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ノンフィクション

 ( 書き捨て!小説 )
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@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★n5D9luUr97_01r

初めに
体験談を基に構成したノンフィクションです。

3人の女性が体験した事を書かせて頂きます。

一人目
高橋みゆき
二人目
吉田京子
三人目
鈴木聡子

以上の3人の体験記を元に描きました

関連リンク: 神無月 
ページ: 1


 
 

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★n5D9luUr97_01r

*運命に遊ばれた男*

其の一

彼はその昔、交通事故を起こした。
免許取得時期を迎えると
普通車とバイク(中型)の免許を取得した。
高校卒業後、バイトで貯めたお金でバイク(400cc)を購入した。
ある日
ウキウキしながらオートバイを運転していた
感激した彼はつい、スピードを出しすぎていた
そこへ
小さいボールが路上へ
彼の運転するバイクの前へ転がってきた
彼の運転はまだ、未熟でボールを避けるのが精一杯でハンドルを切った

スピードが出ていたため彼を乗せたバイクは歩道へ
楽しく手をつないで歩いている親子へ
母親は子供を庇ってバイクとぶつかった
その瞬間彼は空中へ飛ばされ意識を無くした
バイクに当てられた母親は即死状態、母の胸の内で女の子が泣き叫んでいた。
彼は交通刑務所へ
あれから11年が経ち
彼は獄中であの親子が母子家庭であった事
女の子は身寄りもなく施設へ預けられたことを知る
今、普通に暮らしている彼は1年前からジョギングを始めていた。

5ヶ月前 No.1

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★n5D9luUr97_01r

其の二

ある日のこと
彼がいつものように走っていりと
コンビニエンスストアの前でたむろっていた学生たちが声をかけた
「「おじさーん、よく飽きずに走るねー」」
走りながら手を軽く挙げながら走り去った彼
その日から彼がコンビニの前を走ると学生たちがいつものように声をかけるようになった。
そんな
ある日のこと
彼がいつものようにコンビニの前を通りかかった時、たむろっていた連中の一人が近づいてきた
髪を茶よりも金色に近く染めた少女が彼の前に立ちはだかる
「おじさん?か、お兄さん 」「いつも走っているけどさ 何かの選手?」
「これ、喉がかわいたら飲んで」
と1本のスポーツドリンクを差し出した
彼は差し出されたスポーツドリンクを受け取ると少女は笑いながら連中の所へ戻っていた
彼はドリンクを持った手をあげ(ありがとう)と言い走り出した。

5ヶ月前 No.2

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★zzitM9CWM0_01r

其の三

次の日
いつものようにコンビニ前を走ると
学生たちがひとりもいなかった。
何となく習慣になっていた挨拶がないのでふいと淋しい気分になった。
また次の日も連中はいなかった。
そして3日目の日
彼がいつものように走ると「「いつも、走るね」」が無くどうしたのだろうと想い走り去る。
すると
後方から少女が彼の跡を追いかけるように走ってきた。
少女は彼の走るリズムに合わせようとしているが、時々バランスが崩れていた。
彼は走るのをやめた。
振り返り、右足太ももに白い包帯を巻いているのが見えた。
少女は今風の学生服に身をまとい走る
彼は少女が近づいて来るまで、足の動きをみたり、短いスカートの動きをみていた。
少女が彼に近づくと「ねぇ、なんで走らないの」と少しツッパタ口調で彼に言った。
(だって、後ろが気になって)
少女は「じゃ、ミヨが前を走るね」と言いながら彼の横をスルリとかわし走り抜けた。
彼はアレと思い少女の後に続くように走り出した。
彼は思うた
走りのフォームは完璧だ、彼女の走りなら良いタイムが期待できると、、、
短距離ならそこらへんの男子よりも速いかも?と思いながら跡を走った。
しかし
少女は時折、右足が痛いのかリズムが崩れて右足をかばいながら走り続けている。
彼はリズムが崩れるのを見て、また足に巻かれた包帯が気になり
少女の横へ並ぶように走り出した。
しばらくして「ねー先に行って、、、ミヨが後からついていく」と少し苦しそうに言った。
同時に少女は右足を両手で押さえて痛みに耐えて足を抑えている姿をみた彼は
(無理するな)「大丈夫だから」(でも包帯から血がにじみ出ているじゃないか)「もー、大丈夫だよ」「いいから」
(ほら、乗れ)
彼は少女の前に出ると、しゃがみ込み両手を後ろに伸ばして(いいから早く背中にノレ)と強く彼は言った。
少女は仕方がない感じで、彼の背中に乗った。
彼は少女を背負うと歩き出した。
少女の素足から体温が彼の腕に伝わってくる
先ほどまで冷たい風にさらわれていた冷たくなった足から少しずつ人肌らしくぬくもりを感じることができた。

5ヶ月前 No.3

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★vAmA1LZ20X_01r

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5ヶ月前 No.4

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★vAmA1LZ20X_01r

其の五

今の季節
久し振りに横に並んで走ると彼女が
「ミヨには両親がいないの」
「ミヨが7才の時にお母さんがバイクにはねられて死んだの」
(え、、、どうして)
「ミヨと歩いていたら前からバイクが急に現れて、でもミヨだけが助かったの」
「お母さんがミヨをかばってくれたの」
彼はハッ!
と足を止めた。
「どうしたの?」(いや、、、別に)
(ところでミヨの名前は、、、)「あ、言っていなかったっけ」
「高橋みゆき」「だからミヨっていうの」「そう言えばミヨもお兄さんて呼んでいたけどミヨも名前は」
(倉沢崇・くらさわたかし)「ふーん何だ普通じゃん」
微笑しながら
「お互いに名前を知らずにいたんだ」「別にいいけど、ミヨたちも本当の名前なんて、どうでもいいし」
「気にしないで」「付き合っているんんだから別にいいじゃん」
(じゃ、あの連中も)「そうだよ」「みんな独りでいるのが淋しいじゃん」「だからさ」
(ミヨの足の傷、、、もしかして)「そんなこと、どうでもいいよ」
「ところで一つ聞いてもいい?」
彼は少しドキドキしながら(なにかな?)
「ミヨがねツッパていたこと、どうにおもうかな?」
(うん、、、そうだな、、、今のミヨは)
「完璧じゃないけど、普通になりたいかな」
(ミヨがそうに思うているならそれでいいと思うよ)
(別に悪いことしている訳じゃないでしょ)「ウーン・・・?」
極まりが悪く彼の前を走り出した。

5ヶ月前 No.5

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★mBC0TcbOyj_01r

其の六

彼女は彼に言わなかった事がある。
あの日
彼らが「「あのおジン」」「おじんじゃないよ」と言い返した。
すると笑いながら「「ミヨはあんなおジンがタイプかよ」」と「そうだよ、だってカッコいいじゃん」
「「どこが?」」「ミヨがいいんだからいいの」「「じゃ、あのおジンと1発抱かれればいいじゃん」」「「そしたら金も入るし」」
「「1石2鳥じゃんよ」」アハハと言いたいことを言って笑った。
ミヨが立ち上がり「いいもん、勝手に言えばいいじゃん」「ミヨはミヨだから」立ち去ろうとしたらミヨの手を彼等は掴み
「「逃げるなよ」」「「俺たちは仲間だろ」」「違うもん」「ミヨと仲間じゃないし、手を離して」と言うと
彼等はミヨを連れて「「俺たちのしきたりだから覚悟しろよ」」と多数の手足がミヨの身体を殴り蹴り倒れるまで暴行が続いた。
意識を失ったミヨの姿を見ていたリーダーらしき人物が懐からナイフを取り出すとミヨの太ももを遠慮なく突き刺した。
痛さの余りに叫んだ「いったいー・やめてー・痛いよー」ミヨは目に涙を浮かばせた。


5ヶ月前 No.6

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★2IHgYjAtEK_01r

其の七

彼の前を走るミヨのリズムが異常に思えたので
心配になり、横へ並んだ。
(今日はこの辺で辞めよう)と言うと首を横に振り頑固に走り続けようとした。
が、次第にペースが大きく乱れ呼び止めようと(おい、ミヨ)
彼女は体全体から力が抜けてゆくように倒れこんだ。
彼は彼女の名を呼び続けた(ミヨ!ミヨ!)
彼女の名を呼び続けながら背負い走り出した。
彼の心臓は激しくなる。
その反対に彼女の鼓動が、、、彼の背中を伝わって小さくなる。
小さな声で「なんだかお父さんみたい」「気持ちがいい」彼は(ごめんな)「何で謝るの?」
「ミヨ、、、わからないよ」「ミヨのほうこそ心配かけてごめんなさい」
彼は心の中で謝り続けた。
すると
彼女の目から涙が零れ落ちた。
彼の目からも涙が零れ落ちた。
一敵の涙が彼女の手にポツンと「ありがとう」と言うと
手足の力が抜けていく同時に心臓の鼓動が消えた。
彼は泣き叫んだ(ごめん・ミヨ・ごめんな)

5ヶ月前 No.7

@takahisa19☆irRGOksXjy6 ★2IHgYjAtEK_01r

其の八

後に知ることになるのだが
暴行を受けた身体に、致命傷となる右足の刺し創。

彼女の手を握りしめて11年前の事故の事を詫びた。
すると
一瞬、ミヨの顔が微笑んだ。

彼はバイクにまたがり
事故現場へ
その場で一礼をするとバイクでどこかへと走り出した。



5ヶ月前 No.8
ページ: 1

 
 
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