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僕を救ってくれたのは。〜僕らの闘病生活〜

 ( 書き捨て!小説 )
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みわ ★Tablet=3J80qn7526

「余命1週間ですね。残念ながら。」
殺風景なこの部屋で、さして残念そうでもなさそうに、目の前にいる医者は僕に冷たくそう言い放った。
「うそ...だろ...」
絶望感が、僕を包み込んでいくのがわかった。
話は、昨日の昼頃にさかのぼる。僕、中条新(なかじょうあらた)は、
いつものように高校の授業を終え、放課後の部活、陸上部で、いつものように大好きな「走ること」、つまり、10キロメートルの、(つまりは長距離だ。)を走っていた。
昔から、走ることは好きだった。多分、物心ついたときから走り回っていたと思う。(そして母を困らせた。笑)走っているときは、自分の息づかいしか聞こえない、つまりは、「無」の感覚が好きだった。はぁはぁという自分の息づかいは、普段当たり前のようにして気にもとめない「生きている」ということを改めて教えてくれた。昨日も、そんなことを思いながら走っていた。もう少しでゴール。そんな時だった。急にぐわ...んと、
僕の頭の中が揺れた。気持ちが悪い。足が、ふらつく。僕は、そのふらつきに耐えられずに、倒れてしまった。揺れ薄らぐ意識のなかで最後に聞いたのは、「新...おい...誰か...顧問...救急車...」という、普段のふざけた感じのやつとは違う、切迫感のある同級生の声だった。

メモ2017/01/02 10:45 : みわ★Tablet-3J80qn7526

サブ記事の作り方がわからないので、コメント、感想はここに書いてください。

また、サブ記事の作り方を知っている人は、ここに書いてください。

気軽にいいねとか押してもらえると励みになります。楽しく読んでもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。

現在の登場人物を書いておきます。


。中条新


。桐谷[旧姓:岡崎]笑心


コメント欄このしたにコメントの記入をお願いします。m(_ _)m

ページ: 1


 
 

みわ ★Tablet=3J80qn7526

次に目覚めたとき、僕の体は冷たいグラウンドの土の上ではなく、やわらかなベッドの上にあった。うっすらと香る消毒液のにおいで、すぐにここが病院だということがわかった。人は、よくわからないことが自分の身に起こると、物事を冷静に判断するようになっているらしい。周りを見渡すと、ナースコールを押しまくってる母の姿が見えた。
「新、あぁ、ぁぁよかった。」
とか言いながら、カチカチカチカチと、ものすごい早さで。
そのあと、到着した医師により、病状の説明が行われた。
病名。急性骨髄性白血病。症状は、全身のアザ、頭痛、吐き気、めまい、貧血、発熱、関節の痛み。放っておけば、僕の命はあと1週間持つか持たないかすら怪しいらしい。
...思い当たることはあった。授業中、頭が痛すぎて保健室で休んだことがあった。学校が休みの日曜日、38.5度の熱がでて、吐き気を催したことがあった。風呂に入るとき、ぶつけた覚えのないアザがあった。
それからは、はっきりしない頭で、医師の説明をぼんやりきいた。そして、母に促され、僕は入院の準備をし、
この病院に入院した。

6ヶ月前 No.1

みわ ★Tablet=3J80qn7526

つらい...つらすぎる...
この病院に入院してから2週間がたった。
医師により投与された抗がん剤という悪魔は、確実に僕の精神と肉体を蝕んでいる。副作用による吐き気は、ほんとうにつらい。24時間、ずっと船酔いをしている気分だ。また、もうひとつの副作用である髪が抜けるという症状は、髪の艶に自信のあった僕の精神を、どん底に突き落とした。
まだ高校2年生。17歳という若さで、なぜこんな目に会わなければいけないのだろう。医師によると、抗がん剤が一区切りつき、ドナーが見つかれば、骨髄移植をするらしい。今、僕の父、母、兄の中に、僕と合う骨髄があるか調べているそうだ。まぁ、今の僕はそんなことどうでもいいくらい、精神が病んでいるが。そして、そんな僕を、さらにどん底に突き落とす出来事が、この数時間後に起こってしまう。

6ヶ月前 No.2

みわ ★Tablet=3J80qn7526

あれから数時間がたった。ベッドの周りには、父、母、兄が、囲むようにたっている。そして、ベッドに座っている僕の前に、なにやら不穏な空気をまとった医師がたっている。僕は、これから医師が言おうとしている内容に、なんとなく予想がついた。悪い予感がした。そしてその悪い予感は、見事的中してしまう。
「中条さんの旦那様、奥様、お兄様の検査を行いました結果、残念ながら、新さんの骨髄に合う方はいませんでした。」
そうか...と、一番に思った。前に見た医療ドラマで、治療法が無いと言われた主人公が医師に掴みかかり、泣きながら助けてくれと訴えるシーンを見たが、やはりあれは演技でしかないのか。というどうでもいい発想が頭に浮かぶ。
父が消え入るような声で言った。
「それじゃあ...新はもう...死ぬしかないんですか...?」
「今、使用している抗がん剤が効果を持たなくなれば、残念ながらそういうことになります。」
相変わらず、残念そうでもなさそうに医師は言った。
今度は母が言った。
「じゃあ、今よりももっと強い抗がん剤にしてくださいよ!!」
「新さんの病状はかなり悪いです。今よりも強い抗がん剤を使用すると、彼の体が持たないんです。ですから、私は彼が耐えられるギリギリの強さの抗がん剤を使用しながら、ドナーを探したんですよ。あなた方にとどまらず、全国のドナー登録者も、インターネットで調べました。ですが、ドナーは見つかりませんでした。」
相変わらず冷静だ。この医師は。しかし、そこまで調べてくれたのか。
口調とは裏腹に、結構優しいのかもしれない。
今度は兄だ。
「本当に...もう方法は無いんですか...?」
「はい。」
やっぱり冷静だ。
もう死ぬしか道はないんだな...僕はもう生きることをあきらめていた。
しかし、良いほうで予想外のことが、またもや数時間後に起こる。ミラクルが起きるのだ。

6ヶ月前 No.3

みわ ★Tablet=3J80qn7526

そして数時間後。絶望に暮れていた僕ら中条一家に、奇跡が起きた。
あの医師がまたきた。何かいい忘れたことでもあるのだろうか。
医師はいつも通り話そうとした。だが僕は、医師の目のきらめきを見逃がさなかった。医師は口を開いた。
「中条さん、奇跡が起きました。先ほど、もう一度ドナーを探してみたら、一人だけ見つかりました。23歳女性、お名前は、岡崎笑心(おかざきにこ)さんです。今、こちらに向かっています。」
父と兄が、やったぁー!!と叫び、母になだめられていた。母は泣いていた。そして医師に、何度も何度もありがとうございます、ありがとうございますと言っていた。頬が冷たいと思ったら、僕も泣いていた。
奇跡が、起きた。

6ヶ月前 No.4

みわ ★Tablet=3J80qn7526

またまた数時間後。
笑心さんって、どんな人だろう。
そんな期待を胸に抱いている僕ら中条一家の前に、とうとう笑心が姿を現した。
看護師に連れられて部屋に入ってきた笑心は、新を見て、白い歯を見せて笑った。
「やっほー新!!あ、新って呼ぶね。うち、桐谷笑心!!笑心でいいよ。うちが新のドナーになるよ!!よろしくね!!」
笑心は、病院の暗い雰囲気を一瞬で変えた。
黒に近い茶色の髪を、高い位置でポニーテールにしている。
彼女の性格にぴたりと合う蛍光色のパーカーは、笑心の抜群のスタイルと
彼女自身のセンスで、可愛く着こなされていた。
しかし、
「あれ...?」
新は、そんな笑心にふと疑問を持った。
新は、疑問に思ったことを笑心に聞いてみた。(元々そういう性格だ。)
「あの...昨日、医師からあなたのことを知らされた時、お名前が[岡崎]笑心さんとうかがったのですが...」
「あぁ、それね。うち、骨髄バンクに登録してから籍入れて。[岡崎]は、旧姓な訳。旦那の名字が[桐谷]で、うちが嫁行った感じだから、今は[桐谷]笑心なの。」
「あぁ、そういうことでしたか。笑心さん、大変失礼しました。」
僕はとっさに謝った。でも笑心は、
「え〜、何もだよ!!(何でもないよ!!)新は礼儀正しいんだね。
あとさ、笑心さんってヤメテ。なんか、いっつもみんなに笑心って呼ばれてるから、変な感じするわ。だから、新も笑心って呼んでね!!」
と、初対面の人相手に緊張している僕の心を、その明るい性格と言葉で、柔らかくほぐしてくれた。母が、笑心に、
「どうか、よろしくお願いします。新を助けてください。」
と言い、頭を下げた。続けて、父と兄も、
「お願いします。」と言い、頭を下げた。
笑心は、
「やめてくださいよ皆さん。私は、新を助けるためにきたんです。頼まれなくでも、絶対に新を助けます。」
と、力強く言った。その顔には、さっきまでの軽薄な感じが消え去り、決意が満ち溢れていた。しかし、ころっと雰囲気を変え、頭をさげている
母、兄、父に見えないように、僕に
「まっかせて!!」
と口パクで言い、ウインクをして、親指を立ててgoodをしてきた。
こうしてみると同い年にしか見えない。(元々笑心は、若そうに見える。)
僕は、思わず笑っていた。
自分でもよくわからないのだが、これから、もっとこの人と会えると思うと、なぜか嬉しさがこみ上げて来るのだった。

6ヶ月前 No.5

みわ ★Tablet=3J80qn7526

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6ヶ月前 No.6

みわ ★Tablet=3J80qn7526

>>6 がフィルタされてしまったので、もう一回かきますね。

6ヶ月前 No.7

みわ ★Tablet=3J80qn7526

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

6ヶ月前 No.8

みわ ★Tablet=3J80qn7526

なぜフィルタされてしまうんだろう。

6ヶ月前 No.9

レム ★iPad=kwquzw9u7b

すみません。この物語のサブ記事ってありますか?

6ヶ月前 No.10

雨宿り @cd1205 ★DOCOMO=N1V0HTHVfI

おじゃまいたします
凄く文章か読みやすくて一気に読んでしまいました
この後の二人の行方が気になります
続き楽しみにしてますねo(*⌒―⌒*)o

6ヶ月前 No.11

みわ ★Tablet=3J80qn7526

レムさん、ごめんなさい遅れました!!サブ記事ねー、無いんですよ。
書き捨て小説には、サブ記事、存在しないみたいです。
雨宿りさん、訪問ありがとうございます!!更新します!!頑張ります!!

5ヶ月前 No.12

みわ ★Tablet=3J80qn7526

お久しぶりです。作者のみわです。このお話を読んでくださったかた、アクセスしてくださったかた、本っ当にありがとうございます。感謝でいっぱいです。さて、急なのですが、本日2月4日をもちまして、この
「僕救(ぼくすくと読みます。僕を救ってくれたのは。の略です。)」
を、ちゃんとした、書き捨て欄ではないところで書こうと思います。理由は、サブ記事の欄がほしかったからです。すんごいバカらしい理由ですがご了承ください。ってことで、サブ記事できたら書き込みに来てくださいね!!お待ちしております!!あ、もちろん、アクセスだけとか、読むだけのかたも大歓迎です。では、次のサイトで会いましょう。バイバイ!!

5ヶ月前 No.13

みわ ★Tablet=3J80qn7526

ちなみに、次に書くところは、小説1のところです。

5ヶ月前 No.14
ページ: 1

 
 
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