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 焼き増しの愛

 ( 書き捨て!小説 )
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風祭、 @centimeter ★iPhone=DYJ4hdqpFG



3Lエログロなんでもござれ!
うちの子とかもやもやとかごちゃまぜ
閲覧は自己責任でおねがいします
リハビリ中 お手柔らかに ッ


関連リンク: ! sin,cos,tan ! 
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風祭、 @centimeter ★iPhone=DYJ4hdqpFG


部活帰り、いつもの道を歩いて、いつもの夕暮れを見て、いつもの友達と話しながら。

「今日の練習マジでキツかったくね?大会前だからって詰め込みすぎっしょー…」

「…まあ先生も皆も負けたくないだろうしね、そりゃあ。勝負事なら勝ってなんぼじゃん。」

大きな愚痴を零すきみに、私は苦笑いしながら答える。たしかに練習はキツいけどその分やり甲斐があるから悪いことでは無いと思うなあ、とぽつりと補足のようにつぶやいてみる。

「言う通りだけどさあ…つらいのはつらいって…俺頑張ってたよ?見てた?」

「…たまーにね、めちゃくちゃ走ってんなあと思いながら見てたよ。」

正直な話、私はまともに走りもせずにぼーっと君を眺めていたから対して疲れては無いんだよな。そんなこと言うわけないけれど、ね。

「ほらやっぱ俺って偉い!…てな訳でご褒美としてさ、家来てよ。」

“家来てよ”と言われた瞬間、立ち止まってしまった。その言葉が何を意味するかわかっているからだ。頭の中に前回のこと、前々回のことがぐるぐると走馬灯のように映し出される。動けなくなって、足から崩れ落ちて、ばたりと音を立てるスクールバッグ。

「…おい、聞いてる?家来いつってんの。」

ふと我に返って顔を上げ、ちらりときみの目を覗くと鋭い目付きで私を見下していた。ねえ、やめてよ。そんな目で見ないで。嫌だよ、怖いよ、助けてよ。

「…もうこれで終わりだから、そういうことするのも。」

ああ、そんなことを言うつもりじゃなかった。嫌だって断るつもりだった。はっきり今日こそは伝えるつもりだった。意志が弱いのは私が弱いからなのかな、だなんて思ってきたりもした。

そんなことをもやもやと考えているうちに、手を引かれて歩いていればきみの家につく。

がちゃりと鍵を開けてくれると同時に、小声でおじゃましますと言えばそこには綺麗に掃除された玄関、白を基調としたリビングに通ずる廊下がありやはり金銭的な面でのギャップを感じた。そんなことを考えながらもきみの部屋へ。

ドアを開けた瞬間きみの匂いに包まれた。何度でも思う、しあわせだって。そんなことを考えて呆然と立ち尽くしたままの私をベッドに押し倒すきみ。

視界が歪む。わたしの頭を撫でながら、唇と唇が重なって、舌と舌が溶け合うのを感じて、意地悪に微笑みかけるきみ。

「好きだよ、は?」

「好き…だよ…」

「よく言えました、ご褒美あげる」

「……ッ、あ」


ねえ、きみは気づいてないんだろうけれど私はきみの事が好きなんだよ。だからお願いも聞いちゃうし断れないの。都合のいい女になっていってるだなんて、そんなの分かりきってるよ。

きみが私を必要としてくれるなら何度でもきみに抱かれるよ、だってきっと一度拒んでしまえばきっともう私の隣にきみは――



( お題: 一度でも拒めば全てが終わってしまう気がした )

4ヶ月前 No.1
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