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海に堕ちた小望月

 ( 書き捨て!小説 )
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@akira0908 ★Tablet=8inFfrnWZ2




「 あ、もうすぐで満月だよ 」

シャープな君の横顔は月明かりで照らされていて、儚くも美しかった。

「 ?もう満月じゃないのか? 」

「 ううん、今のは小望月。明日になれば満月になるよ 」

「 小望月?うーん、分かんねぇな 」

「 君はなぁんにも知らないね 」

楽しそうに微笑を浮かべる君。

「 悪いか、知らなくて 」

「 ねえ、小望月、落ちてるみたいに見えない? 」

皮肉気に言った俺の言葉は流され、海に映った“小望月”を君はうっとりとした瞳で見つめる。

「 確かに、堕ちてるな 」

「 うん、落ちてる 」

俺が君の中に広がる海に堕ちたのは、黄金色に輝く小望月の日の事だった。





※attention※
…書きたいことを好き勝手に書いてます
…キャラクター設定
…小説の下書き
…安定しない世界観
…本スレへの書き込み御遠慮願います。サブ記事、もしくは伝言板にて願います。




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@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

五人の戦士
◇白夜廉太郎:バッカス/エレキギター
主人公中の主人公といえばやっぱりこれ。デザイン性も良く音もチューニング一つでかなり変わる。秘めた音がまた素晴らしい。
◇水無月雫:グラスハープ
心地よい音の高い難易度の高いもの。耳障りな音の高さというよりはヒーリング効果のありそうな音の高さ。美しい音色。
◇湊水皐珀:ハープ
ペダルと弦の多さが有名で優しく滑らかでどこか独特な物語を含んだ音色が特徴的。儚げな短調が尚良い。
◇玄影あやめ:ヴァイオリン
演奏者によって一気に音色が変わるある意味難易度の高い楽器。高くも滑るような音が特徴的。臨機応変に対応できる面がある。
◇鮮倉京輔:マックストーン/パーカッション
力強いパワーのある主旋律をさらに華やかにする音色。扱う強さによって多種多様の表現法が特徴的。

3人の古代の力を受け継ぐもの
◇嘉瀬颯:バイブラフォン
ビブラフォン(所謂鉄琴)に比べて音が低めでジャズやクラシック向け。静かで穏やかでどこか力強い音色が特徴的。
◇夜長蓮:篠笛
儚く透き通るような高い音が特徴的。吹き込む息の強さによって全く違うものに聞こえる。繊細故にデリケートでもある。
◇氷鈴つらら:ヤマハ/バリトン
名前からわかるように伸びるような低い音の特徴的な現代では廃れてしまったという弦楽器の一種。一言で言うとめっちゃムズイ。



ヴァイス
◆サンクトゥス:テルミン
世界初の電子楽器。触れないで空間中の手の位置から音色や音量を作り出す姿は魔法そのもの。この楽器に関しては音は作り出すもの。
◆ゼット:トロンボーン
低音域は深く重々しく神秘的で高音域は輝かしく誇り高いとまで評される音色が特徴的。幅広い音色を持つ。
◆ウァーゴ:三味線
チューニング一つで変わる音色と3弦のみで繰り広げられる音階は素晴らしい。時に凛々しく時に儚い音が特徴的。
◆ホムラ:和琴
日本の和楽器と言えばこれ。優美で華やかな音色が特徴的。演奏者によって全く異なる味を出す。美的センスを裏切る事の無い音。
◆ラズルシェーニャ:エレクトーン
多数のペダルと2弾のキーボードで何10、何100通りの音色を作り出すことの出来る飽きのない音色が特徴的。
◆フェンリス:バセットホルン
クラリネットに近い音で高い音から低い音まで。クラリネットに比べて暗く重い曲など幅広い音色が特徴的。
◆ヴィロンイデア:ティンパニ
叩くだけではなくそこから音階を作り出せる力強さから少しの軽さまでを表現できる音色が特徴的。
◆タランス:サックス
深みがあってそれでも重々しすぎない重さと軽すぎない程よい軽さを持った高低差がはっきりとした音色が特徴的。
◆ハセ:オンド・マルトノ
ピアノに近い形をしているものの単音のみしか出せない、それでも美しい音色を持つ単音の美が特徴的。
◆メアリー:ツィンバロン
ピアノのように美しくハープのように深くチェンバロのように輝かしい現代では廃れてしまった世界的にも美しいと言われる音色が特徴的。
◆ヴェルグドキア:コントラバスクラリネット
クラリネットの中で最も音が低くデザイン性もよく大きなもの。深みのあるどこか耳に残る音色が特徴的。
◆ネネフタ:トランペット
誰もがご存知明るく軽快な音が特徴的。稀に見せるジャズ向けの儚い、大人びた音色は特に驚きもの。
◆ゴルグヴェイド:バッカス/ジャズベース
デザイン性がよくエレキベースに比べて音の深みが特徴的で音のズレが少し目立ちやすい。主旋律を奏でる時もしばしば。
◆パラシトゥース:大正琴
単音しか出せないにもかかわらず日本の和が琴とはまた違う味で表された儚い音色を持つ楽器。変わらない淡白な音色に惹かれる。



サーガ
◇ノスト:クロサワ/ヴィオラ・ダモーレ
バイオリン、もしくはヴィオラと言えばクロサワ。バイオリンほど目立たずチェロよりも際立つ。侮れがたしダモーレ、共鳴性が強い。
◇工藤寛:チェロ
低く穏やかとも言える優しいヒーリング効果のある音。それでもどこか荒々しい音を持った縁の下の力持ち。
◇バッツ・ヴェルスター:フェンダー(USA)/エレキベース
フェンダーはとにかくかっこいいデザインと音の重さと低さが特徴的。主旋律を奏でないものの無くてはならない音。クラッシックのチェロ、コントラバス立ち位置。
◇シーヴ=ヴィターレ:フルート
高く繊細で細い音。管楽器類の中でも扱いが難しく美しい音色が特徴的な楽器。近しい音でも微かに震える高低が綺麗。
◇雷蜃狗:コントラバス
現代にある弦楽器の中では特に低いクラシックやジャズ向けの楽器。目立つ事は少ないものの旋律を細々とそれでも影から支える力強い音色が特徴的。
◇伽々里桜羽:ヤマハ/クラシックピアノ
明るく滑らかな音と軽く弾きやすい鍵盤が特徴的。流石ヤマハ。クラシック特に長調。稀に見える短調の音は無くてはならないもの。



クラッシュ
◆バラン=アルーデ:フロアタム
パーカッションにあるスティックを使用して叩く内で音の低い方の打楽器。力強さで変わる強弱とどこか惹かれる音が特徴的。
◆双海 凛音・双海 玲音:マリンバ
一人でやってもよし、二人でやっても尚良し、やりようによってはピアノ同等の音色を叩き出す心地よい音が特徴的。
◆可児千紘:アコーディオン
ジャズに多用される重なったような流れるような多種多様な音が特徴的。ピアノとはまた違う鍵盤楽器の味わいがある。
◆子崎正獅郎:ハンマーダルシマー
ラテン語で「甘美な旋律」を意味する程の美しい音色と弾き方が弦楽器の中でも特に特徴的。
◆伽々里朔良:クラッシュシンバル
ドラムセットのシンバルその2くらいのアレ。クラシックやジャズ向けの旋律を支える細かな音が特徴的。
◆壱元:カワイ/ジャズピアノ
基本的に優しく暖かな音色。ジャズということもあり鍵盤を弾く音一つで一気に変わる。少しのミスは味になる。
◆ローズバルサム:胡弓
三味線から生まれたヴァイオリンのような形をした和楽器。新鮮で他の楽器とはまた違う音色を持つ。
◆操木昭穂:パイプオルガン
独特な美しさと独創的な長々と響く鏡やステンドグラスのような音色が特徴的。一度は誰もが立ち止まる音色。
◆小鳥遊悟:パンフルート
人類初の楽器と言われている。人が囁いて話すかのような優しく穏やかな音色が特徴的。

1ヶ月前 No.146

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

ノスト「元の二つ名を考えましょう」
フェンリス「何故?」
元「えっ、いいんですか!かっこいいのがいいです〜!」
ノスト「この中で元だけ二つ名的なの無いのよね。まぁ私の場合はノストが二つ名みたいなもんだけど、フェンリスには大地くんって名前があるし、考えましょうって事で」
元「た、隊長……!」

〜1時間後〜
ノスト「よし。出来た。2人はどうかしら?」
フェンリス「聞かなくとも」
元「はい!」
ノスト「じゃあ私からね。はいジャン、『超高速ハイパーピンポンダッシュ』」
フェンリス「ぶふっ……」
元「なんでです!?ていうかフェンリスさん笑わないでください!!」
ノスト「風属性だから……」
元「そんな安直な!!」
フェンリス「次は我が。『windows7』」
ノスト「ぶはっ!!」
元「なんでですか!!ていうかせめてそこは10にしてくださいよ!!隊長も笑わない!!」
フェンリス「風属性だから……」
元「あんたもか!」
ノスト「そういう元は何なのよ」
元「え、えーっと……『ダッシュマン』」
ノスト「ダサっ!!」
フェンリス「それはダサいぞ!!」
ノスト「ちなみに理由は?」
元「風属性だから……」
フェンリス「汝もか」
ノスト「そんじゃあまとめて元の二つ名は『超高速ハイパーピンポンダッシュwindows7ダッシュマン』で決定ね」
フェンリス「うむ」
元「ダサい!!」

1ヶ月前 No.147

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

フェンリス「それにしても……超高速ハイパーピンポンダッシュはいくら何でも常識が無さすぎじゃないか……?」
ノスト「超高速ハイパーピンポンダッシュは流石に失礼よね。何やってんのよ元」
元「隊長が付けたんでしょうが!!」
ノスト「あれ?」
元「とぼけんな!!」

1ヶ月前 No.148

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

高等部2年、狙撃部副部長、能力『ドラッグインセクトオアパラサイト』。7人の弟と6人の妹を一人で育てるとんでもお姉ちゃん。そのうち10人は孤児院とか養子縁組から貰ってきた子。

ロシアと日本のハーフで背がでかい。ノストさんと同じだったかな。
薬の能力者で、プラスアルファで微生物、虫、寄生虫を好きなよ〜に扱える子。ご両親は千薬はもちろん血の繋がった弟妹ちゃんも小さい頃に職場の仲間の陰謀で亡くなっていて、その後は父親の友人のお家に転がり込む形に。

まぁその父親の友人がとんでもゲス男で千薬の両親殺害の本命だったりします。千薬は後にまぁ父親の友人に能力者ということで人体実験と称した所謂ストレス発散の虐待対象になる訳なんですねぇ。ちなみに千薬の血の繋がった弟ちゃん妹ちゃん達には幸か不幸か能力がなかったので虐待対象にはなりませぬ。

千薬ちゃんは科学者の血を引いてるので頭が非常に良いので中学まで主席入学主席卒業してて実は言うほどお馬鹿じゃないんですねぇこれが。
千薬ちゃんはめちゃくちゃ頭がいいので(どれくらい頭がいいかって言うと六合亜留斗の4倍くらい(※亜留斗ちゃんはオリキャラの中で1番頭いい(よかった)子です。頭いい上に理知的でかっこいい子です。千薬とは大違い))賭博でお金稼ぎしてるタイプの子です。確率で全部導き出してるので9割7分は当たってる事もありお金には困ってないので中学二年の頃に弟妹連れて家を出ました。

それなりに広い家を買って(現金で即買い!)主に能力者の孤児をかき集めて今は千薬ちゃんが面倒を見てます。ちなみに兄弟の中で一番強い能力者ちゃんは中等部3年千千千フィデリオくん。後々本編に出したいなぁと思っていたり。フィデリオくんドイツ人のクォーターくんなんですが能力はバリバリ日本です。陰陽五行(陰陽師そのものにした記憶があるぞ??)っていう、まぁ簡単に言うと能力もの五大要素を扱える子です。(炎、水、金、土、木。)

さてフィデリオくんの話になりかけてましたが、千薬は実は超が付くほどの子供嫌いです。小動物も嫌いです。ただ千薬は能力者って理由で酷い扱いを受けてるのでその影響で鼻がへしゃげて嗅覚悪くなってますし舌引っこ抜かれかけてんで味覚も殆どないです。痛覚もありません。簡単に言うなら後天性無痛症ですかね。そんな経験があるので所謂能力者の子供を放っておけないわけですね。千薬は12歳の頃に痛覚と味覚と嗅覚を失っているのでそのせいで人生に面白みを感じないというのもあって子供たちにはなるべく自分と同じような体験はしないでほしい、みたいな唯一の千薬の人間らしさでしょう。

痛覚と味覚と嗅覚を失った代わりにめちゃくちゃ視力と聴覚がいいです。あと握力が普通にバケモノ。地獄耳なんてもんじゃない。爆音で音楽聞かせても蚊の鳴くような声で喋られて聞き取れるくらいには。視力は悪い振りしてるだけで3キロ先までは掌握できますよ(多分)。握力は254です(今咄嗟に決めた)。見た目が骸骨なだけに普通に怖いですね。骸骨に頭粉々にされるなんて勘弁。

あと千薬はピアスバンバン開けてますが(両耳、手の甲、指、舌、へそ、足の甲、首)ピアスを開け始めたのは無痛症になる前です。というか無理矢理開けられてるんですよね、あの子。そのせいで体に穴が一つ二つできようと気にしないようになったというか、もはや人間らしさが消えた原因でもあります。

1ヶ月前 No.149

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

フィデリオくんは千薬の血の繋がってない弟の方で血の繋がってない組では年長者です。ちなみに能力は見返してきたら陰陽五行じゃなくて「陰陽師」そのものでした。フィデリオくんつえぇ〜。

千薬がちょっとアレなのでフィデリオくんは比較的普通の子がいいなぁと。普通の子っちゅーてもあの千薬の弟だからね。全く普通じゃない。コミュニケーション能力がとても乏しい子。オール平仮名くん。

 「えへえへ、ふぃーくん可愛いよ可愛いよ〜!!さすがオレサマちゃんの弟ちゃんだよ〜!!」
 「や、やだぁ……お、おとこ、がかわいいとか……き、きもちわるいよ……ちやくねえちゃん……」
 「えー、じゃあ何、ふぃーくん強いよ!めっちゃ強いよ〜!!さすがオレサマちゃんの弟ちゃんだよ〜!」
 「う、うん、そうだよ〜……お、おれ、ち、ちやくねえちゃんより……つ、つよいよ〜……」
 「ふぃーくんのそういう所オレサマちゃん大好き」
 「や、やだぁ……」

1ヶ月前 No.150

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

ふぃーくんコミュ障の癖してめちゃくちゃ毒舌だといいなぁとか。兄弟の中でも物怖じしない性格だといいな。ちなみにすごく余談だけど本編でちょっとだけ触れた破壊獣になれる千薬の弟ちゃんはふぃーくんの式神の1人なんだなこれが。ふぃーくんの血の繋がってる双子の弟で式神の八咫烏くん(の予定)。

ふぃーくんとその双子の弟くんはドイツ人のクォーターなのでフィデリオは千薬命名『誠実』、その弟くんはヘルゲで『神聖な』って意味を持ってる双子ちゃん。フィデリオくん出た後ならヘルゲくんの方は名前だけチョロっと出てくる予定だから本格的には登場しない(かもしれない)けど、兄弟の中で一番まともなのはヘルゲくん。

フィデリオはコミュ障毒舌っていう謎すぎるタイプでヘルゲくんはコミュ力と配慮と気配りの塊。

 「ふぃー兄ちゃんはすっげぇ強いんだ!俺の自慢!」
 「や、やめてよへるげ……」
 「オレサマちゃんは!?」
 「…………ね、ネジがあれば自慢だぜ、ちー姉ちゃん!」
 「へるのそういう所大好き」
 「…………お、おう」
 「ちょ、ちょっとちやくねぇちゃん、へるげいじめないでよ……」
 「ねぇオレサマちゃん仮にも君ら育ててんですけど!?」
 「感謝してるって!な、ふぃー兄ちゃん!」
 「ま、まぁ……うーん……」
 「なんだその不服そうな顔は」

1ヶ月前 No.151

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

千千千千薬(ちやく)……高等部2年。女。薬品と虫の能力者。ぶっちゃけとある薬品があるとただのチートマン。握力がゴリラだから武器は要らないけどやたら武器持ちたがる。ちなみによく回復してよく自滅する。よく煽ってよく自滅するしよく遊んでよく自滅する。負ける場合は9割8分自滅。もしかしなくてもおバカ。強さいずなんばーつー。
「えへえへオレサマちゃんだよ〜んふんふでへへ〜あー、ちょもらんま食いてぇ」

千千千千聖(ちひろ)……高等部2年。女。ノット能力者。生真面目な普通の子。ただし流石千薬の妹、どこか感性がおかしい。デリカシーゼロ。千薬の血の繋がってる双子の妹。
「いつも姉がお世話になっております。お言葉ですが、服ダセェなおめぇ」

千千千千夜(ちよ)……高等部1年。男。ノット能力者。限りなく千薬に近いネジ吹っ飛んでる子。千薬の血の繋がってる弟。
「おっしゃあ!俺様の出番登場!!千薬の姉貴!スレンダーマン狩り行こうぜ!」

千千千フィデリオ……中等部3年。男。陰陽師の能力者。存在がチート。陰陽五行では飽き足らず式神やらなんやらなんでもござれ。神通力で神の御加護もあるラッキーボーイ。よくアニメとかにある「破ァ!!」つって爆発とかもよくあるよくある。千薬の持ってる薬品にフィデリオの神力詰まったのがある。強さいずなんばーわん。
「いっ……!?え、えぇ……やだぁ……ぼく、こ、こういうのむり…………」

千千千ヘルゲ……中等部3年。男。破壊獣、幻獣、神獣の能力者。まぁぶっちゃけると破壊獣、幻獣、神獣なれますよってだけな簡単な能力。基本的にはフィデリオの式神として八咫烏になってます。フィデリオくんが近くにいないと定期的にサラマンダーになる。得意分野は東洋の神獣。光属性と炎属性タイプ。強さいずなんばーせぶん。
「おいおい、ふぃー兄ちゃんしっかりしろって!ちー姉ちゃんはもちろんだけどひろちゃんとよるくんの顔立ててやんねぇと!」

千千千をとめ……中等部2年。男。光と音の能力者。光の速さで動いたり音の速さで動いたり音を生み出してそれを耳に埋め込んで洗脳したり普通に光で相手の目を潰したり色々えぐい。ちなみに名前は拾われる際に千薬に楯突いたので千薬による100パーセントの悪意。強さいずなんばーすりー。
「変な名前!?分かってるってば!俺だって好きでこの名前じゃない!いいから黙って!!」

千千千千春(ちはる)……中等部2年。男。びっくりするぐらい生真面目。本当に千千千の家かと問われる。ノット能力者。千薬の血の繋がってる弟。
「えっと……いつもごめんなさい。今度粗品お届けに行かせてください。ごめんなさい」

千千千阻(はばみ)……中等部1年。女。ノット能力者。千薬の血の繋がってない妹。
「能力なんて持たんちゃ〜。ばってん持っちなくておおじょうした事なかもん、塞」

千千千塞(ふさぎ)……中等部1年。女。融解の能力者。物を溶かす能力。人間も溶かせる。そこから一気に固めることも出来る。溶かして固めてなんでもあり!千薬の薬だけは対抗できない。阻ちゃんの血の繋がったお姉さん。強さいずなんばーふぉー。
「能力なんてちゃてもなくても変わらんけんちゃ〜。どげんしぇなら強かんのよか、阻」

千千千木木(きぎ)……小6。男。植物の能力者。植物はみんなお友達。植物の無限の可能性を生み出すことが出来る。種まいて育てて首絞めてなんでもあり。力の制御できない系の子なのでフィデリオくんに力抑えられてる子。強さいずなんばーふぁいぶ。
「……植物は……みんな友達だよ……?愛情をかければ、それに応えてくれる……」

千千千水水(みみ)……小6。女。水の能力者。液体はみんなお友達。水の無限の可能性を引き出すことが出来る。水災害って怖いよね。水の塊作って人の顔面にぶつけたりなんでもあり。力の制御出来ない子なのでフィデリオくんに力抑えられてる子。木木との血は繋がってない。強さいずなんばーしっくす。
「木木なんかと一緒にしないでくれる!?あんな不思議頭と私は違うの!」

千千千安曇(あずみ)……小4。男。天候の能力者。天気はいつだって俺様の味方。千薬の影響を大いに受けて一人称は「オレサマちゃん」。誰が吹き込んだかって?「私が来た!プルスウルトラ!!」……何でもないです。強さいずなんばーえいと。
「オレサマちゃんが居れば天気の保証は出来るよ!まっかせてー!」

千千千にじ……小1。女。物語の能力者。なんでもかんでもストーリーにしちゃえばなんでもあり。客観的に見てなんでもかんでも自分の思う通り。気に食わないところがあれば修正入れて書き直しちゃう。能力制御できないのでフィデリオくんに力抑えられてる子。強さいずなんばーないん。将来的にはふぁいぶくらいになるんじゃないかな。
「つまんないよ〜えい!かきかえちゃえ!……え、だめぇ?」

千千千いちじ……小1。女。ノット能力者。にじの血の繋がってない妹。一番年下ちゃん。でも千薬に拾われたのは生まれてほとんどすぐ。
「にじちゃんはいちじのおねえちゃんなんだよ。すごいんだよ、にじちゃん」

1ヶ月前 No.152

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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1ヶ月前 No.153

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

・能力もの

・特別能力的なめっちゃ力の強い能力者がいて、その能力者は力が強すぎる故に敵側に狙われている

・特別能力(とここでは呼ぼうかと)は力が強すぎる代償(?)として左目に色が宿っておらず(白っぽいおめめ)まぁ特別能力者だってひと目でわかる感じに

・ついでに言うと左目の色彩がない代わりに右目の色がある方がめちゃくちゃ綺麗。いっそ宝石

・特別能力者が左目の色彩を取り戻すには左目を誰かに噛んでもらう事が条件

・噛まれると左目を噛んだ人の瞳の色になる(オッドアイの人に噛まれたら左目だけその人の目になるとかね)

・特別能力者はま今よりも能力を更に強く!そんで微細なとこまで扱えるようになり、左目を噛んだ人の能力が2分の1の確率で使えるようになる

・特別能力者の左目を噛んだ人はフタゴムシ宜しく一生添い遂げる

1ヶ月前 No.154

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

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1ヶ月前 No.155

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0



 ────遠い、遠い私にとっては笑い話にも出来ちゃうけど、貴方にとっては笑えない話。私が居なくなった事によって深い深い森に落ちた貴方はもう、私を頼らないで1人で行くのよ。

 隊長に14歳の時に助けてもらって、その時に残っていたのは死体の腐敗した腐臭だったのだけれど、その時の隊長の赤く輝いた髪は本当に美しいと思った。あの人が居ないと僕は今頃どうなっていたのかな、なんて思う。
 僕の事を助けてくれた隊長に手を引かれて感じた時の隊長の体温は、本当に本当に柔らかくて、一生モノの宝物ぐらいのその柔らかな温もりが愛しくて愛しくて、離したくないななんて思ってしまった。隊長に握られたその指が解けた時には、始まりを告げたのか、終わりを告げたのかは分からない。でも、僕の心にはなにか大きな穴が空いたみたいに、枯れた音色の鐘が耳の奥でなったような、そんな気がした。

 「元。貴方はもう一人で行くのよ」

 そんな事を、言われた気がした。
 ずっと隊長の手足になれると思ってたから。2人で1つに、なんて願ってしまっていたから、歩き出せば影が重なって隊長と僕が1人になって。嘘をつくようなこともなんだかバカバカしくなっちゃって、嘘をつく声も出なくなって、いつの間にか絶え絶えになって。僕が俯いてる時はいつも隊長も俯いて僕を、昔僕を連れ出してくれたみたいに、優しく抱きしめてくれて、影は一つになる。その感覚が僕にとっては嬉しくて、切なくて、暖かくって。
 “私も一人で行くのよ?”
 隊長の瞳がそんなことを語っているなんて、知りも……知ろうとも、しないで。

 僕は、気付かない内に隊長に対して親を愛するかのような淡い恋に落ちていたらしく、隊長みたいな高い高い崖に咲く花に、手を伸ばそうとなんてしちゃって。

 「そんな高い所じゃ届きませんよ、隊長」

 分かってるくせに、届かない隊長の姿に、今度は一人で行くしかないんだって、思い知らされる。


 「隊長にとって、遠い遠い笑えない話……だといいです。もしもですよ?……いつか僕が居なくなったなら隊長はずっとずっと深い深い森に落ちて、……隊長は1人で行くしかないんですよ」

 あんな言葉を言った元の意味がわからなかったけれど、分からないまま、影はずっと1人だと勘違いしていざ歩き出せば私だけの独り。嘘ついて笑う事も、嘘をつくことさえももう疲れてしまった。俯いて1人、嫌に広い黄金の部屋で確かに思い知らされる。君と……あの子と、2人で居たんだと。本当にそばに居てもらっていたのは、自分の方なのだと。
 本当に深い森に落ちていたのはあの子の方じゃなくて私の方で、黒く煤けて、ずっと隠していた何かは汚れてしまって、それで終わり。それだけの話なの。貴方にもう、私は必要ないの。


 元、あなたはもう、1人で行くのよ。

1ヶ月前 No.156

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0





千薬「そこの年増のお2人!!ワンナイト人狼やりましょー!!」
フェンリス「……はて?汝は誰だ」
ノスト「人狼ゲーム。テーブルカードゲームね。あ、でもここに本物いるしリアル人狼ゲームでもやる?ところで年増ってどういう事かしら?」
千薬「え!?マジっすか!?怖っ!!のっちゃん怖っ!!」
フェンリス「????」
元「あ、何してるんです?……それとこの人は?」
千薬「なんか来た!!オレサマちゃんよりちっちぇ!!」
ノスト「ワンナイト人狼。ちなみにこの子は奇数が嫌いな私によって呼び出されたちょっと頭のネジが吹っ飛んでる子よ。精神的疲労がすごいだけだから大丈夫。このピアスマンは千千千千薬。そんで松葉杖男は壱元よ」
フェンリス「勘弁してくれ……」
千薬「おういえす!はーちゃんはワンナイト人狼知ってる!?あいのう!?」
元「ま、まぁ……なんとなく、ですが……はーちゃん……?それと隊長、僕この人嫌です」
フェンリス「我もだ」
千薬「早速ですがぁ、優勝賞品はオレサマちゃん特製今の状況を一転させるお薬が届きます〜」
元「は?」
ノスト「ああ、この子科学の能力者で……まあ簡単に言うとそれ明らかに科学じゃ無理だろって言われちゃうような薬を使っちゃうやばい奴って感じね。ちなみに能力名は『ドラッグインセクトオアパラサイト』応用で虫を扱うわ。ここは私も一緒ね」
元「何それ強っ!!怖っ!!」
フェンリス「……今の状況を一転させる薬……か……」
ノスト「ま、話してる時間が無駄だしサクッとルール説明しちゃうわね」

ワンナイト人狼とは?
→人狼ゲームをサクッと終わらせるアレ。村人と占い師と人狼はお分かりの通り。怪盗が夜の時間の行動で誰かプレイヤー一人と役職を交換できる。交換後、怪盗はその役職を知ることが出来るが、交換された相手は怪盗に入れ替えられたことはわからない。入れ替えた相手が人狼だった場合は、怪盗はその瞬間から人狼チームになり、人狼陣営の勝利を目指す。ただし怪盗は最初は村人陣営。人狼は夜の時間の行動で仲間の人狼がいるか確認できる。作戦会議などはできない。ワンナイト人狼ではプレイヤーの数+2枚のカードを使用する。プレイヤーに配られなかった2枚の余りのカードは「場」と呼ばれるテーブル中央に伏せた状態で置かれる。村人陣営と人狼陣営に分かれた後、プレイヤーは全員目を閉じ占い師→人狼→怪盗の順で特殊能力者が能力を行使する。プレイヤーが目を閉じている時間を「夜の時間」という。プレイヤーは能力者たちの行動の物音が聞こえないように

ノスト「机をバンバン叩きましょう。指の骨折れるくらいの勢いでね。千薬はイヤホンマックスで音楽でも聞いてなさい。ただし私が喋る時は私が外すからそこんとこよろしくね。あなたみたいな地獄耳がいると厄介よ。あとは処刑会議で人狼を見つけるってこと。勝利条件は普通のと一緒ね。フェンリスはなんとなく察してちょうだい。OK?」
千薬「うえぇ!?」
フェンリス「分かったような……?」
元「大丈夫ですよフェンリスさん、僕もやるのは初めてですから」
ノスト「手元のカードで役職を確認、確認したらカードを元に戻して全員顔を伏せましょう」

村人×2
占い師×1
怪盗×1
人狼×2
合計6枚

ノスト「夜の時間ね。まずは占い師のターン。誰かのカード、もしくは場の二枚のカードを確認して頂戴」
フェンリス「痛い痛い痛い痛い!!!!誰だ!!痛い!!!!それは机じゃなくて我の手だ!!!!」
ノスト「あ。ごめん。机じゃないと思ってたらあんただったの。次は人狼のターンね。人狼は顔を上げなさい。仲間の存在を確認してね」
元「さっきからやたらリズム刻んでんの誰です?」
ノスト「最後に怪盗のターン。怪盗は交換しても交換しなくてもいいわ」
千薬「へい!へい!よーよー!ちぇけらぁ!!」
ノスト&元&フェンリス「うっさい!!!!」
千薬「おう!そーりーそーり!3人もうるせぇぞい!聞こえねぇけど!!のーひーりんぐ!!」

ノスト「それじゃあ全員顔をあげましょう。朝の時間の処刑会議の始まりよ。時間は4分ね」
フェンリス「会議と言っても何を話せばいいんだ?我は村人と書かれておったぞ」
ノスト「占い師や怪盗から情報を出すの。喋ってる人が役職を騙ってる人狼の場合もあるけれどね。あと村人カミングアウトは意味ないからやめときなさい」
元「はい、それじゃあ僕がカミングアウトしますね。僕は占い師でした。フェンリスさんを占ったらフェンリスさんは白でした」
ノスト「……狼なのに?」
フェンリス「白は……人間か。うむ、その通りだ。ノストは紛らわしい事言うな」
千薬「オレサマちゃんもカミングアーウト!オレサマちゃんが本当の占い師!」
フェンリス「なるほど、これが騙りか」
ノスト「そうね。占い師の情報は大きいからどっちを信じるかで勝敗は確定したようなものかしら。……で?占い先と結果は?」
千薬「まぁ占い師二人の時点で分かると思うけど〜はーちゃん!えへ、ごめんね、勝手に見ちゃったえへえへ!黒。はーちゃんは人狼!わおーん!」
元「この人疲れるなぁ……」
フェンリス「……ほう?この場合はどうすればいいんだ、ノスト」
ノスト「二人の信用勝負ね。喋ってる様子を観察して嘘ついてる方を見つけましょう」
フェンリス「……あまりそういうのは得意じゃないんだが……」
元「あのー、千千千さんは僕が狼だと言いますけど、僕が一番最初にカミングアウトしましたよね?これ狼がやるには結構リスク高いと思うんですが……」
千薬「まあ、そりゃそだよね〜!狼が占い師騙った後に本物の占い師出てきたら立場は一気に逆転しちゃうもんね〜!はーちゃん大ピーンチッ!」
フェンリス「ふむ」
ノスト「でも、そう考えるのを逆手に取って狼が敢えて真っ先に『占い師』だって名乗り出ることもあるんでしょうが。ねえ、元?」
千薬「先に出た方が周りの様子を伺う必要が無い本物の占いっぽいしね!!ぽい!」
元「そこは最初にカミングアウトした分本物だと思ってほしいんですけど……」
フェンリス「ノストは元が狼だと思ってるのか?」
ノスト「決めつけるにはまだ早いわよ。後から出てきた方が狼なら本物に黒出しするのは当然よ」
千薬「ぬお!?オレサマちゃん狼見つけてんのに疑われちゃう感じ!?しょっきーん!!!!」
ノスト「自分以外は信用してんじゃないわよ」
フェンリス「おお……!……ん?でも元の占いは当たってるぞ?なんの情報もない最初に俺を村人だなんてまぐれ当たりみたいなこと出来るか?」
ノスト「あんた……博識な割にはこういうのはほんとに駄目なのね。直前に自分で村人だって言ってたでしょうがおバカ。それを聞いて騙った可能性もあるでしょ!」
フェンリス「むむ……」
千薬「というかこのままだとオレサマちゃんとはーちゃんの殴り合いだけで時間たっちゃうけど怪盗は?怪盗は居ないの?正直に言うとオレサマちゃん一人の頭ではーちゃん論破とか相手がどんな人かわかんない分絶対無理〜!ノット論破!」
ノスト「やろうって言い出したのあんたでしょうが!で、私は村人で怪盗じゃないわ」
フェンリス「我もだ」
ノスト「つまり、怪盗は場の二枚のカードに埋もれてるみたいね」
フェンリス「それじゃあやっぱりヒントは無いのだな……。我としては我を村人ってわかってた元がより本物っぽいと思うが」
ノスト「ほんとにあんた馬鹿ね」
元「僕と千千千さんだけの勝負みたいになってますけど、僕視点からすると情報の無さすぎる隊長も怪しいと思います」
ノスト「……はァ?」
元「可能性の話ですよ。怒んないでください。隊長は今誰からの保証もないですし、完全グレーの状態ですが、僕が占い師として出たから千千千さんが騙りに出て、隊長が潜伏してる狼の可能性は十分にありますよね?」
フェンリス「ほう……!冴えてるな、元!」
千薬「えー?でもでも、怪盗が狼と交換しちゃって、人狼になっちゃった元怪盗がカミングアウト出来ずに潜伏してるって可能性もさ〜?あるよね〜?ね〜??」
フェンリス「ほう……!!やるな、ピアス女!」
千薬「ピアス女じゃなくて千薬ちゃんだよ!ふぇーくん!」
元「村にいる狼が1匹ならその可能性もありますよね。僕も千千千さんも場を占ってないですから村の内訳の正確なところは掴みようがないです。だから怪盗がいるのかいないのか分からない、でも怪盗がいたとして僕視点、それは隊長か千千千さんなんですけど。例えば隊長が怪盗だったとして、そうなると千千千さんは一匹狼ってことになりますよね。ただ千千千さんが一匹狼の場合、占い騙りにはでてこないんじゃないかと。一匹狼は勝つの難しいでしょうし。でも千千千さんは騙りに出てますし、僕は怪盗は場に埋まっていて、千千千さんと隊長の2人が人狼なんじゃないかと考えてます」
フェンリス「ん?……んん?どういう事だ……??ノストも狼の可能性があるって事だな!?」
千薬「オレサマちゃんほんとに狼じゃないかんね〜!?それに、それははーちゃん視点であってオレサマちゃん視点はそうじゃないから!オレサマちゃん視点だと、はーちゃん黒確定は分かるけど、それ以外はさっぱりの助!のっちゃん狼もあるかもだけどそれを追求するための情報も時間も些か少なすぎるよね〜。ただふぇーちゃんは流石にただの村人なんだろーなって今は思ってるよーん。はーちゃんからの白判定ってのは引っかかるけどねん。ふぇーくんのこの態度が演技だったら流石のオレサマちゃんでも闇堕ちするんだけど!あははは!ま、だからさ、ふぇーくん、村人ならオレサマちゃん信じてた方がいいぜ〜?オレサマちゃんとはーちゃんの占い師両吊りでもいいからさ!はーちゃん吊っちゃいましょう!!」
ノスト「まあもう残りの時間も無いわね。この二人のどっちかが狼なのは間違いなんだし」
フェンリス「ハッ、そうか、狼は一匹吊ったらそれで終わりだ!千薬の言う通り投票数を合わせて両方吊れば良いのか!」
千薬「そーゆーこと!オレサマちゃんはもちろんはーちゃんね!」
元「もちろん僕は千千千さんに」
ノスト「私元ね」
フェンリス「我は千薬に。すまない」
ノスト「四分経過。投票時間よ。せーので処刑したい子指で指しなさい」


元→千薬
千薬→元
フェンリス→千薬


ノスト→千薬



元:1票
千薬:3票
フェンリス:0票
ノスト:0票

処刑:千薬

〜結果発表〜
フェンリス:村人
千薬:占い師
元&ノスト:人狼←Win!


フェンリス「……!?のすっ、えっ、のすっ!?!?」
千薬「このオレサマちゃんが綺麗にやられるなんて……!!」
元「今回場に埋もれてたのは村人と怪盗ですね。隊長は潜伏してた狼でした。投票先の裏切りとかは初心者のフェンリスさんには少し申し訳なかったです」
フェンリス「投票先変えるとかありなのか!?ずるじゃないのか!?」
ノスト「ありよ。ずるじゃないとは言わないけど、フェンリスも自分が白出しされたからって安易に元を信用しすぎよ」
フェンリス「いつも通りの汝らの程よい仲の悪さ的に仲間とは思えんだろ……」
千薬「オレサマちゃんは普段のお2人のことはよく知らんけど〜、はーちゃんがのっちゃんにカマかけたから仲悪いんかなって思っちったよ〜!てか結構むっずいね!実際やってみると思ってたより喋れない!」
フェンリス「だな。今回は村人で良かった。役職を引いていたら絶対にダメだったな。元も実際にやるのはこれが初めてと言うが……なかなかだな」
元「僕の占い騙りが当たったのがラッキーですね。リスクもありましたけど初心者のフェンリスさんがあそこで嘘ついてる可能性は低いと思って」
ノスト「だから無駄に村人カミングアウトやめなさいって言ったでしょうが。こうやってつけ込まれるか、逆に怪しまれたりするのがオチよ」
元「あとは今回は人狼が2人だったのが心強かったです。それも隊長!夜の時間に顔上げて隊長と目が合った時は顔伏せようかと思いましたけど……」
ノスト「はァ?」
千薬「でも実際ははーちゃんとの繋がりを感じさせずに上手に潜伏してたよね〜」
フェンリス「我に解説していたし、普通に狼探してる村人だと思っていたぞ」
千薬「そ、れ、に!なによりも占い両吊りからの票ずらしまで2人に上手いことやられちゃったしね!!このオレサマちゃんの目を欺けるって君ら只者じゃないね!!」
ノスト「まぁ、勝たなきゃしょうがないから協力しただけよ」
元「隊長〜!流石に泣きますよ!?泣きますよ!?」

ノスト「……ところで千薬、薬は?」
千薬「………………。そんなこと言いましたっけ?」
ノスト「え?サーガになりたい?しょうがないわね、隊長の権限でそれを許しましょう」
千薬「言ってない言ってない!!オレサマちゃんそんなこと一言も言ってないから!!てかオレサマちゃんまだ高校生!二年生!!分かる!?」
ノスト「あら。貴方の頭脳は確かよ。いて困る事は無いわ。それにその地獄耳も無痛症も無味覚も無嗅覚も千里眼みたいな異様視力も握力3桁の化物怪力も欲しいわ」
千薬「あのさぁ、オレサマちゃん本能的に“やばい”って思った奴の所には近付かない主義なんだよ〜」
ノスト「……へぇ?」
千薬「この!!オレサマちゃんに!!ここまで言わせること誇りに思えよ!!のっちゃん……ううん、お前!ただもんじゃない!!バケモノってレベルじゃない!!お前はなんだ!?」
ノスト「キャラどうしたの貴方」
千薬「そんなもんはいい!お前何だ!?人間の域を超えてる!バケモノですらまだまだ低い!」
ノスト「そうねぇ…………………………どこぞの隊長をやっているだけよ」
千薬「……バケモノが」
ノスト「あなたには言われたくないわよ」




1ヶ月前 No.157

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元「あ、す、すいません、僕ちょっとクラッシュから連絡入ってたみたいです、すいませんちょっと連絡かけ直します」
ノスト「謝りすぎよ。サクッと終わらせなさいね」
千薬「2回目やろうぜ〜!3人!のっちゃん奇数嫌いなんでしょ!?オレサマちゃん勝ちだよね〜!いえす!うぃん!!ふぇーくんもだいたい分かったでしょ!?」
フェンリス「まあ……」
千薬「リアル狼男居るのに人狼ゲームってスリルすごいねぇ〜!!ふぅ!!」
ノスト「フェンリスは狼男っていうよりは神獣とか幻獣の類ね。それにしても3人でやるなら平和村の確率上がるわね」
フェンリス「へいわむら?」
千薬「簡単に言うと全員白!ほわいとぅ!誰か死んだらアウトっ!」
フェンリス「……ほう?」
ノスト「ま、ひとまずやれば分かるわよ。カードは5枚ね。それじゃあ手元のカードを確認したら元に戻してご定番通り全員顔を伏せてちょうだい。千薬は……」
千薬「あいっ!」
ノスト「それで宜しい」


村人×1
占い師×1
怪盗×1
人狼×2
合計5枚


ノスト「はい、そんじゃあ夜の時間ね。取り敢えずテーブル叩いて千薬もテーブル叩きましょっか。かちわるのは無しよ。まずは占い師のターン。占い師は占いなさい。誰かのカード、もしくは場の2枚のカードを確認よ」
千薬「へいっ!でゅっとぅくとぅっ!あーはんえごいすとーいんっひえらるきー!」
フェンリス「日本語で頼む」
ノスト「次は人狼のターンね。顔を上げて仲間の存在を確認しましょう」
フェンリス「人狼って聞くと顔あげそうになるんだが」
千薬「ふぇーくん狼だもんね」
ノスト「最後に怪盗のターンね。怪盗は交換してもしなくてもどっちでもいいわ。交換後の役職の確認は忘れずにね」

ノスト「それじゃ、全員顔をあげなさい。朝の時間、処刑会議の始まりよ。3人村だし3分でいいわよね」
千薬「はいっ!そんじゃあ早速カミングアウトゥッ!オレサマちゃんは怪盗!ふぇーくん折角だから人狼引いてねぇかな〜って思ったからふぇーくんと交換したよ!ふぇーくんは村人!」
フェンリス「ああ」
ノスト「私もCO。私は占い師。場の2枚を見たの。場には人狼のカード2枚があったわ」
千薬「えっ、それってつ〜ま〜り〜?」
ノスト「ま、占い師として宣言するわね。この村は人狼のいない平和村って事ね」
千薬&フェンリス「…………」
ノスト「なによあんたら」
千薬「だってさぁ……ねえ?」
フェンリス「うむ……少し信じ難いな」
ノスト「そう来るとは思ってたけどね」
フェンリス「だって誰からも保証もないノストは狼の可能性があるのだろう?それに怪しいのはノストだけじゃない。実は千薬も狼でノストとグルって可能性もあるだろう」
ノスト「おお……!流石、覚えるのは早いわね」
千薬「おーおー!ふぇーくん冴えてんね〜!ただちょ〜っと疑心暗鬼……かなぁ?のっちゃんが怪しいのは同意だけど、オレサマちゃんは本当にふぇーくんと交換したし、少なくともオレサマちゃんとふぇーくんは間違いなく村陣営だよね」
フェンリス「そんなのは千薬が狼ならどうとも戯言は言えるだろう?」
千薬「いやいやいや!ふぇーくんと交換した白怪盗だからこそのスタート直後のロケットカミングアウトゥだったんでしょ!例えばふぇーくんに占い師の保証ついた後でオレサマちゃんが君様ちゃんと交換したって言っても占いの結果に便乗しただけに見えて君様ちゃんだって信用しにくいでしょ?」
フェンリス「それは……うむ……」
ノスト「……仮に私と千薬がグルならこの処刑会議自体が無意味なのよ、フェンリス。3人村で狼が二人になったらもうその段階で詰んでるんだから」
フェンリス「!!」
千薬「そーだよふぇーくん、オレサマちゃんとのっちゃんが二人狼なら投票で票を合わせるだけでふぇーくんのことを吊れちゃうんだぜぇ?この話し合いがどうなろうと関係なくね!まあ力技ってこと!ふぁいっ!!」
フェンリス「ふむ……確かに……。それなら千薬が白怪盗で村陣営だってのは信じても良さそうだな。しかしノスト、やはり汝は駄目だな。我の信用に足らぬ」
ノスト「そうねぇ。私については怪盗が私と交換しなかった以上証明のしようがないわ。平和村はそもそもとして発生する確率が低いし、ついさっきフェンリスを戸惑わせるようなことをした私が言ったら更に信用されにくい。今のあなたみたいにね」
フェンリス「…………」
ノスト「それに、私が狼なら千薬を狼だって言ってスケープゴートに仕立て上げる方がまだ自然でやりやすいはずよ。わざわざこんなまどろっこしいことしないわ。けど私は平和宣言をしてる。それは私が本物の占い師で、本当のことを言ってるからよ」
フェンリス「………………」
千薬「ふぇーくんとオレサマちゃんは村陣営で確定として考えて、のっちゃんは完全グレーなわけだけど、3人村の占い師としては場の2枚を見るのは最強の手だと思うし、のっちゃんの行動に矛盾したところは感じないよね〜。確かにここで平和村ってのは出来すぎな感じはするけど、まぁ起こらないわけじゃないしね。オレサマちゃんもさっきは怪しいって言っちゃったけど、今回はのっちゃん信じてもいいんじゃないかな〜?」
フェンリス「そんなに平和村を推してくるあたり、やっぱり千薬も狼なんじゃないか?」
千薬「埒が明かないぜ!!」
ノスト「これ以上情報は出ないし、もう話しても無駄でしょう。前回騙されたうえに、確信できる情報が入ってこない村人じゃあフェンリスが疑心暗鬼になるのも仕方は無いでしょうが、千薬の白怪盗、そして私の平和宣言とこれまで出てる情報になんの矛盾もない。私は平和村を成立させるために右隣のあなた、フェンリスに投票するわ。あとはもう貴方達で決めなさい」
フェンリス「元が聞いたらキレそうなまとめ方だな……」
千薬「オレサマちゃんは……つーか、オレサマちゃんも右隣ののっちゃんに入れるよ〜」
フェンリス「…………」
ノスト「会議終了ね。さ、投票しなさい」




千薬→ノスト
フェンリス→千薬


ノスト→千薬



ノスト:1票
千薬:2票
フェンリス:0票

処刑:千薬


〜結果発表〜
フェンリス:村人
千薬:怪盗
ノスト:人狼←Win!


フェンリス「ノストォオオオオオオオ!!!!!」
千薬「のっちゃああああああああああん!!!!!」
フェンリス「だから!!我は!!!!ノストが怪しいって言ったであろう!?!?」
千薬「そう言われても〜!!のっちゃんの発言どう考えても占い師だったじゃん!!」
ノスト「ふふ、ごめんなさいね。だって千薬が怪盗COとは思ってなかったし、何よりもフェンリスが村人で肯定しちゃってたんだもの。態度が明らかに白。占い師情報が無いのはある意味ラッキーだったわね。あそこでフェンリスが占い師騙りしてたら私も負けてたかもしれないけどね〜。ま、そこはどうでしょう?」
千薬「のっちゃん強すぎなんだけど〜!?」
元「すいませーん!今戻ってきました。誰か勝ちました?」
フェンリス「ノストだ」
元「うわっ、さすが隊長、人心掌握術の天才……」
ノスト「そんなに褒めても何も出ないわよ」
元「褒めてないです」
千薬「な、ん、で、のっちゃんばっかり勝つの!!」
ノスト「まだ2回しかやってないじゃない」
元「隊長、何かまたゲスな手使ったんですか……感心しませんね。ていうかフェンリスさんあんまりいじめないでくださいよ?いつか食われますよ?」
ノスト「食われたらその時はフェンリスの腹をカッ捌いて出てくるから問題ないわ」
千薬「無くねえっしょ!!」
フェンリス「何故我がそんな目に合わなければならないのだ!!」
千薬「うー、悔しい!はーちゃん戻ってきたし三度目の正直!最後にもっかい!」
ノスト「千薬、二度あることは三度あるって言葉知ってる?」
元「僕隊長のそういう所大っ嫌いです」
千薬「オレサマちゃんも」
フェンリス「我も」
ノスト「あらあら……」







1ヶ月前 No.158

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 色々あったけれど(年上にまだ隊長は早いっていびられたり悪質かつ陰湿的な子供の悪戯に巻き込まれたり隊長やめろとせがまれたり隊長やめさせるためにいきなり喧嘩売ってくる大馬鹿野郎が居たり)、斯くして、なんとか高校の時からなるんだ、と決めていたサーガの隊長になる事が出来た。本当に楽な道ではなかったし、自分で言うのもなんだが年齢もまだ若い。正直に言ってしまえば、頼りないのは当然の事だろう。それでも、こうして隊長になる事が出来たのは我ながら言うのもなんだが今までの努力の結晶だろう。あまりこういう痛々しいことは考えたくないのだが、こればかりは自画自賛しても怒られはしまい。というか、少しくらいはさせてくれてもいいだろう。今まではなるべくそういうのはらしくもなく控えて生きてきてたんだから。

 「ノストぉ………じゃあなくて、……隊長、上層部から仕事の依頼が来てる……ます。上層部からということもある……ます、し、急ぐ案件なのは間違いないとは思うん、のですが……恐らくおま……隊長を試すつもりなんだ……でしょうか?」
 「無理に敬語使わなくてもいいのに……上層部からの仕事なんてただ事じゃないし、要件によっては私蹴るわよ」
 「それ隊長としてどうなんかな、お前」

 元同僚のいきなりの隊長呼びやしどろもどろの敬語、本当にそれは私に対して慣れていないような態度で、どうしてもその姿にはくすくすと笑ってしまった。確かに、始まりが一緒だった同僚がいきなり偉くなってしまったらそれはそれで関わりづらいだとか、そういうのはあるだろう。私だってスタートラインが一緒で下っ端としてコツコツと働いてたやつがいきなり偉くなったらしどろもどろにはなりそうだ。いや、どうだろう。私は自分で言うのもなんだけれど適応能力は高い方だし、それはないような?

 「行先は?」
 「ルグノール。知ってるか?」
 「るぐっ……!?知ってるも何も、あそこは……!!」
 「そう。奴隷制度を未だ実施してるクソみたいな街だ。そこに居る一人の奴隷を助けるのが今回の目的らしい」
 「なんでまた……それも一人……そういうのは他の部署の仕事だったじゃない」

 ルグノール。犯罪率の凶悪すぎる高さと奴隷制度を未だ実施している極めて異様な街だ。街から逃げ出して他の街で色々やらかす輩も多いし、それだけで済めばいいのだが若者の死亡率も群を抜いている。警察や病院といった組織もまともに働いていないし、とてもじゃないがそこに向かって無事に帰ってこれるとは思いがたい。昔同僚に調査に行ってそれきり帰ってこなかった仲間がいるのも記憶に新しい。

 「どうも上層部のお偉方のお孫さんが居るらしいんだ。そのお孫さんの出身地はエトルフィロア。お偉方の出身地だな」
 「エトルフィロアって……とんでもない激戦区じゃないのよ……」
 「そうだ。それを危惧したお孫さんの御両親、つまりお偉方の子供は運悪くルグノールに自らの子供を送るような結果になってしまったらしい。というか、自分の息子が連れ去られそうになった事があるらしくてな。そこからやむを得ず母方の出身地のルグノールの親戚に預けることになっちまったらしいんだが……母方はとんでもない金持ちだ。それもルグノールの中で最も財力のある。だからこそ、奴隷制度も厳しいものでな。どこで嗅ぎつけたのかは知らんが、お偉方は孫を救ってほしいみたいだ。まあ要は、ノスト、お前が隊長に相応しい力量か調べるのも兼ねてると思う」

 エトルフィロア。激戦区中の激戦区だ。世界の中でもトップを争うくらいの軍事力を持っているはいいが、やる事はやっている。正直に言うと死ぬ確率も高いし近付きたくない人も多いだろう。ただ、私にとって問題なのはエトルフィロアじゃなくてルグノールの方だ。エトルフィロアなら無理矢理鎮圧するくらいは可能だが、ルグノールならどうだ?正直、あの街は謎で包まれている。鎮圧できるとしても、それは一時の安寧になるだけなのでは?しかも助けるのは1人。その点を考えると正直……いくらなんでもリスキーすぎる。ハイリスクノーリターンをもいい所だ。つーか色々言いたいことはあるが元隊長にはこんな仕事やらせてなかっただろうが。
 悪態はついてみるが、それを功を奏す訳もない。というか相手が試してるつもりならこっちは完膚なきまでの結果を叩き出して上層部に頭を下げさせればいい。厄介払いというのもあるだろうが……そうだ、簡単な事じゃないか。逆になんでこんな簡単な発想に至らなかったんだろう。

 「お孫さんの名前と身長と体重、目の色と肌の色と年齢、母方の姓は」
 「おい、お前……やめといた方が……」
 「早く」
 「……名前は無い。身長は167cm。体重は……ひでぇな、41kg。目の色は赤。肌の色は白。年齢は14。母方の姓はライゼンハイマー」
 「ライゼンハイマー、ね。今から行ってくるわ。私が帰ってこなかったにしても、お孫さんの方はちゃんと連れて帰ってくるわ」
 「はぁ!?今からって……!つーか、帰ってこれる保証ねえなら行くな!!お前はもう隊長なんだぞ!?」
 「馬鹿ね。隊長だから行くのよ。上の命令に従うわけじゃない。ただ救うべき命を救うだけよ。お孫さんだけじゃない、救えるものは全て救うわ」
 「…………必ず帰ってこい」
 「保証はしないけどね」

 ルグノールにて後にサーガの仲間となるお偉方のお孫さんである一人の男の子を拾う訳だけれども、救うのが目的だったのにも関わらず結果的には救えたのかは分からない。初仕事にしては難易度が高かったけれども、無事ルグノールで働いてる人の事は救えたし、ルグノールそのものを握り潰すくらいは出来た。というかぶっちゃけて言ってしまうと男の子の事はもちろん、ルグノールもろくな結果にはなってない。もしかしたらルグノールそのものを握りつぶす必要はなかったんじゃないか、とか。彼は助けるだけ助けてあとは外の世界で生かしてあげた方が今よりもきっと幸せだったんじゃないかとも思う。ただ、それでも。
 私はあの時の隊長として課せられた初仕事にも、彼との出会いにも、後悔はしない。




1ヶ月前 No.159

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ノスト「さて、と……二度あることは三度あるんだっけ?」
千薬「ちっげえし!!三度目の正直!!シャラムカッッ!!」
フェンリス「取り敢えずは打倒ノストだな」
元「そうですね!隊長倒しましょう!思ってたよりも千千千さんが敵になってなくて今は安心してます。隊長曰くとんでもない天才って聞いてたんでちょっと構えちゃいました」
ノスト「とんでもない天才に変わりはないけど、心理学的分野は分かってても実践してないだけだと思うのよね」
千薬「オレサマちゃん心理学好きじゃないもん」
フェンリス「すまない、我は哲学的な話の方が好きなんだ。哲学的なものか宗教的、それか精神世界だな」
ノスト「精神世界は私も心理学勉強するついでにちょっとやってたわね。あれは心理学やってれば勝手に覚えてることだと思うんだけれど……いや、でも精神世界と心理学はまたちょっと違うジャンルだったかしら。つーか宗教学は最初から知ってるだろあんた」
千薬「そういうのは邪道!真っ直ぐに時代は生物学とか化学とか科学だよ!でも哲学で思い出したけど哲学的ゾンビに関してはオレサマちゃんも結構面白そうだなぁって思ってるところがあって」
元「あの、僕差し置いてよく分かんない話始めないでくれます?やらないんですか?」
フェンリス「ああ、すまない」
ノスト「それじゃあまぁ、いつも通りカードを確認したら元に戻して顔伏せましょうか」
千薬「あーい!」

村人×2
占い師×1
怪盗×1
人狼×2
合計6枚

ノスト「夜の時間よ。まずは占い師のターン。占い師は占って、誰かのカード、もしくは場の2枚のカードを確認しなさい」
元「いってぇ!?なんだこれピアス!?僕の指に刺さってね!?」
千薬「ごめんそれオレサマちゃんのだわ。顔上げたとき渡してちょ」
ノスト「次は人狼のターンね。人狼は仲間の存在を確認しましょう」
フェンリス「おい千薬、何故汝はやたらと我の腹にちょっかいを出してくるんだ鬱陶しい」
元「ごめんなさいそれ僕の足です!!」
フェンリス「は!?お前こんなに足長っ……はっ!?!?」
ノスト「最後に怪盗のターン。怪盗は交換しても交換しなくてもどちらでもいいわ。交換した場合は役職の確認を忘れずにね」

ノスト「それじゃあ全員顔を上げなさい。朝の時間、処刑会議よ」
千薬「はいCO!!オレサマちゃん占い師!!占った結果は〜」
フェンリス「待て、千薬。対抗CO。我が本物の占い師だ」
ノスト「フェンリスが……」
元「成長してる……!!あ、でも占い師はやっぱり2人なんですね。占いの結果は?」
千薬「オレサマちゃんは場の2枚を見たよ〜!理由はやっぱり一番情報量が多くて村の内訳が分かるってことかな!結果は村人、人狼が1枚ずつ!つまり、この村には狼が1匹居るってことだね〜。今回は結構村人陣営優勢かも!」
元「村人と狼ですか。確かに数字的には一番よくあるやつですね」
ノスト「で、フェンリスの占いの結果は?」
フェンリス「我は悪いが千薬を占わせてもらった。結果、千薬は黒、つまり狼だ」
ノスト「千薬が黒!フェンリスじゃなくて千薬が黒!ぎゃはははは!!」
フェンリス「いい加減本気で噛むぞ」
ノスト「ごめんなさい」
元「(フェンリスさんすげぇ)」
千薬「そんなことはどうでもいいんだようっ!!それはともかくっ、随分とふぇーくんにとって都合のいい結果が出たね〜うらやまち〜」
ノスト「はい、そこでストップよ千薬。ここでCOするわ。私は怪盗よ。千薬、残念だったわね、私はフェンリスと交換したわ。私が保証する、フェンリスは間違いなく占い師だったわ」
千薬「……おん?」
元「こ、これは……」
千薬「いんや、信用するにはまだ早いね。両方の占い結果が出たあとの怪盗なんてなんとでも言えるし!ちゅーか!ほんとにのっちゃんはふぇーくんと交換したの?」
フェンリス「……はぁ?」
千薬「悪いけどオレサマちゃんここで占いCO撤回すんね。オレサマちゃん人狼なんだわ」
フェンリス「だからそうだと先程から言っているであろう?」
千薬「ちっちっちっ、早いよふぇーくん。ただし、オレサマちゃんは怪盗にすり替えられた元人狼!」
元「……!!」
千薬「のっちゃんの怪盗COは遅かったんじゃない?村人陣営のふぇーくんと交換したならもっと早くCOしても良かったと思うんだけど?むしろふぇーくんより先にCOしちゃうくらいでもいいんじゃない?そうすればふぇーくんの占い師COはもっと信頼性が高いものだったと思うんだけど」
ノスト「いやいやいや、開幕いきなり貴方達がCO始めちゃってる内に入れるわけないでしょうが。どうせ出遅れたなら様子見してやろうって思って見てただけよ」
千薬「えー?のっちゃんのCOが遅かったのはのっちゃんが狼と交換しちゃったからじゃない?だからCO出来なかったんじゃないの?つまりさー、のっちゃんの交換先はふぇーくんじゃなくて、このオレサマちゃん、だったんじゃない?」
フェンリス「……それは……狼になってしまったノストが我と汝、千薬の殴り合いになりそうな展開を見て、千薬を吊るために交換先だけ騙りにでてきてるって事か?」
千薬「そうだよ。人狼と交換した黒怪盗は交換先の元人狼吊るのが一番確実に勝てるからね〜」
元「うーん、まあ、あってもおかしくはない話ですよね。仮にこの話通り、人狼の千千千さんが交換されてたら千千千さんは今怪盗で村陣営。……ってことは、あれ、これって前みたいに占い師両吊りにしたら村の負けになりますね」
ノスト「それは私が本当に千薬と交換してたら、の話ね」

1ヶ月前 No.160

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前回のあらすじ「オレサマちゃん占い師!ごめんやっぱ嘘!元人狼!人狼は1人だから今の人狼はのっちゃん!」「我は占い師だ。千薬は黒」「僕はまだ役職は開いてません」「私は怪盗。フェンリスと交換してフェンリスは占い師だったわ」


元「隊長が本当にフェンリスさんと交換してるのか、千千千さんの言う通り千千千さんと交換しているのか、どちらかが分からないですね」
フェンリス「仮に千薬、汝が今村側の人間だというならば聞くが、この村の人狼は何人だ?汝1人か?」
千薬「うん、そう!夜の時間に顔を上げたのはオレサマちゃん1人だったよ!」
ノスト「たった一人の人狼をピンポイントで私が交換して入れ替わられた?いやいや、いくらなんでもそれはきついんじゃない?」
千薬「有り得ない数字ではないと思うんだよにゃ〜。それに、のっちゃんが怪盗COしてる限り1人しかいない人狼は今のっちゃんなんだよ。投票先をのっちゃんに集めてくれれば村は勝てると思うけど?」
元「これは……投票先どうすればいいんですかね」
フェンリス「いや、待て元。これは普通に千薬の言い逃れじゃないか?ノストは我と交換したと言っておるし」
元「隊長が嘘ついてる可能性については考えないんですか?今まで散々引っ掛けられといて?それに、隊長は僕と交換して嘘ついてる可能性だってありますよ?あ、先に突っ込まれる前に言っておきますけど、僕も元人狼COです」
千薬「ちょっ……はーちゃん!?」
フェンリス「ふむ、やはりか」
元「隊長の交換先はフェンリスさんでもなく千千千さんでもなくこの僕、という可能性もありますよ」
ノスト「はァ?」
フェンリス「なる程、元も人狼だったのか」
元「この村には本当は千千千さんと僕の人狼二人が居ました。千千千さんは自分が交換されてるって言ってますけど、隊長が僕と交換していても何もおかしくはありません」
千薬「んー……その可能性はなくも無いけど……はーちゃんってもしかしなくてもバカ?」
ノスト「あらら、自爆してんじゃない。これで村の内訳フルオープンって事じゃない?」
千薬「それのっちゃんだけな!!」
ノスト「それはどうかしら?」
千薬「のっちゃんがオレサマちゃんと交換した黒怪盗だったとして、それでものっちゃんは今の今まで狼が1匹なのか2匹なのか確信持つ所までは行ってなかったんじゃない?でも今のはーちゃんのCOで狼2匹なのがバレた。このまま行けそうならはーちゃんは潜伏のままでもいいかと思ってたのに〜」
元「ごめんなさい!でももう残りの投票はほぼ博打だなって思いまして。隊長が本当のことを言うとはとても思えませんでしたし、だったら言っちゃった方がいいかと、独断ではありますが決めさせてもらいました」
千薬「んー、まあ投票先博打になる予感ってのは否めないよね〜。のっちゃんが本当のこと言うわけないってのもあるけど」
ノスト「言ったところであんた達が信じないだけでしょうが」
千薬&元&フェンリス「それな!!」
ノスト「仲良く揃ってそれなじゃねえよ」
千薬「今、オレサマちゃん達は自分が狼なのか村なのかわっかんねぇのに、のっちゃんだけはそれを分かってる状態だよ〜。のっちゃんにオレサマちゃんたちの命運握られてるとか絶望以外の何でもない!」
フェンリス「ノストは本当は結局誰と交換したんだ?」
ノスト「私はフェンリスと交換したって言ってるでしょうが」
千薬「ふぇーくん、のっちゃんはオレサマちゃんと交換してもはーちゃんと交換しても黒確定になるよ。「フェンリスと交換した」以外は言うわけないよ〜」
フェンリス「ふむ……これはノストが我と交換している白怪盗なら、黒である千薬に我とノストで投票して吊ればいいのだな?」
ノスト「そういうシンプルな話ね」
フェンリス「だが……千薬達が言うようにノストが白怪盗なら我は誰に投票すれば良いのだ?千薬と元、どっちが交換されているかわからない以上、黒確定なのはノストって事になるよな?」
ノスト「そうねぇ。フェンリスと元人狼の2人のどっちかでも私に投票すればまぁ私は吊れるでしょうね。ただ、どっちが交換されているかわからない以上、あの2人は元相方に投票するしか無いのよ。自分が村陣営なのか狼陣営なのか分からないんだもの。まあ、それもこれも私が狼と交換してたなら、の話だけどね」
フェンリス「くっ……なんだこれ、結局はノスト次第ってところか……」
ノスト「違うわよ。私次第じゃない。貴方達次第なの。私の交換はもう済んでるし動くことはない。あくまでも決めるのは貴方達の票だってことよ。まあつまり、貴方達が勝つか負けるかは私を信じるか信じないかで決まるのよ」
フェンリス「……う、くそ、戯言かもしれないのにノストが嫌に眩しく見える……!!」
ノスト「流石、疑心暗鬼の人間関係崩壊ゲーム。その名にふさわしい展開にはなったじゃないの。さあ、会議終了の時間よ。投票に移るわ。せーので処刑したい子を指で指しなさい」



フェンリス→千薬
千薬→元
元→ノスト
ノスト→千薬

千薬:2票
ノスト:1票
元:1票
フェンリス:0票

処刑:千薬


〜結果発表〜
フェンリス:占い師
千薬:人狼→怪盗
ノスト:怪盗→人狼
元&ノスト:人狼←Win!


千薬「やっぱりオレサマちゃんだったじゃん!!!!!!!」
フェンリス「のっ、のすっ……のすっ、おまっ……!!」
元「え?僕も勝ち?やった」
ノスト「まあ貴方の勝ちは私のおまけみたいなものでしょう」
元「隊長の馬鹿……!!」
フェンリス「しかし、元がノストに投票していることから考えると元は本当にノストを黒怪盗とは考えてなかったのか?」
元「あ、いえ、僕はもはや博打でした。交換されてるかもされてないかも正直……。だったら勝敗良いから隊長吊れないかなって……。もしかして僕以外に誰かの票が動いて隊長に入れば隊長が吊れるんじゃないかと思いまして。さすがにそこまで上手くは行きませんできたね」
千薬&フェンリス「その手があったか!!」
ノスト「その手もねぇよ」
元「今回、っていうかずっと隊長だけが余裕な感じだったのでなんとか一矢報いたいとは思ってて……」
千薬「わかる」
元「COもですけど、僕も千千千さんも交換されてるって主張することでフェンリスさんを迷わせればフェンリスさんの票が隊長に動くかも、と思ってたんですけどね」
ノスト「本当に私が吊られてたらあんた負けてたわよ」
フェンリス「ノストを信じた結果我は負けたんだがな……」
千薬「…………そんな日もある」
フェンリス「千薬のノスト黒怪盗説は完全にただの言い逃れだと思ってたんだがな……」
千薬「まあね〜。ふぇーくんにドンピシャに占われちゃってた上にそのふぇーくんにのっちゃんの保証がついちゃったあの状態じゃ、オレサマちゃんが吊りを回避するにはあの可能性を推していくしか無かったからね。言いながら内心苦しー!!とは思ってたけど!まあ実際交換されてたけど……。投票はのっちゃんに入れてなかったのが痛かったね。のっちゃんが狼と交換してない可能性、オレサマちゃんが交換されてる可能性、はーちゃんが交換されてる可能性、この三つを考えて迷った挙句についに投票しちゃったからな〜。今回は完全にのっちゃんに遊ばれてた!」
元「今回はっていうか今回もって感じですよね……」
フェンリス「それは言うな!!……だが、一番最後に行動できる怪盗、しかも黒怪盗って実際のところは最強なんじゃないか?」
ノスト「黒怪盗でもやばい事くらいはあるわよ。交換された相手に気付かれたら相手はほぼ自分に投票してくるからね。今回は交換した相手を特定できるような発言を私がしなかったってのがポイントね。今回みたいなのは狼が2匹いる村だからで、1匹狼の場合は、黒怪盗の言動によってはすぐに気付かれることもあるしね。しかし……今回はちょっとヒヤッとしたわね。なかなかやるじゃない、千薬」

千薬「その明らかに馬鹿にしてますって顔で言わないでくれるオバサン!!」
フェンリス&元「あっ」
ノスト「…………ん?」
フェンリス「えーっと…………は、元、どこか行かないか?」
元「あ、い、いいですね〜…………は、はは……、ど、どこか食べに行きません……?お、奢りますよ……」
フェンリス「い、いやいや、我の分を払ってもらうのは気が引ける。我が奢ろう」
元「そ、それじゃあ…………」
フェンリス「ま、また……」


千薬「オバサンって言ってすみませんでした!!!!!!!」


ノスト「あ゛ぁ!?!?」


千薬「すみませんでした!!!!!!!」



1ヶ月前 No.161

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1ヶ月前 No.162

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 色々あったけれど(年上にまだ隊長は早いっていびられたり悪質かつ陰湿的な子供の悪戯に巻き込まれたり隊長やめろとせがまれたり隊長やめさせるためにいきなり喧嘩売ってくる大馬鹿野郎が居たり)、斯くして、なんとか高校の時からなるんだ、と決めていたサーガの隊長になる事が出来た。本当に楽な道ではなかったし、自分で言うのもなんだが年齢もまだ若い。正直に言ってしまえば、頼りないのは当然の事だろう。それでも、こうして隊長になる事が出来たのは我ながら言うのもなんだが今までの努力の結晶だろう。あまりこういう痛々しいことは考えたくないのだが、こればかりは自画自賛しても怒られはしまい。というか、少しくらいはさせてくれてもいいだろう。今まではなるべくそういうのはらしくもなく控えて生きてきてたんだから。

 「ノストぉ………じゃあなくて、……隊長、上層部から仕事の依頼が来てる……ます。上層部からということもある……ます、し、急ぐ案件なのは間違いないとは思うん、のですが……恐らくおま……隊長を試すつもりなんだ……でしょうか?」
 「無理に敬語使わなくてもいいのに……上層部からの仕事なんてただ事じゃないし、要件によっては私蹴るわよ」
 「それ隊長としてどうなんかな、お前」

 元同僚のいきなりの隊長呼びやしどろもどろの敬語、本当にそれは私に対して慣れていないような態度で、どうしてもその姿にはくすくすと笑ってしまった。確かに、始まりが一緒だった同僚がいきなり偉くなってしまったらそれはそれで関わりづらいだとか、そういうのはあるだろう。私だってスタートラインが一緒で下っ端としてコツコツと働いてたやつがいきなり偉くなったらしどろもどろにはなりそうだ。いや、どうだろう。私は自分で言うのもなんだけれど適応能力は高い方だし、それはないような?

 「行先は?」
 「ルグノール。知ってるか?」
 「るぐっ……!?知ってるも何も、あそこは……!!」
 「そう。奴隷制度を未だ実施してるクソみたいな街だ。そこに居る一人の奴隷を助けるのが今回の目的らしい」
 「なんでまた……それも一人……そういうのは他の部署の仕事だったじゃない」

 ルグノール。犯罪率の凶悪すぎる高さと奴隷制度を未だ実施している極めて異様な街だ。街から逃げ出して他の街で色々やらかす輩も多いし、それだけで済めばいいのだが若者の死亡率も群を抜いている。警察や病院といった組織もまともに働いていないし、とてもじゃないがそこに向かって無事に帰ってこれるとは思いがたい。昔同僚に調査に行ってそれきり帰ってこなかった仲間がいるのも記憶に新しい。

 「どうも上層部のお偉方のお孫さんが居るらしいんだ。そのお孫さんの出身地はエトルフィロア。お偉方の出身地だな」
 「エトルフィロアって……とんでもない激戦区じゃないのよ……」
 「そうだ。それを危惧したお孫さんの御両親、つまりお偉方の子供は運悪くルグノールに自らの子供を送るような結果になってしまったらしい。というか、自分の息子が連れ去られそうになった事があるらしくてな。そこからやむを得ず母方の出身地のルグノールの親戚に預けることになっちまったらしいんだが……母方はとんでもない金持ちだ。それもルグノールの中で最も財力のある。だからこそ、奴隷制度も厳しいものでな。どこで嗅ぎつけたのかは知らんが、お偉方は孫を救ってほしいみたいだ。まあ要は、ノスト、お前が隊長に相応しい力量か調べるのも兼ねてると思う」

 エトルフィロア。激戦区中の激戦区だ。世界の中でもトップを争うくらいの軍事力を持っているはいいが、やる事はやっている。正直に言うと死ぬ確率も高いし近付きたくない人も多いだろう。ただ、私にとって問題なのはエトルフィロアじゃなくてルグノールの方だ。エトルフィロアなら無理矢理鎮圧するくらいは可能だが、ルグノールならどうだ?正直、あの街は謎で包まれている。鎮圧できるとしても、それは一時の安寧になるだけなのでは?しかも助けるのは1人。その点を考えると正直……いくらなんでもリスキーすぎる。ハイリスクノーリターンをもいい所だ。つーか色々言いたいことはあるが元隊長にはこんな仕事やらせてなかっただろうが。
 悪態はついてみるが、それを功を奏す訳もない。というか相手が試してるつもりならこっちは完膚なきまでの結果を叩き出して上層部に頭を下げさせればいい。厄介払いというのもあるだろうが……そうだ、簡単な事じゃないか。逆になんでこんな簡単な発想に至らなかったんだろう。

 「お孫さんの名前と身長と体重、目の色と肌の色と年齢、母方の姓は」
 「おい、お前……やめといた方が……」
 「早く」
 「……名前は無い。身長は167cm。体重は……ひでぇな、41kg。目の色は赤。肌の色は白。年齢は14。母方の姓はライゼンハイマー」
 「ライゼンハイマー、ね。今から行ってくるわ。私が帰ってこなかったにしても、お孫さんの方はちゃんと連れて帰ってくるわ」
 「はぁ!?今からって……!つーか、帰ってこれる保証ねえなら行くな!!お前はもう隊長なんだぞ!?」
 「馬鹿ね。隊長だから行くのよ。上の命令に従うわけじゃない。ただ救うべき命を救うだけよ。お孫さんだけじゃない、救えるものは全て救うわ」
 「…………必ず帰ってこい」
 「保証はしないけどね」

 ルグノールにて後にサーガの仲間となるお偉方のお孫さんである一人の男の子を拾う訳だけれども、救うのが目的だったのにも関わらず結果的には救えたのかは分からない。初仕事にしては難易度が高かったけれども、無事ルグノールで働いてる人の事は救えたし、ルグノールそのものを握り潰すくらいは出来た。というかぶっちゃけて言ってしまうと男の子の事はもちろん、ルグノールもろくな結果にはなってない。もしかしたらルグノールそのものを握りつぶす必要はなかったんじゃないか、とか。彼は助けるだけ助けてあとは外の世界で生かしてあげた方が今よりもきっと幸せだったんじゃないかとも思う。ただ、それでも。
 私はあの時の隊長として課せられた初仕事にも、彼との出会いにも、後悔はしない。


1ヶ月前 No.163

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4月10日
 母さんが亡くなった。ロシアから帰国する空港機が墜落したらしい。
 父さんと千聖と千夜と千春で生きていなければいけない。父さんの仕事の都合上お金に困ることはないけど……困ったな。生憎家事は苦手なんだ。

4月11日
 父さんが過労で倒れたらしい。いい歳してるのに何してんだあの人。母さんの分まで頑張ろうとなんてしなくていいのに。

4月12日
 千聖と喧嘩した。妹のくせに生意気だ、あのガキ。

4月13日
 暫く父さんは大きな実験に携わるとかで今日を含めて一週間家を開けるらしい。なんとかなるとは思うけど、問題は家事だ。
 4人も兄弟がいて誰1人家事が出来ないのは困りものだ。唯一千春が希望の星といったところか。

4月14日
 千夜が同級生に怪我をさせたらしい。
 父さんがいない時に限ってそういうことするのは勘弁してくれよバカ野郎。

4月15日
 千聖が父さんが帰ってきたら驚かせてやるって言って料理の勉強し始めた。それは一向に構わないし大歓迎なんだけど……今更すぎない?

4月16日
 千夜がまた喧嘩してきた。だから父さん今居ないつってんだろ。

4月17日
 千春が泣いて帰ってきたと思ったら転んだらしい。頼むからそんな事で泣かないでくれ。千春の泣き虫は早急に治す必要がある。

4月18日
 父さんが実験に巻き込まれて亡くなったと聞いた。父さんの友人に引き取ってくれる人が居るらしい。
 ……嫌な予感がする。本当に大丈夫か?

4月19日
 嫌な予感が的中したようだ。……困ったな。弟達に能力が無かったのが不幸中の幸いと言うべきか。


6月30日
 ピアス痛てぇ。勝手に人の体に穴開けんなっつーの。


8月6日
 痛覚が無い。やけに音が鋭く聞こえる。耳が痛い。やっぱり痛くないような。分からない。


10月23日
 鼻の骨が折れた。嗅覚が駄目になったらしい。くそ。痛くないし。嫌に目が冴える。なんだこりゃ。


3月7日
 舌引っこ抜かれる所だった。痛くないし。味覚も無い。なんだこれ。きも。


4月19日
 一年目。なんかもう散々だ。生きるために逃げよう。


5月9日
 あの野郎も能力持ちなのは誤算だった。呪詛が能力なんて論外すぎる。くそ。珍しく痛覚が働いてやがる。痛みで死にそうだ。


9月8日
 子供を拾った。捨てられてたみたいだったけど、小さいのにある痣からして所謂家庭内なんとかだろうか。ネーミングセンスが無いので千夜に名前は任せた。「いちじ」ってなんだ。だせぇ。

9月10日
 双子を貰った。ドイツ人のクォーターらしい。ドイツ語の辞書を引いて兄を「フィデリオ」、弟を「ヘルゲ」にした。つかこの2人チートじゃね。

9月20日
 能力者で施設でいじめられてるらしい子を拾った。随分とギャンギャンと噛み付いてきたので名前は「をとめ」にしてやった。ざまあ。

9月29日
 いちじと同じくらいの子を拾った。能力がこりゃまたとんでもない。知らない間に千夜が名前を付けていたらしい。「にじ」ってなんだ。だせぇ。

11月3日
 バイト漬けだった事もあって久々に施設に行った。双子の姉妹。なんか一際目立った喋り方が方言の子だった。千聖はシャイな子だからと姉を「塞」、妹を「阻」という名前をつけたらしい。はて、シャイな子だったか?
 千聖嫌われてないか?

11月7日
 今日も2人貰った。双子なのかと聞いてみたら女の子の方が頑なにそれを認めなかった。男の子の方はぼんやりしていたし、確かに双子と言うには無理があるな。
 千春もネーミングセンスは無かったみたいで、男の子は「木木」、女の子は「水水」みずみずって最初読んだわ。流石兄貴の弟。

12月25日
 すまん、可愛い弟達。兄貴はバイトだよ。代わりに千聖達と楽しんでくれ。こんな兄貴でごめんな。

1月1日
 すまん、可愛い妹達。今日もバイトだよ。代わりに千夜……は怖いから千春と楽しんでくれ。こんな兄貴でごめんな。

2月7日
 施設に行ったら随分と自信家な男の子がいた。
 1人だったみたい。なんだか可哀想だったので拾ってきた。名前は「安曇」。我ながらいいネーミングセンスだ。




4月18日
 ロシアに行ってきた。どうやら父さんと母さんが死んだのは偶然じゃなかったらしい。
 能力名「呪詛」。困ったな。かなり厄介だ。あの時始末しておけばよかった。今はどこにいるんだ?必ず潰さなければならない。







3月22日
 どこだ?






7月4日
 どこに居る?







2月29日
 見つからない。諦めるしかないのか。









×月×日
 学園で問題ごとが起こったらしい。あいつかと思ったが違うみたいだ。
 さっさと尻尾を出せばいいものを。絶対に始末する。

1ヶ月前 No.164

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 ────遠い、遠い私にとっては笑い話にも出来ちゃうけど、貴方にとっては笑えない話。私が居なくなった事によって深い深い森に落ちた貴方はもう、私を頼らないで1人で行くのよ。

 隊長に14歳の時に助けてもらって、その時に残っていたのは死体の腐敗した腐臭だったのだけれど、その時の隊長の赤く輝いた髪は本当に美しいと思った。あの人が居ないと僕は今頃どうなっていたのかな、なんて思う。
 僕の事を助けてくれた隊長に手を引かれて感じた時の隊長の体温は、本当に本当に柔らかくて、一生モノの宝物ぐらいのその柔らかな温もりが愛しくて愛しくて、離したくないななんて思ってしまった。隊長に握られたその指が解けた時には、始まりを告げたのか、終わりを告げたのかは分からない。でも、僕の心にはなにか大きな穴が空いたみたいに、枯れた音色の鐘が耳の奥でなったような、そんな気がした。

 「元。貴方はもう一人で行くのよ」

 そんな事を、言われた気がした。
 ずっと隊長の手足になれると思ってたから。2人で1つに、なんて願ってしまっていたから、歩き出せば影が重なって隊長と僕が1人になって。嘘をつくようなこともなんだかバカバカしくなっちゃって、嘘をつく声も出なくなって、いつの間にか絶え絶えになって。僕が俯いてる時はいつも隊長も俯いて僕を、昔僕を連れ出してくれたみたいに、優しく抱きしめてくれて、影は一つになる。その感覚が僕にとっては嬉しくて、切なくて、暖かくって。
 “私も一人で行くのよ?”
 隊長の瞳がそんなことを語っているなんて、知りも……知ろうとも、しないで。

 僕は、気付かない内に隊長に対して親を愛するかのような淡い恋に落ちていたらしく、隊長みたいな高い高い崖に咲く花に、手を伸ばそうとなんてしちゃって。

 「そんな高い所じゃ届きませんよ、隊長」

 分かってるくせに、届かない隊長の姿に、今度は一人で行くしかないんだって、思い知らされる。


 「隊長にとって、遠い遠い笑えない話……だといいです。もしもですよ?……いつか僕が居なくなったなら隊長はずっとずっと深い深い森に落ちて、……隊長は1人で行くしかないんですよ」

 あんな言葉を言った元の意味がわからなかったけれど、分からないまま、影はずっと1人だと勘違いしていざ歩き出せば私だけの独り。嘘ついて笑う事も、嘘をつくことさえももう疲れてしまった。俯いて1人、嫌に広い黄金の部屋で確かに思い知らされる。君と……あの子と、2人で居たんだと。本当にそばに居てもらっていたのは、自分の方なのだと。
 本当に深い森に落ちていたのはあの子の方じゃなくて私の方で、黒く煤けて、ずっと隠していた何かは汚れてしまって、それで終わり。それだけの話なの。貴方にもう、私は必要ないの。


 元、あなたはもう、1人で行くのよ。


1ヶ月前 No.165

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とある家の七人姉妹と七人兄弟、求める物は“ナニカ”(名前が決まってないんです)
その家にはその“ナニカ”があるんですね。“ナニカ”は何があるのか分からない、ただ噂に聞くと永遠の幸福が詰まっているという。ただ、その“ナニカ”が手に出来るのは家族のうち1人だけ。
それを求めるために能力は無し!武術や芸術、話術や武器で騙し合ったり殴りあったりして、たまに一時休戦したり同盟組んだり寝返ったり裏切ったり、家族にも関わらず互いを潰しあって“ナニカ”を求める……

 血縁戦争、初期設定


1ヶ月前 No.166

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タウゼント・アルツナイ
……簡単に言うならゲームマスターみたいな子。定期的にヒントをくれるんだけどそのヒントを信用するか否かは姉妹兄弟の判断にかかってます。どこで嘘ついてるかが見極めどころ。ちなみに1人1回だけ嘘かどうかを聞けるようにしようかなぁと。それに対する答えは伝言板でお伝えする予定。見たらすぐ消してくださいね。“ナニカ”を知っている。ただしシーベルト家の人間ではない様子。謎の子。日本語で千薬。

“ナニカ”(名称未定)
……シーベルト家に伝わる手にすると幸福をもたらせると言われるもの。それがどんな形をしているのかも姿をしているのかも、どんな幸福を与えてくるのかも分からない。ただ分かることはシーベルト家の1人だけが手にすることが出来る。血縁戦争の根源。

シーベルト家
……ヨーロッパにあるとある富豪の家。シーベルト家にある“ナニカ”の存在は世界的に知られており、それを求めるためにシーベルト家の養子になる者も多い。現在の家族構成は父、母、六姉妹、六兄弟。父、母は私が引き金として扱うのもあるので募集は六姉妹と六兄弟のみ。(もしかしたら使用人とか募集してもいいかも)日本語で勝利と平和を意味する苗字。

血縁戦争
……シーベルト家で代々行われる“ナニカ”争奪戦。ちなみに現在のシーベルト家当主(父親)が前回の“ナニカ”所得者。“ナニカ”について一番知っている人物だが情報は何もくれない。戦争方法は簡単、自らの生まれ持った物を活用して乗り切ること。逃げる事も可能だが、姉妹兄弟内でそれを引き止めたり等の妨害や逃げると装ったフェイクもある。武器の所持は可能。ただし包丁や農具は原則禁止。万が一の時は果物ナイフやドライバー、ハサミやホッチキスなど日常生活で使えるもので乗り切っていきましょう。

1ヶ月前 No.167

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1ヶ月前 No.168

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0



 橘伊織……大まかな設定変更案無し。ちょっと複雑なところは削っていく予定。
 縁楔……大まかな設定変更案無し。複雑なところは徐々に削ったり追加していく予定。
 四月一日徹守……姉妹校の同学年。それ以外の大まかな設定変更案無し。複雑なところは徐々に削ったり追加していく予定。
 地雷千里……変更案無し
 舶来秋良……変更案無し



× 平岩英介(ひらいわ/えいすけ)
……伊織の幼馴染み兼保護者のようなもの。性格などの大きな設定変更案無し。周りからのあだ名は「ひらちゃん」

× 久保宮奏(くぼみや/かなで)
……千里の幼馴染み兼保護者のようなもの。性格などの大きな設定変更案無し。周りからのあだ名は無いが一部に「奏ちゃん」と呼ばれる。

× 西条一夜(さいじょう/いちや)
……千里と秋良の部活の先輩。剣道部。風紀委員。性格などの大きな設定変更案無し。周りからのあだ名は「いっちゃん」



これくらいかな??

1ヶ月前 No.169

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超自己満足で書いてる小説版ゲシュヴィスタークリークネタ。

フートマッハー・シーベルト……五男。
養子。ドイツ語で帽子屋って意味がある。小説版だとアリスと一緒に行動をさせてもらってるから帽子屋がいいなぁと。16歳の思春期真っ盛りの男の子。アリスにやたら懐いてる。才能は握力。

ヘルゲ・シーベルト……四男
ドイツ語で『神聖な』という意味がある。タウゼント・アルツナイの血の繋がらない弟である(分かる人には分かるネタ)18歳。某スレよりちょっとだけ成長しました。才能は演技。

※ネタバレ※ヘルゲはフィデリオとの脱出を試みるためにフートマッハーの振りをしてアリスと今は逃げ場所を確保するために行動を共にしている。一瞬出てきたファイク(後述)はフィデリオ。

フィデリオ・シーベルト……三男
ドイツ語で『誠実』という意味がある。タウゼント・アルツナイの血の繋がらない弟であり、ヘルゲの血の繋がる双子の兄。18歳。ちょっとだけ成長しました。才能は変装。

※ネタバレ※演技は得意ではないが姿形を似せることを得意としている。その為途中で出てきたファイク兄さんは遠目から見ているだけでファイクだと分かるのだが実はフィデリオ。ファイクをあまり喋らせていない原因これ。

ファイク・シーベルト……次男
ドイツ語で『臆病者』という意味がある。21歳、コミュ障だけど東洋の女性と婚約している。逃げ場所を探している振りをしているが“ヴェルト”を手に入れて東洋の婚約者を幸せにすることが目的。

1ヶ月前 No.170

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

なろうで書いてるやつネタ。

・わんだぁらんど
……『タイム』の夢の中にある裏と表とを完全に切り離す『タイム』の夢そのもの。わんだぁらんどは『先生』の創造の世界。1個目のわんだぁらんどが上右下左が無かったのは『先生』の創造性の問題。ちょっと前まで『タイム』の夢の中に干渉してたから。ちなみにわんだぁらんどは増えていく感じで減らない。入る回数制限あり。何度も入れるのは『先生』だけ。


・『サイレント』
……※ネタバレ※ 『先生』の一人息子。一人目の嫁と逃げられた子供。嫁の兄弟関係の問題で『弾』とは血縁関係に当たる。ちなみに嫁は『先生』と離婚した後とんでもねぇ金持ちと結婚したので『サイレント』はおぼっちゃま。実は『先生』がお父さんって気が付いてる。


・『無感情』
……※ネタバレ※ 『無邪気』の弟。『無邪気』は実は才能者集団側だったのだが『無感情』との兄弟喧嘩で才能者集団を抜けて異能者集団になった。異能者集団の『記憶改竄』によって記憶を失わされてるので未だ『無邪気』の弟だとは気付いていない。

1ヶ月前 No.171

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

なろうで書いてるネタ、そのうち書くかもしれないし書かないかもしれない編

・『先生』
本名、先駆 生
読み、せんく うまれ
性別、男
才能、先生
年齢、44歳
種族、独り身おっさん
性格、割りとノリは若い。諦めっぽいけど熱もすぐに取り戻す。
容姿、無精髭ボサボサの髪猫背痩せ型、典型的な駄目おっさん。

・『タイム』
本名、明日香 大夢
読み、あすか たいむ
性別、女
才能、夢
年齢、25歳
種族、セーラー服電波
性格、なんか腹立つ。何してても腹立つ。英語が腹立つ。
容姿、真っ黒な髪と瞳、だぼだぼのセーラー服。痛い。

・『弾』
本名、冥率 弾
読み、めいりつ ぜん(コードネームの方はだん)
性別、男
才能、百発百中
年齢、23歳
種族、アルビノ学ラン叔父さん
性格、敬語キャラ。言うことは言うきっぱりタイプ。真面目。
容姿、真っ白な肌と髪。真っ黒な学ラン。痛い。

・『サイレント』
本名、冥率 静
読み、めいりつ せい
性別、男
才能、音・存在感
年齢、18歳
種族、猫背コミュ障箱入り息子
性格、コミュ障、人とのコミュニケーションが取れない。真面目。
容姿、真っ白な肌に真っ黒な髪、糸目。地味だけど金持ちの服。

・『永寿』
本名、寿 流
読み、ことぶき ながれ
性別、女
才能、不老長寿
年齢、地球と同じ
種族、全ての始まり
性格、年増だから話が長い。喋るのが遅い。まったり。
容姿、金髪のドリルツインテール。年齢考えるとキツイ。

・『無感情』
本名、音無 感太
読み、おとなし かんた
性別、男
才能、無感情
種族、記憶喪失
性格、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。
容姿、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。

・『姫』
本名、姫白 蒼太郎
読み、きはく そうたろう
性別、男
才能、お姫様
種族、男の娘
性格、お嬢様。トランスジェンダー。
容姿、完璧女の子。ゴスロリがよく似合う。

・『武蔵』
本名、武闘 刀華
読み、ぶとう とうか
性別、女
才能、剣豪
種族、サムライ
性格、大和男児。古風で真面目。
容姿、完全に侍。何年前の人ですか。

・『天才』
本名、天宮 才次
読み、あまみや さいじ
性別、男
才能、天才
種族、諸悪の根源
性格、よく眠る。
容姿、パジャマ。

1ヶ月前 No.172

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

やっべ途中から何か足りねぇと思ってたら年齢だわ

・『先生』
本名、先駆 生
読み、せんく うまれ
性別、男
才能、先生
年齢、44歳
種族、独り身おっさん
性格、割りとノリは若い。諦めっぽいけど熱もすぐに取り戻す。
容姿、無精髭ボサボサの髪猫背痩せ型、典型的な駄目おっさん。

・『タイム』
本名、明日香 大夢
読み、あすか たいむ
性別、女
才能、夢
年齢、25歳
種族、セーラー服電波
性格、なんか腹立つ。何してても腹立つ。英語が腹立つ。
容姿、真っ黒な髪と瞳、だぼだぼのセーラー服。痛い。

・『弾』
本名、冥率 弾
読み、めいりつ ぜん(コードネームの方はだん)
性別、男
才能、百発百中
年齢、23歳
種族、アルビノ学ラン叔父さん
性格、敬語キャラ。言うことは言うきっぱりタイプ。真面目。
容姿、真っ白な肌と髪。真っ黒な学ラン。痛い。

・『サイレント』
本名、冥率 静
読み、めいりつ せい
性別、男
才能、音・存在感
年齢、18歳
種族、猫背コミュ障箱入り息子
性格、コミュ障、人とのコミュニケーションが取れない。真面目。
容姿、真っ白な肌に真っ黒な髪、糸目。地味だけど金持ちの服。

・『永寿』
本名、寿 流
読み、ことぶき ながれ
性別、女
才能、不老長寿
年齢、地球と同じ
種族、全ての始まり
性格、年増だから話が長い。喋るのが遅い。まったり。
容姿、金髪のドリルツインテール。年齢考えるとキツイ。

・『無感情』
本名、音無 感太
読み、おとなし かんた
性別、男
才能、無感情
年齢、21歳
種族、記憶喪失
性格、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。
容姿、普通すぎて逆に気持ち悪い。機械的。

・『姫』
本名、姫白 蒼太郎
読み、きはく そうたろう
性別、男
才能、お姫様
年齢、18歳。
種族、男の娘
性格、お嬢様。トランスジェンダー。
容姿、完璧女の子。ゴスロリがよく似合う。

・『武蔵』
本名、武闘 刀華
読み、ぶとう とうか
性別、女
才能、剣豪
年齢、25歳
種族、サムライ
性格、大和男児。古風で真面目。
容姿、完全に侍。何年前の人ですか。

・『天才』
本名、天宮 才次
読み、あまみや さいじ
性別、男
才能、天才
年齢、冷凍睡眠してるので31歳
種族、諸悪の根源
性格、よく眠る。
容姿、パジャマ。

1ヶ月前 No.173

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

・『無邪気』
本名、音無 感気
読み、おとなし かんき
性別、女
才能、無邪気
年齢、24歳
種族、新米教師兼異能者トップクラス
性格、普通すぎる明るい溌剌な女の子。サイコパス。
容姿、普通すぎる若くて綺麗な女の子。


・『先生』
本名、生命 先愛
読み、しょうみょう さきあ
性別、男
異能、先生
年齢、23歳
種族、選ばれし偽物の覇王
性格、温厚で穏やかで優しく敬語。一週回って気持ち悪い。
容姿、タレ目に燕尾服。どこの執事ですか。

・『記憶改竄』
本名、改 記
読み、あらため しるす
性別、女
異能、記憶改竄
年齢、18歳
種族、天涯孤独の記憶操作主
性格、偽物に忠実で本物に噛み付いてくる番犬。俺っ子。
容姿、西洋の王子様みたいな服着てる。

・『ビーム』
本名、光屋 ビリーヴ
読み、ひかりや
性別、女
異能、光線
年齢、27歳
種族、西洋とのやばいハーフ
性格、普段はめっちゃ優しい人。弾を目の敵にしている。
容姿、ごく普通のシャツにハーフパンツ。27でハーフパンツって。

・『切断』
本名、切雨 断
読み、きりさめ ことわり
性別、男
異能、切断
年齢、8歳
種族、真っ白なフランス人形
性格、やたら回りくどい喋り方をする。うざい。
容姿、真っ白な肌と真っ黒な髪、フランス人形。

・『分裂』
本名、切雨 裂子
読み、きりさめ れっこ
性別、女
異能、分裂
年齢、8歳
種族、真っ黒な日本人形
性格、日本語を喋らない。分かりづらすぎる。
容姿、本当の意味で真っ黒な肌と真っ白な髪、日本人形





29日前 No.174

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0






拝啓 親愛なるお嬢様
 私は今、この手紙を留置所にて書かせて頂いております。本来は許されない事だと言われ、死刑宣告も告げられてしまった私ではありますが、地雷警視総監殿のご厚意により、こうして筆を走らせて頂いております。お時間の都合上、乱筆となっておりますが、どうぞご了承くださいませ。
 私は零。zeroであり、零です。お嬢様との出会い……と言うよりは、お嬢様の母君との出会いは今でもとても刺激的なもので、忘れようにもどうにも忘れることは出来そうにないです。平和ボケをしていると言われる日本に常に怒声と銃声の響く到底普通とは口が裂けても言えないそんな冬木家は、私にとっては驚きの連続であり、そして私にとって大事な居場所でした。
 だからこそ、お嬢様がまたもや橘に足を掬われる等となったとき、どうしても体は動いてしまいました。二年前、私は母君の事で橘の母を殺しました。後悔はしていませんが、あの後に泣きじゃくった母君の顔は今でも覚えています。母君の橘の母を失って泣きじゃくる姿を見て私はなんと愚かなことをしてしまったのだろうと、自覚と共に思っていたのです。しかし、この道に進んでしまっているからには私は悪。人殺しの一つ二つ、今に始まったことではないですし、もう二度と使える者の涙を見せぬようにしようと、そう決めました。
 そのはずでしたのに、私はまた過ちを犯すところだったのです。私のしていたことは家への忠誠ではなく、ただの自己満足の快楽殺人犯だったのです。あの後、地雷警視総監殿に連れていかれる最中、お嬢様の道端にも関わらず、そして普段プライドの高いお嬢様が人目も憚らず土下座をする姿と、声を震わせて、それでも凛とした威厳のある面持ちで仰った謝罪に、私また何と愚かなことをしてしまったのだろうと、後悔と積年の気持ちに襲われました。
 お嬢様は、もしかしたらこちらの道では生きては行けない存在だったのかも知れません。だって、お嬢様に、母君に、冬木家に固執してしまったことがお嬢様の責任を負わせることになってしまったのですから。本当に申し訳ありません。どうか、私のことを許さないでください。お嬢様に嫌われ、許されないで死ぬことが出来れば、私も安心して逝けますから。お嬢様に少しでも情を持たれてしまうと、きっと私は何をしでかしてでも冬木家へ戻るでしょう。次は六合にも手を出すかもしれません。彼女の科学知識を全て盗んで、私はどんな手段を使ってでも、六合を殺すでしょう。
 まだまだ書きたいことは沢山あるのですが、私の刑罰実行の順番が回って参りましたので、こちらにて筆を折らせてもらいます。貴方がこの文面を読んでいる時、私の首は無くなっているでしょう。
 お嬢様。お嬢様だけに伝えます。私は、アメリカマフィアのスパイでした。冬木家に近付いた本当の理由は、冬木家の滅亡の為でした。しかし、無理でした。貴方のような優しい方のいる守るべき家を、私に壊す勇気はありませんでした。私には、壊せませんでした。私は恐らく、アメリカマフィアの恥晒しとして晒し首にされるでしょう。しかしそれでも構いません。
 お嬢様、今後もしかしたら米国のものがまた向かうかもしれません。その時は、くれぐれもお気をつけ下さいませ。
 親愛なるお嬢様に溢れるほどの加護と幸大き人生であらん事を。

 敬具 零





28日前 No.175

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

【プロフ】
「ワイルド・メニシアー、変な名前だろ?ははは、言うな言うな、俺も自分では変な名前だなーって思ってんだからよ。まあ年齢とか考えるとますます変な名前だなーって思うんだが……。まあいい、結構周りから言われるの気にするんだからな。ま、長々しく話すのは俺も好きじゃねえし、お前も眠たくなるだろ。そんじゃあ、自己紹介はこれくらいで。年の功っつーことで困ったことあったらおっちゃんに聞いてくれな。ま、そこそこメニおじさんと仲良くしようじゃねえか」

「魂の伴侶……つってもなぁ……。こんなおっちゃんと伴侶になっても面白くも何ともねぇぞ?なんなら若くて綺麗なにーちゃんと過ごしてた方がいいぜ〜?あー、メニおじさんちょっぴり感傷的になっちゃう。ま、いいわ、俺みたいなオジサマが好き〜なんて物好きちゃんが居たら、メニおじさんの事看取ってよ。君みたいな子に看取ってもらえたらおじさん超嬉しい。よろしくね」

『この館で……かぁ。ま、一人寂しく生きていくよりは全然マシ…………かぁ?魂の伴侶とかそういうのは……あー、メニおじさんじゃ役不足じゃねぇか?まぁいいや、おじさんほっぽって若いもの同士がうまくやっていくだろ。俺は恋愛ごとはちょっと大きな傷負ってるからなぁ……。うんうん、若者達が仲良しこよしで未来を開拓、それでいいそれでいい』

名前:ワイルド・メニシアー
性別:男
年齢:42歳
性格:(改行なしでPCからみて3行以上)
容姿:(性格と同じ)
役割:迷い人の男性
参考:
一人称「俺/おじさん/おっちゃん/メニおじさん」二人称「お前/君/あんた/名前ちゃん/名前」
18歳の頃まではごく普通にどこにでもいる心の広い寛容な好青年であった。高校卒業後は彼女と婚約を誓っていたのだが、高校卒業ほぼ直前に彼女を交通事故で亡くしている。それから女性との縁を一切遮断しており、彼女の事を想い続けて生きていた結果チャンスやアピールは100万とあったにもかかわらず婚期を見事に逃したダメおじさんになってしまった。ダメおじさんになってもそこそこの評判は貰っているの(俗に言うイケオジ)だが、あんまり嬉しくない。その結果故か恋愛に対してはかなり臆病な方で、また失うのであれば、と考えると本当に恋愛ごとには駄目になる。すぐに目をそらすようにしたり話をそらすようにしたりその辺の会話になると露骨に態度が変わる。
募集:(迷い人・異形の人間ともにまだ出会ったばかりですので今後成り立っていく人間関係の募集でお願いします)



これありかな。ひとまず勉強するので保存や

27日前 No.176

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

1人2役までならいいってあったから二人目作っちゃえ。

[人物]

「(キャラに合った台詞を幾つか)」

名前:御幣島 忍
読み:みてじま しのぶ
性別:(男女どちらか)
年齢:(教師以外は15〜18才となります。教師の場合は22才以上となります)
学年:(年齢に応じた物を。各学年3クラス。教師の場合は担当学年と担当教科をご記入ください)
容姿:(制服、私服なども記入お願いします。最低でも200文字の記入が望まれます)
性格:(“殺人衝動を持っていて誰にでも襲い掛かる”とか余りにも問題がありそうな性格の場合はお断りさせて頂きたく場合があります。こちらも最低200文字の記入が望まれます)
備考:(一人称や二人称だったりこれまでの人生の歩みであったり色々とご記入ください)
募集:(因縁の相手だったりあこがれの相手だったり。恋人や家族などの募集はおやめください)

[心剣]
名称:鎌鼬-写-《カマイタチ-うつし-》
モチーフ:鎖鎌
外見:緑色の風を纏った分銅のついた重みのある鎖鎌。分銅のところはおよそ10キロほどの重さがあり、分銅と鎌を繋いでいる鎖は鉄錆などが一切なく鎖だけでも十分な能力値がある。鎌の部分は長めに設定されており、殺傷能力を与えないように逆刃に設定されている。使われることは殆どない。特に変わったような目立つ普通の鎖鎌と違うところはないのだが、持ち手に鎌鼬の絵が繊細に彫られており、彫られた鎌鼬にはまるで自我や生命といった何かが芽生えているように見える。木の中で動く、ということはないが見る角度によって全くと言っていいほど見方が変わる。分銅と鎌を繋ぐ鎖の長さはおよそ10m。分銅を相手に投げるようにして巻き付ける事が可能。鎌の部分にも鎌鼬の絵が彫られてある。デザイン性がシンプルなのだがスタイリッシュさも混ざっていてなかなかかっこいい。厨二病心を擽る。
能力:空気。本家の鎌鼬には到底及ばないが、写しと言えど鎌鼬が宿っている以上は今の糸目よりも何倍もの強さを持つ風を超えて空気を扱うことが出来る。糸目のできるような事は当然だが、風を操り敵を切り刻んだり、風を操って高速戦を仕掛けたり、癒しの風で味方を援護したり、火力を生む風や、擦りあったことによって帯電する静電気を放つ風を扱うことが出来る。風で周りの空気を相殺したシールドを作ったり気圧を操って暴風や竜巻、真空波などを出すことも可能で、使い方は多種多様。これぞ贋作であろうと本物の宿る力。しかし本来の能力値がそこまで高くなかったこともあり、いきなり能力値が上がったこともあり負担がかなり大きく、アドレナリンが出まくっているので戦闘中は特に問題は無いのだが、終わった瞬間に全身が骨が外れそうなほどのいっそ折れたんじゃないかと錯覚させるほどの激痛と高熱を出す。1日でなんとかなるにしてもいっそ殺してくれと叫びたくなるほど(痛すぎて一周まわって声が出ない)の激痛なのでリスキーである。ちなみに叫びすぎて自ら喉を炎症させることも多々。
備考:兄である糸目の使っている鎌鼬の写し。糸目の鎌鼬から鎌鼬が居なくなり、居なくなった先が忍の鎖鎌。本来の名は『天狗』だったのだが、鎌鼬が宿ったことにより鎌鼬の名前に贋作を表す写しの名前に変更した。とはいえ、未だに天狗の力も宿っているのだが鎌鼬の力が強すぎる故に天狗の出番は殆ど無い。鎖鎌という武器そのものがまず刀対策で作られたものなので、太刀や大太刀、脇差、短刀問わず刀戦には非常に強い。遠距離に弱く、薙刀や槍などの間合い武器との相性は先に行動を移せれば問題ない。ただ分銅を相手に投げて巻き付けるまでのスピードがよく仇となることが多く、いかに早く鎌鼬の本来の能力を発揮できるかの技術力にかかっている。余談だが、鎌鼬は本来風属性ではなく空気属性なので、武器の強さは風属性である糸目を超越する。

[ステータス]
VIT:3
 攻撃をどれだけ耐えられるか、また回復力や病気への抵抗力を表す
STR:3
 重い物を持ち上げたりといった純粋な力を表す
DEX:5
 手先の器用さや攻撃動作の精密さを表す
AGI:1
 素早く機敏に体を動かせるかどうかを表す
INT:3
 受けてきた教育の程度や頭の回転の良さを表す
ABI:5
 心剣の性能。高ければ高いほど武器として優れ、また強力な能力を保有する

本物が出したかったんや……

26日前 No.177

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0


▼ キャラシート

「か〜わ〜い〜い〜!もー、なんで君はそんなに可愛いの!?そんなに俺を悩殺したいの!?しょうがないな、お望みとあれば、マイプリンセス、今日は君だけのプリンスになってあげる。君だけの王子様、皇、この俺と一緒に幸せになっちゃお?……あ!あそこに可愛い子いる!声掛けてきてもいいかな……?あ、安心して、もちろん、俺にとっての最上級のお姫様、つまり一番は君だよ!」

「お、俺はァ、かっこいい人も結構好きって言うかぁ……。えへ、俺、女の子だけが好きなんて一言も言ってないよ?ねえねえ、素敵だなあ、その筋肉!いいでしょ、触っても!だって俺男だよ?大丈夫、女の子じゃないんだから……あ、じゃあ、俺の筋肉も触る?なーんちゃって!かぁっこよくて逞しい腕!そんな腕に抱きしめられたらっ……もうっ…………!……痛い!!殴らんでもいいじゃん!!そ、それとも……私たち、もう終わりなの……!?……ごっ、ごめんなさい!!殴らないで!!」

『人を愛することって、本当に素敵なことだと思うんだ!だから俺はたっくさんの人をたっくさん愛するの!そんで、俺の事もたぁっくさん愛してもらうの。俺のことお人形さんみたいに可愛がって、俺のことホストみたいにたっくさん甘やかして、持ち上げられて、愛されて……人に愛されて、人を愛すって言うのはすぅっごく至福だよ……。特に……恋情は』


アウトな気がする。

20日前 No.178

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

▼ キャラシート

「あー……眠い……確実に睡眠が足りない……。え?昨日?昨日はええっと……授業がなかったから3限目で帰って……帰ったあとすぐにお風呂入ってお布団入ったから……んんと……今日は職員会議も午前授業もなかったからギリギリまで寝てたでしょう?ええと……20時間、くらい?かな?まぁいつも通りなんだけどねぇ、やっぱり20時間はちょっと少なすぎかなぁって思ってるんだよねー。それに……休日はずっと寝てるし特に今みたいなお昼の時間は最高に暖かくて気持ちいいんだよ……?眠ってたいなぁ……ふあぁ……。……あ、××先生、今日はうちの子の面倒ありがとうございました〜。また宜しくお願いしますねー」

「よし、皆で歌おう!え、いつもより先生元気だね?へへ、今日はいつもよりたくさん寝たんだ!連休だったからついついずっと眠っちゃって……!よーし、じゃあ先生元気だし、歌のテストしちゃおっか!皆いい声で歌ってね〜!たくさん歌ってくれたら先生たっぷり寝られ……いけね、先生いい評価つけてあげちゃうよ〜!ポイント稼ぎしときなね〜!あ、でも、人前で歌うの苦手って子は放課後先生のとこ来なね。無理に歌わせていい評価が出来るわけないもん。先生も学生時代歌のテスト大っ嫌いでさ〜。だから、もしちょっと苦手だなって子は放課後!苦手な子で集まって、先生含めてみんなで歌お!」

『ご飯もお水もいらない。私は眠れたらそれで充分幸せだよ。睡眠は人間の三大欲求の一つだもん、三大欲求のどれか一つでも満たされれば、人間っていうものは案外簡単に生きていけるものなんだよ。茨姫とかコールドスリープみたいに、ずっと眠れたらなぁ……。あぁ、なんだか眠たくなってきちゃったな……ごめんね、先生、ちょっと寝るね』

20日前 No.179

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20日前 No.180

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

名前:勇音 睡(いさね ねむる)
性別:女
年齢:26

性格:のんびり屋さんで常に眠たがり。授業が無ければすぐに学校から帰ったりと比較的自由さん。眠たさが体調に関わるので充分な睡眠を取った日にはハイテンションになり元気に明るい普通の先生。生徒のことを第一に考え、その人のできる100%を引き出すために生徒1人のために時間を割いたりすることもよくある。眠くてもその時は頑張る。人の変化に目敏い方(自称)で心配性な一面もある。

容姿:身長160cm、体重44キロ、至って平均的な中背。食事回数が少ないのでちょっぴりとは言い難いほどには細い。瞳の色は憂いを帯びたような伏し目がちで水色混じりの灰色。髪の色も瞳同様に水色混じりの灰色の髪。生まれつき色素が他の人に比べて薄いのだとか。アルビノではない。髪型はギブソンタックにしており、崩れやすいので髪型を青色のリボンでキープしている。降ろすとミディアムのストレート。

服装:白色の長袖のカッターシャツの上からワンサイズ大きめの灰色のカーディガンに黒色のタイトスカートと黒色のタイツ、足元はヒールが苦手なのか茶色のアルパルガータと至って普通な感じ。私服、というよりは寮の中では完全にダラダラしてるので黒色の「超眠い」と白色の筆で凛々しく書かれた半袖のシャツに膝丈までのベージュのハーフパンツ。外に出る時は秘色に所々薄紅の花柄のチュニックに紺色の丈にピアノの楽譜のようなレースがあしらわれている七分丈のレギンス、青色の薔薇が拵えてある紺色のサブリナ・シューズ。

学年/クラス:3年1組/副担任
委員会/部活:放送委員会/吹奏楽部
異常性レベル:5……日に日に睡眠時間が伸びていき、睡眠時間が短い日は酷くイライラしてニコチン中毒気味になる。
寮:496号室

備考:一人称「先生/私」、二人称「君/貴方/名前さん/苗字さん」睡眠依存症、好きな色は闇のような黒紫色。煙草はあんまりたしまないけどイライラすると結構なスモーカーになる。好きな銘柄はめっちゃ甘い匂いピース以上のバニラの匂いがするので有名なキャスター。お酒も仕事の付き合い以外では飲まない。飲む時間があるのならば睡眠を優先したい。好きなお酒はカクテル。その中でもビトウィーン・ザ・シーツとアルコール度数高めのものが好きな様子。すぐに眠れるから。声質が女性にしては中性的なハスキーボイス。歌う時はアルトだがソプラノも全然出る。低い声も出せなくはないので音域は広い。声帯模写は苦手。

募集:(あれば)

19日前 No.181

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

 「伊織ちゃん、何やってるの?」
 「んー……お手紙」
 「……手紙?」

 高校3年生、秋。橘伊織は、殆ど部活に行ったり帰ったりで誰も居なくなった教室で自分の席である窓側の一番前でシャーペンを悔しそうに握りしめながら白いルーズリーフのグシャグシャになった紙に目を向ける。
 日直の仕事のおかげで電気は消えたが、秋でも日は思っているよりも長いこともあり、沈み掛けの太陽の光が溢れて教室に入り込む。窓際の席ということもあり、少し目は痛くなったが、文字が書きやすくなった事実に伊織は特になんとも思っていなかった。
 伊織が頬杖を時々つきながら、何かを考える素振りをした後にまたすぐにシャーペンを踊らせるように走らせる。そして、そこを通りかかるのは三年目にしてクラスの離れた縁楔。もはや幼馴染みと言ってもあながち間違いの無い彼は、彼女である地雷千里が教室に忘れ物を取りに行ったとかで、三年目はカップル仲良く同じクラスになれたようで教室まで向かっていた。
 伊織は2組、楔たちは5組という事もあり、必然的に伊織の教室を横切るのだが、いつもは厄介なほどずっとそばにいる男の存在が無かった。平岩英介。結局、英介は高校に入って三年目まで同じクラスになった。噂によると行く大学も同じらしい。英介は英介で彼女と一緒に帰ったのを知っていることもあり、あの厄介な男がいたらいたで怖いとも思っていたのも事実だが、あまりそれは口にせずに、スクールバッグを肩に背負いながら楔は教室に足を踏み入れ伊織に近付く。
 伊織は足音に気が付き、シャーペンの芯を折って先が出ないようにしたかと思えば、ただでさえグシャグシャになったルーズリーフを更にグシャグシャにしたかと思えば、大きめに破った後に教室の黒板の左斜め前にあるゴミ箱に投げると、伊織は露骨に避けるようにして筆箱の中にシャーペンを入れると、筆箱を手に持ったまま、リュックサックのチャックはだらしなく開いたままいつも通りの「またね!」と愛想のいい楔も何度も心を奪われたような、揺れ動かされそうになった笑顔を見せつつそう言って伊織は忙しなく走りながら教室を出ていった。
 楔からすれば、あの笑顔を見て動じなくなったのも自分の成長をしみじみと痛感したが、それと同時に伊織のよそよそしさに普通の友人としてのショックを軽く受けていた。何かしたかな?千里と付き合ってるから気にしてくれてるのかな?
 そう思いつつも汚いとはわかっていたが、伊織の書いていた紙が気になったこともあり、ゴミ箱の中を漁り、千切られたルーズリーフの紙を文字の書いていない方にテープを貼りながら文章を繋げていく。

 「えーと……これは……」
 「おい楔、何やってんだよ」
 「あ、千里。んーん、何でもない。伊織ちゃん居たから挨拶してただけ。帰っちゃったけど」
 「マジか!駅まで一緒に帰ろうって声掛けてくれても良かったんだぜ?クラス離れてから全然伊織と話してねぇんだもん。……あ、ほら、それに伊織大学行かねぇんだろ?だったら高校のうちにやれることやっときてぇなって思っ…………」
 「…………はい?」
 「なんでもねぇ!!忘れろ!!」

 楔は紙を見つからないようにポケットの中に突っ込むと背丈の低い千里と合流をする。ふと千里と話している時にとある言葉が楔の中で引っかかったが、千里がかなりまずそうな顔をしていたのですぐに血相を変えてなんでもない、と言った。
 ────大学に行かない?
 そんな疑問符を浮かべながら。

 家に帰ると、楔は教室のゴミ箱で漁ったルーズリーフをくっつける作業に入る。リビングでやっていたこともあり、ずっと目を凝らしてやっていると、いつの間にか兄である鎖が帰宅していたようで、楔の何かに熱中する姿を珍しく思いながら鎖は目を細めながら楔の正面に座り込んでネクタイを緩めながら何をやっているのか眺めていると、伊織の字だということに気が付き、鎖は首をかしげると、最後の文字の部分が繋がったところを見届けると、楔よりも先に鎖がルーズリーフの紙を取り上げ、それに目を通す。

 「あ!!おい、兄貴!」

 楔が今までの苦労を返せとでも言わんばかりにキッ、と鎖を睨みつけると、鎖は1度楔に目配せした後に楔の繋いだばかりのルーズリーフの紙を破り、燃やした。
 楔が軽く絶望を覚えるようにしながらもそれを見つめていると、鎖は珍しくも言葉を発しづらそうな眉を寄せたり口を開いたり閉じたりを繰り返したり首を触ったりを繰り返し、はぁ、と大きなため息を吐いた後に鎖は嫌に優しく微笑む。

 「お前は知らない方がいいよ、楔」

 ────なんだよ、みんなして。



 結局、伊織の書いていたものが何かもわからないまま月日はすぎ、あっという間に卒業式を迎えた。伊織は三月から家の事情で学校に来ていないらしい。何かあったのか心配になったのだが、やたら英介も珍しく「何ともねぇから」と楔を察しているかのような言葉をかけたかと思えば苦々しく笑う。
 別に今となっては元々好きだった人なだけであって、今はただの友達だが、それでも、元々好きだった人なのだ。気にするなという方が難しい。何とか千里に吐き出させると、楔は目を見開く。

 「い、伊織は……か、海外行ったんだよ。薙刀について教えてほしいとか言われたらしくて」
 「……?で、なんでそれを皆して隠すの?」
 「…………………………の」
 「……はァ?」



 「自殺でもすんじゃねえの」





 「…………なんで?」


 なんで、その一言がやたら重く聞こえた。自分の話した言葉とは思えないほど低くて、怖いものだったような気がする。なんで、それしか言葉が出なかった。
 なんでそれを放っておくの?英介も、千里も、なんで放っておくの?俺に教えてくんないの?ねぇ、なんで?自殺?死んじゃうの?伊織ちゃんが?なんで?


 「分かんねぇ……伊織が言ってたんだ」
 「…………何て?」
 「外国じゃないもっと遠くに行きたいんだ、もしそれを止めるんだったら、僕は…………」
 「…………何?」

 楔の低い声に千里は少し震えながら肩を揺らす。

 「僕は……誰がなんと言おうと僕の正義を貫く。警察を、冬木を、潰す」
 「え……」
 「まだ許してなかったんだよ……伊織は……」
 「なんで……俺に言ってくれなかったの…………」
 「ご、ごめ」
 「お前じゃない!!伊織ちゃんに決まってるだろ!!」
 「…………く、楔……」

 楔は正直、もう訳が分からなかった。今好きな人を今どれだけ悲しい顔をさせているのかも、元々好きだった人がどんな気分で自分たちに接していたのかも、優しく笑いかけてくれていたあの笑顔がすべて虚像だったのかもしれないという可能性も、何も言ってくれなかった伊織も、訳が分からなかった。


 「伊織姉ちゃん、本当に行くの?」
 「うん。もう帰ってこないかも。ごめんね、識」
 「…………父様、泣いてたよ」
 「うん。知ってるよ」
 「伊織姉ちゃん…………やっぱり外国なんて……い、いくら警察も冬木も許せないからって、自分がその人たちを傷付けないようにって外国に行く必要は…………!」
 「ダメだよ識。そんな事したら、僕は母様を殺した奴と同じレベルの人間に成り下がっちゃうんだよ。クソみたいな名前だけのお飾り組織に、子供の戯言だって言って誰も僕達の話を聞いてくれなかった虚言癖のクソ組織。識、こんな汚い世界で生きてたら、きっと識も汚くなっちゃうと思う。だから、識は染まらないで」
 「……うん。ずっと、想ってるから、母様のこと」
 「うん、良い子」
 「俺、やるからね。褒めてね」
 「うん、いいよ」
 「伊織姉ちゃんの大ッ嫌いな人全員、消しておくからね」
 「ありがとう、識。…………あ、でも、千里は生かしてあげて?」
 「……なんで?あいつが一番嫌いなんでしょ?縁の事もあるし……」
 「一番嫌いだからだよ、皆が死んだ後、一人で生きていくしかない世界はさぞ寂しいだろう。楔は…………綺麗に殺してあげて」
 「しょうがないなぁ。じゃあ、さようなら、伊織姉ちゃん」
 「さようなら、僕の弟」
 「はぁ……全く、君たち姉弟は末恐ろしいな」
 「亜留斗さんも結構俺ゾッとしたよ?俺らの方来るなんて思ってなかったんだもん。恩とかあるんじゃないの?」
 「無い。と言えば嘘になるけれど、僕は別にあいつらが居なくても働くところは沢山あるしね。アメリカなんかじゃあ僕が欲しくてたまらないみたいだし。それに……恩義よりもこき使われた回数の方が多いからね。僕の忠告一つ聞かないバカをいつまでも相手するほど僕も優しくない。まあぶっちゃけるとあっちに手を貸したことでのメリットがない、それと面倒くさいってことかな。こっちについておけば僕も心置き無くアメリカに行けるし」
 「……サイコパスだなあ」
 「君には言われたくないよ。……そうだ、アメリカに一緒に行くのはどうだい?父君も一緒にさ。それともまだ日本に思い入れはあるかい?」
 「無いよ。日本なんてなければ母様も死ななかったよ」
 「……サイコパスは君たちの方だよ、橘」




▼ 伊織は表面上仲良くしてたけど腹ん中すっごい黒かったらいいなって

▼ 徹守の存在がない世界線。楔が好きな伊織。

▼ 警察も冬木も許しません、ぶっころ姉弟。

▼ 後に伊織は病むに病んで自殺、楔は精神病棟行き。

▼ 囚人が識に放たれて冬木に恨み持ってる人間とか警察に恨み持ってる人間が逆恨みでやりたい放題。ちなみに囚人は働くだけ働いた後識が亜留斗と協力して作ってもらった爆弾が起動して自爆。

▼ ちなみに亜留斗は伊織側。中立っちゃあ中立だけどいくら恩があるにしても無くても自分が生きていければいいかっていうサイコパス思想。あとぶっちゃけていうと普通に面倒くさい。





18日前 No.182

@akira0908☆G2g5KGLD3yBo ★Tablet=UIgVrM4Ag0

※ あってんしょん ※

・体育会系数学教師新倉八夜(にいくらやよ)のターン。
・八夜→伊織→オフトゥン
・皆恋してない。英介は勝ち組。
・高二の夏休み。学期末テストの補習。



 「…………んん?」

 高二、夏。ドタバタしていた一年の頃に比べると、だいぶ穏やかな一学期になったが、伊織の周りは相も変わらず騒がしかった。まあ、一番の原因は伊織を取り巻くストーカーとそれを止めもしない伊織の幼馴染みの存在が強いのだろう。
 夏休みに入り、待つものはサマーバケーションと大量の宿題、だけかと思いきや、伊織には夏の補習というものが残っていた。理由は簡単である。伊織が何とか停学もしないでこうして進級ができて居るのは部活での功績と致し方なさすぎる出席停止を除く出席日数。そして古文のテスト。かなりギリギリの範囲でこうして高二になれた訳だが、伊織は家も家という問題もあって理系は苦手な授業だった。まあ家柄を言い訳にしてしまえばそこまでではあるが。
 周りの友人が優秀ということもあり、今教室で一人取り残されて数学の補習を受けているのは伊織だけだった。同じレベルだと思っていた英介も、去年の補習でどんな悪夢を見たのかギリギリ赤点回避をしていたようで、去年余裕綽々としていた伊織が指をさされて笑われたのは伊織にとっては悔しい思い出だ。英介にだけいい思い出にするわけにも行かなかったので英介の自分を指さした人差し指の骨をへしゃげてやった。その後、伊織は英介の彼女に複雑そうな顔をされたかと思えば割とあっさり許してもらえたことにいいのかよ、と突っ込みかけたのはぐっと堪えた。
 楔に頼み込んで補習に一緒に来てくれないものかと何度か頼み込んではみたのだが、楔の方は楔の方で夏期講習があるとかでご丁寧に断られた。去年まで楔は夏期講習に入っていなかったような気がするが、既に大学受験に備えて夏期講習と冬期講習、春期講習のみに通っているらしい。エリートは進む道が違うもんだなぁと思いつつも、ご丁寧に断られた補習も一人虚しく部活でもないのに制服に身を包みながら泣く泣く配布されたプリントとにらめっこ。

 「ううう…………因数分解ってなんだよ〜っ…………」
 「おいおい、大丈夫か?中学生の問題だぞ?多項式とか習わなかったか?」
 「習ったけど〜…………」

 悔しそうに伊織が唇を噛み締め眉を寄せながら「くぅうっ……」と細い息を吐き出しながら呻き声に近い声で意味が分からないことを素直に不満をぶつけると、タオルを頭に巻いた体格のいいいかにも体育教師をやっていそうな緑色のジャージを羽織った男、新倉八夜は新聞を目を細めながら見ていたのを伊織の声に苦笑しながら顔を上げて新聞を折りたたんでプリントを覗き込む。
 中学生レベルの問題に頭を悩ませる高校二年生というのもどうかと思うが、伊織は本当に頭だけは弱かった。それこそどうしようもないくらいには。八夜は頭を悩ませる伊織に苦笑を零しながら、少し肩を竦めた後に指をパチン、と鳴らして人差し指を立てて提案をする。

 「流石に掛け算はできるだろ?ここ教えてやるから。そんじゃ、早速、7×7は?」
 「しじゅうはち…………」
 「んん〜〜??」

 机に頭を突っ伏しながら伊織が唸るように答えを出すと、八夜は信じられないとでも言いたげに目をぱちくりとさせた。小学生でもできるような簡単な掛け算をさも当たり前かのように間違える伊織の異常とも言える行為に頭を悩ませる。伊織の方は逆にあってるだろ?と言わんばかりのドヤ顔を見せつけてくる。
 いや、あってないんだけどね、そう言いたくなるのだが、仮にも八夜は教師、何でもかんでもすぐに否定するのは良くないと思っていることもあり、すぐに否定はせずに時間をかけながら掛け算を鍛え上げることに決めよう、と一つ強く頷き伊織に目を向けると、伊織は既に諦めたのかプリントの落書きを始める。

 「あー!!帰れなくなるぞ〜?」
 「だって分かんないんだもん」
 「あのなぁ、伊織ちゃん、あんまり強くは言いたくないんだがなぁ……そんなのが続くと、本当に進級できなくなるぞ?いくら部活と古文の成績で保ってるにしても……時間の問題だぜ?」
 「うっ」

 八夜が少し厳しめの瞳で伊織に告げると、伊織も流石に鍼灸ができなくなる、という言葉には流石に危機を感じたのか女子らしからぬ呻き声を上げて困ったように眉を寄せて「ぐう……」と何も言えないかのように目を伏せながら唇を尖らせた。
 珍しく堪えている様子の伊織の姿に、八夜もなんだか申し訳なくなり、軽く首あたりを困ったように数度撫でるように触ったかと思えば、伊織を見据えて申し訳なさそうに細い息を吐いたあとに再度口を開いて言葉を放った。

 「伊織ちゃん、俺ァ強く言いたかねえよ?言いたかねえんだ、ただな、伊織ちゃん、俺はな、伊織ちゃんにはちゃんと進級してもらって、早く卒業してほしいんだよ」

 珍しくも教師らしい八夜の言葉、八夜の真剣な瞳に、伊織はこの人こんな顔も出来るんだなぁ、とさりげなく失礼なことを考えながら小さく苦笑した後に口元に手を当てた後に人差し指で自らの唇を撫でるようにしながら八夜をジトっと意味ありげに意味のありげな視線を向ける。

 「…………………」
 「なっ、なんだその目は!」
 「んーん。新倉先生も先生なんだなぁって」

 八夜も、ジトっと意味ありげな視線を投げてくる伊織の姿に、ビクッと肩を揺らしながらも少し恥ずかしそうに目を逸らしたかと思えば、伊織はへにゃりと笑ってプリントの落書きを素直に消しながら少しだけ八夜に視線を向けたかと思えば、すぐにプリントに目を戻して消しゴムをかけると、ついにやる気を出したのかシャーペンを握って、掛け算が出来ないからか、整数の足し算の筆算を続けながらなんとか数字を埋めていく。
 わざわざこちらの話に賛同してくれたのか、と感動から八夜が伊織を感動の瞳で見つめると、デカすぎる数字の足し算に伊織は顔を歪めながら「ぐ……う……う……」と情けない声を出しつつもプリントに向き合う。八夜はぐしゃぐしゃと伊織の頭を撫でてやると、伊織はむすーっとしながら八夜を見上げたかと思えば、肩を竦めて眉を寄せて口角を上げる。

 「新倉先生のお望み通り、早く卒業してあげるんだからちゃんと教えてよ。それと僕のことあんまり子供扱いしないでよね」
 「ははは!子供はみんなそう言うもんだ!よーしっ、伊織ちゃん、とりあえず掛け算からやるか!」
 「嫌だァア!!掛け算なんて知らない!!」
 「俺のために早く卒業してくれるんだろ?」
 「…………うぐ」

 伊織の口から出てきた強がりのような言葉に、思わず八夜は口角を緩めると、またぐしゃぐしゃと伊織の頭を撫でた後に豪快な笑い声と共ににんまりと少し意地悪そうな笑みを見せたかと思えばこうなる事が予測できていたかのように掛け算のプリントを伊織の前に出すと、伊織は顔面蒼白に近い蒼白い顔にしながら首を横にぶんぶんと振りながら泣き言を言うと、またもや八夜は悪戯に笑ってニヤニヤとした様子で伊織の言葉を繰り返す。その言葉に伊織もすっかり大人しくなって弱々しいうめき声をあげた。
 ────本当は、進級なんかしなくてもいいんだけど。
 八夜はそう思いながら掛け算プリントを文句をぶつくさ言いながら解いていく伊織を横目に頬杖を付いて小さな微笑を浮かべる。進級なんかしなくてもいい、だなんて教師としてあるまじき言葉であることは分かっているのだが、進級してもらいたい理由は八夜にはまだいくつかあった。

 ────ずっと先生と生徒じゃ、傍に居られないだろ?

 「……八夜先生?」
 「おう!……って、え?や、やよ……!?」
 「八夜先生なんて言ってないけど。新倉先生ついに耳も悪くなったの?」
 「…………はは、そうかもな」

 そっと苦笑を零す。
 ────本当に、素直じゃない愛しい俺の生徒!











17日前 No.183

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描けない未来を描く場所ならここにある。


▼ 新倉 伊織

 「ああっ!八夜さん、何やってるんですか!!」
 「す、すまん!悪気は無いんだ!!」
 「も〜っ……。悪気が無いのが尚更厄介です!!」

 結婚式を数日後に控えた橘伊織、改め新倉伊織は、家で旦那である八夜と共に結婚式のあれやこれやについて色々決めていた。……の、だが。伊織の旦那である八夜は厄介なことに所謂ギャンブラーな一面がある。と言っても、今のところ伊織が目撃したのは競馬くらいだが(この前新聞で赤丸つけてあったしボートレースも見たような気が……)、当たるかどうかは正直微妙なところである。
 仮にも、教師という仕事のおかげで家はなんとか安泰となっているのだが、ごく普通の生活を望む伊織的には出来ることならギャンブル的なことはこれを機にやめて欲しいと思っていたのだが、今資金を握っているのは八夜の方だということもあり、素直に言うのであれば今のまま八夜に任せているとめっちゃ怖い、という心境である。伊織とてケチという訳では無いが、まともに当てたことがあるのなんてほとんど見たことが無い。酷い時は八夜の同期である佐原浩史がわざわざ家に来てご飯を作りに来てくれたりお弁当やらお惣菜やらを持ってきてくるほどの体たらく。今まで八夜は従姉妹である新倉新と共に過ごしていたようだが、先輩そして義姉でもあるということもあり、正直に言うと伊織からすれば新に是非ともこの男を何とかする方法をご享受いただきたい所だった。と言えど、その肝心の新は伊織よりも3つ歳上ということもあり、今となっては大学も就活時期に入りそうだなんだと言っていたこともあり声がかけられていないのが厄介な今の状況である。数日後に仮にも結婚式を控え、そして婚姻届と指輪まで交換しているというのにも関わらず、本当にこの男は……。
 伊織もどうしてこんな男が好きになってしまったのだろうかと大きな溜め息を吐いてしまう。英介にも散々新倉先生だけはやめろと言われていたし、楔にもましてや如一や千里、佐原先生から土屋先生、最終的には新にまで絶対にやめろとまで言われていたのにも関わらず、それを押し切ってまでこうして共に過ごしているこの事実がなんとも悔しい。やはりあの時押し切るんじゃなかったかと、少しだけ頭を痛めるが、それでもどこか後悔はなかった。確かに、どうしてこんな男を、とは思っているのだが、そう思う感情に全く恨みや辛み、憎みだとかこんな男を好きになったという事実に対する悔しいだとか、後悔の念は全く無かった。まあ、不安がないといえば嘘にはなるのだが、この男なら大丈夫だろう、と。伊織も心のどこかではそう思っていたのかもしれない。

 「あ、伊織ちゃん、これ、見てくれよ!」
 「もー……次はなんですかっ……て…………これは……?日本じゃないですよね?」
 「フランスだってよ!俺はあんまり異国のことは詳しくないんだが、伊織ちゃん、やっぱりこういう所行きたいんじゃないのか?」
 「え、ま、まぁ……行けるなら……で、でも急に……」
 「し、ん、こ、ん、りょ、こ、う!」
 「…………」

 ────本当に気の早い人。
 思わず苦笑が零れ、伊織は眉を寄せながら目を細めて口元に手を当てながら小さくくすくすと笑ってしまった。
 ────目先のことは見えていないくせに、ずっとずっと先のことを見ているような真っ直ぐで純粋で、ちょっと強がりで、どうしようもないくらい子供みたいな人。そんな子供みたいな人でも、僕よりずっと年上で、僕のことをいつでもたくさん甘やかしてくれる。何が言いたいのか分かっているかのように、いつも笑いかけてくれる。悔しいけれど、そんな所に僕は惹かれてしまったんだと思う。
 伊織は苦笑を零しながら八夜の隣に座り込み、八夜が手にしていたパンフレットを横からとると、八夜は満足そうににこにこと子供のような満面の笑みを見せながら伊織に体を寄せて旅行パンフレットをあれがいいんじゃないか、これがいいんじゃないか、なんて一人はしゃいでいる。伊織は本当にどうしようもない人だと思うと同時に、八夜の子供のようにはしゃぐ姿を見て嫌な気がしたとか、そういうのは全くなかった。
 子供のようにはしゃぐ八夜の姿が、どうしても大型犬のように思えてしまって、伊織はそっと八夜の頭に手を伸ばそうとすると、八夜は咄嗟に伊織に伸ばされた腕を掴むと、そのまま伊織の腕ごと手のひらを伊織の頭に持っていき、伊織が自身の頭を撫でるようになりながらも八夜も伊織の頭をくしゃくしゃと撫でた。

 「むぅ……」
 「俺の頭を撫でようなんざ百年早い!!」
 「…………あ」
 「うん?」

 伊織がつまらなさそうにぷくり、と頬を膨らませると、大人げなく子供顔負けの満面の笑顔で八夜は自信満々に百年早い、なんて言って見せる。伊織は暫くむすーっとしていたが、仕返しのようなものをなんとなくではあるが思いついたということもあり、「あ」と一つ声を漏らす。それに対して何かあったのか?とでも言いたげに首を傾げて八夜は伊織を見ると、伊織も思わずくすくすと笑った後に、少しいたずらっぽい笑みでからかうような口調で言葉を放つ。

 「百年も僕と一緒に居てくれるんですね」

 伊織がいたずらっぽい笑みと、いたずらっ子のようなからかうような口調でそんなことを言うと、八夜は暫く首を傾げたまま目をぱちくりとさせた後に、すぐにハッとして顔や頬には出ないものの、耳を分かりやすく真っ赤に染め上げる。
 仕返しができたということもあり、伊織は満足そうににこにこと八夜を見ると、八夜は伊織の手から旅行パンフレットを奪い取ると、それを机に置いて伊織の手をキュッと掴んだかと思えばいつになく真剣な瞳で伊織をじっと見つめたかと思えば、次は茹で蛸のように顔まで真っ赤にしながらとてもスラスラとは言えないしどろもどろな調子で口を開く。

 「お、俺は、百年後も、そのずっとずっと先も、伊織ちゃんと一緒に居るから。生まれ変わっても、俺は君を、必ず見つけるから」
 「……!」
 「だから……伊織ちゃんも、俺と一緒に………………!?え、あ、え!?あ、わ、悪い!!重いよな!?最近の子はああいうの言われても困るよな……!?わ、悪い!!え、えと、ティッシュ……」

 八夜が目を泳がせたり逸らしたりしどろもどろになりながらも言葉を紡いでいると、八夜は目の前で顔を真っ赤にして大きな瞳に雫を溜め込む伊織の姿を見てギョッとすると、急いで伊織から手を離して焦ったように周りをキョロキョロと見ては何か拭くものは無いかと探していると、伊織が自分よりもずっと大きな体格の八夜をきゅっと抱き締めると、八夜はビクッと肩を揺らしながらどうすればいいのか分からず、開いた両の手が数度空を切った後に、伊織の背中に手を回す。暫くの沈黙と気まずいそんな空気が流れたかと思えば、伊織は1度八夜から手を離して目元をほんのり赤くしながら八夜を見据えた。



 「僕も、八夜さんの事、必ず見つけるから」
 「いっ、伊織ちゃん……!!」



 伊織がくすくすと笑いながら八夜にそう言うと、八夜は感無量なのか目元に涙を溜めて右手の親指で自らの目元に溜まる涙を何度も何度も拭うが、嬉しさからか涙は留まるという言葉を知らない。伊織は小さくクスクスと笑って八夜の目元に手を伸ばすと、八夜の目元に溜まった涙をそっと人差し指で拭う。伊織のそんな行為に、またもや何かがじんわりと来て八夜の目頭を熱くさせたが、八夜はいつものように太陽に近い歯を見せてにっと笑い、伊織の目元に溜まっていた涙を優しく拭ってやると、伊織も少し擽ったそうに頬を緩めた後にまた小さく笑った。

 「八夜さん、僕、日本がいいです」
 「ん?」
 「新婚旅行」
 「……いいのか?」
 「はい。いつでも行けますし……それに……八夜さんと一緒なら、どこに行ったって同じですよ。新婚旅行っていうのは、傍に八夜さんが居ることに価値があるんです」
 「っ……!いっ、伊織ちゃん、本当にいいのか……!?」
 「いや僕嫌だったら素直に言いますから」
 「はは!そうだな!」

 八夜はそう言って伊織の頭をぽんぽんと優しく撫でるように叩きながら伊織の肩を寄せると、伊織も八夜に寄り添うように身を寄せた。八夜と伊織の左手の薬指に身につけられた金色に輝くリングは、どことなく2人を包み込むような優しい淡みを帯びていた。












( 幸 せ に な り や が れ )







17日前 No.184

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描けないんじゃなくて描かないだけ。描こうとしないだけ。未来っちゅーもんは自分で描いていかねぇと。




▼ 腹黒コンビ

 「あっなたとコンビッニふふふーんふーんふっ」

 コンビニ入店音、というよりはコンビニといえばで有名なCMの鼻歌を歌いながらルンルンスキップ状態でコンビニに向かうのは身長190はある巨体の男、四月一日徹守。何かいいことがあったのか、と問われれば否。この四月一日徹守という男は普段からこれなのである。自由で、頭どころか存在そのものがお花畑のような、全体的にポヤーンとしたパッとするようでパッとしない爪を隠す能ある鷹。学力名門の桜華では上から5番以内に入るほどの頭脳の持ち主であり、生まれは九州、桜華は全国的にも水泳部の強豪であり、水泳部推薦によって徹守はこちらに来ていた。と言っても、このオールマイティ男、勉強と運動だけに限らず、運と芸術性も神に認められたものだ。四月一日徹守の歩く信号機はすべて青、そう言われるほどに、この男は運に好かれている。芸術性においては第2のシャセリオーとさえ言われている油絵の天才でもある。ここでゴッホやピカソといった超有名所ではなく、知る人ぞ知る、という名前がこうもあっさりと使われることに徹守の芸術性は光っている。さて、それではこの四月一日徹守という男の通り名を付けるとすれば、最強にして最恐であり最も害悪、西生まれの天界の乱暴者弁慶としよう。


 「ずぅっと夢〜を見て〜し〜あわせ〜だったなぁ〜ぼーくぅ〜はぁ」

 逆に、また違うコンビニの有名な音楽を起用しているCMの歌をのんびり口ずさみながらのんびりとのろのろとコンビニのレジ袋をぶら下げながら歩くのは身長175前後の男、縁楔。普段からのろのろとして幸せそうに花を飛ばすこの男は、頭どころか縁楔という人間、80パーセントの水分とその他を構成する全てが花のような男だ。花というよりは、華だ。全体的に、というよりは本当にずっとぽやーんとしてぽけーっとしているような何かを隠し持っていそうな雰囲気を持たせるミステリアス。武術名門の櫻庭では弓道成績全国1位、頭脳的にも上から2番目、桜華として考えると10人目に入るか入らないか程の頭脳の持ち主であり、生まれは関東、櫻庭と言えばこの男の功績によってイコールされて薙刀と並んで弓道の名前が出てくるほどの強豪にした人物だ。と言っても、このぼんやり男、運動と勉強だけに限らず、愛の女神にさえも愛された愛されるべくして生まれた癒し系の男だ。確かに、徹守程の運も持っていないし、芸術性ももっていない。が、明らかに徹守の無いものをこの男は持っている。愛される力だ。仮に、徹守にあるものが愛する力だとすれば、愛される力を持っている。主に、権力者に。さて、それではこの縁楔という男の通り名を付けるとすれば、最愛にして再愛であり最も希少、東生まれの天界の雅人牛若丸としよう。


 弁慶と牛若丸の話を知っているだろうか。そう、五条大橋での弁慶が千本目の刀に牛若丸を狙い、負けた後に忠誠を誓ったかの有名な話である。しかし現代の弁慶と言ったらどうだ。荒くれ者なんて言葉は似合わない。破戒僧なんて言葉はもっと似合わない。逆に牛若丸はどうだ。牛若丸ほどの凛々しさを持ち合わせていない。凛とした瞳なんてものはもっと持っていない。
 例えば、ここに。

 弁慶と牛若丸が顔を合わせたとしよう。

 「……あれ?」
 「…………あれれぇ?」

 まず先に口を開いたのは弁慶。弁慶は女子のごとく首を傾げながら牛若丸を見据える。牛若丸の方はワンテンポ遅れて、ゆっくりとゆったりとした口調でいわゆる萌え袖の状態で自分の顎あたりに手元を持っていっては首を子猫のようにかしげる。
 その途端、弁慶の顔は破戒僧そのものとなり、牛若丸の顔も先程までのナマケモノのようなぐったりしたようなアホそうな間抜けヅラはあっさりと姿を消し、牛若丸以上の厳しい目つきになりながら190はある巨体の男、弁慶を見据える。

 「奇遇やね、縁。ましゃかこぎゃん所で会えるっちは思っちなかったちゃ。い、ばってん橘しゃんは居なかんか?橘しゃんば連れやないにしゃには興味無か。俺ん目ん前から今しゅぐ消えろ、クソストーカー蛆虫野郎」
 「…………はァ?なんだよ地方人」

 弁慶は至ってにこやかな表情のまま、顔色一つ変えることなく息をするかの如く相手を貶す言葉を投げかける。それにカチンときたのかはわからないが、牛若丸の方も明らかにすぐに相手がカチンと来るであろう言葉を投げかけると、案の定弁慶はこめかみに青筋を浮かべ、大きな手をぐっと握り、握り拳を作った。
 あの握り拳で殴られたら一溜りもないんだろうなぁ、と牛若丸は拳を他人事のように見つめていると、流石弁慶、やられっぱなしでいる訳がないということか、弁慶は先程よりも少し違和感のある笑みを見せながら口を開いた。

 「チッ、これだからこっち側ん男はすいとーになれんけんんばい。いい……こげん性格悪かんにしゃだけだっけ?にしゃはほんなごと凄いなぁ。なしけんそげん性格ん悪か男んにしゃば愛しとってくれるちゃうな奴のいるんちゃろうな?いやぁ、にしゃのごたぁな奴ばすいとーになるちゃうなクソおなごしん神経の知りたいなぁ。橘しゃんは優しかからしゃぁ、口に出しゃなかだけでにしゃん事なんてどげんしぇすかんだから、安心せんね。な?」

 弁慶がそう言うと、牛若丸はとうとうカチンときたのか先ほどまでの鋭い眼光どころでは留まらず、牛若丸を構成していたように見えた華は一瞬にして黒く蠢く大百足へと姿を変える。牛若丸の隠れた本性に、弁慶はこれからだ、とでも言いたげに口角をニヤリとはちきれんばかりにあげると、ふと牛若丸の後方にいる人物に思わず弁慶は戦力が削がれたかのように瞳だけを牛若丸の後方に向ける。
 牛若丸の方もただならぬ弁慶の雰囲気に、罠だと思っていつつも気になったのも事実、振り返ると、そこに居たのは2人の争いの元凶が弁慶にとっては見たことのない男、牛若丸にとってはライバルもいいところの男と一緒に歩いている姿を目に入れる。
 一時休戦、呉越同舟。互いの頭に過ぎった言葉はどうやら同じだったようで、徹守はつまらなさそうに唇を尖らせた後に少しだけ首元を撫でるように触った後に、楔の方も表情筋を確認するかのように頬をゆるゆると緩めたり手を使ってむにむにと揉んで頬を柔らかくすると、互いに弁慶と牛若丸は目配せをした。

 「伊織ちゃん!」

 先に動いたのは牛若丸。弁慶は牛若丸の後から出てくると、争いの元凶の大和撫子は小さく微笑んだかと思えば、理想的な美しい微笑と共に「奇遇だね」なんて声をかける。
 奇遇じゃないよ、運命だよ、そう牛若丸が言いかけた矢先、弁慶が先に行動に出る。弁慶はふと大和撫子の方を見据えると、大和撫子は苦笑を浮かべながらいつものかぁ、と思いつつも、弁慶に恥をかかせないためにか弁慶のこれから発する言葉を分かっているのに止めずに小さく笑った姿のまま見つめた。

 「す、好きです!!」
 「知ってます、徹守くん」

 知ってます、そうとだけ言って答えは返さない。これこそが日本の大和撫子。すぐに答えを出さないその姿がまたいじらしい。そんなことを弁慶が考えつつも、さり気なく大和撫子と大和撫子と共に歩いていた知らない男と歩いていた男とを離す。大和撫子の方は離されたことに気が付いていないみたいだが、男の方は既に察したようで腕を組んでは口をへの時に曲がらせたかと思えば弁慶と牛若丸を一蹴するように見たあとに大和撫子の手を繋いだかと思えば、「伊織ちゃん、行こ」と声をかけて弁慶と牛若丸との挨拶もままならぬまま大和撫子を引っ張った。

 「お前のせいで橘さんが……!」
 「オメェのせいだっつーの!!」

 この無謀な戦い、終わる日はいつくるのだろうか。










(眠い)

17日前 No.185

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※ 伊織がえぐい
※ 優しくない伊織ルート
※ やっぱり亜留斗はサイコパス





▼ ×。

 連続バラバラ殺人事件。そんなことも(およそ2回ほど)あったが、なんだかんだ言って二回目の事件から1年半経とうとしており、季節は十二月。シーズンはクリスマス、世のカップル達はうきうきわくわくさせている時期に、とある噂が学校で流れた。

 「ねえ、櫻葉の近くにヤンキーの溜まり場?みたいなのあったじゃん?あそこ潰れたらしいよ〜」
 「へえ!いい事じゃん。あの辺通る子いっつもビビりながら帰ってたもんね〜」
 「そうそう、それが潰したのが巴らしくてさ、噂のヤンキーは意識不明の重体なんだとか…………」
 「うわぁ……遠慮ないなぁ…………」

 有難いんだけどねぇ、と付け足しながら噂話に花を咲かせる女子高生。その話を横目に聞いていたのは橘伊織。傍に居た英介はじとーっと伊織の方を見ると、伊織はわかりやすく頬をふくらませてふくれっ面になったかと思えば肩をすくめた後に大きくため息を吐いた。噂話の審議を確かめるために千里や如一もその場にいたのだが、二人を一瞥するように少しだけ視線を向けた後に困ったように伊織は口を開く。

 「僕は知らない。なんか模倣犯とかじゃない?いくら僕でも意識不明の重体まではやってないもん。信じないならそれでいいけど、僕はやってないよ、絶対」
 「半殺しはしたけどな」
 「うるさい」

 伊織が口を開くと、茶々を入れるように英介はニヤニヤとした口調でからかうように伊織の行ったことを口にすると、伊織はわかりやすくむくれながら少しだけ恥ずかしそうに目を逸らした。相変わらず照れる基準が分からないなぁと思っていたが、それを口にしたあとの自分は恐らく肉塊になっている気がしたのでやめておいた。無自覚サイコパスの伊織の事だ、英介パズルとか言って肉塊で遊ぶんだろう。とか、人をバケモノのような事を英介はぼんやりと考える。
 伊織の言葉に、楔もフォローのつもりなのか「まあ今の伊織ちゃんには荒れるような原因もないしね」と苦笑混じりで眉を寄せながら言った。楔の言葉には流石に千里や如一、英介も確かに、と思ったのかうんうん、と腕を組みながら数度頷いた。伊織もほとほと困っていた。自分を名乗る模倣犯がいるなんて困ったものだ。それに、ヤンキーなんてゴミの塊相手にするわけないじゃん、そんな苦々しくもちょっぴり辛い言葉を頭の中で反芻しながらも、伊織もやんなっちゃうねー、と言いながら他の話題に移ろうと話を変えた。
 ────巴を名乗った奴、可哀想だなぁ。
 英介はそんな事を思う。

 翌日、噂の巴と思しき人物がまたどこぞのヤンキーとの抗争で病院に搬送されたという噂が流れる。ここまで簡単に噂は広がるものかと言うものだったが、巴を名乗っていた巴は、どうやら男、武器は竹刀、年齢は18。ごく普通のどこにでもいるようなヤンキーだったらしい。桜華学園の剣道部の大将とかで、剣道の腕は確かなものだったらしいが、確かに彼のやったことは褒められたものではないのだが、確かな腕を持つ彼が負けたという情報に、英介は全てを察したかのように伊織と2人きりの時を見計らって肘で伊織を小突く。

 「黙ってる訳ないとは思ってたけど、仕事早すぎだろ」
 「僕の名前盗られるの気分悪いもん。久々にイラッとしちゃった」
 「こわ〜い。…………でも、お前の狙いは警察だろ?どうすんだよ」
 「なんかさぁ、昨日久々に暴れたら感覚取り戻しちゃったみたいでずっとうずうずしてて。だからしばらくは暴れるつもり。…………あ、言わないでよね」
 「いや言ったら俺本当に肉塊パズルされる」
 「肉塊パズル…………?」
 「ナンデモネェデス」

 伊織は小さく笑うと、時計を見て昇降口へと足早に向かった。相変わらず仕事の早い幼なじみの姿は、悪役そのものにも関わらず、何故か神々しく感じられた。皮肉な事もあるものだ。
 同時刻、千里は警視庁本部で仕事をしていた。前ほどではないにしても、溜まっている仕事を放置するのは自分の割に合わない。と言うよりは、仕事人間の千里からすれば目の前に仕事が溜まっているという事実にイライラさえしていた。そんなこんなで、千里が書類整理や何やらをしていると、やけに騒がしい足音に首を傾げながら、入ってくることを予想して仕事をしていた手を止めて扉に目を向けると、案の定慌てた顔の警官が1度深く頭を下げたかと思えば、千里に言葉を放つ。

 「大変なんです!!」
 「はぁ?いきなりなんだ?冬木家の抗争だったら長には俺から連絡とっておくから……」
 「違うんです、桜華学園近くの交番が襲撃されたらしく……」
 「…………何だと?」

 警官の言葉に千里は眉を寄せる。交番と言えど身内だ、襲撃なんて話溜まったもんじゃない。千里は咄嗟に警官ブレザーを羽織ると、外に出るために車を出してもらう。桜華まで車を飛ばしてもらい、すぐに桜華の交番に向かうと、目の前に広がった光景に思わず千里は息をヒュッと音を立てながら呑んだ。目の前に広がる光景は異様なものだった。血は出ていない。それなのにまるで全員が死んだかのように倒れている。近くの倒れている警官の呼吸音も絶え絶えで、命からがらという状態に只者じゃないことを咄嗟に察する。

 「亜留斗を呼んでくれないか」

 千里に指示された警官は強く頷いて電話線を入れた。凶器のようなものは無い。交番内も本当にそっくりそのまま、綺麗な状態で、襲撃されたなんて感じはしない。何よりも、倒れている人間は全員無傷。綺麗なのだ。それなのに、呼吸は絶え絶え。心臓マッサージが必要な人間も多い。薬なのかと思ったが、今現にこうして千里が立てている以上薬ではない事は確かだ。暫くして、亜留斗が「何かあったのかい!?」と言いながら千里の所へ駆けつけると、亜留斗は千里の目線の先を見てふむ、と少し考える素振りをした後に、首を軽く横に振った後に、千里が口を開くよりも先に亜留斗は口を開く。

 「悪いね地雷。今回の件、僕は力になれなさそうだ。探偵としても科学者としても、友人としても、君の依頼を放棄する」
 「はぁ……!?死ぬかもしれないんだぞ!?」
 「だから悪いねって言ってるだろう?いいかい地雷。僕が忠告してあげようか。地雷、君は今までの事件を解決してきたね。ただね、事件を解決したからって誰もが君に感謝するとでも思ってたのかい?事件を解決する事が、君の自己満足に繋がってるってことを考えておくといいよ。君の正義は、自分のための自己満足。そりゃもちろん助けてもらったことは嬉しいだろうけどね。それを望んでない奴もいるのさ。何を今更って思ってる人間は、少なからずとも多いんじゃないかな。警察に無下に扱われた人間は、この世に何十人、何百人といる。今更助けられた所で、自分の抱えてきた憎悪の城を踏み潰されたような気分になるだけだよ」
 「………………は?」

 そう言うだけ言うと、亜留斗は白衣を翻して踵を返した。亜留斗の明らかに違ういつもの態度と、らしくもないまともな言葉で綴られた正論。今までそんなことは無かっただけに、千里はかなり混乱していたと言っても過言ではない。混乱していたが、亜留斗の何を今更、という言葉にはチクリと胸がいたんだ。しかし、それが仕事なのだ。今更と言われても構わない。今からでも信頼を取り戻せばいい話だ、そんな事を思いながら千里は如一のヘリを呼んで倒れ込んでいる綺麗な姿の警官たちを乗せていく。その際に、何故か1人だけボロクソにやられていた警官だけは千里を見て伝えなければと口周りを血だらけにしながら千里にすがり付くような体制になりながらゴホゴホと咳き込み、その度に血液を吐き出しながら警官は虚ろな瞳で千里に言葉を放つ。

 「このままでは…………地雷総監が…………っ…………」
 「そんなことは構わない!黙っていろ!!」
 「ハァッ…………総監ッ…………辞めてください、今すぐに………………警視総監を…………辞職してください…………あの子は…………あの子の、地雷総監の………………………………」

 血を吐きながら辞めてくれという言葉に千里もその場にいた如一も神妙な面持ちになりながら目を細めたかと思えばそのまま瞼を重くした警官を見て絶句する。どういう事だ?そんな考えが逡巡。何を言おうとしていた。分からない。どうなるんだ。千里は焦りながら思考を掛け巡らせていると、如一は暫く考え込むような素振りを見せていたかと思えば、言いづらそうに言葉を放つ。

 「お前もう、仕事辞めろ」

 如一の言葉に思わず目を見開く。今まで否が応でも仕事やれやれ言ってたような相手から、そんな言葉がかかるとは思っていなかったからだ。ワンコールで電話出ないなら殺すだ何だ言ってる奴に、だ。

 「……………………」

 その場には、やり場のない静寂だけが残った。





16日前 No.186

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お風呂入ってたら出てきたありがちハイテンション結婚ネタ


※世界線は違います。


▼ 縁家(楔はいつぞや設定でモデルさん)
キャラクターシリーズ(?)
モブアナウンサー(以下ア)
楔(以下楔)

ア「縁さんご結婚おめでとうございます!ご結婚相手は薙刀選手の橘さんという事ですが……どうですか、お嫁さん」
楔「ど、どうって……」
ア「物凄いスピードでとんでもない愛妻家と言うことで有名になった縁さんですが、実際橘さんのこと、どう思っているか伺ってもいいですか?彼女に決めた!みたいなきっかけとか、今までの恋愛観とか!」
楔「は!?え、えと……い、伊織ちゃんはもちろん大好きですよ!?え、えと、決めたきっかけは…………色々ですよ。優しいところとか、真っ直ぐなところとか、素直なところとか……あ、でも、最終的にっていうか……やっぱり伊織ちゃんだったからだと思います。伊織ちゃんじゃなかったら結婚までしてなかったんじゃないですかね。多分、付き合ってそれで終わりでした。その辺考えると付き合えて結婚まで出来てるなんて俺は幸せ者なんだなぁって思います。今までの恋愛観はー……あー……まあ、色々ありましたけど……伊織ちゃんが初恋ですね。何だかんだで、ずっと好きでした。俺にとって一番大事な人です」
ア「一途なんですね〜!では、お家での橘さんのご様子はいかがですか?やっぱり噂通りめっちゃ怖い人なんですか?」
楔「は!?伊織ちゃんめっちゃ怖い人なの!?いやいやいや、無いです無いです!!いや、だって、伊織ちゃんは……その……俺をいつも笑顔にさせてくれる人で、俺に愛されてくれる人ですから。怖いなんて、そんなことは全く……」
ア「愛されてくれる人!素敵ですね〜。縁さんが愛されてる、ということではないんですか?」
楔「違いますよ。いや、確かに愛されてたらいいなぁとは思いますけど。俺の一方的な行き過ぎた感情を交わしたりとかしないで真正面からちゃんと受け取ってくれる素敵な人です。……照れ屋なところはあるんですけどね。そこも可愛いもんですよ」
ア「なるほど〜!素敵な旦那様ですね!そして唐突な惚気!それでは、最後に縁さんに愛されてくれる素敵なお嫁さんに一言お願いします!」
楔「ちょ、からかわないでくれます?ああ、えと……伊織ちゃん、その、えーっと……いつもありがとう。伊織ちゃんのおかげで俺はこうして居られます。俺のワガママとか聞いてくれて本当にありがとう。伊織ちゃんのワガママ聞かせてくれてありがとう。これからも宜しくお願いします。これからもずっと、その……あの…………うわ、なんか急に恥ずかしくなってきたな…………俺に、たくさん愛されてください」
ア「熱烈な愛ですね〜!ありがとうございました!」
(後に地上波放送後にこの事によって出てきた大量の縁のイケメンっぷりと愛妻っぷりが日本の女性を惚れさせる。)


▼ 四月一日家(とーるはバリバリ博多弁で有名な水泳選手)
ア、四

ア「四月一日さんご結婚おめでとうございます!ご結婚相手は薙刀選手の橘さんという事ですが……どうですか、お嫁さん」
四「は?ど、どう?」
ア「今時珍しい大和男児で亭主関白で有名な四月一日さんですが、実際橘さんのこと、どう思っているか伺ってもいいですか?彼女に決めた!みたいなきっかけとか、今までの恋愛観とか!」
四「伊織、は……もちろん大すぃとぉーよちゃ。しょりゃそーやろうちゃ。すいとーなかったら嫁にしとらんたい。伊織に決めたきっかけやか?ん〜、いりしゅぎて出てこんなぁ。ただ、やっぱりいっちゃんは運命やかね。痛かんはがとかっちましゅばってん、やっぱり伊織は運命やったなっち。……恋愛観については……そーやね、まい人並みとよ。いい……だけん、伊織ん前に幼馴染みおったんたいばってんちょー気になっとっただけたい。そい以降は伊織ばっかやったちゃ。恥ずかしかたいばってん」
ア「おお!ご定番の博多弁!まさか四月一日さんの口から運命なんて言葉が出る日が来るとは……!では、お家での橘さんのご様子はいかがですか?やっぱり噂の通りめっちゃ真面目な人なんですか?」
四「真面目!?伊織の!?いやいやいやいや、そん話どっからたい!?そげな事なかとよ、大雑把たいしめっちゃ怖いたいし所謂鬼嫁っちやつたい!!亭主関白げな言われてましゅばってん伊織じぇんじぇん大和撫子じゃなかやからね!?ただ……まい、うん、大雑把で怖くて所謂鬼嫁で大和撫子っちは言い難い嫁なんっちゃけど……むぞらしかっちゃん。ほんなごと。愛おしくよったまらんけん。伊織の、おれにっちっち生きる理由のごたぁなんもいるけん」
ア「愛おしくてたまらない、ですか!素敵ですね〜!それでは、最後に四月一日さんにとって愛おしくてたまらない生きる理由なお嫁さんに一言お願いします!」
四「からかわんけんでくれんね!!あー……俺な、伊織ん事ば考えるっち胸のしめつけられて壊れてしまいそーたい。今にもあんだば抱きしめて、俺ん手ば取っちどっか誰もおらん地ん果てまで連れて行っちしまいたい気持ちたい。こん広い世界ん中で、おれはもう伊織しか見えやない。もう他んもんは見えなくなったけん。いぁ、心から愛しよる」
ア「お、おお、素敵すぎてこっちが照れかけました……!ありがとうございました!」
(後に地上波放送後にこの事によって出てきた大量の四月一日のイケメンっぷりと誠実っぷりが日本の女性を惚れさせる。)




14日前 No.187

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9日前 No.188

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“才能者集団”才能具体的な纏め

・『先生』
本名、先駆 生
読み、せんく うまれ
性別、男
才能、先生
……常に誰かの先頭に立ち誰かの正しき道を示す才能を昔から持っている。実例としてはやりたくもないのに何故か推薦されて生徒会長になったりというのが良い例。尚、生徒会長として起こした行事は学生時代に学校歴史最大レベルで成功している。また、大人になってから推理小説家になり売れなかったものの、売れなかったのではなく、作品が濃密で繊細すぎる人の書けるレベルじゃない故に出版社側が殆ど買い取り、残りの数冊だけを外に出したので残りの外に出した数冊はアホみたいな早さで売れた。重版出来を望まれたのだが、芸術センスの高さ故に他の本が売れなくなるという理由から出版社側がごねたので重版出来はされなかった。

・『タイム』
本名、明日香 大夢
読み、あすか たいむ
性別、女
才能、夢
……夢を見る才能。昔から夢を見て創造する力がある。自らの夢の中にも関わらず鍵があり、その鍵と扉を見つけないと『わんだぁらんど』を創造する事が出来ない。尚、その鍵と扉を見つけられるのは『先生』のみ。ただし、他の人間の夢を飲み込み体内に取り込むことによって悪夢を外に放出し謎の黒く大きな物体(所謂ブラックホールみたいなもの)に人を飲み込ませることが可能。と言っても、才能者には効かないので『無邪気』には対応出来なかった。

・『弾』
本名、冥率 弾
読み、めいりつ ぜん(コードネームの方はだん)
性別、男
才能、百発百中
……全てのものに関して百発百中。超難関国立大学もコイツは100%運で乗り切っている。百発百中と言うよりはもはや運みたいなところはあるのだが、弓でも銃でも剣でもなんでもかんでも取り敢えず投げたら当てたいところに当てることが出来る。とはいえ、当てることが出来るのは眼中にある内なので、少しでも視界から外れると当てる軌道が逸れてランダムな場所に刺さるので危険度も高い。『ビーム』の場合は百発百中どうこう以前にまず光が弾にとって邪魔でしかない上に広範囲なので執着していると確実に軌道を外す為相性が最悪。

眠い。サイレント達次

9日前 No.189

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7日前 No.190

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 「……はぁ」

 溜め息が思わず出た。今日も家に帰らなければならないのだと思うと、少しだけ憂鬱な気分だ。警察に届け出られるのであれば今すぐにでも突き出してやりたいアイツは、僕を脅しているせいで突き出すこともできない。1度、外に出る時に警察に言おうと思ったのだが、あの馬鹿野郎、僕が明らかに犯罪者だと思われそうなことを言い出したせいで、僕は悔しいことに警察を頼ることができない。
 悔しい、と唇を噛みながらまたため息を吐いてしまう。何が嫌か?分かるだろう。簡単に。それは嫌なほど簡単にわかる。げんなりとしながら玄関の鍵を開けると、重い足取りで玄関の中に入る。すると、奥の部屋、空き部屋からガシャガシャと犬か何かが暴れる音に思わず吐き気から口元に手を当ててしまう。
 ゆっくりゆっくり、じわじわとガシャガシャと音の立つ部屋へ足を伸ばしていく度に、鉄サビのような匂いに顔を顰めてしまう。ああもう、だから嫌だったんだ、これだから女なんかと関わりたくないんだ。そんなことを考えながら、催す吐き気と戦いながら扉を開ける。

 「あっ、おかえりぃ!!」
 「………………ただいま」

 目の前に広がる光景からすぐに目を逸らすと、ネクタイを外して僕は自分の部屋の寝室にワイシャツをかけ、ベッドに座りながら顔を覆うようにして俯く。どうしても慣れない広がる光景にいっそこの家から出ていってしまいたいと思うほどだった。
 鎖が伸びる所まで伸ばしてこちらに手を伸ばしてくる姿、首だって締まりそうな程に鎖がくい込んでいるにも関わらずこちらによってこようとする姿、腕や足、首に鎖がくい込んでいることを伝えるように日に日に増えていく傷痕と垂れ流れる血液。
 あの女は、気付けばあの部屋にいる。

 「ねえねえ!今日もいい子にしてたよ!!ねー!!遊ぼうよー!!」

 放置しておけば僕に危害を加えてくるような面倒くさい女だ。ああやって繋げておかないと、僕の命が危ない。だけど、警察を頼ることも出来ない。

 「ねえー!ねえー!!いい子にしてたんだから遊ぼうよー!!」

 気持ち悪い。吐く。



▼ やばい子(殺戮衝動)だから鎖に繋いでる子。
▼ 女の子の方はただの殺戮衝動の強い子。別に人殺せたらなんでもいい。
▼ 男の子は普通の子。殺人現場に出くわしちゃって気に入られちゃって殺されかけたから鎖に繋いだ。

6日前 No.191

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こんがらがってたから図にしたら一瞬で分かったわ。

・まず、如一父の柊と射水嫁の詞織が姉弟関係に当たる。
・如一母と千歳はただの友人(詞織との関係性は謎のまま)。
・千里から見て伊織は妹、千里は娘
・そこから伊織からすれば千里は叔母、千里からすれば伊織は姪っ子に当たる(ん?逆?どっち?多分逆だな。)
・伊織は柊と血縁の繋がっている詞織の“養子”として迎え入れられる。
・千歳は冬木家の友人であって遠い血縁関係とかそういうのは全くない。
・つまり、伊織と千里に冬木の血液は全く流れていない。
・よって、伊織と千里は冬木の人間じゃない。
・逆に、識は冬木の人間に当たる。

5日前 No.192

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× 伊織と楔の次女(玖音くおん)18歳ガラス工芸作家の話。
× 秋良と英介の長男(英李えいり)18歳フルート奏者の話。
× 双子みたいな関係



 「 きったねぇ音だな 」

 18の夜。特に趣味もなかった俺は、母さんと父さんの友人である不知火さんって人に勧められてフルートを小さい頃に始めた。誰によく似たのか俺は一家の長男ってこともあってか、親からは冷静だいい子だなんだと言われるが、周りの人間からは嫌という程「冷たい人だね」と言われ続けてきた。自分だって好きでこんなことになっている訳でもないのに、なんで冷たいと言われなければいけないんだろう。そんなことを思いながらも俺が他人に興味を向けていなかったことも事実、自分が冷たい自覚も心のどこかではあったから、全てをフルートに捧げることにした。周りからは天才だなんだとよく俺を持ち上げてきたもんだけど、俺は自分の音が綺麗だと思ったことがなかった。
 そんな時だった。“あの女”が俺の前に姿を現したのは。俺は“あの女”が苦手だった。父さん曰く、「あの子は顔は母さんに似てるのに性格が父さんの悪い所ばっか貰ってんだよなぁ」なんて苦笑して言ってた気がする。縁さん。なんとなく知ってる、父さんがよく話してる人。テレビで何回か見たことがある。“あの女”は顔だけはいい。顔だけは。性格がどんな育て方されたんだってくらいに凶悪すぎる。“あの女”のお母さんもテレビで見たことある。強くて凛々しい人だった。俺には近付けなさそうな人だなぁとも思った。あと薙刀が鬼みたいに強かった。“あの女”のお父さんもテレビで見た。愛妻家だなんだ言われて最近じゃまた新しい映画に出演するとかであの人をテレビで見ない日なんてほとんど無いような気がする。……ああ、そう言えば夏休みと冬休みの時期は確かなんとなく見ない日が多いような。
 まあその日は結構むしゃくしゃしてて、フルートの音もいつも以上に嫌な音だったのは今でも覚えてる。でも、そんな時だった。“あの女”が。同じクラスの“あの女”が。顔だけはいい性格の悪い“あの女”が。女子ウケが悪くて男子ウケが異様にいい(8割くらいは顔だろうけど。母親に感謝しろあのクソ女)“あの女”。

 「きったねぇ音だな。平岩」
 「……相変わらずきったねぇ女だな。縁」
 「はんっ、生憎、仕事柄きったねぇのはしょうがねぇんだわ。なんだおめぇ。いつにも増してきったねぇ音聞かせてんじゃねえよ。もっとマシな演奏しろや殺すぞ」
 「口が悪いんだよお前はよ……」
 「うるせぇー」
 「親御さん泣くぞ」
 「いやねぇだろ。母ちゃんは「そろそろハッ倒すぞ」しか言ってねぇし父ちゃんも「英介の子供だったらいいわ。やれ」つってたから」
 「いや母さんキレてんじゃねえか。そんでもって俺の父さんはお前の父さんに何したの」

 “あの女”とは腐れ縁だ。昔っから。家が特別近いわけでもないのに保育園から高校に至るまでずっと一緒。どういう皮肉か誕生日まで一緒。母さん曰く病院も一緒だったらしい。ああ、それと俺の父さんとこの女の母さんも。街に出れば高確率でこの女、縁玖音に会う。一時期は「玖音と英李付き合ってんだろ」なんて噂が流れたが、その数日後には噂の張本人である玖音が薙刀振り回して暴れてたのを覚えてる。その後、玖音の母さん……伊織さんが校長室で土下座をしてたのを見てしまったのは記憶に新しい。

 『いでででで!!辞めろって母ちゃん!!腕もげる!!死ぬ!!』
 『辞めません!!そんでもって死にません!!そんな軟弱な体に育てた覚えありませんから!何やってんの玖音はさぁ!!ああ、もうっ、楔がお姉ちゃん寮行ったからって玖音の事甘やかすから……!』
 『姉貴は関係ねぇ!父ちゃんはアタシが純粋に好きだから甘やかしてくれんの!』
 『いやパパが好きなのは私だから』
 『いやそういうのまじ要らねぇから……そんなの言われなくても知ってるし真顔やめろってあだだだだだだだだだ!!』

 そんな一連の流れを思い出していると、俺の家の父さんと母さんとはまた違うなぁなんて思う。小さい妹がこの前母さんと喧嘩していたのは未だに新しい記憶なのだが、父さんがアホなのか母さんもアホなのか父さんがどっちも好きだなんだナンパ男みたいなことを言って2人とも落ち着いていた所からして、母さんは娘とは張り合うが父さんが出てくると流石に大人しくなるみたいだった。まあ伊織さんの方が確固たる自信を持つのは分かるが。

 「そんな汚ぇ音出すならフルート奏者やめろボケ」
 「……なんで?」
 「おめぇの音が悪ぃとどういう訳だかアタシの作品もデキが悪いんだよ!!母ちゃんが言ってたんだけどよ、アタシとおめぇはもはや双子みてぇなもんなんだ!!てめぇの調子が悪ぃとこっちも悪くなんだっつーのアホボケカスゴミ殺すぞ!!」
 「…………はぁ」
 「何溜息ついてんだおめぇ」

 圧倒的に語彙力のない貶しの言葉に、伊織さんの言っていた言葉には思わず苦笑が零れてしまった。いやはや、双子みたいなもんというかなんというか。腐れ縁というかもはやこれは神通力的な何かを信じてしまいそうになった。

 「俺の父さんも、伊織さんと同じ事言ってた」
 「母ちゃんの真似すんなカスって言っとけ」
 「父さんの真似しないでって言っといてよ」
 「英李がな」
 「玖音がね」

3日前 No.193

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 「 馨姉さん。ジブンは死んだんッスか? 」
 「 うーん。死んだっつーか。不本意だけど殺されたんだよねぇ、馨ちゃん達 」
 「 殺された? 」
 「 そうなのー。殺されちゃったの。独り善がりに付き合わされて個性生かせなくて行動の制限されちゃって馨ちゃんは馨ちゃんじゃなくなっちゃったの。馨ちゃんは抑圧されちゃったの。ごめんねー、鑿も巻き込んじゃって 」
 「 そんな……。じ、ジブンは、いいんスよ、でも、馨姉さんには…… 」 「 良くないよ、鑿。冗談でもそんな事言わないで 」
 「 …………ja 」
 「 danke,鑿 」



 「 犠牲者がまたひーとりっ 」
 「 ちー姉ちゃん、そんなに引き摺ってんの? 」
 「 引き摺るに決まってんしょ〜?ぜぇんぶオレサマちゃんのせいにされて最終的にはオレサマちゃんが逃げたって形でしょ?まともな感情論での理屈で言いくるめられるわけないのに。あーあ。あと何人の人が“あの子”に殺されちゃうのかな。オレサマちゃんで最後だったら良かったのに 」
 「 …………ちーねぇちゃん。またいっしょに、いきようね 」
 「 ……ん、もちろん。オレサマちゃんと生きようね、みんなで 」




1日前 No.194

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1日前 No.195
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