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海に堕ちた小望月

 ( 書き捨て!小説 )
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@akira0908 ★Tablet=8inFfrnWZ2




「 あ、もうすぐで満月だよ 」

シャープな君の横顔は月明かりで照らされていて、儚くも美しかった。

「 ?もう満月じゃないのか? 」

「 ううん、今のは小望月。明日になれば満月になるよ 」

「 小望月?うーん、分かんねぇな 」

「 君はなぁんにも知らないね 」

楽しそうに微笑を浮かべる君。

「 悪いか、知らなくて 」

「 ねえ、小望月、落ちてるみたいに見えない? 」

皮肉気に言った俺の言葉は流され、海に映った“小望月”を君はうっとりとした瞳で見つめる。

「 確かに、堕ちてるな 」

「 うん、落ちてる 」

俺が君の中に広がる海に堕ちたのは、黄金色に輝く小望月の日の事だった。





※attention※
…書きたいことを好き勝手に書いてます
…キャラクター設定
…小説の下書き
…安定しない世界観
…本スレへの書き込み御遠慮願います。サブ記事、もしくは伝言板にて願います。




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@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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1ヶ月前 No.124

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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1ヶ月前 No.125

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0











 ――――――ジャック・ザ・リッパー。
 かの有名な切り裂きジャックだ。本当は女だとか、なんなら女装をした男だとか、医学的分野の知識を持った医者か、もしくは肉屋。本当は実在していないだとか、実在しているだとか、容疑者っぽい人間がおよそ5名居るだとか、様々な説がある。
 しかし、この世の中にある分かっていることは、1888年、イギリスで起こった未だに未解決となっている猟奇的殺人事件の犯人である、ということくらいだろうか。
 特にジャックの話の中でも有名、というよりは悲惨的だと言われているのは5人目の被害者メアリーだろう。道徳的に見た際「最も残忍な殺され方」をしているが、医学的な見地に立てば「最も高度に外科的な殺され方」すなわち最も高度な技術の臓器摘出が行われており、医者を中心に別人の犯行の可能性が指摘されている。しかし、このメアリーにはとある矛盾点が発生してしまうのだ。
 ジャックは40ほどの売春婦ばかりを殺害しているはずなのだ。日本でいう年増の遊女と言うべきか。それにも関わらず、メアリーのみはうら若き20代。そんなこともあってかメアリーだけは別人の犯行なのではないか等と様々な噂がされている。
 さて、ここでは現代のことについて話したいと思う。そもそも、今の時代、名前だけは知っていてどのような事件性かは全く分かっていないものが多いだろう。人はかっこいいものに惹かれやすいということもある。それは人として当然のことではあるし、致し方ないといえば致し方ないのだろう。しかし、ジャックのやったことは本当にかっこいいことなのだろうか。残虐極まりない、そう思うのが普通の人間なのではないだろうか。あまり詳細を語れないものの、女性にとってジャックは史上最恐と言ってもいいほどの凶悪殺人犯でもある。狙われていたのが女性だけだった、というのも可能性としてはあるだろう。ただ、女性としてはもう一つ恐怖に駆られる理由がある。
 例えばだ。
 阿部定事件。いやぁ、あの事件は男性諸君は本当に末恐ろしいものだろう。いやはや、怖い怖い。自分の体の一部がなくなるのだってかなり怖いことにも関わらず、それがまさか……ねぇ?
 まぁ、俗に言うなら女性も女性にとって子を生むために必要とされる部分をジャックによって切り取られているわけだ。切り取られて、持ち出されている。腎臓を含めて一緒に持っていかれている女人も多いらしい。それにしてもジャックは猟奇殺人犯と言うだけではなく女人の幸せすらも奪うようなゲスの中のゲスと言うわけだ。ふと思うのだが、阿部定は確かに「彼の一部がそばに欲しかった」などと供述しているが、阿部定事件はジャックの事件の後にある。つまり、彼女、阿部定は恐らく、ジャックの事件を知っていたのではないかという仮説が立てられなくもない。





× 自分で書いてて意味がわからない。挫折しよう。なんだこりは









1ヶ月前 No.126

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0




 「ちゅーるちゅーるっぺちゃぺーちゃとぅるとぅるりんっりんっ、よーいこは居ないっかとぅるとぅるりんっりんっ、あーめだまあげるぞとぅるとぅるりんっりんっ、すぐに楽にしてあげるっ♪」

 なんか意味わかんない言葉並べるの大好き







1ヶ月前 No.127

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0




セロリー・トマト / 男 / 好きなもの:青酸カリ / 嫌いなもの:子供と女 / 得意:おくすりづくり / 苦手:言い訳 / 本当の名前なんてとうの昔に捨てた。 / 名門高校大学共に主席入学、主席卒業 / 頭良すぎて頭おかしい






1ヶ月前 No.128

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0





 「やっと帰った…………。ごめんね、赤ずきんちゃん、俺の姉貴が……」
 「ううん。楽しかった。いい匂いしたし。ウソツキさんとちょっと似てた。やっぱり兄弟っていいなって思ったよ」
 「えぇ……あんなのと似てるとかすごい嫌なんだけど……。あ、赤ずきんちゃんは兄弟居ないんだ?」
 「そう。パパだけだよ。ママは男作って逃げた」
 「……なんか、ごめん」
 「謝んないで。ドンマイって言って」
 つぐみが帰宅した後、四月一日は疲弊しきった様子になりながらも赤ずきんに謝罪の言葉を入れる。赤ずきんからの楽しかった、という発言には思わず口元が綻んだが、本人が楽しかったと言うならそれもそれで良いだろう、と。そんなふうに思う。
 赤ずきんには兄弟が居ないらしい。真ん中っ子の四月一日にとっては兄弟がいない生活というものはあまり想像ができない。確かに姉、つぐみにはパシリにされるし、弟、真之助には背中に思いっきり乗っかられたり蹴られたりする事もたまにあった。それでも最早それに慣れてしまった生活を送っていたし、人優しい四月一日にはパシリにしてくるつぐみの頼みも背中に乗ってきたり蹴ったりしてくる真之助の事も無下にはできない。
 謝んないで。ドンマイって言って、と言いながら歯を見せて笑う赤ずきんには思わず凄いなぁと思ってしまう。なんというか、強いと思う。ママは男作って逃げた、なんてそんな簡単に言えることじゃないだろう。
 四月一日からすればそんな大事なことを自分に言っても良いのかと思っていたのだが、あのあっさり感からして結構な人に言っているのかもしれない、そう思うことにした。
 「つぐみさんとメールアドレス交換した。ウソツキさんも冬休み入ったらケーキ食べに行こうよ」
 「いつの間に……」
 本当にいつの間にだ。確かにつぐみは気さくでコミュニケーション能力も高いしメールアドレス交換くらいは大したことではないだろう。ただ赤ずきんとあっさりメールアドレスを交換したのは流石にすごい。四月一日の場合は無理矢理交換させられたのだが。
 今更だが四月一日は赤ずきんに舐められている。



書く気力出ないぞ〜〜


1ヶ月前 No.129

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0





「それでは、みんなは殺人鬼です。何故みんなは関係の無い人たちを次々と襲っては殺したのですか?」
 「好奇心」
 ひねくれ者の俺は。ひねくれ者の俺だけが、そう言った。

 ────小五の道徳の授業の時に人を殺してはいけない理由と人を殺してしまう理由の話をした。俺の答えた事に素直な子供たちは大好きだった担任の先生を殺害するという奇行に走る。周りは口々に好奇心で殺したなんて言う中、俺だけは参加しなかった。隣の席の態度のでかい鼻につく女、醒は言う。
「君が好奇心で人を殺すって言ったのに、君は人を殺したらどうなるんだろうって好奇心は持たなかったの?」
 結局隣の席の女とは中学以降の関わりは無かった。それでせいせいしていたし、もう二度と会わなくて済むんだと思えば、心が軽かった。大人になってまた出会うなんて思ってもいなかった。大人になって、大学生になって、大嫌いだったあの女が好きになるなんて誰も思わなかった。
 「眠くん、私は……眠くんのピアノが好き。眠くんの事は大嫌いだけど」
 「俺も醒の描く絵は好きだよ。醒の事は大嫌いだけど」
 天才ピアニストと謳われる眠に、数多の作品を手掛けるイラストレーターの醒。
────大嫌いだけど、悔しいけどそれでも好きだった。
 「眠くん。私のした事はやっぱり……間違ってたのかな」











お蔵入りになってた投稿する予定だった小説。あらすじ書いたのに途中でやる気無くして序盤にして挫折。供養。



1ヶ月前 No.130

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0



小学生五年生の頃、転校した先で先生が亡くなった。
 小学校の先生だったから持ち教科は無かったけれど、亡くなった先生の道徳の授業がみんな好きだった。先生の話をするふわふわとした穏やかな声がみんなは好きだったらしい。
 ちなみに、俺はその先生の道徳の授業も先生の話をするふわふわとした暖かくて穏やかな声も先生も大嫌いだった。ひねくれ者の俺は周りのみんなと同じ感性を持つ事がダサい事だと思っていた。今思えばその考えの方が何倍もダサいと思う。
 そして、俺の隣の席の女はクラスの人気者で、ひねくれ者の俺とは違ってみんなから一目置かれるような羨望の目で見られるような奴だった。隣の席の女は亡くなった先生が大層好きだったみたいで、あの女が先生が好きだと言ったから周りのみんなも同調したとしか俺には思えなかったのも事実だ。
 先生が亡くなる前の最後といえる授業の時、先生は黒板に白い粉を撒き散らしながら尋ねる。
 「何故人を殺してはいけないと思いますか?」
 知るかよ。
 それが世界のルールだから。それが世界の法律だから。俺にはそうとしか思えなかったし、それ以外の答えも無かった。そして何よりも、素直に言ってしまえばどうでもよかった。
 「私は」
 隣の女は口を開く。
 「自分が殺されないためにだと思います」
 はぁ?
 殺されないために?そりゃそうだ。何当然のことをこの女はそんな真剣な瞳で語れるのかが俺には理解出来なかった。理解しようともしなかった。
 「確かに、それは理にかなっていると言えますね」
 言えるか?当たり前のこと言ってるだけだろ。
 ただ、その頭り前のことが理にかなっているのも今思えば確かな事実だ。ひねくれ者だった俺は何もかも素直に受け止めることが出来なくて、何もかもぶすくれた表情でダサいだなんだと流し目で見ていた。
 「それでは、みんなは殺人鬼です。何故みんなは関係の無い人たちを次々と襲っては殺したのですか?」
 次の先生の問いには、隣の席の女も困ったように唸り出す。みんなも、まずそんなことをする。
訳がないと思っているのもあるのだろう。みんなも困ったように口には出せずに考える素振りをして困ったように口なんて開きやしなかった。
 ────ひねくれ者の、俺以外は。

「好奇心」

普段口を開かない俺が口を開いたのがそんなに珍しかったのか、それとも俺の解答に納得がいかなかったのか、教室はざわざわとひそひそと、後ろ指をさすように俺を見ながらみんなは話す。
 先生は微笑んだ。
 「そうです。好奇心です」
 そして肯定をした。俺の回答は間違いだと思っているし、ただその場をざわめかせたかっただけの俺の発言が納得いかなかった。それなのに先生は肯定した。
 「好奇心は時に人を殺めます。探究心があるのは良い事ですが、それが正しいとは限りません。皆さんにはそれを理解していただきたいと思っています」
 無理だよ。
 その時の俺の嫌な考えは本当に的中した。みんなは理解しなかった。大好きな先生だと言っていたのにも関わらず、先生は。
 生徒の好奇心に殺された。
 もちろん、汚い大人達と社会はそれを事故死として世間では取り扱い、生徒に殺されたとは報道しなかった。もし生徒に殺された。なんて報道されたら学校の面目も潰れてしまう。
 その後はそれぞれ個人で呼び出され、何故先生を殺したのかと追求されたようだった。先生が殺されたあの日、何もしなかった俺以外は。
 俺も呼び出されはしたが、呼び出された場所はカウンセリングルームと言われる場所で、元から俺は喋る方では無かったにも関わらず、俺が終始無言なのは先生が亡くなった、クラスメイトにより殺害された先生の事がショックで声が出なくなったと勘違いされてしまい、カウンセリングルームに連れていかれては為にならない話を延々と聞かされ、その度に周りの大人達には「かわいそうに」だなんて言われる日々だ。
 俺だけが良い子扱いされたのもあり、クラスメイトのみんなは俺を好いてはいなかったみたいだけれど、俺も元からみんなの事は好いていなかったので絡んで来る奴が居なくてラッキー程度には思っていた。
 けれど、隣の席の女だけは俺に話し掛けてきた。
 「どうして君は先生を殺さなかったの?」
 逆に俺が聞きたい。どうしてあんたは先生を殺したんだ。
 「君が好奇心で人を殺すって言ったのに、君は人が死んだらどうなるんだろうって好奇心は持たなかったの?」
 俺の言った言葉だ。あの時先生に一人褒められた俺がそんなにムカついたのか。俺は肯定されたことにムカついたよ。そう思いつつもじっと見つめてくる隣の席の女が鬱陶しくて、しぶしぶ口を開く。
 「人はどんな形であれいずれ死ぬ。いつかどうせ死ぬ奴にわざわざ手をかけるほど俺は愚かじゃないよ」
 ひねくれ者の俺は、カッコつけてそんなことを言った。



 あれから年月が立ち、俺は音大生になっていた。別に音楽が好きというわけでもないのだが、知らないあいだに音大にはもう二年も通っている。今思えばわざわざ音大に出る必要もなかったと思うし、短大にすればよかったとも思っている。
 先生が死んだ後、俺はどういう訳かは分からないけどただただ何となく、そんな気分だったからピアノを始めた。始めてみたら案外簡単で、楽譜に書かれた音符を目で追って黒と白の鍵盤を叩くだけの単純作業は楽しかった。ピアノ教室だとかそういうものには通わなかったし、俺の家は裕福な方ではなかったので安い中古のキーボードは買ったが、殆どは学校の音楽室に勝手に忍び込んで音楽準備室にあるピアノの楽譜を勝手に漁っては昼休みに勝手にそれを開いて鍵盤を軽く叩いた。
 ピアノをやっているのは純粋にいい時間潰しになったし、レベルの高いと言われているものが弾けるようになれば楽しかった。中学生の頃は部活には所属せずに音楽の先生から第二音楽室を借りて付きっきりでピアノを教えて貰っていた。音楽の先生からするキツイ香水の匂いと亡くなった先生を思い出すようなふわふわとした暖かな声は大嫌いだったが、それさえ気にしなければ教えてもらうのは楽しかった。
「眠くんは、将来はピアニストになるの?」
 音楽の先生が俺に尋ねる。中学生というのは将来を気にしなければいない時期だったこともあり、音楽の先生に言われたピアニストという夢は悪くないとも思っていた。
 「さぁ?分かんないですね。でも俺の家は裕福じゃありませんし、ピアノを買うほどの余裕も音楽系に進むほどの資金も無いのが現状ですし、まあならないんじゃないかなって思ってますね。まあなれるならなってみたい気もしますけど」
 ピアニストなんて普通の中学生なら殆どは考えないだろう。その時はまだ中学二年生で考えなくちゃとは思っても正直まともに考えてない時期ということもあり、人と違った自分が好きだった俺は誰よりも早く夢を決めた。それも、普通の人なら考えもしないような賭博みたいな夢。
 皮肉屋なだけで大して頭が良いわけでもなかったので、俺はどちらにせよ普通の仕事には就けないんだろうなと思っていたのも、事実。あの日音楽の先生に言われたピアニストという道は今思えばなかなか悪くなかったようにも思える。先生は嫌いだったが、先生のくれる助言は役に立つようなことばっかりで好きだった。
 「高校で音楽推薦してもらえるようにお願いしてみようか?」
 「……音楽推薦、ですか?」
 「もちろんそんな簡単に取れるものじゃない、それでも、私は眠くんの才能はちゃんとした所で育てていくべきだと思うの。通常教科の勉強もちゃんとして成績それなりに取ってくれるなら、先生から推薦の話持ち掛けてみようかなって思って。ほら、それに眠くん、昨年のコンクールで賞取ってたでしょう?きっと眠くんなら特待生にもなれるんじゃないかって思うの」
 先生は嫌いだったが、先生の話してくれる都合のいい話は好きだった。普通の高校に行ってしまえば才能を持て余すと言われたような気がして、まんまとその言葉に乗った。本当に推薦を取ってもらい、普通教科も人並みに勉強はしたからちゃんと特待生で高校に入ることができたし、何よりも母さんが喜んでくれた。
 裕福な家じゃないから、母さんは嬉しそうに「ありがとう」と疲れきったようなこけた頬を少し引き攣らせながら笑ってくれた。
 母さん、俺は何もしてないよ。
 母さんの笑う姿が見れただけで俺は嬉しかったから、だから俺はそのまま高校までは推薦だった。
 ついでに、小学生の時の隣の席の女も推薦で高校に行っていた。あんなサイコパス女を受け入れてくれる学校があることには流石に驚いたが、小学校での事件は小学校側が中学校の方に申し出ていなかったらしく、主犯格でもあった隣の席の女はのうのうと罪悪感の一つ感じずに推薦までもらって生きていた。
 「君も推薦をもらったんだね。私達、なんだかんだ似てると思わない?眠くん」
 小学生の時の隣の席の女は中学に入ってからはプライドの高い高飛車女になったこともあり友人らしい友人が居なくなった。だから勉強に勤しむ羽目になったのだろう。
 一人が好きな俺は元から一人だったし、今更同情して近付いて来るような奴はいなかったが、本当は一人の嫌な弱虫女は藁にもすがる思いで三年にった途端急に馴れ馴れしく話し掛けてくるようになった。まるで私達親友みたいね、なんて言いたげに。
 「似てる?どこが?」
 似ててたまるかよ。
 顔を顰めながら俺が隣の席の女に尋ねると、隣の席の女は何が面白いのかにっこりと気持ちの悪い笑みを浮かべた後に口を開く。
 「眠くん、逆に私達のどこが似てないと思うの?」
 鼻につく女だ。鬱陶しい。どうせ否定出来ないだろうと思って俺の事を卑下するそんな瞳が俺の癪に障る。
 「好奇心だよ。醒」
 醒。それが隣の席の女の名前だった。確かに小学生の頃なんかは変な名前同士で語り合った日もあったが、そんな日は大体価値観のすれ違いで仲良くお友達ごっこなんてことにはならなかった。
 隣の席の女は俺の発言にキョトンと目丸くしたかと思えば、嫌に長い黒の髪を耳にかけながら小学生の時と同じような、小学生の時よりは少し大人びた人を卑下するような笑みをしたかと思えば「確かに、それはあるかもね」と口元に手をやりながら話した。
 「私は好奇心で人を殺したけれど、眠くんはあの時いずれ死ぬ者に手をかけるほど愚かじゃないって言っていた。眠くんは、怖かっただけなんじゃないの?世界のルールに逆らうことが怖かっただけじゃないの?本当は眠くんだって先生を殺したかったんじゃないの?」
 平然としながらそれでもどこか恍惚とした表情を浮べながら昔のあの日を思い出すように楽しそうに、そして俺に追い打ちをかけるように尋ねてくる。
「人を殺したいなんて思わないよ。どちらかと言えば自分が死んだ後のことの方が気になるけど、それを実行したところで有益なことはない。確かにあの気持ちの悪い脳内わたがしみたいなふわふわ女は嫌いだったけれど、あの気持ち悪い女だからこそ自ら手を加えてまで殺したいとは思わなかった」
 淡々と俺が話すと、隣の席の女は「ふぅん」とつまらなさそうに相槌を打った。つまらなくていい。別に俺は楽しませるために話をしている訳では無い。ただこの鬱陶しい女との会話をさっさと切り上げるために喋るという無駄な労力を消費しているわけだから。
 「そう。確かに私達が先生を殺したのは先生に対する愛だったのかもしれない。でも、あの時眠くんは助けなかったよね?」
 質問の多い相変わらず鬱陶しい女だ。
 「それがあの先生の死ぬ運命だったなら、それを見届けるまでだよ。それじゃあ、俺は音楽室に行かなきゃだから、これで」
 ムカついてしまい、適当に話を切り上げスクールバッグを手に取って立ち上がると、隣の席の女は口角をあげて「眠くん」と俺の名を呼ぶ。鬱陶しい。何でこの女はこんなに鬱陶しいんだ。それともそんなに一人が嫌なのか。一人が嫌なら自分の行動を冷静に見直してコミュニケーションを取れば良いというのに。
 「私は、眠くんのピアノすごく好きだよ」
 ……いきなりなんだよ。
 「それはありがとう。君みたいな凄い人にそんな事を言っていただけるなんて光栄だよ。俺は醒の事は大嫌いだけど」
 「眠くんのピアノが好きなだけ。眠くんなら私も大嫌いだから安心して」
 「いちいち癪に障る女だな」
 「それは眠くんも一緒だよ。君もなかなかひねくれてて癪に障るよ。ほら、私達そっくりじゃない」
 隣の席の女の言葉は無視をして、少し時間は早いが第二音楽室に向かうことにした。俺は隣の席の女にピアノを聞かせてやった記憶が無い。つまり勝手に聞いて勝手に評価されているのだ。
 ────ああ本当に、癪に障る嫌な女だ。
 今でも隣の席の女は嫌いだ。小学生の時からずっとずっとあの女が大嫌いだった。そして二十歳を超えた今でさえもあの女を嫌っているというのだから、俺の記憶の中に深く刻み込まれた事は感謝してほしいと思う。好きの反対は無関心だというが、やはり俺には好きの反対は嫌いしかないと思う。

1ヶ月前 No.131

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0





 「なあ、眠、お前今日暇だったりしない?」
 「はぁ?」
 大学生になってからは、音楽専門の高校に進んだこともあり、高校時代に波長のあった友人とは同じ音大に進み、それなりに仲良く……まあつまり、それなりに充実した人並みのキャンパスライフというのを送っている。
 「合コン!行こうぜ!」
 「くっだらねぇ」
 大学生になって浮き足立つのも分かるが、そんな合コンだなんだとふざけた場所に行ってる暇があれば俺はピアノを弾いていたいとも思う。
 それでも、どうしてもと手を合わせてくる友人の姿がどうしても滑稽に見えてしまい、取り敢えず理由だけは尋ねる事にしてみた。
 「人数合わせでいいんだ。そこに座って食ってるだけでいいから!お前は会計パスでもいい!ほら、眠そんなに顔悪くないしさ、孤高の美青年っつーの?イケメン頼むって女の子に言われちゃったから一緒に行こうぜ!あ、食いたいもん食ってもいいし!」
 「俺そんな食う方じゃ無えんだけど。まあでもタダ飯なら行ってやってもいい」
 「さすが眠!愛してる!」
 「気持ち悪い」
 抱きついてこようとする友人を押しのけると、むー、と女子のように頬を膨らましながらも抱きついてこようとした腕をおろす。
 若気の至りだよー、なんてまだ隣でぶつくさと言っているが、若気の至りで男に抱きつくなんてもんは高校生までにしてほしい。それにその高校生だって二年前に終わっているのだから二年後に待ち構える社会人としての自覚を持ってほしいとも思う。
 と言っても、友人はもう既にミュージシャンとしてそれなりに売れているし、少し甘えたな性格が女子のハートを掴むんだとかなんとか。
 ……くだらない。
 でも友人……詞音は今でこそ俺とは到底仲良くなるのは難しそうなキャラではあるが、あいつは中学生の時は不登校だったという。俺は別に学校がめちゃくちゃ嫌だだとか(隣の席の女がめちゃくちゃ嫌だったが)、いじめられていただとかそういうのは正直無縁だったので不登校になる理由がよくわからなかったのだが、本人曰く。
 「俺でも理由が分かんないんだよ。行かなきゃいけないってのもちゃんと頭では分かってるんだけどな。なんか……行けない」
 だそうだ。てっきり不登校は心因的問題だとかあとは家族の面倒だとか複雑な事情だと思っていたのもあり、まさかなんとなく行けないというのは正直こちらからすれば少し理解が難しい話だ。
 ただ、詞音は自分が学校に何故行けないのかで随分中学生の時に考えていたみたいだし、詞音なりの葛藤があったんだと思えばなんとなく理解してやろうという気分にもなれた。そんな詞音が本来は行けなさそうな音楽専門の高校に入れたのは音楽投稿サイト的なものに投稿してみた所それがなかなか凄いブレイクをしたという。何度かテレビに取り上げられたりもして、なかなか凄かったと今は語っている。
 そんな詞音の活躍を見て俺と同じ特待生として詞音はほぼ異例の高校入学をしている。それは彼の才能があったから出来たことだし、並大抵の努力じゃそうはいかない。
 最初こそはやたら構ってくる詞音の事が鬱陶しいと思っていたけれど、辛くても頑張ろうとする詞音の姿は俺にとっては美しい姿だと思った。ギターの練習のせいで割れた爪も、皮が剥けた指の腹も、俺には美しいと思えた。
 「どうした眠。もしかして今日本当は用事あったとか……?俺に付き合ってくれてるなら無理しなくてもいいよ?」
 「はぁ……、馬鹿だな。タダ飯なら行ってやってもいいって言ってるだろ。詞音が余計な気を回す必要無いからさ」
 「ね、ねむる〜〜〜!」
 やれやれと肩を竦めながら詞音の心配そうな問いに答えてやると、詞音は感涙と言うべきか瞳に少しの涙をためながらも髪を崇めるかのように俺の事をきらきらとした瞳で見つめてくる。
 なんというか、詞音はその辺りの良い子ぶりっ子の女子なんかよりは何倍だって可愛いと思う。別に同性愛だとかそういう意味では無いが、同性から見て可愛いと思われる男というのはやはり異性からも可愛いと思われるものなのだろうか。ミュージシャンとしての仕事上可愛い方が売れるのかもしれない。まあ、クラシック以外のことは俺はよく分からない。
 ────クラシックのことも、正直あんまり詳しく分かっていないが。
 「ところで今日って何時からなんだ?」
 「え〜っとねぇ、女の子の予定に合わせることになってるから八時頃かな。あ、もちろん夜のだよ?」
 「いや今昼だろ。分かるよ」
今は昼の一時。十三時と言った方が良いか。まだ少し桜の花びらが残る四月下旬、ゴールデンウィーク近くということもあり合コンだなんだとゴールデンウィークを共に過ごす彼女的なものを周りは求めているらしい。
 彼女なんて疲れるだけだろうに……。
 相手にあわせて相手の言うことを聞いて、相手の思うことはなるべく沿ってあげるようにしていちいち細かなワガママにも付き合ってあげて。そのうえ適度な強すぎないサプライズと忘れちゃいけない記念日のお祝い?そんなことをする暇なんて無いしそんな横暴女こっちから願い下げだ。
 それでも彼女を欲しがる周りの心境というのは、俺には少し分からない話だ。まあサプライズくらいはちょっとやってみたい気もする。サプライズ、と言うよりは悪質なドッキリだとかその類に近いかもしれない。
 「眠はさ、顔はいいんだから彼女作ればいいんだよ。眠の顔なら逆に貢いでくれたりするかもよ?」
 「顔はってなんだよ。『は』ってのは。別に貢いでほしいとか思わないし。そういうのほんとうざったいだけ」
 「ほんとに冷めてるな&〜。女の子に嫌われちゃうぞッ」
 「上等だコラ」
 俺の頬をツンツンとつつきながら何故か自分のことのように不服そうに頬を膨らませ唇を尖らせながらなんだか頭にくる話し方をしてくる詞音。
 真顔でヤンキー言葉だかなんだかをつかいながら軽く詞音の事を睨むと、詞音は全く思ってないことを「こわぁ〜い」なんて女みたいにヤケにキンキンする甲高い声を上げて言ってくる。ただでさえ詞音の声は女性寄りの中性的な声で女っぽいと言うのに、わざわざ女みたいに変に高い声を出されても耳に痛いだけだ。出来ることなら勘弁して欲しいし、何度か軽く言ってはみたものの、あの天邪鬼、俺が嫌がるのが楽しいみたいでかなりの頻度でキンキンする女声をしてくる。
 「今夜会う女の子はきっとみんな俺のツーオクターブくらいきっと声キンキンしてると思うよ。それとも何、眠ちゃんはデスボの女の子の方が好き?んん?」
 「眠ちゃんって言うな。それにそれならまだデスボの女の方がマシだっつーの」
 「ねえそれマジで言ってる?」
 詞音は信じられないとでも言いたげに口元に手をあてながら心配するように俺の顔を覗き込んでくる。
 高いのは、ピアノの音だけでいい。
 それにピアノの高い音なら心地いい。端の白色の鍵盤の小さく響く高い音なんて最高だ。それが大声で、下品で媚を売るような話し方をされると思えば本当に勘弁して欲しい。
 だから女は嫌いだ。思ってる事の一つちゃんと口に出さないでこそこそとドブネズミみたいに裏では悪口を言って。そんな姿が誰よりも醜いということに気がついていないことが何よりも女達は醜い。高くて綺麗な音を持っていても、話している内容は下卑た事ばかり。
 そんな女が俺は嫌いだ。
 「眠、ご飯行こうよ。俺お腹すいちゃった。それに女の子の前であんまり食べると引かれちゃう」
 「いっぱい食べる君が好き〜的な歌コピーしてなかったか?」
 「女の子はいいの!男がいっぱい食べてても「あ、この人といると食費かさみそうだしこういう人に限って割り勘ねとか言うんだよな……」とか思われちゃうじゃん!」
 「はいはい、飯行こ、飯」
 呆れながらも詞音の恥ずかしそうに若干喚くようにヤケに察しのいい考察をしながら話すのを適当にあしらうと、昼食を取りに行こうと歩を進めた。




 約束の時間である八時になる五分前。時間にルーズなのはとにかく嫌いな俺は詞音と二人で五分前には既に合コン会場とやらには到着していた。と言っても、着いた頃にはそわそわしていたのか他のメンバーも男女問わずそれなりのお洒落というものをして既にそれなりに会話に花を咲かせていたようだった。
 「皆はえ〜よ!あ、初めまして、かな?俺は漣詞音!んで、このクールなお兄さんがピアニストになる予定の音無眠!素っ気ないけどいい奴だよ!」
 「詞音……勝手な事言うなよ」
 苦笑しながら自己紹介をした詞音にわざわざ俺の名前までご丁寧に言わなくても良い情報も添えながら勝手に紹介する。俺は軽く会釈をして相手を見るも、俺から取っ付きづらい雰囲気がいかにも出ているのか、すこし困ったように相手側はお互い顔を見合わせていた。
 やっぱり、俺にこういうのは向いてない。



ワープロで書いてた。ここで挫折。

1ヶ月前 No.132

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

 「えーっと……はじめまして!スタンリー・ルーサーフォードって言います!ええと、まだまだ教師1年目ですけど、一生懸命頑張るので、どうぞ宜しくお願いします!」

 イギリス、某所。ノスト、いや、ここではノーマが17、スタンリーは23、後に夫婦となる2人の出会いの話である。
 出会いはノーマが高校3年生の頃。スタンリーは新任教師。つまり教師一年目。スタンリーは元々中学教師志望だったのが、騙されやすく所謂馬鹿なスタンリーはまんまと上層部に騙されてまるで今すぐにでも切り捨てられるつもりなのか、どんな手違いが高校担任。それもどんな罰ゲームかは知らないが高校3年生だ。
 まぁもちろん、新任教師ということもあり生徒には馬鹿にされる。運が悪いと舐められる。あとは、新任教師恒例自己紹介くらいだろうか。
 名簿がAから始まり、出席番号が半分を超えた頃、良く言うと大人びた、悪く言えば異様な生徒。その異様な生徒こそが……

 「ノーマ・バーナーズ=リー。部活は陸上部。昨年度から生徒会会長を務めてます。宜しくお願いします」

 ノーマ。
 彼女は特に異質という存在もあり、彼女が自己紹介を終えると周りはやたらと騒ぎ始める。

 「スタンリー先生、ノーマはおっかねぇぞ〜!くれぐれもノーマに目ぇ付けられるような事すんなよな!先生でも遠慮なくこいつはぶん殴る!」
 「ちょ、そんな事言ったらノーマキレるって!!」
 「スタンリー先生、ノーマってちょっとキレやすいんです、トロトロの授業とかやってたら怒られちゃうかも……ノーマめちゃくちゃ怖いんで気をつけてくださいね……」
 「あ、でもでも、ノーマは2年……まぁ正確には1年の後期から生徒会長やってるし、部活は陸上部部長!高校は主席入学だし、将来は特殊部隊行きが既に決まってるんだ!だから学校で分かんねぇことあったらノーマに聞いた方が早いぜ!」
 「そ、そう、なの……?ノーマ?さん……?凄いんだね……」
 「おっかない所が無ければねぇ」

 肩を竦めながらやれやれと言ったりやたらおっかないだ怖いだ怒りやすいだ言われている割には、噂のノーマは基本的に子供の戯言を聞き流しているかのようなすまし顔だ。こんな状況で当の話の本人は何事も無かったかのように普通に座ってるなんてそれこそ異様だろう。
 スタンリーはノーマのその異様性に、惹かれた。もしかしたらスタンリーにとっては所謂運命の出会いだとか、運命の人だとか、そんな痛い言葉しか出てこなさそうだったが、スタンリーのその運命の人だとか、そういうのは後々になれば存外間違いではないのかもしれない。



 スタンリーが来てしばらくして、スタンリーは持ち前の優しさや明るさからすぐにクラスには馴染めた。先生というよりは、友達のように周りからは見られていたが、ノーマだけは仮にも先生という一線を引くことは無かった。と言うよりは、ノーマはそもそもとしてあまりスタンリーの方へ行かなかった。
 運命の出会いだと信じて疑わないスタンリーからすれば、悲しいやら虚しいやら、何なら欠片ぐらいは自分のことを見てくれてもいいんじゃないかとも思ったのだが、それを素直に言えるような立場でもなく、その言葉をグッと飲み込んで、大事な要件以外はなるべく声はかけないように心がけた。

 「ノーマ、ちょっと荷物運び手伝ってもらってもいい?」
 「あ、はい、分かりました、スペース先生」

 スペース・マカスキリー。地学教師で、このスペースという男はやたらとノーマと仲が良い。ただ、マカスキリーは家の三男だとかで婿入りという形で苗字が前とは違うとは言っていたものの、スペースは既婚済みだ。それもなかなかの美人だったことをスタンリーは忘れもしない。スペースは確かに気さくで優しくて明るくて三男とは思えないほどの兄貴気質を持ったスタンリーでさえも「お兄様」とでも言って慕いたくなるような人物だったのだが、スタンリーからすればスペースがやたらノーマと仲が良い事だけは気に食わなかった。
 余談ではあるが、スペースの上の兄2人は長男はユニバース、次男はコスモ、三男にスペースという直訳してしまうと全て「宇宙」という意味を持つとんでもネームだ。無論、スペースから聞いただけだからスタンリーも信用している訳では無いが、スペースの下に未だ6人の弟がおり、4人の妹がいるという。大家族もいい所だ。
 ちなみに、スタンリーには姉が3人居るのだが、それをスペースに話した時は「やっぱりか」と笑い飛ばされた時はいくら優しい温厚なスタンリーでも馬鹿にされたような気がしてスペースに殺意を抱いたのは未だ新しい記憶である。
 ……と、まぁつまり。スタンリーはスペースに嫉妬している。だから荷物運びと称してノーマを呼び出したスペースとノーマの後ろをこっそりと付いていった。

 「もう、何も用がないのに呼ばないで頂戴」
 「ごめんってノーマ。ちょっとさ、今日朝クラネと喧嘩しちゃって……」
 「呆れた……。あんな優しい人怒らせるなんて何したのよスペース」
 「いや、だからさ、その、理由が俺にもわからなくて……ノーマがさり気なく聞いてくれないかな〜な、なんて……」
 「ホンット、情けない人。呆れも通り越して普通に嫌よ。少しはユニバースやコスモを見習いなさいよ」
 「そう言われても〜」

 ────んん?スペース?ユニバース?コスモ?

 「今度好きなもん奢ってやるから!」
 「そうね……アフタヌーンティーがいいわ」
 「それだけでいいのか?」
 「フレンチ料理も」
 「っく……。お前そういう所父さんそっくりだよなぁ」
 「あらいいわよ。お父さんに似る子は可愛いっていうじゃない」
 「お前は特別可愛くねぇよ」
 「私スペース……まあそれはコスモだけど……2人のそういう所小さい頃から大っ嫌いだったわ。ユニバースを見習ってちょうだい。同い年なのに何でこんなに違うのかしら」

 もしかしなくても、スタンリーには一つの答えが浮かぶ。つまり、あの(一方的に)ライバルだと思っていた憎き男、スペースは恋敵だと思っていたノストの兄だったというわけだ。兄弟が多いとは思っていたが、まさか同じ学校に居るのは予想外だった。婿入りしたのはノーマの名前のこともあるし高校教師になるためだったんだろうか。
 何はともあれ、謎が一つ解けて今のスタンリーはやけに上機嫌だった。なんならいつもは上から目線なスペースが妹の尻に敷かれているのは見ててなかなか面白かった。暫くは「たまたま見ちゃったんですよ〜」なんて言って話のネタにしてやろう。将来的にスペースが自らの義兄に当たる存在だとしたらゾッとしたが、その事は1度忘れることにした。



 「スペース先生、ノーマとご兄弟だったんですね」
 「え?スタンリー先生はご存知無かったですか?教えてませんでしたっけ。ノーマは妹ですよ。あ、あと2年には弟のアルタイル、1年には妹のベガが居ますよ。あの辺はいくら新人でもバーナーズ=リー三兄妹で有名ですけどねぇ」
 「はい?」

 やっぱりこの男嫌いかもしれない。
 ていうかそんな大事なことを何故言わない。周りにも問題がある。なんか僕だけから回っちゃったじゃないか。恥ずかしい。ああ、本当に、なんでこんな腹の立つ男がノーマの兄貴なんだろう。ぶん殴りたい。

 その晩、久々に腹立ったスタンリーは本当に久しぶりにヤケ酒を飲んだ。久々に飲んだ事もあり、というかそもそもあまりお酒を飲まない、所謂弱いタイプということもあり、数年ぶりに飲んだウィスキーは喉が焼けるようだった。
 勿論、翌日は喉を酒焼けさせた。朝にミルクをたっぷり入れたイギリス人の嗜みの一つでもあるモーニングティーを飲んだものの、いつもはすっきるする喉がヤケに気持ち悪くてミルクティーは喉にまとわりつくようで気持ち悪かった。やっぱりハーブティーの方が良かったかな。そうは思うも、飲んでしまったものは仕方が無いということもあり、スタンリーは幸先悪いなぁと思いながらも出勤。

 「あれ?今日ノーマ休み?珍しいね」
 「あ、そっか、先生知らないのか。ノーマは今日特殊部隊のレポートの日だよ。月1で毎回この日、1日。ノーマは病欠でいいって言ってたけど、今までは公欠で休みにしてたから公欠にしてあげて、スタンリー先生」
 「凄いなぁ……ノーマって僕より頭いいんじゃないの……」
 「それ先生が言うのかよ!」

 出席を確認している時、いつもは返事のあるノーマの返事が無く観察簿をまとめていた顔をスタンリーが上げながら尋ねると、ノーマと親しくしていた女子生徒がスタンリーにわざわざ教えてやる。スタンリーからすれば程遠い世界の話をされてしまい、思わず喉元をついて出てきた言葉に茶化すように1人の男子生徒はスタンリーに突っ込んだ。
 いやはや、本当にすごい子だ。





【ノーマとスタンリー(1)】気が抜けたので今回はここまで

1ヶ月前 No.133

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1ヶ月前 No.134

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0


▼プロフィール

「 キャラ似合うセリフを二つ程度 」
名前:へクセ・シュムッグラー
年齢:23歳
性別:女

性格:イメージ:とうろぎよんこちゃん。ポジティブというよりは感情死んでる子がいいな。
容姿:ゴスロリ魔女っ子
備考:一人称、二人称、過去の出来事-へクセはドイツ語で魔女、シュムッグラーはドイツ語で密売人。名前だけで勝手に理不尽な理由のこじつけで今までで何度も不憫な目にあっている。家族関係-孤児。両親の所在は分からない。嫌いなこと-時間にルーズ。出身国はドイツ。

コードネーム:『トラウテ』ドイツ語で信用。今まで信じてもらえなかった反動による皮肉を込めた名前。

募集:

役柄:心臓がいいなぁとか……

ロルテスト:番人に捕まった時を想定ロル。

1ヶ月前 No.135

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名前 千千千 フィデリオ
読み ちぢせ ふぃでりお
性別 男
学年 中等部2年
クラス A組

性格

役割

容姿

能力 陰陽師
……水、火、木、土、金の陰陽五行説から始まり、所謂式神や物の怪(妖怪)の類を好きに扱うことが出来る。応用に応用を重ねて水は大気を巻き込んで雨を降らせたり高速に冷やして氷にすることが出来る。火は所謂魔法じみてはいるが水では消えない炎の盾を作ることが出来る。消せるのは砂、土のみ。木は成長促進だけでは飽き足らず、木の枝が自ら武器を生成し始め、最終的には木製であるにも関わらず最強とも謳われる武具が作られる。土は千薬同様に応用編では土に眠る夥しいゾッとするような数の虫を好きなように扱うことが出来る。最後に金は所謂鋼。鋼使い、岩使いくらいのものなので石壁を作ったりする速度はなかなかのもの。陣を描けば結界を張ることが出来、式神の名前が書かれた紙を持てばいつでも呼び出すことが出来る。ちなみに式神は狛犬の「朝(ちゃお)」と「陽(やん)」、八咫烏の「夜(いえ)」、蟹の「紅(ほん)」、二対の蛇「大和(やまと)」、「大蛇(おろち)」を主体として扱っている。一見強そうに見えるが、未だ使い慣れていないこともあり勝手に発動してしまうことが多く、慣れていない故に自分の首を絞めるような真似をしてしまうことも多々。さすが陰陽師と言うべきか、回避能力や潜伏能力が異常と言えるほど秀でており、受け取れる数は限られてくるが相手の考えていることや話していることを遠くからでも文字として現れ理解することが可能。

その他 一人称、二人称、右利きなのを無理矢理左利きにした。名前の由来はドイツ語でフィデリオは、『誠実』という意味を持っている。名付け親は千薬なのだが、千薬曰く「ここまでいい子初めて見た」。両親に詳細は不明なのだが、あまりにも強すぎる子に親が恐怖し捨て逃げしたと噂では言われている。

1ヶ月前 No.136

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

▼プロフィール

「えーと、私はへクセ・シュムッグラーもですー。誰がこんな名前付けたのかはわかんないけどへクセはドイツ語で魔女、シュムッグラーは密売人って意味があるんだってー。私のこと目の敵にしてる人が付けた名前なのかなー。でも正直私目の敵にされるようなことした記憶ないって言うかなんていうかなー、まぁみんなが魔女って言うんだからそれも素直に受け入れてあげるけどさー。はぁ、私ってばほんと優しー」

「えー!?それなりに勉強ができてそれなりに運動ができる人なんてそのへんにいるのになんでそれだけで私魔女って言われなきゃなんないのよー!」

名前:へクセ・シュムッグラー
年齢:23歳
性別:女

性格:イメージ:とうろぎよんこちゃん。ポジティブというよりは感情死んでる子がいいな。
容姿:ゴスロリ魔女っ子
備考:一人称、二人称、家族関係-孤児。両親の所在は分からない。嫌いなこと-時間にルーズ。出身国はドイツ。作家志望で花屋のアルバイトをしながら自由に生きてきていたのだが、名前、へクセはドイツ語で魔女、シュムッグラーはドイツ語で密売人。名前だけで勝手に理不尽な理由のこじつけで今までで何度も不憫な目にあっている。元々父親が軍隊のお偉いさんで戦死しており、母親も体が弱い故にへクセを生んだ際に亡くなっているのだが、本当にしょうがない理由で亡くなっているにも関わらず、両親が死んだのはあの子供のせいだ、と言われ皮肉を込めてまだ名前もなかったような年齢の時に周りの人間から「へクセ」と呼ばれ始める。シュムッグラーは父親の苗字なのだが、噂が噂を呼んで今となっては亡き父を魔女を作り出した密売人とまで言う人間が多く、それに対して不満を持っている。周りから付けられた「へクセ」の名前と、父親から貰った致し方ない「シュムッグラー」という名前から、全くなにもしていないにも関わらず、「あの女は魔女だから捕まえてくれ」だの「あの女は密売人だから捕まえてくれ」と言われてしまい監獄にぶち込まれる。今どきそもそも魔女なんて居るわけないだろと思ってるタイプの子でもあったので監獄にぶち込まれたことを実は地味に気にしてる。脱獄後は名前を変えて夢だった作家として生きていく予定。

コードネーム:ジャンヌ・ダルク (名前が魔女、という意味を持っているので皮肉をたっぷり込めて魔女ではないと主張していたにも関わらず焼死した彼女の名を拝借。)

募集:

役柄:心臓

ロルテスト:番人に捕まった時を想定ロル。

30日前 No.137

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

 「居たぞ!魔女だ!!」
 「あっちゃー……」


 花屋でアルバイト中、店長さんから頼まれたこともあり花の仕入れに行って花をもらうだけもらって務める花屋に戻ると、噂に聞く番人はやたら黒ずくめの年齢に不相応と言えるふりふりのゴスロリ、というよりは魔女っ子のような服装の女、へクセの腕を掴む。
 その反動でへクセの両腕いっぱいに抱えられた花束は無残にも地面に落ち、へクセが落ちた花を拾おうと一瞬屈むと、その際に思い切り後頭部を軽く殴られるような衝撃に、思わず頭がクラクラした。意識を保たせつつもこの辺りをうまくやるのは流石番人と言うべきか、こんな状況で冷静な判断さえ下してしまう。


 「あのー、この時代に本当に魔女がいるなんて思ってるんですー?」


 へクセが取り敢えず暴れるのも面倒だしやめよう、と思い軽くへらへらと余裕綽々とした態度でそんなことを聞くと、へクセの腕を掴んだ番人と、それを取り囲む番人はギロ、とへクセの事を睨みつける。
 思わずその眼力になんかやらかしちゃったな、という別の意味でやらかした、という気持ちになりながらも、しばらくの沈黙があまりにも耐え難いものであったのでへクセは「あのー」と切り出して先ほどと全く同じことを1字も変えずに問い直す。


 「お前、そういうのは自らの名を見てから言え」
 「うえー。理不尽だー。ていうかこの名前本当の名前じゃないんだけどー」


 動じていないのか、うげ、とでも言いたそうなしかめっ面をしながらも知らない間に周りの大人から付けられた魔女の意味を持つへクセの名前に対しての反論をすると、番人のひとりは今にでも「はぁ?」と言いたそうな怪訝な表情でへクセを見る。
 へクセもなんだこいつと思いながら見返すと、へクセを見たひとりの番人は肩を竦めた。


 「仮にその名前が別名だとして、シュムッグラーは抗えない事実だろう。お前、ドイツから何を運んできた?何の薬を持ってきた?」
 「えー……パパの苗字にまでケチつけられる感じなのー?別になんも持ってきてないよー」


 ドイツ語で密売人という意味を持つ、生まれもらったとんでもなくとも大事な苗字にまでケチをつけられ、ここに来てようやく不服そうな顔をしながらえー、と困ったように眉を寄せるも、実際何もしていないということもありへクセは素直に何もしてないことを言うにしたが、言ったところでへクセの腕を拘束するひとりの番人は口を開く。


 「花屋の店長が言っていたぞ」
 「うわー、あの人嫌いになったわー……」


 いい人だったのになぁ、とぽつりと呟きながらそんなことを言うと、番人のひとりが軽くへクセの頭を叩いた。本当に遠慮のない連中だと思いつつも、ここで下手に抗おうと牢獄にぶち込まれることに変わりはないのだし、下手に動くのはここではよしておこうと思う。そして同時に脱獄の計画も今から建てていた。
 しかし、もし今よりも随分とましな生活ができるとしたらいっそ脱獄なんてしなくてもいいんじゃないか、そんなことを思う。作家になりたいとは思っていたが、別に何もしていないのだし作家にはなれなくとも物語を書くことくらいは捕まってもできる。問題があるとすれば清潔かどうかだが、最近の警察の牢獄はなかなか綺麗なものだという噂も聞いていた。


 「何故抵抗しない?」
 「えー、だって抵抗してもどうにもなんないしー。それに今よりましな生活出来んだったら別にいっかーって思ったのー」


 あまりにも素直についていくへクセが気味悪く思ったのか、番人のひとりがへクセに何故抵抗をしないか、と尋ねた。へクセは思いのままにいうが、番人というのは厄介なもので、すぐに「そんな事言って逃げようとでも思ってるんだろ」だのと誤解を招いてしまったようだった。
 まぁ逃げられるならそれに越したこともないとも思っているので、別にへクセは何も気にすることなく、なんなら乗り気とも言える様子で番人達についていく。へクセが「もう手拘束しなくていーよー」と言うと、へクセの腕を掴んでいた番人は困ったように他の番人に助けを求めるような瞳をしたが、お偉方だと思われる番人は一度頷いて、そっとへクセの手を拘束していた腕を外した。
 へクセはスカートのポケットに手を突っ込みながら、本当に今からぶち込まれる人間とは思えないほど堂々とした態度で先へ先へと進む。


 「私はさー、何も悪いことはしてないんだよー。でも、体験できることはしておかないとねー」


 そんなことを言ったかと思えば、自らの足で牢屋の中に踏み入った。
 無実の罪を被せられ脱獄を図る物語。なるほど、面白そうだ。
 客観的に、まるで一つの物語を読むような気分になりながら、へクセは壁にもたれながらそっと目を閉じた。


 「物語より奇なり、ね……」


30日前 No.138

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▼プロフィール

「えーと、私はへクセ・シュムッグラーですー。誰がこんな名前付けたのかはわかんないけどへクセはドイツ語で魔女、シュムッグラーは密売人って意味があるんだってー。私のこと目の敵にしてる人が付けた名前なのかなー。でも正直私目の敵にされるようなことした記憶ないって言うかなんていうかなー、まぁみんなが魔女って言うんだからそれも素直に受け入れてあげるけどさー。はぁ、私ってばほんと優しー。優しい優しいへクセちゃんに感謝してくださいねー」

「えー!?それなりに勉強ができてそれなりに運動ができる人なんてそのへんにいるのになんでそれだけで私魔女って言われなきゃなんないのよー!ていうかパパの苗字だって仕方ないことでしょうがー。好き勝手言いやがってー。まぁ別に私はなんて言われて時にしないけどねー。魔女呼ばわりなんて今更だしー、なんなら私も魔女とやらを楽しんじゃってるからあんまり酷いこと言えないよねー。だからといってこの仕打ちはないと思うんだけどねー」

「」

名前:へクセ・シュムッグラー
年齢:26歳
性別:女

性格:イメージ:とうろぎよんこちゃん。ポジティブというよりは感情死んでる子がいいな。
容姿:ゴスロリ魔女っ子
備考:一人称「私/へクセちゃん/ジャンヌ」、二人称「君/貴方/苗字ちゃん/名前ちゃん」、家族関係-自分含め両親と三人家族。ただし両親は既に亡くなっているので若くして天涯孤独の身。嫌いなこと-時間にルーズ。自分の父親を悪く言われること。出身国はドイツ。作家志望で花屋のアルバイトをしながら自由に生きてきていたのだが、名前、へクセはドイツ語で魔女、シュムッグラーはドイツ語で密売人。名前だけで勝手に理不尽な理由のこじつけで今までで何度も不憫な目にあっている。元々父親が軍隊のお偉いさんで戦死しており、母親も体が弱い故にへクセを生んだ際に亡くなっているのだが、本当にしょうがない理由で亡くなっているにも関わらず、両親が所謂いい人だったので、そんなこともありあんなにいい人が死んだのはあの子供のせいだ、と言われ皮肉を込めてまだ名前もなかったような年齢の時に周りの人間から「へクセ」と呼ばれ始める。シュムッグラーは父親の苗字なのだが、噂が噂を呼んで今となっては亡き父を魔女を作り出した密売人とまで言う人間が多く、それに対して不満を持っている。周りから付けられた「へクセ」の名前と、父親から貰った致し方ない「シュムッグラー」という名前から、全くなにもしていないにも関わらず、「あの女は魔女だから捕まえてくれ」だの「あの女は密売人だから捕まえてくれ」と言われてしまい監獄にぶち込まれる。今どきそもそも魔女なんて居るわけないだろと思ってるタイプの子でもあったので監獄にぶち込まれたことを実は地味に気にしてる。脱獄後は名前を変えて夢だった作家として生きていく予定。

コードネーム:ジャンヌ・ダルク (名前が魔女、という意味を持っているので皮肉をたっぷり込めて魔女ではないと主張していたにも関わらず焼死した彼女の名を拝借。)

募集:

役柄:心臓

ロルテスト:

30日前 No.139

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▼プロフィール

「えーと、私はへクセ・シュムッグラーですー。誰がこんな名前付けたのかはわかんないけどへクセはドイツ語で魔女、シュムッグラーは密売人って意味があるんだってー。私のこと目の敵にしてる人が付けた名前なのかなー。でも正直私目の敵にされるようなことした記憶ないって言うかなんていうかなー、まぁみんなが魔女って言うんだからそれも素直に受け入れてあげるけどさー。はぁ、私ってばほんと優しー。優しい優しいへクセちゃんに感謝してくださいねー」

「えー!?それなりに勉強ができてそれなりに運動ができる人なんてそのへんにいるのになんでそれだけで私魔女って言われなきゃなんないのよー!ていうかパパの苗字だって仕方ないことでしょうがー。好き勝手言いやがってー。まぁ別に私はなんて言われて時にしないけどねー。魔女呼ばわりなんて今更だしー、なんなら私も魔女とやらを楽しんじゃってるからあんまり酷いこと言えないよねー。だからといってこの仕打ちはないと思うんだけどねー」

「『魔女は、必要な準備に手を付けた。資金を作り、小型だが優秀な船を買い、燃料や食料や水を詰め込んだ。焼かれる前に、死んでしまう前に、いっそこの街から逃げ出そうと。1人でこの街から出て行ってしまおうと』……っと……何ー?どしたのー?え?何やってたかって……あー、原稿書いてたんだよー。あは、こんなところにいても締切は来ないのにねー。ま、癖みたいになっちゃってんだよねー。ここから抜け出したら作家になるの、私。今は資金集めで花屋でバイトしてるけど、ここから出たら絶対もっと給料のいい仕事してさ、そんで、本を出す。これが私の夢かなー」

名前:へクセ・シュムッグラー
年齢:26歳
性別:女

性格:基本的に何をしても何をされても動じないタイプ。適応能力が異常に高く、どんなに困難な状況になったとしてもそれをあっさりと受け入れてそれに抗おうとしない。基本的に飄々としていて常に余裕綽々とした態度が気に入らない人は気に入らない、嫌いな人は本当に嫌いなタイプ。やたら間延びした棒読みすぎる喋り方が特徴的で、何の話をしていても基本的にはずっと同じ声のトーン。抑揚が特別変わることもなくもはやロボットなんじゃないかと疑われるくらい喋り方に感情がこもっていない。じぶんのことを

容姿:ゴスロリ魔女っ子
備考:一人称「私/へクセちゃん/ジャンヌ」、二人称「君/貴方/苗字ちゃん/名前ちゃん」、家族関係-自分含め両親と三人家族。ただし両親は既に亡くなっているので若くして天涯孤独の身。嫌いなこと-時間にルーズ。自分の父親を悪く言われること。出身国はドイツ。作家志望で花屋のアルバイトをしながら自由に生きてきていたのだが、名前、へクセはドイツ語で魔女、シュムッグラーはドイツ語で密売人。名前だけで勝手に理不尽な理由のこじつけで今までで何度も不憫な目にあっている。元々父親が軍隊のお偉いさんで戦死しており、母親も体が弱い故にへクセを生んだ際に亡くなっているのだが、本当にしょうがない理由で亡くなっているにも関わらず、両親が所謂いい人だったので、そんなこともありあんなにいい人が死んだのはあの子供のせいだ、と言われ皮肉を込めてまだ名前もなかったような年齢の時に周りの人間から「へクセ」と呼ばれ始める。シュムッグラーは父親の苗字なのだが、噂が噂を呼んで今となっては亡き父を魔女を作り出した密売人とまで言う人間が多く、それに対して不満を持っている。周りから付けられた「へクセ」の名前と、父親から貰った致し方ない「シュムッグラー」という名前から、全くなにもしていないにも関わらず、「あの女は魔女だから捕まえてくれ」だの「あの女は密売人だから捕まえてくれ」と言われてしまい監獄にぶち込まれる。今どきそもそも魔女なんて居るわけないだろと思ってるタイプの子でもあったので監獄にぶち込まれたことを実は地味に気にしてる。脱獄後は名前を変えて夢だった作家として生きていく予定。

コードネーム:ジャンヌ・ダルク (名前が魔女、という意味を持っているので皮肉をたっぷり込めて魔女ではないと主張していたにも関わらず焼死した彼女の名を拝借。)

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役柄:心臓

ロルテスト:

29日前 No.140

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29日前 No.141

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29日前 No.142

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文章に書きたいことめも。


 「……居た。これが噂の“規格外異能”って奴かァ……ひひっ、運がいいなぁ、まさかこんな所に潜んでるなんて……なになに〜……はぁ、こりゃまた凄い……大当たりじゃん……しかも又従兄弟がプロヒーローって……くくっ……尚更いいねぇ」
 「……お、叔父さんに何するつもりなんですか……」
 「いいから黙って見ててよ、隠ちゃん」
 「叔父さんに何するつもりなんですか……!!」
 「何って……ただ単に、邪魔だから消すだけだよ?」
 「どうして……!!」
 「隠ちゃん、君ちょっとうざいよ……。ちょっとだけ眠っててよ。いい子なんだから」
 「っ……!!」
 「やめなさい。それは大事な人質です。殺してはなりません」
 「殺そうなんてしてないよ。眠らせようとしただけ……」
 「貴方の眠らせるは殺す、と同等の意味を持っているでしょう……!!」
 「そんなに怒んなよ。犯罪者のくせに真面目なんだな、お前」
 「慎重なだけだと言っていただきたい」
 「はいはい、分かりましたよ……隠ちゃん、逃げようなんてしちゃダメだからね。じゃないとこの……あー、なんだっけ?赤谷くん?殺しちゃうから」
 「……!!」

27日前 No.143

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削除予定のもの移動

ノスト「元、その手に持ってるの何?」
元「へっ!?あっ、い、いえいえいえ!な、なんでも!ななななっ、なんでもございませぬよ隊長!!」
ノスト「元はなんというか……嘘が下手ね……」
元「何を仰っておられるのですか!た、たたた、隊長てば!お疲れではないですか!?あ、と、ととと、ところで、たたたた、隊長こそそそそ、そんな腕輪してましたっけ!?あ、そそそ、そっかぁ!今日はほわいとでぇってやつみたいですね隊長!!はははは、う、うら、羨ましいなぁ、隊長は!だ、だだだ、旦那さんお優しい人ですね!」
ノスト「あっ…(察し)そ、そうね、元、ホワイトデーね」
元「い、いやー、ほ、ホワイトデーですか、た、たた、隊長はバレンタインにちょ、ちょ、ちよこれいとなるものをあっ、ああ、あげたんですか?」
ノスト「あげてないわよ」
元「へっ!?」
ノスト「あんまりねだってくるのがうざがったから…………本当は用意してたんだけど……バッツにあげたわ」
元「隊長……それは可哀想です……ていうかなんでソイツなんですか!!僕でいいじゃないですか!!ちょっと!!」
ノスト「私料理上手じゃないから元には食べさせられないわ」
元「隊長の嘘つき」
ノスト「ところで、元、それは一体?」
元「…………」
フェンリス「……ん?『シーヴさんへ』……汝……まだ渡してなかっ」
元「わー!!わー!!わー!!わー!!わー!!!!わー!!!!!!」
ノスト「あ、おかえりなさい、フェンリス。どこいってたの?」
フェンリス「左翼にバレンタインなるものの礼を右翼としてきた。桜羽とその姉にもな。ま、左翼のついでだ。……と言うよりは、右翼が渡そうとうるさかったのもあるが……」
ノスト「やるわねぇ。これだからむっつりは……。あれ?ていうか元チョコもらったの?」
元「……ご、ご想像にお任せします」
ノスト「取り敢えず早く渡してきなさいよ。用意したのが勿体ないでしょ」
元「うぅ〜!!あ、当たって砕けろ、ですよね、隊長!」
ノスト「砕けろ(砕けてどうすんのよ)」
フェンリス「汝、逆になっておるぞ」

25日前 No.144

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

五人の戦士
▽白夜廉太郎:「勝利に酔う土佐犬」
力強いエネルギーの持ち主。疲れ果てるまで没頭にすることから忘我の境地とも。
▽水無月雫:「サファイアの祈り」
知性、賢者の象徴。精神高揚が高く世間の尊敬の的。大雑把に言うとすごい。
▽湊水皐珀:「モンゴルの大草原」
温厚な人柄。誠意がある。物事に対する姿勢や意見は率直で包み隠しがない。
▽玄影あやめ:「プリンセスメロンのデザート」
寛大、生命力、思いやり。情緒的に物事を捉え、発進できる心構えを持つ行動思考。
▽鮮倉京輔:「校庭のテニスコート」
実践派。頼もしい行動力。人目に付くことを好ましく思わない比較的保守的。頼もしすぎる行動力。

3人の古代の力を受け継ぐもの
▽嘉瀬颯:「ファラオの時代のナイル河」
気まぐれ。新しいものに挑戦。魅力的な人物で感性豊か。何かの企業を建てると成功してトップに立つタイプ。
▽夜長蓮:「旬の秋刀魚」
直感力。管理職。落ち着いた人柄で深い感情を秘めている。直感力がずば抜けて鋭い。
▽氷鈴つらら:「シャム猫の澄んだ瞳」
ロマンティック思考。都会的な情熱と田園的な休息の両端を持ち合わせている。

ヴァイス
▼サンクトゥス:「西部のテキーラサンライズ」
理想主義者。独身者。人生を楽しく過ごす術を身につけ理想主義者である。リアリスト。
▼ゼット:「暗闇のキャッツアイ」
バランス、郡居性。心を静める効果がある。かなり社交的で郡居性がよく見られる。
▼ウァーゴ:「ムール貝のワイン蒸し」
神秘的、芸術的、哲学的。特に注目したいのは哲学的なところ。未熟であっても高みを目指す。
▼ホムラ:「南仏のラベンダー」
優美、ロマンティスト、文化的思考。ロマンティストで常に文化的思考を貫く。
▼ラズルシェーニャ:「おとぎ話のかぼちゃの馬車」
二律背反、威厳。真面目な人柄で気品を高く持ち威厳を重んじる。自分を都会的と思う節がある。
▼フェンリス:「レディーマクベスの夜」
真面目で愛され方。根っからの真面目さと愛されは狼藉大地状態を表す。
▼ヴィロンイデア:「雨を喜ぶあまがえる」
表現法は大食漢。職業や趣味でも紋切り型に見向きもしない。飢えを満たすものがあると興味が湧く。
▼タランス:「ナイチンゲールの歌声」
創造性。異国情緒。デザイン、芸術的な一面が強い。作り出す作品は素晴らしい。生活様式レベルも常に高い。
▼ハセ:「ピエロの涙」
幻想的で芸術的で高貴。感性が豊かで美学センスが高く芸術の分野で活躍する。燃え上がるように輝いて見える。
▼メアリー:「お姫様と毒りんご」
強烈な情熱を秘めた完璧主義。理想についてはしきりに口数が多くなり語り出す。
▼ヴェルグドキア:「朝もやに霞むしだれ柳」
信念。自分の信念や客観性に厳しく、健康意識も高いのだとか。自分に厳しい人。
▼ネネフタ:「カシスソーダの誘惑」
好奇心。ユーモア溢れる(所謂悪戯っ子)。芸術心が強く、珍事に胸踊らされるタイプ。
▼ゴルグヴェイド:「こおろぎの輪唱」
堅実。真面目。真面目で堅実な生活をしている。一方で暫しの自意識を持ち合わせている。
▼パラシトゥース:「柊のクリスマスツリー」
良くも悪くもナルシズム。好奇心そそられるものが好きで、その為ならば犠牲も問わない。

特殊部隊サーガ
▽ノスト:「古本の革表紙」
仕事のエキスパート。専門的知識が豊富で長年続けてやったものには熟練度が高い。
▽工藤寛:「お母さんのおしるこ」
情熱的で寛大。逆境で底辺にいても持ち合わせた向上心で這い上がる不屈の闘志。
▽バッツ・ヴェルスター:「ネパールのペンガル虎」
至高の精神の持ち主。明朗快活な人柄で多くのファンを魅了する存在感の強い人物。(すごく個人的に色々驚かされた結果)
▽シーヴ=ヴィターレ:「スウィートピーの花束」
思いやり。上品。常に上品で思いやりがあり心底に深い思慮を蓄えている女性らしさを表す色。
▽雷蜃狗:「ゆでたてのさやえんどう」
向上心。一人静かに確実に着々と物事を終わらせることの出来るタイプ。二者択一に強い。
▽伽々里桜羽:「温泉の湯けむり」
高度な理性、忍耐、思いやり。屈強な状況でも忍耐強さでやり過ごし他人への配慮を忘れない。

新組織クラッシュ
▼バラン=アルーデ:「浅草の手焼きせんべい」
健全な大望。エネルギー。身体的活動力と頭脳的生命力に優れている。エネルギータイプ。
▼双海 凛音・双海 玲音:「人魚のまとうロープ」
澄みきった視線。独特な儚い美しさを持ち合わせる。物事を的確に判断する能力に長けている。
▼可児千紘:「谷川のサワガニ」
士気の鼓舞。刺激剤。良くも悪くも精神的な面で刺激する。力強い勇気を持ち合わせる。
▼子崎正獅郎:「切り株のテーブル」
呑気。おだやか。文化的思考が強く自分を高めてくれるものに興味を示す。のんびりのびのびしたタイプ。
▼伽々里朔良:「パルテノン神殿の夜更け」
精神高揚。幻想的な暗示。他人を育成することに興味を示す。偉大なものに直面しやすい。
▼壱元:「宵の明星」
慈悲深く信頼される人。愛を行為で示す勇気あるタイプ。自分のエネルギーレベルに気を配る。
▼ローズバルサム:「京菓子と抹茶」
気高さ、気品、高尚。少し近寄り難い儚さを持ち合わせる。笑みを見せる事で雰囲気は一転。
▼操木昭穂:「傷心のティラミス」
完成度が高く、寛大な人物。知識が豊富で基本的な事物に興味を示す。完璧にほぼ近い。
▼小鳥遊悟:「南国のオーロラ」
穏やかさの残る中での爽快感。爽やかさ。健康的。適度な情緒的刺激が必要。

25日前 No.145

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

五人の戦士
◇白夜廉太郎:バッカス/エレキギター
主人公中の主人公といえばやっぱりこれ。デザイン性も良く音もチューニング一つでかなり変わる。秘めた音がまた素晴らしい。
◇水無月雫:グラスハープ
心地よい音の高い難易度の高いもの。耳障りな音の高さというよりはヒーリング効果のありそうな音の高さ。美しい音色。
◇湊水皐珀:ハープ
ペダルと弦の多さが有名で優しく滑らかでどこか独特な物語を含んだ音色が特徴的。儚げな短調が尚良い。
◇玄影あやめ:ヴァイオリン
演奏者によって一気に音色が変わるある意味難易度の高い楽器。高くも滑るような音が特徴的。臨機応変に対応できる面がある。
◇鮮倉京輔:マックストーン/パーカッション
力強いパワーのある主旋律をさらに華やかにする音色。扱う強さによって多種多様の表現法が特徴的。

3人の古代の力を受け継ぐもの
◇嘉瀬颯:バイブラフォン
ビブラフォン(所謂鉄琴)に比べて音が低めでジャズやクラシック向け。静かで穏やかでどこか力強い音色が特徴的。
◇夜長蓮:篠笛
儚く透き通るような高い音が特徴的。吹き込む息の強さによって全く違うものに聞こえる。繊細故にデリケートでもある。
◇氷鈴つらら:ヤマハ/バリトン
名前からわかるように伸びるような低い音の特徴的な現代では廃れてしまったという弦楽器の一種。一言で言うとめっちゃムズイ。



ヴァイス
◆サンクトゥス:テルミン
世界初の電子楽器。触れないで空間中の手の位置から音色や音量を作り出す姿は魔法そのもの。この楽器に関しては音は作り出すもの。
◆ゼット:トロンボーン
低音域は深く重々しく神秘的で高音域は輝かしく誇り高いとまで評される音色が特徴的。幅広い音色を持つ。
◆ウァーゴ:三味線
チューニング一つで変わる音色と3弦のみで繰り広げられる音階は素晴らしい。時に凛々しく時に儚い音が特徴的。
◆ホムラ:和琴
日本の和楽器と言えばこれ。優美で華やかな音色が特徴的。演奏者によって全く異なる味を出す。美的センスを裏切る事の無い音。
◆ラズルシェーニャ:エレクトーン
多数のペダルと2弾のキーボードで何10、何100通りの音色を作り出すことの出来る飽きのない音色が特徴的。
◆フェンリス:バセットホルン
クラリネットに近い音で高い音から低い音まで。クラリネットに比べて暗く重い曲など幅広い音色が特徴的。
◆ヴィロンイデア:ティンパニ
叩くだけではなくそこから音階を作り出せる力強さから少しの軽さまでを表現できる音色が特徴的。
◆タランス:サックス
深みがあってそれでも重々しすぎない重さと軽すぎない程よい軽さを持った高低差がはっきりとした音色が特徴的。
◆ハセ:オンド・マルトノ
ピアノに近い形をしているものの単音のみしか出せない、それでも美しい音色を持つ単音の美が特徴的。
◆メアリー:ツィンバロン
ピアノのように美しくハープのように深くチェンバロのように輝かしい現代では廃れてしまった世界的にも美しいと言われる音色が特徴的。
◆ヴェルグドキア:コントラバスクラリネット
クラリネットの中で最も音が低くデザイン性もよく大きなもの。深みのあるどこか耳に残る音色が特徴的。
◆ネネフタ:トランペット
誰もがご存知明るく軽快な音が特徴的。稀に見せるジャズ向けの儚い、大人びた音色は特に驚きもの。
◆ゴルグヴェイド:バッカス/ジャズベース
デザイン性がよくエレキベースに比べて音の深みが特徴的で音のズレが少し目立ちやすい。主旋律を奏でる時もしばしば。
◆パラシトゥース:大正琴
単音しか出せないにもかかわらず日本の和が琴とはまた違う味で表された儚い音色を持つ楽器。変わらない淡白な音色に惹かれる。



サーガ
◇ノスト:クロサワ/ヴィオラ・ダモーレ
バイオリン、もしくはヴィオラと言えばクロサワ。バイオリンほど目立たずチェロよりも際立つ。侮れがたしダモーレ、共鳴性が強い。
◇工藤寛:チェロ
低く穏やかとも言える優しいヒーリング効果のある音。それでもどこか荒々しい音を持った縁の下の力持ち。
◇バッツ・ヴェルスター:フェンダー(USA)/エレキベース
フェンダーはとにかくかっこいいデザインと音の重さと低さが特徴的。主旋律を奏でないものの無くてはならない音。クラッシックのチェロ、コントラバス立ち位置。
◇シーヴ=ヴィターレ:フルート
高く繊細で細い音。管楽器類の中でも扱いが難しく美しい音色が特徴的な楽器。近しい音でも微かに震える高低が綺麗。
◇雷蜃狗:コントラバス
現代にある弦楽器の中では特に低いクラシックやジャズ向けの楽器。目立つ事は少ないものの旋律を細々とそれでも影から支える力強い音色が特徴的。
◇伽々里桜羽:ヤマハ/クラシックピアノ
明るく滑らかな音と軽く弾きやすい鍵盤が特徴的。流石ヤマハ。クラシック特に長調。稀に見える短調の音は無くてはならないもの。



クラッシュ
◆バラン=アルーデ:フロアタム
パーカッションにあるスティックを使用して叩く内で音の低い方の打楽器。力強さで変わる強弱とどこか惹かれる音が特徴的。
◆双海 凛音・双海 玲音:マリンバ
一人でやってもよし、二人でやっても尚良し、やりようによってはピアノ同等の音色を叩き出す心地よい音が特徴的。
◆可児千紘:アコーディオン
ジャズに多用される重なったような流れるような多種多様な音が特徴的。ピアノとはまた違う鍵盤楽器の味わいがある。
◆子崎正獅郎:ハンマーダルシマー
ラテン語で「甘美な旋律」を意味する程の美しい音色と弾き方が弦楽器の中でも特に特徴的。
◆伽々里朔良:クラッシュシンバル
ドラムセットのシンバルその2くらいのアレ。クラシックやジャズ向けの旋律を支える細かな音が特徴的。
◆壱元:カワイ/ジャズピアノ
基本的に優しく暖かな音色。ジャズということもあり鍵盤を弾く音一つで一気に変わる。少しのミスは味になる。
◆ローズバルサム:胡弓
三味線から生まれたヴァイオリンのような形をした和楽器。新鮮で他の楽器とはまた違う音色を持つ。
◆操木昭穂:パイプオルガン
独特な美しさと独創的な長々と響く鏡やステンドグラスのような音色が特徴的。一度は誰もが立ち止まる音色。
◆小鳥遊悟:パンフルート
人類初の楽器と言われている。人が囁いて話すかのような優しく穏やかな音色が特徴的。

25日前 No.146

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

ノスト「元の二つ名を考えましょう」
フェンリス「何故?」
元「えっ、いいんですか!かっこいいのがいいです〜!」
ノスト「この中で元だけ二つ名的なの無いのよね。まぁ私の場合はノストが二つ名みたいなもんだけど、フェンリスには大地くんって名前があるし、考えましょうって事で」
元「た、隊長……!」

〜1時間後〜
ノスト「よし。出来た。2人はどうかしら?」
フェンリス「聞かなくとも」
元「はい!」
ノスト「じゃあ私からね。はいジャン、『超高速ハイパーピンポンダッシュ』」
フェンリス「ぶふっ……」
元「なんでです!?ていうかフェンリスさん笑わないでください!!」
ノスト「風属性だから……」
元「そんな安直な!!」
フェンリス「次は我が。『windows7』」
ノスト「ぶはっ!!」
元「なんでですか!!ていうかせめてそこは10にしてくださいよ!!隊長も笑わない!!」
フェンリス「風属性だから……」
元「あんたもか!」
ノスト「そういう元は何なのよ」
元「え、えーっと……『ダッシュマン』」
ノスト「ダサっ!!」
フェンリス「それはダサいぞ!!」
ノスト「ちなみに理由は?」
元「風属性だから……」
フェンリス「汝もか」
ノスト「そんじゃあまとめて元の二つ名は『超高速ハイパーピンポンダッシュwindows7ダッシュマン』で決定ね」
フェンリス「うむ」
元「ダサい!!」

25日前 No.147

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

フェンリス「それにしても……超高速ハイパーピンポンダッシュはいくら何でも常識が無さすぎじゃないか……?」
ノスト「超高速ハイパーピンポンダッシュは流石に失礼よね。何やってんのよ元」
元「隊長が付けたんでしょうが!!」
ノスト「あれ?」
元「とぼけんな!!」

25日前 No.148

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

高等部2年、狙撃部副部長、能力『ドラッグインセクトオアパラサイト』。7人の弟と6人の妹を一人で育てるとんでもお姉ちゃん。そのうち10人は孤児院とか養子縁組から貰ってきた子。

ロシアと日本のハーフで背がでかい。ノストさんと同じだったかな。
薬の能力者で、プラスアルファで微生物、虫、寄生虫を好きなよ〜に扱える子。ご両親は千薬はもちろん血の繋がった弟妹ちゃんも小さい頃に職場の仲間の陰謀で亡くなっていて、その後は父親の友人のお家に転がり込む形に。

まぁその父親の友人がとんでもゲス男で千薬の両親殺害の本命だったりします。千薬は後にまぁ父親の友人に能力者ということで人体実験と称した所謂ストレス発散の虐待対象になる訳なんですねぇ。ちなみに千薬の血の繋がった弟ちゃん妹ちゃん達には幸か不幸か能力がなかったので虐待対象にはなりませぬ。

千薬ちゃんは科学者の血を引いてるので頭が非常に良いので中学まで主席入学主席卒業してて実は言うほどお馬鹿じゃないんですねぇこれが。
千薬ちゃんはめちゃくちゃ頭がいいので(どれくらい頭がいいかって言うと六合亜留斗の4倍くらい(※亜留斗ちゃんはオリキャラの中で1番頭いい(よかった)子です。頭いい上に理知的でかっこいい子です。千薬とは大違い))賭博でお金稼ぎしてるタイプの子です。確率で全部導き出してるので9割7分は当たってる事もありお金には困ってないので中学二年の頃に弟妹連れて家を出ました。

それなりに広い家を買って(現金で即買い!)主に能力者の孤児をかき集めて今は千薬ちゃんが面倒を見てます。ちなみに兄弟の中で一番強い能力者ちゃんは中等部3年千千千フィデリオくん。後々本編に出したいなぁと思っていたり。フィデリオくんドイツ人のクォーターくんなんですが能力はバリバリ日本です。陰陽五行(陰陽師そのものにした記憶があるぞ??)っていう、まぁ簡単に言うと能力もの五大要素を扱える子です。(炎、水、金、土、木。)

さてフィデリオくんの話になりかけてましたが、千薬は実は超が付くほどの子供嫌いです。小動物も嫌いです。ただ千薬は能力者って理由で酷い扱いを受けてるのでその影響で鼻がへしゃげて嗅覚悪くなってますし舌引っこ抜かれかけてんで味覚も殆どないです。痛覚もありません。簡単に言うなら後天性無痛症ですかね。そんな経験があるので所謂能力者の子供を放っておけないわけですね。千薬は12歳の頃に痛覚と味覚と嗅覚を失っているのでそのせいで人生に面白みを感じないというのもあって子供たちにはなるべく自分と同じような体験はしないでほしい、みたいな唯一の千薬の人間らしさでしょう。

痛覚と味覚と嗅覚を失った代わりにめちゃくちゃ視力と聴覚がいいです。あと握力が普通にバケモノ。地獄耳なんてもんじゃない。爆音で音楽聞かせても蚊の鳴くような声で喋られて聞き取れるくらいには。視力は悪い振りしてるだけで3キロ先までは掌握できますよ(多分)。握力は254です(今咄嗟に決めた)。見た目が骸骨なだけに普通に怖いですね。骸骨に頭粉々にされるなんて勘弁。

あと千薬はピアスバンバン開けてますが(両耳、手の甲、指、舌、へそ、足の甲、首)ピアスを開け始めたのは無痛症になる前です。というか無理矢理開けられてるんですよね、あの子。そのせいで体に穴が一つ二つできようと気にしないようになったというか、もはや人間らしさが消えた原因でもあります。

25日前 No.149

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

フィデリオくんは千薬の血の繋がってない弟の方で血の繋がってない組では年長者です。ちなみに能力は見返してきたら陰陽五行じゃなくて「陰陽師」そのものでした。フィデリオくんつえぇ〜。

千薬がちょっとアレなのでフィデリオくんは比較的普通の子がいいなぁと。普通の子っちゅーてもあの千薬の弟だからね。全く普通じゃない。コミュニケーション能力がとても乏しい子。オール平仮名くん。

 「えへえへ、ふぃーくん可愛いよ可愛いよ〜!!さすがオレサマちゃんの弟ちゃんだよ〜!!」
 「や、やだぁ……お、おとこ、がかわいいとか……き、きもちわるいよ……ちやくねえちゃん……」
 「えー、じゃあ何、ふぃーくん強いよ!めっちゃ強いよ〜!!さすがオレサマちゃんの弟ちゃんだよ〜!」
 「う、うん、そうだよ〜……お、おれ、ち、ちやくねえちゃんより……つ、つよいよ〜……」
 「ふぃーくんのそういう所オレサマちゃん大好き」
 「や、やだぁ……」

25日前 No.150

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

ふぃーくんコミュ障の癖してめちゃくちゃ毒舌だといいなぁとか。兄弟の中でも物怖じしない性格だといいな。ちなみにすごく余談だけど本編でちょっとだけ触れた破壊獣になれる千薬の弟ちゃんはふぃーくんの式神の1人なんだなこれが。ふぃーくんの血の繋がってる双子の弟で式神の八咫烏くん(の予定)。

ふぃーくんとその双子の弟くんはドイツ人のクォーターなのでフィデリオは千薬命名『誠実』、その弟くんはヘルゲで『神聖な』って意味を持ってる双子ちゃん。フィデリオくん出た後ならヘルゲくんの方は名前だけチョロっと出てくる予定だから本格的には登場しない(かもしれない)けど、兄弟の中で一番まともなのはヘルゲくん。

フィデリオはコミュ障毒舌っていう謎すぎるタイプでヘルゲくんはコミュ力と配慮と気配りの塊。

 「ふぃー兄ちゃんはすっげぇ強いんだ!俺の自慢!」
 「や、やめてよへるげ……」
 「オレサマちゃんは!?」
 「…………ね、ネジがあれば自慢だぜ、ちー姉ちゃん!」
 「へるのそういう所大好き」
 「…………お、おう」
 「ちょ、ちょっとちやくねぇちゃん、へるげいじめないでよ……」
 「ねぇオレサマちゃん仮にも君ら育ててんですけど!?」
 「感謝してるって!な、ふぃー兄ちゃん!」
 「ま、まぁ……うーん……」
 「なんだその不服そうな顔は」

25日前 No.151

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

千千千千薬(ちやく)……高等部2年。女。薬品と虫の能力者。ぶっちゃけとある薬品があるとただのチートマン。握力がゴリラだから武器は要らないけどやたら武器持ちたがる。ちなみによく回復してよく自滅する。よく煽ってよく自滅するしよく遊んでよく自滅する。負ける場合は9割8分自滅。もしかしなくてもおバカ。強さいずなんばーつー。
「えへえへオレサマちゃんだよ〜んふんふでへへ〜あー、ちょもらんま食いてぇ」

千千千千聖(ちひろ)……高等部2年。女。ノット能力者。生真面目な普通の子。ただし流石千薬の妹、どこか感性がおかしい。デリカシーゼロ。千薬の血の繋がってる双子の妹。
「いつも姉がお世話になっております。お言葉ですが、服ダセェなおめぇ」

千千千千夜(ちよ)……高等部1年。男。ノット能力者。限りなく千薬に近いネジ吹っ飛んでる子。千薬の血の繋がってる弟。
「おっしゃあ!俺様の出番登場!!千薬の姉貴!スレンダーマン狩り行こうぜ!」

千千千フィデリオ……中等部3年。男。陰陽師の能力者。存在がチート。陰陽五行では飽き足らず式神やらなんやらなんでもござれ。神通力で神の御加護もあるラッキーボーイ。よくアニメとかにある「破ァ!!」つって爆発とかもよくあるよくある。千薬の持ってる薬品にフィデリオの神力詰まったのがある。強さいずなんばーわん。
「いっ……!?え、えぇ……やだぁ……ぼく、こ、こういうのむり…………」

千千千ヘルゲ……中等部3年。男。破壊獣、幻獣、神獣の能力者。まぁぶっちゃけると破壊獣、幻獣、神獣なれますよってだけな簡単な能力。基本的にはフィデリオの式神として八咫烏になってます。フィデリオくんが近くにいないと定期的にサラマンダーになる。得意分野は東洋の神獣。光属性と炎属性タイプ。強さいずなんばーせぶん。
「おいおい、ふぃー兄ちゃんしっかりしろって!ちー姉ちゃんはもちろんだけどひろちゃんとよるくんの顔立ててやんねぇと!」

千千千をとめ……中等部2年。男。光と音の能力者。光の速さで動いたり音の速さで動いたり音を生み出してそれを耳に埋め込んで洗脳したり普通に光で相手の目を潰したり色々えぐい。ちなみに名前は拾われる際に千薬に楯突いたので千薬による100パーセントの悪意。強さいずなんばーすりー。
「変な名前!?分かってるってば!俺だって好きでこの名前じゃない!いいから黙って!!」

千千千千春(ちはる)……中等部2年。男。びっくりするぐらい生真面目。本当に千千千の家かと問われる。ノット能力者。千薬の血の繋がってる弟。
「えっと……いつもごめんなさい。今度粗品お届けに行かせてください。ごめんなさい」

千千千阻(はばみ)……中等部1年。女。ノット能力者。千薬の血の繋がってない妹。
「能力なんて持たんちゃ〜。ばってん持っちなくておおじょうした事なかもん、塞」

千千千塞(ふさぎ)……中等部1年。女。融解の能力者。物を溶かす能力。人間も溶かせる。そこから一気に固めることも出来る。溶かして固めてなんでもあり!千薬の薬だけは対抗できない。阻ちゃんの血の繋がったお姉さん。強さいずなんばーふぉー。
「能力なんてちゃてもなくても変わらんけんちゃ〜。どげんしぇなら強かんのよか、阻」

千千千木木(きぎ)……小6。男。植物の能力者。植物はみんなお友達。植物の無限の可能性を生み出すことが出来る。種まいて育てて首絞めてなんでもあり。力の制御できない系の子なのでフィデリオくんに力抑えられてる子。強さいずなんばーふぁいぶ。
「……植物は……みんな友達だよ……?愛情をかければ、それに応えてくれる……」

千千千水水(みみ)……小6。女。水の能力者。液体はみんなお友達。水の無限の可能性を引き出すことが出来る。水災害って怖いよね。水の塊作って人の顔面にぶつけたりなんでもあり。力の制御出来ない子なのでフィデリオくんに力抑えられてる子。木木との血は繋がってない。強さいずなんばーしっくす。
「木木なんかと一緒にしないでくれる!?あんな不思議頭と私は違うの!」

千千千安曇(あずみ)……小4。男。天候の能力者。天気はいつだって俺様の味方。千薬の影響を大いに受けて一人称は「オレサマちゃん」。誰が吹き込んだかって?「私が来た!プルスウルトラ!!」……何でもないです。強さいずなんばーえいと。
「オレサマちゃんが居れば天気の保証は出来るよ!まっかせてー!」

千千千にじ……小1。女。物語の能力者。なんでもかんでもストーリーにしちゃえばなんでもあり。客観的に見てなんでもかんでも自分の思う通り。気に食わないところがあれば修正入れて書き直しちゃう。能力制御できないのでフィデリオくんに力抑えられてる子。強さいずなんばーないん。将来的にはふぁいぶくらいになるんじゃないかな。
「つまんないよ〜えい!かきかえちゃえ!……え、だめぇ?」

千千千いちじ……小1。女。ノット能力者。にじの血の繋がってない妹。一番年下ちゃん。でも千薬に拾われたのは生まれてほとんどすぐ。
「にじちゃんはいちじのおねえちゃんなんだよ。すごいんだよ、にじちゃん」

25日前 No.152

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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25日前 No.153

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

・能力もの

・特別能力的なめっちゃ力の強い能力者がいて、その能力者は力が強すぎる故に敵側に狙われている

・特別能力(とここでは呼ぼうかと)は力が強すぎる代償(?)として左目に色が宿っておらず(白っぽいおめめ)まぁ特別能力者だってひと目でわかる感じに

・ついでに言うと左目の色彩がない代わりに右目の色がある方がめちゃくちゃ綺麗。いっそ宝石

・特別能力者が左目の色彩を取り戻すには左目を誰かに噛んでもらう事が条件

・噛まれると左目を噛んだ人の瞳の色になる(オッドアイの人に噛まれたら左目だけその人の目になるとかね)

・特別能力者はま今よりも能力を更に強く!そんで微細なとこまで扱えるようになり、左目を噛んだ人の能力が2分の1の確率で使えるようになる

・特別能力者の左目を噛んだ人はフタゴムシ宜しく一生添い遂げる

25日前 No.154

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20日前 No.155

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 ────遠い、遠い私にとっては笑い話にも出来ちゃうけど、貴方にとっては笑えない話。私が居なくなった事によって深い深い森に落ちた貴方はもう、私を頼らないで1人で行くのよ。

 隊長に14歳の時に助けてもらって、その時に残っていたのは死体の腐敗した腐臭だったのだけれど、その時の隊長の赤く輝いた髪は本当に美しいと思った。あの人が居ないと僕は今頃どうなっていたのかな、なんて思う。
 僕の事を助けてくれた隊長に手を引かれて感じた時の隊長の体温は、本当に本当に柔らかくて、一生モノの宝物ぐらいのその柔らかな温もりが愛しくて愛しくて、離したくないななんて思ってしまった。隊長に握られたその指が解けた時には、始まりを告げたのか、終わりを告げたのかは分からない。でも、僕の心にはなにか大きな穴が空いたみたいに、枯れた音色の鐘が耳の奥でなったような、そんな気がした。

 「元。貴方はもう一人で行くのよ」

 そんな事を、言われた気がした。
 ずっと隊長の手足になれると思ってたから。2人で1つに、なんて願ってしまっていたから、歩き出せば影が重なって隊長と僕が1人になって。嘘をつくようなこともなんだかバカバカしくなっちゃって、嘘をつく声も出なくなって、いつの間にか絶え絶えになって。僕が俯いてる時はいつも隊長も俯いて僕を、昔僕を連れ出してくれたみたいに、優しく抱きしめてくれて、影は一つになる。その感覚が僕にとっては嬉しくて、切なくて、暖かくって。
 “私も一人で行くのよ?”
 隊長の瞳がそんなことを語っているなんて、知りも……知ろうとも、しないで。

 僕は、気付かない内に隊長に対して親を愛するかのような淡い恋に落ちていたらしく、隊長みたいな高い高い崖に咲く花に、手を伸ばそうとなんてしちゃって。

 「そんな高い所じゃ届きませんよ、隊長」

 分かってるくせに、届かない隊長の姿に、今度は一人で行くしかないんだって、思い知らされる。


 「隊長にとって、遠い遠い笑えない話……だといいです。もしもですよ?……いつか僕が居なくなったなら隊長はずっとずっと深い深い森に落ちて、……隊長は1人で行くしかないんですよ」

 あんな言葉を言った元の意味がわからなかったけれど、分からないまま、影はずっと1人だと勘違いしていざ歩き出せば私だけの独り。嘘ついて笑う事も、嘘をつくことさえももう疲れてしまった。俯いて1人、嫌に広い黄金の部屋で確かに思い知らされる。君と……あの子と、2人で居たんだと。本当にそばに居てもらっていたのは、自分の方なのだと。
 本当に深い森に落ちていたのはあの子の方じゃなくて私の方で、黒く煤けて、ずっと隠していた何かは汚れてしまって、それで終わり。それだけの話なの。貴方にもう、私は必要ないの。


 元、あなたはもう、1人で行くのよ。

20日前 No.156

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0





千薬「そこの年増のお2人!!ワンナイト人狼やりましょー!!」
フェンリス「……はて?汝は誰だ」
ノスト「人狼ゲーム。テーブルカードゲームね。あ、でもここに本物いるしリアル人狼ゲームでもやる?ところで年増ってどういう事かしら?」
千薬「え!?マジっすか!?怖っ!!のっちゃん怖っ!!」
フェンリス「????」
元「あ、何してるんです?……それとこの人は?」
千薬「なんか来た!!オレサマちゃんよりちっちぇ!!」
ノスト「ワンナイト人狼。ちなみにこの子は奇数が嫌いな私によって呼び出されたちょっと頭のネジが吹っ飛んでる子よ。精神的疲労がすごいだけだから大丈夫。このピアスマンは千千千千薬。そんで松葉杖男は壱元よ」
フェンリス「勘弁してくれ……」
千薬「おういえす!はーちゃんはワンナイト人狼知ってる!?あいのう!?」
元「ま、まぁ……なんとなく、ですが……はーちゃん……?それと隊長、僕この人嫌です」
フェンリス「我もだ」
千薬「早速ですがぁ、優勝賞品はオレサマちゃん特製今の状況を一転させるお薬が届きます〜」
元「は?」
ノスト「ああ、この子科学の能力者で……まあ簡単に言うとそれ明らかに科学じゃ無理だろって言われちゃうような薬を使っちゃうやばい奴って感じね。ちなみに能力名は『ドラッグインセクトオアパラサイト』応用で虫を扱うわ。ここは私も一緒ね」
元「何それ強っ!!怖っ!!」
フェンリス「……今の状況を一転させる薬……か……」
ノスト「ま、話してる時間が無駄だしサクッとルール説明しちゃうわね」

ワンナイト人狼とは?
→人狼ゲームをサクッと終わらせるアレ。村人と占い師と人狼はお分かりの通り。怪盗が夜の時間の行動で誰かプレイヤー一人と役職を交換できる。交換後、怪盗はその役職を知ることが出来るが、交換された相手は怪盗に入れ替えられたことはわからない。入れ替えた相手が人狼だった場合は、怪盗はその瞬間から人狼チームになり、人狼陣営の勝利を目指す。ただし怪盗は最初は村人陣営。人狼は夜の時間の行動で仲間の人狼がいるか確認できる。作戦会議などはできない。ワンナイト人狼ではプレイヤーの数+2枚のカードを使用する。プレイヤーに配られなかった2枚の余りのカードは「場」と呼ばれるテーブル中央に伏せた状態で置かれる。村人陣営と人狼陣営に分かれた後、プレイヤーは全員目を閉じ占い師→人狼→怪盗の順で特殊能力者が能力を行使する。プレイヤーが目を閉じている時間を「夜の時間」という。プレイヤーは能力者たちの行動の物音が聞こえないように

ノスト「机をバンバン叩きましょう。指の骨折れるくらいの勢いでね。千薬はイヤホンマックスで音楽でも聞いてなさい。ただし私が喋る時は私が外すからそこんとこよろしくね。あなたみたいな地獄耳がいると厄介よ。あとは処刑会議で人狼を見つけるってこと。勝利条件は普通のと一緒ね。フェンリスはなんとなく察してちょうだい。OK?」
千薬「うえぇ!?」
フェンリス「分かったような……?」
元「大丈夫ですよフェンリスさん、僕もやるのは初めてですから」
ノスト「手元のカードで役職を確認、確認したらカードを元に戻して全員顔を伏せましょう」

村人×2
占い師×1
怪盗×1
人狼×2
合計6枚

ノスト「夜の時間ね。まずは占い師のターン。誰かのカード、もしくは場の二枚のカードを確認して頂戴」
フェンリス「痛い痛い痛い痛い!!!!誰だ!!痛い!!!!それは机じゃなくて我の手だ!!!!」
ノスト「あ。ごめん。机じゃないと思ってたらあんただったの。次は人狼のターンね。人狼は顔を上げなさい。仲間の存在を確認してね」
元「さっきからやたらリズム刻んでんの誰です?」
ノスト「最後に怪盗のターン。怪盗は交換しても交換しなくてもいいわ」
千薬「へい!へい!よーよー!ちぇけらぁ!!」
ノスト&元&フェンリス「うっさい!!!!」
千薬「おう!そーりーそーり!3人もうるせぇぞい!聞こえねぇけど!!のーひーりんぐ!!」

ノスト「それじゃあ全員顔をあげましょう。朝の時間の処刑会議の始まりよ。時間は4分ね」
フェンリス「会議と言っても何を話せばいいんだ?我は村人と書かれておったぞ」
ノスト「占い師や怪盗から情報を出すの。喋ってる人が役職を騙ってる人狼の場合もあるけれどね。あと村人カミングアウトは意味ないからやめときなさい」
元「はい、それじゃあ僕がカミングアウトしますね。僕は占い師でした。フェンリスさんを占ったらフェンリスさんは白でした」
ノスト「……狼なのに?」
フェンリス「白は……人間か。うむ、その通りだ。ノストは紛らわしい事言うな」
千薬「オレサマちゃんもカミングアーウト!オレサマちゃんが本当の占い師!」
フェンリス「なるほど、これが騙りか」
ノスト「そうね。占い師の情報は大きいからどっちを信じるかで勝敗は確定したようなものかしら。……で?占い先と結果は?」
千薬「まぁ占い師二人の時点で分かると思うけど〜はーちゃん!えへ、ごめんね、勝手に見ちゃったえへえへ!黒。はーちゃんは人狼!わおーん!」
元「この人疲れるなぁ……」
フェンリス「……ほう?この場合はどうすればいいんだ、ノスト」
ノスト「二人の信用勝負ね。喋ってる様子を観察して嘘ついてる方を見つけましょう」
フェンリス「……あまりそういうのは得意じゃないんだが……」
元「あのー、千千千さんは僕が狼だと言いますけど、僕が一番最初にカミングアウトしましたよね?これ狼がやるには結構リスク高いと思うんですが……」
千薬「まあ、そりゃそだよね〜!狼が占い師騙った後に本物の占い師出てきたら立場は一気に逆転しちゃうもんね〜!はーちゃん大ピーンチッ!」
フェンリス「ふむ」
ノスト「でも、そう考えるのを逆手に取って狼が敢えて真っ先に『占い師』だって名乗り出ることもあるんでしょうが。ねえ、元?」
千薬「先に出た方が周りの様子を伺う必要が無い本物の占いっぽいしね!!ぽい!」
元「そこは最初にカミングアウトした分本物だと思ってほしいんですけど……」
フェンリス「ノストは元が狼だと思ってるのか?」
ノスト「決めつけるにはまだ早いわよ。後から出てきた方が狼なら本物に黒出しするのは当然よ」
千薬「ぬお!?オレサマちゃん狼見つけてんのに疑われちゃう感じ!?しょっきーん!!!!」
ノスト「自分以外は信用してんじゃないわよ」
フェンリス「おお……!……ん?でも元の占いは当たってるぞ?なんの情報もない最初に俺を村人だなんてまぐれ当たりみたいなこと出来るか?」
ノスト「あんた……博識な割にはこういうのはほんとに駄目なのね。直前に自分で村人だって言ってたでしょうがおバカ。それを聞いて騙った可能性もあるでしょ!」
フェンリス「むむ……」
千薬「というかこのままだとオレサマちゃんとはーちゃんの殴り合いだけで時間たっちゃうけど怪盗は?怪盗は居ないの?正直に言うとオレサマちゃん一人の頭ではーちゃん論破とか相手がどんな人かわかんない分絶対無理〜!ノット論破!」
ノスト「やろうって言い出したのあんたでしょうが!で、私は村人で怪盗じゃないわ」
フェンリス「我もだ」
ノスト「つまり、怪盗は場の二枚のカードに埋もれてるみたいね」
フェンリス「それじゃあやっぱりヒントは無いのだな……。我としては我を村人ってわかってた元がより本物っぽいと思うが」
ノスト「ほんとにあんた馬鹿ね」
元「僕と千千千さんだけの勝負みたいになってますけど、僕視点からすると情報の無さすぎる隊長も怪しいと思います」
ノスト「……はァ?」
元「可能性の話ですよ。怒んないでください。隊長は今誰からの保証もないですし、完全グレーの状態ですが、僕が占い師として出たから千千千さんが騙りに出て、隊長が潜伏してる狼の可能性は十分にありますよね?」
フェンリス「ほう……!冴えてるな、元!」
千薬「えー?でもでも、怪盗が狼と交換しちゃって、人狼になっちゃった元怪盗がカミングアウト出来ずに潜伏してるって可能性もさ〜?あるよね〜?ね〜??」
フェンリス「ほう……!!やるな、ピアス女!」
千薬「ピアス女じゃなくて千薬ちゃんだよ!ふぇーくん!」
元「村にいる狼が1匹ならその可能性もありますよね。僕も千千千さんも場を占ってないですから村の内訳の正確なところは掴みようがないです。だから怪盗がいるのかいないのか分からない、でも怪盗がいたとして僕視点、それは隊長か千千千さんなんですけど。例えば隊長が怪盗だったとして、そうなると千千千さんは一匹狼ってことになりますよね。ただ千千千さんが一匹狼の場合、占い騙りにはでてこないんじゃないかと。一匹狼は勝つの難しいでしょうし。でも千千千さんは騙りに出てますし、僕は怪盗は場に埋まっていて、千千千さんと隊長の2人が人狼なんじゃないかと考えてます」
フェンリス「ん?……んん?どういう事だ……??ノストも狼の可能性があるって事だな!?」
千薬「オレサマちゃんほんとに狼じゃないかんね〜!?それに、それははーちゃん視点であってオレサマちゃん視点はそうじゃないから!オレサマちゃん視点だと、はーちゃん黒確定は分かるけど、それ以外はさっぱりの助!のっちゃん狼もあるかもだけどそれを追求するための情報も時間も些か少なすぎるよね〜。ただふぇーちゃんは流石にただの村人なんだろーなって今は思ってるよーん。はーちゃんからの白判定ってのは引っかかるけどねん。ふぇーくんのこの態度が演技だったら流石のオレサマちゃんでも闇堕ちするんだけど!あははは!ま、だからさ、ふぇーくん、村人ならオレサマちゃん信じてた方がいいぜ〜?オレサマちゃんとはーちゃんの占い師両吊りでもいいからさ!はーちゃん吊っちゃいましょう!!」
ノスト「まあもう残りの時間も無いわね。この二人のどっちかが狼なのは間違いなんだし」
フェンリス「ハッ、そうか、狼は一匹吊ったらそれで終わりだ!千薬の言う通り投票数を合わせて両方吊れば良いのか!」
千薬「そーゆーこと!オレサマちゃんはもちろんはーちゃんね!」
元「もちろん僕は千千千さんに」
ノスト「私元ね」
フェンリス「我は千薬に。すまない」
ノスト「四分経過。投票時間よ。せーので処刑したい子指で指しなさい」


元→千薬
千薬→元
フェンリス→千薬


ノスト→千薬



元:1票
千薬:3票
フェンリス:0票
ノスト:0票

処刑:千薬

〜結果発表〜
フェンリス:村人
千薬:占い師
元&ノスト:人狼←Win!


フェンリス「……!?のすっ、えっ、のすっ!?!?」
千薬「このオレサマちゃんが綺麗にやられるなんて……!!」
元「今回場に埋もれてたのは村人と怪盗ですね。隊長は潜伏してた狼でした。投票先の裏切りとかは初心者のフェンリスさんには少し申し訳なかったです」
フェンリス「投票先変えるとかありなのか!?ずるじゃないのか!?」
ノスト「ありよ。ずるじゃないとは言わないけど、フェンリスも自分が白出しされたからって安易に元を信用しすぎよ」
フェンリス「いつも通りの汝らの程よい仲の悪さ的に仲間とは思えんだろ……」
千薬「オレサマちゃんは普段のお2人のことはよく知らんけど〜、はーちゃんがのっちゃんにカマかけたから仲悪いんかなって思っちったよ〜!てか結構むっずいね!実際やってみると思ってたより喋れない!」
フェンリス「だな。今回は村人で良かった。役職を引いていたら絶対にダメだったな。元も実際にやるのはこれが初めてと言うが……なかなかだな」
元「僕の占い騙りが当たったのがラッキーですね。リスクもありましたけど初心者のフェンリスさんがあそこで嘘ついてる可能性は低いと思って」
ノスト「だから無駄に村人カミングアウトやめなさいって言ったでしょうが。こうやってつけ込まれるか、逆に怪しまれたりするのがオチよ」
元「あとは今回は人狼が2人だったのが心強かったです。それも隊長!夜の時間に顔上げて隊長と目が合った時は顔伏せようかと思いましたけど……」
ノスト「はァ?」
千薬「でも実際ははーちゃんとの繋がりを感じさせずに上手に潜伏してたよね〜」
フェンリス「我に解説していたし、普通に狼探してる村人だと思っていたぞ」
千薬「そ、れ、に!なによりも占い両吊りからの票ずらしまで2人に上手いことやられちゃったしね!!このオレサマちゃんの目を欺けるって君ら只者じゃないね!!」
ノスト「まぁ、勝たなきゃしょうがないから協力しただけよ」
元「隊長〜!流石に泣きますよ!?泣きますよ!?」

ノスト「……ところで千薬、薬は?」
千薬「………………。そんなこと言いましたっけ?」
ノスト「え?サーガになりたい?しょうがないわね、隊長の権限でそれを許しましょう」
千薬「言ってない言ってない!!オレサマちゃんそんなこと一言も言ってないから!!てかオレサマちゃんまだ高校生!二年生!!分かる!?」
ノスト「あら。貴方の頭脳は確かよ。いて困る事は無いわ。それにその地獄耳も無痛症も無味覚も無嗅覚も千里眼みたいな異様視力も握力3桁の化物怪力も欲しいわ」
千薬「あのさぁ、オレサマちゃん本能的に“やばい”って思った奴の所には近付かない主義なんだよ〜」
ノスト「……へぇ?」
千薬「この!!オレサマちゃんに!!ここまで言わせること誇りに思えよ!!のっちゃん……ううん、お前!ただもんじゃない!!バケモノってレベルじゃない!!お前はなんだ!?」
ノスト「キャラどうしたの貴方」
千薬「そんなもんはいい!お前何だ!?人間の域を超えてる!バケモノですらまだまだ低い!」
ノスト「そうねぇ…………………………どこぞの隊長をやっているだけよ」
千薬「……バケモノが」
ノスト「あなたには言われたくないわよ」




19日前 No.157

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元「あ、す、すいません、僕ちょっとクラッシュから連絡入ってたみたいです、すいませんちょっと連絡かけ直します」
ノスト「謝りすぎよ。サクッと終わらせなさいね」
千薬「2回目やろうぜ〜!3人!のっちゃん奇数嫌いなんでしょ!?オレサマちゃん勝ちだよね〜!いえす!うぃん!!ふぇーくんもだいたい分かったでしょ!?」
フェンリス「まあ……」
千薬「リアル狼男居るのに人狼ゲームってスリルすごいねぇ〜!!ふぅ!!」
ノスト「フェンリスは狼男っていうよりは神獣とか幻獣の類ね。それにしても3人でやるなら平和村の確率上がるわね」
フェンリス「へいわむら?」
千薬「簡単に言うと全員白!ほわいとぅ!誰か死んだらアウトっ!」
フェンリス「……ほう?」
ノスト「ま、ひとまずやれば分かるわよ。カードは5枚ね。それじゃあ手元のカードを確認したら元に戻してご定番通り全員顔を伏せてちょうだい。千薬は……」
千薬「あいっ!」
ノスト「それで宜しい」


村人×1
占い師×1
怪盗×1
人狼×2
合計5枚


ノスト「はい、そんじゃあ夜の時間ね。取り敢えずテーブル叩いて千薬もテーブル叩きましょっか。かちわるのは無しよ。まずは占い師のターン。占い師は占いなさい。誰かのカード、もしくは場の2枚のカードを確認よ」
千薬「へいっ!でゅっとぅくとぅっ!あーはんえごいすとーいんっひえらるきー!」
フェンリス「日本語で頼む」
ノスト「次は人狼のターンね。顔を上げて仲間の存在を確認しましょう」
フェンリス「人狼って聞くと顔あげそうになるんだが」
千薬「ふぇーくん狼だもんね」
ノスト「最後に怪盗のターンね。怪盗は交換してもしなくてもどっちでもいいわ。交換後の役職の確認は忘れずにね」

ノスト「それじゃ、全員顔をあげなさい。朝の時間、処刑会議の始まりよ。3人村だし3分でいいわよね」
千薬「はいっ!そんじゃあ早速カミングアウトゥッ!オレサマちゃんは怪盗!ふぇーくん折角だから人狼引いてねぇかな〜って思ったからふぇーくんと交換したよ!ふぇーくんは村人!」
フェンリス「ああ」
ノスト「私もCO。私は占い師。場の2枚を見たの。場には人狼のカード2枚があったわ」
千薬「えっ、それってつ〜ま〜り〜?」
ノスト「ま、占い師として宣言するわね。この村は人狼のいない平和村って事ね」
千薬&フェンリス「…………」
ノスト「なによあんたら」
千薬「だってさぁ……ねえ?」
フェンリス「うむ……少し信じ難いな」
ノスト「そう来るとは思ってたけどね」
フェンリス「だって誰からも保証もないノストは狼の可能性があるのだろう?それに怪しいのはノストだけじゃない。実は千薬も狼でノストとグルって可能性もあるだろう」
ノスト「おお……!流石、覚えるのは早いわね」
千薬「おーおー!ふぇーくん冴えてんね〜!ただちょ〜っと疑心暗鬼……かなぁ?のっちゃんが怪しいのは同意だけど、オレサマちゃんは本当にふぇーくんと交換したし、少なくともオレサマちゃんとふぇーくんは間違いなく村陣営だよね」
フェンリス「そんなのは千薬が狼ならどうとも戯言は言えるだろう?」
千薬「いやいやいや!ふぇーくんと交換した白怪盗だからこそのスタート直後のロケットカミングアウトゥだったんでしょ!例えばふぇーくんに占い師の保証ついた後でオレサマちゃんが君様ちゃんと交換したって言っても占いの結果に便乗しただけに見えて君様ちゃんだって信用しにくいでしょ?」
フェンリス「それは……うむ……」
ノスト「……仮に私と千薬がグルならこの処刑会議自体が無意味なのよ、フェンリス。3人村で狼が二人になったらもうその段階で詰んでるんだから」
フェンリス「!!」
千薬「そーだよふぇーくん、オレサマちゃんとのっちゃんが二人狼なら投票で票を合わせるだけでふぇーくんのことを吊れちゃうんだぜぇ?この話し合いがどうなろうと関係なくね!まあ力技ってこと!ふぁいっ!!」
フェンリス「ふむ……確かに……。それなら千薬が白怪盗で村陣営だってのは信じても良さそうだな。しかしノスト、やはり汝は駄目だな。我の信用に足らぬ」
ノスト「そうねぇ。私については怪盗が私と交換しなかった以上証明のしようがないわ。平和村はそもそもとして発生する確率が低いし、ついさっきフェンリスを戸惑わせるようなことをした私が言ったら更に信用されにくい。今のあなたみたいにね」
フェンリス「…………」
ノスト「それに、私が狼なら千薬を狼だって言ってスケープゴートに仕立て上げる方がまだ自然でやりやすいはずよ。わざわざこんなまどろっこしいことしないわ。けど私は平和宣言をしてる。それは私が本物の占い師で、本当のことを言ってるからよ」
フェンリス「………………」
千薬「ふぇーくんとオレサマちゃんは村陣営で確定として考えて、のっちゃんは完全グレーなわけだけど、3人村の占い師としては場の2枚を見るのは最強の手だと思うし、のっちゃんの行動に矛盾したところは感じないよね〜。確かにここで平和村ってのは出来すぎな感じはするけど、まぁ起こらないわけじゃないしね。オレサマちゃんもさっきは怪しいって言っちゃったけど、今回はのっちゃん信じてもいいんじゃないかな〜?」
フェンリス「そんなに平和村を推してくるあたり、やっぱり千薬も狼なんじゃないか?」
千薬「埒が明かないぜ!!」
ノスト「これ以上情報は出ないし、もう話しても無駄でしょう。前回騙されたうえに、確信できる情報が入ってこない村人じゃあフェンリスが疑心暗鬼になるのも仕方は無いでしょうが、千薬の白怪盗、そして私の平和宣言とこれまで出てる情報になんの矛盾もない。私は平和村を成立させるために右隣のあなた、フェンリスに投票するわ。あとはもう貴方達で決めなさい」
フェンリス「元が聞いたらキレそうなまとめ方だな……」
千薬「オレサマちゃんは……つーか、オレサマちゃんも右隣ののっちゃんに入れるよ〜」
フェンリス「…………」
ノスト「会議終了ね。さ、投票しなさい」




千薬→ノスト
フェンリス→千薬


ノスト→千薬



ノスト:1票
千薬:2票
フェンリス:0票

処刑:千薬


〜結果発表〜
フェンリス:村人
千薬:怪盗
ノスト:人狼←Win!


フェンリス「ノストォオオオオオオオ!!!!!」
千薬「のっちゃああああああああああん!!!!!」
フェンリス「だから!!我は!!!!ノストが怪しいって言ったであろう!?!?」
千薬「そう言われても〜!!のっちゃんの発言どう考えても占い師だったじゃん!!」
ノスト「ふふ、ごめんなさいね。だって千薬が怪盗COとは思ってなかったし、何よりもフェンリスが村人で肯定しちゃってたんだもの。態度が明らかに白。占い師情報が無いのはある意味ラッキーだったわね。あそこでフェンリスが占い師騙りしてたら私も負けてたかもしれないけどね〜。ま、そこはどうでしょう?」
千薬「のっちゃん強すぎなんだけど〜!?」
元「すいませーん!今戻ってきました。誰か勝ちました?」
フェンリス「ノストだ」
元「うわっ、さすが隊長、人心掌握術の天才……」
ノスト「そんなに褒めても何も出ないわよ」
元「褒めてないです」
千薬「な、ん、で、のっちゃんばっかり勝つの!!」
ノスト「まだ2回しかやってないじゃない」
元「隊長、何かまたゲスな手使ったんですか……感心しませんね。ていうかフェンリスさんあんまりいじめないでくださいよ?いつか食われますよ?」
ノスト「食われたらその時はフェンリスの腹をカッ捌いて出てくるから問題ないわ」
千薬「無くねえっしょ!!」
フェンリス「何故我がそんな目に合わなければならないのだ!!」
千薬「うー、悔しい!はーちゃん戻ってきたし三度目の正直!最後にもっかい!」
ノスト「千薬、二度あることは三度あるって言葉知ってる?」
元「僕隊長のそういう所大っ嫌いです」
千薬「オレサマちゃんも」
フェンリス「我も」
ノスト「あらあら……」







19日前 No.158

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 色々あったけれど(年上にまだ隊長は早いっていびられたり悪質かつ陰湿的な子供の悪戯に巻き込まれたり隊長やめろとせがまれたり隊長やめさせるためにいきなり喧嘩売ってくる大馬鹿野郎が居たり)、斯くして、なんとか高校の時からなるんだ、と決めていたサーガの隊長になる事が出来た。本当に楽な道ではなかったし、自分で言うのもなんだが年齢もまだ若い。正直に言ってしまえば、頼りないのは当然の事だろう。それでも、こうして隊長になる事が出来たのは我ながら言うのもなんだが今までの努力の結晶だろう。あまりこういう痛々しいことは考えたくないのだが、こればかりは自画自賛しても怒られはしまい。というか、少しくらいはさせてくれてもいいだろう。今まではなるべくそういうのはらしくもなく控えて生きてきてたんだから。

 「ノストぉ………じゃあなくて、……隊長、上層部から仕事の依頼が来てる……ます。上層部からということもある……ます、し、急ぐ案件なのは間違いないとは思うん、のですが……恐らくおま……隊長を試すつもりなんだ……でしょうか?」
 「無理に敬語使わなくてもいいのに……上層部からの仕事なんてただ事じゃないし、要件によっては私蹴るわよ」
 「それ隊長としてどうなんかな、お前」

 元同僚のいきなりの隊長呼びやしどろもどろの敬語、本当にそれは私に対して慣れていないような態度で、どうしてもその姿にはくすくすと笑ってしまった。確かに、始まりが一緒だった同僚がいきなり偉くなってしまったらそれはそれで関わりづらいだとか、そういうのはあるだろう。私だってスタートラインが一緒で下っ端としてコツコツと働いてたやつがいきなり偉くなったらしどろもどろにはなりそうだ。いや、どうだろう。私は自分で言うのもなんだけれど適応能力は高い方だし、それはないような?

 「行先は?」
 「ルグノール。知ってるか?」
 「るぐっ……!?知ってるも何も、あそこは……!!」
 「そう。奴隷制度を未だ実施してるクソみたいな街だ。そこに居る一人の奴隷を助けるのが今回の目的らしい」
 「なんでまた……それも一人……そういうのは他の部署の仕事だったじゃない」

 ルグノール。犯罪率の凶悪すぎる高さと奴隷制度を未だ実施している極めて異様な街だ。街から逃げ出して他の街で色々やらかす輩も多いし、それだけで済めばいいのだが若者の死亡率も群を抜いている。警察や病院といった組織もまともに働いていないし、とてもじゃないがそこに向かって無事に帰ってこれるとは思いがたい。昔同僚に調査に行ってそれきり帰ってこなかった仲間がいるのも記憶に新しい。

 「どうも上層部のお偉方のお孫さんが居るらしいんだ。そのお孫さんの出身地はエトルフィロア。お偉方の出身地だな」
 「エトルフィロアって……とんでもない激戦区じゃないのよ……」
 「そうだ。それを危惧したお孫さんの御両親、つまりお偉方の子供は運悪くルグノールに自らの子供を送るような結果になってしまったらしい。というか、自分の息子が連れ去られそうになった事があるらしくてな。そこからやむを得ず母方の出身地のルグノールの親戚に預けることになっちまったらしいんだが……母方はとんでもない金持ちだ。それもルグノールの中で最も財力のある。だからこそ、奴隷制度も厳しいものでな。どこで嗅ぎつけたのかは知らんが、お偉方は孫を救ってほしいみたいだ。まあ要は、ノスト、お前が隊長に相応しい力量か調べるのも兼ねてると思う」

 エトルフィロア。激戦区中の激戦区だ。世界の中でもトップを争うくらいの軍事力を持っているはいいが、やる事はやっている。正直に言うと死ぬ確率も高いし近付きたくない人も多いだろう。ただ、私にとって問題なのはエトルフィロアじゃなくてルグノールの方だ。エトルフィロアなら無理矢理鎮圧するくらいは可能だが、ルグノールならどうだ?正直、あの街は謎で包まれている。鎮圧できるとしても、それは一時の安寧になるだけなのでは?しかも助けるのは1人。その点を考えると正直……いくらなんでもリスキーすぎる。ハイリスクノーリターンをもいい所だ。つーか色々言いたいことはあるが元隊長にはこんな仕事やらせてなかっただろうが。
 悪態はついてみるが、それを功を奏す訳もない。というか相手が試してるつもりならこっちは完膚なきまでの結果を叩き出して上層部に頭を下げさせればいい。厄介払いというのもあるだろうが……そうだ、簡単な事じゃないか。逆になんでこんな簡単な発想に至らなかったんだろう。

 「お孫さんの名前と身長と体重、目の色と肌の色と年齢、母方の姓は」
 「おい、お前……やめといた方が……」
 「早く」
 「……名前は無い。身長は167cm。体重は……ひでぇな、41kg。目の色は赤。肌の色は白。年齢は14。母方の姓はライゼンハイマー」
 「ライゼンハイマー、ね。今から行ってくるわ。私が帰ってこなかったにしても、お孫さんの方はちゃんと連れて帰ってくるわ」
 「はぁ!?今からって……!つーか、帰ってこれる保証ねえなら行くな!!お前はもう隊長なんだぞ!?」
 「馬鹿ね。隊長だから行くのよ。上の命令に従うわけじゃない。ただ救うべき命を救うだけよ。お孫さんだけじゃない、救えるものは全て救うわ」
 「…………必ず帰ってこい」
 「保証はしないけどね」

 ルグノールにて後にサーガの仲間となるお偉方のお孫さんである一人の男の子を拾う訳だけれども、救うのが目的だったのにも関わらず結果的には救えたのかは分からない。初仕事にしては難易度が高かったけれども、無事ルグノールで働いてる人の事は救えたし、ルグノールそのものを握り潰すくらいは出来た。というかぶっちゃけて言ってしまうと男の子の事はもちろん、ルグノールもろくな結果にはなってない。もしかしたらルグノールそのものを握りつぶす必要はなかったんじゃないか、とか。彼は助けるだけ助けてあとは外の世界で生かしてあげた方が今よりもきっと幸せだったんじゃないかとも思う。ただ、それでも。
 私はあの時の隊長として課せられた初仕事にも、彼との出会いにも、後悔はしない。




18日前 No.159

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ノスト「さて、と……二度あることは三度あるんだっけ?」
千薬「ちっげえし!!三度目の正直!!シャラムカッッ!!」
フェンリス「取り敢えずは打倒ノストだな」
元「そうですね!隊長倒しましょう!思ってたよりも千千千さんが敵になってなくて今は安心してます。隊長曰くとんでもない天才って聞いてたんでちょっと構えちゃいました」
ノスト「とんでもない天才に変わりはないけど、心理学的分野は分かってても実践してないだけだと思うのよね」
千薬「オレサマちゃん心理学好きじゃないもん」
フェンリス「すまない、我は哲学的な話の方が好きなんだ。哲学的なものか宗教的、それか精神世界だな」
ノスト「精神世界は私も心理学勉強するついでにちょっとやってたわね。あれは心理学やってれば勝手に覚えてることだと思うんだけれど……いや、でも精神世界と心理学はまたちょっと違うジャンルだったかしら。つーか宗教学は最初から知ってるだろあんた」
千薬「そういうのは邪道!真っ直ぐに時代は生物学とか化学とか科学だよ!でも哲学で思い出したけど哲学的ゾンビに関してはオレサマちゃんも結構面白そうだなぁって思ってるところがあって」
元「あの、僕差し置いてよく分かんない話始めないでくれます?やらないんですか?」
フェンリス「ああ、すまない」
ノスト「それじゃあまぁ、いつも通りカードを確認したら元に戻して顔伏せましょうか」
千薬「あーい!」

村人×2
占い師×1
怪盗×1
人狼×2
合計6枚

ノスト「夜の時間よ。まずは占い師のターン。占い師は占って、誰かのカード、もしくは場の2枚のカードを確認しなさい」
元「いってぇ!?なんだこれピアス!?僕の指に刺さってね!?」
千薬「ごめんそれオレサマちゃんのだわ。顔上げたとき渡してちょ」
ノスト「次は人狼のターンね。人狼は仲間の存在を確認しましょう」
フェンリス「おい千薬、何故汝はやたらと我の腹にちょっかいを出してくるんだ鬱陶しい」
元「ごめんなさいそれ僕の足です!!」
フェンリス「は!?お前こんなに足長っ……はっ!?!?」
ノスト「最後に怪盗のターン。怪盗は交換しても交換しなくてもどちらでもいいわ。交換した場合は役職の確認を忘れずにね」

ノスト「それじゃあ全員顔を上げなさい。朝の時間、処刑会議よ」
千薬「はいCO!!オレサマちゃん占い師!!占った結果は〜」
フェンリス「待て、千薬。対抗CO。我が本物の占い師だ」
ノスト「フェンリスが……」
元「成長してる……!!あ、でも占い師はやっぱり2人なんですね。占いの結果は?」
千薬「オレサマちゃんは場の2枚を見たよ〜!理由はやっぱり一番情報量が多くて村の内訳が分かるってことかな!結果は村人、人狼が1枚ずつ!つまり、この村には狼が1匹居るってことだね〜。今回は結構村人陣営優勢かも!」
元「村人と狼ですか。確かに数字的には一番よくあるやつですね」
ノスト「で、フェンリスの占いの結果は?」
フェンリス「我は悪いが千薬を占わせてもらった。結果、千薬は黒、つまり狼だ」
ノスト「千薬が黒!フェンリスじゃなくて千薬が黒!ぎゃはははは!!」
フェンリス「いい加減本気で噛むぞ」
ノスト「ごめんなさい」
元「(フェンリスさんすげぇ)」
千薬「そんなことはどうでもいいんだようっ!!それはともかくっ、随分とふぇーくんにとって都合のいい結果が出たね〜うらやまち〜」
ノスト「はい、そこでストップよ千薬。ここでCOするわ。私は怪盗よ。千薬、残念だったわね、私はフェンリスと交換したわ。私が保証する、フェンリスは間違いなく占い師だったわ」
千薬「……おん?」
元「こ、これは……」
千薬「いんや、信用するにはまだ早いね。両方の占い結果が出たあとの怪盗なんてなんとでも言えるし!ちゅーか!ほんとにのっちゃんはふぇーくんと交換したの?」
フェンリス「……はぁ?」
千薬「悪いけどオレサマちゃんここで占いCO撤回すんね。オレサマちゃん人狼なんだわ」
フェンリス「だからそうだと先程から言っているであろう?」
千薬「ちっちっちっ、早いよふぇーくん。ただし、オレサマちゃんは怪盗にすり替えられた元人狼!」
元「……!!」
千薬「のっちゃんの怪盗COは遅かったんじゃない?村人陣営のふぇーくんと交換したならもっと早くCOしても良かったと思うんだけど?むしろふぇーくんより先にCOしちゃうくらいでもいいんじゃない?そうすればふぇーくんの占い師COはもっと信頼性が高いものだったと思うんだけど」
ノスト「いやいやいや、開幕いきなり貴方達がCO始めちゃってる内に入れるわけないでしょうが。どうせ出遅れたなら様子見してやろうって思って見てただけよ」
千薬「えー?のっちゃんのCOが遅かったのはのっちゃんが狼と交換しちゃったからじゃない?だからCO出来なかったんじゃないの?つまりさー、のっちゃんの交換先はふぇーくんじゃなくて、このオレサマちゃん、だったんじゃない?」
フェンリス「……それは……狼になってしまったノストが我と汝、千薬の殴り合いになりそうな展開を見て、千薬を吊るために交換先だけ騙りにでてきてるって事か?」
千薬「そうだよ。人狼と交換した黒怪盗は交換先の元人狼吊るのが一番確実に勝てるからね〜」
元「うーん、まあ、あってもおかしくはない話ですよね。仮にこの話通り、人狼の千千千さんが交換されてたら千千千さんは今怪盗で村陣営。……ってことは、あれ、これって前みたいに占い師両吊りにしたら村の負けになりますね」
ノスト「それは私が本当に千薬と交換してたら、の話ね」

18日前 No.160

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前回のあらすじ「オレサマちゃん占い師!ごめんやっぱ嘘!元人狼!人狼は1人だから今の人狼はのっちゃん!」「我は占い師だ。千薬は黒」「僕はまだ役職は開いてません」「私は怪盗。フェンリスと交換してフェンリスは占い師だったわ」


元「隊長が本当にフェンリスさんと交換してるのか、千千千さんの言う通り千千千さんと交換しているのか、どちらかが分からないですね」
フェンリス「仮に千薬、汝が今村側の人間だというならば聞くが、この村の人狼は何人だ?汝1人か?」
千薬「うん、そう!夜の時間に顔を上げたのはオレサマちゃん1人だったよ!」
ノスト「たった一人の人狼をピンポイントで私が交換して入れ替わられた?いやいや、いくらなんでもそれはきついんじゃない?」
千薬「有り得ない数字ではないと思うんだよにゃ〜。それに、のっちゃんが怪盗COしてる限り1人しかいない人狼は今のっちゃんなんだよ。投票先をのっちゃんに集めてくれれば村は勝てると思うけど?」
元「これは……投票先どうすればいいんですかね」
フェンリス「いや、待て元。これは普通に千薬の言い逃れじゃないか?ノストは我と交換したと言っておるし」
元「隊長が嘘ついてる可能性については考えないんですか?今まで散々引っ掛けられといて?それに、隊長は僕と交換して嘘ついてる可能性だってありますよ?あ、先に突っ込まれる前に言っておきますけど、僕も元人狼COです」
千薬「ちょっ……はーちゃん!?」
フェンリス「ふむ、やはりか」
元「隊長の交換先はフェンリスさんでもなく千千千さんでもなくこの僕、という可能性もありますよ」
ノスト「はァ?」
フェンリス「なる程、元も人狼だったのか」
元「この村には本当は千千千さんと僕の人狼二人が居ました。千千千さんは自分が交換されてるって言ってますけど、隊長が僕と交換していても何もおかしくはありません」
千薬「んー……その可能性はなくも無いけど……はーちゃんってもしかしなくてもバカ?」
ノスト「あらら、自爆してんじゃない。これで村の内訳フルオープンって事じゃない?」
千薬「それのっちゃんだけな!!」
ノスト「それはどうかしら?」
千薬「のっちゃんがオレサマちゃんと交換した黒怪盗だったとして、それでものっちゃんは今の今まで狼が1匹なのか2匹なのか確信持つ所までは行ってなかったんじゃない?でも今のはーちゃんのCOで狼2匹なのがバレた。このまま行けそうならはーちゃんは潜伏のままでもいいかと思ってたのに〜」
元「ごめんなさい!でももう残りの投票はほぼ博打だなって思いまして。隊長が本当のことを言うとはとても思えませんでしたし、だったら言っちゃった方がいいかと、独断ではありますが決めさせてもらいました」
千薬「んー、まあ投票先博打になる予感ってのは否めないよね〜。のっちゃんが本当のこと言うわけないってのもあるけど」
ノスト「言ったところであんた達が信じないだけでしょうが」
千薬&元&フェンリス「それな!!」
ノスト「仲良く揃ってそれなじゃねえよ」
千薬「今、オレサマちゃん達は自分が狼なのか村なのかわっかんねぇのに、のっちゃんだけはそれを分かってる状態だよ〜。のっちゃんにオレサマちゃんたちの命運握られてるとか絶望以外の何でもない!」
フェンリス「ノストは本当は結局誰と交換したんだ?」
ノスト「私はフェンリスと交換したって言ってるでしょうが」
千薬「ふぇーくん、のっちゃんはオレサマちゃんと交換してもはーちゃんと交換しても黒確定になるよ。「フェンリスと交換した」以外は言うわけないよ〜」
フェンリス「ふむ……これはノストが我と交換している白怪盗なら、黒である千薬に我とノストで投票して吊ればいいのだな?」
ノスト「そういうシンプルな話ね」
フェンリス「だが……千薬達が言うようにノストが白怪盗なら我は誰に投票すれば良いのだ?千薬と元、どっちが交換されているかわからない以上、黒確定なのはノストって事になるよな?」
ノスト「そうねぇ。フェンリスと元人狼の2人のどっちかでも私に投票すればまぁ私は吊れるでしょうね。ただ、どっちが交換されているかわからない以上、あの2人は元相方に投票するしか無いのよ。自分が村陣営なのか狼陣営なのか分からないんだもの。まあ、それもこれも私が狼と交換してたなら、の話だけどね」
フェンリス「くっ……なんだこれ、結局はノスト次第ってところか……」
ノスト「違うわよ。私次第じゃない。貴方達次第なの。私の交換はもう済んでるし動くことはない。あくまでも決めるのは貴方達の票だってことよ。まあつまり、貴方達が勝つか負けるかは私を信じるか信じないかで決まるのよ」
フェンリス「……う、くそ、戯言かもしれないのにノストが嫌に眩しく見える……!!」
ノスト「流石、疑心暗鬼の人間関係崩壊ゲーム。その名にふさわしい展開にはなったじゃないの。さあ、会議終了の時間よ。投票に移るわ。せーので処刑したい子を指で指しなさい」



フェンリス→千薬
千薬→元
元→ノスト
ノスト→千薬

千薬:2票
ノスト:1票
元:1票
フェンリス:0票

処刑:千薬


〜結果発表〜
フェンリス:占い師
千薬:人狼→怪盗
ノスト:怪盗→人狼
元&ノスト:人狼←Win!


千薬「やっぱりオレサマちゃんだったじゃん!!!!!!!」
フェンリス「のっ、のすっ……のすっ、おまっ……!!」
元「え?僕も勝ち?やった」
ノスト「まあ貴方の勝ちは私のおまけみたいなものでしょう」
元「隊長の馬鹿……!!」
フェンリス「しかし、元がノストに投票していることから考えると元は本当にノストを黒怪盗とは考えてなかったのか?」
元「あ、いえ、僕はもはや博打でした。交換されてるかもされてないかも正直……。だったら勝敗良いから隊長吊れないかなって……。もしかして僕以外に誰かの票が動いて隊長に入れば隊長が吊れるんじゃないかと思いまして。さすがにそこまで上手くは行きませんできたね」
千薬&フェンリス「その手があったか!!」
ノスト「その手もねぇよ」
元「今回、っていうかずっと隊長だけが余裕な感じだったのでなんとか一矢報いたいとは思ってて……」
千薬「わかる」
元「COもですけど、僕も千千千さんも交換されてるって主張することでフェンリスさんを迷わせればフェンリスさんの票が隊長に動くかも、と思ってたんですけどね」
ノスト「本当に私が吊られてたらあんた負けてたわよ」
フェンリス「ノストを信じた結果我は負けたんだがな……」
千薬「…………そんな日もある」
フェンリス「千薬のノスト黒怪盗説は完全にただの言い逃れだと思ってたんだがな……」
千薬「まあね〜。ふぇーくんにドンピシャに占われちゃってた上にそのふぇーくんにのっちゃんの保証がついちゃったあの状態じゃ、オレサマちゃんが吊りを回避するにはあの可能性を推していくしか無かったからね。言いながら内心苦しー!!とは思ってたけど!まあ実際交換されてたけど……。投票はのっちゃんに入れてなかったのが痛かったね。のっちゃんが狼と交換してない可能性、オレサマちゃんが交換されてる可能性、はーちゃんが交換されてる可能性、この三つを考えて迷った挙句についに投票しちゃったからな〜。今回は完全にのっちゃんに遊ばれてた!」
元「今回はっていうか今回もって感じですよね……」
フェンリス「それは言うな!!……だが、一番最後に行動できる怪盗、しかも黒怪盗って実際のところは最強なんじゃないか?」
ノスト「黒怪盗でもやばい事くらいはあるわよ。交換された相手に気付かれたら相手はほぼ自分に投票してくるからね。今回は交換した相手を特定できるような発言を私がしなかったってのがポイントね。今回みたいなのは狼が2匹いる村だからで、1匹狼の場合は、黒怪盗の言動によってはすぐに気付かれることもあるしね。しかし……今回はちょっとヒヤッとしたわね。なかなかやるじゃない、千薬」

千薬「その明らかに馬鹿にしてますって顔で言わないでくれるオバサン!!」
フェンリス&元「あっ」
ノスト「…………ん?」
フェンリス「えーっと…………は、元、どこか行かないか?」
元「あ、い、いいですね〜…………は、はは……、ど、どこか食べに行きません……?お、奢りますよ……」
フェンリス「い、いやいや、我の分を払ってもらうのは気が引ける。我が奢ろう」
元「そ、それじゃあ…………」
フェンリス「ま、また……」


千薬「オバサンって言ってすみませんでした!!!!!!!」


ノスト「あ゛ぁ!?!?」


千薬「すみませんでした!!!!!!!」



18日前 No.161

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15日前 No.162

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 色々あったけれど(年上にまだ隊長は早いっていびられたり悪質かつ陰湿的な子供の悪戯に巻き込まれたり隊長やめろとせがまれたり隊長やめさせるためにいきなり喧嘩売ってくる大馬鹿野郎が居たり)、斯くして、なんとか高校の時からなるんだ、と決めていたサーガの隊長になる事が出来た。本当に楽な道ではなかったし、自分で言うのもなんだが年齢もまだ若い。正直に言ってしまえば、頼りないのは当然の事だろう。それでも、こうして隊長になる事が出来たのは我ながら言うのもなんだが今までの努力の結晶だろう。あまりこういう痛々しいことは考えたくないのだが、こればかりは自画自賛しても怒られはしまい。というか、少しくらいはさせてくれてもいいだろう。今まではなるべくそういうのはらしくもなく控えて生きてきてたんだから。

 「ノストぉ………じゃあなくて、……隊長、上層部から仕事の依頼が来てる……ます。上層部からということもある……ます、し、急ぐ案件なのは間違いないとは思うん、のですが……恐らくおま……隊長を試すつもりなんだ……でしょうか?」
 「無理に敬語使わなくてもいいのに……上層部からの仕事なんてただ事じゃないし、要件によっては私蹴るわよ」
 「それ隊長としてどうなんかな、お前」

 元同僚のいきなりの隊長呼びやしどろもどろの敬語、本当にそれは私に対して慣れていないような態度で、どうしてもその姿にはくすくすと笑ってしまった。確かに、始まりが一緒だった同僚がいきなり偉くなってしまったらそれはそれで関わりづらいだとか、そういうのはあるだろう。私だってスタートラインが一緒で下っ端としてコツコツと働いてたやつがいきなり偉くなったらしどろもどろにはなりそうだ。いや、どうだろう。私は自分で言うのもなんだけれど適応能力は高い方だし、それはないような?

 「行先は?」
 「ルグノール。知ってるか?」
 「るぐっ……!?知ってるも何も、あそこは……!!」
 「そう。奴隷制度を未だ実施してるクソみたいな街だ。そこに居る一人の奴隷を助けるのが今回の目的らしい」
 「なんでまた……それも一人……そういうのは他の部署の仕事だったじゃない」

 ルグノール。犯罪率の凶悪すぎる高さと奴隷制度を未だ実施している極めて異様な街だ。街から逃げ出して他の街で色々やらかす輩も多いし、それだけで済めばいいのだが若者の死亡率も群を抜いている。警察や病院といった組織もまともに働いていないし、とてもじゃないがそこに向かって無事に帰ってこれるとは思いがたい。昔同僚に調査に行ってそれきり帰ってこなかった仲間がいるのも記憶に新しい。

 「どうも上層部のお偉方のお孫さんが居るらしいんだ。そのお孫さんの出身地はエトルフィロア。お偉方の出身地だな」
 「エトルフィロアって……とんでもない激戦区じゃないのよ……」
 「そうだ。それを危惧したお孫さんの御両親、つまりお偉方の子供は運悪くルグノールに自らの子供を送るような結果になってしまったらしい。というか、自分の息子が連れ去られそうになった事があるらしくてな。そこからやむを得ず母方の出身地のルグノールの親戚に預けることになっちまったらしいんだが……母方はとんでもない金持ちだ。それもルグノールの中で最も財力のある。だからこそ、奴隷制度も厳しいものでな。どこで嗅ぎつけたのかは知らんが、お偉方は孫を救ってほしいみたいだ。まあ要は、ノスト、お前が隊長に相応しい力量か調べるのも兼ねてると思う」

 エトルフィロア。激戦区中の激戦区だ。世界の中でもトップを争うくらいの軍事力を持っているはいいが、やる事はやっている。正直に言うと死ぬ確率も高いし近付きたくない人も多いだろう。ただ、私にとって問題なのはエトルフィロアじゃなくてルグノールの方だ。エトルフィロアなら無理矢理鎮圧するくらいは可能だが、ルグノールならどうだ?正直、あの街は謎で包まれている。鎮圧できるとしても、それは一時の安寧になるだけなのでは?しかも助けるのは1人。その点を考えると正直……いくらなんでもリスキーすぎる。ハイリスクノーリターンをもいい所だ。つーか色々言いたいことはあるが元隊長にはこんな仕事やらせてなかっただろうが。
 悪態はついてみるが、それを功を奏す訳もない。というか相手が試してるつもりならこっちは完膚なきまでの結果を叩き出して上層部に頭を下げさせればいい。厄介払いというのもあるだろうが……そうだ、簡単な事じゃないか。逆になんでこんな簡単な発想に至らなかったんだろう。

 「お孫さんの名前と身長と体重、目の色と肌の色と年齢、母方の姓は」
 「おい、お前……やめといた方が……」
 「早く」
 「……名前は無い。身長は167cm。体重は……ひでぇな、41kg。目の色は赤。肌の色は白。年齢は14。母方の姓はライゼンハイマー」
 「ライゼンハイマー、ね。今から行ってくるわ。私が帰ってこなかったにしても、お孫さんの方はちゃんと連れて帰ってくるわ」
 「はぁ!?今からって……!つーか、帰ってこれる保証ねえなら行くな!!お前はもう隊長なんだぞ!?」
 「馬鹿ね。隊長だから行くのよ。上の命令に従うわけじゃない。ただ救うべき命を救うだけよ。お孫さんだけじゃない、救えるものは全て救うわ」
 「…………必ず帰ってこい」
 「保証はしないけどね」

 ルグノールにて後にサーガの仲間となるお偉方のお孫さんである一人の男の子を拾う訳だけれども、救うのが目的だったのにも関わらず結果的には救えたのかは分からない。初仕事にしては難易度が高かったけれども、無事ルグノールで働いてる人の事は救えたし、ルグノールそのものを握り潰すくらいは出来た。というかぶっちゃけて言ってしまうと男の子の事はもちろん、ルグノールもろくな結果にはなってない。もしかしたらルグノールそのものを握りつぶす必要はなかったんじゃないか、とか。彼は助けるだけ助けてあとは外の世界で生かしてあげた方が今よりもきっと幸せだったんじゃないかとも思う。ただ、それでも。
 私はあの時の隊長として課せられた初仕事にも、彼との出会いにも、後悔はしない。


15日前 No.163

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4月10日
 母さんが亡くなった。ロシアから帰国する空港機が墜落したらしい。
 父さんと千聖と千夜と千春で生きていなければいけない。父さんの仕事の都合上お金に困ることはないけど……困ったな。生憎家事は苦手なんだ。

4月11日
 父さんが過労で倒れたらしい。いい歳してるのに何してんだあの人。母さんの分まで頑張ろうとなんてしなくていいのに。

4月12日
 千聖と喧嘩した。妹のくせに生意気だ、あのガキ。

4月13日
 暫く父さんは大きな実験に携わるとかで今日を含めて一週間家を開けるらしい。なんとかなるとは思うけど、問題は家事だ。
 4人も兄弟がいて誰1人家事が出来ないのは困りものだ。唯一千春が希望の星といったところか。

4月14日
 千夜が同級生に怪我をさせたらしい。
 父さんがいない時に限ってそういうことするのは勘弁してくれよバカ野郎。

4月15日
 千聖が父さんが帰ってきたら驚かせてやるって言って料理の勉強し始めた。それは一向に構わないし大歓迎なんだけど……今更すぎない?

4月16日
 千夜がまた喧嘩してきた。だから父さん今居ないつってんだろ。

4月17日
 千春が泣いて帰ってきたと思ったら転んだらしい。頼むからそんな事で泣かないでくれ。千春の泣き虫は早急に治す必要がある。

4月18日
 父さんが実験に巻き込まれて亡くなったと聞いた。父さんの友人に引き取ってくれる人が居るらしい。
 ……嫌な予感がする。本当に大丈夫か?

4月19日
 嫌な予感が的中したようだ。……困ったな。弟達に能力が無かったのが不幸中の幸いと言うべきか。


6月30日
 ピアス痛てぇ。勝手に人の体に穴開けんなっつーの。


8月6日
 痛覚が無い。やけに音が鋭く聞こえる。耳が痛い。やっぱり痛くないような。分からない。


10月23日
 鼻の骨が折れた。嗅覚が駄目になったらしい。くそ。痛くないし。嫌に目が冴える。なんだこりゃ。


3月7日
 舌引っこ抜かれる所だった。痛くないし。味覚も無い。なんだこれ。きも。


4月19日
 一年目。なんかもう散々だ。生きるために逃げよう。


5月9日
 あの野郎も能力持ちなのは誤算だった。呪詛が能力なんて論外すぎる。くそ。珍しく痛覚が働いてやがる。痛みで死にそうだ。


9月8日
 子供を拾った。捨てられてたみたいだったけど、小さいのにある痣からして所謂家庭内なんとかだろうか。ネーミングセンスが無いので千夜に名前は任せた。「いちじ」ってなんだ。だせぇ。

9月10日
 双子を貰った。ドイツ人のクォーターらしい。ドイツ語の辞書を引いて兄を「フィデリオ」、弟を「ヘルゲ」にした。つかこの2人チートじゃね。

9月20日
 能力者で施設でいじめられてるらしい子を拾った。随分とギャンギャンと噛み付いてきたので名前は「をとめ」にしてやった。ざまあ。

9月29日
 いちじと同じくらいの子を拾った。能力がこりゃまたとんでもない。知らない間に千夜が名前を付けていたらしい。「にじ」ってなんだ。だせぇ。

11月3日
 バイト漬けだった事もあって久々に施設に行った。双子の姉妹。なんか一際目立った喋り方が方言の子だった。千聖はシャイな子だからと姉を「塞」、妹を「阻」という名前をつけたらしい。はて、シャイな子だったか?
 千聖嫌われてないか?

11月7日
 今日も2人貰った。双子なのかと聞いてみたら女の子の方が頑なにそれを認めなかった。男の子の方はぼんやりしていたし、確かに双子と言うには無理があるな。
 千春もネーミングセンスは無かったみたいで、男の子は「木木」、女の子は「水水」みずみずって最初読んだわ。流石兄貴の弟。

12月25日
 すまん、可愛い弟達。兄貴はバイトだよ。代わりに千聖達と楽しんでくれ。こんな兄貴でごめんな。

1月1日
 すまん、可愛い妹達。今日もバイトだよ。代わりに千夜……は怖いから千春と楽しんでくれ。こんな兄貴でごめんな。

2月7日
 施設に行ったら随分と自信家な男の子がいた。
 1人だったみたい。なんだか可哀想だったので拾ってきた。名前は「安曇」。我ながらいいネーミングセンスだ。




4月18日
 ロシアに行ってきた。どうやら父さんと母さんが死んだのは偶然じゃなかったらしい。
 能力名「呪詛」。困ったな。かなり厄介だ。あの時始末しておけばよかった。今はどこにいるんだ?必ず潰さなければならない。







3月22日
 どこだ?






7月4日
 どこに居る?







2月29日
 見つからない。諦めるしかないのか。









×月×日
 学園で問題ごとが起こったらしい。あいつかと思ったが違うみたいだ。
 さっさと尻尾を出せばいいものを。絶対に始末する。

15日前 No.164

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 ────遠い、遠い私にとっては笑い話にも出来ちゃうけど、貴方にとっては笑えない話。私が居なくなった事によって深い深い森に落ちた貴方はもう、私を頼らないで1人で行くのよ。

 隊長に14歳の時に助けてもらって、その時に残っていたのは死体の腐敗した腐臭だったのだけれど、その時の隊長の赤く輝いた髪は本当に美しいと思った。あの人が居ないと僕は今頃どうなっていたのかな、なんて思う。
 僕の事を助けてくれた隊長に手を引かれて感じた時の隊長の体温は、本当に本当に柔らかくて、一生モノの宝物ぐらいのその柔らかな温もりが愛しくて愛しくて、離したくないななんて思ってしまった。隊長に握られたその指が解けた時には、始まりを告げたのか、終わりを告げたのかは分からない。でも、僕の心にはなにか大きな穴が空いたみたいに、枯れた音色の鐘が耳の奥でなったような、そんな気がした。

 「元。貴方はもう一人で行くのよ」

 そんな事を、言われた気がした。
 ずっと隊長の手足になれると思ってたから。2人で1つに、なんて願ってしまっていたから、歩き出せば影が重なって隊長と僕が1人になって。嘘をつくようなこともなんだかバカバカしくなっちゃって、嘘をつく声も出なくなって、いつの間にか絶え絶えになって。僕が俯いてる時はいつも隊長も俯いて僕を、昔僕を連れ出してくれたみたいに、優しく抱きしめてくれて、影は一つになる。その感覚が僕にとっては嬉しくて、切なくて、暖かくって。
 “私も一人で行くのよ?”
 隊長の瞳がそんなことを語っているなんて、知りも……知ろうとも、しないで。

 僕は、気付かない内に隊長に対して親を愛するかのような淡い恋に落ちていたらしく、隊長みたいな高い高い崖に咲く花に、手を伸ばそうとなんてしちゃって。

 「そんな高い所じゃ届きませんよ、隊長」

 分かってるくせに、届かない隊長の姿に、今度は一人で行くしかないんだって、思い知らされる。


 「隊長にとって、遠い遠い笑えない話……だといいです。もしもですよ?……いつか僕が居なくなったなら隊長はずっとずっと深い深い森に落ちて、……隊長は1人で行くしかないんですよ」

 あんな言葉を言った元の意味がわからなかったけれど、分からないまま、影はずっと1人だと勘違いしていざ歩き出せば私だけの独り。嘘ついて笑う事も、嘘をつくことさえももう疲れてしまった。俯いて1人、嫌に広い黄金の部屋で確かに思い知らされる。君と……あの子と、2人で居たんだと。本当にそばに居てもらっていたのは、自分の方なのだと。
 本当に深い森に落ちていたのはあの子の方じゃなくて私の方で、黒く煤けて、ずっと隠していた何かは汚れてしまって、それで終わり。それだけの話なの。貴方にもう、私は必要ないの。


 元、あなたはもう、1人で行くのよ。


15日前 No.165

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とある家の七人姉妹と七人兄弟、求める物は“ナニカ”(名前が決まってないんです)
その家にはその“ナニカ”があるんですね。“ナニカ”は何があるのか分からない、ただ噂に聞くと永遠の幸福が詰まっているという。ただ、その“ナニカ”が手に出来るのは家族のうち1人だけ。
それを求めるために能力は無し!武術や芸術、話術や武器で騙し合ったり殴りあったりして、たまに一時休戦したり同盟組んだり寝返ったり裏切ったり、家族にも関わらず互いを潰しあって“ナニカ”を求める……

 血縁戦争、初期設定


15日前 No.166

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タウゼント・アルツナイ
……簡単に言うならゲームマスターみたいな子。定期的にヒントをくれるんだけどそのヒントを信用するか否かは姉妹兄弟の判断にかかってます。どこで嘘ついてるかが見極めどころ。ちなみに1人1回だけ嘘かどうかを聞けるようにしようかなぁと。それに対する答えは伝言板でお伝えする予定。見たらすぐ消してくださいね。“ナニカ”を知っている。ただしシーベルト家の人間ではない様子。謎の子。日本語で千薬。

“ナニカ”(名称未定)
……シーベルト家に伝わる手にすると幸福をもたらせると言われるもの。それがどんな形をしているのかも姿をしているのかも、どんな幸福を与えてくるのかも分からない。ただ分かることはシーベルト家の1人だけが手にすることが出来る。血縁戦争の根源。

シーベルト家
……ヨーロッパにあるとある富豪の家。シーベルト家にある“ナニカ”の存在は世界的に知られており、それを求めるためにシーベルト家の養子になる者も多い。現在の家族構成は父、母、六姉妹、六兄弟。父、母は私が引き金として扱うのもあるので募集は六姉妹と六兄弟のみ。(もしかしたら使用人とか募集してもいいかも)日本語で勝利と平和を意味する苗字。

血縁戦争
……シーベルト家で代々行われる“ナニカ”争奪戦。ちなみに現在のシーベルト家当主(父親)が前回の“ナニカ”所得者。“ナニカ”について一番知っている人物だが情報は何もくれない。戦争方法は簡単、自らの生まれ持った物を活用して乗り切ること。逃げる事も可能だが、姉妹兄弟内でそれを引き止めたり等の妨害や逃げると装ったフェイクもある。武器の所持は可能。ただし包丁や農具は原則禁止。万が一の時は果物ナイフやドライバー、ハサミやホッチキスなど日常生活で使えるもので乗り切っていきましょう。

15日前 No.167

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14日前 No.168

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0



 橘伊織……大まかな設定変更案無し。ちょっと複雑なところは削っていく予定。
 縁楔……大まかな設定変更案無し。複雑なところは徐々に削ったり追加していく予定。
 四月一日徹守……姉妹校の同学年。それ以外の大まかな設定変更案無し。複雑なところは徐々に削ったり追加していく予定。
 地雷千里……変更案無し
 舶来秋良……変更案無し



× 平岩英介(ひらいわ/えいすけ)
……伊織の幼馴染み兼保護者のようなもの。性格などの大きな設定変更案無し。周りからのあだ名は「ひらちゃん」

× 久保宮奏(くぼみや/かなで)
……千里の幼馴染み兼保護者のようなもの。性格などの大きな設定変更案無し。周りからのあだ名は無いが一部に「奏ちゃん」と呼ばれる。

× 西条一夜(さいじょう/いちや)
……千里と秋良の部活の先輩。剣道部。風紀委員。性格などの大きな設定変更案無し。周りからのあだ名は「いっちゃん」



これくらいかな??

9日前 No.169

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超自己満足で書いてる小説版ゲシュヴィスタークリークネタ。

フートマッハー・シーベルト……五男。
養子。ドイツ語で帽子屋って意味がある。小説版だとアリスと一緒に行動をさせてもらってるから帽子屋がいいなぁと。16歳の思春期真っ盛りの男の子。アリスにやたら懐いてる。才能は握力。

ヘルゲ・シーベルト……四男
ドイツ語で『神聖な』という意味がある。タウゼント・アルツナイの血の繋がらない弟である(分かる人には分かるネタ)18歳。某スレよりちょっとだけ成長しました。才能は演技。

※ネタバレ※ヘルゲはフィデリオとの脱出を試みるためにフートマッハーの振りをしてアリスと今は逃げ場所を確保するために行動を共にしている。一瞬出てきたファイク(後述)はフィデリオ。

フィデリオ・シーベルト……三男
ドイツ語で『誠実』という意味がある。タウゼント・アルツナイの血の繋がらない弟であり、ヘルゲの血の繋がる双子の兄。18歳。ちょっとだけ成長しました。才能は変装。

※ネタバレ※演技は得意ではないが姿形を似せることを得意としている。その為途中で出てきたファイク兄さんは遠目から見ているだけでファイクだと分かるのだが実はフィデリオ。ファイクをあまり喋らせていない原因これ。

ファイク・シーベルト……次男
ドイツ語で『臆病者』という意味がある。21歳、コミュ障だけど東洋の女性と婚約している。逃げ場所を探している振りをしているが“ヴェルト”を手に入れて東洋の婚約者を幸せにすることが目的。

3日前 No.170

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

なろうで書いてるやつネタ。

・わんだぁらんど
……『タイム』の夢の中にある裏と表とを完全に切り離す『タイム』の夢そのもの。わんだぁらんどは『先生』の創造の世界。1個目のわんだぁらんどが上右下左が無かったのは『先生』の創造性の問題。ちょっと前まで『タイム』の夢の中に干渉してたから。ちなみにわんだぁらんどは増えていく感じで減らない。入る回数制限あり。何度も入れるのは『先生』だけ。


・『サイレント』
……※ネタバレ※ 『先生』の一人息子。一人目の嫁と逃げられた子供。嫁の兄弟関係の問題で『弾』とは血縁関係に当たる。ちなみに嫁は『先生』と離婚した後とんでもねぇ金持ちと結婚したので『サイレント』はおぼっちゃま。実は『先生』がお父さんって気が付いてる。


・『無感情』
……※ネタバレ※ 『無邪気』の弟。『無邪気』は実は才能者集団側だったのだが『無感情』との兄弟喧嘩で才能者集団を抜けて異能者集団になった。異能者集団の『記憶改竄』によって記憶を失わされてるので未だ『無邪気』の弟だとは気付いていない。

2日前 No.171

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

なろうで書いてるネタ、そのうち書くかもしれないし書かないかもしれない編

・『先生』
本名、先駆 生
読み、せんく うまれ
性別、男
才能、先生
年齢、44歳
種族、独り身おっさん
性格、割りとノリは若い。諦めっぽいけど熱もすぐに取り戻す。
容姿、無精髭ボサボサの髪猫背痩せ型、典型的な駄目おっさん。

・『タイム』
本名、明日香 大夢
読み、あすか たいむ
性別、女
才能、夢
年齢、25歳
種族、セーラー服電波
性格、なんか腹立つ。何してても腹立つ。英語が腹立つ。
容姿、真っ黒な髪と瞳、だぼだぼのセーラー服。痛い。

・『弾』
本名、冥率 弾
読み、めいりつ ぜん(コードネームの方はだん)
性別、男
才能、百発百中
年齢、23歳
種族、アルビノ学ラン叔父さん
性格、敬語キャラ。言うことは言うきっぱりタイプ。真面目。
容姿、真っ白な肌と髪。真っ黒な学ラン。痛い。

・『サイレント』
本名、冥率 静
読み、めいりつ せい
性別、男
才能、音・存在感
年齢、18歳
種族、猫背コミュ障箱入り息子
性格、コミュ障、人とのコミュニケーションが取れない。真面目。
容姿、真っ白な肌に真っ黒な髪、糸目。地味だけど金持ちの服。

・『永寿』
本名、寿 流
読み、ことぶき ながれ
性別、女
才能、不老長寿
年齢、地球と同じ
種族、全ての始まり
性格、年増だから話が長い。喋るのが遅い。まったり。
容姿、金髪のドリルツインテール。年齢考えるとキツイ。

・『無感情』
本名、音無 感太
読み、おとなし かんた
性別、男
才能、無感情
種族、記憶喪失
性格、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。
容姿、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。

・『姫』
本名、姫白 蒼太郎
読み、きはく そうたろう
性別、男
才能、お姫様
種族、男の娘
性格、お嬢様。トランスジェンダー。
容姿、完璧女の子。ゴスロリがよく似合う。

・『武蔵』
本名、武闘 刀華
読み、ぶとう とうか
性別、女
才能、剣豪
種族、サムライ
性格、大和男児。古風で真面目。
容姿、完全に侍。何年前の人ですか。

・『天才』
本名、天宮 才次
読み、あまみや さいじ
性別、男
才能、天才
種族、諸悪の根源
性格、よく眠る。
容姿、パジャマ。

2日前 No.172

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

やっべ途中から何か足りねぇと思ってたら年齢だわ

・『先生』
本名、先駆 生
読み、せんく うまれ
性別、男
才能、先生
年齢、44歳
種族、独り身おっさん
性格、割りとノリは若い。諦めっぽいけど熱もすぐに取り戻す。
容姿、無精髭ボサボサの髪猫背痩せ型、典型的な駄目おっさん。

・『タイム』
本名、明日香 大夢
読み、あすか たいむ
性別、女
才能、夢
年齢、25歳
種族、セーラー服電波
性格、なんか腹立つ。何してても腹立つ。英語が腹立つ。
容姿、真っ黒な髪と瞳、だぼだぼのセーラー服。痛い。

・『弾』
本名、冥率 弾
読み、めいりつ ぜん(コードネームの方はだん)
性別、男
才能、百発百中
年齢、23歳
種族、アルビノ学ラン叔父さん
性格、敬語キャラ。言うことは言うきっぱりタイプ。真面目。
容姿、真っ白な肌と髪。真っ黒な学ラン。痛い。

・『サイレント』
本名、冥率 静
読み、めいりつ せい
性別、男
才能、音・存在感
年齢、18歳
種族、猫背コミュ障箱入り息子
性格、コミュ障、人とのコミュニケーションが取れない。真面目。
容姿、真っ白な肌に真っ黒な髪、糸目。地味だけど金持ちの服。

・『永寿』
本名、寿 流
読み、ことぶき ながれ
性別、女
才能、不老長寿
年齢、地球と同じ
種族、全ての始まり
性格、年増だから話が長い。喋るのが遅い。まったり。
容姿、金髪のドリルツインテール。年齢考えるとキツイ。

・『無感情』
本名、音無 感太
読み、おとなし かんた
性別、男
才能、無感情
年齢、21歳
種族、記憶喪失
性格、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。
容姿、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。

・『姫』
本名、姫白 蒼太郎
読み、きはく そうたろう
性別、男
才能、お姫様
年齢、18歳。
種族、男の娘
性格、お嬢様。トランスジェンダー。
容姿、完璧女の子。ゴスロリがよく似合う。

・『武蔵』
本名、武闘 刀華
読み、ぶとう とうか
性別、女
才能、剣豪
年齢、25歳
種族、サムライ
性格、大和男児。古風で真面目。
容姿、完全に侍。何年前の人ですか。

・『天才』
本名、天宮 才次
読み、あまみや さいじ
性別、男
才能、天才
年齢、冷凍睡眠してるので31歳
種族、諸悪の根源
性格、よく眠る。
容姿、パジャマ。

1日前 No.173
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