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  ぺろっとたいらげてしまいたい。

 ( 書き捨て!小説 )
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三築 ★9nhTubX7oI_m9i









   全部食べてしまいませう。













   //








   こちら、私の妄想の最終着駅となっております。エログロBLGLなんでもござれの世界でございます。
   苦手な方は、お戻りくださりますよう。閲覧は勝手にしていただいていいですが、自己責任で。











    ――――――→  ごちそーさまっ











ページ: 1

 
 

三築 ★9nhTubX7oI_m9i









「…亜伊織ィ、あたしになんかかくしてる事あるでしょ?」
 「なんの事でございましょう、宵さん」



 にこり、と形のいい唇が計算されつくした三日月状を描く。小さく舌打ちをすれば、「女の子が舌打ちしてはだめですよ。めっ」なんて
 ふざけた返しがきたもんだ。なにが、めっ、だ。いい年こいた大人が言うセリフではない。鳥肌ものだ。

 はあ、とわざとらしく息をついてみれば、目の前の男は、その胡散臭いさわやかスマイルを顔面に張り付けたまま、
 高い背を屈めて、顔を覗き込んでくる。無駄に顔面偏差値の高いツラが視界いっぱいに広がって、ああ、憂鬱。


 「また、何人か、病院送りにしたなお前この馬鹿」
 「だって、彼ら、宵さんに近づこうとするんですもん」
 「もんっ、じゃない!いい年こいた大人が語尾にそんなもんつけないでよ!きもい!」
 「っ宵さんにきもいと言っていただけるなんて……ご褒美です」
 「きもいきもいきもいきもい!」
 「ああっ、そんなにご褒美いただいていいんですか?……あ゛あ゛宵さんマジ俺の天使、愛してる俺だけのお姫様」

 「もうちょい心の声隠す努力ってのしてくんないかな?」









  / 香雅吏 宵 ( かがり よい )


  ザーヤク的なおうちの一人娘。ザーヤクにしようか、めっちゃ金持ちか、そのへんの設定はぐだぐだだけど、とりあえず
  やんごとなきおうちの人。名前に似合わず、男気溢れる高校3年。男だらけの家で育ったからか、口調がたまに荒くガサツ。
  根は真面目で、情に厚いいい子だが、たまに、冷酷な一面も垣間見える。自分の家の人間が自分を溺愛しすぎている事には呆れている。
  本人はあまり自覚がないが、香雅吏家の人外的に狂暴でオカシイ人間たちをコントロールできるのは彼女だけ。
  よく危険事に自ら首を突っ込んでいく好奇心旺盛な一面もあり、そのたびに狂犬たちが暴れ狂うので、育ての親である祖父に
  めちゃめちゃ怒られている。小さい頃から、好きになった人が悉く自分の前から消えるという現象がおき、
  途中で自分の事をおかしいくらいに愛している家の番犬たちの仕業だと知って、普通の恋愛を半ば諦めている。
  だが、香雅吏家の人間のことは、みんな大好きであり、大切な存在。





  / 宰染 亜伊織 ( ざいぜん あいおり )


  ザーヤク的なおうちに住む一人で、宵のお世話役。病的に宵の事を愛しており、傍から見れば「異常」。
  恋愛云々の次元ではないレベルであり、宵のためならば、喜んで自分の首を掻き切り、その辺の通行人も躊躇なく殺す。
  栗色のサラサラとした髪にヘーゼル色の瞳をしており、高身長で眉目秀麗なので、外見は爽やか王子というあだ名がつけられる程
  整っている。が、内面はどす黒く歪んだただのイカレ野郎。宵にされる事ならなんでも嬉しいので、貶されても
  息を荒くして喜ぶ変態。たまに心の声が漏れまくって、本人の前でもヤンデレメンヘラ思考がでちゃってる。
  喧嘩や殺しがオカシイほどに強い。人間ではない、と揶揄されることもあるほど。
  感情の欠落が激しく、冷酷。いつもにこにこと胡散臭い笑みを浮かべているが、宵に何かあると表情筋が死滅する。
  ただその死滅した無表情が彼の素顔。ただし、宵の前では忠犬のごとく甘える。香雅吏家には、宵が4歳の頃から住んでいる。
  香雅吏家の人間からは「アイ」と呼ばれている。







  ( 頭のオカシイ、ヤンデレメンヘラ化け物男たちから愛される(恋愛的アレを越えてる)やつかきたかったのだ )








21日前 No.1

三築 ★9nhTubX7oI_m9i











  「……宵さん」
  「うわっ、びっくりした!何やってんの、雛壱」
  「…宵さんこそ」



  相変わらず気配を殺すのが得意なこの男。あたしが深夜にコンビニにアイスを買いに行こうとこそこそと屋敷を
  出ようとした矢先、入り口付近の闇の中で紫煙を漂わせていたもんだから、本気で驚いた。


  「あ、あたしは、ちょっと、」
  「…口ごもるん怪しいですね。逢引ですか?」
  「あっ、あいびっ!?」
  「………そうなんですか?」


  ぐっと、雛壱の声色が低くなったのを察知し、あたしは急いで首を振る。その慌てようを逆に怪しいと感じたのか、
  今だ紫煙を漂わせる煙草を口に咥えたまま、雛壱がザッザッと近づいてくる。


  「…俺に内緒で男と会うんですか、宵さん」
  「いや、誰も男とか言ってないじゃん」
  「…その慌てっぷりが怪しいですね。どこの男です?殺してきてあげます」
  「っ自分ら、ほんとにすぐに殺す殺す言うのよくないからねっ!?そんでもってたまにほんとに殺すし!」
  「…宵さんのためですから」
  「何が宵さんのためだっ!あんたらのためでしょ!」


  けっ、と口をひん曲げてみれば、終始無気力そうに眼を伏せ、煙草を吸っていた雛壱が、小さく笑う。
  雛壱が笑う事は珍しい故、どうしても顔を凝視してしまう事は許してほしい。
  ふーっ、と口から煙を吐き出し、だるそうに小さく笑う彼は、あたしの頭に腕を伸ばし、優しくなでた。



  「…まあ、否めないっすね」








   / 汀 雛壱 ( みぎわ ひないち )


   常に気だるそうにしている男。大学3年で21歳。無気力低燃費がモットーゆえ、てきぱきと行動している事はほぼない。
   こちらも香雅吏家に住んでいる男で、年も近いことから、宵との親交も深い。よって、この人のおかしな愛情も異常で(以下略)
   無造作にセット(否、おそらく寝癖)された黒髪の隙間から見える瞳は、大抵眼の光を失っている。
   宵と話すときは少し眼の光が宿っているのだが、それに気付ける人間は少ない。何を考えているのか読めない男で、
   無口かと思いきや、たまに突拍子もない事や大胆な事を言い出す。意外と短気で「…お前喧嘩売ってんのか」が口癖。
   亜伊織のように、直接ドストレートに「愛してる」だの「可愛い」だのを宵には言わないかわりに、行動で示すことが多い。
   (頭を撫でたり、ハグをしたり、すりすりとすり寄ったり)香雅吏家イチのヘビースモーカーであり、一日二箱吸う事も。
   ひとつ言っておくと、この人も十分狂っており、人を殺める事になんの抵抗もない宵信者。
   香雅吏家の人間からは、「ヒナ」と呼ばれている。









21日前 No.2

三築 ★9nhTubX7oI_m9i





  / 寳月 雪占 ( ほうづき ゆきじ )



  / 絃萌 蝋色 ( いとめ ろいろ )



  / 三神 依終 ( みかみ いお )







   とりあえず名前だけっ!






21日前 No.3

三築 ★9nhTubX7oI_m9i

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21日前 No.4

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i








  / 三神 依終 ( みかみ いお )





  香雅吏家に住む一人。高校一年生の16歳。思ったことをすぐ口に出す、よく言えば素直、悪く言えば単純馬鹿。
  喧嘩っ早く、遊び感覚で人を嬲る。雪占によくいじられている。宵の父親の愛人の子供なので、宵とは異母兄弟。
  故に、宵のことは「宵姉」と呼んでおり、慕っている。だが、その慕い方がまた通常の範囲を超えており、
  雪占とともに、隙あらば自分のものにしようと虎視眈々と狙っている。また、お姉ちゃんのように見ているようで、
  一人の女として認識しており、下心はいつでも満載。考えるよりまず先に行動しちゃうタイプなので、組の中では特攻の
  役割を受け持っている。明るく人懐っこいように見えるが、罪悪感というものが欠如しているため、こいつも中々に異常。
  宵が7歳の頃に、母親に連れてこられ、住む様になる。




  / 寳月 雪占 ( ほうづき ゆきじ )




  香雅吏家に住む一人。高校一年生の15歳。早生まれ。あどけない可愛らしい顔立ちをしているため、よく依終から「ロリ顔」と
  からかわれている。だが、本人はその幼い顔立ちをフルで活かし、上手に生きている。一人称は「僕」。
  依終の母親とはまた別の宵の父親の愛人の子供で、宵と依終とは異母兄弟。だが、宵のことを姉として全く見ておらず、
  隙あらば襲って既成事実をつくってやろうと考えている。こいつも安定に愛情が歪んでいる。依終のことは馬鹿にしつつも、
  同じ年齢で同じ境遇という事もあって、行動を共にする事が多い。だが、その分よくケンカもする。
  顔に合わせた、かわいらしい言動をするが、心の中はど汚く冷酷非情。宵の前では、特に猫かぶっている。
  すぐに飛び出す依終を諌める役割をしているが、たまに一緒になって暴れて、怒られる。依終の一年後に、
  母親に連れてこられ、香雅吏家に住むようになる。








20日前 No.5

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i

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17日前 No.6

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i

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17日前 No.7

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i

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17日前 No.8

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i

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9日前 No.9

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i








「お、やっとケイきたー!」
「ちょっと遅刻ギリギリじゃーん!」

「寝坊しちゃってさ!みんなおはよ!」





 朝の教室が、あいつ―――市条啓の登場によって、急に騒がしくなる。
 走ってきたのか、若干乱れている髪に上気した頬。うっすら汗をかいているのに、溢れる爽やかキラキラオーラに、
 反吐が出そうだ。10秒前くらいに教室に来たというのに、あいつの周りはすっかり人であふれていた。

 それに対して、おれは、朝一番に教室につき、窓側一番後ろの席でひたすらそういったクラスの様子を見ないように
 俯いて本を読む。イヤフォンを耳につけ、大きめに音を流してはクラスの雑音をシャットダウン。
 おれに挨拶をしてくる奴なんて勿論誰もいないし、近づいてくる奴すらいない。完全にいないものとしてみなされている。
 まあ、いじめられるよりはいい。おれは、空気になっていれば、何も害を与えられないんだから。







 「………っ日比谷も、おはよ!」





 そんなおれのルーティーンが、今日いままさにこの瞬間、ぶっ壊された。

 ヘッドフォンをしていても、何故かクリアに聞こえるその声に、反射的に顔を上げてしまう。
 そして、眉間にしわを寄せたまま、挨拶をしてきた主を見れば、少し離れた教室の中心あたりで人に囲まれているあいつが
 こちらをしっかりと見つめて、笑いながら手を振っている。………ふざけた事を、してくれるものだ。
 これだから、人に嫌われた事のないようなニンキモノは嫌いなんだ。自己中的な言動をしてくるから。
 自分の存在価値と影響力がどれほどのものか、わかっていないから。

 案の定、急に教室の隅で俯いて読書をするような陰気な奴に、学校の人気者が挨拶をしたとして、
 クラスからどよめきがあがる。どよめきたいのは、おれのほうだ。

 コソコソ。クスクス。あいつの周りの取り巻き陽キャラ共が、おれを馬鹿にしたように見ては笑うのが視界に入る。
 また、そのグループに入っていなくても、教室で談笑していた中間層の奴らですら、見下したようにおれを見ては、
 鼻で笑う。

 おれは何もしていないのに、急に惨めな気持ちになった。
 何が悲しくて、こんな公開処刑のようなことをされないといけないのか。
 なんでおれに挨拶なんぞしてくるんだ。昨日までしてなかったくせに。

 なんだかむかついてきて、おれはそのままそっぽを向いて、挨拶を無視した。
 途端、クラスがおれに対する非難と罵倒の嵐。おれはそんな中イヤフォンをつけ、必死にその誹謗中傷が聞こえないようにした。
 だって、おれは悪くない。




 「なにあの根暗陰キャ!ケイの挨拶無視するとかありえなくね!?」
 「あーもうほんと、あーゆーやつ無理!きもい!」






 ( ねむいからいったんきる )





7日前 No.10

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i









 「アイくん……それ頂戴」
 「嫌です。貴方は阿呆なんですか?あげるわけないでしょう」
 「なんで!いいじゃん!俺知ってんだよ!アイくん他にもたっくさん収集してるって!」
 「だからってなぜ依終にあげなくてはいけないんですか?」
 「くそー!けち!ドケチ!」
 「はっ、負け惜しみが」




 ………なんだか究極に面倒くさそうな会話をしているな。


 夜、寝付けなくて台所にお水を飲みに行こうとしていた矢先。階段を下り、台所にさしかかった所で、リビングから
 亜伊織と依終の声が聞こえて、反射的にあたしは陰に隠れた。一応このような家柄の女という事もあり、気配を消すことも
 苦手ではない。あたしは、そっと二人の会話の続きを盗み聞く。




 「くっそ……このスーパーヤンデレメンヘラ鬼畜変態ヤロウ!」
 「ふ、貴方の語彙力は小学生並みですね。それに、鬼畜変態なんて依終には言われたくないです」
 「んだと!」


 「―――――知ってるんですよ?この間、雪占と結託して宵さんに睡眠薬を飲ませようとしていたでしょう?」




 ―――――――は?



 思わず目を剥いてしまう。睡眠薬?は?なにそれ、いつ?なんだその物騒極まりない話は?
 急な衝撃カミングアウトに、あたしは廊下で一人頭を抱える。

 幼少のころから、この家の住人たちがあたしに異常に執着しているのはわかっていたし、別にだからといって
 大切な存在であることには変わりなかったけど。……けど!!!








 「…………今の話、どういう事?」



 「っひ!宵、姉…!」
 「…宵さん!?」




 さすがにその話は、聞き捨てならない。隠れて会話が終わって二人がいなくなるまで待とうと思っていたが、
 あたしはリビングで話す二人の前に、ドン、と仁王立ちをする。

 突然のあたしの登場に、いつもは余裕な態度の二人も少なからず驚いたようで、依終に至っては動揺しすぎて
 椅子から転げ落ちていた。このポンコツ。亜伊織も、少しびっくりしたように目を大きく開けてあたしを見つめる。
 少し同様の色が瞳に滲んだが、流石はこの家を御祖父ちゃんと共にまとめているだけあって、すぐにニコリと
 胡散臭い笑みを浮かべると、椅子から立ち上がってあたしに近づいてきた。




 「宵さん、こんな夜更けにどうしたんですか?眠れないんですか?ホットミルクでもおつくりしましょうか」
 「んなご機嫌取りなんかどうでもいいのよ。二人の会話の続き聞かせなさいよ」
 「……ずっと聞いてらっしゃったんですか?」
 「そんなに聞かれたくない事だったの?」



 あたしが、冷ややかな目線を送ると、亜伊織はなぜか頬を若干紅潮させてぞくぞくしている。
 そうだ、こいつには、罵詈雑言もすべてご褒美だった。もうこいつは無視。はい、次。



 「…依終。さっきの話の続き、聞かせてくれる?」
 「宵さん。俺がお話ししますよ」
 「ち、ちがうんだよ、宵姉。俺はやめようっていったんだ!でも雪占が!」
 「き、か、せ、て、く、れ、る?」
 「……宵姉ぇ」
 「宵さん、俺の事ガン無視…。はは、なんだこの放置プレイ最高…」




 もうぶつぶつ言って、息を荒くしている亜伊織は放っておくとして。
 あたしは、依終に向き合うと、無表情で話をするよう目で促す。



 「…出来心だったんだよ。雪占が、そろそろ宵ちゃん襲いたいねって。みだらな恰好させて、喘がせて、
  思いっきり中にぶちまけて、既成事実つくっちゃいたいねって。もうそんなこと想像するだけで、俺めっちゃ興奮しちゃって。
  だって、宵姉を好きにできるってことだろ?ああ、やべ、今も想像したら反応してきた…。
  でも、普通にしてたらそんなのできるわけないじゃん?うっとうしいアイくんとかヒナくんとかもいるし!
  だから、宵姉のスキをついて、飲み物に睡眠薬と媚薬入れちゃおうって…。でも入れてないよ!思いとどまった!
  えらくね!?俺、偉いよね、宵姉!!」

 「いや何個ツッコませるつもりだよ偉くないわ、しばきたおすぞ」




 はあ。この異母兄弟たちが頭のネジほぼ外れてるのは薄々わかっていたけど、ここまでとは。
 しれっと犯罪的なことを言っているのに気づいてないのかこいつは。



 「もうしねーから、俺!正々堂々と宵姉、襲うから!だから、許して…?」
 「いやもう、ツッコむ気力もない……」


 あたしがため息をついて、頭を抱えても、馬鹿で素直な依終は犬の如くあたしにすり寄ってくる。
 もうあたしが半ばあきらめて、さっさと自室に帰って寝ようと踵を返した時だった。




 「っつーか!俺の罪が暴かれるなら、アイくんの罪も暴かれるべき!」
 「は、?亜伊織もなんかしてんの?」
 「まさか」
 「まさかじゃねーよ、変態ヤロウ!さっきまで自分がなにしてたか宵姉にちゃんと言えよ!」




 もう頭が痛い。亜伊織の方を訝しげに見れば、殺したくなるほどの爽やか笑顔で見つめ返される。
 そんな自信満々な顔をされても、何も信用できない。なぜなら、こいつらの「普通」は「異常」なのだから。



 「何やったか、言って亜伊織」
 「変な事はしてませんよ」
 「言いなさい」



 「宵姉の使用済みの歯ブラシと、穴が開いたから捨てようとしてた靴下と、さっき宵姉が飲んでたジュースのストローを
  収集して、自分の部屋にコレクションしてるって言えよ!!!」




 ………部屋に、静寂が訪れる。あたしは完全にフリーズ。だが、当の本人はニコニコとした笑みを浮かべたまま、余裕の表情だ。
 いやなんで余裕の表情なのか意味が分からなすぎるし、ぶん殴りたい。
 そんなあたしの意図がわかっているのか否か、亜伊織は、他の女ならコロッと悩殺できそうな甘い笑みを浮かべてあたしを見つめた。



 「俺、宵さんの事本当に愛してるんです。好きで好きでたまらないんです。だから、宵さんのものなら、なんでも
  欲しくなってしまうんですよ。収集したものだって、舐める用と保存用と観賞用に分けていますよ?
  宵さんが使ったもの、宵さんの匂いが少しでもするもの、宵さんの体に触れたもの、全てが欲しいんです。
  わかりますよね?愛ゆえの行為です」




 ……いやわかんないし、やだもうこいつら。














2日前 No.11

三築 @blacksnow2 ★9nhTubX7oI_m9i

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1日前 No.12
ページ: 1

 
 
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