Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(74) >>
★この記事には「性的な内容」「ショッキングな内容」が含まれます。もし記事に問題がある場合は違反報告してください。

 愛の代わりにアネモネを頂戴。

 ( 書き捨て!小説 )
- アクセス(429) - いいね!(2)

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=yTyu0Vk2BG




    ( 綺麗で甘酸っぱくて苦くて辛くて甘ったるくて汚くてどろどろとして−− )
    ( −−最高と最悪が混ぜ合わさって出来た。それが僕等の関係なンだよ。 )




    ◆    注意

   1 好きな物を好きなだけ詰め込む予定です。えろぐろ同性愛あり。
   2 書き殴った文章が多いです。綺麗な纏まった文章はほぼないかと。
   3 閲覧は完全自己責任でお願いします。又、批判中傷はお断りします。盗作もやめてください。
   4 更新頻度はバラバラ。書きたい時だけ書きます。


    ◆





    ( 薬指の赤い糸が切れるまで、僕等は僕等で居られる。 )


ページ: 1 2

 
 
↑前のページ (24件) | 最新ページ

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=Mk2N3XzsjF

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

5ヶ月前 No.25

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=Mk2N3XzsjF

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

5ヶ月前 No.26

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=Mk2N3XzsjF




 「 オレはエドワード・ラ・フィスト! 白乃茉代じゃないよ、エドワード・ラ・フィスト! オレの名前を聞いた子は、もう目の前に死が迫ってるってコト! そう、キミも、もうすぐ死ぬんだよ。安心して、痛くないから。あ、タイムリミットまで、ちゃんと生きててよね。泣き喚いても良いし、好き勝手他人を殺しても良いからさ。−−やめてよ、そう言う風に助けてってオレに助けを請う奴は嫌いなの。オレがそんなに簡単に奪うと思う? ……奪っちゃうんだよなぁ、これが。じゃあね。 」


(話の通じないエドワードくん(白乃)。)

5ヶ月前 No.27

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6




 「 小さい頃父親の金の為に体売ってたんだよ。お前と会ってからも、内緒でずっと、ずっと。あんあん啼いて、腰振るの。最初は一対一だったのに、気が付いた時には十人以上も居たんだよ。嫌なのに、無理矢理突っ込まれてさぁ。……こんな事されて、人間なんて信じられるワケがないだろ。父親は今も俺に暴力を振るうし、母親は別の男と乳繰り合ってるし……。もう嫌だ、やり直したい。 」

 初めて西川が喘ぎながら涙を零すのを見た。嗚咽を吐き、綺麗な顔は涙でぐちゃぐちゃになっている。初めて見た想い人の泣き顔、初めて聞いた想い人の過去。聞きたくなかった、見たくなかった。大きな声で泣き喚く西川をそっと抱きしめて、耳元で「大丈夫、ボクが居るから」と囁く。大丈夫だよ、西川。ボクの愛で、そんな事も忘れさせてあげる。


5ヶ月前 No.28

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

5ヶ月前 No.29

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

4ヶ月前 No.30

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6




 「 明日くんなら、俺のお気に入りにしても良いよ。
   大丈夫。俺だけを見て、俺だけに尽くして、俺だけに愛をくれたら良いから。
   俺もくれた愛情を倍で返してあげる。俺の全部をあげる。約束するよ。
   命だってあげるよ。でもその時は、明日くんの命も頂戴ね。
   −−で、明日くんはどうなの?俺の、お気に入りになってくれる? 」


  ( −−なるんだったら、俺の目を見て頷いてよ。 )


【くそやろう癒弦。ヤンデレではないけど愛はかなり重いはず。】

4ヶ月前 No.31

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6




 −−→ 診断メーカー、「君に、枯れた花束を。」から。
  ( 水寒 )

 ・"抜け出せなくてもいいかな、って"
 ・"しねない僕を如何かころして"
 ・"外見だって、性格だって、君好みに変えるから"


めも。

4ヶ月前 No.32

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

4ヶ月前 No.33

削除済み @abyss017 ★iPad=a1lbXDDGf6

【記事主より削除】 ( 2017/02/24 19:23 )

4ヶ月前 No.34

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6

  −−→ 君と僕で奏でる二重奏(デュエット)。

 ▽ 天才肌でピアノを愛する一人のピアニスト
 「 ……桜場、つき、の、です。ぇ、あ、槻乃です、名前。……あの、もう良いですか?僕、ピアノの練習をしたいので……。 」
 「 どちら様ですか、こんな時間に。授業中でしょう、出て行きなさい。−−僕、は……、大丈夫ですから、早く帰ってください。これ以上、僕とピアノの時間を奪わないで。 」

  → 桜場 槻乃(さくらば つきの) / 男 / 十七歳 / 授業をサボってピアノを弾く程のピアノ馬鹿

 ▽ 夢を諦めた現在は不良のバイオリニスト
 「 多岐川奏祐。好きなモンは飯と喧嘩。嫌いなモンは楽器だ。−−ヴァイオリンはやめたって言っただろ。もう二度とバイオリニストだなんて言うな。 」
 「 ……槻之のさぁ、オト、綺麗だよな。俺のと違って、すげー澄んでる。……いやだ、また思い出す。ヴァイオリンなんて、俺には、もう出来ねぇのに。 」

  → 多岐川 奏祐(たきがわ そうすけ) / 男 / 十七歳 / 天才バイオリニストと称賛された過去を持つ不良


 ( いつか君と僕で二重奏を響かせよう。 )


【誤字ってたので修正版。「僕にはピアノしか無いんです」と言い続ける根っからのピアノ馬鹿な桜場と、幼少期に優れた実力から過度なプレッシャーを受け、ヴァイオリンを弾く事が苦痛になり、現在は不良になった多岐川。いつか二重奏を奏でよう、っていつか言うはず。】

4ヶ月前 No.35

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=a1lbXDDGf6

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

4ヶ月前 No.36

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=qXAWGL1txj



 「 卓ちゃん。 」

 これ、と目の前に差し出された物は丁寧にラッピングされた高そうな箱。伏見さんが僕に贈り物をくれる事は多いけども、こんなに丁寧にラッピングされた物は貰った事がない。いや、普段貰っている物が丁寧じゃないとかそう言うのではなくて、高校生にも手が出せそうな物だったから。
 何だろうと思って受け取ると、伏見さんはほっと安堵の表情を浮かべた。……怪しい。普段なら物凄く嬉しそうな顔をして僕を抱き締めたり、手を掴んで上下にぶんぶん振ったりするのに。今日の贈り物は何か可笑しいのか?それかドッキリか?ドッキリだったら今後一切口を聞いてやらないと思いながら、包みを開けていく。

 「 ……ゆび、わ? 」

 中から出てきたのは宝石が付いたシルバーの指輪。高校生では決して手の届かない値段の様な気がする。指輪を持って、ちらと伏見さんを見ると、彼の顔は珍しく真っ赤で。……は?どういう事なんですか?指輪?え?、と脳内がパニックになっていると、伏見さんがゆっくりと口を開いた。しかし開いたのは良いが、何を言ったら良いのか分からないようで、ずっと口をパクパクしている。

 「 おれ、と、お揃いにしたく、て。 」

 ほら、と左手の薬指にはめている指輪を見せてきた。……本当だ、同じデザイン。というか、その位置でお揃いって、結婚指輪じゃないですか。恥ずかしさによって顔が赤くなっていくのが分かる。なんでこの人は僕の気持ちの整理が出来ていない状態で、渡してくるのだろうか。

 「 俺と付き合ってください。 」

 初々しい少年の様に、声を震わせながら告白する伏見さん。男同士で恋愛だなんて、僕には想像もつかなかった。というか、好きなのは花灯さんだし、伏見さんなんて何方かと言うと嫌いだったし。
 返事を迷っていると、伏見さんに抱き着かれた。……嘘です、伏見さんが嫌いだなんて。大好きです、本当に大好きです。抱き締め返すと、伏見さんはビクッと体を震わせた。そんなに意外だったのか。


【結末が書けない(だから無理矢理終わらせる)。伏見と二階堂。】

4ヶ月前 No.37

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=waYOZgUyNC



「卓ちゃん、俺、もうそろそろ駄目みたい。」
すやすやと寝息を立てて気持ちよさそーに眠る愛しい人を起こさない程度の小声で伝える。伝えると言っても絶対に聞こえていないだろうし、聞こえていたとしても冗談を言わないし聞き逃さない卓ちゃんなら絶対に反応をするだろう。……まだ寝ている。俺が素直になる時には大体寝てるんだよなぁ。
真面目な話をすると、俺はもう駄目。みんなには言ってないけど生まれつき持病を持ってて、体育とか参加しない理由はソレ。この前学校で倒れた時、みんなには貧血って事にしたけど本当は発作が起きたんだよね。びょーいんで診てもらったら、もう駄目ですって言われた。肺が大変だとか何とか言っていたけど、正直「ああそうか」だけで殆ど覚えていない。もうすぐ自分に死が訪れる事を自覚したくなかったのだ。一番怖いのは俺が死んだ時に卓ちゃんが泣く事。卓ちゃんの泣き顔だけは見たくないんだよなぁ。

「ん、ぅ……、ふし、み、さん?」

ゴシゴシと手で両目を擦り、眠たそうにふぁ、と小さく欠伸をする。前なら絶対に見せてくれなかった、こんな可愛らしい姿も俺にだけ見せる様になったんだ。やっと柔らかくなった彼を、俺の死なんかで元に戻すわけにはいけない。

「おはよ、卓ちゃん。……下校時刻まであと少しだから、早く帰ろっか。」

はい、と頷くと、卓ちゃんは下校の準備をする。卓ちゃん、次の休みに俺の実家に来てよ。なんて心の中で冗談を言う。こんな状態で実家になんて帰れない。……でも卓ちゃんに来て欲しいのは本当。俺が死ぬまでに、一回は連れて行きたいな。こんな純粋な子の彼氏が俺みたいな奴だなんて、卓ちゃんの親御さんが知ったらどうなるだろうなぁ。
今度、心の整理が出来たら本当の事を言おう。俺が死んだ時に、葬儀に来てもらえる様に。最後は笑って見送ってもらえる様に、がんばらないと。

4ヶ月前 No.38

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=waYOZgUyNC



 何時何分かは覚えていない。覚えているのは、四時間目の体育の時間に倒れたと言う事。バスケの試合をしていると、突然肺が苦しくなり、皆を心配させない様にと無理して動いた為に吐血してしまった。当然クラスメイトは最初は驚き思考が止まった。次に慌てた様に学級委員長と他何人かが体育館を出て行った。女子は二階で卓球をしていたらしく、異変に気付き、先生を呼びに行った。残った何人かは励ましの言葉を掛ける人、遠目で心配そうに見ている人と様々だった。正直励まされても嬉しくはなかった。理由はただ一つ、卓ちゃんが居るから。卓ちゃんの泣きそうな顔を薄れゆく意識の中で、俺の両目はしっかりと其れを捉えていた。苦しい、そんな顔しないでよ。目を開く事すら出来なくなり、目を閉じた。瞼の裏側は真っ暗で、死後の世界ではないかと思ってしまった。肌に感じる、生暖かい液体。俺の血液だろう。吐き出されても尚温度を保つ其れに、ほんの少しだけ安心する。
 もう何も聞こえない。ついさっきまでクラスメイトの騒ぎ声が嫌と言う程聞こえてきたのに、今は何も聞こえない。俺の呼吸音も、外の風の音も、何もかも聞こえない。俺は気が付いた。此処は夢の世界だと。夢と言っても、パステルカラーの様な明るいものでは無い。暗くて、雰囲気は重たい。目の前にあるのは濁った川で、この夢の世界を真っ二つにする様に果てしなく伸び続けている。少し歩けば辿り着く所に古びた橋がある。俺が通ったら壊れてしまいそうな、そんなボロボロの橋。あの橋を渡れば、俺は死んでしまうのか。未練は残りまくっている。一つ目、卓ちゃんに俺の病気を言えなかった事。二つ目、クラスメイトに迷惑を掛けたのを謝れていない事。三つ目、花灯さんに俺が死んだ時は卓ちゃんを守ってあげてと言うのを忘れた事。四つ目、卓ちゃんを俺の実家に連れて行けなかった事。五つ目、六つ目、−−。

 目が覚めて一番最初に視界に入れた物は見慣れた病室のライトだった。明るい、LEDの光。突然の光に目がやられ、眩しいと思いながら目を擦っていると、ガタッと物音がすぐ近くで聞こえた。俺は、倒れたんだっけ。それならきっと母親か父親、又は先生や委員長だろう。卓ちゃんの可能性もある。でも、今は会いたくない。医者を呼ぶ声が聞こえる。伏見くんが目覚めたって。この声は男の方の委員長だろう。名前は確か、矢真仁美くんだっけ。渾名はやっちゃん、ってのは覚えてる。
 バタバタと複数の足音が部屋の外から聞こえたと思えば、その直後に扉が荒々しく開かれる。

 「−−っは、はぁ、ふ、しみ、さん。」

 走ってきたのか呼吸が乱れているのが分かる。ねえ卓ちゃん、なんで、一番会いたくない時に来たの。まだ重い瞼をこじ開けて、来た人達を見る。卓ちゃん、母さんと父さん、やっちゃん、あと、担任の田村先生と副担任の御吉先生。体を起こそうとしたら、やっちゃんに「やめておきな」と止められる。それを無視して起こそうとしたものの、右手首に点滴が繋がれているのを見て、動くのをやめた。安静にしておかないと、死ぬかもしれないから。ふと、卓ちゃんを見ると、涙でぐしゃぐしゃになった顔で俺をずっと見ていた。……怒ってよ、いつもの様にさ。
 医者に二ヶ月の入院が必要と申告された。田村先生と御吉先生、やっちゃんは俺が意識を取り戻したのも確認すると、すぐに授業があるからと学校に帰って行った。父親は仕事を無理矢理抜け出して来たようなので、此方も仕事に戻った。母親は親友と一緒に居たいと言う俺の気持ちを察したのか、何かあったら連絡をと言って自宅に帰って行った。残ったのは卓ちゃんだけで、正直とても気まずい。取り敢えず笑顔を浮かべておく。大丈夫だよ、心配しないでと言わんばかりの笑顔を作る。それを見た卓ちゃんは大粒の涙を流した。

 「死なない、で。」

 心の底からの言葉に、漸く決心した。卓ちゃん、病気の事を言うよ。それで、退院したら俺の実家に行こう。一つずつ、俺の願いを叶えてさせてください。

4ヶ月前 No.39

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=waYOZgUyNC

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

4ヶ月前 No.40

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=Y8E2jZBdRK



 ( 西原莉兎は今宵も眠る。
   独り閉じ込められた鳥籠で、今日も歌声を響かせる。
   ホンモノの心を捨てて、ニセモノの心を着飾る。

   ある日伸ばされた手。白く細長い手。その手を掴めば、此処から出られるの?
   そう問いかけても、答えは返って来ない。 )


4ヶ月前 No.41

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=7xoy9rtYo4




「綴くん、好きです」
 夕暮れ時、体育館裏で告白をする女と男。少女漫画で良く見る場面で、世の中の男や女の憧れのシーンだと思うが、俺は違う。正直言って吐きそうだ。女の見た目は嫌いではない。染めたばかりに見える、色の落ちていない落ち着いた茶色の髪は緩く内側にカーブしていて、長さは肩までと丁度良い。目も綺麗で、きっと素直な子だとは思う。小柄で小動物味もあって、他の男なら守りたいと思うだろう。だが俺は無理だ。女と性別が決められている時点で、既に恋心を抱けなくなる。俺が答えを返さずに居ると、「あの」と俺のブレザーの袖を細くて握ったら折れそうな指で摘む。触らないで。すぐに振り払うと、自分が嫌われているのに気付いたのか、泣きそうな顔をして去って行った。
 俺が悪者みたいじゃん。ポケットに入っているレモン味のガムを口に放り込み、黄色でコーティングされた外壁をバリバリと奥歯で噛み砕く。告白の返事も聞かず、消えるだなんて最低だと思うよ。これだから女は嫌いなんだ。


4ヶ月前 No.42

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=4yEaFMnUDT

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

4ヶ月前 No.43

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=4yEaFMnUDT


  何が一番辛いのかって?
  僕の世界には君しか居ないのに、彼の世界は僕が居なくても回っていく事だよ。
  幾ら僕が彼に恋心を抱いても、彼にとっては一人の『クラスメイト』でしか無いのだろうしね。

(戸川→白雪。戸川の恋は実らない)


4ヶ月前 No.44

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=4OglDuxESr

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

3ヶ月前 No.45

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=L6FiDFsqam



 結局何も分からなかった。
 そう呟くと少女は自らの脳を支える事すら困難そうな、そんな細くて頼りない首に手を回し、きゅっと締めた。
 今は苦しさや痛みよりも、哀が両目から液体となって溢れそうだ。

3ヶ月前 No.46

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=N2cdF0YmIc

「……ね、しゅー。おれ、明日死んじゃうかも。」

 病室のベッドに使用されていた、シワだらけのシーツを広げていると、背後から愛しい彼奴の声が聞こえてきた。突然の事で内心驚きつつも、普段と変わらない平然とした態度を崩さない様に落ち着いてシーツを折り畳む。えっと、何折にすれば良かったんだっけ。ああもう、いきなり伏にそんな事を言われたから、何折にすれば良いか忘れてしまったじゃないか。取り敢えず四つ折りに畳むと、近くにあった古いパイプ椅子の座に置く。くるりと振り返り、伏の顔に視線をやると、恋人の美しい目の周りが赤くなっていた。

「如何した?伏。何かあっ、−−。」

 俺が最後まで言葉を発するのを制する様に、−−いいや、心配されるのを恐れるかの様に俺の腰に伏は細い腕を回した。久しぶりだった、伏が自分から抱きつきにくるのは。俺より二十センチ近く背の低い伏の頭を皆から「大きい」と言われる自身の手で優しく撫でる。いつもは無いはずの寝癖が見つかり、其処を指先で弄ってやる。中々治らず、苦戦をしていると伏はいつも通りの平坦な声で「なにしてんの、」と言った。パッと手を離し、伏の目を見てにこりと微笑むと、彼は不服そうな表情を浮かべた。

「ね、おれがなんで、明日死んじゃうかもって言ったって思ってんの。」

 むすりと頬を膨らませた彼の頬を人差し指で突こうとすると、頼りない細い手で腕を掴まれ、拒まれた。

「さぁ、俺には分からないよ。伏の口から言って欲しいんだけどなぁ。」

 伏の綺麗な白髪を少し乱雑に撫でて、くしゃくしゃにする。此方も伏の今にも折れそうな腰に手を回し、ぎゅっと抱き締めるが、伏は体を反らせ、密着する事を拒んだ。−−それに、少しストレスを感じてしまった自分を殴りたいと思った。ごめんと呟き、腰に回した手を離した。

「おれさ、もうしゅーに愛されてないって思って。だって、最近なにもしてくれないし、会っても話すだけだし、他の患者の面倒まで見てるし。……おれに、飽きたのかなぁって思って。」

 だから明日死んじゃうかもって言えば、構ってくれると思ったのに。そう掠れた聞き取り難い声で言われ、少しだけ戸惑う。初めてこんな事を言われた為、返し方が分からない。俺が言葉選びに迷っていると、伏は俺から身を離した。

「しゅーはさ、おれのこと、好きなの?嫌いなの?……おれで遊んでるの?」

 彼の目元に、彼の整った顔よりも美しくて濁り一つ無い液体−−、涙が溜まってゆく。あと一回でも瞬きすれば、あの肉付きの悪い薄い頬を伝って床に落ちるだろうと思った。
 俺が答えを返すより先に、伏は次々と質問を投げかけてくる。どれも俺が伏の事を愛しているのか否か、と言うのに関連していた。当然愛しているのに、何故そんな事を聞くのだろう。馬鹿にしているのか。そう言えば今日はエイプリールフールだったなと呑気な事を考えたが、伏が泣きながら嘘を言う訳が無いと瞬時に思い、その呑気な考えを脳内から抹消する。
 そっと伏を抱き締めると、初めはいきなりの事で体をビクッと震わせたが、次第にその震えは止まっていった。震えが完全に止まった事を確認すると、彼の頭上から優しい声色で言う。これ以上伏を泣かせない様に、傷つけない様に。

「愛してるよ。この想いは伏よりもあると思うし、誰よりも伏の事を思っているから。……ねぇ、俺の目を見て。嘘だと思う?」

 すると、伏はふるふると左右に首を振った。そして満足そうな表情を浮かべ、次に微笑みを見せた。やっぱり伏には涙は似合わない。この、彼の周辺に花が舞ってそうな愛らしい笑顔が素敵なんだ。

「うそ、じゃない、と思う。……嘘じゃないよね?」

 涙で潤んだ瞳で見られて、心が動揺する。しかし今はやましい気持ちが全く無い。うん、と頷いてぎゅっと伏の体を抱き締める。もう離さないよ、と言わんばかりに。

( テーマが迷子。思いつきで書き殴った。しゅーと伏。 )

3ヶ月前 No.47

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=N2cdF0YmIc

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

3ヶ月前 No.48

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=9MZGs5iPWK


「人が死ぬ時ってどんな感じかなぁ?」

 細くて少し力を入れただけできゅっ、と絞め殺せそうな首に手を這わせると、その首の持ち主は静かな声色で疑問を投げ掛けてきた。人が死ぬ時はどんな感じ、か。死んだ事が無くて死者を見た事のない自分にとっては想像が付かないものだった。取り敢えず軽く両目を閉じて、ふっ、と微笑みを零す。幼い頃からこうすれば、分からない事も分かる気がするからだ。

「……さぁ、やってみる?」

 這わせた自身の手を彼女の首を掴む様に移動させる。軽く力を入れただけで自分の指が彼女の首にめり込むのを見て、罪悪感が走った。彼女の目をちらりと見ると、恍惚とした笑みを浮かべて此方を見ていた。
 この世界にはサディストとマゾヒストが居る。きっと彼女はマゾヒストの一人であると瞬時に察せれた。それじゃあお望み通り、自身の震える手で彼女の首を絞める。小さな喘ぎ声−−、それは艶っぽさが一つもないただの苦しみだけが篭った声だった。喉の器官を潰す様に親指に力を入れると、もう戻らないのでは?と思う程深く指は沈んでいった。


 パッと手を離し、彼女に声を掛ける。幾ら待っても返答は来なかった。


3ヶ月前 No.49

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=9MZGs5iPWK



「どうしてそんなにお酒を飲むようになったんですか?」

 隣の席で酒を飲む先輩にそう疑問を問う。すると先輩はんー、と少し考えたフリをしたかと思えば、すぐにいつも通りのふにゃりと柔らかい表情に戻った。

「分かりませんね〜。……でも、飲むと全てを忘れる事が出来る気がするんですよ」

 新しいグラスに別の酒を淹れた物をマスターから受け取る。赤ワインか。俺は酒に全く詳しく無いので、名前は知らない。なのに何でバーに態々付き合っているのには理由がある。誰にも言えない、俺だけの秘密。

「全部忘れる事が出来る、って、先輩に何かあったんですか?昔とか」

 ふと俺が発した言葉の所為か否か、長い沈黙が訪れた。ちらりと先輩に目をやると、目のいつもより細めて桜色の唇にグラスの縁を付けたまま動いていなかった。……地雷、だったのか?
 1分と言う端から見れば短いが、俺にとっては長い沈黙が過ぎ、先輩はゆっくりとグラスを傾けてワインを口に含む。そして、ふぅと溜息混じりの息を吐くと、俺をその冷たくなった瞳で見据えた。

「何もないよ。何も、ね」

3ヶ月前 No.50

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=9MZGs5iPWK




  百合の花をそっと彼女の髪に付ける。

  −−ほら、貴女の方がとても似合うわ。
  −−そんな事ないよ。ひとかちゃんの方が似合うよ。

  ふふ、と微笑みを浮かべる。細くて長い、雪の様に白い肌を纏った互いの指を絡め合う。深く、キツく、−−、もう離れない位に。


  −−ね、ひとかちゃん。私達、いつまで一緒に居られるのかな。
  −−私達が一緒に居たいと思った分だけ居られるわよ。……きっとね。


 ( 苑香と一花。そのかさんとひとかちゃん。汚れさせてないけない、きれいな女の子同士の恋愛。 )

3ヶ月前 No.51

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=FTzk91prRV



  全ての記憶が花となり、体の表面に現れる病が世界中で流行り出した。
  花が枯れると、その人の記憶は消えてしまう。
  それを食い止める為に、通称『花屋』は「記憶の種」を患者に呑ませる。

  血液が爪先から星屑となり流れていく病が世界中で流行り出した。
  星屑が流れなくなると、その人は血液不足となり死亡してしまう。
  それを食い止める為に、通称『観測所』は「流れ星」を飲ませる。

  『花屋』は記憶が無くなるのを止める為に。
  『観測所』は死ぬのを止める為に。


  「記憶の種」も「流れ星」も入手方法は、その組織しか知らない。
  「記憶の種」を狙う人間と「流れ星」を狙う人間、又はその両方を狙う人間と戦いながら、彼等は人を救っていく。


 ( こんな創作やりたいなって。自創作 )

2ヶ月前 No.52

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=FTzk91prRV

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

2ヶ月前 No.53

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=gx2JLty9ME



   俺たち、人生イージーモードで過ごしてっから。

   そーそー。んあ?ハードモード?んなの俺の辞書にはねぇよ。


  「人生イージーモード」な十束(とつか)と茅(かや)。今時JD18歳。人生イージーモード、恋愛もイージーモード。

  ハードモードなのは俺たちの交際内容だけ、かな?

2ヶ月前 No.54

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=gx2JLty9ME

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

1ヶ月前 No.55

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=bLE9NBaBl3



 「兄さんは良いよね。夢も希望も持ってて、絶望を知らないなんて。」
 「京介が羨ましい。彼奴は何も考えないでも生きていけてる。彼奴は人に愛されてる。でも俺は違う。俺は、人に愛されない。」


 ( 露森兄弟。容姿も性格も似ていない双子って、いーよね。 )

1ヶ月前 No.56

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=bLE9NBaBl3



 花屋→五絃坂 友則(ごげんざか とものり)/男/「花屋」の店主/奥さんが記憶が花となって、枯れてしまい、記憶喪失になった
 観測所→湯然 朱雀(ゆぜん すざく)/男/「観測所」の店主/弟を流行病で亡くした。

 もっとキャラ増やす。 >>52 の創作のやつ

1ヶ月前 No.57

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=eYsUi6srp6


 ある日仲の良い男友達の女装姿を見て色々な想いを抱く男達の恋愛劇。甘酸っぺえ〜〜!!

・昴への想いは友達としての好きではなく、恋愛的な意味の好きだと自覚した者
 → 桜庭 綴喜(さくらば つづき) → 17歳、高2。身長181cm、がっしりとした体躯。女性人気が5人の中でズバ抜けて高い、イケメン。スクールカーストのトップ3に大体居て、誰でも明るく平等に接するので人気が高い。少しちゃらめ。成績優秀で運動神経抜群、それで歌も上手くて楽器も何でも弾けて金持ちというパーフェクトな男。

・昴が好きだと再認識した者
 → 鶴臣 冷陸(つるおみ つやり) → 17歳、高2。身長165cm、必要な筋肉のみがついたモデル体型。大人しくていつも教室で読書をしている様な人間。ただ、鶴臣の容姿は桜庭とは違い、雪国の王子様と呼ばれる程異国じみた雰囲気を漂わせている。人があまり近づかない。結構喋るけど、さらっと毒を吐く。メガネ。

・昴の事を好きな人から誰にも取られたくないと想いが変わった者
 → 羽瀬部 徹(はせべ てつ) → 17歳、高2。身長175cm、手足が長く全体にヒョロヒョロっとしている体型。口も悪ければ生活態度も悪く、非常にマイペース。兎に角自分の時間を作りたいので、授業をサボることもしばしば。だが、昴とは同クラスなので、昴に頼まれたら授業には参加する。昴にだけは忠犬。モブ女子Aさん曰く「和服の似合うイケメン」だそう。

・昴を好きになり、変わっていく者
 → 黒沢 尚之(くろさわ なおゆき) → 18歳、高2。身長185cm、筋肉がしっかりとついた健康体。一年留年しており、本来ならば三年生だが二度目の二年生をしている。所謂不良で、授業も全く受けていなかったが、女装した昴を見て恋に落ち、昴と同じ大学に行く為に猛勉強中。モブ女子Aさん曰く「怖くて近寄り難い雰囲気があるけど、顔は桜庭くんや鶴臣くんや羽瀬部くんと同じくらいかっこいい…!」

・瀬田 昴(せだ すばる) → 17歳、高2。身長162cmと少し小柄で華奢。黙っていれだボーイッシュな女の子にも見えなくはない。成績優秀なので、偏差値の高い大学に行く予定。男にしては可愛いので、女子から女子に見られない。DT。

1ヶ月前 No.58

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=IuQUMkBUzP


×プロフィール

「おっ、お初さん? オレ、アイザックってゆーの。気軽にー、……あー渾名とか思い付かないわ。そゆことでテキトーに呼んでくれたらいーよ。ってことで、これから宜しくお願いしゃーすッ!」
「なァに泣いてんの? アハハッ、おもしれー。アンタってそーゆー風に泣くんだ。――バカにはしてないって。そーゆー風に堂々と泣けるの、オレは凄いと思うよ。……ま、ずぅーっと泣かれるのは困るけどね。――あっ! 手品でも見せてあげよーか? 最近練習しててさ、見てほしーの。ダメかな?」


No6
名前:アイザック・ホドルコフスキー

性別:男
年齢:(10歳〜人間の範囲で。)

性格:
アイザックの名前の意味(彼は笑う)の通り、いつも明るい笑顔を絶やさない。親族が亡くなった時でも罵倒された時でも殴られた時でもその笑顔は崩さない為、飄々とした性格と相まって道化師と呼ばれる事も多い。

容姿:(ありえない色歓迎です。過度な美化表現はお控えください。実験体ではありますが服装の制限は特にありません。また、実験体の証として右手の甲には実験体ナンバーの数字が書かれています。)

備考: 一人称「オレ」二人称「キミ、アンタ、(名前)ちゃん、(名前)くん、名前呼び捨て」等。非常に呼び方のレパートリーが多く、男であろうがちゃん付けはするし、女であってもくん付けは普通にする。出会う度に呼び方が変わる為、相手が困る事もしばしば。愛称は「アイク」だが、愛称で呼ばれることよりも「アイザック」と呼ばれることの方が多いらしい(本人曰く)。やけに片仮名が多く、「そういうこと」を「そーゆーこと」と伸ばして言う口調を使う。特技は手品(但し練習中)で趣味は園芸(但し枯らす)。不幸体質で、良く転んだりするのは当たり前で、幾ら説明通りにやったって何故か花は枯れるわ、いきなり窓から物が落ちて頭に当たるわ、皆が通った道を歩くと床が抜けて足が嵌るわと結構散々な目に遭っている。ただ、アイザックの不幸体質は自分だけが不幸になるタイプの物なので、他者が不幸になる事はまずない(はず)。

募集:(ありましたらどうぞ!)

連絡: まだメビのメッセージが解放されていない為、ツイッター(@haru_abyss062)でお願いします。

二次利用: 寧ろ使ってください〜!!是非お願いします!!

25日前 No.59

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=IuQUMkBUzP

性格: アイザックの名前の意味(彼は笑う)の通り、いつも明るい笑顔を絶やさない。親族が亡くなった時でも罵倒された時でも殴られた時でもその笑顔は崩さない為、飄々とした性格と相まって道化師と呼ばれる事も多い。基本的にオレが良ければ全て良し!の人間なので、他人より自分を優先するのは当たり前だし、自分の為なら他者を犠牲にする事を厭わない。他人に冷たい訳では無いが、優しく接する訳でも無い。他者に厳しく自分に甘くがモットー。泣いている人を見つけると、その泣き声が迷惑な為、台詞2の様に手品を見せたり面白い話をして慰める。自分の利益の為に他人には自ら進んで干渉しに行くのに、逆に干渉されるのは内心嫌だと思っている。しかし嫌でも表情を崩さないのが流石。自分の利益がマイナスとなると同時に他者を切り捨てる。意外と涙脆いが、人前では泣かない様必死に堪えている。何でもかんでも適当にやりそうだが、物事に対しては真剣に取り組むしに中途半端を嫌う。やるなら最後までやる、やらないのなら最初からやらない。

めも

24日前 No.60

削除済み @abyss017 ★iPad=IuQUMkBUzP

【記事主より削除】 ( 2017/07/02 00:03 )

22日前 No.61

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=IuQUMkBUzP

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

22日前 No.62

削除済み @abyss017 ★iPad=IuQUMkBUzP

【記事主より削除】 ( 2017/07/02 00:03 )

22日前 No.63

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=IuQUMkBUzP

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

22日前 No.64

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=ytOY6UjZSt





 『 君の涙で出来たプールで泳ぎたい。そうすれば、君と一つになれる気がするから。 』


21日前 No.65

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=ytOY6UjZSt



 君と一緒に居るなら少し汚れた翼の方が良いよね! そう言うと彼女はにひっと白い歯を見せ、無邪気に笑った。その笑顔には似合わない程土や泥で汚れた大きな翼は、幾つか羽が抜け落ち、以前の美しい天使の翼の姿形すら無くなってしまった。僕の真っ黒で質の悪い癖に無駄に大きい羽より見窄らしくて、天使の彼女には似合わない。僕が早く洗ってと言っても、彼女は笑顔を浮かべたままだった。そしていきなり僕の手を掴むと、私達、これで同じだね、と弾んだ声で言われた。――あぁ、これだから天使は嫌いなんだ。堕天使にも優しく手を差し伸べる、無垢な悪魔。今日もまた彼女に傷付けられる。


21日前 No.66

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=ytOY6UjZSt



  ◇ オメガバース注意(ホモのみ)。

 ・オネェ地理教師α×ワケあり生徒会副会長Ω
 ・クールなエリート社長α×明るい天才社長α
 ・お兄さん系大学生(家庭教師)α×人見知り高校生β
 ・王子様系生徒会長β×堅物高校生β
 ・猫被り数学教師β×毒舌高校生Ω
 ・ミステリアス化学教師Ω×ヤンキー高校生Ω

 もしかしたら増えるかも。プロフ作っていこう。


19日前 No.67

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=ytOY6UjZSt



・オネェ地理教師 → 27歳/男/「アタシ」/「アンタ、ブス、(名前)ちゃん」/α/容姿は完全に男で女装もしていないけど、女性口調のオネェ/生徒会の顧問をしている
・ワケあり生徒会副会長 → 18歳/男/「僕」/「あなた、(苗字)さん、(苗字)先生」/Ω/番に捨てられた過去を持つ/オネェ地理教師が裏で色々して副会長になった(というかならされた)
・クールなエリート社長 → 31歳/男/「俺」/「君、(苗字)呼び捨て」/α/α以外を嫌い、蔑んでいる
・明るい天才社長 → 27歳/男/「オレ」/「アンタ、(名前)呼び捨て、(名前)ちゃん」/α/オネェ地理教師とは幼馴染
・お兄さん系大学生 → 20歳/男/「俺」/「きみ、(名前)くん、(名前)さん」/α/家庭教師のバイトをしている/人見知り高校生に少し依存気味
・人見知り高校生 → 17歳/男/「ぼく」/「あなた、(苗字)さん、(苗字)せんせ、(名前)せんせ(お兄さん系大学生にのみ)」/β/赤面症持ちですぐに自虐する/苛められっ子
・王子様系生徒会長 → 18歳/男/「俺」/「君、(苗字)君、(苗字)さん、先生」/β/只ならぬ努力をして生徒会長になった
・堅物高校生 → 18歳/男/「俺」/「あなた、(苗字)さん、(苗字)先生」/β/非常に良い人
・猫被り数学教師 → 25歳/男/「私」「俺」/「あなた、(苗字)くん、(苗字)さん」「お前、テメェ、ガキ、(名前)呼び捨て」/β/αに気に入られないと今の地位で居られないので、必死に猫を被っている/本来の性格は口が悪く、口より手が先に出る人
・毒舌高校生 → 17歳/男/「俺」/「オマエ、(苗字)呼び捨て、(名前)呼び捨て」/Ω/自分より地位が上のαとβを嫌う/猫被り数学教師の本性を知っている
・ミステリアス化学教師 → 29歳/男/「ぼく」/「きみ、(名前)くん、(名前)さん、(名前)ちゃん」/Ω/美しくて其処に居ないかもしれないと思わせるらしい/番がいる
・ヤンキー高校生 → 16歳/男/「オレ」/「テメェ、アンタ、(名前)呼び捨て」/Ω/フリーのΩ/ミステリアス化学教師に恋をしてしまうが、相手に番がいる事を知っていても体を重ねてしまう。


めも

19日前 No.68

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=AH3B679Dco



 本日、7月13日午前9時28分、楓が目を覚ました。7年間ずっと植物人間だった楓が、目を覚まして、血の気のない薄い唇で僕の名前を呟いたのだ。奇跡か何かだと思い、何度も楓の名前を言った。僕が楓の名前を連呼していると、楓は7年前のあの時と変わらない声で、「なぁに?」とか細いがハッキリとした声で言った。――神様、ありがとう。僕はその場で崩れ落ち、子供のように泣き叫んだ。ありがとう、楓を目覚めさせてくれてありがとう。心にあった重たい枷が、外れた様な気がした。
 楓は7年ぶりに食事を摂った。いきなり固形物は食べられなかったらしく、液体の食べ物を食していた。植物人間状態の時は点滴で最低限の栄養しか摂っていなかった彼女は、昔と違って痩せてしまっていた。それでも昔の愛らしさは残っている。看護師から出された食事を長い時間を掛けて食べ終わると、息を吐いて「おいしい」と言った。その一言が僕が作った食事でも無いのに凄く嬉しいと思えた。
 そして3時30分、楓は検査があるらしく、検査に向かった。「行ってきます」と昔、彼女が大学に出かける時に言った時の同じ声で、口調で言ってくれた。僕は楓が居なくなった彼女の一人部屋の病室で、一人丸椅子に座って待っていた。座りながら、退院したらか何処に遊びに行こう、これから何を話そう等考えていた。この頃は、楓と幸せな生活をこれから寿命まで遅れると思っていた。

 6時28分。検査時間がやけに長い事が気にかかった。僕の母が入院して検査をした時だって、こんなに長くはかからなかった。しかし、7年間も植物人間だったのだから、色々な検査を行っているはずだろう。きっと結果を出すのに時間が掛かっているだけだと思い、気を落ち着かせた。
 8時43分。楓が車椅子に座り、車椅子を看護師に押して貰いながら戻ってきた。掛かった時間は5時間弱。楓が病室に入ったので、声を掛けようとしたが、その前に楓の担当医である志村に声を掛けられた。手招きもされ、此方に来いと急かしている様だったので、楓に一言「行ってくるね」と伝えて志村医師の方に向かった。病室から離れる直前に一度だけ病室に居る楓を見た。楓は泣いていた。

**

 壁も床も真っ白で、部屋の中には長机と縦に積まれた沢山の丸椅子、そして長机の元に置かれた2つの丸椅子だけしかない別室に連れて行かれ、丸椅子に座ってと医師に言われた僕は大人しく椅子に座った。志村医師も向かいの椅子に座ると、持っていた黄色のクリアファイルから難しそうな事が書かれた紙を数枚取り出した。志村は息を吐いて、吸い、心を落ち着かせている様に見えた。そして、僕の目を見てハッキリとした口調で言った。

「楯山さんの余命はあと7日です。」
「……はい?」

 自分でも初めて出したと思う位間抜けな声が口から零れる。余命? 頭の中が真っ白になり、眩暈を起こしそうになった。しかし、志村に「花村さん」と僕の名前が呼ばれて、ハッと意識が現実に戻った。顔を両手でペシペシと叩き、意識をハッキリさせてから再び彼の言葉を思い出す。――楓があと7日しか生きれないなんて、信じたくなかった。僕が無言のままでいると、志村の口から淡々と検査結果が伝えられた。どうやら胸に出来た悪性の腫瘍が全身に転移し、彼女の体は全身癌に侵されているらしい。――言葉が出なかった。

「……すみませんが、楯山さんの状態では治療をしても、生きる事は出来ません。……本当に申し訳ありません。」

 深々と頭を下げる志村に「頭を上げてください、貴方は何も悪いありません」と言う。自分でも分かる程声が震えて掠れていた。頬を生暖かいものが伝うのが分かった。泣いているのか、僕は。

「あと7日、楯山さんは外出を自由とさせてもらいました。なので、残りの時間は彼女の好きなことをさせてあげてください。……でも、20日には此処に戻ってきてください。お願いします。」

 そう言うと志村医師は「失礼します」と言い、部屋から出て行った。部屋に取り残された僕は志村医師が置いていった紙を見た。全てに目を通したあと、それらを机の上に置き、僕は天井を見上げ、右手を目に置いた。右手の甲を涙で濡らしながら、僕は声を殺して泣いた。

 楓が死ぬまで、あと7日。

11日前 No.69

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=AH3B679Dco



 泣いても仕方が無い。そう思うと僕は上着の内ポケットを漁り、黒革のメモ帳とボールペンを取り出した。そして、『やる事』と一番上に書いて、その下に箇条書きで楓とやる事を書いていく。――5つ目を書き終わった時、ふと思った。これは僕の願望であって楓の本当にやりたい事では無いのでは?と。僕は丸椅子を縦に積まれた丸椅子の上から積む。志村医師の分もついでに片付けた。僕は部屋から出て、楓の病室へ向かった。いつもより向かう足が遅く感じた。

 病室に着き、中に入ると楓は此方を向いた。顔の筋肉が動かないらしく、笑ったりが出来ない状態だ。かろうじて声は発せているので、僕は楓の近くにあるいつもの椅子に座り、尋ねる。

「楓、何かやりたい事ない?」

 いきなりの事で、ビックリしたのか、楓は言葉に詰まっていた。が、すぐに口を開いてゆっくりと言い出した。
 楓のやりたい事は、写真を僕と撮りたい、思い出の場所を巡りたい、可愛いお洋服を着て散歩をしたい、両親のお墓参りに行きたいの4つだった。楓は僕のやりたい事もしてくれて良いよと言ってくれた。医師から僕より先に余命の話は聞いていたらしい。

 楓の両親は居ない。正確には居たになるが、今はもう楓の両親おろか、親族は全て居ない。楓が生まれてすぐ両親が離婚して、楓は母親に引き取られた。楓の母は遅くまで働いて、楓を幼稚園から大学まで通わせていた。しかし、8年前――楓が19歳の時に死んだ。死んだ前日の夜、布団に入り眠りについて、そのまま二度と目覚めなかったらしい。楓の母は離婚した時に親戚達に縁を切られたので、楓は援助を受けながら一人暮らしをする事になった。僕と楓はお互いが16歳の時にクラスメイトになり、その年に付き合った。だから7年前、あの時までは僕の家で暮らしていた。

、(途中まで)

11日前 No.70

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=AH3B679Dco




  >>69>>70 の創作のタイトル → 『僕の彼女はセミ』
  (セミは7年間土の中で眠っていて、土から出ても7日間しか生きれないから。楓も7年間植物人間で、目覚めたのに余命7日なので、「セミ」。)



、めも

11日前 No.71

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=AH3B679Dco




  『死ぬ時は僕一人だけで良い。』

 そう言うキミより先に死んだ私を許さないでください。



8日前 No.72

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=AH3B679Dco


 花礫 茜(はなつぶて あかね) / 17歳 / おとこ / 自身の天才的な頭脳を「神様がくれたギフト」と呼んでいる / 一人称は「茜ちゃん」 / 二人称「きみ、名前呼び捨て」、あと苗字か名前から何文字かとって+ちゃん付けをする呼び方 / 天才肌 /

めも

7日前 No.73

つゆり。 @abyss017☆iervV4WoQZd4 ★iPad=atGgeL1f3B




 「人間に関わらず、動物には必ず死は訪れるけど、生も必ず訪れるんだよ。」

 ――当たり前だけど、意外と謎に包まれてて面白いよね、これ。
 そう呟いた緋色の髪の少年は、口を半月型にして笑った。まだ幼さの残る顔立ちで。


4日前 No.74
ページ: 1 2

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる