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   幽玄夢幻のパラノイア。

 ( 書き捨て!小説 )
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つくよみ。 @cluelparty ★MJsNlOYdrL_mgE



 //








 「  あァ、月に叢雲花に風。どうしてこの世はこんなにも無情なんだろうね、?  」
 「  あァ、月満つれば則ち虧く。どうしてこの世はこんなにも無常なんだろうね、?  」





  さァさァ、皆様準備はいいかい?
  このくっだらない世界に唾を吐いて終止符を打とうじゃないか!、



 「  今宵は 満月。 ああ――― 月が綺麗ですね?哀れな愚図共  」






  \  お手を はいしゃーァくっ!  /








 【 ※ 】stop please!!


  ・ここは、私の自由空間。文才渇望症の私の我が子たちが遊んでますよー。
  ・びーえるじーえるグロエロ近親相姦、なんでもありだからねー。苦手な人はばっくばっく。
  ・ぱくり、荒らし、誹謗中傷、のーのー厳禁。そこまで心広くないのごめんなさいね。
  ・文章が纏まってないなんて日常茶飯事。見るのは自己責任でお願いしますよう。









  ―――――パァン



  渇いた音と共に この世は 終焉へと 足を 進めていくのさ、!








2年前 No.0
メモ2017/02/04 03:03 : げっこう。 @cluelparty★GgyeEZI3Vy_m9i

 どうもどうも。またつくりなおしたのかよ、っていう舌打ちは心の中にとどめてくださると幸いです。

 前半は、前の書き捨ての移転になりますので、かぶってるのが大部分だと思われ。()


 この前のバグで、垢がぶっ壊れちゃって、題名も変えられないし、とかでつくりなおしたった。

 別にいいだろそんなんよー、って人も、まあ、暖かい目で見てくださいな。


 ⇒題名は コロコロ かわりますよう


 ( ※ )ぱち21、さんくすですー!あくせす870超え、てんきゅー!

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げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.100

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.101

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE








  【 中央庁上層部 】





  彌勒 : 能面 : 通称unklar

  乙御前 : お多福面 : 通称plump lady

  竈 : ひょっとこ面 : 通称flame man

  綵霧 : 狐面 : 通称white fox

  蜜邏 : 般若面 : 通称ogress





  ( 漢字間違ってたらごめん。紅の使徒側とかから、お面で名前つけられて恐れられてる。 )








2年前 No.102

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.103

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE





  ⇒ 蹈鞴たちの所属する街(神威たちの隣街)を三つに分割して統括している不良組織。
    『outlaw』・『pandora』・『crimson』のうちのoutlaw以外の二つの主なメンバー。
    個性強い奴等揃ってます。そして、もしかすると、増えたり減ったりするかも。




  【 pandora 】






 「はいはーい、今日も今日とて遅れてごめーん。pandoraのトップらしい、黒衣梓だよ。よろしくよろしく〜」
  黒衣 梓 ( くろえ あずさ ) : pandora トップ

 「梓さんっ!もっと機敏に動けないんですかっ!…ちょっと!また道草くって……さっさと歩けやァ!」
  日奈久 芳乃 ( ひなぐ よしの ) : pandora ナンバーツー

 「…夕。お前、まじで見境なく女口説くのやめろ。…オイ!男ならいいって言ったわけじゃね、ちょ、ま、」
  日比谷 十歳 ( ひびや とおとせ ) : pandora 幹部

 「おっ。君、超良い体のラインしてんね。腰元超エッロイ。よかったら、俺にもソコ撫でさせ…イッタ!ちょ、トーくん!」
   鳳 夕景 ( おおとり ゆうけい ) : pandora 幹部

 「っやめろ歩く18禁!僕に近づいたらぶっ殺してやるかんなっ!…あ、ヨッシー!コイツブッ倒していい!?」
   楽浪 慈雨 ( さざなみ じう ) : pandora 幹部






   【 crimson 】





 「ユキィ。ユキーィ?10秒以内にパン買ってきて?できなかったらお仕置きね。僕待たせるとかありえないから」
  姫菱 結菟 ( ひめびし ゆいと ) : crimson トップ

 「雪威くん。よかったら、姫様のその…ね、寝顔とか写メってくれないかな…お金なら出すから!」
  瀧沢 絢吏 ( たきざわ あやり ) : crimson ナンバーツー

 「…いや、まじでウチの2トップはイカれてるとしか言い様ねーわ…。ユイが姫とかありえねえから」
  能取 雪威 ( のとろ ゆきたけ ) : crimson 幹部

 「俺が来たからにはもう安心していいぜっ!唯菟からも【鉄砲玉】と認められたこの俺の……え!?あれ褒め言葉じゃねーの!?」
  櫻田 蜜世 ( さくらだ みつせ ) : crimson 幹部

 「クソゲークソゲークソゲー。この世はクソゲーだ。でも、此処は攻略困難だね。だから燃えるけど」
  倉松 茶菓 ( くらまつ さか ) : crimson 幹部





 ( もうアウトローの方がまともなんじゃないかって思えてくるようなメンバー構成 )




2年前 No.104

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE









  「梓さん、お時間ですが」
  「うんー」



 空返事に嘆息。絶対適当に返事しただろ、この人。早くいかないと、他の皆さんに申し訳ないっていうのに、ウチのトップはホントに自由人だ。まず、大人しく部屋にいることが滅多にない。気づけば、ふらふらと何処かに出歩いてるし。尻拭いをするこっちの身にもなってほしいものだ。梓さんの喧嘩の腕には、惚れ込んでる。それは事実だ。梓さんの本気、というか、覚醒、というか、とにかくソレはもう見たもの全てを畏怖させるといっても過言ではない。だが、梓さんに近づきたくて、この組織に入った俺は、梓さんの普段の姿に驚愕。というより、放心。今まで遠目で、覚醒したときの梓さんしか見てなかった俺は、最初、人違いかと思った。可笑しな人。子供っぽい人。まさか、尊敬する梓さんの本性が、こんな変人だったとは。今となっては、そんなことはもう言わないくらい慣れたし、梓さんの右腕的存在になれて、心底嬉しい。だがやはり、この人の言動、行動には日々頭を抱える羽目だ。


  「梓さんっ。聞いてますか?」
  「うんー」
  「outlaw≠熈crimson≠熨メってるんです!」
  「うんー」
  「俺達も早くいかないとまたどやされますよ!」
  「うんー」
  「……おい、聞いてねえだろ」
  「うんー」


 チッ。舌打ちが零れる。ついでに敬語も外れた。だがこれも日常茶飯事だ。俺がいくら話しかけても、梓さんは目の前の光景をじっと見つめているだけで。口も開かない抜けた返事に、苛々が募る。outlaw≠フトップ、俺と同学年の蹈鞴さんはとても優しい。crimson≠フトップ、唯菟さんもなんだかんだ言いながら許してくれる。だが、だからといって、この問題児なウチのトップに、毎度毎度会合があるたびに遅刻するのを許すわけにはいかないのだ。pandora≠フナンバーツーとして。



  「…梓さんっ!こんな光景みて何が楽しいんです?」
  「――――崩壊してるから」
  「……ハ?」
  「ほら、また崩れた。…ヒナちゃん、建物の崩壊って、見てて楽しくない?」
  「……その呼び方やめてください」


 ああ、またでた。意味の分からない言動。しかし、俺はいつも、こういう梓さんの言葉に何故か背中にひやっとした感触を覚えるのだ。何故かはわからない。ただ、漠然とした梓さんへの「恐怖」があるんだと思う。いつもふざけて、皆からイジられ、にこにこ笑っている梓さんも、ホントの梓さんだ。だが、今目の前で、口元だけ笑みを刻み、瞳は何か蠢いているような、真意の読めないモノを隠し、『崩壊』を楽しんでいる梓さんも、ホントの梓さんなのだ。だから、怖い。変人で子供っぽくて阿呆な梓さんだけど、やはり俺は、この人を畏怖してしまう。



  「…梓さん、行きますよ」
  「ああっ、ちょ、ヒナちゃ〜ん。まだ、鑑賞会おわってませ〜ん」
  「そんなモン、最初からありません」



 言動は、相変わらず人の毒気を抜く様な、ゆるゆるとした喋り方だけど、やっぱり視線は未だに、轟音と共に崩れ落ちていく建物に注がれていて。俺は、梓さんの首根っこを掴んで引き摺りながら、苦笑いを零した。昔の俺、こんなの想像してなかっただろうな。尊敬してた人に暴言吐いて、首根っこまで掴んで。だが、昔の俺に言いたい。梓さんは、お前の思っているような、カッコイイ人ではない、と。そして、お前が想っている以上に―――狂っている、と。



  「ヒーナちゃーん」
  「そう呼ぶなっつってんだろ」
  「…ぐすん、俺センパイ…」
  「先輩なら、先輩らしい行動してくださいね」



  俺たちの後ろで寂れた建物が終焉の音を立てながら崩れ落ちていくと共に、梓さんが頬を膨らませた。









  ( 意味わかんない駄文乙!これは、梓さんが変人だけど怖い人っていうのと、建物崩壊みて楽しんでるとこと、芳乃と梓の絡みかきたかっただけ!w )






2年前 No.105

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE










    「あれ?何この空気。俺、今何か変な事いったかな?」




     そうやって、アンタはまた無邪気に笑う。
     その姿に、どれほどの人間が恐れを抱いているのか、わかってんだろうか。







    (   梓くんは、無自覚に残酷。    )





2年前 No.106

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE







 「おね〜さん、まじ綺麗なカラダしてますよね。そのナース服に隠されたけしからん体みたいなぁ」
 「…おいこのくそびっち。何、入院してまで看護師口説いてんだ」
 「あ、トーくんじゃん!やだなあ、口説いてただなんて人聞き悪いー」
 「去勢手術してもらえよ」
 「いやいやっ!?俺のアイデンティティをなくしてもらっちゃ困るぜ、トーくんよ」
 「その軽すぎる下半身がお前のアイデンティティっていうならマジ引くわ」
 「えー、なんなら、トーくんも試してみる?俺、テクには自信あんよ?」
 「くそびっちくそびっちくそびっち」
 「ごめんってー」




 ( 夕景と十歳はなんだかんだ仲いいと思われる。しばらくはこの不良組たちメイン書くかも。かも、ね )

2年前 No.107

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.108

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE









 「僕に逆らうなっつってんの」
 「勿論ですよ、姫様。僕があなたに逆らうなど…。忠誠の証に、その白く綺麗なお足を舐めさせてください…。さ、さ、」
 「・・絢吏さんって、ほんとに残念なイケメンだな…」
 「ショタコンだもんね。女殺しみたいな顔と口調のくせに、ドッヘンタイだもんね」
 「ちょっとおお!?聞こえちゃうよ、茶菓たん!」
 「―――否定はしないよ、倉松くん」
 「ア、アヤリ、さん、聞いてたんスか…」
 「っつか、否定しないんだ。まあ、しようもないだろうけど」
 「茶菓たん!?絢吏さんは俺らにとっても先輩だけど、お前なんて2個上だぞ!?ハイ、一旦ゲーム機から顔あげて謝――」
 「…そういえば、倉松くんも、けっこう、童顔、だね?」
 「逃げろ茶菓ァァァァ」



 ( crimsonのみなさま。爽やかでほんとはムッツリド変態な人って素敵だよね。すきだよ(真顔) )









 「姫様の寝顔や生足、半裸――――そのような写真を見て、ハァハァしてなにがいけないのかな?」
 「…爽やかな紳士的笑顔でいう事じゃないですよ、それ…」
 「倉松くんのゲームしてるときの真剣な瞳にも、最近興奮しているんだ。ここはパラダイスだね」
 「ヘル(地獄)の間違いじゃないの?…あ、ラッキー。レアアイテムのゴールデンボールだ。HPが無限大だぜ(真顔)」
 「ゴ、ゴールデンボッ……ハァハァ(*´∀`*)」
 「絢吏さん、ここでマジでハァハァすんのやめてもらっていいですか」
 「HPが無限…ということは、体力が無限…?ってことは、何ラウンドしても、おっけー…?」
 「目が!目が虚ろだ!茶菓逃げろォォォォ」




 ( crimsonはおもに、絢吏さん中心でお送りしていきます(嘘) でも、絢吏さんすきなんだもの。ww )







 「絢吏さん、何見てるんですか」
 「ああ、雪威くん。ふふ、アレだよ」
 「アレ…――――――あ、」
 「可愛いなあ、小学生。ランドセルって素敵だよね。短パンから出た細くて可愛い足。…はぁっ、ペロペロしたい…」
 「……とりあえず、警察行きます?」



 そんな悩殺ボイスと甘ったるいスマイルを浮かべて、そんなドン引き変態ワードをいわないでほしい。




 ( アヤリくんはね!ショタ関連以外では紳士なの!甘いマスクと低い美声もちなの!普段は穏やかなの!でも暴走しちゃうの!w )







 「ユキィ」
 「ユイ、どした?」
 「今日の晩御飯、カレーがいい」
 「はぁ?一昨日もカレーだったじゃん」
 「…僕に従えないっていうの?ぶっ殺すよ?」
 「カレーだけで!?…ったく、わかったよ」
 「わーい、ユキィ、さんきゅーう!」
 「わっ、アホ、抱き着くなっ…」



 「能取氏。俺が見る限りでは、電柱の陰からものっそいイケメンがハンカチ噛み締めて泣いてますが」



 「アヤリさんwwww」




 ( ユキ(雪威)とユイ(唯菟)は一番古くから付き合いがあるので、一際仲がいい。唯菟は傲慢だが、結構甘い。絢吏さんは安定のヘンタイ。 )






 ⇒ crimsonは、絢吏のみ高3。後は、雪威と蜜世が2年で、茶菓が一年。絢吏は、年上ながらも、高2の唯菟(絢吏は姫様と呼ぶ)には、
   敬語をつかう。そして、爽やか王子様の様な風貌で、ド変態なショタコン。ショタ顔の唯菟に心酔している。茶菓もけっこう童顔。
   でもクール。雪威は普通いけめん。苦労人兄貴。訳あって、幼馴染関係である、唯菟とルームシェアしている(要するに同居)しているので、
   よく絢吏に甘いスマイルで、盗撮してほしいとお願いされる。蜜世はただのお調子者。だが変なところで常識人。
   絢吏は幹部3人にはタメだが、物腰は柔らか。茶菓はゲーマーであり、年上でもタメ口。






  (  主に絢吏さんでお送りしたcrimson。また別の人のこともかきますよーはい。  )







2年前 No.109

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE











  とある一室。






 「……ねぇ、毎度毎度遅れてくるアイツ、なんなの?ぶっ殺してほしいって暗に言ってんの?」
 「どうでしょうねぇ、…ああっ、姫様がお怒りになった表情も可愛い…」

 「黒衣さんが遅刻をするのは、日常茶飯事じゃありませんか。きっと、芳乃さんが必死になって連れてきてくれますよ」
 「アイツも中々不憫な野郎だなァ」




 会議室のような造りのその部屋には4人の男がいた。入口より右側には、童顔の男がふんぞり返るように椅子に座り、
 その横に同じように爽やかな容貌の美青年が座っている。童顔の男は文句を垂れていて気づいていないのだろうが、
 美青年の視線は、常に童顔の男に注がれていた。

 そして、その向かい側。気品溢れる動作で椅子に座った金髪の男が、童顔の男を宥めるように言うと、その横にやかましく音を立てながら
 座った派手な髪色の男が、今、必死にリーダーを捕獲しようと奮闘しているであろう、自分と同じポジションの男を思い浮かべる。



 「そういえば、蹈鞴。キミの学校の生徒が、僕の学校の生徒に手を出したみたいなんだけど」
 「おや、それは初耳です。その生徒の名前はわかりますか?すぐに此方で処置します」
 「処置…って、処分の間違いじゃねェ?後輩共のストレス発散に使うつもりだろォ」
 「黙ってなさい」


 ぴしゃりと恭雅を撥ねた蹈鞴は、今一度、向かい側でむすっとした表情を浮かべている唯菟の方を向いた。


 「ねぇ、絢吏。誰だっけ?」
 「僕の記憶が正しければ、山口≠セったかと」
 「ふーん。…だって」
 「山口、ですか…。該当する人物が何人かいます。明後日には処置を終えて、そちらの生徒にも謝罪に行かせます」
 「蹈鞴はほんと、律儀だねー。そこまでしてもらわなくてもいいよ?」
 「いいえ、このような些細なことが後々面倒な大事に発展するモノですよ」
 「…相変わらず、頭がいいねー」






 ( 飽きた。また、これとは関係ない噺かもだけど、リーダー&副リーダーの会議かくよてい。 )







2年前 No.110

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE











  「はは、笑っちゃうね。君達、誰に喧嘩売ったかわかってんの?」
  「どうやら、彼ら。僕たちを【crimson】と知らないようですね」




 アイツの満月みたいな丸い瞳が、今は三日月型に細められている。目、笑ってませんよーオヒメサマー。ユイの斜め後ろに控えてる絢吏さんは、にこにこ。相変わらずの鉄壁スマイルだし。あーあ、またなんでこのタイミングで喧嘩売ってくるのかな、こいつ等。今、ウチのリーダーは頗る機嫌が悪いってのに。まあ、その理由が理由だから、ほとほとアイツにも呆れるんだが。


  「…僕ね、今超ムカついてんの。君らの相手してる暇ないんだよね」
  「姫様は、UFOキャッチャーでうさぎさんを取れなかったんです。……まあそんな姿も愛くるしく可愛らしかった…」


 ご丁寧に相手方に教えなくていいと思うんだけどなぁ。まあ、ユイはあんまり気にしてない…ってか、絢吏さんの言葉耳に入ってないみたいだし、よしとするか。それと、頼むから、絢吏さんは外ではその変態ショタコン加減を隠してほしい。切実に。見かけは爽やか美青年で通ってるんだから、ちょっとここでハァハァしかけないでほしい。あの人の脳内なんてわかり切っている。どうせ今は、さっきのUFOキャッチャーに苦戦するユイを思い出して、興奮しているんだろう。いや、頼むやめてくれまじで。


  「………あれ?今、笑った?アイツら、今僕のコト笑った?ねえ」
  「残念ながら、そのようで。なんと愚かな方々でしょう」
  「――――ねぇ、絢吏」
  「はい、姫様」

  「―――――殺れ」

  「……はい、只今」


 あーあ、終わった。おつかれさんっしたー。ユイのいつものショタボちっくな声よりワンオクターブ低く発せられた命令に、絢吏さんが緩やかに口端を上げて、自分より背の低いユイに頭を下げる。前々から思ってたけど、ほんと、絢吏さんはユイの執事みたいだな。まあ、それはおいといて。ぷっつんとキレてしまったらしいユイに、若干目を輝かせてその「激おこ」なユイの顔を見つめていた絢吏さんだが、惜しむようにソコから視線を外し、憐れな奴らに微笑む。




  「姫様から命令が下りましたので、―――――…死んで、ね?」





    ほんと、ウチのツートップは恐ろしいわ。









 (  雪威くんが語り。三人で歩いてたら喧嘩売られたけど絢吏さんが殲滅。殺してはない。…たぶん  )






2年前 No.111

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.112

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE






 「き、きみ……お名前は?pandoraの子、だよね?」
 「え、えと、あんたはcrimsonの瀧沢さん…?(え?なになに、こえぇんだけど。息荒いんだけど)」
 「ああっ…嬉しい。名前、憶えてくれてるんだ。それで、君は?ねえ?」
 「……さ、楽浪慈雨、ですけど…(え、まじ怖い。目が淀んでる!ほんとに梓さんと同じ三年なのかこの人!?)」
 「慈雨くん。可愛い名前だね。慈雨くん………舐めたい…」
 「え、い、いまなんて…(だ、だれか助けてくれええええ!)」

 「絢吏ー。ちょっと来てー」
 「はい、姫様。………じゃあね?慈雨、クン?」
 「は、はい……(もう一生会いたくないぜ…)」



  (  慈雨くんはツンデレ童顔だから、絢吏は絶対ロックオンしてるはずってだけの話。  )







 「え?なに?」
 「えっと、だから、絢吏さんって、黒衣さんと仲良かったりするんスか?ほら、同じ三年じゃないですか」
 「あはは、それはないよ、雪威くん」



 爽やかに微笑んだまま、至極当然のように否定する絢吏さんに俺は少々驚いた。確か、絢吏さんと黒衣さんの中学校は同じ地区で近くにあったらしい。だから、二人が面識があり、かつ親交があってもなんら可笑しい事ではないのだ。だけど、絢吏さんはすっぱりきっぱり否定した。



 「え、お互い知らなかったとか…?」
 「ううん、ばっちり知っていたよ。黒衣梓のことは」
 「え、なら……」

 「大嫌いなんだ。彼の事」


 いつもショタコン変態性癖さえ除けば、温厚で穏やかな絢吏さんからは珍しい、俺の言葉から食い気味に発せられた声に、瞠目した。大嫌い……っつった?よな?あの絢吏さんが。しかも、同盟校のトップを。困惑した表情のまま絢吏さんを見つめれば、絢吏さんは少し困ったように笑った。







 (  梓と絢吏に確執があればいい。ww  )







2年前 No.113

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE











 「ああ、そんな顔しないで。別に、憎悪ってまではいかないし、ただ単に僕が一方的に彼を好いていないだけだよ。彼の方は、普通に僕に話しかけてくるしね。それに、理由だってすっごく簡単な事なんだ」





   ――――中学の時にね、僕は彼……黒衣梓にコテンパンにされちゃったんだよ。







   そういってへにゃりと笑う絢吏さんに、俺は信じられないとばかりの顔を浮かべた。






 (  あんま深い確執あったら面倒だから、もう負けちゃったから嫌いっていう単純に理由でもいいよね  )







2年前 No.114

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE








  「ユイ、ユイー」
  「……むーりーぃ」
  「まだなにもいってねぇだろ!」
  「ユキって僕にろくでもない頼みしかしないんだもーん」



 チッと分かり易く舌打ちをしてユイ仕様のガキくさい熊の絵が描いてある皿を洗う手を止めた。泡だらけの両手を適当に洗い流しつつ、リビングのソファにだらりと寝転がってテレビ画面を見つめるユイを見る。ぜってぇ、テレビのことなんか見てないだろうに、俺を視界に入れないようにしてるのが腹立つ。水に濡れた手をタオルで拭いて、リビングの方に向かえば、テレビから視線を動かさないままだが、ユイが眉間に皺を寄せたのがわかった。


  「ユイ、洗濯物くらいしろ」
  「はーぁ?ユキの方が器用なんだからユキが全部すればいーじゃん」
  「オマエな…。家事全部俺にやらせるつもりかよ」
  「だって、ユキが全部うまいんだもん」
  「んな甘ったるい声出しても、効果あるの絢吏さんだけだからな」
  「ちぇ」


 テレビから俺に視線を移して気だるげに目を伏せるユイに、俺はあからさまに嘆息。俺とユイは訳あって一緒に暮らしているが、この目の前のショタ顔は、家事を全くしない。洗濯物に炊事、食器洗いに家の掃除、ゴミ出しに至るまで、俺の仕事だ。家事全般が主婦並みにできるようになった俺ではあるが、やはり納得できない。一緒に暮らしている以上、こいつにもなにか仕事を与えるべきだ。


  「ユイ、お前、将来一人暮らししたらどうするつもりだよ?」
  「ユキをお手伝いさんで雇ったげる」
  「阿呆」
  「ユキが嫌なら、絢吏でもいーや」
  「あの人は危険すぎるからやめとけ」






 成程、こいつの頭の中は専ら他人任せの他力本願だ。思考回路の中に、自分が行動するという類のモノがないと見える。









  (  ユキとユイのほわわん日常。なんだかんだでラブラブかよ。  )








2年前 No.115

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.116

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE











  「ねぇ、春原。春原は俺の事好き?」
  「だいっ嫌い」
  「うん、そんな春原が俺は大好きだよ。だからね、春原」




  ―――――これからも、絶対俺の事、嫌いで居てね?間違っても、好きにならないで。





  もし、春原が俺の事好きになっちゃったら、俺は春原の事大嫌いになるから、さ。









 (  あれ?これはもしや、フラグ………()   )






2年前 No.117

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.118

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE









  ―――――――芙蓉





  お前に呼ばれる、おれの名前が好きだった。









 (  また、芙蓉の想い人との過去も書きたいよね。ってか、切ない系とか過去話をいますごく書きたい気分   )






2年前 No.119

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE

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2年前 No.120

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE









 「―――――お、珍しい出席者だな」
 「………イヌガミとサトリ。今日は血の匂いはせぬ」




 日本に住む妖たちは、1年に一度、現在日本の妖の頂点と言われている空輪兄弟の名のもとに開かれる定例会に出席することが求められている。長い長い年月を生きている妖達にとって、一年に一回というのはかなりの頻度に感じられるかもしれないが、強制ではないので、出席しない者も少なくはない。なので、今回の定例会に顔を出した二人の妖に、主催者である空輪兄弟も、少しばかり驚いたようだった。


 「……老いぼれ共は、こんなモノ開いてなにが楽しいのか」
 「ちょっとヒサメたん、月輪さんと雪輪さんの前で自殺行為すんのやめてよーもー」


 用心棒の仕事以外でも笠をしていることが多い緋雨がかったるそうに笠を取りながら、ぼそりと呟く。そんな相方に、相も変わらずにこにこと愛想のいい顔を保っている遊欺がぺしぺしと緋雨の肩をたたいた。すぐに鬱陶しそうに払い除けられていたが、本人はさほど気にしていないように、笑顔のまま自分たちの入ってきた襖を後ろ手に閉める。そんな二人に、中央の一番奥に鎮座している空輪兄弟のうち、綺麗な銀髪を揺らした雪輪がはっと笑った。


 「老いぼれとはご挨拶だな、がきんちょ」
 「……なんだと?」
 「おい雪輪、小童の安い挑発にひっかかるでない。みっともないぞ」
 「そーそー。ヒサメたんも、雪輪さんや月輪さんに比べたらガキなんだからしょうがないよー」


 雪輪の言葉にこめかみをピクリと引き攣らせ、切れ長の瞳に殺気を交えて前方を睨みつける緋雨に、雪輪も面白そうに口角を上げる。だが、その隣で呑気に麩菓子をばりばりと頬張っていた月輪が、もしゃもしゃと咀嚼音を交えた牽制をかける。雪輪はつまらなさそうに、あげかけていた腰を下ろした。それに比例するように、遊欺から宥められた緋雨も、分かり易く舌打ちを零した後に、乱暴に空いていた席に座る。少しだけ殺伐といた空気が漂う中、麩菓子を食べ終え、羊羹に手を伸ばした月輪の咀嚼音だけが、ソコには響いていた。








 (  定例会議みたいなの。空輪兄弟主催っていっても、ほとんど雪輪。でも強いのは月輪の方だから、月輪も出席。活動報告とかしてそう。後半は宴会?  )






2年前 No.121

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE









 「……チッ、おい遊欺!なにをしてる、さっさとアイツの心を読め!」
 「無茶いわないでよ、ヒサメたーん。あっちは僕ちん達の何倍も生きてる『空狐』だよー?逆にこっちの心詠まれてオワリだってー」
 「…役立たずが」
 「えへー、ごめんねー」
 「…クソ、呪い殺してやろうか…」
 「やめといたほうがいいと思うよー。下手すれば、呪い返しされて、ヒサメたんが呪われちゃうかもだしー」
 「……くそがっ」




 (  みたいな感じの話書きたい。月輪が二人をフルボッコだどん。それかただ遊ばれて終りみたいな。ともかく月輪っち、超強い。  )








2年前 No.122

げっこう。 @cluelparty ★O5L4mWvFsh_mgE







 「…おい、やったか!?」
 「流石にこれだけ集中砲火すれば、彼奴等でも死ぬだろ…」

 「ざーんねーん」



 男が目を見開くよりも先だったように思う。男の眉間に黒い穴が開いたのは。男はそのまま、後ろへ派手に音を立てながら倒れ、動かなくなった。それを見ていたもう一人の男が、唇を震わせて、煙に包まれた周囲を見渡す。先程、自分たちがあの用心棒二人に向けて膨大な数の銃を乱射したために、煙が辺りを立ち込めて、周囲の状況はまったく読めない状況にあった。慌てふためいたように煙の中を突き進むため、煙がゆらりゆらりと揺らめいて乱気流を造る。完全に委縮してしまった男をあざ笑うかのように、煙の中から愉快そうな笑い声がした。


 「どこにいっても無駄だよー?君の行動はすべて見えてる。僕ちんから逃げられると思わない方がいいよー?ねー、ヒサメたんー」
 「……御託はいいから、さっさと片付けろ。煙ったくて鬱陶しい」
 「もー、相変わらずドライだなー。まあ、僕ちんもむせちゃいそうだし、おわらせちゃおっかー」

 「や、やめ、たす、け、」
 「たすけませーん。ばーいばーい」


 ずとん。小さなひとつの銃声と共に、男はがふ、と口から赤黒い液体を吐きだして地面に倒れこんだ。薄れゆく景色の中、視界に入ったのは煙の中からこちらへ向かってくる二つの影。


 「でも、ひーどいよね。休日中の僕ちんたちを狙ってくるなんて」
 「……愚かな奴等だ」









    (  二人は、つよいお。  )







2年前 No.123

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i

 「ん?こりゃあ珍しいお客さんだな、兄様」
 「……血の匂い。それに、西洋くさい。――――血を吸う鬼の者か」




 「――――お初にお目にかかります、空輪(からわ)御兄弟。私は、紅星字騎士団£c長、セシルヴィアーラ・ド・ハンゼルライヒ公爵と申します。
  今はおりませんが、騎士団の団員も日本へ来ております。そして、御察しの通り、私は吸血鬼で御座います。以後、お見知りおきを」



 「せしる…なんていった?兄様」
 「セシルヴィアーラ・ド・ハンゼルライヒとな。西洋の者は、なまえがながくて困る」
 「お気軽に、セシル、シルヴィ、とお呼びくださいませ」
 「異国の奴は、随分礼儀正しいんだな、兄様も見習ったらどうだ?」
 「われがなぜ、他の者に頭をさげる?」
 「…まあ、確かに、兄様より年上の奴って、中々いねぇけどよ…。そうだ、えっと…セシル。よかったら、茶でも飲んでいくか?」
 「なんと!我のたのしみにしていた、油揚げをこやつに差し出すつもりなのか。それは不愉快」
 「…あの、私の事は、どうぞお構いなく。今日は、ほんの挨拶代りですので…」
 「ほら兄様が変な事いうから!っつか、油揚げ客人にだすバカがどこにいんだよっ!普通にお菓子だすわ!」
 「なんと!もしや、我がたのしみにしていた、がとーしょこらをだすのではないだろうな。それは不愉快」
 「兄様、全部の食べ物楽しみにしてんじゃねえかっ!……えと、わるい、セシル」
 「いえ、とんでも御座いません。お気遣い感謝いたします」
 「……ほんっと、礼儀正しいな…」
 「長居をいたしても、ご迷惑でしょうから。私はお暇させて頂きますね」
 「あ、まて、セシル!」
 「なんでしょうか?」
 「よかったら、これ、もってってくれ」
 「これは……オモチ=H」
 「ああ。まあ、洒落てて美食家な西洋のお前らの口にあうかは、わかんねえけど」
 「…とても、嬉しいです。帰って、皆で頂きます。ありがとうございます、雪輪様」
 「様、なんていらねえよ。お前だって、結構な重鎮じゃねえのか?」
 「そんなそんな。空輪御兄弟のような、大妖とは雲泥の差で御座います」
 「だが、おまえからは、澄んだ血のにおいがするぞ。純血種だな」
 「流石、最強と謳われる月輪様。そうですね、一応、そうなっております」
 「へえ、じゃあ、お前は吸血鬼の統領ってわけか」
 「そのような大それたものではありませんが…」
 「まあ、お前はすっごい上にたつ素質見えるよ。それに引き換え、日本の妖怪の統領といわれるのが……」
 「…なにかいいたげだな、雪輪」
 「別に?…あ、引きとめて悪かった、セシル。またいつでも遊びに来いよ」
 「お誘い感謝いたします。今度は、団員も連れてこさせていただきますね」
 「西洋のおかしを、もってこい」
 「ええ、承りました」






  ( …みたいなかんじでー。西洋とか日本のとか妖怪やら魔物やらがおしゃべりしたい。
    また、セシルヴィアーラたちのこともかくおー。会話文適当だおー )







2年前 No.124

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i

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2年前 No.125

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i







「――――――使えぬ狗共だ。退け」




 低い美声と共に、ゆっくりを歩み出てきたソイツは、笠を深くかぶって顔は見えない。だけれど、先ほどまでは微塵も感じなかった禍々しい殺気だけで、【ヤバイ奴】だとわかった。



(  ヒサメのお仕事時  )








2年前 No.126

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i











    「まさか」




 少女はゆっくりと口元を三日月状に歪めた。それは、まだ15歳のあどけなさの残る顔立ちには分不相応であり、だが、美しかった。「両親の事を忘れるわけがないじゃありませんか」―――彼女が目を伏せる。何を今、脳裏に思い浮かべただろうか。数少ない記憶の中の幸せで温かい家族の幻影だろうか。どちらにせよ、再び彼女が瞳を開いた時、その琥珀色の瞳はとても強い輝きを放っていた。





 「……両親の仇は、必ず討たせて頂きます。どんな手段をつかっても」


 三百瀬家の名の元において。――――にっこり微笑む少女は、一体どれだけのものを背負っているのだろうか。





 (  八遊ちゃんもかわいそうな子。そしてつよい。  )







2年前 No.127

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i








   / 第壱段位 : 初空月 彩斗 ( はつぞらづき あやと ) 【 斬殺 】
表向き⇒ 普通のクールな男子高校生。無表情無関心無愛想の三拍子そろってる。

   / 第弐段位 : 雪消月 陲 ( ゆきげしづき ほとり ) 【 撲殺 】
            表向き⇒ アイドルとかなんかそういう系やらせたい。

   / 第参段位 : 花見月 斯波 ( はなみづき こなみ ) 【 刺殺 】
            表向き⇒ 美人と名高い新人教師。性格はまだ未定。

   / 第肆段位 : 花残月 憂 ( はなのこりづき うれい ) 【 溺殺 】
            表向き⇒ 飄々とした大学生。気だるげだが非情。頭はいい。

   / 第伍段位 : 菖蒲月 玉響 ( あやめづき たまゆら ) 【 嬲殺 】
            表向き⇒ イケメンと人気のショップ店員。しかし不定期出現。(本業の為)

   / 第陸段位 : 鳴神月 すずめ ( なるかみづき すずめ ) 【 圧殺 】
            表向き⇒ いじめられっこ高校生。時々学校を休む。(本業の為)

   / 第漆段位 : 七夜月 一縷 ( たなやづき いちる ) 【 絞殺 】
            表向き⇒ 敏腕弁護士。知的で常に敬語。眼鏡をかけている。

   / 第捌段位 : 雁来月 水飴 ( かりくづき みずあめ ) 【 毒殺 】
            表向き⇒ カフェ店員。優しげな微笑みをいつも携えている。敬語。

   / 第玖段位 : 夜長月 朱楽 ( よながづき あけら ) 【 熾殺 】
            表向き⇒ 問題児な大学生。頭悪い。憂と同じ大学に通っている。

   / 第拾段位 : 神去月 安曇 ( かみさりづき あずみ ) 【 射殺 】
            表向き⇒ バーを経営しているが、時々臨時休業する。

   / 第拾壱段位 : 神楽月 廻 ( かぐらづき めぐる ) 【 呪殺 】
            表向き⇒ 陰気な高校生。中学時の噂から虐めはないが気味悪がられている。

   / 第拾弐段位 : 終焉月 淋漓 ( はてのづき りんり ) 【 虐殺 】
            表向き⇒ 高校には通っていない。言動や容姿から中学生に見られることも。

   / 第拾参段位 : 絶無月 月蔭 ( たえなしづき つきかげ ) 【 鏖殺 】
            表向き⇒ サンクチュアリー責任者。あとは謎。






  ( 変更あるかもだけど、とりあえずこんな感じ?みんないつもは普通に社会の中で生活してるよ )






2年前 No.128

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i

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2年前 No.129

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i





 「わっ、オマエ、いきなり後ろから抱き着いてくんなよっ」
 「…オマエ=c?いつからそんな口を利くようになったの?違うでしょ、ご・しゅ・じ・ん・さ・ま。でしょ?」
 「ハ…?」
 「ほら、言い直して?千愛さん」
 「え、いや、え?」
 「……今すぐ、衣食住、と、命、失いたいの?」
 「…ごしゅじんさま…!」
 「ふふ、いいこだね。僕のワンコ」



 ( ※灯は中3です。千愛は大学2年です。 )




2年前 No.130

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i









 「んおー?その後ろ姿、もしかしてシズリエちゃーぁん?」
 「その金髪とその制服は間違いねぇだろぉー。おいおい、こりゃあいい遊び相手がいたもんだ」
 「シーズリーエちゃーん、俺らと遊ばねぇ―?」
 「――生憎ですが、今少々気分を害していまして。貴方方のお相手はしかねます」
 「えー、んな固いこと言わずによぉー?」
 「そーそー。俺らとアソボウぜ??」

 「―――――…聞こえませんでしたか?」

 「あぁ?」

 「―――今、気分が悪いんです。それを承知で僕と『アソビタイ』というなら、僕の憂さ晴らし、になってくれると判断しますよ?」

 「あァン?テメェ、何調子こいたこといって――ふべっ!」
 「大丈夫かっ!静戸、てめ、なにしやがる!」
 「なにしやがる??愚問ですね。『アソビタイ』といってきたのは其方でしょう。―――――…さて、僕は今、頗る機嫌が悪い。
  …………しっかり、アソンデ、ください、ね?」
 「え、ちょ、ま、ぎゃあああ!」





   ◇





 「……―――――おしずチャーン、なにこれ」
 「――――…遊び道具です。ですが、もう飽きたのでお前が使ってもいいですよ」
 「イヤイヤ、お前なぁ…。何ちびっこたちの楽園、《公園》を地獄絵図に変えちゃってんの?馬鹿なの?みてみろ、入り口で顔面蒼白に
  なってるガキどもを!泣いてんぞ、あれ。一生モンのトラウマだぜェ、これは」
 「…それは、申し訳ないことをしました。少々、気が立ってしまいまして、つい」
 「つい、じゃねえよッ!なんで滑り台から血が流れてんの?滑るべきとこに人間倒れてんの?なんで砂場に人間刺さってんの?
  なんでブランコの鎖で人間拘束されてんの?え、もう俺怖い」
 「―――――イライラ、してたんですよ。それなのに、彼らが喧嘩を吹っかけてくるものですから」

 「限度を知れ、テメェはっ!!」







 ( 蹈鞴機嫌悪いとき。会話文だけ。案外恭雅の方が常識的部分もある。怒った蹈鞴はほんとに怖い )








2年前 No.131

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i









 「―――――…誰に、やられたんですか?」




 ボロボロの体を引き摺って教室に帰れば、まだ一人教室に残っている人がいた。腫れているからか、半分しか開かない両目を凝らしてみれば、夕日に照らされた男が窓際に寄りかかっていて。…ああ、この人は俺と同じクラスの人じゃない。確か3組でオウジ≠ニ呼ばれてた人だ。すごい人気者らしいけど、俺はあまり知らない。あまり教室から出ないし、友達もいないから。この人はたくさん友達がいるんだろうな。そんな事をぽわぽわずきずき、さっきあいつらに殴られた頭で考えながら、オウジ君の問いをスルーして自分の席へ向かえば、窓際にいたオウジ君が何故か窓から背中を離し、俺の方に向かってきていて。………え、なに。


 「…暴行なら、足以外にしてもらえませんか。帰れなくなるから」


 知らないけどクラスメートの風のうわさみたいなので聞いた、このオウジ君の性格。すごいドSで鬼畜だとか。嘘かほんとかは知らないし、別にどちらでもいい。どうでもいい。ただ、もし本当にそんな性格ならば、俺みたいないじめられっ子、ボコボコにしたいんじゃないか、って思っただけ。


 「―――――…鈴鹿くん」
 「…っ!?なんで俺の名前知ってるんですか」
 「―――君のことを、僕は見ていましたから」
 「……ハ、?」
 「そんなことより。先ほどの発言は何ですか?僕が君に乱暴をしようと思うわけがないでしょう?それに僕は君に、
  『誰にやられた』のかと聞きましたよね?」


 オウジ君が、ほんの稀に廊下から見えるいつもの笑顔ではなく、とても真剣な顔で聞いてくるから、その時はオウジ君の少しおかしな言動もスルーしてしまって。


 「……誰、って…、何人もいたから。それになんでそんなことあんたに言わないといけないんですか。あんたと俺は赤の他人だよ。それに、この学校の人気者のオウジ君が、俺みたいな陰気ないじめられっ子と話してたらまずいんじゃない」


 我ながらよくしゃべったと思う。混乱していた。なんでオウジ君がそんな事を俺に聞くのか。口の端も中も切れていて、喋るたびに口に広がる血の味に顔を顰めながらボソボソと呟けば、オウジ君は形の良い眉を垂らして困ったように笑った。……なんでそんな顔するんだろう。


 「―――――君を助けたいんです。それが理由ではだめですか?」


 そして。とてもとても綺麗な微笑みを浮かべて小首を傾げるオウジ君に、俺はただただ戸惑った。








(  何が書きたかったかというと、文色くんと微璃のはじめまして絡みです。  )











2年前 No.132

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i














  「ぼーくらーはみんなーいーきてーいーるー」
  「……梓さん」
  「いきーてーいるからうたうんだー」
  「…梓さん」
  「てーのひらをーたいようにーすかしてみーれーばー」
  「梓さん」
  「まーぁっかーにーそまってるーぼくのおーてーてー」




  アメリカの人類学者ルース・ベネディクトは、日本文化を『恥の文化』とした。
  「人の目」を強く意識し、世間に対して恥をかかないことを第一に人々の言動が決められる文化の事である。

 だが、果たしてそれは俺の目の前にいる人物にも当てはまるのだろうか。いや、当てはまらない。もしそんな問いがあるなら、コンマ一秒で、いや寧ろ食い気味で答えてやる。仮に、彼が恥の文化に当てはまるとしよう。そうすれば、俺達一般人は、もうどの程度が恥なのかわからなくなってしまうに違いない。え?コレも恥のレベルじゃない?あれ?こんなことしても恥じゃないの?…大混乱である。所々が微妙に元の歌詞と違う有名な歌を熱唱しながら、嬉々とした表情で街路樹の根元の土を掘る彼の脳内辞書には、たぶん、いや確実に『恥』という一文字は綺麗にデリートされていることだろう。どこでデリートされたのかは不明だ。いや考えてみれば、そもそも最初から『恥』なんて概念が、彼の中に存在していなかったのではないか。


  「梓さん……恥ずかしくないんですか」
  「恥ずかしい?なんで?」
  「ベネディクトさん……ここにあなたの示した文化類型を悉く破壊する存在が…」
  「あはは、ヒナちゃん。日本はね、雑種文化なんだよ」


 その呼び方やめてください、と言おうと思ったが、口を噤んでしまった。自分の意志ではない。だが、少々驚いた。少しのキーワードを一人ごちただけで、恥の文化について悶々としていたことが相手に伝わったらしい。こういう所も梓さんを恐ろしいと思う所の一つだ。やること為すこと、9割がバカガキとしか思えない様なモノなのに、梓さんは頭がいい。天才は変人と、誰かが言っていたのはどうやら事実らしい。普段の行動を見ていれば、割り算もロクにできないような人に見えるのに。


  「雑種文化、ですか」
  「そうそう。日本の文化はね、中国や欧米とかそういう外国の影響が混入した文化なんだ」
  「…はあ」
  「だから、俺みたいなヤツがいてもね、何ら変な事じゃないんだよ?だよだよ?」
  「いや、梓さんは、別の所でも変人全開ですからね」
  「うわ、ひどい。クロエ、傷ついた」
  「どうぞご勝手に傷ついてください」





  (  飽きた。いみわかんね。また続き書くかも。不良共なのに、頭の良さそうな会話をしてる二人wwww  )




2年前 No.133

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i










 「………おい、今すぐブラッドさんたちを呼べ」




 前方を駆けていた仲間の一人が突然止まったと思えば、発したのがこの一言だ。俺たちが混乱するのも無理はないと思う。だが、仲間は頭の中の整理する猶予すらも与えぬかのように素早くこちらを振り返り、鬼気迫る表情で「なにしてる!さっさと呼べ!今すぐだ!」ともう一度告げた。意味も分からぬままに、俺が後ろに控えていた部下にブラッドさんを呼んでくるように指示をすれば、切羽詰まったような顔をした仲間が俺の元に駆け寄ってきた。何をそんなに慌てているのか皆目見当がつかない俺が怪訝そうに仲間を見れば、仲間は一言、「撤退だ」と呟いた。


 「撤退?ちょっと待て、なにを考えてる?もうじきアジトだろう?」


 俺の隣にいたもう一人の仲間がすかさず口を挟む。それは俺も思っていたことだ。だが、仲間の表情からして何かがあるんだということを察していた故に口には出さなかった。仲間は、俺の隣の男をぎろりとにらみつけた後、堰を切ったように口を開いた。


 「はやく撤退しろと言っている!死にたいのか!」


 ますます意味が分からない俺たちに焦れたのか、仲間はくいっと顎で前方を指した。怪訝そうな顔を保ちつつも、俺たちはその顎の指す向うに目を向ける。―――――丁度俺たちのいる場所は草木の陰であり、いい隠れ蓑になっていたのが救いか。………俺も横の仲間も、その前方にいる「クロ」を目に留めた瞬間、体が凍り付いた。




 「…………ま、じかよ」
 「うそ、だろ………なんでこんなところに、 ogress=@と  white fox≠ェ……っ!」








  (  あきた。また別バージョンか続きかを書きたい。  )






2年前 No.134

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i












 「……旦那様、奥様、得体のしれないヒゲオヤジがお見えになっています」
 「誰が得体のしれないヒゲオヤジだ、このクソガキ」




 俺とガキの立っている扉の奥から、げらげらと馬鹿笑いが聞こえて、俺はこめかみを引き攣らせた。
 去年から三百瀬家に住むようになったこのガキと顔を合わせるのは今日が実質初めてだ。遊夜や八都香から話を聞いていないのか、俺のことを最後まで警戒しながら心底嫌そうな目付きで見てくるこのガキに、俺も負けじと睨みを利かす。まだ幼いんだろうが、雰囲気が既に子供のソレではない。何やら秘密の詰まったガキのようだ。まあ、三百瀬家に関わってる時点で、普通の人間なんていねぇんだが。

 「月(ゆえ)。その人を通してくださいな」
 「はい、奥様」

 扉の奥から相変わらず穏やかな八都香の声が聞こえると、【ユエ】と呼ばれたガキは、躊躇いなく扉を開ける。へーへーなるほどね。誰にも心開いてなさそうないけすかねぇがきんちょだが、どうやら、この家の主たちは別なわけね。終始無表情のガキに、扉を開けたんだからさっさと入れ、と言わんばかりの冷めた目つきで見上げられ、俺は盛大な舌打ちをかました後に、ずかずかと扉の奥に進んだ。



 「やあ、ヒゲオヤジ」
 「殺すぞゲスマイル」
 「ゲスマイルって…、あはは、おもしろいな。ゲス、とスマイル、をかけたんだね?」

 中々傑作じゃん、と愉快そうに笑う遊夜に、俺は今一度舌打ちを零した。だが、そんなクソムカツク野郎の腕の中に納まっている小さな存在に気づき、無意識のうちに顔の筋肉が緩む。両親譲りの綺麗な顔立ち。琥珀色の瞳は母親か。髪色は父親だな。じろじろと観察を続けていると、遊夜も俺の視線の先に気付いたのか、親馬鹿丸出しのデレデレとした笑顔を浮かべて、自分の腕の中にいる少女の髪を撫でた。

 「可愛いだろう?もう二歳になったんだ」
 「へえ、八遊ももう二歳か」
 「やゆ、にちゃい!」
 「あーっ!もう可愛いなあ、八遊!」

 我が子のたどたどしく可愛らしい言動にたまらなくなったのか、遊夜が八遊を思いっきり抱きしめてその頭に頬ずりをする。……こりゃあ、三百瀬家現当主としてしか、コイツを知らない連中には間違っても見せられない光景だな。あいつ等に今目の前で繰り広げられている親馬鹿具合を見せたら、ショックで気絶しかねない。はぁ、とわかりやすく溜息をつけば、傍に座ってそんな様子を微笑んで静観していた八都香が苦笑気味に夫を牽制する。

 「あなた。八遊が潰れちゃいますよ」
 「つぶれないよぉ〜。八遊は父さんのこと好きだもんね?」
 「…くるしぃ〜」
 「あなた!」

 八都香にとっても大事な愛娘だ。ここで声を荒げるのも当たり前の事だろう。八遊がうーうー、と遊夜の腕から逃れようとしているから、ざまあみろと鼻でせせら笑ってやった。愛しい娘に拒絶され、愛する妻に怒鳴られた遊夜は、今は当主のときのあの冷酷で残酷な一面は全く垣間見えない。ぶすっと頬をふくらませた遊夜に、俺は先ほどの仕返しとばかりにげらげらと爆笑してやった。





 「しかし、八遊は将来美人になるだろうなぁ」
 「ああ、やっぱり、アーノルドもそう思います?」
 「そりゃ、2歳でこんな綺麗なツラしてたらな」

 遊夜の腕から脱出し、今は八都香の腕の中でうつらうつらとしている八遊を見ていれば、自然に口角があがってくる。

 「嫁になんて、絶対あげない」
 「あなた。それじゃあ、八遊が可哀そうですよ」
 「だって!八遊手放したくない!」
 「ガキかオメェは」

 やだやだ、と駄々をこねる遊夜に、これじゃあ先ほどのガキとどちらが年上なのかわからなくなりそうだと嘆息する。まあ、八遊や八都香といるときと、当主としているときのコイツは、もはや別人と言っても過言ではないのだが。そこで、先ほどのガキについて思い出して口を開く。

 「そういえば、さっきのガキ。あれが例の去年からココに住んでるってガキか?」
 「そうだよ。月はね、まだ10歳なのに、とても頭がキレる子でね、仕事もよくやってくれるんだ」
 「はぁ!?あいつ、まだ10歳か!?」
 「ふふ、そうは見えないでしょう。でも、月はまだ10歳なんですよ」
 「月には、忙しい僕等の代わりに、泣く泣く八遊の世話係もしてもらってるんだ」







 ( あきた。また続き書くと思う。ちょっと久しぶりで文章やら時系列おかしいかも、 )








2年前 No.135

げっこう。 @cluelparty ★E9LIe41JXI_mgE










 『――――これまでに10数名の死亡が確認されています。遺体はいずれも激しく損傷しており、犯人によってかなり一方的な暴行をうけたものとみられています。警察は、残虐な大量殺人として、犯人の特定を急いで―――』






 「怖い話だね」



 突然背後から聞こえた声に、びくり、と肩を震わせる。だが、その後鼻を掠めた甘い香りにうるさかった鼓動が落ち着いていくのが分かった。ゆっくりと振り返れば、にこりと自分に向けられる笑顔。それにへらりと笑い返せば、自分の持っていたスマホをとんとん、と指で叩かれて、「ここ、衣服を売っているところなんだけど。携帯でニュース見るんじゃなくて、服を見てよ」なんて。まあ、仰るとおりだ。大体、私だけだろう。こんなオシャレなショップに入って、服を一切見ずに、ワンセグで惨いニュースを見ている人間なんて。



 「どうしたの、このニュースそんなに気になった?」
 「いやー、なんだか、この犯人、すっごい恐ろしいな、って」
 「恐ろしい?」
 「だって、これ、単に暴行しただけじゃないような…。もっと、残酷でえげつなくて惨たらしい拷問みたいなの、してた、気がして、」
 「……――――へえ、すごいね。ニュースではそんなこと言ってなかったのに」


 少しだけ違和感の残る間があった後、くすりと笑みを零したその人に、私はなんとなく居心地が悪くて目を逸らす。ニュースでは確かに言ってなかったけど、これまでのこの事件に対するすべての情報から考えてみて、思いついた、私の勘、のようなものだ。こういうものを勝手に推測するのが、昔からの癖だった。だけど、今回ばかりは、これが当たって欲しくないなあ、と思う。なんでだろう。いや、まず、人が人を拷問なんて実際にあってほしくないから、なのだけど。なんだろう。他にも理由がありそうで。でももやもやしてて、よくわからない。



 「…で、今日はもう服は見ないの?」


 んー、と一人で唸っていると、甘いマスクのその人が片眉をあげて問うてくるものだから、私はいそいでケータイをポケットにしまって、見ます見ますと両手をぶんぶん振った。その人は、そんな私を見て、またくすりと笑みを零す。そして不意に私の瞳を見つめると、その形の良い唇をゆっくりと開いた。


 「………君も、気を付けるんだよ」
 「え、?」
 「ゴーモン。―――――されないようにね?」


 にっこり。いつも通りの笑顔。いつも通りの声。それなのに、変な汗が全身から吹き出してきて、なんだか急にその人が怖くなって。思わず一歩後ずさると、くつくつと喉の奥で笑うその人は、「ごめん、じょーだん。でも、危ないのはホントなんだから夜道とか気を付けてね」と軽い調子で言い放って、レジの方に戻っていく。それでも私はなんだか怖くて。結局、服を一切見ないまま、そのショップを飛び出したのである。












 「あーあ、帰っちゃった。怖がらせちゃったなあ」



 少女が走り去った店内では、先ほどの男が目を細めて少女が出て行った先を見つめていた。ゴーモン。彼女の口からそう出た時には、思わず笑ってしまいそうになった。いや、笑ってしまったのか。ゴーモンゴーモンゴーモン。男の中で反芻するその言葉は、男の口元に自然に歪んだ笑みを形成させていく。だが、同僚の女によって、それは霧のように消えた。


 「ちょっと、タマユラくん。お客さんナンパしてないで接客してよー」
 「いやだなあ、ナンパなんてしてないですよ。ほんの―――」



  …―――くだらない話、です。












 (  ひさしぶりんりん。何書いてるのか自分でもわからないんいん。とりあえず、玉響くんですんすん。  )






2年前 No.136

げっこう。 @cluelparty ★E9LIe41JXI_mgE









     雹:…お前、中学生に飼われてるんだって?
     千愛:か、飼われてるとか言うなよ!養われてんだよ!
     一歳:……一緒じゃないかなあ、千愛
     リリー:ヒトトセ、超どうでもいいから、どっか遊びに行かない?
     千愛:リリー……相変わらず超絶ブリザード…
     雹:……よかったな、飼い主が見つかって。
     千愛:だーかーらっ、俺を犬扱いすんな!
     一歳:千愛、その中学生の子は可愛いの?僕の弟もね、中学生なんだけどもうすっごくかわいくて――(以下略)
     リリー:論点ずれてるよ、ヒトトセ。可愛いなあ
     雹:……で?いつまで飼われてるつもりだ?
     千愛:だから飼われ……ああ、もういいやめんどい!できたらすぐにでも引っ越したい!
     リリー:なにいってるんだ、引っ越す家なんてないだろう
     千愛:そうなんだよ!そこが問題!だから、誰かいい案ない?
     一歳:ねえ、千愛。その子の中学校ってどこ?もしかしたら弟と一緒かもしれないなあ、ふふ。
     千愛:おっけい、ヒトくん一回だまろっか!
     雹:…ダンボールで家でもつくったらどうだ。
     リリー:いいね、中々名案だ。
     一歳:捨て犬みたいになっちゃうよ、千愛が。あ、でも結構かわいいかもねぇ

     千愛:…………頭いいこいつらならいい考えくれるかもとか一瞬でも思った俺がバカだった。




   ( 大学生ずの会話。みんなのキャラが定まってないところもチラホラあるので、キャラ変更可能性あり。 )











2年前 No.137

げっこう。 @cluelparty ★E9LIe41JXI_mgE









    【 大学生ずの超簡単説明 】





    ⇒ 日比谷 一歳 ( ひびや ひととせ ) 男 20

      ・日比谷家四兄弟の長男。頼れるお兄さん(家では)
      ・このメンツの中だとお兄さんというよりは可愛がられるポジ。
      ・でもたまにキリっとしてお兄さんらしい言動をする。
      ・普段はふわふわ温厚な天然さん。
      ・だが頭がよく意外に策士。スイッチ入らないと発揮されない。
      ・大学ではその甘いフェイスにより、王子様と呼ばれている。


    ⇒ 白波 雹 ( しらなみ ひょう ) 男 20

      ・outlaw≠フ白波霙の兄。白波家の長男。もう一人妹がいる。
      ・ザ・クール。常にローテンション。
      ・このメンツの中では常識を持っている方。
      ・ただ、千愛をからかうのには余念がない。
      ・ぎゃーぎゃーうるさい面子を治めることはせず、放任。一人でどっか行く。
      ・根は優しいが、眼光鋭く、口数も少ないので恐れられている。
      ・なんてったって、元ヤンだもの。

    ⇒ リリー・メリック ( ――― ) 男 20

      ・作者が頂いたお子様。外国人である。
      ・詳細はリリーのぷろふで。()
      ・好きな人と嫌いな人への扱いの差が激しい。
      ・まあ、このメンツは好きな様子。
      ・特に一歳がお気に入り。恋愛感情かどうかは不明。
      ・千愛によく毒を吐く。

    ⇒ 鴻江 千愛 ( こうのえ ちあき ) 男 20

      ・ただただ不憫な人。
      ・このメンツではまず雹に鋭く一瞥され毒を吐かれる。
      ・その次に、リリーに笑顔やどうでもよさそうな顔で毒を吐かれる。
      ・一歳は穏やかな微笑みのまま、関係のない話をはじめる。
      ・面子に手を焼きまくって火傷しまくりの苦労人。
      ・困っている人をほっとけない様な優しい人。でもよくそこにつけこまれる。
      ・でもなんだかんだいって、このメンツはすき。





   (  変更あるかもですが。大学生ず、すきだぜい! )






2年前 No.138

げっこう。 @cluelparty ★J7e0cRdexu_mgE











 「……なに、アンタまた来たの」




 心底興味なさそうな抑揚のない声に、思わず僕は苦笑した。懲りないね、なんて言葉は続かないけれど、伏し目がちのぼんやりとした瞳の奥で、彼がそう呟いているのがなんとなく感じられる。彼―――――白波霙の元に通いだして、はや何週間だろうか。同じクラスだとはいえど、授業にもロクにでない彼は神出鬼没。見つけ出して、追いかけるのは聊か楽な仕事ではない。だが、こうやって、僕がしつこく彼の元に来続けるのは、勿論理由がある。




 「――――白波くん。outlaw≠ノ入ってください」
 「………まぁた、それ?聞き飽きちゃったよ、俺」


 はぁ、と分かり易く溜息をつき、近くにあるポテトチップスの袋を徐に開け、中見を頬張る彼。今日も変わらず、断固拒否の姿勢のようだ。








  (  あきた。まあ、またいつか続きを書くだろう。蹈鞴が霙を勧誘し続けるトコ  )






2年前 No.139

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i













 ――――一目惚れなんて、と、鼻で笑っていた俺が、まさかソレをしちまうなんて。








 「キャー!やっぱ金雀花くんかっこいいー!」
 「キャー!オウジー!こっち向いて―!」



 廊下を歩けば、あちこちから聞こえる黄色い歓声。俺が曖昧に笑って手を振っていれば、「…お前如きがあのような雑音に浮かれていてどうするんです?そのバカ面をどうにかしていただきたい」――なんて、横から冷たい声が。おまけに最後に今だ騒ぎ続ける女子たちに「煩いので黙ってくれませんか?低能なゴミども」と笑いかける様は圧巻の一言だ。いやまじで。そして怖い。そしてそんな言葉に女子たちが頬を赤く染め上げている光景が、もっと怖い。いやいや君たち気づいて!罵られてるんだよ!!


 「うかれてねーしー。でもなんか、無視ってかわいそうかな〜って思ってさ」
 「お前にカワイソウだなんて思われた日には、川に身を投げます」
 「おっと。さっきからグサグサくるねぇ、そよりん。俺、ちょっとコーフンしちゃう」
 「滅びろカス」


 そんな会話をしながら廊下を歩く俺は、金雀花茜。中学二年。んで、隣は大君ケ畑微璃。同じクラスのクラスメート。よくわかんねぇんだが、なぜかよく一緒にいる。そんでもって、あんまり興味はないんだが、俺と微璃は、この中学で『二大王子』としてもてはやされているらしい。ただ、残念なことに、俺ってば、腐女子さんが喜ぶ類の方の人間だし、自他ともに認めるド□だし。まあ、ホモってことも、ド□ってことも、今のところ微璃にしかオープンにしてないんだけどよ。あ、ちなみに、微璃は言わずもがなドSね。だから最近俺、微璃の罵りを浴びすぎて、ド□ってことがバレそうなんだよね。だから、若干危惧してる。
 ん、まあ、そんなことはさておき。俺はいま、そよりんの図書館行くのについていってる。まあ、本当のことを言えば、俺が勝手についていってるだけなんだけど。


 「そよりーん、また難しい本借りんのー?」
 「うるさいですよ、羽虫」
 「俺人間ね!!」


 ったく。そよりんと会話してると、なに話しかけても罵倒が返ってくるから、まともに会話できた試しがないと思うんだよね、俺。優しい言葉、俺にかけてくれたことなんてないからな、あいつ。一応ド□ってことを学校の人達に隠している俺と違って、そよりんはフルオープンに鬼畜ドSだ。…まぁ、ここではなぜかそれが受け入れられちゃって、イケメン+ドS+敬語でさらに人気高まってるらしいけど。


 「僕は、借りに行ってくるので、お前は自分の首に手でもかけてくつろいでいてください」
 「くつろぐ仕方!!」










  ( おひさしぶりんりん。文章力がさらに落ちた。またつづきかきます。  )







1年前 No.140

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i








 どろりん。どろりん。
 傷口から溢れ出る憎しみは、やがて僕を包み込むのでした!


 どろりん。どろりん。
 ぱっくりとあいた君の心に、僕の愛(苦しみ)をあげましょう!

 どろりん。どろりん。
 口の端から垂れ落ちた愛情に、真っ白なハンカチを!






 ( どろりんりん。ヘドロみたいな愛で君を汚したい )






1年前 No.141

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i

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10ヶ月前 No.142

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i









 「キョウゥーちゅーしてぇー」







 はいはい待て待て俺。気を確かにもて俺。目の前にちょーぜつ可愛いつーくんがいるけど間違っても手ェ出すな俺。この頬真っ赤で目もトロンとして舌足らずで迫ってくるつーくんを潔く振りほどけ俺。


 「キョウぅ」
 「…――っだー!!!つーくんまじで今の状態で近寄んないで!?俺まじやべぇんだァ!!」
 「ちかよっちゃ、だめ、なのか…?」
 「…………――っだー!!うそだぁ!!むしろバンバン寄ってきてくれェ!!可愛い愛でたいなにこのつーくんんんん!!」
 「ふふ、きょーぉ」


 ―――――そうじゃねえだろ俺のばかやろおおおおお!


 つーくんのあまりの可愛さに負けて迫ることを許可しちまう俺、マジ馬鹿!!でも離したくないこのつーくんを!!…ハイ阿呆な俺!!





 慣れないお酒を飲んで、リンゴみたいにまっかっかでふにゃふにゃとしたつーくん。いつもは落ち着いていて硬派なのに、今はすりすりと俺にすり寄ってきては、甘い声で何度も俺の名前を呼んでくる。あ、上目遣いまでしてきた。え、やばい俺。やばいやばい。リアルやばい。ふつーに、ちょっとでも、今、タガが外れたら、押し倒して服剥いてメチャクチャに抱く。つーくんがイき狂うまで抱く。絶対そーする。でも、それをやらない……っつーかできないのは、こんな俺の妄想を現実化すると、ノンケのつーくんとは今後一切口をきいてもらえなくなるし、何より魔王おしずチャンに殺される。


 「……つーくん、酒弱いのなァ…?酒飲むと、やべぇんだなァ…?」
 「ふふ、おれ、さけ、つよいもんなー?」
 「……………っかわええちくしょおおおおお!」


 俺の肩にもたれかかったつーくんの綺麗なダークブラウンの髪を撫でながら、半ば譫言のように呟けば、撫でられるのが気持ちいいのか、上気した頬をふにゃりと緩ませて目を細めながら甘い甘い声で、俺を誘惑するつーくん。え、何この子?確信犯なの??え??辛すぎるんですけどこの生殺し。生き地獄もいいとこだぜェ?

 このままだと完全に理性がふっとぶ自信があったから、さっさと大魔王おしずチャンを召喚しようと、俺はスマホを取り出し、着信履歴の一番上にある、鬼畜ドS仮面王子サマの名前をタップした。無機質な呼び出し音ののち、いつものように静かなトーンのおしずチャンの声が聞こえる。


 「何かやらかしたんですか、恭雅」
 「おい、開口一発目がそれってどうなんだァ?」
 「おや、恭雅が開口なんて言葉を知っているなんて。明日は槍でも降るんでしょうか?」
 「テメェ馬鹿にするのも大概にしろよォ!…っつーか、今はそれどころじゃねぇんだよォ!」
 「…どうしました?何か切羽詰まっているようですが」









( ねむいから、いったんきる。久々にかいたよこのトリオ。すきだ。 )






7ヶ月前 No.143

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i









 八遊、ごめんね。
 君を普通の家庭の子供として産んであげたかった。
 こんな血みどろな裏社会の闇に巻き込みたくなかった。
 僕が普通のお父さんで、八都香が普通のお母さんだったら、
 君はきっと、汚くて恐ろしいこんな世界には関わらなくてよかったよね。

 ごめんね、八遊。








 「――――…しゃん、ぅしゃん、おとうしゃん」




 ぺち、とかわいらしい音と共に、小さい子供特有のもちもちとした柔らかな感触が僕の腕にあたる。はっと我に返って、柔らかな感触のぬしに目を向ければ、赤みの差した頬をふにゃりと緩ませた八遊が不思議そうに首をかしげながら僕を見つめていた。どうやら、ぼーっとしすぎていたみたいだ。八遊の傍は、とてもあたたかくて、たまにトリップしてしまう。


 「ごめん、八遊。おとうさんのこと、よんでたかい?」
 「うんー!あのね、やゆね、おままごとするの!おとーしゃんもするの!だからよんでたの!」
 「そっか。ごめんね、ぼーっとしてたみたいだ。おままごと、素敵だね」
 「やゆはおかーしゃん!おとーしゃんは…」

 こてん、と首をかしげながら僕の配役を考える八遊に自然と頬が緩む。まだ、穢れも影も何も知らない純粋無垢な愛しい我が子。大事な大事な、たった一人の僕の娘。できることなら、このまま、君には穏やかな平和な生活をしてもらいたい。この三百瀬家に生まれてしまった以上、それは叶わぬ願いだとはわかっている。だけど、どうしても、このあどけない笑顔が壊れてしまう事を考えたくないのだ。部下たちに聞かれたら、甘い親バカだと笑われるだろうね。それでもいい。実際そうだし。

 「おとーしゃんは、おじーちゃんね!」
 「…っん!?」


 感慨に耽っている僕の思考を一瞬にして現実に戻したのは、きゃっきゃと喜々とした声の八遊の言葉。…え??今、八遊、おじーちゃんっていった??僕、おじいちゃんするの?僕一応まだ29なんだけど…。ってか、普通、八遊がおかあさんなら、僕がおとうさんだよね?娘がよくパパと結婚する―!って言ってくる的なあれじゃないの、これ?え、ちょっとショックなんだけど、僕。



 「や、八遊〜?どーして、おとーさんはおじーちゃんなんだい?おとーさん役はどうするんだい?」
 「おとーさんやくはねぇ、……ゆえ!ゆえがするの!」
 「ゆえぇ!?」


 思わずドスの効いた声が喉から飛び出てしまった。なんでリアルおとーさんの僕を差し置いて月??あの子もまだ11だけど!?僕が納得できませんオーラを出しているのにも気づかない無垢な愛娘は、せっせと可愛らしい動物の柄があしらわれた子供用食器を並べてセッティングしている。そして、ほぼセッティングが完了したであろう頃をまるで見計らったかのように、控えめにドアのノック音が部屋に響いた。


 「月だろう?入りなよ」
 「失礼いたします」


 洗練された身のこなしで一寸の無駄な動きもなく入室してくる月は、おおよそ11歳には見えない。


 「どうしたんだい?おままごとのお誘いを事前にもらっていたのかい?」
 「おままごと…?いえ、私は、旦那様にお伝えしたい事がございまして」
 「あれ、ちがうの?」
 「?…はい、おままごとをするというのは予定に入っておりません」
 「あ、そうなんだ…。え、それで伝えたいことって?」
 「奥様が、旦那様が昨日、奥様の大事にしていた花瓶を割ったとおっしゃっております。お説教をしたいので、呼んでくるように、と言いつけられましたので、奥様の部屋にご足労いただけますか?奥様がお待ちです」
 「げっ」


一瞬にして顔が歪む。あれー、なんでばれたんだろう。八都香は相変わらず勘が鋭いなあ。わが嫁ながら、困っちゃうよ。ははは。笑えないね。脳裏に、普段はほんわかと穏やかな妻が般若の形相で仁王立ちしている画が浮かぶ。っと、こうしちゃいられない。さっさといって土下座でもしてくるかな。待たせると待たせるだけ事態は悪化しちゃいそうだしね。


 「…はぁ、わかったよ。八都香のところにいってくる。その代わりに、月、おまえは八遊を見ていておくれ」
 「かしこまりました」
 「予定にはなかったようだから、今、新しく予定に追加しな。おままごとの“おとーさん”」
 「…オトウサン??」


 表情に変化は見られないものの、小首をかしげる月に、僕はつんっと顔をそらす。少々困惑しているようだけど、僕知らない。いじけてるし。すたすたと部屋の扉の方に向かえば、後方から八遊の可愛らしい声がする。


 「おとーしゃん、いっちゃうの?」
 「旦那様は用事がございますので、私がお相手いたしますよ、お嬢様。何なりとお申し付けください」
 「ゆえがおままごとしてくれるなら、おとーしゃんいいや!」
 「……ああ、このことですか、“オトーサン”というのは」

 娘にすんなりと切り捨てられて、心がズタズタな僕は、恨めしそうに振り返る。そこには、楽しそうに笑う愛娘と、それをぎこちないながらも優しげな瞳で相手をする月。一年前は、八遊にもそっけなかったくせに、ずいぶんと知らないうちに心を開いたみたいだ。普段は表情の変化が乏しく感情がよめない月だけど、八遊の前だと笑ったり優しくなったり、感情が動くんだよね。うーん、なんだろう。このもやもやは。うれしいはずなんだけど、どーも気に食わないぞ。娘が息子のように扱ってきた少年に横取りされた気分だ。ってか、まさにそんな助教だよね。ぶすーっとした顔で、二人を見つめていれば、視線にいちはやく気づいた月が、すっと立ち上がり「いってらっしゃいませ。ご武運を」と丁寧にお辞儀をしてくる。そして、隣にいる八遊も、ふにゃっと笑って「おとーしゃん、またあとでね。やゆのあたまなでてね」と手を振ってくる。……二人ともなんだかんだかわいいんだからなあ、もう。



 僕は二人に笑いかけて、そっと穏やかなひと時を過ごしている二人の部屋の扉を閉めた。












  ねえ、八遊。
  こんなけがれた世界に産まれさせてごめんね。
  純粋無垢な君も、いつかは血と闇で汚れてしまうだろう。
  きっと、普通の世界の何十倍も、つらいことやきついこともあるだろう。
  残酷で冷酷なこの裏社会で、人を信じられなくなるかもしれない。
  ごめんね。それでも、

  うまれてきてくれてありがとう。僕はきみを愛してるよ。











  ( 眠すぎてなにかいてるかわかんなくなった。駄文すぎてさすがに笑える。あとでもうちょいちゃんとしたのかこ・・・ )





7ヶ月前 No.144

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i

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3ヶ月前 No.145

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i








 「………ねぇ、ひないち、」






 彼女にしては、弱弱しい声音だった。疲れているのだろうと勝手な憶測で振り返ってみれば、少し後ろを歩いていた梨世が不安げな瞳で此方を見つめていて。思わず立ち止まった。どうしたのだろう。バレーボール選手としては小さめの身長の少女が、自分の高身長とも相まって、いつもより数段に小さく見えた。


 「だいじょうぶだよね?」


 震えていた。声も、身体も。それに気づいたときには、もう既に李世は瞳から大粒の涙を流していて。慌てて近寄って涙を拭ってやれば、いつも天真爛漫な彼女にしては、とても、―――とても静かにわたしに抱き着いてきた。いつもなら、ぐふっ、て口からうめき声を発すことが必須なのに。まるで、わたしが繊細な何かで、優しく扱わなければ壊れてしまうかのように、李世はわたしに抱き着いてきたのだ。なんだか胸のあたりがざわざわする。なんだか、きもちわるいなあ。やめてよ、李世。あんた、そんなことするキャラじゃないじゃん。



 「…どうしたの、いきなり」
 「……わたしたちは、だいじょうぶだよね…?」



 嗚咽を飲み込みながら、私の練習着に顔を摺り寄せて小さく呟く李世。くぐもったソレが、何を意味しているのか、なんとなく分かってしまった私は、空中で彷徨わせていた左手をそっと私の胸のあたりに顔をうずめて泣いている少女の頭におく。ああ、李世。李世も分かっちゃったんだね。とうとう、「ヒビ」が入り始めていることに。気づいちゃったんだね。






 「―――――御神楽は、ずっと、最強で、仲良しで、皆ひとつ、だよね、?」






  その問いに、私は答えることができなかった。

 脳裏に、決して一番になれないコトから、どす黒い感情と劣等感に苛まれ始めた、あの子が浮かぶ。完璧のように見えた、絶対王者の私たち、【御神楽】というパズルが、パラパラと□がれ落ちていっている。私たちの絆のピースが、ぽろぽろと陥落していっている。それに気づき始めた選手が、もう此処まできてしまった。きっと、いつも空気を読まない破天荒でじゃじゃ馬の李世が気づいてしまったという事は、きっと他のメンバーはみんな気づいているんだろう。もう、今までの【御神楽】じゃないことに。もう、


 あのころの、御神楽には、戻れないという事に。










   (  久々にバレーボールしてたら、こいつら書きたくなったけど、内容がくさいうえにカスすぎてワロタ  )








2ヶ月前 No.146

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i










また一人。また一人。死んでいく。

 俺の周りにいるから。また一人。また一人。苦しみながら死んでいく。



消さないでくれ。俺の繋がりを。やめてくれ。もう――――――











  「――――…たん、ヒサメたん」
  「…――っ!」




 ガバリと起き上がる。ハア、ハァ、と荒い息を整えて、横を見れば、見慣れた顔がにこにこと今日も嘘臭さ満載の笑顔で座っていた。寝起きというのに、流石は殺し屋というべきか、そんな嘘くさい笑顔を張り付けた男に向ける視線は常人ならば足も竦み震えあがってしまうほどの威圧感をもっていた。だが、その男にはそんな射殺しの視線も効かない。ただただ、笑っているだけだった。



  「おはよー、ヒサメたん。よく眠れた?」
  「…お前が起こしたんだろ」
  「あっはぁ!そうだっけー?とりあえず、汗すごいから湯浴みしてきなよぉ!」
  「……チッ」




飄々とした様子の男に、舌打ち。そしてそこで初めて自分が着流しを濡らすほどに汗をかいていたことに気づいた。魘されていたからか、若干肌蹴た胸元からまた、たらり、と汗が滴る。
  ――――相も変わらず胸糞悪い夢だ。いつになったら見なくなるのか。
 くしゃり、と自分の前髪を手のひらで潰してみて、息をつく。一週間に一度は見る悪夢。ただただ、人が死ぬ夢。ただただ、自分の周りから何もいなくなっていく夢。


  「―――――今日もつらかったねー」
  「…あ?」
  「いっぱい苦しんでたじゃん。大丈夫だった?僕ちん心配で駆けつけてあげたんだよー?」
  「……テメェ、“読んだ”な」


 布団から上半身だけ起こしたまま動かないヒサメに、ただじっと笑顔を張り付けたまま隣にいた男が口を開く。だが、その男が言葉を発するたびに、ヒサメの眉間の皺が深く、深く刻まれていった。そして、男がこてん、と小首を傾げて笑った瞬間、ヒサメは憎々しげに男を睨み付ける。先程の睨みとは段違いの殺気。庭の木々で囀っていた小鳥たちが一気に羽ばたいていく。それほどの殺気だった。しかし、男は、そんな小鳥たちの逃亡を横目に、はあ、とわざとらしく息をついた。


  「あのねー、そんな殺気とばされても、僕ちん困るんだけど―?ってか、毎回言うけど、僕ちん悪くないからねー?ヒサメたんのその定期的な【悪夢】のとき、ヒサメたん、凄まじい感情の膨張があるからさあ、僕ちんでも防ぎきれないんだよー?もー、ほんとめいわくー。おかげでこっちは、聞きたくもないヒサメたんの負の感情が子守歌になってるんだからさー」
  「………知るか。なら俺を殺せばいいだろ」
  「またまたぁ。そんなの許してくれるわけないじゃーん!なんなら僕ちんが殺されちゃうかもだしぃ?そーれーにっ、僕ちんはヒサメたんの唯一のお友達なんだから、僕ちんいなくなったら、寂しいのはヒサメたんでしょー?」
  「……お前は俺の【道具】だ。それ以上でも以下でもない。これ以上調子乗った口きいてみろ。お望み通り消してやるよ。今、ここで」
  「わーっ、ヒサメたんったら、タンマタンマ!ってか、僕ちん死にたいなんて言ってないしー?」
  「…ぎゃーぎゃー喚くな。お前の声が障るんだよ」
  「…ぐすん。今日も朝から冷たいなあ、僕ちんほんとにヒサメたんのこと心配だったのに」
  「抜かせ、【サトリ】。俺は朝からお前の面見て最悪だ」


  ぐずぐずと嘘泣き全開の男を軽く無視し、ヒサメは立ち上がる。今日も最悪の寝起きだった。乱れた着流しを軽く整え、ヒサメは未だ座り込んでぶーたれている男には目もくれず、風呂場へと向かう。


  「…………ヒサメたん」


  そこで今までいじいじと畳の升目に指を這わせていた男が口を開いた。ヒサメは振り向かない。それでも、男は続けた。


  「――――ヒサメたんは一人じゃないよ。ヒサメたんが死ぬときに僕ちんも一緒に死んであげる。ヒサメたんと僕ちんって、友達だからねー」





 ヒサメはその言葉に何の反応もせずに浴場へと消えていく。だが、残された男は、笑顔の仮面を外し、へらりと小さく小さく笑った。





  「このツンデレさん」










  (ヒサメたんと遊欺のペアもすき。文章逝ってるけど。遊欺はサトリだから、ヒサメたんの
   心が見えたんだろうねえ。かわいいなあ二人とも。最後には遊欺に死んでもらって、
   ヒサメが動揺するところ書きたいなあ。)




28日前 No.147

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i











   「っはなせっ…!依於!たすけっ…」
   「んー、助けないよ?」
   「えっ…」
   「だって、前も言ったじゃん?俺、NTR好きだって。俺、ほかの誰かにヤられてるお前見ると、ちょー興奮するんだよね。今もやべえもん。ガン勃ち。ってことで、みなさん続けて続けて?」
   「依於っ…!いおっ、たすけてっ、いお!」
   「亜伊織(あいおり)ィ、俺をあんまり煽んないでくんない?お前のその切羽詰まった声で、軽くイきかけたじゃんかよー」
   「いおっ、やだっ、俺いお以外にヤられたくないっ…やだっ」
   「いいね。拒めば拒むほどヌけるってもんよ。ああー、亜伊織さいこう。愛してるよ」
   「いおっ、いおっ、いっ…やめっ、」





    歪んだ愛のカタチ。




  (NTR好きの彼氏依於(いお)【♂】とごく普通の依於大好きな彼女亜伊織(あいおり)【♂】。)
  (亜伊織は日々こーゆーことされてる。時には依於が仕組むこともある。亜伊織かわいそう)





28日前 No.148

げっこう。 @cluelparty ★GgyeEZI3Vy_m9i









  「……そこに転がってるのって、もしかしなくても俺の愛しのヒナちゃんだよね?」




 こてん、と首をかしげる様は、まったくこの状況に似つかわしくない。ってか、なにが俺の愛しの、だ。いつものようにツッコミを入れようにも、口を開けば、喉から浅い呼吸しかでてこない。あのゆるっゆるな背中にビンタの一つでも入れたいが、足も手もぴくりとも動かない。唯一動くのは眼球くらいか。あー俺の役立たず。何がナンバーツーだよ。こんな無様に相手にやられて、正直この人に顔向けできない。俺はスタスタとこちらに歩み寄ってくる人影に顔を顰めた。


  「………ぁ、ず、」
  「あー喋んないで喋んないで。喉痛いでしょ?今ね、十歳も夕景も慈雨もみんなこっちに向かってるよ。みーんな、ヒナちゃんが単身で乗り込んだこと怒ってたから気を付けた方がいいよ〜?」


 あーこわい!こわいねえ、ヒナちゃん!なんて言いながらにやにやしてくるこの人に俺は、毒牙を抜かれた。別に場を和ませようとかいう気はないのだろう。この人の元々の性格だ。きっと何も考えずに思った通りのことを口に出しているだけだ。あと空気が読めないだけ。ただ、俺はいつも通りのこの人に少し安心した。


  「…………ヒナちゃん。言っとくけど、俺も怒ってるからね?」


 そしてすぐに安心したことを後悔した。ちがう。この人は、いつも通りなんかじゃない。本当に、怒っている。それが理解できたと同時に、俺の体温が急激に冷えていくように感じた。さっきまでのこの人が、基本的いつものこの人なのだ。でも、今俺の目の前にいる、どす黒いオーラ全開のこの人も、この人自身なのだ。


  「…っめ、ん、なさ、」
  「謝るな」


 張り裂けそうな喉から微かに血の混じった言霊を吐き出せば、すぐにぴしゃりとその言霊は地面へたたきつけられた。一気に体が縮こまる。いつもはこの人にがんがん暴言はいたりしている俺だが、やはり、根本にあるのだ。この人への【尊敬】と【畏怖】が。唯一動く眼球をきょろきょろと忙しなく動かしてオロオロとしていれば、この人は急に立ち上がった。


  「……やられた相手は、奥にいる?」


 俺に背を向けたまま、この人は問う。俺は返事の代わりに喉からひゅう、と小さな空気を吐き出した。それを肯定と受け取ってくれたらしいこの人は、すたすたと奥に向かっていく。怒っている。俺がこんな連中に負けてしまったからか。俺が誰も巻き込ませまいと勝手に単身で乗り込んだからか。何に怒っているのか。俺が動けぬ体のまま思案していると。



  「―――――芳乃」



 めったに。滅多に呼ばない名前を呼ばれた。俺のことを、ヒナちゃん、じゃなく、芳乃、と。戸惑いながらも、動かせぬ体ゆえ、耳だけ峙たせる。



  「……よくがんばったね。おつかれさま」



  体が動かないから、この人の顔は見えない。でもきっと、笑っていた。
  そして、俺の頬からは静かに涙が伝って落ちた。













     *

















  「ヒ、ナ、ちゃあああああん!ヒナちゃんが負ける相手だからどんなのかと思ってみればさー!ヒナちゃんが結構深手を負わせてたから、瞬殺しちゃったじゃんー!あっけなさすぎたよ!」
  「梓さん。芳乃今入院中なんですから、そんなバカでかい声ださないでください」
  「なぬ?なるほど。ヒナちゃんが不在の間は、十歳が俺のツッコミにまわるわけだねー?」
  「死んでもいやです」
  「がびーん!なんでこんなに後輩たち辛辣なのか意味わかめー!ねー、ヒナちゃんもそう思うよねー!?ねー!?」



  「っるせえんだよ、バカトップがあ!入院中くらい静かに寝かせろやあああ!」










  ( なんだこれっていうよくわからない話ができました。最近くさい話が好きです  )






28日前 No.149
ページ: 1 2

 
 
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