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太陽より眩しい君へ

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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Nanase ★VCrDnyehK5_nXr




一人が好きだった。
何をするにも、どこに行くにも。
一人でいたら何もかもが自由だったから。



「 一人でいるほど楽な生き方はない 」


そう思って僕は18年間を生きてきた。


大学1年生の夏、君に出会うまでは____




ページ: 1


 
 

Nanase ★VCrDnyehK5_nXr

* episode1 *


「 帰りたい 」

その一言が頭の中を駆け回る。


大学1年生、春。


僕は今日、新しい環境に足を踏み入れる、、、



が、やる気も期待もない気持ちが
「帰りたい」の一言で片付けられた。


『 新入生の諸君は学科ごとに番号順に___ 』


大学教授であろう人のアナウンスが講堂に響き渡る。


着慣れないスーツが肩っ苦しい。
ガラス張りの窓にスーツ姿の自分が映るたび
あまりの似合わなさに自分でも笑ってしまう。


「 教育学科25番っと…ここか。 」


数あるパイプ椅子の中から
自分の番号が書いてる椅子を見つけて腰を下ろした。


″ねえねえ、どこの高校から来たの〜? ″
″ えっまじ!?地元近いじゃん〜! ″


友達作りに必死な茶髪の女子が僕を取り囲んで座る。

予想通り教育学科はやっぱり女子が多かった。
普通なら友達がほしいがために不安になるところだが
僕の場合、どうでもよかった。


『 間もなく入学式が始まります。今しばらくお待ちください… 』


アナウンスが流れるとともにざわつきが徐々に収まり
僕は特に通知も来てないlineを開き暇をつぶして待った。


その時____


バタバタバタバタ!!!!!


静まり返った講堂に地響きのように鳴る動物みたいな足音。


「誰だよ、うっるせえなあ、、、」


そうつぶやいた時、その足音は僕の横でピタリと止まった。


ふと上を見上げると
全力で走ってきたであろう動物の正体が
息を上げて立っていた。


















11ヶ月前 No.1

Nanase ★VCrDnyehK5_dMG

* episode2 *



「 やっばああ〜!セーーフッッ! 」


動物は僕の横で息をあげながら
ドシンッと音を立て椅子に座った。



( やっべ、変なヤツの隣になったな、、新学期そうそうついてねぇ、、、 )


茶髪、ショートヘア、動物にしては少し華奢な体
見た目の感想、特別美人でもブスでもない。普通。



( こういうヤツが1番厄介なんだよなあ、関わりたくない人物ナンバーワン決定だな )


そんなことを思いながら
僕はこれからもこいつのことを『 動物 』と呼ぶことにした。
と、思ってた矢先。


「 ん?あれ!男の子じゃん!めっずらし!! 」


動物は獲物を捕らえたように僕に食いついてきた。


「 君さ、ここに並んでるってことは幼児部だよね!? 」


食いつく動物に僕は適当に返事をする。


「 ああ、そーだけど、、、 」


最悪、、、その言葉が頭の中で駆け回る。
新学期そうそうめんどくせえ。


ただでさえ、人と関わることがめんどくさいのに
よりによってこんな動物に絡まれるなんて。



「 すごーい!じゃあ保育士志望なんだ!!仲良くなれそう♪
  あたし、 松平はなび!よろしく!!  」


自己紹介しろなんて頼んでもねえけど、、
しかも はなび って、、めっずらしい名前。


「 君は!? 」


動物はキラキラした目で僕に聞いた。



「 く、黒田・・・颯・・・ 」


「 はやて ね!よろしく!! 」



新学期そうそう最悪な出会いだった。
ただ、この出会いが僕の人生を変えるなんて
そのときの俺は思ってもみなかった____


















6ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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