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 ソフトクリヰムとソーダ水

 ( 書き捨て!小説 )
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天体観測 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy










 はらはら砕けた角砂糖と、きらきら輝く金平糖を散りばめた濃紺の小宇宙は甘い、甘い世界。


***




 ▼拙い文字や未完成なわが子がわちゃわちゃ。
 ▽えろぐろ同性愛云々あります。
 ▼閲覧注意あんど自己責任でお願いします。
 ▽盗んだとか荒らしは回れ右。
 ▼うちよそ大好きなのでよくよその子お借りします、ご了承ください。




***

 煌めく濃紺の夜空へ、れっつじゃんぴんぐ!





ページ: 1

 
 

ことこ @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy








 天昏 千久間(あまぐれ ちぐま)
 雛芥子 罪蜜(ひなげし つみつ)
 冥堂 由々良(めいどう ゆゆら)
 月日 黄昏(つくひ たそがれ)
 百々 花午女(どうどう かごめ)
 夢幻 泪(むげん なみだ)
 三ツ橋 遠下(みつばし とおげ)
 八千世散 空染(やちよばら そぞめ)
 七星 七夕(しちせ たなばた)
 九 十々七(このつ ととな)
 唯々月 春葬(いいづき はるそう)
 四ツ谷 二三(よつや ふみ)
 四十八願 園生(よいなら そのえ)





 ▼使いたいおなまえ




4ヶ月前 No.1

削除済み @crescentxx ★iPhone=SrX1TBgmHy

【記事主より削除】 ( 2016/09/05 22:30 )

4ヶ月前 No.2

ことこ @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy








『月が綺麗ですね』アナタが好き
『星が綺麗ですね』アナタはこの想いを知らないのでしょう
『海が綺麗ですね』アナタに溺れています
『雨音が響いていますね』アナタが好きでした
『明日は晴れますか』明日私の想いは晴れますか
『今日は少し肌寒いですね』手を繋いでいてください
『今日はとても幸せです』アナタと会えて幸せ
『夕日が綺麗ですね』アナタの気持ちが知りたい
『日が沈みますよ』さようなら。また会う日まで
『雨が止みませんね』もう少し傍にいたい
『寒いですね』抱き締めて
『暖かいですね』アナタが傍に居て幸せ
『死んでもいいわ』愛してる
『虹が綺麗ですね』アナタと繋がりたい

『明日の月は綺麗でしょうね』殺す




 有名な愛の言葉たち。
 個人的には「 I kill you 」が一番すき。













4ヶ月前 No.3

ことこ @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy











 「にいとういは同じ漢字なの。同じお名前。だけれどにいはにいなで、ういはういな、よ?」
 「パパとママは、なんで、ういをにいとおなじにしたの……? ういは、ういだけ、なのに」


 ダム/ 花蜜 初那(はなみち にいな)
 ういなの双子の姉。ういなの事を『うい』と呼んで、死ぬまで甘やかしていたいと思っている無意識依存女子。元気いっぱいだけれど何処か冷ややか。幼い見た目と巧みな言葉遣いに騙された人は星の数ほどいるらしい。ういなを愛しく尊い片割れだと思っている。
 茶髪のぱっつん前髪に、長く伸びた後ろ髪は一本の三つ編みに。ぱっちりとした紫色の二重瞼。

 ディー/ 花蜜 初那(はなみち ういな)
 にいなの双子の妹。にいなの事を『にい』と呼んで、にいなと比べられる事に酷い劣等感と憧れを抱いている天邪鬼系女子。何時も弱腰だけれど自尊心はエベレスト級。にいなの傍でセーブ役を担っているにいなの唯一無二の片割れ。
 黒髪のぱっつん前髪に、長く伸びた後ろ髪は二本の三つ編みに。伏せ目がちなピンク色の二重瞼。






4ヶ月前 No.4

ことこ @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy

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4ヶ月前 No.5

ことこ @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy







 「ろうくん、どこにいるの」


 小さく零れたうさぎの言葉が今にも泣き出しそうな、弱々しい叫び。
 可哀想なうさぎ。また寂しい思いをさせてしまったんだろう、と思うと、やっぱり自分が情けなくなる。その罪償いの代わりにそっと隣に寄り添って、耳元で宥めるような本音を呟く他なくて。


 「俺はずっとうさぎの傍にいるよ」


 何があっても傍に居るから、と。虚ろな唇がゆっくりと愛を吐いた。







 闇が未知数なろううさ(一方的)





4ヶ月前 No.6

時計兎 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy










 「」
 「」


名前: おなまえ(よみ)
性別: おとこかおんなか
年齢: ほんとのねんれい

性格:
 めっちゃがんばろ(死語)

容姿:
 上に同じくしご

(服装:)
 指定のものがあるとき

備考:
 一人称、二人称など殴り書くのだ





 うちよそようのてんぷれ

3ヶ月前 No.7

時計兎 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy




花依 莉千華(はなより りちか)
 女の子 / 十七歳 / 高等部 / 生徒会副会長
 可愛いものやことをこよなく愛する。天然。緩い。でも真面目に頑張る事は頑張る。憧れてもらえる自分に見合うだけの努力は惜しまない。

花依 向日葵(はなより ひまり)
 男の子 / 十五歳 / 中等部 /
 ー

小花さん(つぼみーー)

3ヶ月前 No.8

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy






花依 莉千華(はなより りちか)
 女の子 / 十七歳 / 高等部 / 生徒会副会長
 可愛いものやことをこよなく愛する。天然。緩い。でも真面目に頑張る事は頑張る。憧れてもらえる自分に見合うだけの努力は惜しまない。心の底にひた隠した褒められたい欲が物凄い。

花依 向日葵(はなより ひまり)
 男の子 / 十五歳 / 中等部 /
 真面目で誠実で道徳的な

小花さん(つぼみーー)
 男性 / 二十五歳 / りちかのバイト先の先輩
 おちゃらけているせいで言葉に現実味がない。何時だって不真面目で自ら歩むべき道を反れる。けれど何時だって先導者として相談に乗ってくれたり的確なアドバイスをくれる。

花緒せんせー(はなおーーー)
 男性 / 二十八歳 / 音楽教師
 誰にでも優しくて、誰にでも平等に接する博愛主義者。

3ヶ月前 No.9

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy





 ふらりくらり。
 商店街を通り、ビルの間を掻い潜り、細い裏路地を抜ければやけに賑わう場所があった。
 仲睦まじい男女が二人、肌を密接して幾らかのビルに呑まれていくのを遠目に見ながら、その世界の入り口より少し下がった所で踏み止まったわたしを見かけた男。幾秒かわたしを黙って見据えた後に、一瞬だけ両端の上がった唇がゆったりと言葉を紡ぎ始めた。


「お金欲しいの? あんた」


 端的に。唯それだけの事を言いたかったらしいこの男はどうやらわたしを客待ちか何かと勘違いしているのか、と思ったが、これこそが甘かった。
 男はわたしを上から下まで舐め回すように見詰め、値踏みした後に「なるほどねェ」と呟いた。


「あの、」
「立ちんぼとかよくないって、知ってる?」


 笑っているくせに言葉だけは生々しく突き刺してくる男の目線は、いつの間にかわたしと同じくらいになっていた。明らかに見下されている。その事実だけが深夜の街中に取り残されたわたしとよく似ている気がして、反論したくて仕方がなかった気持ちを静かに冷ましていくのが分かる。グウの音も出ないとはこの事だ。
 消化不良。喉元につまった言葉が炭酸のように弾けて、消えていった。






 莉千華と小花さんの出会いなんてこんなもん バイト始めるきっかけになった小花さんは莉千華のこと売春の子かと思ってたってはなし












3ヶ月前 No.10

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy





▽純白依存症

 八十八夜 幻(はとはや まほろ)女の子
 初期:十六歳(一年生) → 一年後:十七歳(二年生)
 初期では腰まで伸びた長髪を一年後ではボブほどまで短く切っている。メッシュはそのまま。身長が百四十六センチから百四十八センチにアップ。
 黒いものを酷く嫌う。模様や色も同様で、白以外の色は一切受け付けず、白いものに依存する症状。又、第一印象や噂も含めた人間性を踏まえてその人物を『白』や『黒』と比喩することも。生命に危害を加えることはないが偏った思考ばかりになってしまうのが難点。





▽絞首依存症

 翠鳥園 夜継(すいちょうえん よつぎ)男の子
 初期:十七歳(二年生)
 初期のまま未変更
 依存症を良く思っておらず、自粛しているにも関わらず反動でクビを絞めたくなってしまう症状。普段は長い袖の中でペンやぬいぐるみを握り締めることで症状を誤魔化している。その為、過度なストレスを溜め込みやすい。首の刺青を消したいあまり爪を立てて毟る癖がある。自身の生命に危害を加えることはないが他人を傷付けてしまう可能性がある。





▼兄弟依存症

 翠鳥園 陽継(すいちょうえん ひつぎ)男の子
 初期:十七歳(二年生)
 制作中
 自分の兄弟に過剰なまでの好意と嫌悪を向け、兄弟という枠を深く縛られてしまう症状。特に夜継への依存性が高く、事あるごとに気にかける。良く言えば面倒見がいい心配性。悪く言えば執着心が強い。又、本人はうっすらとはその症状を理解しつつも依存症とまでは自覚していない現状。自身の生命に危害を加えることはないが兄弟を含む他人に危害を加える可能性あり。




▼失態依存症

 翠鳥園 深継(すいちょうえん みつぎ)
 初期:十六歳(二年生)
 制作中
 何かしらの失態を犯さずにはいられない症状。どちらかと言えば失態を犯して、周りから憐れみを受け、心配して、構ってもらえる自分に心酔していている。









 いぞんしょう いちほ

2ヶ月前 No.11

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy





「ねえ夜継、ちょっと聞きたいんだけど」


 ぷくり。純粋そうな顔をした疑問の種が土から芽を出した、そんな音が聞こえた。
 その音がした方に顔を向けると、そこに居たのは紛れもない、自分と同じ顔をして、同じ背丈の、自分と瓜二つの片割れだった。おれの首を絞めて、この罪(依存)を生み出したこの片割れが、ゆったりとおれに近付いてくる。
 なんだかあの日の記憶がぶり返してきて怖くなったおれは思わず瞼を閉じる。きつく、きつく。見ないこと、見えないことが恐怖から切り離される手段ではないということもおれは知っていて、それでも視線を閉ざすのは何故なのだろう。
 暫くして何も起こらないことに気付いたおれは恐る恐る瞼を開けて、様子を伺うと、可笑しそうに微笑む陽継の顔があった。ちょっと距離が近いのはびっくりしたけどそれは内緒。


「……なぁに。知りたがりなひいさん?」
「この前さ、夜継の傍に居た、夜継より幾らか身長の高い男の子はだれなの?」


 男の子。学校の後輩の、いやに面倒見のいい、おれがちょっぴり苦手な、陽継以上に知りたがりで、他人を管理するのが好きな依存症を持つ子の顔が頭に浮かぶ。


「おれのこーはい。すごく、いいこなの」










 終わらない ここのつせんせ出したいから続きたい
 冬亜くんをちょっぴりお借りしました






2ヶ月前 No.12

ととぎ @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy






 好きでいることは好意。嫌いになることは悪意。どちらも意味のある感情から来る現象である。
 然しながら好きの反対が嫌いである。というのは、些かおかしなことだ。好きだから嫌いは誰にでも理解できるが、反対に嫌いだから好き、というのはどうしたって理解できない。
 故に好きの反対は無関心といえるのではないだろうか。だって、好きでもないものに行為を以て好意や悪意を向けられるわけがない。興味もなければ理解する気もおきない。ただただ存在だけを黙認し、何処にでも居る赤の他人と同化する。見分けなんかつく筈もない。赤の他人の顔が無ならば、その無関心な者の顔もきっと無なのだから。






 「だからお前を好きになることも嫌うこともない。だって、キョーミないからな!」



 ふにゃり。彼の柔い手でぽっぺたを包む。
 嗚呼なんて、なんて、冷たいのだろうか。










2ヶ月前 No.13

かふか @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy




 夜更けは来ても、夜明けは未だ来ず。
 星々は流れても、満月は流れることなく。
 心では謝れても、口では謝れない。







「夜が明けなくたってお前には関係ないだろう」

「満月にそれは必要がなかった。それだけだろ」

「だからお前が謝る事も必要も何もないんだぞ」






 夜が明けてほしくない人だって、きっといるはずだ。
 満月だって、残りたくてそこに居るとは限らない。
 素直になれない。だから心で唱えるように、呪うように、繰り返し謝るんだ。











 嗚呼臆病なんだなぁ、






2ヶ月前 No.14

かふか @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy




 「みぃんな、死んじゃえばいいんだ」




 「そしたらオレだけが傷付くことはない!」




 「お前が傷付くこともないんだから!」





 そう、死んでしまえば楽になれるのだろうか?









2ヶ月前 No.15

かふか @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy




 嗚呼こわい、こわいね。
 大人になってしまうのはとても、とても。







 「ずうっとわたしのかわいい弟でいてね。そのままのひまりがおねえちゃんはとってもすきよ」


 莉千華はゆったりとした口調で言った。
 ほんの少し色付き始めた頬と、とても愛しいものを眺める瞳が部屋の照明に反射して色めいて見える。
 刹那に目眩がして、俺は莉千華から目を反らした。それと同時に心の底から思った。
 こんな、こんな想いをするくらいなら、いっそ。居なくなってしまいたい、と。









 深夜二時半。空はまだ暗く、傾いたまま。




2ヶ月前 No.16

かふか @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy






 各種勢揃いしているプロの殺人鬼集団

2ヶ月前 No.17

おに @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy





 第一次殺人鬼まとめ






▼兎羽生 千羽(とにわ ちわ)
 /、『狂った天使』の異名を持つ
 /、紙袋を用いて視覚を封じてからレンチで殴るのがルーツ。たまに指をぐりぐり変な方に向かせて遊ぶのが好き
 /、所謂ジャパニーズに染まりきったアニメ色の強い天使。真っ白なドレスと背中に背負っている羽根のついたリュックにはお見せできないような代物がいっぱい入っている。
 /、中の人は高校中退している十八歳。


 「さんじゅーきゅうにん。いままで仕留めた人を、数えた。あなたが、よんじゅうにんめになっちゃうの? それとも、とわがそうなるの?」
 「あっあっ、とわの羽根はあんまりいじっちゃだめよう? もちろん偽物だけど、無闇にさわると指が変な方に向いちゃうぞ? とかね?」





▽雨季(うき)
 /、『墓場の奇術者』の異名を持つ
 /、周囲に毒ガスを撒き散らし、その催眠効果を用いて眠らせた相手をチェーンソーで切り裂く。奇術者たる由縁でもあるそれは無惨に殺したはずの死体を一瞬にして消し去ることのできる、一種のマジックのようなもの
 /、小学生がよく雨の日に着ている黄色の雨合羽を目深く被っている。返り血も落とせるから一石二鳥感
 /、中の人は有名私立学校に通う男子高校生。地味な見た目に反して内面はド派手で色彩鮮やかなものを好む。普段こそ大人しいがかなり暴力的。最悪力でものを言わせようとしている


 「明日の月は綺麗なのでしょうねーーなんて聞こえてないんでしょうけど。どうも、こんばんわ……せめて、夢だけは、よい夢を」
 「鬱陶しい雨だって、またにはいい所もあるんですね。ほら……、返り血が落ちていく。こうしていると自分が血を流しているみたい、でしょう? ふふ、相変わらず気味が悪い? まあまあ」





▽永谷 一星(なかや いっせい)
 /、異名は特にないが名前は偽名。
 /、バイクを異常なまでに愛しており、主な殺害方法もバイクによる轢殺。轢きが甘かった時は脚で意識が飛ぶまで蹴りまくる。潔癖症でもあり作業の際は手袋とマスクを忘れない。
 /、カジュアルな私服にライディングジャケットを羽織る。ヘルメット必須。派手好きな金髪
 /、中の人は成人済みのアルバイター。おちゃらけているが何事にも冷めきっていてせいか、バイク以外は愛せなくなった。金さえ積めば何でもやる下衆野郎


 「あはっ、おっかしーねえ、それ。……で、この話はどっから面白くなるわけ? おれの愛しい子との時間を割いてまで聞いてあげたその話はもうおしまいなの? つまんないやつだな」
 「さ、仕事の話をしよっか。手引きは百からがいいけど……、あんたはおれとおれの愛しいこの子の為に幾ら出してくれるの? 言っとくけど、安い仕事は引き受けない主義なんだよねェ、おれたち」




▼十色彩 鳴桜(としき めいろう)
 /、異名はないが便宜上の偽名は『十桜 凰華(とさくら おうか)』
 /、指先に塗った微量を猛毒を相手に付着させて毒する、所謂毒手使い。レパートリーがまだ少ないので右手分しか毒することができない。又、毒ガスを使用することもあるが、自分の手はけして穢さないのが彼女の主義。
 /、黒と紫を基調とした和装。手は常に袖口の中に潜め、手袋も着けて念には念を、といった徹底ぶり。着物の内部に毒を隠し持っているので無闇にぶつかるととても危険。
 /、中の人は元名家の娘。父親の不祥事により壊滅した一家を今一度復刻させようとしており、その為なら手段を選ばない野心家。大和撫子。


 「まあ! 毒にお強いのですね、あなた。……ァは、っ……、いいですねぇ、滾りますわ。あれもこれも、どれを駆使してもあなたを殺せる気は致しませんがーー申し訳ありません。私も仕事なもので、手加減はしてあげられませんの。」

1ヶ月前 No.18

削除済み @crescentxx ★iPhone=SrX1TBgmHy

【記事主より削除】 ( 2016/12/03 07:37 )

1ヶ月前 No.19

削除済み @crescentxx ★iPhone=SrX1TBgmHy

【記事主より削除】 ( 2016/12/03 07:41 )

1ヶ月前 No.20

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=SrX1TBgmHy






 所詮、僕等は大人になる為の礎にしか過ぎないのだから、と。
 その言葉の意味は未だに分からないままだけれど。










  とくに意味はない








1ヶ月前 No.21

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT







 夜空の合間に投げた歌声が、今もずっと僕の中に響いてる。
 あの日、君が言いかけたあの言葉と混ざりあって、ゆったりと溶ける。
 その欠片を飲み込んだら喉が鳴った。


 「しょっぱい」


 途端に寂しくなった口元に微笑みを飾って、平気なふりして笑ってやれ。
 不敵に、爽快に、笑ってやれよ。










1ヶ月前 No.22

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT

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1ヶ月前 No.23

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT






 晴天良好なり!
 真っ青な空は雲ひとつない快晴で、時折肌を突き刺すような陽の光がじりじりと身体を蝕む夏という季節が僕は何より嫌いだった。
 憂鬱な夏。窮屈な夏。退屈な真夏。


 どれも不愉快なことこの上ないので、今日は早退したいと思います。









 以上






1ヶ月前 No.24

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT






 リメイク・アンサー、?


( チェック・ワン・ツー! )










 いち:冬仕様の「傍にいて」をうちの子風に伝える(勿論よその子をお借りして。好きな子だけですよ、そんなこと伝えたくなるのは。)
 にー:スチームパンクの世界観にうちの子を飛ばしたらどんなことしてるかなーって想像するだけ(完全に影響受けまくってる。)
 さん:うちよそで「あけましておめでとう」を伝える(いちに同様。年初めは好きな人に一番に逢いたくなる気がする。)
 よん:うちの子がよその子を思う気持ちBGM(基本ボカロ。うちよそ書きたくなるフレーズとか曲調とか、そんなものを綴るだけ。)
 ごう:描写を磨く(書いて字の如く。おてて繋ぐだけでも、笑い合うだけでも、わかり易くて表情も付けられたらなあって。修行あるのみ。)








 企画っ子とうちよそっ子は制作します。休み中に下書きが全員分完成できたらはなまるぴっぴくださいまる







22日前 No.25

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT

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20日前 No.26

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT








「九伽くんと八過くんってとーっても仲良しですよねえ。」
「嗚呼そう、端から見ればそうなる?」
「えぇ、それはもう、気味が悪いほどに。」
「んはっ。気味が悪いは流石に酷くない? 五月ちゃんってそんなに俺のこと嫌いだっけ、」
「そうでしょうか? ……きらいですね、端的に言って。」
「ふぅん。……俺からしたら、お前の方が頭可笑しいと思うけど。」
「んふふ、よぉく知ってますし、それはあなたも一緒なくせに。……自分だけ正常なフリをして楽しいのですか?」
「楽しく、はないよ。でも、こうしなきゃ俺たちは底辺のままだよ。」
「……まあ、いいではないですか。もっと本能に身を任せればいいものを。」
「そうしたいのは俺も同じ、だけど俺がマトモにならなきゃだめなんだよ。」
「……頭が固いのですね、可哀想に。」
「ふふ。お前も、ね。」









「ね、むり、ちゃん。」
「んあ……、かなしちゃん、ですかあ?」
「あ、起こしてしまった……? ごめんなさい。安眠の妨げになってしまって、」
「んーん、気にしないで、ね?」
「……あ、りがとう、ねむりちゃん。」











てんなんばーはすき










20日前 No.27

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT







 レッスン室のドアを開いて、相棒を傍に携えた小夜がそっと中に入る。じろり、と周りの様子を慎重に見極めながら部屋の奥へと向かっていく。よかった。まだ誰も来ていないらしい。まあ新年早々に大学院内にあるこのレッスン室にわざわざ足を運ぶのなんて大層な物好きだけだろう。無論、その中に小夜が含まれることは言うまでもないが、そこにはもうすぐ来るはずのあの子もその一人だということを忘れてはならない。
 年越し前に整理整頓しておいたレッスン室の片隅に小夜の相棒のアコースティックギターを、まるで愛しきわが子を扱うかのように優しく置き、それから慌てて暖房器具のスイッチを押す。小夜自身が歌を歌う身であるが故に暖房のつけっぱなしは喉に良くないし、適度に換気もしないと風邪の元を自分たちでつくることになってしまう。けれど、あの子が来た時に寒い思いをさせたくはないのだ。


「んー、ひまだかなあ、ひなちゃん。」


 椅子に腰掛けて足をパタパタ交互に上げながらあの子が来るのをじっと待つ。ポットに沸かしたお湯ももうすぐ温まると思うし、ひなちゃんが来たらお茶にしたい。ちゃんとお茶菓子も準備したし、ついでに、新年っぽいこともしたいなあ。お餅を食べたり、蜜柑食べたり、嗚呼でも食べてばっかりじゃ太っちゃうと悪いから一緒にお出掛け≠オなくちゃね。そう思いながらチラッと荷物に目をやる。いつもより荷物が多くなってしまったのはあの子が来てから分かること。
 まだかなあ、なんて待ち惚けていたら、向こう側からドアの開く音が聞こえる。随分勢いよく開くものだから小夜までびっくりしてしまったけれど、慌ただしくこちらに向かってくる足音が聞こえてそこから姿を表したのがひなちゃんだった。


「小夜ちゃん! 待たせてごめんなさい……!」


 ちょっと息切れしたみたい。肩で息をしながらこちらを見て、ニコッと笑う顔はいつもよりぎこちない気がするのはここだけのお話。とりあえずひなちゃんに「待ってないよお、わたしがはやく着いちゃっただけだから。」気にしなくていいよ!って笑って見せる。すると、ひなちゃんも安心したのか、また「よかった」って笑顔を返してくれた。嗚呼何時ものひなちゃんだって小夜も安堵の表情を浮かべて。


「それで、今日はどうしてここに?」
「嗚呼今日はね、これを着て、一緒に行きたい場所があってお呼びしたの、なんて。」



 レッスンのない日に呼ばれたから自分がスケジュールを間違えたのかと慌てるひなちゃんを宥めるような声音で、荷物の中からあるものを取り出して、ひなちゃんに見えるように掲げる。それは綺麗な色の振袖だった。「小夜ちゃん、これって。」ひなちゃんがこっちに来てどうしたのっていう顔をしていたから「おばあちゃんがくれたの!」って自慢げに胸を張る。


「わたしのおばあちゃんの家にあったの。でね、この色ならひなちゃんに似合いそうだなあって。で、持ってきてみたの!」


 そう。小さく返事をするひなちゃんに小夜の胸が一気にザワつく。あれ、もしかしたら好みの色じゃなかったかな、とか、やっぱり他人のお下がりは嫌だったかな、なんて思いが心を乱す。確かにひなちゃんの振袖姿を想像したらもっと華やかなデザインの方が可愛いかもしれない。けど、これだったら、ひなちゃんの雰囲気と上手く合わせられると思ったのだ。


「い、いやだったらいいよ? ごめんね、こんなもの持ってきて。……ささ、お茶にしよ!」


 小夜が誤魔化すみたいに話を変えようとしたらひなちゃんの顔があがって、「ううん。嫌じゃない、……素敵だよ。」って優しく微笑む。



「もしよかったら、私に着させて頂戴。」


 にへらって、優しい笑い方。その笑顔で今まで乱れていた心の柵が一気に吹き飛んじゃう、魔法みたい。それと同時に胸がきゅうって鳴った。嗚呼可愛い。わたし、ひなちゃんがすきだなあってしみじみ実感する。


「是非是非だよ! あなたの為に選んだのだから、あなたが着てあげて!」



 着付けなら任せなさい!なんて鼻高々に言うと、可笑しそうに静かに笑うひなちゃんの髪が揺れた。小夜より幾分か高い位置にあるストレートの黒髪にそっと触れる。意表を突く小夜の行動に驚くひなちゃんの顔がまた愛おしくて、胸が高鳴る。
 こんな調子で初日の出に間に合うのかしら。





(久々に長く書いた気がする。ひなこよです。やっぱり女の子同士って可愛いですねしみじみしちゃう。わたしのやらせてもらっているうちよその中では比較的穏やかな二人組かなって。音楽すきで、年の差で、きっと身長もこよよりずっと高そうなイメージがあります。ひなちゃんテラ美人さんだと思う。振袖似合いそう。だいすきですー!)








20日前 No.28

藍染 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT



 誤字るのやめたいです 今年の抱負

20日前 No.29

天傘つゆり。 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT








「足つめたいー、あっちいってぇ。」
「いま帰ってきたんだからしょーがないじゃん。がまんー。」
「やー……。」
「ん、ねむいの?」
「……そりゃまあ、寝てましたし。」
「そっかあ。ごめんね、」
「……んん、いーよ、おこってないし。」
「……そっか、ありがとうな。」
「うっさいし。……はやく寝てよ、ばか。」
「おう。おやすみ。」
「はいはい。……おやすみ。」










 「ただのラブコメかよ(舌打ち)」








 半同居の何も伝えなくても両思いになってたほもと、もう一人の同居人(可哀想)











なんだこれ

18日前 No.30

天傘つゆり。 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT







「てりょーりたべたい。」
「んふふ、いいわねぇ、手料理。」
「花午女サンりょーりできます?」
「んー……ちょっと待ってぇ、がんばるわ。」
「あー、はあーい。」



「……あの、」
「ふふっ、てりょーり、でぇす。」
「確かに! 手料理だね!? 手を! 料理したものだし!」
「そうよぉ! ワタシ特製の手料理。ほかの子におつかい頼んだのよぉ。」
「……ちなみに、誰のなんですか?」
「んー、年齢までは知らないけど男の子のものならしいけど、」
「じゃあ大丈夫でーす。要らねぇっす。」
「えー、ざんねぇん。」







 手料理のはなし









18日前 No.31

天傘つゆり。 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT







「ひおくん、これあげます。」


 ぽいってあの子の元を離れて宙に舞うそれを反射的に受け止める。ぎゅっと握れば丸いなにかがあってそれ以上は握れない。カサカサというビニールの音と両端の尖ったところが手を微妙に刺激して痛いのか、痛くないのか、よく分からない。でも、分かることがただ一つある。この子がぼくにくれるものはたった一つしかないからだ。
 そうっと、握りしめた掌の力を解いて中身を見る。嗚呼やっぱり。指先でそれをつまみ上げて、あの子の方を見ながらにっこりと微笑む。


「飴ちゃんだあ。……ん、いーにおい。」


 イチゴ味って下の方にかわいいフォントで描かれたそれが、ぼくはすきだった。イチゴはあまい。赤くて、つぶつぶで、たまに酸っぱかったり蕩けちゃうくらい甘かったりするイチゴがぼくはすきだ。それは飴になったからといって変わることはなく、ずうっとすきなままだ。
 ピリピリと端からパッケージを裂いて、中に隠れていたピンク色のそれを鼻の傍に持っていって、くんくんと匂いを嗅ぐ。イチゴの甘酸っぱい香りと仄かに残る甘ったるい作られたナニカがこの一粒に凝縮されていた。
 中で香りと味とナニカが喧嘩していそうなこの一粒を、口に放り込む。


「……美味しい、です?」


 心配そうにぼくの顔を覗くあの子。でも、毎度のことだろう、って思っているんだろうな。なんとなく分かる。けれど、この優しさに浸っていたいと思ったのはほかの誰でもない、ぼく自身なのだ。だから、あともう少し。ぼくの吐いた嘘が見抜かれるまでの間だけでもいいから、この子の気持ちを甘受していたい。


「うん。すごく、美味しいよ。ありがとう。」


 ありがとう。そう言うとあの子は満足げに笑っていた。ぼくも、嬉しそうに笑う。
 そこに本当なんてものはないとしても、ぼくらはずっと、笑っていられるのか。










 ぼくは生まれて初めて、飴玉を噛んだ。















16日前 No.32

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【記事主より削除】 ( 2017/01/07 23:42 )

14日前 No.33

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13日前 No.34

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 肺いっぱいに空気と一緒に毒を吸い込む。今宵のお供は苦味が少なくて、あまい香りがすることで人気を博しているものだ。何時も吸っているものよりずっと優しい毒素の薄いそれをわざわざ選んで、こうして吸っているのには理由がある。
 もうすぐ来るはずの一人の男によって無意識に促された選択肢。それのどちらを選ぼうとも、今夜はもう遅すぎる。此方と思った方を純粋に選んだこの選択は、果たして功を奏すのか、否か。





「――遅かったね。三十分は遅刻だよ?」


 僅かに聴覚を刺激する足音にじっと耳を澄ます。規則的なこの音は何度も聞いている。慣れた足音とならば、振り返るまでもない。翠紘は吹かしていた吸いかけの煙草の灰を一旦払い落としながらそんなことを言うと、またゆったりと口元へ戻す。手馴れた手つきで煙草を喰らうように吸い尽くす、これはもう、愛煙家と云う他ない。
 まあ、彼の場合は例外なのだが。


「待ち合わせの時間なんて、一切知らされてねーンだけど。」


 それでもコッチが悪いワケ?、なんて初っ端から御機嫌斜めな口振りで現れた彼――芦屋八智を横目に見れば翠紘の機嫌は良くなってしまう。その証拠に今だって煙草を吸い込むフリをして、緩んだ表情にどうやって冷静さを取り戻すかということばかりに集中してしまって、文句を言っている八智の言葉なんか微かにしか入ってこない。流れるように右から左へと八智の言葉を聞き流していると、突然咥えていた煙草を奪われる。あまりに唐突なことで、頭が上手く働かないでいる一瞬の間に翠紘の手から奪い取ったそれを片手に携えたまま、「なァ」と唇を動かす。言いたい文句は山ほどあるのだろう。ひとまず煙草でも吹かしてから吐き散らしてやろうと先程まで翠紘の元にあったそれを自身の口元へ運ぶと、八智の眉がピクリと動いた。それから暫くその煙草を深く吐き出した後にキッと鋭い目付きで翠紘を睨む。


「コレ、何時ものと違うンだけど、なんのつもり?」
「嗚呼それ? 偶然だよ。たまたま俺の吸ってるのが売り切れで、たまたまその脇に置いてあったのがそれだったから、たまたま俺が買っただけ。」
「……ほんとに胡散臭いこと言うな。」


 たまたまや偶然を信じない二人の間で翠紘が軽口で饒舌にそんなものを語るものだから、呆れた、と言わんばかりに睨むのをやめた八智が次第に短くなってきた煙草の灰と言葉を落とす。その仕草はまるで男のものとは思えないほどしなやかで、気を抜いていたら根ごともっていかれそうになる、その油断すら許されないほど、慎重に。けれど、自分の表向きな姿も忘れないように大胆に、八智の隣に近付いてそっと耳打ちする。


「それ吸うとさ、口の中甘ったるくてつい、思い出しちゃうんだよ、お前のこと。」
「……っ、は?」


 からかい気味に言葉を交わす。
 最後の方は息を潜めるようにしっとりと囁けば、もう今夜は表側の世界には戻れない。


 ピクリと一瞬だけ揺れた肩にわざと一度だけぶつかってから、拳一つ分だけ空けた翠紘がまた新しい煙草に火をつけた。もう其方の持つ煙草は寿命が近い。だから、せめて最後にその命が無駄に終わる前に新たな命の礎になってしまえ。そんな気持ちで八智の咥えている煙草に真新しい煙草を押し付けた。じんわりと火が移る。吸い込む息にも次第に味が現れ始めて来て、これからが楽しい時間なのだと改めて実感する。


「ね、これからどーする?」
「ヤチはどうしたい?」


 期待と欲求を孕んだ瞳を横目に合わせながら毒を吹かす。やけに涼しく感じるほど熱していた心身を冷ますように通り抜けていく風の合間にそんな言葉を交わす。






 ――→ まだまだ夜は長いのだから。何だってしてしまえるさ。












(関係始めたばっかのヒロヤチ。誤字多々。
 初心っていうかまだヤチくんがヒロにばっちばち穴開ける前の遠慮しがちなふたりってイメージ。テンションでかいたら調子乗ってるヒロができておわっちゃったので学パロあたりでヤチヒロ風味にできたら嬉しいな〜〜!)














13日前 No.35

天傘つゆり。 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT


 隣の席は昼休みにいつも空になる。決まった時間で迎えにくる女の子と、その子に渡す為のお弁当を携えて何処かへ行ってしまうのだ。
 このクラスになってから、この席になってから、彼のことがよく分かるようになってきた。別に知りたくて知ったわけではないけれど、席が近いとなにも意識しなくても自然と要らないはずの情報も蓄積される。名前や背丈、癖に性格、得意不得意、それから彼女のことなんかも聞こえてくるようになった時には無性に叫び散らしたくなる気持ちになったのは、今思えばなんだったのだろう。男の個人情報なんてどうでもいいはずなのにふと気になり出した見知らぬ芽が出たら、それがなにかを知らないと気が済まない探求心なんて俺にあったのか。


「珍しい。」
「……は?」


 今日は埋まっていた。空白だったはずの席にひとつの人影が重なって、影というには重すぎるそれが今此処に居ることに心底驚いた翠紘の口から飛び出た、純粋な本音に、八智はま抜けた声をあげた。


「だって、何時も居ないのに、今日は居るから。」
「まあココ俺の席だし。居ちゃ都合悪いことでもある?」
「……そういうわけじゃないんだけど、」


 何時もなら、そんなことを呟いても、それはあくまで平常なら、というだけで今日みたいな例外もある。それのどこが可笑しいのだと言わんばかりに真顔で正論らしいことを突き付けられた翠紘は思わず尻込みしてしまった。情けなく、それらしい言い訳すらも言えないのではどうしようもない。今回に至っては全面降伏だ。




「じゃあさっさとメシ食ってよ、時間無駄になっちゃうじゃん。」
「は? だって、それは放課後だって、」
「気が変わったの。」


 傍若無人。それほど気分屋でもないはずの八智から時折飛び出す自己中心的な言葉を翠紘は驚きつつも甘受する。何だかんだ言っても感情的になられるのは懐かない猫が寄ってきてくれているようで、突き放せないのだ。まあコレが今に始まったことではないわけだし、慌てるまでもない。
 欠けたものを満たし合うだけの都合の良い関係の俺たちには、突然予定が変わることなんて日常茶飯事なのだ。それが例え、自分より優先すべき物事ができたからといって簡単に終わるものでもなく、何時までも曖昧に、細々と続くだけの糸のようなものでも俺たちはそれに黙って従い続ける。そうすれば、何が変わるのかなんて、知ったことではないけれど。


 早々と弁当を食べ終え、一式を鞄の中にしまえばもう既に教室から出ていってしまった八智の後ろ姿が、柱の影に消えた。アレにはもう少し協調性だとか優しさだとかが必要なのではないかと常々思うが、そこは口を閉じる。他人のことを言えた柄ではない。せいぜいお相子といったところだろうか。そんなことを思えば自然と笑みが溢れた。
 そろそろ自分も行かねば、と自身の席をゆるりと立ち上がって教室を後にしようとした時に一人の男子に「お前って芦屋と仲良かったっけ?」なんて聞かれて、また笑みが漏れた。今度は可笑しくって、腹を抱えるようにケラケラと笑う。普段はあまり心の底から笑わない翠紘を見たクラスメイトは静かに驚きの表情を浮かべていたことにも、翠紘は可笑しそうに笑っていた。しばらく笑いに笑って、満足したら呼吸を整えてからニンマリと不敵に微笑む。


「まさか、そんなわけないじゃん。」


 そんなまさか、ね。自分さえ疑うほど絶妙な嘘を刷り込ませる為に早々と廊下に逃げ込む。後ろ手に扉を閉める前にヒラヒラと振っていた手がゆったりと翠紘の元に戻ってくる頃にはすっかり気分もその気になってしまっていた。嗚呼もう焦らないようにしたいのに。余裕カマして、この関係に浸っていたいのに、快楽の入口に立った翠紘に余裕の文字はない。ただただ目の前の楽園に足を浸けて、静かに堕ちていく。
 今はそれだけで十分だ。












(あしゃちむりです学パロもむりです)












12日前 No.36

天傘つゆり。 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT






「うさぎ、すき。」
「え、……あ、っと、……うん、ぼくもすき、だよ?」
「ほんとに? すき?」
「……うん、すき。すき、だから、」
「そっか。ありがとう。俺もすき。」


 (純粋に「すき?」「すき」で成り立つ。幸せそう。でも時々ろうが愛情確認の意味でうさぎくんにめちゃくちゃすきって聞きそうだし、照れて困っちゃううさぎくんをぽんぽんしたいろうがいる。毎度泣かせるの自粛しますね。)






「ねえ、すきだよ、ヤチ。」
「……お前なに企んでンの、」
「違うよ。純粋に思っただけ。」
「だとしたら気味悪いからやめろ。虫唾が走る。」
「酷いなぁ。信用なくて泣きそうなんだけど。」
「本気で泣かないヤツに言われたくねーよ、馬ァ鹿。」


 (あしゃちくんの「馬ァ鹿」すきです。すき。むちゃくちゃにすき。BGMそれにしたい。すきって言葉が嫌いなヤチくんにわざとすきすき言うヒロの関係がすき。からかい気味な時はこんな感じっぽいけどたまに本気ですきって言っちゃった時にはブチ切れてほしい。すき。)






「僕ね、月遥のことすきだよ。」
「どうしたの、急に。……でも、私もすきよ。月咲ちゃんのこと、すき。」
「気まぐれかなぁ。んふふ、ありがとう。」
「そうなのね。でもね、本当にすきなの。大切なの。貴女のこと、すきなのよ。」
「ふふ、知ってる。だって、僕もおんなじだもん。」
「そう、なの?」
「勿論。何より、誰より、月遥が一番だよ。すきだもん。本当に。」
「月咲ちゃん……、ありがとうね。」


 (卯ノ花姉妹かわいい。双子だから同じ顔で、同じ身体のはずなのにお互いが一番だいじで掛け替えのないものだからこそ、大袈裟なくらいすきだよって伝えそう。終わりがあるからこそ、今しか言えない気持ちをぎゅって詰め込んで。)






「聖くん! すきよ!」
「うん、俺も紅ちゃんすきだよ?」
「ほんとー!? じゃなくて! ちがうの!」
「違う? 何が違うの?」
「んと、もっとね、愛を込めてほしい、かなあ。」
「俺ね、紅ちゃんのこと大好きだよ。真っ直ぐで強くて、でも女の子だなぁって思えるところが俺はすき。」
「……は、」
「ん、どうしたの紅ちゃん? もっと?」
「すき……伝わった、から。」
「ほんとに伝わった? 足りなくない?」
「だ、いじょぶ、です……! もうお腹いっぱい……!」
「ふふ、ほんとにかわいいね、紅ちゃん。」


 (聖くんってきっとこーこのことからかいそう。で、「子供だからってバカにして!」ってぷんすこするこーこの耳元であまい言葉を囁いちゃったりしてキャパオーバーこーこ。もう少し大人になったらちゃんと相手してもらえるのかなあ、なんて思いましたまる)

12日前 No.37

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11日前 No.38

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 少し離れた位置で絵を描く美術部所属の幼馴染みの手からこぼれ落ちたひとつの絵の具。
 チューブ状の青系統の色のそれは、半分も使われておらず、無駄に握り潰そうとした跡だけが目立つ。ボコボコとした表面の歪さを掌でかんじる。


「なぁ、これさ、」
「嗚呼それ。もう要らないから捨てといてよ。」


 振り向きもせずに後ろの方を指さす。その指先を目線でなぞれば、そこには確かにゴミ箱があった。ある程度大きなゴミ箱なのにもう既に満タン近くまでゴミが溜まっているそれに、コレを足せ、というのだ。そこまで綺麗好きではないはずの俺も流石に危機感を感じるほどなのだから相当なものなのだろう。とすれば、この空間さえ、いつから掃除をしていないのか。考えるだけで身震いがする。


「おい。掃除するぞ。」
「……はい?」


  絵を描いている間は邪魔しない。暗黙のルールを破ってまで俺がしたかったのは、そんなことではないような気もするけれど今はとりあえず、身の回りを整理整頓して心を落ち着かせる。まずはそこからだ。






 (四百二十文字。残り五百八十文字)

9日前 No.39

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「おーい!」
「はぁい。」
「いっくぞぉー!」
「はいはい。」
「せーのぉ! しーぃ、でえ!」


 ぴょんっ。と軽々しく、彼女は飛んだ。
 体重も笑顔も纏う雰囲気でさえ軽い彼女が屋上から此方を目掛けて一直線に飛び込んだ。
 俺は思わずつり上げた口角がぷるぷると痙攣した。なんて、なんて軽々しいのか、と。












 おサボリはいけませんなぁ










5日前 No.40

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「えー……、あー、マイクテスト、マイクテストぉ。ワンツーワンツー、……これ聞こえてるのか? え、聞こえてる? まじで? それ本気で言ってる? ――……えっふん! 先ほどは失礼したな地球人! 我々は宇宙人だ! この美しいフォルムを描く宇宙船エトリーヌ・十七世による渾身のレーザービームを喰らいたくなければ大人しく地面に這いつくばっておれよ、地球人!」
「うちゅうじゃこうだった! みんなわれが『やってみろ!』って言ったらバカみたいにやってくれたのだ! なのに! なのにぃ……、おぬしはなぜわれの言うことを訊かぬ! バカたれめ!」
「ふふふ、ぬしはわれに名を訪ねたな? 一度しか教えぬゆえよぉくきいておけよ地球人。われの名はのう――――下りが長い? まあまあよいではないか、地球人はくどいほど長い下りが面白いのだろう? 違ったのか? それはすまないことをしたな。ほれ、宇宙人が詫びを言うぞ地球人。」


 宇宙人/マコロ・エトリーヌ/女の子(たぶん)
 銀河の果ての小さくも美しい惑星からやってきた宇宙人。宇宙人のくせにセーラー服着てる。名前はないと呼びずらいだろうと自作した即席もの。円盤型宇宙船はマコロが歴代ぶっ壊してきたから十七代目。










 マコロに意味なんて存在しない











5日前 No.41

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5日前 No.42

天傘つゆり。 @crescentxx☆QV1MU4LkMvc ★iPhone=NdVjjr1sXT








「ノノウの技術は宇宙一です! ノノウがナンバーワン!」
「貴様! われを前にして一番を名乗るでないぞ! ナンバーワンはわれだ!」
「むー……、マコロさまはスーパーメンテナンスできないくせにぃ!」
「ノノウだって船長はできまい? それとおなじことよ。」
「おなじくないですぅ、ぜーんぜん違いますけど?」
「減らず口が……、生意気を言うでないぞ。」
「ふーん、知りませんねェそんなこと!」


「あのあのケンカなさるのもタイガイにしやがれでゴザイマス。メンテナンスのオクレと、ツギのコウカイのヨテイホウコクがどちらもまだですが……、どうなっていらっしゃるんですカ?」









  なかよし……?








1日前 No.43
ページ: 1

 
 
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