Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(2) >>

××酸素欠乏金魚、

 ( 書き捨て!小説 )
- アクセス(70) - いいね!(0)

なる☆pGS2EB02bSw ★0K4LiNnnoP_Uf2






!思いついたのつらつら書き連ねるめもめも、びゅーん
!盗むとかうれしいけどやめてねそんな価値無いよ
!だめすぎる。だぶんすぎる
!酸欠状態保つ。がんばる(論点違う)
!ありきたりであたりまえでひつぜんだからあえていわない。ぶぶぶ










(ぶくぶくあわ立つ××)





7年前 No.0
ページ: 1


 
 

なる☆66OKNl5jJ3A ★0K4LiNnnoP_Uf2






「空気を呑み込むぼくは素敵に見える?」

 笑う。
 酸欠人間の彼が。
 酸素は欠けてしまっているのに彼の笑顔は全く欠けているところがない。私とは違って。

「素敵に見えるわけないじゃない。私が惚れたのは苦しそうにしてるあなた」

 はは、と嬉しいような切ないような、そして苦しいとでも言いたげな苦い苦い、乾いた笑い声と共に彩られる笑み。
 この人は笑える。私と違って。
 私の笑顔は何処へ行ったのだろう。アマゾン? コンビニ? スーパー? 今、何処で何をしているんだろう。私の笑顔なんてきっと大安売り! で大量販売されているに違いない。それくらい、私には全くの価値の無いものなのだ笑う、なんて動作も表情も動機も。

「僕さ、酸素が欠乏してるんだよ? 走ると凄く苦しいし凄く悲しいし僕は多分、走って肩で風を切ると同時に、何かも背後にごろごろ転がってると思う」
「寿命よ。だからもう走らないほうがいいんじゃない?」
「酷いな、寿命で片付けられるなんて」
「走るなんて無駄なことしてる場合だったら、私の唇から酸素を取り込めばいいじゃない。只でさえ酸素少ないのにまた少なくしてどうするの?」
「……きみの唇から酸素を取り込むって、ちゅーってこと? いや、多分僕、死にたがりなんだよ」
「――――ああ、イライラする! そうよちゅー以外に何があるのよ!」
「そっか」

 くすっと笑みを零し、滲む瞳で酸欠人間(くん)は私を見つめた。泣いているわけではない、どこか感慨深げだった。
 入道雲は太陽をごっくんして、自分の存在価値をこれでもか、と見せ付けている。存在価値なんて、私にしてみれば如何でもいいものだ。誰に価値を問われようと私はきっと自分の価値の低さを否定しない。
 価値の基準が分からないし、私は自分が最低だって自覚してるからきっと最低価格だろう。もしかしたら競りなんかで私の価値の結論が出るときにどこかの物好きさんがそれこそ漫画のように大きな値段を挙げてくれるかもしれない。そして、その騎士(ないと)役はきっと酸素が欠乏してる人間さん。あくまで希望だけど。


「……僕、やっぱり今のままでいいや」


一言、彼は小さく呟いた。「きみと、酸素を取り込むって言う大義名分を得られたから」続けて、ぽつり。「ちゅー、しよう?」笑みを此方へ。



「ばかやろう」



ないと役は、やっぱり彼で正解だ。
その日私は、生まれて初めて汚くてでも凄く愛しくって堪らない言葉を、空へと、入道雲へと、入道雲に包まれている太陽へと、投げつけた。









//酸欠人間。

7年前 No.1

なる ★0K4LiNnnoP_8rN







好きだという言葉はとても甘い。口内で飽和し、唾液で溶けていく。
嫌いだという言葉はとても苦い。いつまでも口内に残留し、不快な気分にさせていく。

ノートの隅に書いていた落書きが、まさか今日夕方部活帰りに役に立つとは。

「嫌い。大嫌いで死んでほしいくらい」

残念ながら落書きさんの選択は『嫌い』が正解だったらしい。嫌いの上にプラスアルファーとして浴びられる罵詈雑言。残留どころか丸々口内に何時までも残っている感じだ。噛み切れない。呑み込めない。詰まるところ、吐き出すしかない。
俺は思いっきり顔をしかめ、自分でも吃驚するほど低い声音で女の言葉に反応して見せた。

「いきなり、何なんだよ。俺とお前は初対面だろ?」

何を隠そう俺を嫌いと真正面きって言い放ったこの女、全くの初対面である。
偶然、マンションのエレベーターで乗り合わせて自分の憩いの場がある筈の五階へとボタンを押し込み、そしてエレベーターが目的地を入力した為か重たい身体を渋々上へと引き上げる。そんな箱の中で、俺は女に告白された。こんなシチュエーションが好きなんて、彼女は随分と閉所が恐怖どころか好物であり箱入り娘なのだろう。

「――一目見てビビッ、ピン、ビクビクって来た。私の為に死んで下さい」

伝説の桜の木の下で一目惚れした少女が意中のあいつに告白するかのように、この女も顔を赤らめながら両手から伸びる細い白魚のような指を絡め、もじもじしながら言い放つ。ビビッ、は分かるがピン、って犯罪者みたいだし、ビクビクの方は女の子がしてはいけない反応だろうが。
『付き合ってください』から『死んで下さい』って一体何があったんだと思うんだけど女は本気と書いてマジ、つまり真剣な表情を貼り付け俺を見据える。何だこの仮面、引っぺがしてえ。そんな事をしたら痴漢とか言われて箱の中にも関らず駅員さんが飛んでくるに決まっている。

「………………………………」

返す言葉も無く無言で、時折ハァ、と分かりやすい息遣いをしてみる。溜息をもらす俺が気に入らなかったらしく、女は俺をきっと睨み付けてきた。

「なに、まるで私がイタイ子みたいな扱いして。自分はもう立派な大人だとか言いたいんですか言っとくけどあんたも大人と子供の境界線だよ何事にも興味ない面すんな腹立つこのもやしっ子」

溜息一つで酷い言われようだ。
思わず俺が「おま……」と口をあけた瞬間、チンと気の抜けた、空気の抜け空高く違う意味で舞い上がる風船のような、ふわっとした音、そして空気が漂う。俺は肩掛け鞄を持ちなおし、女は華麗に無視して箱の外へと降り立った。

扉が閉まる直前、「――じゃあ、また明日ね、大嫌いな人」と言う声と共に、恐らくその声を発した主であろう女もその場から消える。俺は硬く閉ざされたエレベーターの扉を見つめ、そして一言呟いた。



「……明日?」









//残留甘味。




最悪ミスりました何だこのミス清清し過ぎる

7年前 No.2
ページ: 1

 
 
この記事は書き捨て!小説過去ログです
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>