Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(2) >>

幼なじみと、恋。

 ( 短編集投稿城 )
- アクセス(71) - ●メイン記事(2) / サブ記事 - いいね!(0)

madder @aaalove10 ★cBeEvedKCx_mgE

題名の通り、幼なじみとの恋を描いた短編小説です。

ありきたりな内容になっちゃうと思うけど、わたしまだ初心者なのでおおめに見て下さい…。

でも誤字脱字とか、その他もろもろサブで教えてくれたら嬉しいです。










                 「俺と、付き合うふりしてくんない?」









メモ2016/07/27 16:49 : madder @aaalove10★cBeEvedKCx_mgE

目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


>>1  偽りからの本当  

>>2

ページ: 1


 
 

madder @aaalove10 ★cBeEvedKCx_mgE

“「偽りからの本当」上

登場人物
千葉めい   女。悠が好き。
今井悠    男。モテる。
宮田すみれ  女。ストーカー。


「俺と、付き合うふりしてくんない?めい。」
わたしの幼なじみであり、好きな人の悠が言った。
「はっ!?意味わかんないんだけど。“ふり”って何よ。」
「俺、なんか一高の女子に付きまとわされてて。彼女いるって嘘ついたら今度会わせろって言われて。こんなこと頼めるのめいしかいないんだよ〜。お願い!」
あ〜、そういうことね。
悠はなんか小さいころからモテる方で、小学校の頃よく告白されてたんだよね。
「え、一高の生徒って、高校生じゃん。うちらまだ中学生だし…。」
「それがめんどくさいんだよ。」
「めんどくさいって…。でもうちそういうことして恨み買いたくないし。」
第一、ふりなんていや。
付き合うならちゃんと付き合いたい。悠のことは…ずっと好きだったから。
「え〜。お願い!彼女見せたらもうやめるって言ってたから!ん―…っ、駅前のふわふわパンケーキのお店連れてくから!」
うっ、ふわふわパンケーキ…。食べたいけど、ずっとあきらめてた。
わたしは迷った挙句、こういった。
「……紅茶付で、一番高いベリーベリーソースのやつでもいいなら。」
「よし、わかった。じゃあ、次の日曜日迎えに行くわ。パンケーキ食べに行こうぜ。」
「次の日曜日?オッケー。開けとく。」
次の日曜日の予定が決まった。
また悠と一緒に出掛けられるのが嬉しかった。

ピーンポーン、ピーンポーン…。
家のインターホンが鳴った。多分、悠だ。
準備万端!行こう。
「悠〜!!お待たせ。」
「いや…。バスで行く?歩きで行く?」
今日は彼女のふりを口実にいっぱいおごってもらお。
「バス代出してくれるなら、バス。」
「…いいよ。バスで行こう。」
悠、優し〜。

【終点、T駅北口です〜。】
「降りるぞ。」
「あ、うん。」
バスを降りる。
少し歩くと、〈ふわふわパンケーキのお店 ふわカフェ〉と書かれた看板が見えてくる。
そのふわカフェの看板の前に、わたしより背の高い女の人がいて、こちらに手を振っている。
「悠。あの人、誰?」
「え?言ってなかったっけ。あの、一高のストーカー。一緒にふわカフェで話すんだけど…。」
え…。2人だと思ってたのに!意味わかんない!
でも、気持ちを押さえる。
「は?聞いててないんだけど。うち、2人でパンケーキ食べるのかと思ってた。ストーカーお姉さんも同じか〜。」
「え、嫌だった?」
「いや?別に。こんなこと話してたら怪しまれるよ。笑顔ね。」
そんなこと言ってるけど、口元が引きつってる気がする…。
「ゆ〜う〜く〜ん!!」
お姉さんが駆け寄ってくる。キモい。
「カフェの中入ろうよ…。」
「そ〜ね。」
カフェに入り、席に座る。
「ふーん。この人が彼女?」
「え、ああ。うん。」
「思ったより〜可愛いわね。」
お姉さんはそう言ったが、悠くんにつりあってるのはわたしよ!って感じがしてる。
「千葉めいです。」
にっこり笑う。でも多分お姉さんにはこの殺気が見えてるんだろう。


「偽りからの本当」中か下に続く

11ヶ月前 No.1

madder @aaalove10 ★cBeEvedKCx_mgE

“「偽りからの本当」下


「あ、じゃあ俺トイレ行ってくるわ。」
悠がトイレに行くために席を立った。
悠がいないとちょっと…。この空気どうすればいいのよ。
睨んでも行ってしまった。多分気付いてない。
「めいちゃん?可愛い名前だよね〜。悠君の前では仲良くしようね。」
ストレートだなぁ…。
「あの、お名前は?」
「言ってなかったっけ。宮田すみれ。」
すみれババアね。おっと、言うのはやめとこ。
ちょっと、忠告。
「ふ〜ん…。すみれ…さん。あの、わたし悠の…彼女なんです。冗談でなくマジに。邪魔しないでもらえます?わたしのほうが付き合い長いし。」
すみれババアはわたしをじーっと見て言った。
「わたしの方が可愛いし。てゆーか付き合ってるってホント?」
「マジって言ったじゃないですか。しつこいですね。…彼女いるんだからあきらめたらどうですか?」
そうしたら不敵な笑みをして言った。
「あんたごときに負けるわけないじゃない。」
不敵な笑みって怖いのね。改めて実感した。
でも、わたしには切り札がある。だがそれをするには悠も協力してくれないといけない。
悠がトイレから帰って来た。
「悠。…わたしもトイレ行きたくなって。トイレってどこ?教えてくれない?」
悠が指をさす。
「それじゃわかんない。ちょっと来て。」
これですみれババア抜きの話ができる。

「すみれさんね、全然諦めてないみたい。だから、ちょっと悠のドン引きする話をして諦めてもらお?」
わたしは、思ったことをうちあけた。
「ドン引きする話って…。俺のイメージが崩れる。」
「いいじゃん別に。困ってんじゃないの?わたしだって協力してあげてんだから。」
ちょっと怒り気味。
「わかったよ…。強引だなあ。」
強引ってところは無視。
「わたしがその悠のエピソード言うから、悠はあったな〜的な感じにすればいいの。否定したらダメだよ?ウソのエピソードも混じるかもだけど。」
「ウソばっかりじゃねーの?あんまり変なことしてないぜ、俺。」
ウソばっかり。
「はあ?昔は大変だったんだからね。ばぁか。」
そして、席に戻った。

戻ってくると、パンケーキが来ていた。
嬉しいけど、それどころじゃない。
食べつつ、すみれさんに作戦を仕掛ける。
「すみれさん。悠のこと知りたいですか?」
「悠君のことなら何でも知りたいな〜。悠君なにも教えてくんないんだもん。ねっ。」
悠、無視。
「悠って、いちばん最近にもらしたのって小学校4年の頃なんですよ(ウソ)。」
「あー…。やめろよ、それは。」
うん。そのリアクションはいいんじゃないかな?
「あと、屁もふつーに人前でするぐらいなんです(ウソ)。」
「…改善するから、やめろってば。」
ウソには聞こえてないみたいね。
「あと、小3の時ウザいからって女子を叩いたことが(ウソ)。」
「俺悪ガキだったな〜。」
悠が笑う。すみれさんは、おでこに汗をかき無理したように笑う。
「あと悠ってお母さん大好きっこだったんですよ〜。今もちょっとマザコンだけど(前半ホント)。」
「マザコンって言い方は…。お母さんでもふつうに好きだけど。」
「あと超ケチで、いっつも割り勘なんですよ。たまにはおごれって感じ(ウソ)。」
「平等じゃないか。」
「それに部屋が超汚くて〜。わたしが掃除してんだよね(ウソ)。」
「部屋が汚くても生きていける。」
「あと、強烈なのが…」
言おうとすると、すみれさんがバンッっとテーブルを叩いて立ち上がった。
「わっ、わたしごめんなさいっ!悠君のこと諦めるわ!めいちゃん、お幸せに!」
バックを持って逃げてく。
「すみれさん…。諦めたみたいだね。良かった。」
「良いけど、こっちのおごりになったぜ。」
「あ…。でも、悠が払ってくれるんでしょ?」
「はいはい…。わかったよ…。」

帰り道。
お隣さんだから、ルートは全部同じ。
歩いて帰ることにした。
あんなことあったし、告白しちゃおうかな〜。なんて。
でも、ノリで告っちゃえ!
もう考えることめんどくさいし。
「悠、好き!」
「え?」
「あっ、やっぱ無し!今のウソ。」
恥ずいな…。人生初告白だし。ずっと悠に片思いしてたから。
う〜ん。失敗した。無言だ。わたしが告白したから。
なにか言わねば。
でも、もう家の前。
どうしよう。
「っっ悠、またね!」
「待って、めい。」
腕をつかまれる。
「何よ。」
「さっきのって、ほんとにウソ?俺、めいのことガチで好きなんだけど。」
ウソつけ。ウソつけ。
まって、これほんと?ドッキリとかでしょ、どうせ。
ひっかかんないから!ばぁか!!
でも、ちょっと可能性感じる。
「ガチって?」
「ドッキリとか、ふりとか、もうやめ!ほんとに好き。大好き。…ちっちぇー頃から。」
あっ、やばい。顔赤い気がする。悠も赤いし。耳まで。
ううっ、疑うよりも悠のこと、好きだ。
「…し、信じてもいいの?」
「めい、それってどういうこと?」
悠ってひどい!サイッテー。
でも、でも、でも…っっ!!!
「悠のことが、好きです!大好きです!わたしも、小さい頃から!だから…っ、つきっ……」
その言葉は悠の声にかき消された。
「俺が言う。めい。付き合ってください。」
「はいっ!」


「偽りからの本当」終

11ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる
注…感想・コメントはこの記事ではなく、サブ記事に書き込んでください。(小説カテゴリでは必須です)