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「日常」が削除されました。

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めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=TK4bAWNIYw

あーあ、毎日勉強ばっか。つまんないなぁ…
そう思いながら、小璃奈はただただボーッと教室の窓から空を見上げていた。
「霧月さん!授業に集中しなさい!」
先生から厳しい言葉が投げ掛けられる。もう小5だ。流石に勉強を投げ出す訳にはいかない。
「はぁい。」
そう小璃奈は返事をすると、授業の方へ戻った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
授業が終わり、親友の霜氷遥果が声を掛けてくる。
「また怒られたね〜。小璃奈、最近どうしたの?つい最近までめちゃくちゃ優等生だったのに…」
そう、本当の小璃奈は優等生。みんなの注目の的だった。
「ん〜、なんか“優等生“っていう扱いが堅苦しいというか…なんか疲れたんだよね。まるでみんなとは違う次元にいるみたいで。」
……その日、私はその「日常」が終わることを知るよしも無かった。

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めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=KntUairjBR

その日の学校の帰り道。
隣のクラスの幼馴染み、霧坂真と希神明樹斗、そして霜氷遥果と一緒に家へ帰っていた。
「なあ、」
と、明樹斗が呟く。
「何?」
遥果が聞くと、明樹斗は
「何か最近嫌な予感がするんだよね。」
「あ〜、確かにあたしも最近変な夢見るなぁ…それも繰り返し繰り返し。何かこの四人で何処かの道路を歩いてたら連れ去られるみたいな内容だった」
と、小璃奈が言うと、真が
「ええっ、それって嫌な予感しかしないんだけど…」
と嫌そうに言う。
すると突然、何処かから声が。
『君たちの勘はよく当たるのね〜♪』
「!?」
四人が辺りを見回すと、突然黒い影が上から覆い被さり、何が何だかわからないまま、いきなり意識を失った。

まさか、これが日常を失う始まりになるなんて…四人は知りもしなかった。

3ヶ月前 No.1

めが猫 @maganeko10☆8BqVAsgOlOE ★3DS=KntUairjBR

……ドサッ。

「……ん…?」
小璃奈は何処かの地面へ落とされ、その衝撃で気がついた。

「……ここは?」
地面は砂で、周りに迷路のように要り組んで高い塀が建っている。

「…もしかして校庭?」

その思惑は近くに体育で使うホームベースを見つけた瞬間、確信へ変わった。
何者かに、校庭につれ戻されたのだろう。けれど、この高い塀は?なぜ校庭に?
頭に疑問が駆け巡る。そして、一つ一番重要な事に気がついた。自分以外の3人が居ない。
「遥果!真!明樹斗!」
小璃奈は力の限り叫んだが、返ってくるのは辺りへ響いた自分の声だけ。
するといきなり『ポロロン♪』と、音が鳴った。びっくりして辺りを見回す。それでも何も無い。そう言えばさっきから腕に違和感を感じる。すると、腕にはさっきは確実に無かったスマートフォンの様な端末がベルトで付けられていた。

「ス、スマホ?」
びっくりしてそれを見つめると、いきなり画面に覆面を被った女の姿が現れた。

『ようこそ未来の能力者…いえ、反逆者達。私はこの国の未来の女王よ。まあ、ベルとでも呼んで頂戴。さて、早速本題に入るけど、あなた達がここに集められたのは何故だと思う?』

端末に映っている女性は続けて言う。

『その理由は簡単。貴方達は近い将来、能力を使いこなす能力者になる。その能力を使って、私に反逆しようとするから。だから子供のうちに消してしまおうという訳。』

一体、この女性…ベルは突然何を言い出すんだろう。能力者?反逆者?未来から来た?
馬鹿馬鹿しい。こんな大規模なイタズラをするなんて。さっさとやめてもらわなければ。

『イタズラだと思ったそこの貴方。これは正真正銘の裁きよ。まあ、裁きと言ってもこの【裁きの迷宮】から7日の間に脱出するか、他の自分以外の全員を能力で消すかすれば助かるのだけどね。あ、そうそう、私と貴方達の力じゃどうも吊り合わずにすぐ私が勝って面白く無いから、貴方達の一番弱い能力を覚醒させてあげたわよ。7日間の間にも能力が目覚めるイベントがあるから、まあせいぜい強くなって“ゴール“(私の所)まで来なさい』

どうやらこれはマジ物っぽい。とは言っても能力?を覚醒させた?そんな馬鹿な。始めに『子供のうちに消す』と言っていたのに能力を覚醒させてしまっては結局同じじゃないか。

『ああ、それとこの端末は【サポートストーン】。7日の間、これを通じて私がお知らせしたり、他の人と連絡したり、情報を交換したり。あといま自分が覚えてる能力とかも確認出来るわ。他にも色々あるから試してみて頂戴。能力の発動の仕方は体が覚えてる筈だから気にしないで。発動したい時に念じれば良いから。じゃあこれで終わるわよ。貴方達の健闘を祈っているわ』

と、通信は切れてしまった。
イタズラだったとしても、早く脱出しなければ。とりいえず「他の人と連絡出来る」と言っていたので【サポートストーン】を使って他3人と連絡を試みる。メイン画面らしき所に「プレイヤー検索」と合ったので3人の名前を入れてみた。と、見事ヒット。【フレンド申請する】という部分をタップして3人からの返答を待つ。返答はすぐに来て、取り合えず個人的に連絡を取れる状態にはなった。連絡画面を開くと、チャットのようになっており、フレンドと一斉にやり取りできるみたいだ。どうやら3人はもうフレンドになりあっているらしい。

<[みんな、大丈夫?今どこら辺?うちは校庭のジャングルジムの近くだよ 霜氷 遥果 2017,6,30 17:41]

お、早速遥果から連絡が来ている。

<[あ、遥果。私は大丈夫だよ。今校庭のホームベースがある辺りにいる。 霧月 小璃奈 2017,6,30 17:42]

すると、男子二人から一気に連絡が。

<[俺は校舎の中っぽい。中は迷路になってないみたいだ。5-3の教室にいるぞ 霧坂 真 2017,6,30 17:43]
<[俺も校舎の中だ。図書室にいるけど、何故かこの前まで無かった本が机の上に置いてあっただが… 希神 明樹斗 2017,6,30 17:43]

ん?この前まで無かった本?なにか重要な物かもしれない。詳しく聞いてみることにする。

<[そのこの前まで無かった本ってどんな感じ?というか一回図書室に集まる? 霜月 小璃奈 2017,6,30 17:44]

すると、3人から「図書室に集まろう」との連絡がきたので取り合えず図書室に向かう。けれど、校庭の迷路は要り組んでおり、なかなか校舎へ近づけない。取り合えず遥果と落ち合うことにしようと、小璃奈はジャングルジムに向かって歩き出した。

2ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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