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キミのために。

 ( 書き捨て!小説 )
- アクセス(182) - いいね!(1)

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★R9iSgVCJVY_X2X




大概は書きかけで纏まってない物ばかりです。
アイディアとか小説っぽい何かがごろごろしてます。


閲覧自己責任。
同性愛表現有。


2年前 No.0
メモ2016/02/02 02:13 : せかい、☆37Gn9fiuTpuy @xxx001★F1FCdYLqQC_0Ml



いいね、有難うございます。

励みになります。(12/18)


→いいねや感想等嬉しいです。

もしお暇でしたら書いてやってください。


>>1,12『僕と先生』

ページ: 1


 
 

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★R9iSgVCJVY_X2X

小さい声。教師という仕事柄あまりよくないのかもしれないが、それでも息を呑むほどに美しい音色を奏でる。先生の醸しだす雰囲気で僕と世界を包み込んで閉じ込めてほしい。先生と僕以外は誰もいらない。禁断の恋に恋してるだとかそんな安っぽいものではないし、恋人がいることがステータスな奴らとは訳が違う。授業中、先生が明日は晴れるといいな、と普段より更に小さい声で言う独り言ですら僕は熱心に聞いた。黒板にチョークがぶつかり、かつかつと響く鬱陶しい音ですら先生が起こした音であれば気になるという感情すら湧いてこなかった。先生の行う授業は至ってシンプルでありながら明快であり先生の授業を好む者は僕のクラスでも少なくなかった。先生に近づく人々らがどう思っているのかは関係なく、嫉妬が起きる。僕は先生の何でもないのに。



「今から帰り?」
「はい」
「そう、気をつけて」
「さようなら」

立ち去る足音の響きまで見送りきると、脳内で残像のように残る先生の影が何度もリピートされた。あの深い闇のような黒い瞳が、僕だけを見つめて微笑んでくれたのだと思うと胸が高鳴る。もっと、近くにいたい。拳を握りしめて蹲る。暫くの間、僕はそこから動けなくなった。


未だ冬のように冷えた帰り道が僕を現実へと連れ戻す。最近の自分は恐ろしい。生徒として側に居れる、それだけでは足らなくなってきたこの感情に蓋をしなければ。いつか、あの声も他の教師と何ら変わり様もないようになるのは少しだけ寂しいがこの気持すらもいつかは薄れ去っていくものでしかない。今はそれが名残惜しくて手放せていないだけだと言い聞かせるように、一歩、地面を踏みしめた。

2年前 No.1

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★R9iSgVCJVY_pvM


これは、宗教のようだと思う。
分かり合える友人は居らず、賞賛の言葉ばかりが飛び交う世界。"天才"や"神"と讃えられていつの間にか枷のようになり、私もそれを演じようとしていた。外側ばかりで判断され、内側に入り込む人など一人もいなかった。褒めるような人は居たが、本音をぶつけられる人などおらず一人ぼっちだった。なんだってそうだ、勉強だって運動だって、何故彼らが出来ないのか理解できなかった。理解できたら友人ができたのだろうか、私は不出来な人であればよかったのだろうか。出来ない演技だってした。しかし、私が辛くなった。嘘をついて友人がほしいのではない。私は本音を言えるような、今のままの私を受け入れてくれる友人がほしいのだ。

学校の一番大きな桜の木の下は私のお気に入りの場所だった。春にしては少し寒い今はまだポツポツとした人は居らず教室より食べやすいというのもあったが、春に綺麗に咲く桜は好きで、やがて花弁が落ちる瞬間ですら美しいその様子をずっと見ていたかったから、というほうがここにいる理由としては相応しいと思う。

「髪に花弁ついてるよ」
「っ、あ、ありがとう」

頭上から声がしてどきりとする。私しかいないと思っていたから。

「あなたはいつもここに?」
「ええ、まぁ」
「良かったら一緒にお弁当食べない?」
「喜んで」

初めてだった。彼女は白い頬を手に乗った桜の花弁のように桃色に染め、にこりと微笑んだ。そのふわふわとした茶色がかった髪が私の心のように大きく揺れる。堅苦しい言葉遣いなどとは無縁の、一人の女子生徒としてみてもらえているのだと思うと嬉しくて仕方なかった。名前、年齢、趣味、誕生日、好きなもの、嫌いなもの……ああ、他には何を聞こう。私の話ばかりするのは嫌で質問攻めにしてしまったが、それでも彼女は私が聞く質問の全てに快く答えてくれた。彼女の名は霜月ひよりというらしい。彼女は私と同い年の17歳だった。趣味はケーキ作りだという。それを聞いて可愛らしい彼女にぴったりだと内心思った。

「誕生日? 11月11日、ポッキーの日だから覚えやすいでしょ」
「うん」
「ちゃんとお菓子頂戴ね、沢山よ」

にやりと笑ってみせる彼女に、一つの疑問である沢山の定義を聞くのをやめた。

「分かった、いっぱい用意する。あれが満杯になるくらい」

人とうまく付き合うには冗談を入れたほうがいいと誰かから聞いた気がする。窓の外に写った一トントラックを指さすと反応に困るように「えっ」と声が上がる。

「そんなにいっぱいはいらないって」
「冗談」

首をふる彼女に先程彼女がしたように、にやりとした笑みを浮かべてみせた。

「真顔で言わないでよ」

私達はお腹が痛くなるくらい一緒に笑った。

それから毎日くだらない話で盛り上がった。彼女に対してだけは私はそのままの自分を見せることが出来た。演じることもしなくていいというのは気が楽だった。それに対して彼女は何も言わなかった。気にしていないのかもしれないし、もしかしたらそんなことすら気づいていないだけかもしれない。まあ、正直なところその辺はどうでも良い。とにかく彼女は、私が私でいられる時間を与えてくれたのだから──。

2年前 No.2

削除済み @xxx001 ★F1FCdYLqQC_zs7

【記事主より削除】 ( 2015/07/16 22:18 )

1年前 No.3

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_FIP



静寂に包まれる中、手を上げた彼女になに、と僕は問う。

「もしも明日世界が崩壊するとしたら何する?」
「はい?」

彼女が理解できない、僕が手紙で呼びだされたのはこのよくわからないもしも話を聞かされるためだったというのだろうか。
疑問符を浮かべる僕にお構い無しで話は続く。

「私は、悔いのないように出来なかったことだって精一杯成し遂げようと思うの。でもね、世界の崩壊なんてそんなの何時来るかわからないじゃない?だからね、こうして貴方を呼び出したわけなんだけど」
「……全く意味が」
「わからない?校舎裏、男女が二人きり、男は女の手紙で呼びだされた……なんとなく想像がつくんじゃないかしら?」

彼女なりの照れなのだろうか。
顔は一切赤くなっていないけど、普段はこんなに回りくどく話をする人じゃない。むしろ普段は一言で伝わるほど彼女の言葉はわかりやすい。

「……さぁ?」
「思った以上にいじわるなのね、貴方」
「用がないんだったら帰るよ」

踵を返して校舎に戻ろうとする僕は突然に動けなくなった。彼女がその腕を掴んだからだ。

「ちょっと待ってよ!」

彼女の切羽詰まった顔を初めて見た。
いつも落ち着いていて、感情が無いのかっていうぐらい動かない顔が、寂しそうに眉を下げて僕を見つめているのだから。

嬉しくないわけではない。でも、彼女とは関わりがそれほどあるわけではないし、何よりものすごく美人で僕なんか相手にするような人じゃないと思っていたから僕自身、ものすごく動揺しているのだ。
夢なんじゃないかってほど、この事態が信じられないのだ。

1年前 No.4

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_pDw





「雨宮ー」
「はい、坊ちゃま。何でしょう?」
「話し相手でもしてくれないかなーっと」
「承知いたしました」
「でね、」
「はい」
「今日さ、庭にさ……あー、やっぱこの話やめよ。てかさ雨宮ってもったいないよね」
「何がでしょう?」
「だってさ、めちゃくちゃイケメンじゃん、そのへんの女の子とっかえひっかえできるのにさ、ろくに彼女いないよね」
「いけませんか?」
「いけなくはないけどさ、本当もったいないなーって、それだけ」
「仕える身の私としては坊ちゃまや旦那様のお役に立てうのが一番の喜びでございます。もったいないなんてとんでもありません」
「ふぅん、本当かなぁ」
「ええ」
「表情はごまかせても、汗はごまかせないよね」
「く、空調が少し効きすぎているようですので」
「そうかな?このぐらいがちょうどいいでしょ」
「坊ちゃまに合わせておりますので……」
「そっ、まあいいけどさ、好きな人ができたらちゃんと教えてね。どんな人か見に行くから」
「趣味が悪いですね、坊ちゃまは」
「失礼な!見定めてあげるだけさ」
「それが問題なんですよ」
「……」
「すみません、坊ちゃま。私言い過ぎてしまいましたでしょうか……」
「……」
「本当にすみません……私に坊ちゃまのお心遣いだったんですよね」
「いや、別に、考え事してただけだけど」
「……驚かさないでください、心臓に悪い」

( 執事とお坊ちゃん / 詳細はこれから決めよう )

1年前 No.5

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_uyQ






甘い匂い。どこかで書いだことのあるような匂い。
視界には真っ白な天井。

起き上がってみるとどうやら私はベッドの上に寝ていたらしい。
天井とお揃いの白の布団を照明が優しく夕焼け色に染めていた。

「……」

ここは、どこ?全く見覚えがない。自分の家ではない。……あれ、自分の家ってどんな感じだったっけ?
可笑しいな、覚えていないなんて。

というか、私は誰なの?
ここは本当に自分の家ではないの?

布団から抜けだそうとした瞬間だった。ノックの音がして、すぐに部屋に入ってきたのは金色の髪の男の子だった。
歳は10歳程度だろうか。

「……詠琉! 起きたの!?」

声変わりしない高めの声が耳に飛び込んでくる。

「……あの、すみません。だれですか……?」

私が問うと、男の子は優しく微笑んだ。その年の子の見せる笑みとは違いやけに大人びた表情だった。
まるでこの世のすべてを解りきっているかのようだと私は思った。

「灯」
「あ、灯……くん?」

たどたどしい発音で何とか名前を呼んだ。

「そう」
「わたしは、……えっと、」

名乗ろうとはしてみたものの、自分の名前を思い出せない。私は言葉に詰まった。
男の子はそんな私を見てか、悲しそうな表情をした気がした。

「詠琉、だよ」
「詠琉……?」
「うん」

声が小さくなる。よくわからないけれど、話すことが億劫に感じる。
思い出せないもどかしさの所為だろうか。

でも、聞きたいことはたくさんあった。

「えっと、その、灯くんは、わたしと、どういうかんけいなのでしょうか?」
「……」

沈黙したまま灯くんは目を伏せた。言いづらいことだったのかな。
そう思いかけたが、大事なことを言い忘れていたと気がついた。

「すみません、きおくが」
「知ってる」


言葉を遮るように灯は言った。一瞬、眉間にしわが寄ったのを私は見逃さなかった。
もしかして、面倒くさがられているのかな?

それはさておき、どうやらさっきの沈黙はそれが原因じゃないみたいだ。

「いいずらい、ですか?」
「そうじゃないんだ、……ごめん、えっと詠琉との関係だよね、友達ってところかな」
「ともだち、ですか」
「うん、友達」








──────

続きます


メモ//
記憶喪失の詠琉と友達を名乗る男の子、灯。
詠琉の方が年上設定。


1年前 No.6

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_uyQ





「付き合ってくれませんか」

目の前に立った少年のような形(なり)をした君は言う。



ずっとずっと前から、あたしは君のことが好きだった。大好きで大好きで仕方なかった。運命の人だと思った。君と初めて出かけた時を忘れないようにカレンダーに印をつけた。君との楽しい時間だって悲しい時間だって共有したくてできるだけずっと側にいた。君に好いてもらえるように、君好みに服装だってメイクだって変えた。


でもいざ告白されてあたしは、あたしは、すごく嫌になった。

君はいつかおばあさんになったあたしを見ることになるし、醜いおばあさんになったあたしは君の声が聞こえなくなって聞き返してしまうかもしれない。
そんな姿を君に見せたくないよ。






「__」


人生最後の愛の言葉のような呻きをあたしが聞けてよかった。



ああ、最初からこうすればよかったんだ。あたしはすごく馬鹿だから今まで気付かなかった。
嗚呼、君の記憶の中の永遠のあたし。


1年前 No.7

削除済み @xxx001 ★F1FCdYLqQC_0Ml

【記事主より削除】 ( 2016/02/01 19:27 )

1年前 No.8

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_0Ml


「綺麗……」

石にしか興味のない貴方。


「……」

退屈な俺。


この人が、世界を破壊させる力をもっているだなんてにわかに信じがたい話である。
興味を示すものは石のみ。石のためならきっとあの人は自分の体だって壊しかねない。
例えば誰かが世界を壊したいとしても基本的に話を聞かないあの人は、たとえ綺麗な石が出てくるとそそのかされたところで実行するとは思えない。
第一あの人は平和主義だ。小さないきものを踏まぬようにと最新の注意を払いながら何時もあそこに座っているのだから。

さっき人の話を聞かないといったが、俺の話は別だ。
俺にもよくわからないのだがアデネミーンという石の精霊にそっくりらしい。


「あの」
「……」
「あのー!」
「……わ、なんだい?石の様子でも聞きに来たのかい、なら今日はえっと、──」
「いえ、違いますから」
「そうなの?残念だなぁ」

ふわふわ、今にも空中に浮いてしまいそうなトーンで貴方は話す。触ったら壊れてしまいそうなぐらい神秘的な容姿を持っているからなんだかこれもこれで合っているような気もする。

1年前 No.9

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_0Ml

「ちょっとこっち向いてよ」
「嫌だ」
「少しだけでいいんだ、顔が見たい」
「無理」
「確かにさっきのは謝るさ……けど、寝顔かわいいから……つい」

ああこれが恋人同士のやり取りだったらどんなに良かっただろう。後ろで多分しくしく声を上げて泣いているのは多分大マジなんだろうが振り返ったら最後、あいつの思い通りだ。謝罪をしながら抱きついてくることはまず間違いないだろう。何とか逃げ出さなければ、そっと立ち上がろうとした時だった。

「そうだ……冷蔵庫にプリンがある。お前の大好きなメーカーから今日発売されたばかりの、とろけるくちどけなめらかキャラメルプリン生クリーム添え特大サイズだ」
「嘘!」

それは俺が数カ月前から楽しみにしていた商品だった、なんたってあのメーカーから出るんだおいしくないはずがない。その言葉に思わず振り向いた瞬間、聞き覚えのある音が聞こえた。
カメラを構えてニヤニヤした赤目のそいつは実に楽しそうだった。

「大好きなお前の記念すべき112万飛んで42枚目の写真ゲット……お兄ちゃん幸せ」
「くそくそくそー! もういい、プリンなんて食わん!」
「へー、あれ数量限定でもう近所のコンビニ20店舗売り切れだったけど良いんだー?」
「…………頂きます」
「やっぱ春貴はそうでなくっちゃ! これでお兄ちゃんも安心してお前の嬉しそうな顔が写真に残せる」

イケメンでスポーツ万能器用で何でもこなせてしまう何時も誰に対しても紳士的、そんな超人のような俺の兄――桜樹蓮。弟の俺にこんな気持ち悪いことをしてるなんて一体誰が信じよう、いや、誰も信じまい。
小さい頃は俺の憧れだったのに何時からこんなブラコンを発揮するようになったのだろうか……俺が気づかなかっただけで最初からそうだったのかもしれない。兎に角、今は一ミリだって憧れちゃいない。まあそれでも俺のことを思ってプリンを買ってきてくれるところには少し感謝したい、なんたって俺が手に入れられなかったものだから。20も店を回ってくれるなんてきっとすごく大変だっただろう。



冷蔵庫の扉を開けると大量のプリンが落ちてきた。
道理で俺がコンビニ寄った時なかったわけだ。さっきの感謝を撤回して一週間は挨拶すらしてやらないとプリンを食べながら心に誓った。

1年前 No.10

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_0Ml






放課後、話があるという彼女についていく。顔は少しだけ見たことがあるけど名前はわからない。ショートカットがよく似合う可愛い女の子だ。

「好きです」
「……うん」
「付き合ってくれませんかっ?」

何度も何度も聞いた言葉がまた繰り返される。

「生憎だけど俺にも好きな人が居るんだよね、俺はあの子が好きだけどあっちは嫌いみたいでさ……今全然口聞いてもらえないんだ、困っちゃうよね」
「そ、そうなんですか?」

今にも泣き出しそうな顔。告白してきた相手に本当はこんな話するべきではない。
けれどいい加減うっとおしくなってきたのも事実、何処からか、こっそり盗み聞きしてるあの子からでも、このうわさ話が回ってしまえばいいのに。

「そういうわけだからごめんね、俺よりもっと良い男探してね……勇気持って告白してくれたんだよね? ありがとう」
「……っ、はい」

ボロボロ涙が溢れて止まらなくなってしまっている彼女に俺はそっとハンカチを差し出した。

「あり、っ、がと、ございます」
「ごめんね……」

頭をそっと撫でてふんわりと香る甘い香りに髪に女の子だなぁ、なんて考えてしまう。無意識に比較してる。



ローファーの走り去る音が消える頃、2日前の出来事がふと鮮明に蘇った。
春貴の怒った顔は写真に撮りそこねたなぁなんて思いながら、俺はその場を後にした。

1年前 No.11

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_0Ml


>1の続きみたいなの。






先生の夢を見た。柔らかい手がそっと僕を包んで離さいでいてくれる夢。酷く幸せで目覚めるまで現実なのか夢なのか解らなかった。現実だと判った時、ショックだったけどそれでも先生の夢を見れたのは嬉しい。確かに先生は僕の夢の中で抱きしめてくれたのだから。

幸せな朝を誰にも盗られたくなくて、忘れてしまいそうな気がして僕は学校を休んだ。僕が休むのは初めてかも知れない。先生はなにか反応してくれるだろうか、いや、珍しいで終わりかもしれない。学校に行かない時間はゆっくりに感じられた。何時もならあっという間に過ぎてしまう時間も今日に限っては時計が可笑しいんじゃないかってほどに進まない。ああ、やっぱり先生に会いに行けばよかったかな。でもやっぱりだめだ、今日あったら先生の前でずっと思い出して壊れてしまうかもしれない。


リピートされる映像は次第に薄れていく、先生が消えてしまうような気がして馬鹿みたいに怯えた。




そんなことを考えているうちにいつの間にか眠ってしまっていたようだが、今度は何も見れなかった。
すぐにインターホンを鳴らす音がする、誰だろうか。



「はい」
「こんばんは」

先生、夢にまで見た先生。心臓が止まりそうになる。
何もかも見透かされているような気がして思わず下を向いた。

「……」
「具合、悪かったの? できれば連絡が欲しいな」
「はい、すみません」
「いいんだよ、たしか親御さん遅くまで返ってこないんだよね。なら仕方ない。なんだか元気そうでよかったよ」
「……っ」

突然頭に柔らかくて暖かいものが乗る。思わず先生をじっと見上げた。

「嫌だったかな。つい、歳の離れた弟にしてしまう癖でね、ちょうど君らぐらいでさ。身長も似てるんだ、ごめんね。」

引っ込められる手を名残惜しそうに追っかけてしまう目があった。ああ、ヘンに思われてるかも。
夢みたいな展開に僕の心臓が耐え切れなくなりそうだ。

「いえ……好きです……あっ、いえ、その、深い意味はなくって」
「はは、君は面白いね」
「あ、そ、そうだ、お茶でも……玄関じゃ、寒いですよね」
「お構い無く」

先生は微笑んでじゃあ、と手を振って。
名残惜しく感じていると、朝から何も口入れてない所為か腹の虫がなってしまった。すごく、恥ずかしい。


「ご飯、食べてないの? 作ろうか」
「えっ、本当ですか!」
「いいよ、軽くなら作れるから」

目を細めて笑う先生が外に向いていた足を直して革靴を脱ぎ始めた。
慌てて僕は来客用のスリッパを床においたら靴を丁寧に整えて隅に寄せた先生はそれを履いて一歩踏み出した。

家にいれちゃった。どうしよう、ご飯まで作ってくれるなんて本当に恋人みたいだ。
おかしくなって先生の前で奇行を晒さないように僕は高鳴る胸を押さえつけた。薄れるどころか濃くなる感情に僕はぶっ壊れそうになる。先生、家に一人でいた時より今のほうが熱があるような気がするんです。

1年前 No.12

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★F1FCdYLqQC_0Ml








あいらぶゆーを捏造するよ。

あの人を見つめたらドキドキする、気がする。
あの人が他の子と笑っていたら苛々するような、気がする。
一緒に帰れたら嬉しいような、気がする。
もっともっと愛がほしい、気がする。


ほら私だって恋してるのです、今時の子です。
だから置いて行かないで、おとなにならないで。みんな。


こわいよこわいよ。どうしてなの。
恋心なんて備わってなんて無いんですか。標準装備じゃないんですか。
世界はどうして愛ばかりなのですか?

私はどうしたら良いの。
恋なんて何処に落ちてるんですか。

どうしてその人のために必死になれるんですか。
どうして、好きな人が出来るんですか。

特別ってなんですか。
友達との違いは何ですか。
XXXな行為をするのは恋人の証なんですか。


未だわからないのは私が未熟だからですか。
子供だからですか。





「もう、遅いよ!」
「ごめんね」


それとも、気づいてないだけですか?

1年前 No.13

せかい、 @xxx001☆37Gn9fiuTpuy ★ml0fh1PmL3_mwG


「んん、ちゃんと愛してるってば」
「こう見えて、結構俺ってしつこい男なんだよ」
「本気になったらもっと愛してあげられるのになぁ……?」




「愛なんて変化しやすい曖昧な感情いらないけど」
「はいはい、君もどうせ俺を捨てるんだろ?」
「本気になったら負けだから」



何股もしてるけど全員平等に愛する男×裏切りから恋愛恐怖に陥った男





1ヶ月前 No.14
ページ: 1

 
 
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