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硝子の魔法に雪融けの口付けを

 ( 短編集投稿城 )
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愛染 @lei02☆fq2r5MWuCeBj ★Android=j1qtTcmV3S



「 十二時の鐘が鳴り響いたら帰りましょう 」

きらきら、光る物体。硝子(がらす)に、心を奪われたのは何時だったかしら。

――触れた冷たさがやけに生々しくて、現実(りある)へと引き戻される。


▼ 硝子の靴を脱ぎ捨てて闇夜をさ迷う

5年前 No.0
メモ2013/05/22 12:15 : 愛染☆fq2r5MWuCeBj @lei02★gEVDxMeuIa_426



「 あー、あー、聞こえますか。此方本部。この作品を読む前に必読しなければならない注意事項を説明し忘れていた様だ。こんな所で悪いが「あてんしょん! さぁさぁ皆さん集まって! 注意事項を説明するよ! 良い子も悪い子も此処に、我の元に集えー!」――だそうだ、じゃあ注意事項を以下に述べておく。初見は必ず目を通すこと。それじゃあ、また小説で、じゃあな。 」


+/作者、愛染(アイゼン)の妄想わーるど! まいわーるど!

+/同性愛描写が見れらます。ご注意を!

+/外部で書いてる小説のきゃらくたあ特別出演有り!

+/厨二全開! 厨二最高! そんな本体です


「 さあさあ、皆さん。パレードのお時間ですよ。 」

ページ: 1


 
 

愛染 @lei02☆fq2r5MWuCeBj ★gEVDxMeuIa_QSa




 ▼ 幼馴染 との 距離感 が 掴めない




 ――――ザー、と雨が降る音がする。そんな雨音をBGMにうとうと、と眠りに入ろうとしていたその時、携帯が振動する。携帯は常にマナーモードの為、携帯自身が音を鳴らすことは無かったが、机の上に置いてあったので携帯と机が振動する低い音が鳴った。チッ、なんて舌打ちが漏れるのは不可抗力。眠りにつく五秒前で起こされた己は、なんだ、と言いたげに携帯を手繰り寄せまずは時間を確認する。『2:17』と出る時間に息を吐く、そして届いたメールを確認する。『やっほーう! 茅くん! お元気ですかぁ? 今から酒持って遊びに行くから、起きててねー! By茅くんの愛しの羅菊くん』と、表示されていた。無意識に今までよりも眉間の皺を深くしてしまうのは不可抗力。そして全力で家の鍵を締めに行こうとするのも不可抗力。――あんな煩いのが深夜に来たら大変なことになる。近所迷惑だし、何より面倒臭い。酒に酔うと更に面倒臭い。これは居留守を使うのが妥当だろう、なんて思って玄関へと向かうと、それを狙ったかの様に扉が開く。



「 鍵も掛けてないなんて物騒だよ茅くん! 危ない人が入ってきちゃうよー! 」


来た。疫病神が、来てしまった。嗚呼、と頭を抱えたくなるのを必死で我慢して相手の言葉に耳を傾ける。――危ない人……お前とかな。と言いそうになったが、言うと色々と面倒なことになりそうなので留めた。俺ってやれば出来る、なんて自己満足を繰り広げながら、下げていた顔を上げると、其処には両手に酒が入っているだろうビニール袋を持った幼馴染の姿があった。――羅菊(らき)、男の二十歳。世間で言うチャラ男。スキンシップが激しくて、兎に角鬱陶しいに越した事はない。野郎に触られても嬉しくない。なんて言うが女の子に触られたい訳じゃない、昔からそういうので不自由はしなかった、というか向こうから寄ってきてくれるくらいだったので、逆に最近は邪魔だとも感じてしまう様に。羅菊と俺は世に言う美男子、イケメンの部類に入るらしい。自惚れているわけじゃなくて、実際結構告白されたり逆ナンされたりするので、自覚せざる負えなくなったと言うわけだ。

――それから一時間程、世間話や愚痴を話しつつ酒を飲み進めた。酒には強いほうだが、今日はかなりの量を飲んだので少し目の前が霞む。今更後悔した所で意味など無いのだが、飲まなければ良かった…と頭を掻く。そして、ちらりと幼馴染の方へ視線を寄越すと、へらへらと何時もとは違う笑顔を浮かべていて、酔っているのが一瞬で分かった。今日は泊まらせるか、と相手をベッドに運ぼうと近づいた時に、視界が一瞬で変わる。え、と驚いている内に目の前に幼馴染の顔が現れた。――其処で、押し倒されていることに気がついてももう遅い。



「 ちがやくん、すきい 」


酔っている為、舌っ足らず、プラス、甘ったるい声で囁かれる。顔が熱くなるのが分かった。何時もなら笑って誤魔化したり、蹴っ飛ばしたり出来るのだが、どうも酒を飲み過ぎてしまった様で、上手く動けない。――ちゅ、と唇に温もりが触れた、と感じた瞬間にその温もりは一瞬で消えて、目の前から幼馴染の姿も消える。あ、と溢して起き上がり辺りを見る。壁際にいる、正確には、俺に只今吹っ飛ばされた幼馴染と沢山転がったビール缶。そして次は状況を理解しようと頭を働かす。其処で行き着いたのは"幼馴染にキスされた"という事実。あああああ、と叫びたくなるのをクッションに顔を埋めて抑える。穴があるなら入りたい、入った後なら土を入れてくれて構わない。寧ろそのまま入れ続けて埋めて欲しい。なんて現実逃避に走っていたら、聞こえる幼馴染の寝息。苛つくくらい清々しい顔をして眠っている幼馴染に息が抜ける。もうどうにでもなれ、と幼馴染の横に寝転がりそのまま目を閉じた。


*


「 ちっがやくーん! 朝だよー! 起きて起きて! 」


誰だよこんなうざいアラームセットしたの……と二日酔いで気持ち悪い体を動かし、目を開ける。羅菊、幼馴染と目が合い、目をこれでもかと言うくらい見開く。――そういえば、と深夜に起こった出来事を鮮明に思い出し「あああああ!」と思わず叫ぶ。朝らしいので遠慮は要らない。顔を真っ赤にして羅菊を睨みつけた。きょとんとしている相手は無視して蹴り飛ばした。「痛い!茅くんの愛が痛い!」と嘆く羅菊に「うるっせえええ!」と返して、ベッドに潜り込んで目を閉じる。



( ――幼馴染ってこんなモンなのか? )






――

うん、なんとも言えない感じですね。もっと表現が上手くなりたい。取り敢えず、チャラ男でも一途な羅菊くんとクールな苦労人茅くんが書きたかっただけです! いつか外部のサイトでも似たようなのを書こうかな、なんて思っております。

5年前 No.1

愛染 @lei02☆fq2r5MWuCeBj ★gEVDxMeuIa_426




 ▼ 幼い少女 の 夢物語



 あの日は、真っ黒だった。ぐるぐるぐるーって黒いクレヨンで塗り潰したように、真っ黒だった。例えれば、隣室に住むお姉さんの漆黒の髪よりも、日が落ちた後の漆黒な夜空よりも、真っ黒だった。白色のパレットを黒色で染めて、筆で色々な世界の色を黒に染めてゆく。気がついたら自分以外は真っ黒になっていて。ただ自分だけは真っ白で、世界とは違っていた。あの日の幼かった自分は、自分だけが世界と真反対の違う色で、自分だけは特別だと信じてしてしまうことも不思議では無いと思う。まだ十も満たない、大きくなったら王子様が迎えに来ると信じている様な幼き子、何でも素直に信じてしまう酷な子。もし、自分が男の子だったのなら僕が世界を救うんだ!≠ニ意気込んでいるだろうが、生憎と自分は紛れもない女の子だ。ヒーローや戦隊ものよりも、王子様とお姫様の御伽噺に憧れる、一人の少女なのだ。世界を救う為に悪と呼ばれるモノと戦うくらいなら、王子様を夢見て待ち望み眠っている方が良い、と。そんなこんなで、世界とは違った異色の自分に王子様は迎えに来るのかと、心の何処かで考えてしまうことも不思議ではない。何年も前に両親は自分に言っていた大きくなったら王子様が迎えに来るわよ≠サの頃は馬鹿みたいに信じていて、最近は興ざめしていた頃だったのだがこんな事が起こるなど、誰が予想したことだろうか。――嗚呼、早く迎えに来て 王 子 様 。 馬鹿みたいに信じて待っているの。貴方の迎えを、此処で。



「 おうじさまは、どこかしら。はる、ここでずっとまっているのに。おうじさまは、まだこないのね。 」

ふわり、と白色のドレスを靡かせて、口元に笑みを浮かべる。風が吹くたびに、笑みが溢れてしまう。王子様はまだか、と。


「 王子様は、何処かしら。はる、此処でずっと待っているのに。王子様は、まだ来ないのね。 」

ふわり、と灰色のドレスを靡かせて、口元に歪みを浮かべる。風が吹くたびに、憎しみが溢れ出てくる。自分は独り、だと。






――

なんかよく分からないものが出来上がってしまった。書き始めた頃はもっと違う感じの、最後今まで夢を見ていた、っていう風に終わらす予定だったのに、なんかよく分からないものが出来上がってしまった(本日二回目)

5年前 No.2
ページ: 1

 
 
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