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ともだちだったよ、

 ( 書き捨て!小説 )
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餅子 @kemu05 ★vHG1fjn3cx_otL




   ともだちだった、ような気がするんだけど。



  ▽、


   x 気が向いたらきて、気が向かなくなったらかえる。
   x おとこのこ、おんなのこ。あいとか、こいとか。
   x じゃまをするな。しんどいので。
   x まあ見てってください。

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餅子 @kemu05 ★vHG1fjn3cx_otL


 やさしいから、だ。やさしいから。きみはやさしいから。誰にでもやさしいから。だから、僕は好きになってしまって、嫌いにもなれないでいる。きみがやさしいから。残酷なほどに。それはあまりにも温かく、心地よく、曖昧で、甘くて、とろけるように、僕を包んで、溶かして、ぐちゃぐちゃにして、どうしようもなくなって、きみのことばっかり。きみのことばっかり、僕は考えてしまうんだ。僕ばっかり、きみを好きなんだ。

3ヶ月前 No.1

餅子 @kemu05 ★vHG1fjn3cx_sgs


 少しかさついたその唇にふれたとき、たしかに僕らは、友達じゃなくなった。

2ヶ月前 No.2

餅子 @kemu05 ★vHG1fjn3cx_sgs


 身体だけの関係と決めたはずなのに、俺は心を求めている。誰を映しているのかわからないその瞳を見つめながら、どうしようもなく虚しくなった。うわごとのように何かを言えば、耳障りだと答えるように唇をふさがれて、呼吸がむずかしくなる。とても苦しくて、涙が出た。鬱陶しそうに、荒っぽく指が絡まる。俺じゃない誰かのために生まれた欲望が、俺のために放たれるのが、かわいそうだった。

2ヶ月前 No.3

餅子 @kemu05 ★vHG1fjn3cx_sgs

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2ヶ月前 No.4

餅子 @kemu05 ★vHG1fjn3cx_sgs


 夕焼けにとけるように笑うきみに、殺されたいと思った。世界でいちばんやさしく殺してくれそうだから。たぶんこれを恋と呼ぶのだろう。

2ヶ月前 No.5

餅子 @kemu05 ★vHG1fjn3cx_sgs


 ガラスの靴は入らない。毒りんごを食べることも、王子様のキスで目覚めることもない。俺は、お姫様になりたかった。
 ふりふりとしたフリルとレースがたっぷりついたワンピースを翻す妹を見て、ひどく羨ましい気持ちになる。華奢な肢体、長くて細いさらさらの髪、雪のような白い肌、つやのある唇、甘くて花のような香り。すごくかわいい。そしてぜんぶ、俺には無いものだ。

「似合ってる?」
「似合ってるよ」
「ありがと! お兄ちゃんもかっこいいよ」

 俺の考えていることなんて何も知らない妹がふわりと微笑んだ。大して嬉しくもない言葉に、作り笑いをして返す。兄として、妹がかわいいのは本心だ。でも、男として、いかにも女の子という要素を詰め込んだこの少女が、心の底から妬ましかった。

2ヶ月前 No.6
ページ: 1

 
 
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