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Les enfants qui s'aiment(性、暴)

 ( 書き捨て!小説 )
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@aona ★xAg1fqNFKIg


《注意事項》


この作品には、性的表現、暴力的表現が含まれます。
苦手な方、もしくは嫌いな方はすぐに閲覧を中止してください。
それでも見てしまい、気分が悪くなっても、私は責任を負いません。


それでは、「Les enfants qui s'aiment」をお楽しみください。

2008/09/24 23:26 No.0
ページ: 1

 
 

@aona ★xAg1fqNFKIg

ぷつ、と音がした。
そのあとに、痛みが走って、生ぬるいものが肌の上をすべる。

「い、たい……」
「痛いの? ふふ、じゃあ、もっと痛くしてあげる」

ふふふ、ふふふふふ。
笑い声は絶えない。だから、そっと目を閉じた。
ぷつ、ぷつ、と、音は続く。紅い液体が、腹の上をすべっていく。
彼が手を当てる胸には、もうすでに無数の傷がある。

「やめて、よ」
「やだよ。僕は君が好きなんだ」

ぐ、と指に力を入れた彼は、唇を三日月の形に歪める。
そのすぐあとに、彼女は目を開けた。
碧い瞳は、潤んでいる。彼を射る眸は、とろりとしている。

痛いのに、抵抗できない。
ああ、どうして?
どうして私は、彼を愛しているの。

答えは出ない。

「好きだよ、朱花(しゅか)」

そして、唇を重ねる。
指についた血をぺろりと舐めると、彼は朱花の胸に顔をうずめた。

2008/09/25 19:11 No.1

@aona ★xAg1fqNFKIg

「ああ、馬鹿ね、あなたも。……本当に、考えなしだわ」
「生まれつきだ。死なねえと直らねえよ」
「そうなの」

くす、と彼女は笑う。だから俺も、笑い返した。
笑ったのに、彼女は顔をしかめた。それから、澄んだ黒い瞳からぽろぽろと雫がこぼれだす。
唇は細かく震え、雫は俺の頬へ落ちてくる。
彼女の濡れた頬を指で拭う。くすぐったそうに微笑むと、彼女は乗せてあった俺の頭を、自分の膝から降ろした。

「ねえ。どうして、あたしに笑いかけるの?」
「ダメか? 俺は、お前が気に入ったんだ」
「……ダメね、本当に馬鹿。あたしなんて、もう」

言葉が途切れる。
彼女の細い首に触れ、そっと自分のほうに寄せる。
唇が、触れそうなくらい近くなった。
涙は止まったみたいで、彼女は驚きの瞳で俺を見つめる。

「なあ、お前の名前って、なに?」
「ないわ。捨てちゃったの。嫌いだから」

俺からの視線を嫌がるように、瞼を伏せる。

「なら、俺がお前の名前を考える」
「どうして? あなたは、あたしをどう考えているのよ」
「……『どう』? 決まってんじゃん、愛しい人」
「――――……っ」

何かを言いかけた唇を、ふさいでやった。
彼女の長いまつげが、俺の瞼をかすめる。少し唇を離すと、口のはしをぺろりと舐めた。
頬、こめかみ、額。それから、鼻先へと降りて再び唇へと口づける。

「決まった。お前の名前は、今日から『央里(おり)』だ」
「……お、り?」
「決まり。今日から、俺だけの央里」

耳朶に口づけると、ぎゅっと強く『央里』を抱きしめた。

2008/09/25 19:39 No.2

@aona ★xAg1fqNFKIg

+使ってみたい台詞

「ふふっ、僕の勝ち。ねえ、『ごほうび』ちょうだいよ」
「あたし? あたしはね、あんたみたいなやつが大好きで、大嫌いなのよ」
「どうして? ねえ、どうして君は、笑ってるの?」
「殺してあげる。大丈夫、痛いのはちょっとだけ。一瞬しか、痛くないから。我慢すれば、すぐに逝けるから。……だから、安心して」


+使ってみたい台詞《ト書き》

「ほら、これで突いたら、一発。あいつは、簡単に死ぬわ」
「……本当に、殺す気?」
「あら。おかしなことを言うのね。『殺したい』と願ったのは、他の誰でもないあなたでしょう?」
「……だって、あいつは」
「うふふふふ。簡単よ、これを貸してあげるから」
「―――ありが、とう」

2008/09/27 13:45 No.3

@aona☆.kRIRHEC1uc ★xAg1fqNFKIg

+使ってみたい台詞《ト書き》

「僕をどうする気?」
「あら。警戒してるの? いやね、私はあなたがほしいだけなのに」
「……近寄らないで」
「いやよ。あなたが気に入ったの。ねえ、私のところに来ない?」



「ほら、さっさと歩け」
「やーだァ。あたし、もう疲れちゃったのぉ。だったら迦維(カイ)がおぶって歩いてよぉ」
「何で俺なんだっ! 自分で歩け!」
「いーやーだぁ!」
「琉維(ルイ)!」



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※迦維と琉維は双子設定。

2008/09/30 22:40 No.4
ページ: 1

 
 
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