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懺悔

 ( 初心者のための小説投稿城 )
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希波桜花@おそまつさんでした @ouka19☆YVAQWmKTTACW ★Android=727hXsR3Dt

『神様、これが私の懺悔です。どうかお許し下さい。』



祈っても変わらない。




だけど、だけど…。





これが最初で最後の懺悔____。

1年前 No.0
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希波桜花@おそまつさんでした @ouka19☆YVAQWmKTTACW ★Android=727hXsR3Dt

コンコン。


今日もドアを叩く音が教会の中に響き渡る。

『おはようこざいます。シスターのありさです。今日はどのようなご用事で?』

やって来たのは顔色の悪い若い男。

男「懺悔をしたいんだ。ひ、人を殺しちまったんだが…。」

男の目は虚ろで、唇はわなわな震えている。全く気持ち悪い。

『それは大変ですね。何故殺してしまったのですか?』

男「酒を飲んでて…ついカッとなって…。」

『わかりました。通報します。』

ありさは教会のすみにある電話に手男掛けた。

「まてよ!神様は、なんでも許してくれるんじゃないのか!?」

そんなことを泣き叫びながら、男は警察につれていかれた。

『神様がなんでも許してくれるわけないだろ。ばかやろ。』

ありさは紅茶を啜りながら気だるそうに呟いた。

1年前 No.1

希波桜花@一松クラスタ @ouka19☆YVAQWmKTTACW ★Android=727hXsR3Dt

この協会には神父がいない。シスターもありさ以外は誰もいない。つまりこの教会には、ありさ以外誰もいないのだ。それで教会は成り立つのかと思う人もいるだろうが、この教会は懺悔をするためにあるのだ。
元々ここの教会は数百年前からずっとある由緒正しき教会なのだが、懺悔専門になったのは15年前、ありさがこの教会にやってきた5年前である。
その頃この地域は治安が悪く毎日のように暴行、殺人、誘拐等が起き、警察も手につけられないようなひどい有り様だった。
そこでその時いた神父がこう提案したのだ。
「ここを人々が懺悔を行う場所にしませんか。」
と。
元々やってくる人は少なかったので、出来ないこともなかったが、教会には「神聖な教会がそんなことをしていいのか」という批判もあったようだ。
しかし、教会のおかげで犯罪は劇的に減り治安も大分よくなった。そうして今の教会がある。
元々ありさは雇われたシスターだったため誰もいなくなった教会を閉じても良かったのだが一人で教会を開いているのには訳がある。
その話はまた今度にしよう。

1年前 No.2

希波桜花@コピッカーを極めたい @ouka19☆YVAQWmKTTACW ★Android=vC7JpO0nFh

ありさは目を覚ました。



ぼんやりとした視界がはっきりしてくるにつれて、現実に引き戻されるような感覚に「いつもの日常」なんだということに実感させられる。
また同じ夢をみていた。
この夢をみた日はどうも現実と夢のなかがごちゃごちゃになるみたいだ。
ありさは顔をしかめる。




どうも気分が面白くない。






食卓に向かう。
食卓にはクッキーと紅茶。思い出した。
昨日は片付けをせずに眠ってしまったんだ。
クッキーはパサパサになっていて、紅茶は底の方が濁っていた。まるで小さな海を上から見下ろしてるみたいだ。

勿体無いことをしたなと思いつつ、クッキーを捨て、昨日の紅茶を流して、ティーポットを綺麗に洗う。このティーポットを見るとどうしても頬が緩んでしまう。




相変わらずぼんやりしながら朝食をとる。
教会を開けなくては。
今日は誰が来るのかしら。



2ヶ月前 No.3

希波桜花@くになが @ouka19☆YVAQWmKTTACW ★Android=vC7JpO0nFh

嗚呼、









廻る







廻る









禁忌










禁忌廻る禁忌禁忌廻る禁忌禁忌禁忌禁忌廻る禁忌廻る廻る禁忌禁忌廻る禁忌廻る禁忌禁忌廻る廻る廻る禁忌廻る禁忌廻る廻る廻る禁忌禁忌瞳禁忌瞳禁忌瞳瞳瞳瞳赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い茜茜茜茜茜茜茜瞳瞳瞳瞳瞳禁忌禁忌廻る廻る禁忌禁忌瞳瞳禁忌禁忌禁忌廻る廻る禁忌茜茜瞳禁忌茜茜茜瞳禁忌禁忌廻る禁忌禁き禁忌きん忌きんききんききんききんききんききんききんききんききんき………………







嗚呼、私は何をした?










誰かを騙した?誰かを殺した?誰かを裏切った?誰かを見棄てた?









私が何をした?





私は


私は



ただ



みんなのためを思って




嗚呼、







嗚呼、すべて消えてゆく





貴方の優しい声





貴方の大きな手





もし、あなたがいればきっとその大きな手でとびきり優しく撫でてくれただろうに









目覚める






またあの夢だった






嗚呼、夢なら永遠に醒めないで

1ヶ月前 No.4
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