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 ( 詩集つむぎ城 )
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Yuu-ki ★Qo4mdToHLt_IyU

波打つビルの窓に月は
寝ぼけている

懐かしい可愛い音で列車が
星屑をまき散らす

歪んだコンクリ建ての
アパートを3階まで登って
パチンコ屋の旧いネオンを観る

繰り返し旧る惚けて行くだけのルーティンは
こころに痛かった

商店街に連なるすずらん型の街灯を
目の奥に映すと輝きに手が届きそうで
とても怖かった



-街灯-

ページ: 1


 
 

Yuu-ki ★0LgqRgeo69_DwI



あなたの頬で紅が波打った

その瞳は燃えて堕ちる夕陽を
伝染して
盛り上がった裸電球の熱さと
ふくらんだり閉じたりする
蝶の危うさで
飛び立つ時を温めている


表面上では誰とも仲良くなれないあなたへの
試練があった


足下から上がってくる海風は遠い街の存在


ハートの奥で芽吹いた氷の欠片を悪い者の様に
さらっていく


きびすを返してあなたはまた表現者へ帰っていく



-human's act-

3ヶ月前 No.1

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_DwI

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3ヶ月前 No.2

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_DwI

少し冷めかけたコーヒーにお砂糖をひとつ

銀色のスプーンが陶器を鳴らす

前置きの無い会話へ

適当な相槌を求められる

合間に濃い目の香水は在る

週1のわたし達は

どれくらいあなたの日常になっただろう

中身をすべて飲み干すと底へ同化した

置いてけぼりの甘さに笑えた

-Bitter sugar sweet-

3ヶ月前 No.3

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_TnX

光を背負って生まれてきた
花弁は僅かにうなだれている
蜂は手足を使い忙しなく
瞬く間ににゴムの様に弾かれ
発った

いち枚
また
いち枚

手離した残骸に
覆われ立ち尽くす強い人よ

たったひとつその花に贈られた
名前すら覚えずに
今日もまたその道を
行き過ぎた


-花の名前-

2ヶ月前 No.4

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_TnX


手放した悲しみがミヤウミヤウ鳴いて
風と闘って
うまくまた波に乗りまた乗っていった

己独り分の温もりから
温もりを産み落として行くその眼光


うみはいつでもつめたくてひろい


いつまで待っても翼の生えない僕は
近くてこんなにも
遠い温もり
折れそうな程握り締め
その温度
数え切れない程確かめては

何にも憶えて居なかった
今日生まれた夕日は只1人
待ってるもののいない明日へと帰って往く



-Alone and alone-

2ヶ月前 No.5

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_TnX

ひとつ丸ごと
愛せなかった
あなたとの時間

悔やんでいるね

わたしだって
ひとつ丸ごと
あなたとおんなじ

人間なんだね

あなたの顔が
好きだった
あなたの仕草が
好きだった
声やペース

かわいい笑顔も


ずっとずっと
好きだった


-わたし以上あなた以下-

2ヶ月前 No.6

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_TnX


波に揺らめいて
貝殻は
どこへ行こうか
惑ってる

何度も迷いながら
やっぱり
ここがいい

そう願ってる


 あの日から
 目の前には今も
 ずっと
 あなたがいて


流れ着いた星のように

 ふたりの願いは
 ここにいる事

 ふたつの願いは
 ここにある事

2ヶ月前 No.7

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_n3h

わたしは今

硬質な音を立て
1人踊り狂う
カップの中の
銀スプーン

わたしは今

もうすぐ切れそうな
明かりを訴える
くすんだ表の外灯

わたしは今

仲間達のふところから
はがされそうになって
つむじ風と必死に闘う

木の葉


わたしはただ帰りたかった

1時間前

こわばるソファに甘い果肉だけ詰めた身を沈め
あなたから紡ぎだされる2文字の言葉だけを
信じて疑わないものが恋だと
思っていた

あの頃に


-わたしは今-

2ヶ月前 No.8

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_n3h

ほねだけのこしあなたは眠る

ぼくはこのぼくであれる間

あなたが残していった

ぼくらが美しいと解釈していた

面影ばかりに浸る

記憶の砂粒で形成されるしかばね

人はみにくいもの

その場かぎりを焼き付けたいと思うべく

1瞬1秒1分ぬかりなく奮闘する


風は何気ない所作で土をあおるよ

未だあなたがここに居ると報せるように

1ヶ月前 No.9

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_n3h

ほとんどの事に気づかず



僕は


サヨナラ告げてた
好きって告げてた
去って行ってた



見上げる空は

哀しいブルー



僕を守り抜いている
その外側に
何を望むの


宇宙よ


それは僕の瞳に


漆黒と言う闇しか着せない


届かない

1ヶ月前 No.10

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_n3h

どんなに描き直しても
色濃く
焼き付いてしまった
器用な消しゴムでも消せない跡

そこをやさしさでカバーする君

そこから逃げ出せてもどうせ
地球は丸いのだからいつかは帰って来る

君を目指して君を目掛けて数え切れないほど朝日が昇った
しかしとうとう僕は辿り着けなかった

あの愛せなかった軌跡が恋しくて何度も描いてみたけれど

いつしかたくさんの友人が消え

縮んだ消しゴムの欠片だけが残った


-One cloud-

1ヶ月前 No.11

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_Bka

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28日前 No.12

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_khR


さざなみが
ぼくをゆるがし
聴かせてくれた



何をみてきた
かんがえて来た



貝は
ぼくのよこで
うつ伏せになる
波の上は
順繰りに立てていく
風の根で



おもい出を
なつかしく
あたらしく



生まれ立ての響きさえ
つつんで

いたみをつたえて



なにげないオレンジに
むすばれたゆうひの下へと



くぐってゆく



-いたみをつたえて-


12日前 No.13

Yuu-ki ★s4X6Ey3yqV_khR

それは

足の下から湧いて出て来る

とげのない

つるでわたしをがんじ絡めにし

離さない


それは

わたしの柔らかいこころだけを

好きこのんで

太いつるで閉じ込めてしまう

行き場を失くす


それは

わたしの不器用なこころだけを

試す

この先もどこから湧いて出て来るのか

分からない


それは

硬くて強いとげのないつる

わたしの中の柔らかさを試すつる

異質な物を教える使者


いいえ


決して実体のない


それは


わたしの中から沸き起こる


怨恨

10日前 No.14
ページ: 1

 
 
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