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ふたりの話

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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せい @layla1117 ★iPhone=r9BWRA7WmC



どうも!!

「灰色の空」のせいです!!

息抜きでこっちも書こうかな!と思いまして!実は前にも短編集を作っていてまた短編を描きたくなって作って見ました!

関連リンク: 灰色の空 
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せい @layla1117 ★iPhone=r9BWRA7WmC


蒼太くん×郁ちゃん



いつからだろう__

隣のいるはずの郁が隣にいないのは
実際は隣にいる。でもいつも俺じゃなくて違う方を見てて。心ここに在らずって感じ


なあ、郁。俺はこっちだよ。
郁、そいつは__




「郁、俺たちやっぱ友達に戻んねー?」

「え?」

いつも通り俺は郁と一緒に帰っていた
俺はこの一本道が大好きだ

春は桜が咲いて夏は緑の葉でいっぱいになって
秋は紅葉で紅葉が綺麗でそして冬は木の枝に雪が積もる。それを郁と「綺麗だね」って。
笑い会うのが好きだった。でもそれも今日で最後



「やっぱなんか付き合って見て違うなって。やっぱ俺ら友達がいいと思うんだよな〜」


笑っていつもみたいにおどけて見せるけど本当はそんなこと思っていない。
1年間郁の隣に入れてすごく幸せだった


「お前全然女にみえねえーし。」


そんな事ない。郁はいつだって可愛くてすごく女の子。1年間ずっと隣で見てきたんだわかる。いや、そのずっと前から郁のこと見てきたんだ。だからわかるんだ



「ほら、やっぱ俺より佑の方があってるよ。お前には。俺とお前じゃやっぱどう頑張っても友達にしかなれねえよ」


お前があの日、あの日から。拓に振られたあの日から俺と付き合っても結局はずっと拓を忘れられないことを。

ずっと見てるからわかるんだ
郁と拓がお互いにやっぱり忘れられないってことを__



「なんでそんなこと言うの…?」

「なんでってそりゃ…ほら、彼氏と彼女じゃプロレス観戦付き合ってもらったりとかできねーだろ?な?」

「…」
「そんな顔すんなよ。前に戻るだけだ。郁と拓が付き合って、俺と郁はあの頃みたいに全力で楽しめてた友達に。なんも嫌なことはねえだろ」
「でも!でも…!」


「あ、お前まだ俺が自分のこと好きとか思ってんだろ〜?残念。俺の好きな子は隣のクラスのかほちゃんです〜。だからお前は拓んとこ行ってこいよ」

「ほら、俺が彼氏だったらお前相談相手いなくなるだろ。いくらでも惚気も愚痴も聞いてやるから。行ってこい」
「…ありがとう」

「あぁ。じゃあな」


そのまま俺は最後に郁の頭を撫でてその場を後にした___なんてかっこよく終わりたかったのに郁はそうはさせてくれない


「蒼太!」
「ぐぇ!」

郁はあろうかとか俺のマフラーを後ろから思いっきり引っ張りやがった。まんまと俺は情けない声を出した



「なんだよ!せっかく人がかっこよく立ち去ろうとしてんのに!」
「私!ちゃんと蒼太のことも好きだったよ!拓の代わりなんて思ったことないよ、」

「…あぁ、知ってるよ」
「本当にありがとう。ごめんね」
「何がだよ。ほら、はやく行けよ。俺もかほちゃんとか行こっと〜」

「蒼太!ありがとう!大好きだったよ」




今度こそ俺はかっこよく立ち去って後ろは振り向かずに手だけ降ってその場を去った


情けなくて後ろなんか振り返れない。


(今度こそ幸せにしてもらえよ__)

11日前 No.1

せい @layla1117 ★iPhone=r9BWRA7WmC


玲零くん×佑ちゃん

「お前いつまでもこうやって俺といるつもり?」
「え…」

いきなりのことに私は言葉をうまく出せない


「学校も行かず家にも帰らず、男の家に転がり込んでただただ毎日何をするわけでもなく…お前もわかってんだろ。こんな状況が続くわけでもないって」

「いきなりなんなの…」
「いきなりも何もお前もそろそろ元いた場所に帰れよ。俺んとこにいても俺はどうしてもやれねえぞ。」

「わかってるよ…そんなこと…でも、でも…」

「はぁ…泣くなよ。俺が泣かしたみてぇじゃん」


いきなりのことに頭が混乱して、その上玲零がすごく冷たくて嫌われたみたいで急に一人ぼっちの世界になったみたいで怖くて涙が止まらない


「そうじゃん!玲零が私をこっちの世界に呼んだのに!」
「俺はお前が路頭に迷い込んでたからうちに来るかって呼んだけど一回も手は出したことはねぇし店でも働かせたことはない。あくまで俺個人との関わりはあってもお前はこの世界には関係ないだろ。勘違いしてんじゃねえぞ。」




玲零は夜の世界の人。女の子のお店を経営している人で、路頭で迷っている私を助けてくれた。家に転がり込んでからただの一度も手を出されたことはない。もちろんお店で働かされたこともない。そんな状況に私は甘えてどんどん落ちて言った。そう、全部玲零の言う通り


「お前は何が不満なんだよ。家族だって友達だって金だってなんでもあっただろうが」

「その全部がいらないのよ!」

「贅沢言ってんじゃねえぞ」
「うるさい!勝手に私をおいていったくせに!何も言わないで勝手にどっかいって置いていかれた方の私の気持ちも考えてよ!」





そう、あの日。玲零の優しかったお父さんとお母さんは交通事故で亡くなった。それから優しかった玲零は笑わなくなって引き取ってくれた親戚の家も出ていって行方がわからなくなった。あの日から私はずっと玲零を探してたんだ。それでやっと玲零を見つけた。



ずっとずっと私は玲零だけをみてきた
玲零以外いらない。玲零がいない世界なんていらない



「お前のそれは依存って言うんだよ」
「そんなことない。好きだよ」

「違う。お前は俺がいないとダメだって思い込んでるだけ。」
「違う。違うよ…」
「違うことねえよ。お前だって思ってんだろ。どうにかしてくれって。本当はもうダメだって思ってんだろ?」

「わかってるんなら玲零、もうどうにかして…私たちもうあの頃みたいに戻れないの?」
「俺はもうあの頃には戻れないよ。親父もお袋も死んでから楽しそうなやつらなんて見てらんなかった。腫れ物触るみてえに俺に接してくるやつも許せなかった。そんな俺にこの世界はすげぇ居心地いいんだわ。でも佑お前はここじゃ無理だ。元いた場所に戻れ。俺とお前は今日で最後だ」


「わかった…さようなら」
「あぁ」
「今までありがとう」






あれから5年の月日が流れた

私は高校を卒業して今はOL5年目。
この5年でたくさんのことがあった
もうすぐ私は寿退社をする。大好きで愛おしい人との子供を授かった


「ただいま。もう帰ってたのか佑。」

「おかえりなさい_玲零」

8日前 No.2

せい @layla1117 ★iPhone=r9BWRA7WmC

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1日前 No.3
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