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腑を引きずって悲泣

 ( 書き捨て!小説 )
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紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M



「素直になることほど困難なことはないと思うの。」
 彼女の裸体は綺麗だった。彼女の死体は綺麗だった。彼女は素直になれただろうか。



  ※まいわーるど、何でもありの愛おしい世界。
   忠告しておくわ。ご注意あれ、




1年前 No.0
メモ2015/11/07 01:04 : 紆支戯 @kmmhsnsy★edVNTzJBev_v4M

紆支戯(usasagi)の脳内詰め込み場。


 いいね一つありがとうございます。

関連リンク: 硝子の銃弾。 
ページ: 1


 
 

削除済み @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M

【記事主より削除】 ( 2015/11/06 20:36 )

1年前 No.1

削除済み @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M

【記事主より削除】 ( 2015/11/06 20:47 )

1年前 No.2

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M




  タイトル「其れは何だったか」



 其れは何だったか。今となっては思い出せない。恋人ではなかった。友人ではなかった。知人ではなかった。何でもなかったが、何より大切だった。信じているわけじゃなかった。ただ大切にした。其れがなければ生きていけなかった。命なんかよりもっと、もっと、大切だった。其れの幸せを願ったわけではない。自分の幸せが、其れの幸せであっただけなのだ。
 奇妙な関係だった。確かな答えなどなかったように思う。私は其れを飼い、また其れも私を飼った。互いに互いの主人であり、愛玩動物であった。その関係が心地よかった。その距離に心は安らいだ。けれどその関係は続かない。奇妙故に私と其れの関係は何よりも深く、何よりも脆かったのだ。
 私たちは別れた。なにかがあったわけではない。ただ別れた。別れをはっきりと告げたわけでもない。互いが互いを汲み取り、無の了承を得て、別れた。私と其れはそれ以来顔を合わせたことはない。懐かしいとはたと思い出すことはあるが、其れは現れない。私も其れの前に出向かない。
 其れは何だったか。いつまでたっても分からない。それを考えるのが好きなのだ。答えのでないことを考え続けることが好きなのだ。今でも其れは私のにとって大切であることだけは分かっている。其れにとっても私は大切だろう。大切だからこそ別れたのだ。互いが互いによって狂わぬように。そして、狂わせてしまわぬように。



  ……



 其れと私は恋をしていた。決して許されない恋をしていた。互いが互いを想っていたが、その想いを口にすることはなかった。その想いを口にすれば私たちは全てを壊してしまうと知っていたのだ。妻子や両親や自分、そして相手を狂わせてしまうことを知っていたのだ。
 其れと私とは恋人ではなかった。けれど互いが互いを愛していた。心は深く繋がっていた。





  ※題名に因んでみた。そしてプラトニックな同性愛を書こうと思った結果。
「其れ」と「私」は妻子持ち。今も昔もずっとずっと両想い。再会してしまったら今度こそきっと狂ってしまうと分かっているから近づかない。近づかないけど離れられない。「其れ」の話も書きたいけど、この文体で書くと人の性格の違いを表すのが難しいから無理かな。再会させてみたいな。切なくて報われないハッピーエンドの二人。






1年前 No.3

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M







 ハロウィンの存在を知った年の十月三十一日。化物が来るのをわくわくしながら待った。母に「化物は?」と聞いた。母は街中にいる白い風船みたいなお化けを指差して「あれよ。」と言った。不服だった。落胆している子供を見て「お化けってのは恐いのよ?たっくんを連れ去ってしまうのよ?」と言い聞かせるように言った。きっと母は僕が化物を格好いいヒーローを想像していると思ったのだろう。けれど違う。想像しているのはもっと醜くて強くて恐ろしいやつだった。それこそ私を連れ去ってしまうような恐ろしいやつだった。両親が嫌いなわけでも、何か嫌なことがあったわけでもなかったが、そんな風に化物に連れ去られたい思った。「連れ去ってくれたら良いのにね」と言った。母は子供の戯言だと言って相手にしなかった。
「それなら、ゆうくんやれなちゃんを殺してくれたら良いのに。」というと、母は幼稚園で何かあったの?と不安そうに尋ねてきた。別に何もなかった。「別にゆうくんやれなちゃんじゃなくて、パパやママでも良いよ。」そう答えると母は「なんてこと言うの!」怒鳴り、平静を取り戻すと「人の命は大切なのよ」と言った。母の顔は青ざめていた。けれど私だってそのくらい分かっていた。それが分かった上でそう思ったのだ。大切なものから奪ってほしい。大切なものを壊して欲しいと渇望した。
 その時の母の反応を見て自分は変わっているのだと知った。私は変わった人間として生まれた。決して両親や周囲の環境のせいではない。生まれもったものなのだ。
 私は化物がいないと知った。大切なものを壊してくれないのだと知った。それなら自分で壊すしかないと思った。そして私は寝ている父と母を殺した。その日父は泥酔してソファで寝た。母は私と二人で寝た。包丁は思ったより簡単に母のお腹に入っていった。まさか妻が子供の手によって殺されてるなんて考えもしない父はいつものように大きな鼾をかいて寝ていた。血を垂らしながら私が歩いていっても起きることはなかった。私は母にやったように父に包丁を刺した。父は一度刺しただけでは死ななかった。痛みと衝撃と恐怖で動けなかった父にも何度か包丁を突き刺した。父は死んだ。私は幼くして殺人者となった。





1年前 No.4

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M





 夏の終わりに風邪をこじらせた。二週間経つというのに、一向に良くなる気配はない。いっそのこと熱でも出た方が洛南じゃないかと思うくらいだ。自分ももう若くはないのだと痛感した。
「なんやハラちゃん、風邪かいな。」
「別に。お前には関係ない。」
 エセ関西弁を使う夜城(やじょう)に苛つきを覚える。ただでさえムカつくのに加えて、風邪の気怠さも混じって普段以上に苛つく。お前に心配される覚えはないと、馴れ馴れしく組まれた腕を手で振り払う。
「そうだ、頭痛薬買ってきたけど飲む?」
「普通に喋れるんだから、最初から普通に喋れ。」
 見せつけるかの様にヒラヒラと目の前で掲げられる薬を奪うように取る。カプセル状の薬を口に投げ込んで、水がないことに気付く。唾液で粘つくせいで、昔から水なしで飲み込むのが得意じゃない。口を小さく開けて飲み込むかどうか渋っていると、夜城が「ほら。」とどこからかペットボトルを出してくれた。「ん。」と頷いて水を貰い、ゴクゴクと飲む。
「にしても、トシやなあ。お互い。」
「……だからっ!」
「ああ、分かったって。そんなに嫌かねえ、エセ関西弁。俺案外気に入ってんだけどなあ。」
 ぎろっと睨むと、両腕をあげて「悪かったって。」とどうしてか勝ち誇ったように笑う。この笑顔を見るとなんだかいつも負けたようで良い気がしない。
「あ、そうだ。俺今日お前の家行っていいー?」
「ア?風邪なんだけど。」
 病人の家に来て、病人につまみを作らせ、いつものように浴びるような量の酒を飲むつもりか。こいつらしいといえばらしいが、ほとほと呆れてしまう。そう思うと自分でも思っていなかったくらい不機嫌な声が出て少し驚いた。
「看病に、だよ。誰も酒のみに行くとは言ってねえだろ。」
「……好きにしろ。」
 意外な答えが返ってきて、返事をするのに少し時間がかかった。だから出来るだけ無愛想に、そっけなくそう言う。







 ※恋人未満友達以上。夜城はさりげない優しさのある原の理解者。他の人には良くも悪くも態度の違う夜城。

1年前 No.5

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M





   ねーむ案。


・粗紀椰(sogiya)
・瀬々薇(sezera)
・梨紹(rizixyou)
・外无(sotonasi)
・泛子怡土(ukiito)
・上利糸(agarisi)





 、

1年前 No.6

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M





「嘘つきはたまらなく嫌い。」
嫌悪のこもる眼差しにやられる。愛おしい愛おしい愛おしい。嘘つきであることはどうしようもないけど、嘘で君を幸せにするから、お願い。俺を愛して。俺と幸せになって。その眼差しは全て俺の物だと言いたいんだ。
その言葉を声にする前に君はくるりと背を向けてどんどんどんどん歩いていく。俺から遠くなっていく。
「待って!」
俺は走って追いかける。君の腕を掴む。映画でならここでハッピーな方向に転ぶ。……だが、これは現実。生憎作りものなんかじゃない。だからそんな上手いようにことは進まない。
「いい加減にして!」
腕は振り払われる。ああ気付いてしまった。その声にはもう俺への愛など消え失せている。瞳ばかり見すぎていた。視線ばかり気にしていた。君の声を聞こうとしなかった。
……俺たちは終わっていた。




 ※普段とは違う作風にチャレンジしてみようと「 其れは何だったか 」で書き方を変えてみたら、何だか戻らなくなってしまった。普段長文書かなかったから分からないけどそもそもの作風が変わったのかな。





1年前 No.7

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M




  :瀬々薇(Sezera)

「あの、すいませんが、少しどけてもらっても良いですか。せぜら、その先に用があるので。どけてもらわないと困るのです。」
「……自己紹介、ですか?私はせぜらです。…うん、せぜらです。せぜらはせぜらでしかないのです。よろしくお願いします。」



  :山梔子(Kutinasi)

「はいはあーい、そこ退いてね。愛しの瀬々薇ちゃんお迎えに上がらなきゃならねえからさ。」
「んー?俺のこと知りたいの。…そっか、嬉しいねえ。俺は山梔子。好きなのは瀬々薇。そのくらいかな。」




 ※ぺあ。性別未定。

1年前 No.8

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M

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1年前 No.9

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M






 夜。母が帰ってきた。いつものように着替えていた手が、はたと止まった。静寂の後に声が聞こえる。小さな声だ。
「もう嫌。どうすればいいのよ……。」
 にこにこと笑っている粗野で陽気なあの母が泣き言を言うのを初めて聞いた。いつものような大きい声ではなく、耳を澄ませていなければ聞こえないようなか細い声。母は母なりに苦しんでいるのだと知った。いつも適当で、考えているようできっと何も考えていないだろうと思っていた母も、やはり辛いのだ。そのことに驚きを感じた。
 そして心の何処かで優越感に浸った。アイツなんかより私は愛されている。私はこんな顔を母にはさせない。そう思うと嬉しかった。どうしても喜びを感じずにはいられなかった。だが、同時に母をここまで傷つけたアイツが心底憎くなった。死んでしまえば良いのにと、本当に思った。




 、
※まとまらない。

1年前 No.10

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M



「愛されるためにはどうすればいいの。」
「何をしたって愛される人は愛されるし、愛されない人は愛されない。だから諦めなさい。」
「じゃあ、愛される人を殺せばいいね。」
「……え?」
美しい女性は恐ろしい言葉に確固たる意思があることに気付き、声を震わせる。瞳も揺れる。醜い少女はナイフを取り出す。

「お姉ちゃんは愛される人でしょう。だからね、……ばいばいしなくちゃ。」
「そう、貴方は決めたのね。決めてしまったのね。」
お姉ちゃんと呼ばれた女性は悲しさを表現するかの様に目を細める。その表情には抵抗の意志はなく、既に諦めがあった。

「うん。どんな手を使っても愛されたいの。」
「……それじゃあ、ばいばい。」


血飛沫が舞う。醜い少女は少し切なげ。美しいお姉ちゃんの鮮やかな唇が弧を描く。
「表面が醜い人間が、心まで醜くなった今、どうやったら愛されると言うのかしら。お馬鹿さん。」




 、
※それにナイフごときじゃ死なない。お姉ちゃんはこの後助かって、醜い少女はますます居場所がなくなる。歪んだ美しいお姉ちゃんと純粋な醜い少女の話。

1年前 No.11

紆支戯 @kmmhsnsy ★edVNTzJBev_v4M




「死んじゃいそう。」
「…じゃ、死ねば?」
「いやああああ。なんて酷いこと言うの。」
「じゃあそんなこと言うな。アンタを愛してる私が馬鹿みたい。」
「…んーっ!愛してるよ、あいらーびゅーだよ。」
「あっそ。」


 、
※高校生レズ。ばかと優等生。

1年前 No.12

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa

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※警告に同意して書きこまれました (性的な表現)
9ヶ月前 No.13

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa

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※警告に同意して書きこまれました (性的な表現)
9ヶ月前 No.14

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



「お腹すいたぁー」
 ごつんっと音がする。之が床にごろんと転がっていた。少し痛かったようで顔を顰めているが、頭をさすろうと腕を浮かしたが、面倒くさくなったらしくすぐに腕をおろした。
「んー、食べいく?」
 之は視線を左右に動かして目を瞑った。あ、行くきねえんだな、此奴。冷蔵庫の中に何があったか、そんなことを考えだす。
「やあー、いいや。めんどくさい」
「あっそ。……じゃあ作るか」
「噛みたくない」
「死ぬぞ」
「んー、じゃあ食べる。作って」
 キッチンへ行こうと立ち上がると、がしっと足首を掴まれる。
「飯」
「ういーっ」
 どうやらそれだけで通じたようでぱっと手を離した。よほど腹が減っているのだろうか。それにしても頭をさすることさえ面倒くさがる割に、やたら絡みたがるところがある。面倒くさがりのくせして案外寂しがりやだ。きっとそういったら怒るんだろうけど。


 、
※日常は過ぎ去る

9ヶ月前 No.15

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa

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9ヶ月前 No.16

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa

「臭い」
 会ってそうそう歩は顔を顰めていった。
「仕方ないだろ。毒素を抜いてるんだ。溜まると良くない」
「屁理屈をこねるな。それに、貴様は毒素が溜まったくらいが丁度いい」
 歯に衣着せぬ喋り方が懐かしい。学生の頃を思いだす。粋がっていたあの頃。社会なんてくだらないと、大人になりたくないと、そうやって足掻いた。いつかは大人にならなければならないということを知っていながら。
「相も変わらず酷いこと言うよねえ」
 横目で俺を見ながら俺を鼻で笑い飛ばしながら当然だと吐き捨てるのはいつまでたっても変わらないらしい。
「最近どうよ」
「別に。いつもと変わらない」
「ふーん。……でもまさか、彼奴が死ぬとはなあ」
 ついつい口が滑る。言わなくて良いことが溢れる。歩は眉間に皺を寄せ、怪訝さを惜しみなく押し出す。
「……ああ」
 しかし何を思いだしたのか、しばらくしてそれは懐かしげなものへと変わった。遠く一点を見つめるその様は、なぜか危うげで、まるで此奴の方が死人のようだった。煙草の味がする。昔は煙くてたまらなかったものが、今では手放せなくなっている。身体に溜まる毒が抜けていくようで、重荷が消えていくようで、気持ちがいい。
「そういえばさ、彼奴はピアスばっか開けてたな」
「毒素が抜けるとかなんとか、今のお前みたいなことをぬかしてやがった」
「そうそう。彼奴がそういってたから、俺も何度か試してみたことがあるんだ。だけど駄目だったよ。毒素は減りやしない。俺にはこれが良いらしい」
 徐々に思い出が蘇る。一人だけでは思いだすことの出来なかったことも、色々と頭の中を駆け巡る。
「お前は? どうやって毒素を抜いてる?」
「俺はどうもしない。死ぬまで溜め込むだけさ」
 彼奴はそれで死んだんだろうよ。その言葉を飲み込んだ。彼奴は結局毒素を抜けていやしなかった。否少しは抜けていたかもしれないが、彼奴の蓄積していくスピードに比べてそれはあまりにもちっぽけだった。彼奴はああ見えて繊細だったから、結局壊れてしまった。
「お前も、案外脆いんだから毒素は抜くべきだ。彼奴みたいに死んじまう」
 結局言葉は口をつく。歩はこの言葉にはたいした反応を見せなかった。が、寂しげでいて優しげな何とも言えぬ表情をした。俺はそれを見逃さなかった。わざわざ指摘などはしなかったが、壊れなければ良いと思った。壊れないでいて欲しいと願った。きっと、此奴が壊れたら俺が壊れてしまうから。


 、
※同級生どうし。三人か五人組。一人が死んで、二人が久々に会う。

9ヶ月前 No.17

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



「悲しみのない愛は存在しない」
 先生の顔はいつも通りで、悲しみも喜びも怒りも浮かべてはいなかった。一体急にどうしたんだろうと不思議に思ったが、しかし先生は何時でも不思議な人だったので別段深く考えなかった。考えたところで分かることはないと知っているからだ。どれだけこの人に触れようとも、私にこの人を理解することは出来ない。

 、
※漱石のこころを読み進めなければ

9ヶ月前 No.18

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



 「歩」

その声はいとも簡単にするりと身体へ入り込む。
ちりちりと火が散るような感覚。熱く燃える。
ああ、いけない。思いだしてしまう。あの頃を。
優しさに触れながらも愛に飢えたあの頃に。
――それもこれも全てお前のせいだ。


 、
※夢を見て再び

9ヶ月前 No.19

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa




 彼はいつも黒革手袋をつけ、黒のロングコートとスーツを着こなしては、柔らかな表情を決して崩すことなく保っている。照明の暗いこのBARで見るからなのかもしれないが、その姿は不気味且つ魅力的である。肌は綺麗で僅かな皺しかなく、二十代でないことは確かだが、三十代でも四十代でもなんなら五十代でもありえるような顔をしている。一体何をやっている人なんだろう。会社員をしているところは想像できない。かといって自営業という風でもない。全てが謎に包まれている。そういうところがまた良い。


 、
※BARの店員と常連客

9ヶ月前 No.20

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



 普段あまり笑わなかった貴方が苦し紛れの嘘に貴方が笑ったとき、私は知った。嘘で人を幸せにできるのだと。
「貴方をね、喜ばせたかっただけなんだよ」
 貴方は何も言わない。重く口を閉ざしている。
「嘘がバレる日が来るなんて考えもしなかった」
 冷たい瞳が私の先のどこか一点を見つめている。私を見てと言える立場に居ないことが悲しい。
「嘘に気付いた貴方がそんなに傷つくとも思わなかった」
 まさか泣くなんて思わなかった。貴方の涙を見て胸が絞めつけられた。
「もう貴方を苦しめたくない」
 貴方は表情を変えない。真っ白な手に触れる。ひんやりと冷たかった。
「だから、殺したの。これでもう、辛くないでしょ」
 屍体となった貴方は、それでも美しい。出来ることなら笑顔を浮かべた貴方を殺してあげたかった。
「ごめんね」
 どうせこの声は貴方に届きやしないのだろうけど。


 、
※自分勝手な殺人者

9ヶ月前 No.21

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa


 「夏が死ぬのね」
 「秋が生まれるんだ」
暑さに汗を拭いながら、きみは蝉の抜け殻を潰した。小気味良い音をたてながら抜け殻はぼろぼろになっていく。血塗られた手が真っ白に染まるように、上塗りされていく。そして、白はいつか抜け落ちるように、夏はまた生まれる。


 、
※続きはまた今度。蝉の抜け殻を潰して欲しかっただけ。

9ヶ月前 No.22

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa




「これが病気だってんなら、俺は病気を愛するね」

 ああ、そういうところが病気だっていってんのに。こんな風に言っているがきっと、自分が病気だと認めてはいないだろう。治す気がないから、治しようがない。俺はお前のその病気を治してやりたいってのに。

「痛みを感じてアンアン言う人間が病気だってのは分かるが、俺はただ死を感じたいだけなんだよ」

 同じじゃないのか。凡人の俺にはよく分からない。此奴は昔から頭が良かった。運動も出来た。その分、他人との溝があった。本人はそれを知っていながら知らない不利を続けたせいで、いつからか徐々に壊れていった。おかしな方向に傾いていった。

「人を殺すわけじゃない。誰かが傷つくわけでもない。誰にも迷惑はかけない。嫌なら離れていけば良い。……な? 俺はなにも間違っちゃいない」

 見ることの出来ない物に心酔し、現実から逃れようとするその姿は、とても痛々しかった。誰かの憧れになるように頑張れと言うわけじゃない。なにも無理せず笑えと言うわけじゃない。ただ、現実を向いて貰いたいだけなんだ。それが難しいというのは病気以外の何物でもないだろう。

「それともお前が俺を殺すか? 誰よりも愛して、誰よりも憎んでやる。死に逝くその時に」

 整った顔に綺麗な微笑が浮かぶ。それは高校時代のお前そのもので。全く以て世界は残酷だ。お前のその首に手をかけることが出来ていたら、お前とこうして喋っているわけがないだろう。そして此奴はそのことにきっと気付いているのだ。


 、
※異常性癖書きたかった

9ヶ月前 No.23

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa




「大好きだって言って殺して。そしたら許してあげるから。」
 彼女は艶かしい表情でそういった。からかっている風じゃないので、本当に殺して欲しいのだろうか。それとも言葉のあやか。足下で猫が鳴いた。甘えているようだった。彼女はしゃがんで猫を撫でた。猫はゴロゴロと喉をならした。
「私は貴方のことを愛しているよ。――でも、貴方は私のことを愛していないでしょう?」
 上目遣いで淡々と話す彼女は今まで一番美しく見える。黒い瞳が全てを見透かしているようだった。彼女から伝わってくるのは悲痛ばかりで、怒りと言うのが全くないように感じられた。僕は自分が彼女を殺すところを想像した。が、うまくいかなかった。でも彼女の死に顔は想像できた。いつものように喜怒哀楽の一つも浮かべず息を引き取るのだろう。それを僕だけが見る。なんだかとても魅力的のように思えた。猫がまた、鳴く。やけに人懐こい猫だ。僕は頭を振った。
「僕は猫を殺せない。だから、君も殺せない」
 呆れたようだった。彼女は猫から手を離し、立ち上がる。
「貴方らしいわね」
 背を向けて彼女は歩き出す。彼女の織りなすヒールの音がもう聞けなくなるのかと思うと少し残念だった。しかしこれでよかったのだ。彼女が立ち去ったのを確認して、僕は猫を抱えた。いっそ殺してしまいたかった。が、彼女を殺す理由がなくなるので僕はそれをやめた。猫がまたにゃあと鳴いた。



 、
※こういうのが好き

9ヶ月前 No.24

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



 「夏が死ぬのね」
 「秋が生まれるんだ」

暑さに汗を拭いながら、きみは蝉の抜け殻を潰した。小気味良い音をたてながらそれはぼろぼろになっていく。血塗られた手が真っ白に染まるように上塗りされていく。そして、白はいつか抜け落ちる。夏がまた生まれるように。産み落とされては死んで往く。この世界はコロコロと変わる。月曜日は眠るだけだが夏は死に、夏は死んでしまうが、太陽はその暇さえ与えられずフル稼働だ。月は気紛れに消える。消滅と再生、その繰り返しを好んでいる。しかしそれらには果てしない生がある。そして私たちにそれはない。前世とか来世とかそんな物は幻想に過ぎない。それが事実かどうかの話しではない。記憶がなければそれは無意味だ。誰も判断できず、本人さえ分かりやしない。だから生死に取り憑かれる。時には無情に、時には美しく私たちは死ぬ。あっけなく人生は終わる。子を産み落とすわけでもなく終わる命だってごまんとある。世界はそんなものだ。

 「秋も死ぬね」
 「全ては終わるんだ」

だからこそ世界は続いていく。有りふれたもので溢れ返らないように全ては全て終わりを迎える。フル稼働している太陽だっていつかは滅びるように、全ては終わる。そして永く続く世界も終わる。それが定めだ。と、私は思う。定めてあって欲しいとも思う。全ては始まりを持った瞬間終わりを見据えて時を進めるからこそ、こんなにも愛おしく、こんなにも憎らしいのだ。


 、
※よく分からない話しになってしまいましたね

9ヶ月前 No.25

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa

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8ヶ月前 No.26

削除済み @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa

【記事主より削除】 ( 2016/06/11 20:00 )

8ヶ月前 No.27

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



「いいモノがあるんだ」
 富豪はにやつきながらそう言った。其奴が見せたのは、女の様に華奢な身体をした綺麗な顔の青年だった。その肌には甚振られた様子がありありと想像できるほどに酷い怪我が身体のあちこちに刻まれていた。赤黒い傷はきっともう治らない。いつしかこの青年は飽きられて捨てられ、その身体に刻まれた傷故に身売りをする事も出来ず、ひっそりと息を引き取るのだろう。反吐の出る様な話しだが、どうしてか金持ちには人を傷つける事に快楽を得る悪趣味な奴が腐るほどいる。その餌食になる奴は不幸としか言いようがないのだ。俺はそんな不幸な奴らに手を差し伸べてやるような善人ではないので、愛想笑いを浮かべ、くだらない話しを聞き流しながら適当に相槌を打っていた。なにかの用でその男が席を外したときのことだ。
「ねえ、お兄さん」
 その青年は男にしてはやや高く、しかし落ち着いた声で俺を呼んだ。置かれている環境に不釣り合いな、澄み渡るはっきりとした声だった。悲痛さを微塵も感じさせなかった。目を合わせたものの何の返事もしないでいると、青年は続けた。
「お兄さん、いつか助けにきてね」
 青年はそう言って笑った。酷く扱われているにも関わらず瞳に希望を浮かべ、屈託なく笑ったのだ。その表情は俺にある種の恐怖さえも与えた。よくある話しに登場するにしてはあまりにも異質な存在だった。俺は未だにあの青年を、あの光景を忘れられずにいる。


 ■殺し屋かなにか。

8ヶ月前 No.28

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa

 十月三十一日。タツオはハロウィンを知った。化物が来るのをわくわくしながら待った。母に「化物は?」と聞いた。母はそこら中にいる白い風船みたいな可愛らしい奴を指差して「あれよ」と言った。不服だった。納得できない様子の子供を見て母親は「お化けってのは恐いのよ? たっくんを連れ去ってしまうのよ?」と言い聞かせるように言った。子供が化物のことを格好いいヒーローと勘違いしていると思ったのだ。然し違った。タツオが想像していたのはもっと醜く、強く、恐ろしい奴だった。それこそ自分を連れ去ってしまうような、そんな恐ろしいやつだった。

「連れ去ってくれたら良いのに」

 両親が嫌いなわけでも、何か嫌なことがあったわけでもなかったが、恐ろしいものに連れ去られたい強く思っていた。母は子供の戯言だと言って相手にしなかった。

「それなら、ゆうくんやれなちゃんを殺してくれたら良いのにな」

 すると母親は小学校で何かあったのかと尋ねてきた。不安そうな顔だった。なんでそんな顔をするんだろうと思った。小学校で何かあったわけではなかった。至って普通。平凡で幸せだった。それが何だかつまらなかった。

「別にゆうくんやれなちゃんじゃなくて、パパやママでも良いよ」

 そう言った時、母親の顔から血の気が引いた。わなわなと唇をふるわせ、何か言おうとしたようだが言葉にならず、頬を叩いた。幼いタツオの肌はまだ白くて柔らかく、叩かれた後が赤く残った。母親は平静を取り戻すと「人の命は大切なのよ」と言った。「叩いてごめんね」とも言った。人の命が大切な事くらい知っていたが、その言葉は飲み込んだ。母の顔が真っ青だったからだ。今迄そんな顔見たことがなかった。言ってはならないことを言ってしまったのだと悟った。自分は変わった人間として生まれてしまったんだ。誰のせいでもない。生まれもったものなのだ。幼いながらにタツオはそう感じた。しかしそれでも破壊を渇望する心が留まることはなかった。



   ▽


 タツオは化物がいないと知った。誰も何もを壊してくれないのだと知った。それなら自分で壊すしかない。タツオは父と母を殺すことにした。タツオは両親を殺すために、まず、ガムテープを探した。父の大工用具の中から簡単に見つかった。包丁をとろうとおもったが、バレるかもしれないと思いやめた。代わりにナイフをとった。二つを自分の部屋に隠した。
 その日父親は泥酔して帰ってしばらくするとソファで寝た。気持ち良さそうだった。寝言で何かを呟いていた。母親はタツオと二人で寝ていた。タツオは母親が眠る迄、横で眠ったふりをした。母が眠ったのを確認してから、隠していたガムテープを母の口に貼った。次に、ナイフを取り出し母の足を刺した。足を刺せば動けなくなる。そうしたら逃げられないだろうと考えた。身体は撓り、タツオに尽くした。初めて身体が心に追いついた気がした。自分の身体はこのためにあるのだとさえ思った。ナイフは面白いほど簡単に母の足へ入っていった。続けざまに母の足を刺した。何度も何度も刺した。母が小さな呻き声を上げて、目を覚ましたので、タツオは驚いた。逃げることや叫ばれる、そういうことは考えていたが、起きるという考えはどうしてかなかったのだ。その時、腕を刺していないことに気づきゾッとした。テープが接がされれば父親が起きてしまうかもしれない。しかし母は暗闇の中のため、自分が子供に刺されていることなど分からなかった。そこでまず子供の安否を確認しようとし、隣に子供が居ないことに気付くとパニックに陥ったのか、塞がれた口で喚き始めた。タツオは平静を取り戻し、母の横に行くと「ママ」と震えるような声で言った。母はタツオの存在に気付き、抱きしめようとした。その瞬間ナイフを刺した。たまたま心臓に当たり、母は死んだ。あっけないなとタツオは思った。
 まさか妻が子供の手によって殺されてるなんて考えもしない父は大きな鼾をかいて寝ていた。タツオは電気をつけた。父は明かりがついてもよっぽどのことがない限り起きないことを知っていたのだ。タツオは台所から包丁を取り出した。ナイフなんかより、ずっと強そうだったのだ。さっき母に刺したところを刺した方が良いと考え、胸部に包丁を振り翳した。今回は心臓に当たらなかったようで、父は苦しそうに目を覚ました。目を開けると子供が自分を殺そうとしている。その状況に、痛みと衝撃と恐怖で動けなくなっていた。タツオはそこへ躊躇なく何度も包丁を刺した。胸を狙えばいつか死ぬだろうと思った。案の定、父は死んだ。
 涙をこぼしながらタツオは笑っていた。両親が蘇らないことが悲しく、しかし同時に両親が壊れたことが嬉しかった。不思議な感覚だった。それが何とも言えず心地よかった。



>>4 の修正。神視点から書いてみようという試みの元書いた。前回の現実見なさすぎて若干細かく書こうと思ったらクソ長くなったけどまあ楽しかった。

7ヶ月前 No.29

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



まとまらない世界が憎いぜ、頭ん中がぐっちゃぐちゃだ。ああ、だれか俺を救ってくれやしないか。



 ▽HEY,BABY.

7ヶ月前 No.30

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa





「私は神様になりたいです。そしていつの日か彼を私のこの手で殺すのです。神は何時でも正しいから人を殺めても正義でしょう。裁きと言う名の殺人は神であれば許されます。」
 彼女はそう言って笑ったことがあった。君にそこまで思われるその男が羨ましい。その手で殺されるのなら僕は本望だ。
「貴方はなにになりたいのですか。」
「僕は悪魔になりたいです。そして闇を支配するのです、死の国を統治する王となるのです。そうすれば死後の魂は全て僕のものです。僕は全てを手に入れる。死んだら全て僕のものだ。」



 〆うそつきはいとおしいですね、

7ヶ月前 No.31

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa




 いつのまにかいなくなった。みんなみんないなくなった。ぼくの居場所はなくなった。悲しかった。怖くなった。ひとりぼっちでどうすればいいの。自問自答の繰り返し。どうしてぼくを捨てたの。なんでぼくを置いていったの。どうすればよかったの。ぼくがなにかしたのかなあ。少しずつ、少しずつ、なんだかみんなが憎くなった。死んじゃえばいいんだ。ぼくを要らないっていうんならさ。ナイフで自分を殺そうかと思った。でもその前にみんなを殺さなきゃだめだと思った。
 待っててね、今すぐぼくは殺しにいくから。



 〆壊れちゃったね、いつのまにか。

6ヶ月前 No.32

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa



「彼らのそれは、愛とさえ呼べないような軋んだ物だよ。」
 男は皮肉めいた様子で笑った。
「彼らは人を介してお互いを愛する。私は言わば、仲介人さ。」
 軋んだ愛を育み続ける。彼自身の愛は何処へ。


  〆お久しぶり

4ヶ月前 No.33

紆支戯 @kmmhsnsy ★5ZJqsyRP6V_CBa




もう此処に来て一年が経つのね。時が流れるのは速い。新しい人がやってきて私がいたはずの席に座る。私はもう誰の記憶にも留まっていないでしょうね。仲良くしてくれてありがとう。愛して欲しかったと、そう思うのはわがままかしら。少しだけ戻ってみたいと思うのは、私の心が弱いからよ。



 〆

4ヶ月前 No.34

削除済み @kmmhsnsy ★SCkIhek0NL_CBa

【記事主より削除】 ( 2016/10/29 19:02 )

3ヶ月前 No.35

紆支戯 @kmmhsnsy ★SCkIhek0NL_CBa



 気兼ねない愛なんて存在しないこと、そんなこと、最初から分かってた。でも、分かりたくなかったの。刹那的な快楽に身を委ねて、熱く舌を絡めあって、生まれる愛を貪っていたかった。ただただ貴方に愛されたかった。
 今この瞬間滅んでしまえば良いと、何度思っただろう。
 だけど、それも今日で終わりなのね。
 私と貴方の箱庭は終わった。緩やかに終わった。私にはもう滅亡を願う世界さえ残っていない。


 〆世界は優しくて残酷で、貴方はいつだって嘘吐きで。

3ヶ月前 No.36

紆支戯 @kmmhsnsy ★ieluDUuGrE_ELg




「君は自由でいいね。」

 あなたは目を細めて切なげに微笑むけど、そんなことはないわ。私だって私なりにいろんなことに囚われて、がんじがらめで、大変なの。そりゃあ、あなたほどじゃあないかもしれないけど、自由だなんて言葉気軽に口にして欲しくなかった。
 なんて、そんなことは言えるはずもなくて、口にするのは無難な言葉。

「ありがとう。」

 くだらないくらい薄っぺらくて使い古された言葉。これのどこか自由なのか、教えて欲しい。
 悪気がないのはわかっているけど、だからこそ憎たらしい。自由だね、なんてことを純粋なままなんて吐いてしまえるあなたの心は、嫌いだ。

「でも、あなただって、自由じゃない。」

 不自由な私の精一杯の嫌がらせ。
 でも、あなたが眉を寄せながら、困ったようなか細い声で「そうかな。」と言った時、私は自分の言葉を後悔した。浅はかで、気の短い、弱っちい、数秒前の自分を殺したくなった。だけど人間そう簡単に変わることもできなくて、私は「そうよ。」と笑った。ごめんなさい、とは言えなかった。私は、また、自分を殺したくなった。


 あなたが私を嫌いにさせる。




【こっちは久しぶり。】

1ヶ月前 No.37

紆支戯 @kmmhsnsy ★ieluDUuGrE_ELg



「裸になって踊りたい。優しくなんてなりたくない。大人も子供も大嫌い。」
 然し世界は美しい。


【愛した人は何処へ消えた、?】

1ヶ月前 No.38

紆支戯 @kmmhsnsy ★ieluDUuGrE_ELg


 あなたの描く世界に憧れた。あなたの横にいれば、いつかその世界が見られるかもしれないと思った。壮大で、厳しい、美しく、澄み切った世界。その世界に恋い焦がれた。けれど、そんなのは夢のまた夢。所詮私にはできないこと。どれほど懺悔しようとも、願い乞おうとも、誰も与えてはくれなかった。きっと、生まれ変わっても叶うことはないだろう。私の手は汚れきっていて、許す許さぬの話ではなかった。誰の目にも映らないから、誰も私を憎まなかったし、誰も私を許せなかった。
 真っ黒な私を、光は避けて通っていった。横だと思っていたそこは、ずっとずっと遠い場所だった。私にはあなたを見ることしか叶わなかった。それだけでも幸せなことなのかもしれなかった。けれどそれは私にとって、ひどく酷な話だった。
 私の汚れは、ひどくなっていく。


【誰か、愛して。】

1ヶ月前 No.39
ページ: 1

 
 
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