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ダンジョンコンプリート

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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ファンタジー @tajiri ★3DS=vHB5njMbB1

〜〜〜ダンジョン攻略者〜〜〜

それは、誰もが憧れる称号。
そしてこの物語は、とある青年とその仲間達がダンジョン完全攻略を成し遂げるもの。

1年前 No.0
メモ2016/10/09 21:50 : 人狼 @tajiri★3DS-vHB5njMbB1
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「 」 @tajiri ★3DS=vHB5njMbB1

朝が来るとまた、ダンジョンに潜る1日が始まる。
朝ご飯を食べて、歯を磨き、予想以上に堅く黒いレザーの鎧を着て、腰にショートソードと漆黒のダガーを携えて冒険の支度をするそんないつもと変わらない日常だ。

「行ってきますね!」

1人の鮮やかな赤い髪で、眠たそうな目付きの身長は167cmぐらいで比較的背の低い方のちょっと頼りないような16歳の青年がアルムスの外れにある、今は自分以外の誰も居ない家から出て行った。
何故出て行って何処に行ったのか?まずは金稼ぎ、そして向かう場所はただひとつ。“ダンジョン”だ、ちなみにこのダンジョンと呼ばれているものはアルムスという街のど真ん中に存在し、地下深くまで続いている。そして、下に行けば行く程どんどんダンジョン内の魔物いわゆるモンスターは強くなって行く。下位冒険者が行ける階層は精々10階程で、それ以上は上位冒険者で無いと生きて帰ることは難しい。そして現在ギルドが、精鋭冒険者を召集して確認しているだけで、60階層あるが、まだ下は続いている。

「ふぅ…やっと着いたよ、やっぱり僕の家から遠いよね……ま、それもダンジョンでお金を稼いで、仲間も作って、家を建てたらおさらばだね!」
アーサーはそう愚痴を垂らしながらもダンジョン入り口で入場受付を済まして、ダンジョンに入って行った。

ダンジョンの中は外の気温と比べるとちょっと低くなる所もあるけど、どちらかと言うと暑い所の方が多いよね。

そして、どんどん進んで行く。ダンジョン内は始めの方は整備されており、モンスターは出て来ないが500m程進むと弱いモンスターが時々出て来るようになる。
そして、640m程進んだところで人型の小さなモンスターの後ろ姿を捉えた。
あ、居たね…モンスター。
するとアーサーは右手で左腰横に着いている、鋼で出来ている質素なショートソードを音をたてない様にそろっと抜き、左手は腰の後ろに横向きに納められている刀身が漆黒で、柄が木で出来たダガーをショートソード同様に音をたてない様に抜いた。そしてショートソードを上向きに、ダガーを横に倒した構えをしながらゆっくり、気付かれない様にモンスターに近づいていく。

ん〜どうしようね?ある程度近づいたから、一気に走って接近してソードとダガーで2連切りをしようか。

「うぉ〜〜!!」

アーサーはモンスターとの距離、100m程を一気に走った。

1年前 No.1

「 」 @tajiri ★3DS=vHB5njMbB1

モンスターは、人型の中で最も小さい部類のゴブリンだった。ゴブリンは上位階層になると、集団で生活して全員が粗末な鎧を着て剣も持っているが、下位階層だと単独でいることが多いし、鎧も着てない。武器はこん棒などの方が多い。

「ウギィ?」
ゴブリンがアーサーの足音と雄叫びで振り向いた。

やっぱり振り向くんだね…振り向かないでよね……

走りながら、いつも眠たそうな目をちょっとだけ大きくし、ゴブリンとの戦闘に備える。
よし、手が届く距離になったね!そのまま行くよ!!
アーサーはショートソードの方を右上から斜め左下にめがけて一気にゴブリンめがけて振り落とした。
「おりゃッ!!」
そしてゴブリンを一瞬で仕留めた!なら良かったのだが、世の中はそう甘くないのが当たり前。ゴブリンがアーサーの放った、一撃をヒラリと華麗に避け、アーサーが避けられた反動でよろめいている隙に、こん棒で横腹を殴った。
「ゴフッ!!ゲホッゲホッ!」
アーサーは痛いなと一言呟き、すぐ立ち上がる。
二刀流だと与えるダメージは強いんだけどね…起動力がちょっとね……

そして、アーサーはバックステップを踏んで、ゴブリンとの間合いを取った。そしてゴブリンは素早いとふんだアーサーは、自分も素早くするべくダガーと比べ、比較的大振りなショートソードを腰の鞘に収めた。そして、ダガーを利き腕の右腕の方に持ちかえた。

これで、ダガーだけだからちょっとは僕もすばしっこくなるかな?
「じゃあ、行くね!」

アーサーはジリジリとバックステップで空いた間合いを詰めていった。そして、数秒程間合いの取り合いが続いていた。
その間合いの取り合いで先に攻撃を仕掛けたのは、ゴブリンの方だったゴブリンはこん棒を掲げウギャーと声をあげてアーサーに突っ込んで行く。アーサーはそのこん棒を受けるのではなく、受け流した。それはモロに受けるとこっちはダガーなので力負けしてしまうからだ。

『ガガガッ!シュキンッ!』
上手く攻撃を左から右へ受け流せた様だ。そしてアーサーは攻撃を受け流されて、一瞬怯んだ瞬間を逃さずに追撃した。
だが、ゴブリンも命懸け。ほんの少し身を反らし、切れたのは切れたがダガーの直撃は免れた。
そして、ゴブリンは力任せに左下にあったこん棒をカチあげた。
そんな事は予想外なアーサーは攻撃が直撃し、ふっとんで行った。

くっそ痛いよ……と言うか、あんな攻撃無しでしょ?

そして、アーサーはある程度転がったところで立ち上がり、やけくそで目をつむり、右腕を曲げてダガーを横腹の近くに添えた形の構えを取った。そしてゴブリンの懐めがけて走った。アーサーは走った勢いでそのまま突きを繰り出す様だ。
「当たれぇーー!」

『グショッ!』
柔らかい様な固い様な変な感触……。そして生暖かい液体が手に触れる。アーサーはゴブリンを刺したんだと悟った。だがちょっとだけ動いている。だからそのままダガーを頭まで振り上げた。全身に生暖かい液体が降りかかる。アーサーは目を開け、自分に掛かったドス黒い液体を見てやっと実感を得た。

僕は今モンスターは一人で倒したのだと……。

1年前 No.2

「 」 @tajiri ★3DS=vHB5njMbB1

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1年前 No.3

「 」 @tajiri ★3DS=vHB5njMbB1

「あ、クローリーさん?」
「うふふ、エリスで良いわよ?それと敬語は使わなくても良いわ。それで何かしら?」
いつも通り、うふふと微笑んでから言った。
「じゃあエリス、今日は5階層まで行ってみようと思うんだけどね…どう?」
「そうね……でも私こう見えて上位冒険者よ?だから___」
「え!?エリスって上位冒険者なの!?」
アーサーはエリスの言葉を遮ってまで聞いた。
「そうよ?で、さっきの続きね。だから、少なくとも10階層のダンジョンボス程度なら倒せるけど……どう?」
エリスは首をかしげた。
「10階層まで行くのもいいんだけどね、と言うか行って装備を新調したいんだけどね……ご飯が足りないから行けないよ…」
がっかりした感じで言った。
「じゃあ仕方ないわねぇ…それじゃあ5階層まで行こうか」
そしてアーサーはうんと返事を返して前を向いた。

へぇエリスって上位冒険者だったんだね、そりゃそうだよね背中に背負ってるボーガン本体が上位階層にしか生えてない、エンチャントウッドの木で出来てるしね。しかもさっき気が付いたけど腕に着けてるブレスレットがマジックアイテムだよ……たしかこれも上位階層でしか出ないはず……。効果知りたいなぁ。それと多分矢も上位階層のやつなんだろうけど分からないね。
アーサーは自然と納得した顔になっていた。そして、エリスと出会ってから歩き始めて940m程のところで何かを見つけた。
「エリス。これ……何なの?」
「これ?それはね下の階と直結してる穴よ。此処はまだ1階層だから2階層に落ちるわね。しかもこの穴は一定時間したら閉じるのよ」
エリスはちょっと自慢気に謎の穴のことを説明した。
「へぇ〜エリスって物知りなんだね!あ、落ちてみようよ。どう?」
「いいわよ、時間短縮に繋がるからね。でも下に何が居るかわからないから私が先に降りるわよ?いいかしら?」
「うーん。まぁいいよ、レディファーストだもんね」
ちょっと不服そうな顔をして穴の入り口からアーサーは退いて、エリスに先を譲った。
「それじゃお先ね!」
エリスはアーサーが入り口を譲ったや否や軽々しく飛び降りた。

うわぁ落ちたら痛そうだよ……まぁ遠回りしても良いこと無さそうだししあた無いや。落ちようか……気が進まないけど。
「よいしょ!」
アーサーもエリスに続いて飛び降りた。だがエリスの様に軽々しくはいかなかった。
「痛いなぁ…穴の側面で肘を擦っちゃったよ……やっぱりエリスの様に軽々しく降りれ無いや、アハハ…」
言葉の最後で力無く笑った。
「それじゃあ行きましょうか」
「あ、フライアントって2階層で出現するかな?出現するなら倒したいんだよね」
「どうでしょうね…確か出現したはずなんだけど…私も流石に詳しくはわからないわ」
少ししょぼんとしたような声で言った。
「じゃあ居たら速攻倒すね?」
励ますようにアーサーはニコッとした。

1年前 No.4

「 」 @tajiri ★3DS=vHB5njMbB1

あの穴から歩き初めて40分ぐらいたった。その道中で居たモンスターと言えば下級のグリーンスライム2体とブルースライムだけで、どちらもエリスが「私が倒すけど良いかしら?」と僕に聞きつつも、ボウガンで射殺していた…。まぁスライムのドロップアイテムのスライムジェルと呼ばれるものは、ソウソクに加工できるから地味に売れるからいいか……。
そういった事を考えながら更に奥へ奥へと進むと、アーサー達が進んできた道をちょっと外れて草むらに入った所に、アンデッドウッドがいた。

「あ、アンデッドウッドだね……彼奴のドロップアイテムが僕のダガーの強化に必要なんだよね。エリスどう?倒そうよ」
「ん〜そうね、良いわよ?だって私泊めて貰う身だし…うん。倒しましょう!」
「じゃあ決定だね!じゃあ僕が前衛で奴の気を引くから、エリスはボウガンで援護を頼むね?他に意見が無かったら行くよ?」
「了解したわ。ええ、行きましょう」

と、アーサーとエリスは会話を交わすとアーサーはいつもの様に逆手持ちで右にショートソードで、同じく逆手持ちで左にダガーを持って走り出し、エリスは背中に背負っているボウガンを持ち、それに専用矢をつがえた。そしてアンデッドウッドの近くにアーサーは来ると、更に加速してすれ違いざまに2連撃を喰らわせた。その瞬間にエリスの放ったボウガンの矢が5m程離れた、アンデッドウッドにクリティカルヒットした。
『ピュンッッ!!ドンッ!』

矢が顔を掠める様にしてアンデッドウッドに突き刺さる。

「うわっ!ちょうど顔辺りに矢が突き刺さった……エリス上手いなぁ。でも怖いね…アハハハ」

だが、アンデッドウッドは連携攻撃を受けたにも関わらず、地味によろけただけで致命傷にはなっていなかった。

「おりゃあッ!早く僕の素材になって!!」

アーサーは連撃後の振り返りざまにショートソードの柄の方を相手に向けて内から外に斬った。結構よろめいた。

「どうだ!僕の剣さばき。すごいよね?エリス!」
「そ、そうねとっても凄いわ…けど……後ろ大丈夫なの?モンスターが腕を振り上げてるけれど?」

『ガチャ…バスッ!』
エリスはいきなり話掛けられたのに少し驚いたがそれに“大人の”対応をし、アーサーが危険だったのでアンデッドウッドに躊躇無く矢を放った。
矢は風の抵抗を受けていないのかというぐらい素早く真っ直ぐ飛び、もうすぐアーサーの頭のてっぺんに振り落とされる寸前のところで腕に当たり、その腕を飛ばした……。

「ヒィィイッ!怖いよ!怖すぎるよ!!でも…ありがとうね?助かったよ」
「良いのよ、次からは気を付けてね?うふふ」
「じゃあ、相手もいつまでも待ってくれないからね、早く倒そうか」

アーサーはそう言うと下げていた武器を構え直した。すると、アンデッドウッドは鞭のように枝をしならせてアーサーを叩こうとしてきた。だがアーサーは蝶の如くヒラリと___避けれるはずがなく…枝は左右から迫って来たので、右のショートソードを右から頭上を通って左へ動かした。それで一応防ぎきった……。

1年前 No.5

人狼 @tajiri ★3DS=vHB5njMbB1

「あ、危なかったね…でも此処からは僕たちの反撃だよ!!」

そう言うと、アーサーは数メートルの距離をさっと詰め、アンデッドウッドとの間を自分の得意な間合いの超至近距離にした。

「よっこらせッ!これで僕の得意な間合いだね。でも、アンデッドウッドは至近距離嫌いだもんね!だ、か、ら!僕の方が有利って訳だね!!」

アーサーはアンデッドウッドの腹辺りに自分が持っている二本の剣で連撃を食らわして、更に怯んだところに追撃で回転斬りをすると、そこにエリスの矢が飛んできた。アンデッドウッドが少し燃えている。何故か?それはエリスの武器はエンチャントウッドのボウガンだ…そう。効果が発動したのだった。だがアーサーは……

「うおっ!ちょっと燃えてるよ。火矢かな?……エリスーこれって火矢?」
「何かしら?火矢ですって?違うわよ。エンチャントで火属性になっただけよ。そして、こういうのをエンチャントアローって言うのよ?うふふ」
「え?じゃあ火矢だよね?と言うか、エンチャントアローってそのままじゃんか…まぁいいよね」
そんな話を交わしながらアーサーはエンチャントアローで焼けて脆くなっているところにショートソードをぶっ刺した。かなり深く刺さった。だが念のためショートトソードを捻ってみようとしたが、固くて回せなかった…でもアンデッドウッドは動かなくなったのでしっかり倒せた様だ。
「ふぅ…倒したね……。あ、エリス〜!倒したよ〜?やっと倒せたね」
「倒したのね、やっぱりスライムと比べてかなり強いわね。早くドロップアイテムと素材取らないとロスト__消えちゃうわよ?」
と小走りしてアーサーに近付いて言った。
「うん。そうだね。消えちゃうよね」
そう言うと剥ぎ取り素材より早くロストしてしまうドロップアイテムを拾いに行った。そして拾いに終わって、剥ぎ取りに移った。
「あ、取れた取れた!強化アイテムだよエリス!」
アーサーは取れたアイテムをエリスに見せた。
「あぁこれね、確か……アンデッドの老木…だったかしら?」
「確かそうだったと思うけどね?まぁいいよね。あとしっかり魔魂も取って、剥ぎ取れる物は剥ぎ取ったし…あ、今何時だろうね?エリスわかる?」
アーサーは首をかしげる。
「ん〜多分、午後越したぐらいだと思うわ?」
「そうか…少しキツいから帰ろうかな?」
「あら?どうしたの?まだ五階層まで着いてないわよ?あ、モンスター達の強化タイムよね、確か」
「うん、そうなんだよね……」

1年前 No.6

人狼 @tajiri ★3DS=AKCvMfFVtx

ダンジョンの出口からは先程までダンジョンの中に居た僕達には眩しいぐらいの月明かりがさしこんでいた。
「エリス……綺麗だね…」
「え?私の事なの?それはうれ__」
「いやいやいや!!ち、違うよ!月のことだよ月のこと!」
アーサーは頬を赤らめて誤解を解いた。
「うふふ。そうなの、残念だわ。私はアーサー君のことかっこいいと思うんだけど…うふふ。」
微笑み、冗談混じりにサラッとアーサーのことを褒めたようだ。
帰る途中に強化中にしか採取できない虫と植物を採取しておいた。まぁお小遣いと装備強化素材だ…それとクラウンスライムとレッドスライムが出てきたが、いつも通りエリスがアーサーに倒していいか?と聞きつつも瞬殺していた。アイテムはクラウンスライムの確定ドロップ品である、クラウンとジェルと3シルバーと50ブロンズだった。流石強化タイムなのか貰えるお金が多くなっている。
「もう暗いからね、装備強化とか素材売買を明日にして、家帰ろうか……あ、あんまり期待はしないでね」
「そうね、明日にするのがいいと思うわ。それにしてもアーサー君のお家楽しみだわ」
エリスも明日市場や鍛冶屋に行く案に賛成した。
「それじゃあ行こうか」
そう言って、体を家に向けて歩き始めた。
「いい忘れてたんだけどね…僕の家、街外れにあるからね?だいたい歩いて一時間……」
「一時間……仕方ないわ……」

1年前 No.7
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