して過ごしていた。奇怪島のことが人間としても性的対象としても好きで、いずれ美“少年”でなくなる自分は成長して彼女を守れる存在にならなければいけないと考えている。

1年前 No.441

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1年前 No.442

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妖怪ネタ

 主人公は普通の大学生になったばかりの少女。
 田舎にある大学まで実家から電車を乗り継いでいる。かなり離れているうえ自立のことも考えて一人暮らしを視野に入れていたが、なかなか踏ん切りがつかず結局実家通いに。
 入学式の日、大量に渡されたビラを律儀に確認したところ《妖怪シッター、求ム。》と書かれた奇妙なアルバイト募集のビラがあった。仕事をする場所は大学の近くにある山の中で、まさかの住み込み。怪しいと思いながらも山に入ると、立派な日本家屋に住む妖怪と出会った。
 日本家屋の主人は酒呑童子。茨木童子が傍に仕えている。

1年前 No.443

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妖怪ネタ

夜久夢織(やく ゆめおり)
 主人公兼語り部。一人称は「私」。大学一年生。黒髪のポニーテール。入学式の日に配られていたビラの中から《妖怪シッター、求ム。》と書かれた奇妙なビラを見つけ、酒呑童子達が暮らす山での妖怪シッターとして住み込みで働くように。

酒呑童子(しゅてんどうじ)
 一人称は「俺」。平安初期(八世紀)に越後国で生まれ、国上寺(新潟県燕市)の稚児となった。十二、三歳の時点で絶世の美少年だったため、多くの女性から好意を寄せられたものの全て断り、彼に言い寄った女性は恋煩いで皆死んでしまったと言われたほど。恋文の返事が来ないと悲観して死んだ娘のことを聞き、女性達から貰った恋文を焼いてしまったところ、想いを遂げられなかった女性の恨みによって、恋文を燃やしたときに出た煙にまかれ、鬼になった。その後、本州を中心に各地の山々を転々とした後に、大江山に棲みついた。現在夢織の通う大学の近くにある山に建てた日本家屋で気ままに暮らしている。青白い艶を孕んだ白銀の長髪で、歌舞伎『連獅子』を連想させる髪型。二本の角を生やした和服姿の美丈夫。

茨木童子(いばらきどうじ)
 一人称は「やつがれ」。酒呑童子同様、美少年として多くの女性に言い寄られ、将来を案じた母親に弥彦神社に送られることになった。あるとき弥彦神社から実家に帰ると、母が行李の中に隠した血塗の恋文を見つけた。その血を指で一舐めするとたちどころに彼は形相が変わり鬼となり、梁をつたい破風を壊して逃げていった。その後は酒呑童子と出会い、意気投合した。現在は酒呑童子と共に山の中で暮らしている。夢織が来るまでは彼一人が家事全般をこなしていたと言っても過言ではない。酒呑童子と違い現代人とほとんど差のない容姿。どこか中性的で女性のようにも見える。短い黒髪に二本の角を生やした黒いスーツ姿の美青年。

1年前 No.444

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1年前 No.445

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アマデウスの番犬

蛇島家

蛇島長太郎(へびしま ながたろう)
 父。五十歳。蛇島家の代表者。格闘技インストラクター。

蛇島清子(へびしま きよこ)
 母。四十六歳。中学校の養護教諭。

蛇島うわばみ(へびしま うわばみ)
 長男。二十二歳。ヴィジュアル系バンドのボーカル&ギター。

蛇島くちなわ(へびしま くちなわ)
 次男。二十歳。ヴィジュアル系バンドのドラム。

蛇島かがち(へびしま かがち)
 長女。十六歳。高校一年生。月彦の《番犬》。



神屋敷家

神屋敷志乃(かみやしき しの)
 月彦と陽子の母。四十五歳。神屋敷家現当主。

神屋敷善次郎(かみやしき ぜんじろう)
 月彦と陽子の父。四十五歳。神屋敷家の婿養子。

神屋敷月彦(かみやしき つきひこ)
 長男。十七歳。高校二年生。神屋敷家次期当主。

神屋敷陽子(かみやしき はるこ)
 長女。享年五歳。月彦の二歳上の姉。


牛塚家

牛塚那由他(うしづか なゆた)
 牛塚家の代表者。三十八歳。志乃の《番犬》。

1年前 No.446

猫子 ★Cle7nxCnOo_m9i

悪魔系(タイトル未定)

登場人物

花祭蜜織(かさい みつおり)
 市立星宿高校1年1組。一人称は「私」。温厚で包容力があり、困っている人間を見捨てることができないお人好し。家でも学校でも模範的なほど真面目なため、叔父からは逆に「もうちょっと遊んでもいいのに」と言われる。百合彦のようにどこか歪で危うげな相手(特に男の子)に対して義務感めいた責任を感じてしまう。何故か悪魔に好かれやすい特殊な性質を持っているらしい。小学六年生の頃、修学旅行の日にバスが起こした交通事故がトラウマとなっていてバスに乗れない。そのときの事故で親友で初恋の相手だった真菊を失っている。事故が起きたときの記憶が断片的にしか残っていない。両親の計らいで小学校を卒業すると同時に実家から離れ、叔父と二人暮らしを始めた。

狼森百合彦(おいのもり ゆりひこ)
 私立聖ジョバンニ学院中等部1年B組。一人称は「俺」。年不相応に大人っぽく達観している。不愛想だが自分を取り繕ったり妥協したりしない、よくも悪くも真っ直ぐな性格。悪魔の存在を憎悪しているため普通の日常を放棄するような生き方を選ぶ。そのため学校では浮いていて嫌がらせの対象となっている。しかし本人は気にしないようにしているため、その態度が余計に周囲からの反感を買っている様子。元々は適度に明るく優しいごく普通の少年だった。滅多に笑わない仏頂面だが、打ち解けた相手にはたまに笑顔を見せるようになる。家族にも冷たく素っ気ない態度で振る舞い、特に母親を悲しませている。良家の一人息子。

名越真菊(なごし まぎく)
 享年十二歳。一人称は「僕」。四年前、修学旅行の日にバスが起こした交通事故で夭逝した生徒の一人。蜜織の幼馴染みであると同時に親友で、初恋の相手でもある。天真爛漫で常に笑顔を見せ、いつも蜜織を振り回す活発な少年だった。しかし実際は日頃から笑顔を見せている相手ほど心を許しておらず、打ち解けた相手には徐々に笑顔を見せなくなる。自分の両親が仮面夫婦であることに幼い頃から気づいていた。蜜織のことを唯一の拠り所だと信頼していたため、彼女に対してのみ友人関係だけとは思えないような執着を見せていた。彼の存在は今でも蜜織の心に影響を与えており、特に百合彦のことは真菊と重ね合わせて絶対死なせないと密かに誓うほど。

11ヶ月前 No.447

猫子 ★Cle7nxCnOo_m9i

星宿市(ほしやどりし)
 星がよく見れることで有名な場所。適度に田舎で適度に都会なエリアに分かれている。海にも山にも近い。市内に天文台が二ヶ所存在し、プラネタリウムも多くある。

市立星宿高校
 星宿市唯一の市立高校。設置学科は普通科。平均的な偏差値を持っていれば、大抵の星宿市に在住する学生はここに進学することが多い。制服は白いカッターシャツ、灰色のラインが襟に(女子のプリーツスカートの裾にも)入った黒いブレザー、男子は赤いネクタイで女子は赤いリボン。どこにでもありそうなごく普通の学校。歴史は長く、つい三年前に校舎を新しく建て直したため新設校のように綺麗。ここに通う生徒は聖ジョバンニ学院の生徒を見かけるたび「お坊ちゃま」「御前様」と揶揄するように指差して呼ぶ。

聖ジョバンニ学院
 星宿市に一校しか存在しないミッション系の男子校。由緒ある名家や資産家、政財界の有力者などの子息が集うため全国規模で有名。幼稚舎から大学までの一貫教育による、質実剛健、清廉潔白な人物養成を謳い上げる学び舎。制服は襟、袖口、合わせの部分が青である淡いクリーム色のブレザー、スラックスは青と黒のタータンチェック柄という世界的に有名なデザイナーによるもの。細い槍を思わせる、真っ黒な鉄棒の柵がその周囲を取り囲む校庭では春には桜が爛漫に咲き誇り、夏には夾竹桃の鮮やかな赤い花が緑の狭間で風に揺れ、秋には銀杏や楓が競って色づき、冬には温室の中でポインセチアや特別拵えの薔薇が次々に開花する。広々とした校庭も校舎も、数ある付属の施設も、清潔で美しく居心地がいい。名物はステンドグラスに飾られた聖堂。この学院に通える男子は「勝ち組」と称され、ここの生徒と交際していることは女子にとって非常に高いステータスとされる。

11ヶ月前 No.448

猫子 ★Cle7nxCnOo_m9i

悪魔

 人間の世界に直接出てくる悪魔は基本的に下級。中級悪魔を目撃できたとしたら、宝籤が当選したくらいの珍しさ。上級悪魔が出てくることはまずない。人間にとっては判別ができないため悪魔は皆全て等しい存在に見えている。しかし悪魔自らが人間の世界に危害を加えることはなく、ただ珍しい生き物のように存在するだけ。中には人間に紛れて暮らしているだけの者も。人間の方から願いを申し出ると、下級悪魔ならほとんどが何らかの契約を交わす。上級悪魔であれば滅多に人間の願いを聞き入れない。


アミー
 三十六の軍団を率いる序列五十八番の大総裁。かつては天使および能天使の位階に属していたという。最初燃え上がる炎の形で現れるが、しばらくすると手に長槍と生首を持った魅力的な人間の男性の姿になる。人間の魂の生命力と引き替えに占星術や教養学に驚異的に習熟させてくれる。優れた使い魔を与えてくれたり、精霊によって隠されている財宝をもたらしてくれるとされる。権力者や君主たちからの恩寵も授けてくれるともいう。欺瞞・裏切り・悪意・誹謗などの悪事を司り、敵陣営に疑いの種を撒いたり、流言飛語を飛ばすのを得意とする。
 以上の内容が悪魔学で伝えられている上級悪魔の一柱。蜜織に懐いている。ジャンルを問わず読書好き。人間が作ったものの中で文学を特に好んでいる。サングラスをかけている。赤い髪。

11ヶ月前 No.449

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《彼女のための悪魔》

「百合彦くんはもっと幸せに生きるべきだと思うよ。そんなにまでして身を削ることはないでしょう」
「私は悪魔と会ったことなんて一度もないわ。私は、あなたを知らないもの」
「だって、きみは私よりも年下じゃない」

花祭蜜織(かさい みつおり)
 市立星宿高校1年1組。一人称は「私」。身長は162cm。温厚で包容力があり、困っている人間を見捨てることができないお人好し。家でも学校でも模範的なほど真面目なため、叔父の善次郎からは逆に「もうちょっと遊んでもいいのに」と言われる。学校では帰宅部で委員会にも入っていない。あまり目立たないがクラスメイトや教師からは好かれている。善次郎によって女らしさを磨かれたおかげで、実は密かに異性から人気がある。百合彦のようにどこか危なっかしい相手(特に男の子)に対しては、かつて親友で初恋の相手でもあった真菊と重ね合わせ、義務感めいた責任を感じてしまう。何故か悪魔に狙われやすい特殊な性質を持っているらしい。曰く「悪魔にとって芳しい花の蜜」。小学六年生の頃、修学旅行の日にバスが起こした交通事故がトラウマとなっていてバスに乗れない。事故が起きたときの記憶は断片的にしか残っていないが、しばらくは精神的なショックでやつれていた。両親の計らいで小学校を卒業すると同時に実家から離れ、叔父と二人暮らしを始めた。定期的に両親と連絡を取り合っている。黒髪を短めのポニーテールに結んでいるが、これは善次郎を真似し始めてから。それ以前は肩まで下ろしていた。顔立ちは中の上でそれほど人目を引くことはないが、手足がすらりと伸びていてスレンダーな体型。

11ヶ月前 No.450

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11ヶ月前 No.451

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11ヶ月前 No.452

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《少年の名はアリス》

 今年から共学となった元男子校。その中等部の旧校舎に、学園の異形(アウトロー)ばかりが集う少年だけの小さなサロンがあった。
 いつもの集会。そこに突然訪れる二年生の少女。
 少年達は自分達にとって異端である彼女を追い出そうとするが、少女は彼らにどうか仲間に入れてほしいと懇願する。聞けば彼女は元々いた女子校でも少女達に馴染めず、それならば少年達の仲間入りをしたいと考えたらしい。サロンのリーダー・キヅキはその少女を自分達と同様の異形として仲間に引き入れる。
 少年達の手によって髪を短く切られ、胸にサラシを巻かれ、言葉遣いも少年らしいものに変えられていく少女アリス。新しい仲間として彼女を認めた彼らは、いつしかアリスを愚かな弟のように時折虐めながらも可愛がっていた。それを微笑ましく見守るキヅキだが、実は彼らのサロンはもうじき消されようとしていた。

アリス/有明鈴織(ありあけ すずおり)/二年生/女子
キヅキ/綺堂文月(きどう ふみづき)/三年生/男子
テツナ/鉄河七夜(てつかわ ななや)/二年生/男子
ハイネ/琲本周(はいもと あまね)/二年生/男子
マオ/狭間乙一(はざま おといち)/一年生/男子
エンジュ/円樹々彦(まどか ききひこ)/一年生/男子

11ヶ月前 No.453

猫子 ★Cle7nxCnOo_m9i

《彼女のための悪魔》

「蜜織。明日の朝、ラジオ体操終わったら虫取りに行こうぜ」
「僕は蜜織と一緒の班がいい」
「あははっ。逆上がりの練習、付き合ってやろうか?」

名越真菊(なごし まぎく)
 享年十二歳。一人称は「僕」。四年前、修学旅行の日にバスが起こした交通事故で夭逝した生徒の一人。蜜織の幼馴染みであると同時に親友で、初恋の相手でもある。天真爛漫で常に笑顔を見せ、いつも蜜織を振り回す活発な少年だった。学校の休み時間やグループ決めの際にも真っ先に蜜織を仲間に選んでいた。成績優秀かつスポーツ万能。さらに話し上手の聞き上手だったため、クラスでも人気者。しかし実際は日頃から笑顔を見せている相手ほど心を許しておらず、打ち解けた相手には徐々に笑顔を見せなくなる。人の感情に機敏。自分の両親が仮面夫婦であることに幼い頃から気づいていた。そのため両親の前ではあまり素直に子供らしくいられず、逆にその分家の外で子供らしく振る舞っている。内弁慶の反対なタイプであった。蜜織のことを唯一の拠り所だと考え、依存に近いほど信頼していたため、彼女に対してのみ友人関係だけとは思えないような執着を見せていた。彼の存在は今でも蜜織の心に影響を与えており、特に百合彦のことは真菊と重ね合わせて絶対死なせないと密かに誓うほど。

11ヶ月前 No.454

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11ヶ月前 No.455

猫子 ★Cle7nxCnOo_m9i

《彼女のための悪魔》

特別治安維持機関(とくべつちあんいじきかん)
 各国の政府から正式にバックアップを受けている万国共通の秘密機関。
 悪魔に危険な願い(殺人、窃盗、詐欺など違法なこと)を叶えさせた人間=悪魔憑きを秘密裏に取り締まるため設立された。働いているのは元々政府や自衛隊などに所属していた者が大半だが、悪魔と深く関わった人間をスカウトすることも稀ながらある。
 悪魔絡みの騒動を鎮圧するため前線に立つ戦闘部、その騒動や事件を隠蔽し情報収集する情報部、武器や装備を開発し管理する科学部に大きく分かれる。科学部で開発された武器や装備を身につけた戦闘部が悪魔を瀕死にさせ、悪魔憑きの人間を捕縛した後に情報部が記憶を消すという流れが基本的。しかし記憶を消された人間が同じことを繰り返すこともあり、根本的な解決を目指すなら刑罰を用意した方がいいのではないかという意見も生まれてきている。
 活動が秘密裏に行われるのは悪魔に対する必要以上の恐怖や混乱を大衆に与えないようにするため。また、公にすれば少なからず一般人からの反感が生まれると判断されたからでもある。
 悪魔の力で罪を犯した者を裁く法律が現時点では存在せず、作られるにしても時間がかかることは間違いないため法外の方法が取られた。既存の武器や人間だけの力では悪魔憑きに適うはずもないため、一つの拠点につき一柱の悪魔を半永久的な味方として抱え、その協力を受けて活動している。過去に味方の悪魔から人間が知り得ない科学技術を授けられた。おかげで生身の人間でも悪魔憑きと戦える武器や装備、特殊な道具が開発されている。

《シンデレラ》
 衝撃、引張、切断、銃弾、電気、火などあらゆるものに強い耐性を持つ最新鋭の戦闘服。フードや多くのポケットがついたファスナーで留める五分袖の上着、ぴったりとした長袖のシャツ、ショートパンツ、サポートタイツ、タクティカルブーツで構成される。デザインは一般的なランニングウェアに近づけている。上着とショートパンツの色はあまり目立たないものを意識して何種類かあり、よく着られているのはくすんだ灰色っぽい青色。それ以外は全て黒で統一してある。

《スノーホワイト》
 正式名称は《銃器型対悪魔憑き用捕縛攻撃システム・スノーホワイト》。緊急事態を除き、戦闘部のみが使用を許可される。全体が純白に塗装され、ハンドガンからライフルまで様々な形状のものがある。実在する銃に比べて非常に軽く、撃ったときの反動はほとんどない。スプレッサーをつけずとも発砲の際は無音。しかし着弾の音はする。熱が溜まることも暴発する危険性もなく、排出される薬莢もないためまるで玩具のようでもある。銃自体が特殊な力を持つため装填するものは実弾でなくてもいい。大抵ゴム弾が使用される。人間用と悪魔用とで二通りのタイプがあり、見分けのためグリップにそれぞれ五芒星、逆五芒星が彫られている。どちらか一丁だけでなく一対で所持するのが普通。
タイプ:キャプチャ
 対人間の捕縛に特化したものであり、撃った部位の神経を一時的に麻痺させる。あくまで非致死性兵器だが急所を撃ち過ぎると致命傷になりかねない。
タイプ:アサルト
 対悪魔の攻撃に特化したものであり、普通の銃を生物に撃ったときと同様の効果がある。殺すことは不可能だが撃ち込めば瀕死に近い状態まで追い込める。

《マーメイド》
 悪魔に関する特定の記憶を消すことが可能な薬品。悪魔の細胞が入っており、人体に入ると自分の同胞に関する記憶を食らうという仕組み。その細胞は必要なだけ記憶を摂食した後自然と死滅する。経口か静脈注射で効果が得られる。見た目は青色の粉末または液体。

11ヶ月前 No.456

猫子 ★Cle7nxCnOo_m9i

《奇怪島さん》

 奇怪島淑子(きかいじま としこ)
 本編の主人公。女性。一人称は「私」、「奇怪島」。身長175p。年齢不明。AT普通車限定で運転免許を所持。寝癖のままかと思うほどぼさぼさの黒髪を肩まで無造作に伸ばしている。紅を塗る前から唇がやけに赤い。常に黒いロングカートを羽織り、その下には白いフリルブラウス、黒いショートパンツ、太腿まで届く黒いサイハイソックスに白いオックスフォードシューズというモノクロな格好。目の形は若干切れ長で笑うと猫のように細まる。どこか眠たげな一重瞼。中学生にも高校生にも大学生にも見える年齢があやふやな雰囲気。小学一年生の頃、児童誘拐殺人事件に巻き込まれたことがきっかけでそれまで本人や周囲も知らなかった体質が明らかに。この体質のために外部からの影響で死ぬこと、肉体が傷つけられることはない。以来親が彼女を気味悪がり、一時期はアメリカの医療関係施設に預けられ、そこで様々な実験を受けてきた。血の繋がった家族は存命だが、現在天涯孤独の身である。変態的なまでの美少年愛好家。美少年は愛でる存在で、触れることや舐めることはあっても性的な関わりを持つことは絶対にない。自称「美少年の味方」で、美少年を幸せにするためになら東奔西走できる。美少年以外に対しては「皆の味方で皆の敵」を自称しているが、実際には道端に転がっている石ころと全く変わらない恐ろしいほどに平等な存在として見ている。食い意地が張っていて、美少年をおかずに白米をどんぶり三杯完食できるほど。典型的な痩せの大食い。栄養が全て胸に集まっているのではないかと思われるほど、Gカップの豊満な胸を持つ。顔立ちは百人が百人まで平凡と言うほど特に美しくも醜くもない。

10ヶ月前 No.457

猫子 ★hGShuEsl0b_yoD

《彼女のための悪魔》
 ネタバレ
 真相




 特別治安維持機関の真の目的は、上流階級の人間が「いかに悪魔を有効活用できるか」を試行錯誤し、追求すること。元々そのためだけに設立された利己的な組織。万国共通で存在するのではなく、最高クラスと言われる先進国のみにしかない。また機関長とされていた冥利の正体は善次郎。正しくは冥利が本名。偽名を使い、叔父だと偽ることで蜜織を監視していた。
 全ての始まりは四年前。すでに人工衛星を利用した悪魔を探索する機械が開発済で、初めて上級悪魔の反応が出た。最寄りの支部の人間が向かった先が蜜織達が遭ったバス事故の現場。そこで目撃されたのは蜜織の体を修繕するアミーの姿だった。組織は蜜織が上級悪魔を使役するための鍵だと判断し、そこから早急に計画が立てられた。トップである冥利が直々に蜜織を監視するため、まずは彼女の両親から上手く説き伏せるように騙して二人暮らしをするように。それからもしものときの生贄として百合彦を選んだ。これはたまたま同時期に彼が悪魔絡みの事件に巻き込まれた(それも洗脳しやすい十歳未満の子供だった)ため。百合彦には一番悪魔を攻撃するように仕向けていた。冥利は当初、願ったのが真菊だと知らず蜜織だと思っていたため彼女の食事に《マーメイド》を混ぜ、万が一にでもアミーと出会った過去を思い出さないようにさせていた。しかし蜜織と百合彦が出会ってから、蜜織と契約を結んでいないことを知る。まさか悪魔が無償で自ら人間を助けたとは思いにくかったが、それ以上はわからず有耶無耶のままになった。蜜織と百合彦が出会ったのも彼らのシナリオ通り。本来ならば人払いがされ、任務中の百合彦が蜜織と出会うことはまずありえないことだった。

8ヶ月前 No.458

猫子 ★hGShuEsl0b_yoD

《彼女のための悪魔》
 ネタバレ
 真相




 アミーの契約者は散々蜜織だと疑われていたが、実はすでに故人である真菊がアミーの契約者だった。四年前の交通事故が起きた際、蜜織が死にかけて隣に座っていた真菊は軽傷だった。そのとき初めて人の世界に訪れたアミーと出会い、契約を提案される。真菊はすぐに願った。その内容は
「僕が蜜織と一緒に、蜜織のために、彼女の意思を無視せず、やりたかったことを代わりにしてほしい」
 という漠然としたもの。代償は魂。蜜織は事故で右腕を潰され、もうじき死ぬ運命にあった。それを助けることも「蜜織のためにやりたかったこと」になるため、彼女の代わりに死ぬ人間が必要だった。しかしその魂は誰でもよかったにも関わらず、真菊は自分の魂を投げ出した。アミーは彼の魂を自分のものにし、まず蜜織を五体満足で蘇生させ、当分は使い魔を蜜織のもとに寄越して様子を見ていた。
 十六歳になった蜜織のもとに現れるまで、アミーは所謂魔界と呼ばれる場所で仕事を片付けていた。上級悪魔が人界に現れない理由は、悪魔の世界で成すべきことが多い重要人物だから。アミーは蜜織が生涯を終えるそのときまで彼女の傍にいようとしたが、そのためにはある程度仕事を先に片付けておかなければならない。結果として人界の時間に換算すると四年ほどかかった。そして使い魔が百合彦に殺されたのをきっかけに特別治安維持機関で初めて蜜織の前に姿を現した。それ以来蜜織の傍に寄り添い、願いをなんでも聞こうとしたり遊んでほしがったりするように。アミーの振る舞いが幼い少年のように感じられるのは十二歳で死んだ真菊に行動を似せているため。
 蘇生の際にアミーは自分の右腕を蜜織の腕に移植した。そのため彼女の右腕には悪魔の力が宿っている。右腕で直接触れれば下級や中級悪魔からの攻撃を消滅させることが可能。またこの右腕はアミーと同等以上の上級悪魔からの攻撃でなければ傷つくことがない。アミー曰く蜜織が死んだときに元の場所へ戻る。


 百合彦が悪魔を憎悪するようになったのは、悪魔憑きが引き起こした事件が原因。六歳から入団したサザンクロス少年合唱団の海外演奏旅行に行った先でのこと。合唱の最中、悪魔憑きが教会に火を放った。悪魔憑きの男は燃え盛る教会で合唱する少年達の姿が見たいと思っての行動で、百合彦達に歌うことを強要、その様子をカメラに収める。しかし地元の特別治安維持機関が突入し、悪魔憑きは取り押さえられる。とっさに百合彦は間近にいた戦闘部員からタイプ:アサルトの《スノーホワイト》を奪い、悪魔に連射する。その行動がきっかけで百合彦は特別治安維持機関にスカウトされる。人間の欲望を悪戯に刺激し、高みの見物を決め込む悪魔が憎い。

8ヶ月前 No.459
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