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くるりくるりと胡桃割り

 ( 書き捨て!小説 )
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独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★qxXpJAS7CZ_yoD




 つまんないの。

 もっと笑って、もっと泣いて、もっと悔しがって、もっと怒って、もっと吐いて、もっと叫んで、もっともっと。




 ――きみがいないと、つまんないや。







 ▼ 思いついた子の断片とかうちの子同士のおはなしとか

 ▼ ちょっと痛々しい描写、血液

 ▼ 暗いのも明るいのもアホなのも死んでるのも

 ▼ 同性愛あり

 ▼ 何かありましたら伝言板におねがいします




 ――――つまんないとか言って、起き上がったらまたつまらなさそうにぼくを殴るんだろう、きみは。


 ――あーあ、つまんないの。

ページ: 1

 
 

独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★qxXpJAS7CZ_yoD


「僕、人に触られるの嫌いなんです」
「ふうん」
「嫌いっていうか、体が受け付けない」
「あっそう」
「近くによるだけで鳥肌が立つし、触られようものなら吐き気がするし、腕が震えてくるし、足はむずむずしてくる。だから殴っても蹴っても仕方がないですよね、だって生理反応なんですから」
「生理反応なの、それ」
「本当ならそれですら触りたくないので、獲物はきっちり使ってるんですけど、たまにいるじゃないですか。ステゴロで来いって調子に乗ってる奴」
「あー」
「だからその鼻をへし折ってやるんです、顔だけで喧嘩売ってくる奴には負けた例がありません」
「物理的にね」
「ああ、もう。思い出したら苛々してきた」
「吐き気は?」
「え? ないですけど」
「腕の震えも、足のむずむずも?」
「はい」
「ふうん」


 そうやって心底不思議そうな顔をして首を傾げなんてするから、わるいおとなに狙われちゃうんじゃないの。だってこうして後ろから腕の中に閉じ込めて、さらさらな髪に顎をうずめて、薄い腹に手を回して、足と足を触れ合わせて、互いのにおいに包まれているというのにさ。見上げてくる瞳がきれいで、思わず見とれてしまいそうになった。
 ああ、抉りぬきたい。そう言ったら彼はいったいどんな顔をするのだろう。彼の綺麗で強気な顔が、恐怖か苦痛に歪むところが一度でも見てみたいなんて言ったら、さすがに怒られてしまうだろうか。鼻をへし折られるかな。まあ、いいや。


「そういえばさ」
「はい」
「シャンプー変えた?」
「……ちょっと離れてもらえませんか」


 こういうところだよなあ。



▼ 潔癖の例の男の子と誰かわからないひと

▼ 無自覚たらしってこわいなって話

4ヶ月前 No.1

独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★qxXpJAS7CZ_yoD

 雨が降ってきたようだ。


 その背中はあまりに見慣れないもので、思わず狼狽した。どうしてきみが? なんで? きみは僕に守られるべき人間ではないのか? だってきみは僕より弱い。弱いだろ?
 連鎖する問いかけに応えず、無情にもその背中は崩れ落ちる。目の前に見える人影を見て悟った。震える指先は結局のところ、人を殺すのに何の躊躇も持たない。ただ筋肉を使って、腕を伸ばす。直線的に飛んでいく刃物は見事、男の首に命中して、そのまま倒れ伏す。いつもなら止めを刺すところだが、生憎いまはそんな暇はない。なかった。ただの一秒たりとも、どこぞの人間とも知らない男にくれてやる義理はなかった。だって。
 地面に膝をつく。強く打ち付けてしまって、きっと青あざになるだろうなとぼんやり思った。いま地面に倒れて赤い液を流している彼が怒りそうだ。


 ――ああもう、また、またですか。怪我なんてして。薬には限りがあるんですよ。

 ああ、そうだった。

 ――ねえ、きいてます?

 きいているとも。

 ――ねえってば。


「……ねえ」

 雨が降ってきた。通り雨なのか、雲の切れ間からところどころ見える空は青い。ぽた、ぽた、と地面にしみをつくって、また、彼の体にもしみを拡げていく。ひろがっていく。

「ねえ」

 よく彼がそう、自分を呼ぶときに言った。たった二文字。ともすれば一文字で事足りるそれが、いつしか耳に残るようになった。わざと返事をしなかったこともあった。一度目は軽く、二度目は疑問形で、三度目はむう、と唇を尖らせて、四度目は服を軽く引いて。五度目は、きれいなきれいな目が目の前にあって、不機嫌な色をまじまじと見つめる羽目になった。

 その目はいまは、かたくとざされていて開かない。


「きみさ、自分が弱いってわかっているのかい?」

 いらえはない。

「まったく、そんなだからいつまでたっても僕に追いつけないんだよ。わかるかな」


「薬はないって怒ってたのはどこの誰だったか」


「包帯も、見当たらないよ」


「ねえ」




 雨が酷くなってきた。彼の上のみずたまりが、じめんにもひろがっている。




▼ 医術部隊の誰かと戦闘部隊の誰か

▼ 庇うくらいなら後ろで泣いていてほしかったな

▼ 治療の仕方を教わっていればよかった

4ヶ月前 No.2

独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★qxXpJAS7CZ_yoD

【 職員個人情報書 】

「いってて……ああごめん、なんでもないんだ。ちょっとここに躓いただけで……ってああ!? ど、どうしよう、さっきまで手に持ってた書類ぐちゃぐちゃになっちゃった……う、ううん……こ、コピーしてもばれないかな……大丈夫だよね……うん、きっと大丈夫なんとかなる! ……気を付けてね、此処少し段差があるみたいだから。へへ、僕が身を以て体験しましたから立証済みです! え、知ってた? あれ、……おっかしいなあ……」
「おはようございます。良い天気ですね、こういう日は気分も良くなって最高だなあ。そうだ、散歩に行きましょうか。少し冷えるからきちんと着込んでね、僕がついていきましょう。さ、その前にささっと検査を終わらせましょう。大丈夫、どこに行こうか考えている間に終わるからね」
『大丈夫、ここにいます。勝手にいなくなったりしませんから、安心して。手を握るのも、頭を撫でるのも、子守唄……はちょっと苦手だけど。僕が出来ることがあるのなら、何だってする。だから何だって言ってください。したいことは全部しよう。僕がぜんぶ、見届けてあげるから』

名前:能島 葉 ( のじま よう )
性別:男
年齢:25歳

性格:温厚で滅多に怒ることがない、どこか平和ボケしたようなひと。誰に対しても手を差し伸べ、地球上の誰にでも救われる権利があると信じて疑わない。寧ろ自分が救わなければならないとすら思っているが、自身にそのような力量や能力がないために悔やむ日々。自分が出来ることで誰かを救えるならば努力は惜しまないし、どのような犠牲でさえ払ってしまおうとする真っ直ぐな思考を持つ。行動力があり後先を考えないため周りから心配されることが多いが、割と丈夫な体と周囲の助力のおかげで痛い目を見ることはあっても重大なことに発展したことはない様子。一途でそれゆえに騙されやすいが、本人は騙されたことにすら気が付かないほどどこか抜けている。自分で決めたことは達成するまで必ず曲げない頑固者で、普段は話をきく側に回ることも多いが意見ははっきり言うしこうと言ったことはこう、と話を聞かないことも。些細な段差に躓く、シーツを干し始めた途端に雨が降ってくる、など若干不運体質の気があることに本人も気が付いていて、人生を懸けてどうにかしたいと思っているようだがどうにもうまくいかない様子。ただ辛気臭い顔をしているとますます不運なことが起こる、というのをモットーにしており、常に笑顔でいるようには心がけている。

容姿:
服装:(どのような服装でも大丈夫です)

所属:(病院内一覧よりお願いします)

備考:(一人称など、詳しく書いていただければ!)



▼不運だけど健康体の看護師能島さん
▼見た目どうしよう

3ヶ月前 No.3

独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★qxXpJAS7CZ_yoD

【 キャラクタープロフィール 】

「……ガラスの靴を落っことしていっちゃうなんて、なんというか、僕らしい、よね……あはは、今でも大事なところでドジ踏むのはなおってないんだなあ。僕がきちんと靴を持って帰っていれば、……ううん、なんでもないんだ、気にしないでくれ。当時もいじめられていたということは、きっと当時も、僕はどうしようもない人間だったんだよ。どうして王子さまは僕なんかを選んだんだろう……やっぱり顔、かなあ……うーん……」

「う、うう、す、すみません……あの、本当にただ転んだだけで、わざと水ぶっかけようとかそういうことは考えてません、本当です! 今すぐ何か拭くものを、……っ痛、いたい、やめ……っ、離して! だからわざとじゃない、ってば……!」
「……あのねえ、僕は怒ってるんだよ。だって馬鹿じゃないか、僕がやらかしたことなのに、どうしてきみが怪我して帰ってくるんだい? 僕が謝りに行けばそれで済む話じゃないか、大体暴力で片づけようなんて彼らと同じ考えだろ。……僕はいくらだって傷付いてもいい、だって自業自得だから。でも僕のせいできみが傷つくのは耐えられないんだ、……頼むから、もう二度とこんなことはしないでくれ。約束して」
「え、僕? いやいやいや、無理です無理! というかなんでいきなり僕なんですか!? だってその、人前に立つのも苦手だし、すぐドジするし、前に立っても笑われるだけというか、その……う、からかわないでください! とにかく嫌です、なんで生徒会なんか……っ、ちょっと、お前も笑っていないで助けてくれ! ってまさか、お前が言ったのか!? 嘘だろ、待って、待ってください、嫌だあ……っ!」

名前: 白灰 零
よみ: しらはい れい
年齢: 16歳
学年 / クラス: 二年 / 芍薬組

役職: シンデレラ
復讐方法:―

部活動: 帰宅部
委員会: 生徒会 副会長

性格: ( 文字数指定はありませんが、詳しく書いてあると他の参加者様が絡みやすい上に主が大喜びします )
容姿: ( 過度な美化設定はお断り。非現実的なカラーリングは可。制服はありません、風紀が乱れない程度に自由な服装をどうぞ )
備考: ( 詳しいと主が喜びます! )
募集: ( ご自由に関係を築いてくださいませ〜 )



▼はいかぶり姫のうまれかわり
▼これまた不運というかドジというかいじめられっ子というか
▼はたしてひとりでいきていけるのか

3ヶ月前 No.4

独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★Android=UfgmUO9wKy

「きっと僕は昔からトロくて、ドジで、ちょっとのことすらできない役立たずだったんだ。だからお母さんやお姉さんにいじめられて、そうして他人に助けられて……何も変わってないや、僕。あはは……いっ、いたいいたい! きみには感謝してるよ! 今日も僕に付き合って一緒に階段から落ち……って待てよ、待ってくれ。となると、……王子様ってまさか、……あいたあッ!」


王子様枠いたらきっとこんな感じでギャグまっしぐら
二人して傷だらけか零が助けてもらうか 幼馴染みとかだとい!()

3ヶ月前 No.5

独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★qxXpJAS7CZ_yoD


 信じるものは目の前に見えているものだけ。そのはずだった。
 いつの間にか、目に見えないものが一番大事で、信じたいと思うものになった。追いかけ続けた背中はいつしか見失って、自分がどこにいるのかすらわからなくなったときもあったけれど、隣には必ず仲間がいた。同僚が、上司が、後輩がいた。彼らは笑っていた。時に傷つき、苦しみ、葛藤してもなお、前に進んでいた。負けないように、今度は彼らの背中を追いかけ始めた。後ろから追ってくる者の気配もしっかりと感じ取り、また不思議と、悪い気はしなかった。

 両手には銃。背中にはライフル。鋭い翡翠色の双眸は、撃ち抜くべき対象を正確に見定める。今はもう、己の両手すら、信じられる。外すことなど、考えもしない。なぜなら、外さないから。この両手と銃弾には、己のものだけではない何かがのっている。ならばそれを撃ち損じるなど、いったい誰がやろうか。

 たとえ、かつて隣にいたはずの仲間が、目の前に相対していようとも。脳裏に浮かび上がる、まめができるほど一心不乱に銃弾を撃ち込んでいたあの頃を思い出し、そのうえで、その記憶に微笑む。



「―――私は、私の正義を」

 もう迷わない。





▼とある戦隊スレの子、狙撃兵のシーヴ=ヴィターレ
▼二章終了時点でのシーヴの心の持ちようの話
▼昔はもっと冷酷で、淡々と銃弾を撃ち込む仕事人間だったらいいなあと
▼変わったんだよというお話

3ヶ月前 No.6

独楽 @sbluexxx☆rx3sEFPR6z6 ★qxXpJAS7CZ_yoD

 目の前で泣きじゃくる誰かを見るのは、これが初めてではないようだった。どうしてだと問われても、わからないと答える以外ない。そこにあるのは、感情の乗った、けれども無機質に並ぶ文字列と、濡れて乾いたのか、ぱりぱりと音を立てて捲られるページ。見覚えのない若草色の本は、母親が亡くなったときに、今はもういない父親が自分にくれたのだという。誕生日プレゼントだと、言ったのだと。
 自分に、母親と、父親の記憶は既になかった。最早兄弟だと言われる目の前の人達も、他人に見える。家族だと話す、全く顔の似ていないお医者さんたちも同じだ。日記には確かにそう書いてある。けれども、そう書いてあるだけなのだ。自分にとってそれは、小説であり、フィクション作品であり、実感を伴わない記憶である。最早それを記憶と呼んで良いのかすらわからない。

 わからない。わからない。わからない。どうすればいい。
 ただはっきりしているのは、目の前でぼろぼろと涙を零す青年を見ていると、とてつもなく胸が締め付けられるということだけ。


――信じていた。

 なに?

――おまえは、俺を忘れないのだと。

 それは誰が?

――おまえが、言ったんだ。

 でもぼくはもう、そんなこと、覚えてないよ。

――そうだろう。そうだろう。だっておまえは、そんな目で、俺を見なかった。

 そんな目? ぼく、どんな目をしている?

――もういい。これだけ、これだけは、言わせてくれ。目を閉じて。

 ああ。



 彼が落としていった水滴を指先でかきまぜて、正体不明の胸の痛みに耐える。日記に、胸の痛みなんて書いていなかった。彼の名前は? 彼とは、どういう関係だった? ぼくは、彼をどんな目で見つめていた? 彼は、ぼくは。
 ぽたり。リノリウムの床に、みずたまりがひとつ。その隣には、小さくて、けれどもしっかりと形を持った、桃色の砂糖菓子が転がっている。





▼別板の子
▼金平糖病――口から金平糖が零れ落ちるたび、記憶が零れる病。

2ヶ月前 No.7
ページ: 1

 
 
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