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思っていないのに

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

みきなたみです。更新は気ままに。

二次創作を改変しているので、少しおかしいかもしれません。

改変しているため、初期設定が細かいです。

〜初期設定〜
男子アイドル6人組『hisei』(一応漢字表記は『飛成』だが基本使われない)
デビューしてから7年目
特にリーダーはいない

《メンバー》
木案 雄(25) きあん ゆう
メンバー最年長。初めは2番の人気を誇ったが、今はあんまり。よく悩む。ルックスは高めの身長に少し鋭い目だが、優しい。メンバーの慧とはあまり仲が良くない。

野室 慧(23) のむろ けい
いつも2番から3番の人気。よく拗ねる。可愛い系の顔であるが、性格はそんなに可愛くない。メンバーの雄とはあまり仲が良くない。

山優 涼(22) やまゆう りょう
常にトップの人気を誇る。甘いマスクの白馬に乗った王子様系。性格も優しく、怒らない。

知依 遊馬(21)ちい ゆうま
メンバー最年少の、甘えん坊キャラ。身長は低いが、運動が抜群にできる。ムシャクシャしたら、とにかく走っている。

有本 大(23)ありもと だい
知的。賢い。なにか揉めたら解決してくれる。頼りになるが、時々何かが抜ける。

中渡 翔(24)なかと かける
天然で、なにを考えているのかあまり分からない。よく食べる。

主に、上から2人で話は進みます。

※追記
〇〇sideと書いてある人の目線でその1スレは進みます。数字だけの場合は、三人称で進みます。

メモ2017/03/25 21:14 : みきなたみ @mikinatami★Android-ef7fy1HlvD

>>16の記事に誤字がありました。すみません。


誤字とかがあれば、サブ記事や伝言板などなんでもいいので教えて下さると幸いです。

関連リンク: ボカロ絵師人気投票!! 
切替: メイン記事(16) サブ記事 (8) ページ: 1


 
 

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

木案side 1

慧くんと二人でチョコを食べている時だった。
「…雄、今日の収録後空いてる?」
「ごめん、今日はダメなんだ。」
「そうなんだ。残念だね。じゃあ、俺は先に、現場行っとくね。」 そういうと、慧くんは少し速い足取りで、現場へと向かっていった。

6ヶ月前 No.1

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

野室side 1

俺は、雄と二人でチョコを食べていた。俺は、思いきって雄に話しかけてみた。
「 …雄、今日の収録後空いてる?」
「ごめん、今日はダメなんだ。」
「そうなんだ。残念だね。じゃあ、俺は先に、現場行っとくね。」
わざと気さくに言ってみたけど、本当は、とても寂しかった。俺はそれを隠すように、その場から早足で立ち去った。

6ヶ月前 No.2

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

1

木案と野室は、並んでチョコを食べていた。野室が木案に話しかける。
「…雄、今日の収録後空いてる?」
「ごめん、今日はダメなんだ。」
「そうなんだ。残念だね。じゃあ、俺は先に、現場行っとくね。」
野室が足早に現場へと去る。この時に、木案は気づかなかった。野室が足早に去ったその理由に。

6ヶ月前 No.3

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

木案side 2

あーあ、またやってしまった。
俺は部屋に入った瞬間に、そう思った。もうしばらくは話すことすら厳しいかもしれない。俺は、部屋の隅にいる人をみて思った。ふと、チョコに目が止まる。一個食べてみよう。そのチョコは、俺のくちのなかでいつまでも融けずに残っていた。

6ヶ月前 No.4

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

野室side 2

もう、雄なんて知らない。
俺は収録後、ひとり寂しくチョコを食べていた。雄と食べていたときは甘かったチョコも、今ではほろ苦い。
「寂しいな」
つい声にだしてしまう。雄は、俺をどうみるだろう。また拗ねてるって思うかな、自分のせいだって思うかな。なんで、そんなこと気にしてるんだろう。離れていたいのに、声を掛けてほしい。雄が入ってきた。だけど俺は、声を掛けることかできなかった。俺はずっと、苦いままのチョコを食べ続けていた。

6ヶ月前 No.5

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

2

収録後の楽屋の隅では、野室が一人でチョコを食べていた。その姿はまるで、にんじんを食べているウサギである。
「寂しいな。」
野室がそうボソリと呟く。
そこに木案が入ってきた。しかし野室は話しかけない。その気持ちを理解するには野室はまだ未熟だったし、木案は対応できる精神を持ち合わせてはいなかった。

6ヶ月前 No.6

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

木案side 3

どうしよう。もう帰ろうかな。俺がそう考え始めた頃だった。予告もなしに、一瞬にして部屋の電気が全て消えた。それはもう、指揮者が指示をしたみたいに、ピタッと揃っていた。俺は最初、何かのテレビ番組のドッキリかと思った。しかし、その考えは1分後には無くなっていた。何も反応が無いからだ。慧くんは相変わらずチョコを食べているし、どうしようもない。試しにドアノブを回してみる。しかし、ドアは開かない。部屋には、少し欠けた月の光だけが差し込んでいた。

6ヶ月前 No.7

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

野室side 3

ずっとこうしている訳にもいかないな。俺がそう思い始めた頃だった。突然に、部屋の電気が全て消えた。それはもう、 指揮者が指示をしたみたいに、ピタッと揃っていた。俺はとても驚いたけれど、雄にそれを見せたくなかったから、動じない振りをしていた。雄を見ると、雄も動じていない。誰がやったのだろう。俺はそう思った。そして再びチョコを食べ始めた。しかし、いくら待っても電気は点かない。雄がドアノブを回し始めたが、開かないらしい。俺は話しかけられないまま、少し欠けた月を見ていた。

6ヶ月前 No.8

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

3

部屋には、静寂が流れ、時計の針がカチ、カチと鳴る音しか聞こえない。木案が入ってきて10分くらいたった頃、部屋の電気が消えた。二人の肩が同時に、お互いが気づく間もない一瞬だけ震えた。
ー 指揮者が指示をしたみたいに、ピタッと揃っているな。
2人は同じことを思っていたが、そんなことをお互いが知るはずもない。相変わらず野室はチョコを食べ、木案はただ椅子に座っている。2分ほど経った頃、木案がドアノブを回し始めた。しかしドアは開かないらしい。そんな二人を、少し欠けた月の光が、明るく、しかし、孤独を確かめるように照らしていた。

6ヶ月前 No.9

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

木案side 4

♪〜 タ〜ララララ ラ ラ
横を見ると、スマホが震えている。マネージャーからの着信だ。そうだ、停電した時に電話すれば良かったんだ。と思いながら、電話を取った。
「もしもし、木案さん。大丈夫ですか?今、建物全体が停電している様です。」
「あっ、こっちは大丈夫。今、部屋には慧くんと2人。」
大丈夫といった瞬間、マネージャーのホッとした声が聞こえた。
「実は、野室さんと連絡が取れなかったんです。本当に良かった。」
横を見ると、慧くんは相変わらずチョコを食べている。
「部屋のドアが開かないんだけど、理由わかる?」
「えっ、開かないんですか。急いで確認します。」
これでドアが開けば、この空気も終わり。少し俺は安心して、マネージャーの答えを待った。

6ヶ月前 No.10

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

野室side 4

俺は、横にあるスマホを見る。充電切れのスマホ。充電器が使えない今は、役に立たないただの物体と化している。
♪〜 タ〜ララララ ラ ラ
雄のスマホに着信があったみたいだ。そう言えば、なんで雄は電話しなかったんだろう。
電話している雄が、俺の方を見てくる。目を合わせたくない俺は、あわててチョコを食べた。
雄が電話をやめる。この後どうなるんだろう。とても不安になったが、俺は雄に話しかけることができなかった。

6ヶ月前 No.11

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

4

♪〜 タ〜ララララ ラ ラ
木案のスマホが震えた。何やら話し込んでいる。途中で木案が野室を見る。慌ててチョコを食べ野室。お互いに話したくても話せない、微妙な、進まない空気が流れている。随分と減ったチョコとは裏腹に、月は少しも進んでいなかった。

6ヶ月前 No.12

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

木案side 5

「木案さん!」
切っていなかった電話から、急に大声が飛び出してきた。
「えっ、急にどうしたの。」
大声でびっくりしていた俺は、まともな言葉が出なかった。
「大変です!」
その言い方は、家が燃えているような危機感があった。
「どうしたの?」
この状況。そんなふうに言われたら、俺も焦る。ただでさえ焦っているのに。
「そのドアって出る時も入る時もカードキーが入りましたよね。」
「まさか…」
いや、嘘だろ。でも、もしかしたら。
「そのまさかなんです。」
「電気が復旧するまで、ドアが開かないんです。」
「えっ。」
でも、すぐに復旧するだろう。
「いつ復旧するの?」
「それが、明日の朝までかかるそうです。」
「…。」
俺はもう、言葉が出なかった。

6ヶ月前 No.13

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

野室side 5

「木案さん!」
雄のスマホから、そんな声が聞こえてきた。俺は一層不安になった。俺は、再びチョコを食べた。
雄の表情が、みるみる曇っていく。なんでそんな顔するんだよ。不安になるじゃん。俺に、出られなくなったらどうしようという不安が積もっていく。
「…。」
ついに無言になった。俺は、チョコを食べることしか出来なくなった。

6ヶ月前 No.14

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

5

「木案さん!」
木案のスマホから、マネージャーの声が漏れる。その後木案とマネージャーは、こんな会話をする。
「えっ、急にどうしたの。」
木案は驚いた表情のまま、しどろもどろな返事をした。
「大変です!」
マネージャーのその言い方は、家が燃えているような危機感があった。
「どうしたの?」
口調は落ち着いているが、木案の表情には焦りの色が見え始めている。
「そのドアって出る時も入る時もカードキーが入りましたよね。」
「まさか…」
木案のその口調には、信じたくない気持ちが溢れていた。
「そのまさかなんです。」
「電気が復旧するまで、ドアが開かないんです。」
「えっ。」
でも、すぐに復旧するだろう。木案はそう思った。
「いつ復旧するの?」
「それが、明日の朝までかかるそうです。」
「…。」
その無言には、誰かに嘘って言ってほしい気持ちが溢れていた。
野室もその無言にただ事でないことを感じ取ったらしく、チョコを食べるのを辞めると、焦りの表情を浮かべていた。

6ヶ月前 No.15

みきなたみ @mikinatami ★Android=ef7fy1HlvD

木案side 6

どうしよう。俺の中で膨らむこの気持ち。ドアが明日の朝まで開かないことは、伊野尾くんに言わなくちゃダメだ。でも、そのためには慧くんと話さなくちゃならない。どうやって慧くんに話しかけよう。
「はぁ。」
ダメだ、思わずため息が漏れてしまう。どうしよう。どうしよう。さんざん迷った挙句、やっぱり俺は慧くんに話しかけることにした。
「あのさ。」
「ねぇ。」
あぁ、ダブった。なんで慧くんと同じタイミングになるんだろう。また気まずくなっちゃった。どうしよう。もう話しかけられないや。なんでなんだろう。やっぱり、合わないのかな。そんなこと考えちゃダメなんだけどな。俺はまた話しかけられなくなってしまったまま、じっと座ることしかできなかった。

6ヶ月前 No.16
切替: メイン記事(16) サブ記事 (8) ページ: 1

 
 
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