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◇ ばっどえんどはすぐそこに ◇

 ( 書き捨て!小説 )
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宥杜、 ★xcNvcSGfIA_GTN


 ◇

 少年A『 You are crazy. 』
 少女A『 He told me I'm crazy. 』
 老爺A『 I thought it was madness. 』
 少女A『 I am not convinced with that!!! 』

 少女A=宥杜、
 少年Aと老爺A=ふぃくしょん。作り事。虚構。架空の人物なり。




 ・適当に思い浮かんだ言葉を綴っていきます。
 ・面白くもつまらなくもない、何の感情も芽生えさせない、そんな宥杜さんの世界。
 ・主は腐ってます。たまにそう言うの出てくると思います。いや、出します。
 ・見るも見ないも自由。









  狂った狂った僕の、濁った濁ったアイコトバ。

  ◇

5年前 No.0
ページ: 1


 
 

宥杜、 ★xcNvcSGfIA_GTN

◇.

「ねーねー知ってましたかー?今日でこの世界は滅びるそうですよー!『冗談だ。』って?いえいえ、そんなくだらない嘘なんて吐きませんよー。これは真実なのです事実なのです貴方々が受け入れるべき世界なのです!故に『そんな嘘吐くくらいならもっとマシな嘘を吐け。』なんて言う文句は受け付けませーん。今宵、世界は永遠に睡るのです。生存者等誰一人出しませんよ!貴方々はわたし達の駒に成る為に生まれてきた存在なのですから!解ってますよね?駒と言うのは動かす人、つまり支配者が居るからこそ成り立つモノなのです!貴方々は選ばれし駒。駒は支配者の言う事を聞き、ただそれに従うだけの道具!だから今此処に生きている!!!命有るものいつかは了を迎えるのです。そう、それが―――!」


ブチッ。
俺はテレビ越しに映っていた緑色の髪をした少女の熱弁していた姿を脳裏に焼き付けたまま、テレビの電源をOFF状態にした。
「世界が了。」だと?馬鹿馬鹿しい。とっくにエイプリルフールは過ぎたと言うのに、まだ馬鹿な事を考える奴も居るもんだ。
傍に置いてあったスナック菓子を口に放り込み、暫し考える。
でも―――案外面白いかも知れない。人間と言うモノが極限状態に陥ったとき、一体どう言う反応を見せるのか、興味はある。
泣き叫び、喚くのか。楽になれると、顔を綻ばせるのか。このどちらかだろう。
簡単に言うと、生きたいと思う人間か、逝きたいと思う人間か。
自然と口元が緩み、笑みが零れる。可笑しい訳でもないのに、俺は笑っている。


「さあ、始めようか。この了なき遊戯を―――――!」


そう、支配者、つまり今日このクニを統べる存在となるのは、俺の事だ。
馬鹿な事を考えている奴とはつまり俺。生きているモノを殺めるのも俺。







俺は今宵、この世界を全て喰らい尽くした。

5年前 No.1

宥杜、 ★xcNvcSGfIA_GTN

◇.

苛々、苛々。
今僕の脳味噌、肉体、精神、何もかもが最高潮で苛ついている。
僕の視線の先には―――、柊( シュウ )と仲良さげに話す心哉( ジンヤ )の姿があった。
時折楽しそうな笑い声が教室に反響する。柊は身振り手振りを加え大袈裟に話し、心哉はその光景を口元に手を当てて上品に笑う。
正直、僕は別にあの二人と仲が悪い訳では無い。寧ろ何方かと言えば良い方だと自分では思っている。
ただ―――、僕は楽しそうに笑っている$S哉に納得がいかないだけ。
何故、僕以外の奴と楽しそうに笑う?何故、僕以外の奴と絡む?何故、僕以外の奴を―――。
考えるだけ虚しくなってくる。こんなにも、心哉を想う事はいけない事なのだろうか。
一人の人としてそういう目≠ナ見てしまう事は、いけない事なのだろうか。


「おーい、裄名( ユキナ )!お前もこっち来いよ。ほらほら。」


急に僕の苗字を呼ばれ、肩がビクリと震える。裄名、と言う女々しい苗字は、僕は途轍もなく嫌いだ。
――けど、心哉に呼ばれるのは心地良い。僕が僕である意味が有ると思えてしまう。
だが、今の僕には気分が乗らない。楽しそうに笑う二人を遠目で見るのも吐きそうな程気分が悪かったのに、近付くと尚更気分が沈む。


「いや、遠慮しておくよ。僕はもう少しボーッと思いを馳せていようと思っているんだ。だから、ごめんな。」


苦笑混じりの表情で答える。すると心哉は「そうか?」と訝しむ様な表情を見せ、渋々柊の元へと戻っていく。
嘘だよ、全て嘘だ。本当はもっと、心哉と話していたい独占していたい欲を言うなら僕のものにして檻に閉じ込めたい。
胸が苦しくなる。息が荒くなる。視界が霞む。何か、心哉を独り占め出来る方法は無いのだろうか。
冷や汗を手の甲で拭い、再び全神経を柊と心哉へと向ける。
けれど―――今の僕には、それよりももっと明確で、間違いを犯す事なく心哉を手に入れる方法が思い浮かんでいた。





『 そうだ、僕が二人共を独り占めしてしまえば済む話じゃないか。 』

柊も心哉も、僕のものにする。けれど、僕は柊のものにも心哉のものにも成らない。
無論、心哉の場合は心哉が乞えば考える。なんと言う上からなのだろうか、僕は。
下劣過ぎる事は解っているが、今更この最高の計画を取り消す事は出来ない。
僕は椅子を大きく後ろへと引き、立ち上がる。





「柊、心哉。やっぱり気が変わったから一緒に話していいか?」


ここから、僕の計画は始まった―――――。

5年前 No.2
ページ: 1

 
 
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