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蝶のつがい

 ( 書き捨て!小説 )
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karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

ひらひら、
ひらひら、

彼女の舞いに、
彼女の姿に、

僕は、目を奪われた。


お嬢さん、僕の肩で翅でもやすめませんか。





2年前 No.0
ページ: 1


 
 

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

*これまで完結した作品*



「黒猫は揚羽蝶に恋をしている[BL]」( http://mb2.jp/_rs/13782.html

登場人物

緋旺すばる/夕夜朔/志摩月嵐

◎続編案
・すばるの婚約者騒動
・嵐と朔の再会
・朔の両親の死
・朔がすばると同じ学校へ


「薔薇地獄の女王[GL]」( http://mb2.jp/_rs/13961.html

登場人物

白撞荊羅(前世:ディーテ)/剣崎静騎(前世:カトレヤ)/羽柴朔良/久島飛鳥(前世:レリア)/朱桜要/利渕深咲(前世:アドニス)

◎続編案
・デートしていたが、荊羅が事故って記憶喪失で前世の記憶とごっちゃになる
・飛鳥と深咲がちょっと仲良くなる
・朔良と要は理解者
・二人で行くはずの温泉旅行に全員参加
・飛鳥の本当の気持ち


「雪園の硝子[GL]」( http://mb2.jp/_rs/15911_1.html#S14

登場人物

ノルン/アサセ/ミカゲ/スノウ/クロム/シャサ/ニャサ/フロラ/ゲルダ


◎続編案
・数年経ってスノウが大きくなりますますノルンに似る
・二人が仲良くなるのを見ていてアサセはだんだん冷たくなる
・ミカゲはアサセの気持ちに気付いている
・アサセが行方不明で、クロムとノルンのコンビでご主人様を探す
・ゲルダとスノウが再会
・アサセはフロラの時の犯人と対面

2年前 No.1

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

「黒猫は揚羽蝶に恋をしている[BL]」

●登場人物●

緋旺 すばる(ひおう―) お金持ちのお坊ちゃん。両親二人に愛情注がれて育った幸せな15歳の男の子。

夕夜 朔(ゆうや さく) 両親や周りにも無視され、存在価値を無くした可哀想な青年。

志摩月 嵐(しまづき あらし) 朔の先輩。昔朔を助けたことをあるが、朔を玩具扱いをして捨てた悪い男。




2年前 No.2

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

続編案「すばるの婚約者騒動」


すばるには幼い頃に両親によって決められた幼馴染の婚約者がいる。
海外に長いこと滞在していて、急遽日本に戻ってくることになった。
久しぶりの再会にすばるとその婚約者は仲良く一緒にいる。
その姿を見て、すばると婚約者の両親は、結婚の話を進めようとしていた。
それを朔はあまりよく思っておらず、また、ここにいていいのかと居場所の再確認をする。
そして、とうとう朔は、緋旺家を出ていくことを決意する。
夜中にこっそりと出ていき、町をぶらぶらとしていたら、嵐と再会。
嵐はあの事件以来、朔をさらに気にしていた。
そこから聞かされる、朔の両親の死。
追ってきたすばるたちに緋旺家に連れ戻される。
そして、緋旺の両親から、朔も学校へ行くように命じられ、朔もすばると同じ学校に通い始める。

2年前 No.3

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

アイスクリーム屋で働く青年はその店の店長に片思い中。とある日に二人の小学生男の子に取り囲まれた小学校の女の子を助けたことによりその少女が青年に一目惚れした。毎日のようにくる彼女を鬱陶しく思っていたが振り回されながらもその少女の存在をだんだんと受け入れ始める。しかし突然店長が店を辞めると言い出した。なんでも結婚をするらしい。そんな甘くて切ないお話を書きたい。アイスクリームは夏に欠かせないものだから近いうちにここに書きにいくかもしれないww
青年は甘いのが嫌い。店長目的でアルバイトを始めたからいつもアイスを目の前にすると冷や汗だらだら。頭の中が甘甘な感じ。中でも食べれそうなのがアイスのコーンくらい。だから最初は辞めたがっていたが店長と一緒にいるためならばと踏ん張っていた。友人がたまにちょっかい出してくる。ナンパを誘いにきたり友人として彼の恋を手助けしようとする。だけど店長も彼のいい加減さに感を触るところがあるのか友人にはすごく手厳しい。それにめげない友人に最近尊敬な眼差しを向けている。あと幼馴染の少女がいてその子は青年に片思い。

2年前 No.4

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i


 五月十四日に学校から帰ると、一足の男物の靴が玄関に置かれていた。それは男に奔放な母が連れてきた男なのだと理解してその日は何も思うことなく自分の部屋に入る。しかし、また数日経ったある日に白い女物の靴が一足だけ置かれていた。母がこんな靴をはくわけがなく、もしかして母の友達だけがと思ったが、先月引っ越したばかりだし、母は同性の人と付き合いが苦手なので友達を作るのには相当な時間が掛かる。しかも何故一足しかないのか疑問に思った。
 そのときは一足だけというとこに引っかかりながらも、そこまで気に留めずにいた。しかし、その翌日にまたしても女物のブーツが一足だけが置かれていた。さすがに連続となると不気味に思い、すぐさまごみ捨て場まで捨てに行った。そのこと共に最近話題の一足だけが必ず見つからないという奇妙な連続殺人が県を飛んで何件か続いていた。

2年前 No.5

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

*タイトル候補

・ひと口のアイスと恋心
・甘いものに蓋
・マーブルチョコも一つの愛情
・それもこれも愛すだけ
・ブルーハワイと純情

・シンデレラも忘れた靴の行方
・灰被り黙示録
・冷たい足先と赤いハイヒール
・爪先のネイビー


2年前 No.6

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

真井(さない)
美野(みの)
色摩(しきま)
市地(いちじ)
瀧居(たきい)
汐井(しおい)
小駒(ここま)
筒路(つづじ)
蔦谷(つたや)

2年前 No.7

亞杖史織 @asasin ★iPhone=YIGpIBMi7b

それは、あまい、あまい、恋のものがたり。
一口掬って、あなたの口に放り投げましょう。
きっと、あなたは、その香りに酔いしれる。

2年前 No.8

亞杖史織 @asasin ★3LBwj7Igfy_mgE

七実(ななみ)
柊二(とうじ)
壱子(いちこ)
咲良(さら)
寧々(ねね)
静枝(すずえ)

2年前 No.9

亞杖史織 @asasin ★iPhone=YIGpIBMi7b

イモリくんとヤモリさん

2年前 No.10

亞杖史織 @asasin ★iPhone=YIGpIBMi7b

井戸を守るイモリくん
家を守るヤモリさん

2年前 No.11

亞杖史織 @asasin ★iPhone=zQ8xVFYa9O

ボタン

牡丹

2年前 No.12

亞杖史織 @asasin ★iPhone=zQ8xVFYa9O

牡丹……王者の風格

2年前 No.13

亞杖史織 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

御伽噺で学園もの。
文芸部の部長によって集められた問題児の生徒達。部長は次のコンクールに出す小説を御伽噺で書きたいらしい。だけど話が思い浮かばないから、生徒達一人ずつに御伽噺に出てくる登場人物の称号を与えると共に今後はその人物の名で学校を過ごせと言われた。

2年前 No.14

亞杖史織 @asasin ★3LBwj7Igfy_mgE

 友達の鈴木くんと滝山くんと古びた神社で悪ふざけしていたら、いつの間にか真っ暗な穴に落ちていた。その中は冷たくて寒くて怖かった。落ちた入口を見上げ、鈴木くんと滝山くんに助けを求めた。しかし、二人から返答がなかった。大人でも呼びに行ってくれたんだと思い、静かに大人しく待っていたら、ひょっこりと人影が僕の顔に降りた。
 しかし、その人影は鈴木くんでも滝山くんでもなかったことだけは分かった。

「い、今助けるから待ってて!」

 その子は、そう言うとすぐさま僕のところに長い頑丈そうなロープを垂らしてくれた。僕は目の前のロープを握り締め、懸命に上に這い上がるために強く壁を蹴った。途中で滑って下に落ちそうになったが、入口で大きな声で「頑張って」と声をかけてくれる子がいたから頑張って最後まで諦めずに登ることができた。
 やっと穴から脱出ができて、一息吐くはずだったが、その暇もなく、僕の頭に大きな振動が起きた。

「ばかもんが!神様のいるところで悪ふざけなんかするんじゃない!」
「……いってえなあ」
「ふんっ、もう一発頭を殴ってやりたいが、今日のところはさっさと帰れ。それじゃ風邪引くぞ」

2年前 No.15

亞杖史織 @asasin ★3LBwj7Igfy_mgE

 この街の図書館は結構変わっている。こじんまりとした六畳分の狭い空間で、図書館司書の人の後ろにたくさんの本がずらっと並んでいる。司書の人と利用者は、机を通して向かい合うだけで、利用者はその本に触れることができない。代わりに司書の人が、私たちが読みたい本を取って、音読するというシステムがこの街の図書館である。利用者は、司書の人の声を聞きながら、目を瞑り、その本の世界観を想像するのだ。
 私は、高校のときに訪れて以来、この図書館は私にとってお気に入りの場所となった。低くも高くもない、深みのある芯の強い声で、茶髪の長い髪をした綺麗な顔をした司書の人の音読がとても素敵で、本の世界に入りやすく、一度体験したらやめられなくなった。

「ねえねえ、司書さん。今度はこれ読んでよ」

 そう言って私が差し出した紙には、『彼の手と私の唇』というタイトルが書かれている。司書さんは、その紙に書かれた本をテーブルに持ってくる。そのタイトルの本の表紙には、少し艶かしい女性のシルエットが写っており、内容もそれは、それは結構エロティックで、音読するにはすごく困るものだ。それを手にした司書さんは、眉間に皺を寄せて、大きなため息を吐いた。

「由季ちゃんは、俺にどうしてほしいの」
「それはね、この本を読んで欲しいに決まってるじゃん」
「こんなきわどい本を俺は読みたくないね」
「えー司書さんはこれが仕事でしょ」
「俺にも読んでいい本と読まなくていい本があるんだよ」

 そう言うと、司書さんは後ろにぽいっと本を投げた。それは、綺麗な放物線を描いて、一番上に積まれている本の上に置かれた。思わず私は拍手をしていた。司書さんは、机の下から一冊の本を取り出すと、にんまりとした顔で私を見た。その怪しい雰囲気に、私はドキっとする。これからなにが始まるのかワクワクもしている。
 司書さんは、小さく息を吸い、本を静かに開いた。私は目を閉じる。

2年前 No.16

亞杖史織 @asasin ★3LBwj7Igfy_mgE

 新米の宇宙飛行士の遊見航(すさみわたる)は、初めて月の旅へと出た。ベテランの宇宙飛行士として名を知られている月形玲二と共に月の地に降り立った。

「遊見、ちゃんとついてきているか?」

「……は、はい」

 玲二の後ろを懸命に追いかけようとするが、体が思うようにいうことがきかず、足をもたつかせてしまう。重力によって、人間の体は浮いてしまうため、ちゃんと地について歩くことはとても困難だ。
 玲二は後ろに見向きもせず、航のことなど眼中にないようで、どんどん一人だけ先に進んでしまう。航は彼の後を追うことせず、ただじっとその後ろ姿を見ているだけしかできなかった。

『……だ、だれ? だれかいるの?』

 月には航と玲二しかいないはずだった。本日の月の観測には、航と玲二の二人だけが任命された。二人以外の人の声なんか聞こえるはずはない。だけどその声は確かに、この地に立つ航に向けられていた。振り返って見てみると、そこには綺麗な金髪の長い髪を揺らした美少女がきょとんとした顔で航のことを見ていた。
 誰が宇宙人というものを信じるのだろうか。
 誰が月に女の子がいると信じるだろうか。
 航たちのように宇宙服も着ず、白いフリルのついたワンピースの姿で宇宙にいる。それは彼女が人間ではないことを表している。人間が宇宙服も着ずに宇宙に出てしまえば、必ず死んでしまうのだから。
『ねえ、こっちにきて。わたしここからうごけないの』
 金髪の美少女の足は月と同化しており、そこから動くことができないようだった。何かを祈るように彼女は手を組んでいる。
 航はゆっくりと彼女に近づく。まるで、吸い寄せられるように、航の足が迷うことなく進んでいく。金髪の美少女は、その様子を嬉しそうに目を細めた。

「遊見!」

 そこへ、玲二の呼ぶ声が無線機から響いた。航ははっと我に返る。

「何をやっている?」

「す、すみません」

「独断で行動するな。早く来い」

「は、はい!」

 慌てて玲二の元へと戻ろうとしたが、先ほどの金髪の美少女が気になって振り返ると、そこには蜘蛛の糸のように金髪の長い髪が靡いていただけで、少女の姿が見当たらなかった。ことっと何かが月の上に落ちてきた。それは大きな貝殻だった。なぜこんなものがここにあるのか不思議だったが、航は自然とそれを船へ持ち帰っていた。
 航は、自室へと戻ると、先ほど持って帰ってきた貝殻を見てみた。それは、どこにでもある普通の貝殻だった。貝殻を耳に当てると、海の音がすると聞いたことがある。耳を当ててみる。小波の音が聞こえたかと思うと、次にか細い女性の声が奥の方でした。もう一度耳を澄ませて聞いてみる。間違いない、女性の声だ。その声はどことなく先ほど、聞いた声と一緒だった。

「……あなたと、お話したいの」

 航はその声に惹かれるように、ポツポツと自分のことを貝殻に向かって話始めた。

***


2年前 No.17

亞杖史織 @asasin ★3LBwj7Igfy_mgE

「月の呼吸」



新米宇宙飛行士が月へ行ったら、ある少女と出会う。少女は体が月と同化しており、いつもそこから地球を眺めていた。
少女はそこから動くことができず、宇宙の中を孤独に生きている。
少女のことは新米宇宙飛行士にしか見えない存在である。同僚には見えていない。
少女は彼にあるモノを渡した。それは、貝殻で、地球と月を繋ぐモノである。
地球に戻り、貝殻で少女とお話することになった。次第に二人は惹かれあう。
そしてたびたび貝殻から少女の影が現れることになる。
彼に会いたいという思いがどんどん強くなって、彼女の思いが具現化した姿だけが地球に来れるようになっていた。


遊見航(すさみわたる)
新米宇宙飛行士。


2年前 No.18

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

いつもの通学する電車のホームで私は彼に会った。彼はとても奇妙でいて、とても目の引く人であった。最初、私だけしか見えていない人物かとも思えた。それほど彼は、異質と呼べるほど白い肌で細い人だった。しかも、彼は雨も降っていないのにホームで傘を差していた。

***


常に傘をさしている男性×女子高生

2年前 No.19

亞杖史織 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

【ガウディーノ/カフェカフェ兼バー『ウルヴァリン』】


 探し物屋として、数十年。父親の職を継いであれこれ自分なりに試行錯誤しながら続けているけれども、父親のようにうまくいかない。自分の方向音痴とこの柄の悪い人相。父親も似た風貌をしていたが、気さくな態度に街の皆から好評であった。
 本日も依頼主の探しものを探しているのが一向に見つからない。というかここはいったいどこだ。見たことある雑木林の中を進んでいくと、見たことのあるカフェのある通りへと出た。甘い匂いがする。

2年前 No.20

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

常盤井唯世(ときわいただせ)
大学三年生。冷め切った家族の中で育ったため、本当の家族が欲しいと願う。
黎子さんのところに通うようになって、本当の家族が何か知ることができ、両親とも和解できた。

乙辻黎子(いつつじれいこ)
桜茶屋を営む年齢不詳の女。茶屋で一人で働いている。
唯世の件で、家族のことに触れてから何かと唯世のことを気にかけるようになった。ただし下僕のように扱っている。

櫛笥深月(くしげみつき)
高校三年生。彼氏がいても長続きしない。本当の愛が欲しいと願う。
唯世とは何かと合わない。犬猿の仲。

2年前 No.21

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

櫛笥深月、

 一日たりとも彼氏が絶えることはなかった。常に誰かと一緒に、デートしたり、キスしたりと愛を育んでいた。しかし、いつしかそれが本当に愛であるのかわからなくなってきた。相手のことを見ると、時々、ドキドキしたりときめいたりすることはある。それから好きだなあって感じることだってある。デートしたりキスしたりしていてどの相手にも同じ感情は抱いていた。だからなのか、愛ってなんだろうと不思議に感じることがある。

 嗚呼、これは愛ではないの。誰か本当の愛を教えて。愛が欲しい。


***

常盤井唯世、


 家の空気はいつも悪い。呼吸が上手くできなくなるほど息苦しくて重たい空気が漂っている。少しも喋ることを許されないような雰囲気に僕はいつも押しつぶされそうになる。
 父が僕が生まれる前から浮気していたそうだ。母が毎晩のように僕に語っていた。まるで自分の中の鬱憤を僕に擦り付けるように荒々しかったけれど徐々にそれもなくなっていった。元々無口である父と浮気を知って愛に冷め切った母は別れることもなく、黙々とただ生活を送っているだけになっていった。家には、沈黙と重たい空気しか残されない。まるで他人と暮らしているような日々を過ごしていた。

 嗚呼、家族ではないのか。家族でいたいのにそれは叶わない。家族が欲しい。

2年前 No.22

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

そのうちに敵キャラっぽいのも出てきます。乙辻黎子さんはその相手と戦ったりもします。

乙辻黎子さんは、欲しているモノを客自身が、その欲を解消する。
敵キャラは、欲を自分の糧とし、相手に無理やりなんでも欲を与えさせて自分の好き勝手なことをする。


似ているようでも似ていない。
黎子さんの場合、相手の欲しいものを与えることをせず、手助け、助言しかしない。だから客は自らの手で欲を掴む。
敵キャラの場合、欲しいものを自分勝手に解釈して、敵キャラが相手に欲っしているものと思っているものを与える。


2年前 No.23

匕褪絶奈 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i


 【 プロフィール用紙 】



「ちょい待ちい、あんちゃん。いったんオレにこの場を預けてくれ」
「おいおいこのオレがいるってこと忘れてもらっちゃあ困るね。こちとら天下一の」
「――はあ?! オレがこんなん相手にできるわけねえっつうの!!」


名前:東河寧次(とがやすじ)
性別:男
年齢:29歳
性格:( 改行無しでPC視点4行以上 )
容姿:(      〃      )
異能:「脱兎」
その名の通り逃げ足だけは天下一品。誰よりも足が速い。動物のチーター並の速さを持っている。
備考:( 一人称や生い立ち職業等できれば詳しく )
募集:( なくてもOKです )

2年前 No.24

匕褪絶奈 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

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2年前 No.25

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

(三題噺)


グラウンド
ヘッドホン
トマト

***

グラウンドで走る女子学生をヘッドホン男子が音楽聞きながら彼女の絵を描く。走り終わるのを待っている間ドリンクを飲んでみたら大っ嫌いなトマトジュースだった。吹き出すヘッドホン男子を見て、急いで駆け寄る女子学生。女子学生とヘッドホン男子のジュースを間違えて飲んでしまったみたい。その残りを平気そうに一気に飲む干す。間接キスに気づく。顔を真っ赤にする女子学生。夕焼けの赤にトマトみたいな真っ赤な頬。それがかわいくてヘッドホン男子は彼女にキスをする。キスはトマト味。大っ嫌いなトマトをちょっぴり好きになる。

2年前 No.26

絶奈 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

「ピエロと探偵」

ピエロと世界中の探偵たちとの闘い。
ピエロが探偵たちを招待しある場所へと集めた。そこで繰り広げられる様々な事件を探偵たちが解き明かしていこうとするが、探偵たちの推理がまちまちで正当化しようとあれこれいざこざが起き始め、お題の事件とは別に探偵が殺されるという事件が発生する。

2年前 No.27

絶奈 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

(三題噺)

麦茶
おしゃれ
ジャージ


***


ジャージをきたモサ男とおしゃれな彼女が麦茶を飲みながら対談している。彼女には思惑があり、モサ男をどうにかおしゃれ男子にしたいと考えていた。それで、手元にある麦茶を彼にかけようとしたらなぜか自分にかぶってしまう。おしゃれしてきたのにずぶ濡れとなってしまった彼女は彼が持っている何着かのジャージに着替えることになってしまう。ジャージが嫌いな彼女は不服で、泣いてしまう。そんなジャージ姿もかわいいと彼は彼女に伝える。どこがかわいいのかわからない彼女はジャージ姿のまま部屋を走って出ていく。彼女は途中で転んでしまい泥だらけに。彼は追いかけて泥だらけになってしまった彼女を部屋へと連れていき鏡の前で抱きしめる。

2年前 No.28

絶奈 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

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2年前 No.29

史織 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

「」


名前:ヴァルプルガ・ダナー
性別:(男か女)
年齢:(基本的には20歳以上が望ましいです。一部例外有り)

性格:(詳しくお願いします。字数制限はしませんがあまりにも短いものは許可出来ません。個性的なお子さんを心よりお待ちしております)
容姿:(上記に同じ)

備考:(一人称や好みなど、他なにかありましたらどうぞ)
文字色:(あまり被らないようにしていただけると嬉しいですが、被っても問題ないです)

夢:(必須項目です)
bleuet:(ブルーエの募集条件です)

募集:(お友達など、なにかありましたらどうぞ)

関係:(ある程度集まりましたら説明します。現時点では無視してください)

2年前 No.30

史織 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

「」


名前:ヴァルプルガ・ダナー
性別:女
年齢:58歳

性格:物事が明確でないとダメな性格。なんでも白黒はっきりとしないと気が済まない。几帳面で生真面目。おばあちゃん扱いされるのを嫌う。
容姿:白髪のベリーショート。女性にしては長身で、スラッとした体形をしている。目鼻立ちがきりっと凛々しく整っている。碧色の瞳をしていて、口元に小さな黒子がある。ロング丈の長袖ワンピース、ロングの白いコート姿を好んで着ている。首に花柄のスカーフを巻いており、胸には綺麗な紫色のブローチをつけている。

備考:(一人称や好みなど、他なにかありましたらどうぞ)
文字色:(あまり被らないようにしていただけると嬉しいですが、被っても問題ないです)

夢:(必須項目です)
bleuet:(ブルーエの募集条件です)

募集:(お友達など、なにかありましたらどうぞ)

関係:(ある程度集まりましたら説明します。現時点では無視してください)

2年前 No.31

史織 @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

「私の夢はね、この島全ての子供たちの夢が叶うことよ。私の夢はもう叶うことができないけれど、それが私の唯一の願いでもあるわ」
「あら、汚れているわね。ふふ、私に任せてちょうだい。今にぴかぴかにしてあげるわ」
「ダナーおばあちゃんとお呼びなさい」

名前:ヴァルプルガ・ダナー
性別:女
年齢:58歳

性格:温厚で物腰が柔らかい性格だが、物事がなんでも白黒はっきりとしないと気が済まないタイプ。几帳面で綺麗好き。少しでも汚れていると、率先して綺麗にしたがる。子供は大好きで、島の子供たちのことを可愛がる。誰にでも笑顔を絶やさず、優しいおばあちゃんであるが、子供に甘やかすことなく、駄目なものは駄目としっかりと指導する。
容姿:白髪のベリーショート。女性にしては長身で、スラッとした体形をしている。目鼻立ちがきりっと凛々しく整っている。碧色の瞳をしていて、口元に小さな黒子がある。ロング丈の長袖薄い緑のワンピース、ロングの白いコート姿を好んで着ている。首に花柄のスカーフを巻いており、胸には綺麗な紫色のブローチをつけている。

備考:一人称「私」二人称「○○ちゃん、○○くん」愛称「ダナーおばあちゃん、ダナーさん」
既婚者。三度に渡り、妊娠したがどの子供もお腹の中で育たなかった。

文字色:

夢:本来の夢は「自分の子供が欲しい」のだが、「島の子供たちが夢を叶うこと」も夢でもある
bleuet:子どもの生まれ変わりみたいに出来た子で、30歳前後の男の人、若しくは20代後半の女の人

募集:ありません

2年前 No.32

ぜな @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

 青色の夢を見た。何もかもが青だった。
 海だとか空だとかそんな区別がつくような青色じゃなくて、ただの青色が広がった空間にいた。じっと一点を見つめていると自分の目も青色に侵されてしまうのではないかと思うほど鮮やかな青だった。その青色からふわりと何かの形に一つだけ切り取られ、浮かび上がる。それは、鳥の形をしていた。青い鳥だ。幸せを呼ぶ鳥だ。
 僕はその青い鳥を追いかけたが、周りの青色と同化してしまい、一瞬にして見失ってしまう。

 どこにいった? 青い鳥はどこだ? 僕に幸せにしてくれる青い鳥はどこだ?

 忙しなく僕の目は青い鳥を探す。しかし、周りは青色ばかりで、一向に鳥の姿を見つけることができない。先ほどみたいに、鳥の姿が出てきてくれないかと待ってみるものの、鳥は全くと言っていいほど姿を現さなくなった。
 青色に僕の目が疲れてきたので、目を閉じてみる。それでも、僕の目の裏には、青がすでに映っているので、とうとう僕の目が青に侵されてしまったことに気づく。冷静になってまた鳥を探そうとして目を開けてみると、スーと僕の目の前を一つの影が通り過ぎた。それは、先ほどまで必死になって探していた幸せの鳥だった。その幸せを掴もうと手を伸ばす。これで、僕も幸せになれると思った瞬間、鳥が砕けるように消え、サアっと一気に青色はなくなり、僕は真っ暗な空間へと放り出された。

「幸せになりたい」

 ただそれだけを願っただけなのに、それは叶うことなく崩れ去り、僕は幸せを手に入れることができなくなった。
 その場に座り込み、嗚咽をする。これで、皆と同じような幸せを味わえると思っていた。それができなくなったことがあまりにもショックで、漏れる声は大きくなり、涙が次から次へと零れてくる。その涙は、僕の手の中に流れてくる。透明のソレは、青色でもなく、黒色にもなることなく、僕の手のひらでキラキラと輝く。
 すると、そこへ、泣いている僕を照らし出すかのように、突如、空から一筋の光が注がれる。温かい光に手を伸ばすと、引っ張られるかのように僕の体は、光の中へと吸い込まれていった。



    * * *



 体が揺すられる。僕を呼ぶような声がする。そっと目を開いてみると、僕は揺りかごの中で眠っていた。僕を覗くように誰かの影が覆い被さる。スーツを身にまとった金髪の長い女性が、硝子越しににっこりと微笑んでいた。
 揺りかごの硝子が開き、僕は体を起こすと、女性が僕に手を差し伸べてきた。その手に手を重ね、僕は揺りかごから降りる。

「いかがでしたか? シアワセ体験は?」
「シアワセ体験?」
「覚えていらっしゃらないですか? あなたは我が社が作り上げた、人間が感じる幸せ≠ニいう未知なるモノがどういうものなのかを体験なさっていたのですよ。一人一人が想像する幸せ≠具現化させるのです。あなたが思う幸せは青い鳥のようですね」

 未だに意識が朦朧とする僕の胸元に、女性は、青い羽根を添えた。そして、女性は他の揺りかごに眠る人たちの所へと歩いて行った。コツコツという女性の立てる足音を聞きながら、僕は胸元の羽根を手にする。

2年前 No.33

ぜな @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

「黄色のドレスがいいなあ」

 色とりどりのドレスの中から、彼女は胸元にビジューが施され、スカートの部分がひらひらとシフォンのように柔らかい綺麗な黄色のシンプルなドレスを手にした。間近に迫る僕たちの結婚式に着るドレスを選びに来たのだが、彼女は、純白なのではなく、黄色に拘り、その中からでも、比較的にとてもシンプルなのを選んだ。

「なんで黄色なの?」
「だって、幸せの色だから。おばあちゃんには、私が幸せだって教えてあげないと」

 彼女は、おばあちゃん子であった。彼女には父親がおらず、母子家庭で、母親は常に働いていて忙しかったので、子供の頃から身近に相手をしてくれたのがおばあちゃんだけだった。おばあちゃんは、とても元気いっぱいの人で、色で表すなら、それこそ黄色が似合うおばあちゃんである。
 彼女の実家に挨拶しに行ったときに僕も一度だけ会ったが、にこやかに僕のことをすんなりと受けれてくれた。まるで、彼女の貰い手をずっと待ち望んでいたかのように、とてもほっとした顔もしていた。
 しかし、そんなおばあちゃんが最近体調が悪く、病院通いが続いているらしい。だから、おばあちゃんに元気になってもらうために、結婚式は、数か月前に決めていた式場を取り止め、彼女の実家でやることになった。僕の親せきと彼女の親せきだけで集まり、本当に身内だけの小さな結婚式にすることにした。

「楽しみだね。早くおばあちゃんにこの姿見せてあげたい」
「そうだね」

 ドレスを持ってくるくると回る彼女を見て、これからあげる結婚式は絶対に成功させたいと思った。


    ◇ ◇ ◇

 結婚式は、彼女の実家の甘夏の木の花が咲いた頃に行われた。彼女の家の大きな庭で執り行われる結婚式には、僕と彼女の親戚一同が並ぶ。神父は、彼女の叔父が務めることになった。
 僕は、甘夏の木の下で、白いタキシードに身を包み、彼女が登場するのを待つ。おばあちゃんは、まだ体の調子が良くないので、縁側に座り、彼女の母、自分の娘に寄り添っていた。

2年前 No.34

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i


 日差しが強く、むわっと広がる蒸し暑さ。夏、真っ只中の7月下旬。
 この季節に食べたくなるのは、冷たくて、甘くて、美味しいモノ。それは、アイスクリーム。

 今、オレは、目の前に広がる様々なアイスクリームを見て、吐き気をしそうなほど気持ち悪くなった。甘ったるい匂いといかにも甘そうな名前の数々に、オレは、倒れそうであった。オレは、甘いモノが苦手である。

「ちょっと、透示(とうじ)くん大丈夫?顔色悪いよ?」

2年前 No.35

削除済み @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

【記事主より削除】 ( 2016/06/02 21:11 )

2年前 No.36

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

風呂から出ると、志摩月先輩はリビングのソファーで、何やら難しそうな本を読んでいた。俺が出てきたのを確認すると、隣に座れと空いているソファーの上を軽く叩いた。
知らない人の隣に座るのを躊躇っている俺に痺れを切らした彼は、大きな溜息を吐いて、無理矢理隣に座らされた。


「名前もまだ言ってなかったから、僕のこと自己紹介するね。僕は志摩月嵐。南條高校3年。お前のことは、学校でよーく知っている」


学校で、皆からいないような扱いを受けながらも、そんな存在はとても周りにとって、ある意味有名人であった。だから、彼も俺のことをあまり知らなくても、俺が周りにとっての”対象”であることをよく知っている。
学校での疎外感が思い出される度に、窮屈な場所にいるみたいで、息苦しくなる。

2年前 No.37

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

 母は、毎朝私たちより早く起きて、父の弁当を作っていた。そこから、高校に入った私と二つ下の佑真の弁当に加え、五つ下の透が高校に入った頃に、私たち姉弟全員分のお弁当を作ることがあった。
 父のお弁当は、かれこれ二十年以上も作り続けている。料理に関しては、結婚したての頃は全然できなかったらしいが、今の手際の良さは二十年以上も作り続けてきた賜物なのだろう。
 母は、私に、大学に入って以来、手伝いをしてくれるように求めてきた。


「おかずを詰めることぐらい、やってよ」
「えー、そのうちやる」

 その答えに、母は、私に何も求めても無駄だと悟り、黙々と作業を進めていた。
 私も手伝えばいいものの、朝はどうしても、何かをやろうという気にはなれなかった。朝は、ゆっくり、のんびりと学校に行くまでの時間を自由に使いたかった。

2年前 No.38

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

 茉子は、イチゴミルクアイスを一つ頼んだ。可愛いキャラクターものの小銭入れの中から、三百円を取り出した。俺がその小銭を受け取ろうとしたら、ぐいっと体を引っ張られ、首の後ろに手を回され、抱きついてきた。


「おおい、邪魔だどけ」
「うふふ、引っかかるお兄ちゃんが悪い」
「いいから早くおりろー!」
「嫌だね! せっかく抱っこしてもらえたのに、誰がおりますか!」
「お前、どっからそんな力があるんだよ」
「子供を舐めないでね、お兄ちゃん」

1年前 No.39

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

 私が住むマンションの304号室には誰もいない。
 空き部屋同然で、かれこれ10年近く誰も住んでいないらしい。
 住人たちは自然とその部屋には近寄らず、不穏な噂が流れ始めた。その部屋には「死人がいる」だとか、「幽霊が住んでいる」だとか、オカルトの話が持ち上がり、部屋の扉にはどこから買ってきたか分からないお札まで貼ってあり、本当にその部屋に悪霊でもいそうな雰囲気を漂わせていた。
 私も極力その304号室にはいかないようにしていたが、大学の講義が終わった帰りに、その304号室の部屋の窓に人影が見えたから思わず私はエレベーターに乗り、自分の部屋がある5Fではなく、3Fのボタンを押していた。

1年前 No.40

karafina @asasin ★pWJwTp0WjA_m9i

 仕方なく3Fに降りてみたが、304号室から黒い靄みたいなのが見える。それが錯覚か現実に見えているのか分からないが、これ以上ここにいてはいけないと思い、エレベーターに戻ろうとする。

「ま、待って」
「え?」

1年前 No.41

karafina @asasin ★iPhone=IQw4mkoOGp

涙売りの小夜子さん
純黒のプルマージュに包まれて
黒猫の不幸福論

4ヶ月前 No.42

karafina @asasin ★UViMUy3R3d_m9i

女子高校生は、僕のことと黎子さんを交互に見ては、ここがどこだとでも言いたそうに一層眉を釣り上げた。

「あ、いらっしゃいませ!ここは、桜茶屋 乙辻です!」
「はあ?どこよそれ?私彼氏に送ってもらおうと校門まできたのに、いざ外出たらこんなところにきちゃって、迷惑極まりないわ。はやく、元の場所に返してよ」
「それは、無理よ」

 黎子さんは、堂々と言い切った。
 なんてことを言うんだというばかりに、女子高校生は、黎子さんに突っかかる。

「そんなの、嘘でしょ?はやく、はやく、彼氏の所に行かないと私……」

 そこまで言って、女子高校生は口を噤んだ。何か、彼女は、秘密を持っているようで、それを他人に知られては困るみたいだ。
 黎子さんは、女子高校生を一瞥すると、何も告げずに中へと入って行った。
 戸惑っている女子高校生を置いてけぼりにするのはどうかと思うけど、もしかして僕がいるからあとは任せたとでもいうのだろうか。

「あー、ごほん。えっと、とりあえず、中にどうぞ。美味しいお茶とお菓子がありますので」
「……はやく帰りたいのにそんなことしていられるわけないでしょ」
「で、でも、黎子さんしか、帰り道開けてくれないから、帰れないよ?」
「え、マジで?」
「うん、マジで」

 僕がこくりと頷くと、女子高校生はすごく落胆したように大きく溜息を吐いた。
 そして、僕に続き、彼女は、重い体を引きづりながら、店の中へと入ってみる。
 黎子さんがもう人数分のお茶とお茶菓子を用意して、店の奥の机で待っていた。

「何をしている。早く来ないか」
「黎子さんが何も教えてくれないからでしょう。僕の時もそうだったけど」
「おまえが説明してやればいいじゃないか」
「いやでも僕もそんなに店のことわかってないのに」
「常なら、十分できる」
「そう言って、自分で説明するのが面倒だからでしょ?」
「違う、違う」

 黎子さんはそう言いながら、明後日の方向を向いて煙管を吹かしている。

「あ、えと、とりあえず座ろうか」

 僕は、女子高校生を連れて黎子さんが座る机へと向かう。自然と、僕と女子高校生が隣同士に座り、黎子さんと向き合う形になる。
 三ヶ月前の僕もこんな風に、黎子さんと一対一で座って対面したけど、あの時は、僕もここの存在に戸惑い、縋り付く相手もいないから、不安でいっぱいだった。でも、女子高校生は違う。一度経験した僕が一緒だから、彼女を少しでも助けてあげられるかもしれない。

「さて、まずは名前を聞こうかね」

 煙管の灰を灰皿に捨てて、黎子さんはすっと目を細めた。

「あ、私は、櫛笥深月(くしげみつき)だけど」
「ふーん、私は乙辻黎子。ここの桜茶屋の店長だ。それで、こいつはバイトの常」
「常磐井唯世(ときわいただせ)です。常って愛称だから好きに呼んでね」
「あ、う、うん」

 黎子さんが煙管をかつんと音を立てる。

「さあ、深月。君は何を失って、何がほしいんだい?」

 女子高校生が唾を飲みこんだ。
 僕は、そんな二人を見守る。

4ヶ月前 No.43

karafina @asasin ★UViMUy3R3d_m9i

「乙辻」という桜茶屋を知っているのは多分僕一人だけだろう。ここは、桜が咲く頃に現れて、全ての桜が葉桜となると共に消えていく不思議な茶屋なのだ。そして何かを失った人に、それ相応のものを与えてくれるらしい。僕がここに来るようになってから今のところ此処に来るのは僕以外に誰も見たことがなく、一人のんびりとしたこの空間を満喫としている。
 ひらりと茶屋の側に立っている桜が舞い落ちる。白に近い薄紅色をした花弁が空に漂うたびに、まるで雪が降っているようだ。ぼんやりとそれを眺めていると、背後からこつんと軽く頭を叩かれた。

「常(とき)、黄昏ている暇があるなら店の中掃除しろ」
「ちょっと、僕客ですよ! 客になんてことさせるつもりですか!」
「もうお前なんか客なんて見てないよ。”欲するものがなくなった”お前をこうして特別に招いてやってるだけでも感謝しろ」

 無地の薄い藍色をした着物に桃色の桜の花弁をその上に散らせたような黒色の帯をした長身の女性が、呆れたように溜息を吐いた。優美に煙管を吹かすその姿は本当に綺麗で見惚れてしまうほどに似合っていた。空に溶け込ますように紫煙を細く吐き出す。
 彼女は乙辻黎子(いつつじれいこ)さん。この茶屋の主人である。黎子さんは、ここで一人で働いている。僕が来る前は一人で寂しかったからか最近僕を苛めて楽しんでいるようだ。
 店に入ってすぐの壁に立ててあった箒を手に取り、靴を脱いで畳の上に上がる。畳六畳に並べられた四つほどの机を壁に寄せ、敷かれた座布団を隅に積み重ねて一番奥の方から丁寧に掃いていく。客がいないんだから別に掃除なんてしなくてもいいのではないかと思うが、黎子さんはそういうの関係なく徹底して、客がいつでもこの空間を楽しめるように努力を惜しまない。といってもほとんどの仕事を僕に押し付けているので本当にこの人がこんな綺麗な場所を作ったのか疑いたくなる。
 店の中は結構狭い。中央に人が通れるような外と変わりない地面があり、左端の方だけに客が座れるスペースがあるというなんとも小さな茶屋なのだ。その為掃除はそんなに苦労しないが、黎子さんの人使いの荒さにどっと疲労感が押し寄せる。

「常、客だ」
「え?」

 初めて僕以外に客が来た。なんだか凄く嬉しくて箒を持ちながらそのまま外に出た。そこには、紺色のブレザーに赤いチェックのネクタイをした女子高生がこちらを怪訝そうに見ていた。

4ヶ月前 No.44

karafina @asasin ★Android=iuZHeyxOF0

八百屋さん

絨毯

八百屋の娘は、おばあちゃんと暮らしていた。おばあちゃんは、昔、家が火事になったとき、誰かに助けてもらったことがあるらしい。それが、誰か分からず、いつも知りたがっていたが、ある日亡くなった。
その当時の記事を読むと、なぜか耳があると人ではないことを書かれていた。
そんなある日、夜寝ていると、家が火事になっていた。誰かに放火されたらしい。死を決意しかけたその時、その人は現れる。
彼は、水を使い火を消した。鎮火されたけど、限界になった娘は倒れる。
次に目を開けた時は、どこかの部屋で、そこから助けてくれた彼との生活。おばあちゃんの恩も返そうと奮闘するが?

2ヶ月前 No.45

karafina @asasin ★UViMUy3R3d_m9i



呪い

彼女は、その庭にいた。周りには綺麗な花が咲いている中、そこにテラスが一つだけあった。そこから出たら、体全体が鱗になる呪いが広がり、一瞬にして、魚になってしまうという。そんな寂しい彼女、オリヴィエと、庭師のベン。
そこへ、豪邸に遊びに来た一人の男、キンブリーが彼女に一目ぼれし、縁談の話が持ち上がる。父親は、それを断ったが、何も知らないその男は、無理矢理その庭から連れ出そうとする。ベンが止めにかかったが、時は術に遅く、オリヴィエは魚へとなってしまう。
その姿をみた、キンブリーは、怯えて逃げてしまう。ベンは、魚になってしまった彼女を抱きかかえ、父親に話すが、そんなことになってしまったら、もうどうすることも出来ないと父親は娘を見放す。
ベンは、路頭に迷っていると、同じく呪いで魚になったと思われる王子と召使いのララと出会い、四人は、魔法使いの元へと向かう。
呪いの解き方を知らない魔法使いのもとで、二人は魔法使いのご機嫌取りを行うが?!

果たして、オリヴィエと王子は魚へと戻ることができるのか?
召使いララは、道中で庭師ベンに恋心を抱くけど、ベンはオリヴィエのことがずっと好きで……。
魚同士で通じ合う王子とオリヴィエには恋が生まれるのか?!



2ヶ月前 No.46

karafina @asasin ★Android=iuZHeyxOF0

「リストレイント・マーメイド」
「底知れない息苦しさと寂しさ」

2ヶ月前 No.47

karafina @asasin ★Android=iuZHeyxOF0

揺りかご

砂漠

擬人化用に

2ヶ月前 No.48

karafina @asasin ★UViMUy3R3d_m9i


幽霊
爆薬・硝煙・火薬

「言えなかった気持ち」

2ヶ月前 No.49

karafina @asasin ★Android=iuZHeyxOF0





雨の日

2ヶ月前 No.50
ページ: 1

 
 
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