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誰のために

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

もう、慣れてしまったはずだった。

もう、考えることはないはずだった。

そんな、自分が報われない世の中でなぜ、またこんなことを。

1年前 No.0
メモ2018/03/18 16:55 : 虚空 @iceserpent★Q7BovRiFPq_8gk

登場人物


本当に信頼していた後輩が自殺し深く悲しんだが、開き直り心に闇を抱えたまま明るく過ごしている主人公の一人

吹奏楽部部長・保健委員長

井ノ原 実 (いのはら みのる)


いじめに苦しみ、自殺に走った後輩

沙花野 美愛 (さかの みあ)


美愛の自殺から半年後、中学に入学し吹奏楽部に入部することになるもう一人の主人公

珠内 希子 (たまうち きこ)


真面目だが少し堅いところのある、吹奏楽部の副部長

高水 凛 (たかみず りん)


少し緩いが臨機応変に動ける、吹奏楽部の副部長

徳井 愛 (とくい あい)


生徒会メンバーで女子テニス部部長・図書委員長

石間 瞳 (いしま ひとみ)


吹奏楽部員で自由人・下ネタが多め

堂谷内 美香 (どうやち みか)


※登場人物はどんどん増えてくると思われます※


この話の舞台となる中学校

朝芽中学校 (あさかちゅうがっこう)

切替: メイン記事(27) サブ記事 (2) ページ: 1


 
 

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

目の前にあるのは大切だったはずの一人の少女。
初めて出来た、自分の後輩。
初めて出来た、大事だと思えた存在。
出会ってから今まで泣いて、笑って、教えあい学びあい何か一つ誇れる賞を取ろうと約束したのに。

なぜ、その彼女は今、自分の目の前で倒れ、血にまみれているのだろうか。

1年前 No.1

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

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1年前 No.2

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

「なんで、何でこんなことを!」

見ると手紙には「先輩へ」と書いてある。
手紙というよりかは、半分遺書のようなそんな内容だった。

先輩へ
先輩のことだから、電話をすればきっとすぐ飛んできてくれるだろうから手紙を書きます。
先輩に誘われてから入部して過ごした日々は本当に本当に楽しい日々でした。
歓迎会の演奏をしていた先輩はかっこよかったです。
でも、これ以上は続けられません。
私は、いじめにあっていました。最近、部活に遅れ気味だったのもそのためです。
それでも先生たちは助けてくれませんでした。
合併の話が固まってきている今、問題を起こしたくないんでしょうね。
先輩だけが救いでした。でも、もう迷惑は、かけられません。
このことも、おおやけにはしないでしょうね。
身寄りのない私ですから、転校にされてしまうかもしれません。
でも、できれば先輩はこの手紙を隠して先生たちの隠ぺいに協力してください。
そうすれば、何事もなくまた学校生活に戻れます。
どうかお願いします。
さようなら。

ただひたすらに涙がこぼれてきた。
まもなく、見回りの先生が来て職員室へ連れていかれた。
どうかこのことを内密にしてほしいと、理事長に頼まれた。
ありとあらゆる方面にとても強いパイプをを持ち、その気になれば財政さえも動かせるという化け物のような人だ。
身寄りのない少女一人のことくらいどうとでもなるのだろう。
そんな、理事長の言葉に従った。屈したわけではない。彼女の最後のお願いをかなえただけだ。

次の日
彼女のことは本当に、急な転校ということで収まった。
だが、これからのこの憂鬱な気分を抱えたままいられるほど自分は強くなかった。


そんな、一生に残る出来事から半年が過ぎ、三年生になった。
あぁ、また新入部員が来るのか。

1年前 No.3

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

自殺事件より約半年後の4月1日

期待と不安が入り混じりつつ、私は初登校を迎えた。
体験入学で学校自体がどんな感じかは分かった気がするけど、たぶん気がしているだけだ。
はぁ、引っ込み思案で自分では頑張ってるつもりでも周りからもっと明るくいこうと言われてしまう自分が、
こんな知らない人だらけのところでうまくやっていけるのだろうか。
とにかく頑張ろう。

約1時間後

「あぁ〜。やっと、入学式終わった〜〜」
所々でそんな声が聞こえ、自分もひとつ大きく伸びをしてあくびをする。
昨日は緊張であんまし寝れなかったからなぁ。
入学式自体は昼からで後はクラスごとに学活として、自己紹介、時間割配布、教科書配布・・・と続いていく。

「えぇ〜、最後に皆さんに覚えてもらいたいことがあります」

担任の先生が軽い挨拶の流れで話し出した。

「基本、学校にはさみなどの刃物類の持ち込みは禁止です。授業などで使う場合も学校側で用意し、随時回収します」

ふ〜ん。まあ、そういうところもあるんだろう。
さあ、明日から本格的な学校生活の始まりだ。

1年前 No.4

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

入学式の次の日は早々にもテストだった。
小学校の総まとめの確認テストだから簡単だったけど国・社・数・理の4教科を4時間ぶっつづけはきつい。
ていうか、中学入ったから本格的に英語も始まるのか。
頑張らなきゃ。

なんだかんだで放課後

終礼の最後に先生から部活の話が出た。

「今日から来週の金曜日までは体験入部期間です。放課後の3時から4時までやりたい部活を体験してください」

ああ、そうか部活も始まるんだ。

「体験期間が終わったら正式な入部届を出してもらうのでこれから3年間続ける部活をしっかり決めてください」

全然考えてなかったけど、どこにしよっかな。
私は女子だからテニス、ソフトボール、剣道、卓球・・・あ、吹奏楽なんてものもある。

「ねえねえ、希子。どこの部活にするか決めた?」

話しかけてきたのは、私の大親友のれいちゃんだ。いつも内気な私を気にかけてくれている。
バリバリの体育会系で卓球を習っていた。大会でかなり上位までいってるらしい。

「れいちゃんはやっぱり卓球?私は何にすればいいか全然わかんないよ」
「そりゃあね。あ!そうだ、春休みに行った祭りあるでしょ?。そこで演奏してたのってここの吹奏楽じゃない?」
「え?あのれいちゃんがかっこいいって言ってたやつ?」
「そうそう、希子って習い事してなかったから楽器やってみれば?」
「まあ、とりあえず覗いてみるけど」

れいちゃんと別れた後、例の吹奏楽部を見に音楽室まで行った。


1年前 No.5

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

音楽室前廊下(希子目線)
ああ、ここまで来ちゃったけど中に入るとなるとやっぱ勇気が・・・。
なんか、賑やかそうだな。自分なんかがこの空気に入れるんだろうか。
う〜〜〜ん、入るか否か。う〜〜ん。

 ガラガラガラっ!

急に扉が開いて驚いたが、なぜか出てきた人も驚いている。
私が困惑していると、おずおずと声をかけてきた。

「え〜っと、体験に来た子だよね?とりあえず中に入ってくれる?」

これが、実先輩との最初の会話だった。

1年前 No.6

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

音楽室内(実目線)
「ほらほら部長!そろそろ1年の子たち来ちゃうよ」

ムードメーカー担当の一人が実に楽しそうに話しかけてくる。

「いや、こないでしょ?こんな、弱小部活」

実際、部員が少ないこの部活は今年は人気がない。
ていうか、正直これ以上は手に余るというかなんというか。

「部長がそんなこと言ってるから人が集まらないんだよ」
「そうですよ実先輩」
「え〜、俺のせい?」

人の苦労も知らないで言ってくれるなぁ。
そもそも、これ以上人が増えたってあの子が戻ってくるわけじゃあ・・・。いや、あれはしょうがないことだったんだ。
これ以上は考えない。もう、慣れた。慣れたはずなんだ・・・。

「あれっ、廊下にいるの1年の子じゃないっ!?ほら部長速くいって!」
「うおっ!?」

人が考え事をしている時に急に押すものだから間抜けな声をあげながら扉を開けることとなる。
あーあ、1年の子も驚いちゃってるじゃん。どうすっかな。
まあ、中に入ってもらわないと始まらないな。あんまし刺激しないようにっと。

「え〜っと、体験に来た子だよね?とりあえず中に入ってくれる?」

これが珠内との最初の会話だった。

1年前 No.7

ミササビ @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

「はい、みんな整列〜」
「はーい」

部長らしき人の指示で先輩たちがこちら側に向くように扇形に並んでいる。正直プレッシャーが・・・。

「今から部活及び体験入部を始めます。じゃあ、まずは先輩たちからの自己紹介ね。
 えー僕が部長でトランペットの井ノ原みのるです。これからよろしく。」
「2年フルートの生村です。」
「2年クラリネットの山岡です。
「2年・・・の・・です。」
「2年・・・の・・です。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「一通り回ったね。じゃあ1年の君、お願いできるかな?。」

ついに、私の番だ。

「た、珠内希子です。よろしくお願いします。」

パチパチパチパチ

先輩たちが拍手してくれた。

「じゃあ、体験する楽器を決めてもらおうかな」
「え?」

やばい、全然考えてなかった。
















1年前 No.8

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

※ホントにすいません。名前と最後の空白は気にしないでください。※

1年前 No.9

削除済み @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

【記事主より削除】 ( 2016/12/21 23:00 )

1年前 No.10

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

どうしようどうしようどうしよう。

「先輩さぁ、そんだけの言葉で伝わるはずないじゃん。もっと説明をさぁ」

とにかく何か言わなければ。

「珠内さん、落ち着いてください」

あぁぁあ、何か、何か早く。

「ぶ」
「ぶ?」
「部長と同じのがいいです」
「え、ええー!?」

とっさに言ってしまった。
でもこれしか思い浮かばなかったよぉぉ。

「部長にご指名入りましたぁ」(ニヤニヤ

え?

「じゃあ部長、あとはよろしくお願いしますね」
「おい、ちょっと待てお前ら」
「なんにも聞こえませ〜ん」

部長以外の先輩たちが自分の楽器とその他一式を持って練習場所へ即座に散ってしまった。
え?なにこれ?夢?どうか夢であってほしい。
音楽室に残されたのは部長と私の二人っきり。気まずいこと、この上ない。
そんな中、部長が話しかけてくれた。

「じゃあ、まずは吹いてみるに限るな」
「は、はいっ!」

部長が楽器室からあまりの楽器を出してくれた。
部活体験用に準備はしてあったみたいだ。

「一応、俺が吹いといたから音は出るはず」
「えっ!」

思わず声が出てしまった。先輩が吹いたってことは、それってつまり間接キッs・・?
三秒ほどの沈黙が痛い。

「ん?・・・ああ!楽器を吹くときはマウスピースっていうのがあって、それは個人のだから珠内さんの思ってるようなことにはならないよ」
「マウスピース?」
「楽器してない人は知らないのも無理ないか。はいこれ、珠内さんのマッピ。マッピはマウスピースの略ね」
「あ、ありがとうございます。これに息を入れればいいんですか?」
「マッピ吹くときは、ただ吹くんじゃなくて・・・」

その後もいろいろ基礎的なことを教わった。


別室での後輩たちの会話
「あの二人、もしかしていい感じだったりする?」
「流石にまだわからんでしょ」
「じゃあ、これからに期待ってことで」
フフフフフ・・・


1年前 No.11

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

そうこうしているうちに、チャイムと放送が鳴った。

「部活動体験の時間は終わりです。一年生は速やかに帰宅し、二・三年生は部活動を続けてください」

はぁ、やっと終わったよぉ
緊張が解けほっとしてがいつまでもそんなことをしているわけにもいかず帰る準備をする。

「じゃあ、今日はここまでね」
「ありがとうございました」
「興味があったらまた来てね。それじゃあ気を付けて」
「はい、さようなら」

音楽室を出ると自然と早足になって玄関へ向かう。
靴を履き替えていると後ろから声がかけられた。

「ねえねえ希子、吹奏楽部どうだった?」
「なんだ、れいちゃんかぁ。部長もほかの先輩も優しそうだったよ。まだ、音でなかったけど」
「へえ〜、よかったね。まあ、練習してればそのうちできるって」
「そっちは?」
「おんなじクラブの先輩がさぁ、私のこと紹介してくれて軽く打ち合ったんだけどやっぱ強かった」
「ふ〜ん」


そのころの音楽室(実目線)

体験時間が終わって一年を帰すと見計らったように、散って行った二年どもが入ってきた。

「部長、希子ちゃんはどうだった?」
「どうって、まだ一日目だぞ?明日も来るのかわからないし」
「でもなんか感想くらいあるでしょ?」
「さぁな、これからに期待ってことで」
「え〜、つまんないです」
「うるせぇ、ほらお前ら練習始めるぞ」
「は〜い」

全くこいつらは。別にこれ以上増えたってしょうがないんだがなぁ。
まあ、いっか。
ほんとに、これからに期待ってことで。

1年前 No.12

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

翌日

教室に入るとほとんどのクラスメイトが一年生の話をしていた。
こんな子がいたとかあの子がかわいいとか・・・それも無理もないだろう。
今でこそ勉強主体の方針だがそれは今の理事長になってからで、この学校は創立当時から部活に力を入れ何年も前の先輩たちが作り上げてきた
功績がいくつもある。だからこの季節は学校の雰囲気自体が部活ムードになる。
その結果文武両道・才色兼備、とても素晴らしい学校だと名高くなってしまった。
まあ、この説明は先輩の受け売りなわけだが・・・。
ではなぜ吹奏楽部が弱小なのか。それは、単純にいって人気がないからだ。
女子の部活というイメージのほかに、三年前にとてもガラの悪い人がいたせいで嫌なうわさが尾ひれを付けて広がった。
別にやる気ないし、いいんだけどね。

「よう、実。可愛い子いたか?」
「なんで、最初がそれなんだよっ!」

話しかけてきたのは女に目がないアホだ。もう、そうとしか言いようがない。

「いいじゃねーか別に。それともなにか?一年生来なかったのか?」
「ひとりだけ来たよ・・・女子が」
「マジか!あんな弱小部活に一年が来たのか!?期待せずに聞いたのに」
「お前ホントにはっ倒してやろうか?」
「それでどうなんだよ!?可愛いのか?可愛いのか?」
「まあそれなりにいいんじゃないか?でも一つ言っとくぞ。お前みたいなガンガン来るKYには無理だ。内気な感じだったし。」
「それは俺の力量で何とかなるんだよ馬鹿」
「馬鹿はどっちだよ」

どっちにしろこいつに合わせるとろくなことにならないからな。
あの子は今日も来るんだろうか。



1年前 No.13

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

※3〜5行目にかけて「先輩たちが作り上げてきた功績がいくつもある」です。ほんとはつながってます。すいません。※
※最後から2行目「合わせると」ではなく「会わせると」です。本当にすいません。※

1年前 No.14

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_yFt

同時刻

教室に入るとクラスメイトのほとんどの人が部活の話をしていた。
小学校にはなかった新しい体験に正直、自分もどこかふわついた気持ちでいる。
そんなことを考えながらとりあえず鞄をおろし、授業の準備をしてから仲のいいグループの所へ行く。

「部活体験どうだった?」
「結構面白かったよ〜」
「ねえねえ、希子って吹奏楽行ったんでしょ?どんな感じだった?」
「私もそれ気になるー」

この幼馴染のメンバーはとても話しやすくて、気楽だ。
ついでに、吹奏楽部への体験に行ったのは私だけだったので話題には困らない。

「えーっと、先輩たちも優しい人たちだったし、1日だけじゃまだわかんないけど楽しかったよ」
「ほんとに?入学式で歓迎演奏してた時は楽しそうだったけど、途中で立ちながら楽器吹いてたあの部長っぽい人?なんか根暗そうだし」
「うちはあの人かっこいいって思ったけど」

根暗・・・、根暗かぁ、でもあの人ちゃんと部活仕切ってたし、ほかの先輩たちとも話してたし・・・。

「ちょっと希子、話聞いてる?」
「え、あーごめん。何だっけ?」
「吹奏楽部の部長ってどんな人だった?」
「えーっと、私、部長に楽器教えてもらったんだけど、普通に話せたし、いい人だと思うよ。・・・緊張したけど」
「ふ〜ん、内気な希子が話せたんなら、それなりに良い人なのかもね」

キーンコーンカーンコーン

「あ、チャイムなった。またあとでね」

朝礼開始を告げるチャイムとともに、それぞれの席に戻る。
今日も吹奏楽部のところ行こうかなぁ。

1年前 No.15

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_PHR

そして放課後

「し、、失礼します」
「お!今日も来たんだね、積極的な子は大歓迎だよ!」

今日も特に行きたい部活は見つからず音楽室へと足を運んでしまった。
いや、正直なことを言うと楽器を吹くのがちょっと楽しかったりもした。
でも、、、部長さんがいないような?

「あ、あの、、、」
「ん?どうしたん?」
「今日は部長さんいないんですか?」
「ああ、井ノ原先輩なら生徒会会議じゃないかな?」
「生徒会会議、、、ですか?」
「そうです、ですから今日の部活は私が取り仕切ります」

そう、言ったのはおさげにメガネの高水先輩だった。
部活動体験2日目いったいどうなるんだろう?

1年前 No.16

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_PHR

一方その頃生徒会室

「昨年度後期からの引継ぎで今年度前期生徒会及び委員長はこのメンバーで決定します」

一同「「はい」」

「では、引き続き前期の行事予定とその予算について、、、、」

はぁ、この分だと今日は最後に顔を出すくらいしか部活に行けないな。
毎回毎回、生徒会長もご苦労なこったな。
今日はもあの子は来てるのかな?
今日は高水が仕切ってるからビビってなきゃいいが、、、


音楽室

「珠内さん、、でしたよね?今日は部長がいらっしゃらないので何かほかにやってみたいと思う楽器はありますか?」
「え、ええと。あの、、、」
「ちょっとぉ、そんな言い方したら希子ちゃん怖がっちゃうでしょ?」
「あなたは少し先輩らしくすべきなのです」

ど、どうしよう。先輩たちが言い争いを始めてしまった。

「わかったわ、希子ちゃんは今日うちがみるから!」
「え、」
「というわけでよろしくね!」

部活体験2日目まだ波乱です、、、

1年前 No.17

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

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9ヶ月前 No.18

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

いや多くの生徒には閉じたはずだった。
一部の、もっと具体的に言うのなら生徒会会議に出席していた生徒を除けば、、、

放課後

生徒の全員が帰ったと思われる時間、二階の某トイレにてそれは行われていた

「い、いや、、もうやめて!」
「そうやっていっつも良い子ぶりやがって。みんなお前のことなんて嫌いなんだよ」
「私が何したっていうの!」
「フフフ、いいからおとなしくしてなさい!」

一対多数のいじめだ、それも酷く悪質な
いじめられている女子生徒一人に対し、男子生徒が二人係で制服を脱がす
それを携帯電話を持ったいじめている側の女子生徒が写真に収める
言ってしまえば自分たちがしているいじめの証拠を残しているようなものなのだが、いくら悪質でもしょせんは中学生だ
そこへ、そんな証拠を待っていましたとばかりに二人の乱入者が現れた

「そこまでだ」

突然に現れたのは井ノ原と、同じく生徒会委員の石間 瞳(いしま ひとみ)だった

「2年○組 テニス部 木田、2年□組 剣道部 三崎、同じく2年□組 剣道部 佐々木、間違いないわね」
「この事は生徒会委員も職員も全員が把握している、おとなしくついてきてもらうぞ」

そう、これが生徒会委員の誰にも知られていない裏の顔、いじめの粛清だ
ある生徒のいじめからの自殺事件があった時からつくられたこのシステムは生徒会自らが取り締まることで教師よりも効果を発揮する
生徒が日常生活の中で情報集収するので発見が早く、他の生徒からも怪しまれないのだ

「な、なんで先輩たちが、、、」

それゆえこのように現行しているところを取り押さえられる
だが、必ずしも相手が抵抗しないとは限らないわけで、、、

「いくらひとつ年上だからって、文化系部員と女子で勝てるもんか」
「やっちまうぞ!」

流石は剣道部、血の気の多いことだ
三崎と佐々木の二人が井ノ原めがけて突進してくる、、、がその片方を井ノ原が蹴り上げた
手前にいた三崎の顔につま先がクリーンヒットする
かなりの勢いで迫っていたはずの三崎の体が軽く浮いたかと思うと、そのまま受け身もとらずに倒れ込んだ
それを見て失速してしまっていた佐々木に今度は横薙ぎの蹴りが叩き込まれた
壁に背を打ち付けこちらも動かなくなる

「まあ、こんなもんか」

ため息まじりに井ノ原がつぶやく
主犯格らしき女子生徒は一連の光景を見て腰を抜かし、動けないようだ

「連れて行ってください」

石間が短くそういうと数人の教師がまともに動けない三人を連行する
そして、こちらもまた呆然として動かない、いじめられていた女子生徒に井ノ原が声をかけた

「今日見たことは他言無用だ、そして今日からは生徒会の情報収集に協力してもらう」
「え、あの、、、」
「詳しいことは後日また連絡する、今日はひとまず帰れ」
「は、はい」

吹奏楽部部長で委員長でもある井ノ原だ、いくら大きい学校とはいえその顔は誰もが見たことはあるだろう
だが、座り込んでいた女子生徒は驚いた
自分に話しかけている井ノ原の目は見たことのないくらいに冷たく鋭かった
そしてなんとか女子生徒を帰した後

「いつも思うのだけれど、この仕事をしている時の井ノ原君っていつもより怖い顔してるわ」
「そんなことないさ、それに石間さんこそ同じテニス部の後輩がこんなことになって思うことがあるんじゃないの?」

そう、石間はテニス部部長で先ほど連れていかれた木田もテニス部であり石間の後輩だった

「まあ、こういうときもあるわよ、、、」

後の仕事を他もメンバーに任せ、ひとまず事は終わった、、
が二人は後味悪く帰路についた


9ヶ月前 No.19

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

翌日 昼休み

またも会議室に生徒会メンバーが集まっていた
その目的は昨日に行われていた、いじめの事情聴取といじめを受けていた生徒への説明である
今は大人しくしている木田たちから聞き出せたのはあるサイトの情報だ
いや、前々からサイトの存在は生徒会でも把握していた
なにせ最近増えているいじめの殆どがサイトに感化されたものだ
ある日、そのサイトから「いじめの写真なんかを載せてね☆」というふざけたメールが来るそうだ
メールにURLがついているが何も反応はなく、サイト自体も存在しないとわかった
いわゆるウイルスの一種である
それもこの学校の生徒にしかメールの届かない仕組みだ
ウイルス自体は先生方の作った情報ワクチンによって対処できるが、ばらまいたのは誰なのかが一向にわからない
主犯については調べ続けるとして次は生徒の説得である

「君たち四人にはこれから生徒会の情報収集に協力してもらう」
「日常会話の中でいじめに関することを聞いたら報告してください」

井ノ原と石間の説明を四人はあっけなく受け入れた
昨日の光景がよっぽど恐ろしかったらしい
ひとまずこの件は解決、みな解散した

その日の放課後、一年生部活体験終了後の音楽室

「今日もお疲れ様、と言って終わりたいところだが昨日お前たち喧嘩したそうだな」

部長の井ノ原の前に副部長である高水、徳井が並ばされていた

「そんな、喧嘩なんてしてないですよー」
「私は副部長としての仕事をまっとうしようとしただけです」

徳井は軽い感じで、高水は自分は悪くないと言いたげにそれぞれに主張する

「真面目さは高水の良いのところだが堅すぎる部分がある、それを緩和するように徳井と二人で副部長にしたんだがな、、、」
「す、すいません」
「凛ちゃんは井ノ原さんに褒められたいからって熱くなりすぎなんだよー」
「な、なにを言うんですかっ、そそ、そんなことは決して、、、」
「顔真っ赤で言われてもなー」

凛とは高水の名前である
まったく、普通にしてる時はなんだかんだ仲がいいのに部活となると何で反発するんだか

「珠内は気にしてなかったようだからこれ以上は言わないが、もうちょっと話し合いしろよ?」
「「はい」」

こういう時にきれいにハモるのがまた不思議だ

「それにしても新入生、珠内さんしか来ませんね」
「ああ、そうだな。俺は別に気にしてないが、、、」
「だから、そういうとこがダメなんだって」

またも徳井に小突かれてしまった

「そうだ、明日は派手に呼び込みしよう!」

直感で動く徳井が何か閃いたらしい
また面倒なことにならばければいいが、、、



8ヶ月前 No.20

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

副部長2人が怒られている同時刻

珠内は悶々としながら帰宅していた
なぜかと言うと昨日の帰りに井ノ原に頭をなでられたのがいまだに忘れられないからだ
井ノ原としては全く故意のないほぼ無意識的な行動なのだが、確かに急にそんな接し方をされ気にするなという方が無理であろう


「はぁ、なんだかモヤモヤするな、、、」

今日一日は何とか乗り切ったけれど部長さんのこと見るたびになんか耳が熱くなるんだよなぁ
昨日は喧嘩してた先輩たち、とくに高水先輩とかも機嫌直ってたし、、、
部長さんの言うとおりに吹いたらちゃんと音が出るし
やっぱり部長さんってすごい人なのかなあ
それにしても私以外の一年生が体験にきてるの見たことないな
みんな興味ないのかな、もっとみんなの目を引くようなことしないのかな

比較的家が近く徒歩で学校に通っている珠内はそんなことを考えつつ帰宅した
まさか自分の考えていたことが翌日には現実になると思いもしないまま、、、


その日の夜 井ノ原の部屋にて

井ノ原は食事を済ませ自室でくつろぎながら少し考え事をしていたのだが、そのシンとした部屋に携帯の着信音が鳴り響いた
携帯の画面には「堂谷内 美香」と表示されている
井ノ原は少し驚きつつ電話に出た

「もしもし?」
(あ、出た出た。もしもし実さん?やっほー、久しぶり)

堂谷内 美香(どうやち みか)とは井ノ原の後輩であり徳井たちの元同級生だ
吹奏楽部員で1年生の三学期に親の仕事の関係で転校してしまったがたまにこうして電話していた
最近はめっきり減ってしまったので電話がかかってきたときは驚いたのだが

「ああ、久しぶりだな。どうしたんだ急に」
(実はね、またそっちに戻ることになったの)
「え、本当か!?」
(だからまた先輩の下でお世話になりまーす。要件は以上!じゃーね)
プツッ、、ツーッ、ツーッ、ツーッ、、、

「あいつ急に切りやがった」

今の会話で分かるようになかなかに自由な性格だ
徳井と同様にちょいちょい敬語を忘れるが、自分の言いたいことを言いきるまで止まらないぶん話が通じない
2人が揃うと良くも悪くも勝手に突き進むので止めるのが少し大変だ
それに加え堂谷内は、今回は言ってなかったが結構な頻度で会話に下ネタを挟んでくる
この大変な時期にまた賑やかなのが増えるわけだ

「しかもいつ来るか言ってなかったな、、、」

今日の徳井の閃き発言といい、堂谷内帰還といい不安が多いな
、、、いいや、もう寝よう

こうして井ノ原はなかばヤケ気味に寝てしまうことにした

8ヶ月前 No.21

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

翌日 昼休み

キンコンカンコーン

「吹奏楽部員は至急音楽室に集合してください、至急ったら至急に!」


「、、、はぁ?」

突然の放送に、いつもはそれなりに言葉に気を付けている井ノ原も少し間の抜けた声をあげてしまった
数秒たって今の放送について思考する

今日の昼に何かするなんてことは顧問から聞いていない
突然連絡することができたとしてもまず自分にしらせるはずである
そしてさっきの放送をしていた奴の声、、、そんなことはないと思いたいが、、、
、、、堂谷内だ
こっちに戻ってくるとは言っていたが昨日の今日だぞ
まさか学校に戻ってくる前日に連絡をよこしてくるとは
とにかく音楽室に行くしかないか

数分後 音楽室

「やあ、やっとみんな揃ったね!とりあえず久しぶりとでも言っておこーか」
「真面目にやれっ」
「いてゅ」

ハイテンションで高らかに挨拶らしきものをした堂谷内を井ノ原が軽くはたいた

「なにするんですかー、せっかくノってたのに」
「ろくに詳細も話さずに急に帰ってきて部員を集めてまで何がしたいんだ」
「あ、それとも私に触れたかったんですか?このス・ケ・b、」
  スパァン!
「詳しく、丁寧に、説明を、」

今度はそれなりに力を込めてはたいた
流石の堂谷内も怖気づいたらしい

「はっ、はい、わかりましたって〜。この度わたくし堂谷内、朝芽中学に帰ってまいりました」
「ここにみんなを集めた理由は?」
「あ、それはうちが説明します」

今度は意気揚々と徳井が名乗り出た

「昨日思いついて、もう先生にも許可とってあるんですけどー」
「あ、待って。私が言いたい」
「えーうちが思いついたんにー」
あーだこうだ、あーだこうだ

堂谷内と徳井、二人して言い争いを始めた
だがそれもすぐに終わった

「はやくしろ」

井ノ原から放たれた、たった五音、だがとてつもない怒気を孕んだその言葉に二人とも一瞬固まった
が、すぐに徳井が持ち直す

「じゃあ二人で、せーのっ」
「「今日の放課後!屋上で吹奏楽部アピール演奏をしまーす!」」

・・・・・・・え?

この発表で提案者二人を除く部員全員は理解が追い付かずに思考停止し、何とかギリギリ呑み込めた井ノ原もすぐには言葉が出なかったという






8ヶ月前 No.22

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

沈黙の後、五分後

「状況をまとめるぞ、まず今日の放課後に屋上で演奏をすると」
「その通りです」
「で、そのことはもうすでに許可が下りていると」
「その通りです」
「曲は?」
「学園天国とMake Her Mine -in Swing-で」
「Makeのソロは誰がやるんだ?」
「もちろん実さんで、ていうか実さん以外にできる人いないでしょ」
「はぁ、まあ先生たちが許したんならあまり言及はしないが、、、」
「なんです?」
「ちょっと面貸せ」
「はいはい」
  ビシっ!
「tっった〜〜〜」
「これからは俺にも報告、それと皆にも前々から伝達できるようにしろ」
「うーーっ」
「じゃあみんな、放課後は頼むぞ」

井ノ原が堂谷内の今回の無茶ぶりにデコピンで片を付け、あとは鶴の一声
演奏は決行されることになった

そして放課後

朝芽中学校は三階建てではあるが横長で、二階の上に三階が乗っていない広場の様な屋上部分がある
そこはグラウンドが一通り見えるようになっていて、グラウンドの横には生徒用の駐輪場もあるので大体の生徒には演奏が聞こえるだろう
だがそれは思いっきり運動部の妨害をすることになる
その事を少し気にしつつも井ノ原は演奏に望んだ

7ヶ月前 No.23

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

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7ヶ月前 No.24

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

まだ落ち着ききれていないまま足早に音楽室へ向かうと楽器の片付けをしているところだった
入って行っていいのかわからず、扉の小窓から中をのぞいていると背後から声をかけられた

「どうしたんだ珠内、覗き込んだりなんかして」
「あ、部長さん!」
「別に名前で井ノ原って呼んでくれればいいぞ」

話しかけて来たのは井ノ原だった
その手には洗い終わったマウスピースが握られている

「えっと、あの、さっきの演奏すごかったです!感動しました」
「ああ、そのことか。ありがとうな。わざわざそれを言いに来てくれたのか?」
「はい。ええと、今日は体験はやってないんですか?」
「ごめんな、今日の演奏は急だったから皆バテちゃってるから」
「そうなんですか、、、」
「もう少しで片付け終わるから部屋の中で待っててくれ」

さっきまでは何も考えていなかったが急に音楽室に入るとなるとまた緊張してきてしまった
先輩たちの中で待つなんて冷静に考えてみると気まずい

「あーー、実さんその子誰ー?」

おどおどしていると司会をしていた人が突然声をあげた

「堂谷内、急に叫ぶな。この子は部活体験にきてくれている一年生だ」
「あ、そうなん。私は今日転校してきた堂谷内 美香。転校してきたっていうよりかは戻ってきたって言った方がいいけどね」
「い、一年の珠内 希子です。よろしくお願いします」
「うん、よろしくね!ところで、希子ちゃんって実さんのこと好きなの?」

「「「!!!???」」」

堂谷内の無神経スキルが発動しいつも通りの大きな声の発言に、音楽室全体が一瞬固まった
が、周りはそれを珠内に気付かれないようになにごともなかったが如く取り繕った
じつは吹奏楽部員のほとんどが、珠内自身に自覚がなくても恐らく井ノ原に気があると察していた
だが初対面にもかかわらずズケズケとそれを言い放った堂谷内に改めて驚かされた
珠内は混乱気味で耳が赤くなっていた

「なに照れとるん?冗談やよー、あはははは」
「堂谷内」
「はいなんでしy、、、」
 ビシッ!
「また!?」

KYを炸裂させる堂谷内にまたデコピンが炸裂した

「なんで初対面の奴を困らせるようなことを言えるんだ?前にも反省しろって言っただろ」
「うーー」

井ノ原がうつむき加減に「イタイ、、、」とぶつぶつ言っている堂谷内にため息をこぼす

「待たせて悪かったな珠内、帰るか」
「あ、はい、、い、井ノ原さん、、、」

こちらはうつむき加減に少し照れているようだった

「最後の奴は戸締り確認しっかりな。俺からも先生にはお礼言っとくが堂谷内も言っとけよ」
「はーい、わかりました。さようなら」
「「「さようなら」」」

こうして二人は音楽室を後にしたがこのとき珠内は内心戸惑っていた

何気に一緒に帰る感じになってるけどこれって二人きり、、、?




7ヶ月前 No.25

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_8gk

なんて事にはやはりならなかった
幸か不幸か井ノ原先輩の性格の良さは人を惹きつけるらしい

「井ノ原」

後ろから少し低めの声に呼び止められた

「どうした生徒会長」
「いや、少し急用でな。取り込み中すまないな」
「お前がそんな冗談言うなんてらしくないな、、、まさか仕事か?」

確か入学式の時に在校生代表挨拶をしていた人だ
仕事、、、?何の事だろう?
聞き取ろうと思ったが二人とも声量を落としてしまったため上手く聞こえない

「先日に井ノ原が捕まえてくれた女子生徒から情報が入った。場所は南部体育館裏らしい」
「確実なんだな?」
「ああ、今日の夜7時半だ。石間さんにも伝えてある、、、足は使えるか?」
「いけることはいけるけど前の衝撃が結構大きかったらしい。もう一人応援頼めるか?」
「もとよりそのつもりだ。7時に合流だ」
「わかった」

話の内容はよく聞こえなかったけれどその時の井ノ原先輩の顔は少し怖かった

5ヶ月前 No.26

虚空 @iceserpent ★Q7BovRiFPq_keJ

少しして井ノ原先輩が戻ってきた

「待たせてすまなかったな」
「いえ、全然大丈夫です」

戻ってきた井ノ原先輩はいつもどうりのように見えた
とは言えさっき聞こえてきた疑問が気になり聞いてみる

「あの、さっきの仕事ってなんのお仕事なんですか?」
「ああ、聞こえてたのか。なんともない生徒会の仕事だよ」

そう言いながら井ノ原先輩ははにかんだ
生徒会長との会話の時に険しい顔をしていたのはわからないままだったが
井ノ原先輩の少し不器用な笑顔に何故かこちらが恥ずかしくなってしまいうつむいてしまった
そうしているうちに玄関まできてしまった

「じゃあまた明日ね」
「はい、ありがとうございました。さようなら」
「さようなら」

こうしてわたしは家路についた

1ヶ月前 No.27
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