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復讐の魔女

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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瀬梨花 ★3DS=GvEB4nxBl5




   __死にたくない__


彼女は岩影に身を潜めた。



村の中で、住民の悲鳴と共に、炎のうなり声が聞こえてくる…



「おい、さっきの小娘は、どこいった?」
耳障りな、低い声が側で聞こえる。


どうやら誰かと話している様だ。

彼女は岩影から、顔を出してみた。
「知りませんよ。ヘヘッ」

彼女はハッとした。
この声は先程の小僧だ。

「ボクに聞かないでくださいよお〜。ヘヘへッ」
いかにもバカにしたような、感じの声が、聞こえる。

低い舌打ちが聞こえた。


続けて鉄と鉄を擦りあわせたような、嫌な音が聞こえる。
「正直に言やぁ、助けてやっても、いいんだぜえ?」


暫く沈黙が流れた。

「…へ、へへっ!怖くねえぞ。。。。お前なんかな!!」
彼の声は、震えていた。


彼女は小さくため息をついた。
何故彼は私を庇うのだ?
私は皆を裏切ったのに?


「そうか。んじゃいいんだな?もう」


その声を聞いたとたん、彼女は本能的に岩影から、飛び出していた。


盗賊は一瞬びっくりしたのか、目を丸くしていたが、やがて口が三日月形に変わり、にんまり笑った。


彼女は彼の手を取り、駆け出した。

銃声が聞こえた。

だが彼女は止まらなかった。








__その時彼女は心に誓った__





__殺してやる__









    __彼女は復讐を誓った__

メモ2017/01/06 09:17 : 暖★3DS-GvEB4nxBl5

風花 フウカ


風の魔女。

無実の罪を着せられ、逃亡中に村に身を潜ませてもらったが、敵に見つかり村人の少年と、水の魔女と共に、旅に出る。


〜〜〜〜*〜〜〜〜


光 ヒカル


風花と共に旅に出た少年。

両親は幼い頃死んでいる。

短剣使いで、心の隅で密かに風花に惚れている。


〜〜〜〜*〜〜〜〜


砂里 サリ


水の魔女。

少々短気で、奇妙な口癖がついている。

魔力が上手く操作できず、怒ると魔法をがむしゃらに発動してしまうのが悩み。

風花と同じく追われ、復讐に心を燃やしている。

切替: メイン記事(4) サブ記事 (4) ページ: 1

 
 

瀬梨花 ★3DS=GvEB4nxBl5

 第1章


何故今頃こんなことを思い出したのだろう?

風花はため息をつく。
側では光と砂里が寝ている。

二人を起こさぬよう、そっと立ち上がると、風花は部屋を出た。

今回泊まった家は、まあまあだった。
第一泊まるのにお金をかけるなんて…
慈悲というものがないのかしら?

まあ、外は本降りの雨だったし、ご飯は意外と美味しかったから良いか。

この小さい家の持ち主は、既に起きて朝食を作っていた。

「おはようございます。」
風花はお婆さんに向かって、頭を下げる。

「…はよう」
聞き取りづらい。

このお婆さんは笑わない。
常に無表情を心掛けているのか、それとも元々こんな感じなのか。

どうやらこの家に二年前、一人引っ越してきたらしかった。

今回の朝食は七草粥。
お焦げのいい臭いがしてきた。

風花は
「なにか、手伝うことは、ありますか?」
と聞いてみる。

すると「お前のお連れ二人を呼んできてちょうだい」
と、ぴしゃりと言われる。

風花は「はい」と、いい、回れ右をして部屋に戻った。

砂里は起きていた。
「御早う、風ちゃん」

「おはよう、さーちゃん」

風花と砂里はお互いのことを、『風ちゃん』『さーちゃん』と呼びあっている。

出会ったばかりの時は、砂里は怪我をしていて、道に倒れていた。

それを光が治療し、今に至る。

砂里が光のことを叩き起こしている姿を見ながら、風花は大あくびをする。

この頃よく眠れていない。
不眠症にかかってしまったかもしれない…。

光は大きく伸びをしながら、
「おはよー、風」
と笑った。

風花は今でもこの生意気な少年とは、上手くいっていない。
まあ、風花がそう思っているだけなのかもしれないが…。

義心地ない笑みを光に返す。

窓を開けると、春の香りがした。






〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜
おはこんちばんわ。
どうも、瀬梨花(せりか)です
はじめての小説です。
下手です。
許してください。
1日1回は書けるよう、努力します。
サブ記事に応援コメントのせてもらえると、嬉しくて飛び上がります

では、よろしくお願いします

19日前 No.1

瀬梨花 ★3DS=GvEB4nxBl5


お婆さんの家を後にした三人は、南を目指し、進んでいた。

暖かな春の風が、光の背を押す。
光は春の薫りがする空気を、胸一杯に吸い込んだ。

そしてひとつ前を歩く、砂里に追い付くよう早足で歩き、声をかけた。
「今日の予定は?」

「予定?とにかく南に進んで、今夜はしっかりとした宿を探すことじゃない?」

風花が口を挟む。
「これ以上懐からお金を出すのは、不味いわ。今回は野宿よ。」

「何よ。風ちゃんは平気かもしれんけど、あたしらは平気やないんよ」
砂里は足を止め、風花の顔を一点に見つめる。

負けずに、風花は目を細め砂里に向かって言う。
「少しぐらい野宿に慣れたら?旅ってのは野宿が基本でしょ?」

「それ言うんやったら、風ちゃんもすこーしくらい雨に慣れなよ。降ってきたとたん、『きゃー雨ー』って言いながら逃げるんけ。ええ加減にせえよ。」

「逃げてない!」

「逃げたよ。叫びながらね!」

「さーちゃんだって、虫見たとたん『ひー!どっかやってえ、その虫!』って泣くくせにぃ!!」

「泣いとらんわ!しかも雨と虫はカンケー無いわ!」

「ある!」

「無いわ!!」

「恐がり!!」

「風がね、怖がりなんよ!意地っ張り!!」

光は慌てて止めに入る。
「は、早く進まなきゃ、永遠に着かないよ!」

一瞬二人は言い合いを止めたが、進み出すとまた、言い合い始めた。

「どーせタランチュラ見た瞬間腰抜かすくせにぃ!」

「風もこの前なんかゴロゴロ雷鳴ったら、泣き出したんか!」

「何よ!その口癖おっかしー!」

「悪かったねえお嬢さん!」

「どあほ!」

「バカ!!」

「さーちゃんが!バカなの!」

光は耳を塞ぎたくなり、彼女たちの先を逃げるよう、走っていった。

18日前 No.2

瀬梨花 ★3DS=GvEB4nxBl5




風花と言い合ったお陰か、ほんのすこしだが、気分が晴れた。

あの事はもう、過ぎたことなんだと、自分自身に言い聞かせる。

あれは、しょうがなかった。
母さんだって、私が死ぬのを望んでいなかった。

だから……


私は悪くない…

〜*〜


あの事件は、沢山の『嘘』から生まれた。

確か私は3つか4つの頃だったはず。

殆どの事は覚えてないのに、何故あの時の事はこんなに、そして鮮明に、覚えているのだろう?

〜*〜

「起きなさい。朝よ。」
ママの笛みたいな、きれいな声が聴こえる。

外には『マメタロー』がいるみたいで、さえずりが聞こえてきた。

なぜかあのときは、ママに甘えてた。

ママは私の頭を撫でてくれた。

私のことを『鈴ちゃん』って、呼んでくれた。

嬉しくて、ついつい、いつもの癖でママのエプロンを服を引っ張った。


すると私は、ママの太股に傷がついているのが見えた。

私はきいた。
どうしたの?と。

ママは
「何でもないよ」
と笑った。

慌てて傷を隠しているのが見えた。

ひとつ目の嘘。




____次に聞こえたのは、悲鳴

18日前 No.3

瀬梨花 ★3DS=GvEB4nxBl5



からだが激しく揺れる。

喋ろうとすると、『黙って!』とママが怒る。小さな声で。

だから私も泣かなかった。
小さな声で、『ママ』と言ったきり、喋らなかった。

ママは私を背に抱き、走る。

足音が追う。

だんだんママは苦しそうに、息をしている。

「ママ。恐い」
思わず口から本音が溢れる。

すると
「怖くなんかないよ、ママが鈴のこと守るからね」
と、ママは苦しそうな笑顔で振り向いた。

その瞬間、ママは転んだ。

私が声なんかかけたからだ。

そんなことしなかったら、ママはふりむかなかったし、転ばなかった。


いや、


私が居たからだ。
居なかったら、ママは一人で逃げ切れた。


いつの間にか、たくさんの人に囲まれていた。

私は泣きそうになる。

それをママが必死に押さえる。

ママは何か言った。

そしたら私とママは引き離された。

泣いた。

ママ!、と。

怖い人たちはママを押さえつけて、刺した。

太陽の光で輝く、おっきなナイフで、ザクザクと。

血が飛んだ。

叫び声が聞こえた。


何度も、何度も心臓部分を刺し続けた

ママは、動かなくなった。

「ママ…?」

いつの間にか、奴等は消えてた。

「ママ」


返事がない。


「…ママぁ……起きてよ」

何度も、何度も呼び続けた。


ママも、私も、まっかっか。



私は笑った。


目から水が一滴。


声をあげた。


笑った。


何で



何でよ?




どうして?




この、寂しい気持ちはなんだろう?








〜*〜

奴等はいわゆる、『魔女狩り』。
人間全員を平等にする。
その為には、魔女は、いらない。

片っ端から魔女を狩ってきた。


母さんは、魔女何かじゃなかった。

なのに…


私を助けるために『自分は魔女だ』と、奴等にいった。
だから殺した。

魔女は子供を生んでも、99.9%魔女の子は生まれない。

しかし孫や、曾孫に魔女が産まれることがよくあった。

母さんのほうは、魔女が一人も生まれたことがない、いわゆる『純粋な血家』。

幼い頃死んだ父の母は、魔女だった。

奴等は母さんか私が魔女だって言うことを、どっかで耳にしたらしい。

どちらとも殺そうとしたらしいが、母さんが『魔女』といったから、私は魔女じゃないと、思ったのだろう。


悔しい。

鈴という少女は、名を『砂里』と変えた。
『さり』とは、昔話に登場する、復讐の龍の名前。

まさに、自分にぴったりだ。
彼女は微笑んだ。










_______私の過去は、黒い。







_____どす黒い、血の色_____




ママ、見てる?



見ててね?





________私の復讐劇を














〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜
誤字。
前投稿した中で
『嬉しくて、ついつい、いつもの癖でママのエプロンを服を引っ張った』
と、ありましたが、正確には
『嬉しくて、ついつい、いつもの癖でママの服を引っ張った』
でした。
入力ミスです。すいません。


鈴(砂里)ちゃんの、お母さんの太股の傷、結構大事なところです^^

長くなりましたが、今後もよろしくお願いします。

以上。

18日前 No.4
切替: メイン記事(4) サブ記事 (4) ページ: 1

 
 
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