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金魚すくい

 ( 詩集つむぎ城 )
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操壊 @tukimonoda ★kIBtVXVdAz_Er4

金魚すくいのように、スッと浮かんだら、サッとすくって書いていきます。
たいていの金魚はすぐに死んじゃいますけど。

キツい言い方の批判とかはやめて下さい。

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操壊 ★dK50itABrg_1zu

「男女の証明」


紙に書く 描く 掻く

傷を残す 印を残す

何かを伝えたくて

インクは黒だけど時々赤

男は黒 女は赤

ランドセル トイレの標識 お洒落

男の闇 女の情熱

伝えたいこと 印したいこと

闇の証明 焔の証明

その人性

6ヶ月前 No.55

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「ネコ」


ニャーと鳴いてすり寄ってくる君

まぁと思い嬉しい僕

ゴロゴロと寝転がる君

僕はもうそろそろ出勤だ

ネコはそろそろパトロールだ

ネコにとっちゃ他人の家も

一目で入る許可を得させちゃう

食べ物ももらっちゃうという扱われ方

そりゃそうだ

ネコのパトロールは特に誰を検挙するわけでもないけど

孤独な人に捕まえられ

しばらくの間その空っぽの心を

虚しさじゃなく 快さに変えさせてくれるのだから

6ヶ月前 No.56

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「マジカル」


マジカルミラクル クルクルスティック

マワシテ パラレルカラフル

セカイニバラエティ ワラッテタラ

ワラワラモンスター

マジカルミラクル クルクルスティック

マワシテ パワフルモンスター

マジック デ キュッキュッ ト

ホソクサセ パワーダウン

マジカルミラクル クルクルスティック

コノマジカルソング ヒトノメマワス

6ヶ月前 No.57

操壊 ★dK50itABrg_1zu

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6ヶ月前 No.58

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「コップ」


スコップで地面掘って ジメジメしてきたら

チャンスだと これでこの土地のチャンプだと

意気込んだはいいが 出てきたのはただの水

思わずツバを飲み込んだ バツが悪いので逆手にとって

井戸を作り 水もきれになってきて

自ら掘った地面から出てきた水を

そのスコップを手放しコップを手に取り

ゴクリと飲んだ水

今まで飲んだ飲み物の中で一番旨かった

6ヶ月前 No.59

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「晴れた日の子供」


太陽に手をかざして

空気を思い切り吸い込んで

口笛を吹き始め

歩き始め

上機嫌だとスキップをし始め

ついてくるのは子供たち

訝しげな目で見るのは大人たち

僕は大人だけど

幼い心を忘れずに生きていきたいって思うんだ

ふざけてはしゃいで なんの重荷も背負わずに

お腹が痛くなるほど笑って

そんな心がなければ空はどんより曇ってる

6ヶ月前 No.60

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「愛憎」


愛してる自分 憎んでる自分

でも憎めたから 愛せる自分がいて

憎んで変わって 愛して

憎んで変わって

でも元の自分の方がいいやとまた愛して

憎しみは心を重ねる

そうして愛せるそれでも愛せる 有難みを知る

ある時心の層から自分の化石を探し

こんな者がいたのかと発見した

自分のルーツを知り

また自分を愛する

6ヶ月前 No.61

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「まだ」

心の病に侵される人のいる中
虚ろな眼で
やせ細った手足をしたその人は
小さく小さく歩いていた
虚ろな眼は死にきってはいなくて
僕は勇気をもらった

6ヶ月前 No.62

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「同じ境遇」

心の病に侵された人
それを蔑む人
多分同じような辛い経験をしている
どちらも攻めてはいけなくて
どちらも愛が必要で

6ヶ月前 No.63

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「情熱」

僕の中に情熱があるとすれば
心身ともに安定した暮らしをすることだ
出来れば恋人と一緒に
それなりに楽しくやっていければいい
それが僕の情熱

6ヶ月前 No.64

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「花 鼻」


花は見ててもいいのだけど

やっぱり鼻で嗅がなきゃつまらない

でも花の香りはその彩りとマッチしてて

まず目で見て 興味の芽が出て

花と鼻をくっつける

花の彩りと香りは 折りに触れてその場に在る

折りに触れられるけど 檻の中にある花はない

花はいつだって自由で

その自由を追いかけようと鼻がある

6ヶ月前 No.65

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「僕の花」


花開くというけれど

僕の花は開いてもなんも喋らなくて

閉じてるみたいで

でも君といる時は閉じててもいいんだって 花開いて

そのうち冗談が出て

顔は相変わらず閉じてるような顔なんだけど

そしたら君が笑って

僕はニヤリと花咲かすんだ

6ヶ月前 No.66

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「枯れた花」


貴方は枯れてしまった

でもまたいつかどこかで

咲いてくれるだろう

貴方はいつも風に乗せて

貴方の息を吐いていた

貴方の息には音もあって

その音はきっといつかどこかに伝わって

貴方はそこで咲くのだろう

6ヶ月前 No.67

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「クロール」


クロールしよう

水ん中バタつかせ

ロックンロールみたいに

ノリノリでかくんだ

ねぇ 砂浜から全力疾走で

この真っ青な海へ飛び出したけど

どこまで行けるだろう

自殺するつもりできたんだ

でもなんだかスタミナが切れそうにないんだ

ねぇ 何もかも吹っ切れて

何もかも捨て去って

この海をがむしゃらに泳ぐのがこんなに気持ちいいなんて

この海の果てに待ってるのは きっと楽園なんだろう

6ヶ月前 No.68

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「まどろみ」


私はまどろみの中で生きている

耐え難いからまどろみの中で生きている

私は覚めない

私はあまり凝らして見るということがない

私は注意しない 私は気にしない

人目も 障害も 罠も

誰かに誹謗中傷されようが

何かにぶつかろうが

何かにはめられようが

私は痛くない

まどろみの中で生きているから


私はキスがしたい


映画の中であるのだ

突然キスをされ思い切り目を開くシーン

私はキスをして一度だけ起きてみたい

6ヶ月前 No.69

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「逃げる」


僕が飛びたいのは逃げたいから

僕が旅行するのは逃げたいから

僕が詩を書くのは逃げたいから

僕が人と話すのは孤独から逃げたいから

僕が散歩するのは家から逃げたいから

僕が眠りたいのも逃げたいから

死にたいのも

ただ君を思うと逃げる気持ちが失せる

6ヶ月前 No.70

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「幸せ―夢の続き―」


何もいらない君さえいれば

きっとそれがいびつだろうが

愛し合っていればその二人は幸せなんだろう

周りからいくら変わってるやつだって思われようが

その二人が愛し合っていれば その二人は幸せなんだろう

そしてその二人が子供を作って

その愛を受け取った子供は

両親はやっぱり一番の存在になるのだろう

でもね

子供たちは家の外に何度も行って

ぶつかって 時に傷つくけど

その度に母に治してもらい 父に直してもらうけど

それでもまた外に行って

いずれ親の世界から少し逸することになるだろう

そしたら子供たちは自分の親よりもよく愛せる人を探すよ

親は悲しいし寂しいけど

きっと

その二人の愛には親の夢の続きがあるよ

そして悲しくて寂しいのは子供も一緒なんだ

そうやって夢をのせた幸せは

また次の夢をのせた幸せへと

愛で繋いで膨らんでいくよ

6ヶ月前 No.71

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「悪夢」


いつもいつも夢見てるけど

悪夢だって見る日はある

僕の望んでない夢?

僕は僕が本当に望んでいることを知らないけど

時々汚いものを見たくなる時がある

なにもない平和な日常だと

なにか問題ごとでも起こらないかと思う時もある

きっと悪夢だって僕が見てしまったなら

僕からも見てしまったのだろう

それでも僕は夢を見続けるよ

悪を望んだ自分がいたって

幸せを望む自分はいつもいる

とある有名な夢物語の中でこんな台詞を

とっておきの悪役が言うんだ

「人の夢は終わらねぇ!!」
(「ワンピース」マーシャル・D・ティーチ)

6ヶ月前 No.72

操壊 ★dK50itABrg_1zu



「画面」


僕の狂った脳みそで家族に迷惑をかけるのは嫌なんだ

だからパソコンの電源つけてネットに助けを求めるけど

ネットのみんなは僕のはけ口なんてごめんだろう

じゃあもう何も言わないから

ただそばにいるだけでいいから

ただの画面だけど

そこに君がいるって分かるから

僕は画面に食いついてる

6ヶ月前 No.73

操壊 ★dK50itABrg_1zu



「地獄」

なあアンタ!この不安をどうしてる!?

なあアンタ!この焦燥をどうしてる!?

なあアンタ!このイラつきをどうしてる!?

なあアンタ!これからどうなるのか!!

分からないが!

今は考えても悪い方向にしか行かない気がするが!!

天国が見えんのよ!!

地獄しか見えんの!!

俗に言う天国でも地獄でもないってんじゃないの!!

地獄しか見えない

6ヶ月前 No.74

操壊 ★dK50itABrg_1zu



「クソみてえな人生」


このままクソみてえな人生送るのかな

大人にはなったが何のスキルもねえし

大人にはなったが不治の病だし

大人にはなったが子供のままの精神だし

大人にはなったがそんなこんなで働いてねえし

このままクソみてえな人生送るのかな

6ヶ月前 No.75

操壊 ★dK50itABrg_1zu



「恐怖」


恐かった!!親に怒られるのが!!

恐かった!!いじめっ子と同じ場所にいるのが!!

恐かった!!先生に怒られるのが!!

恐かった!!不良が出てきたのが!!

恐かった!!真面目で出来るやつに怒られるのが!!

恐かった!!社会に出るのが!!

恐かった!!闇にドップリはまって出てこられなくなるのが!!

恐かった!!天災も!!狂人も!!偉人も!!愚人も!!

恐かった!!街に出ると人目が気になる!!

恐かった!!人に見捨てられるのが!!

全部恐くて!!自分自身も恐くなっちゃって!!

眠れない夜を過ごす

6ヶ月前 No.76

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「優しさ」


自分を守るために怒っていた

こっちに来ないでと

でも相変わらず僕らは同じ空間の中にいて

そんなある日あなたは言った

怒らずに自分の気持ちを伝えられたらいいのにね

あなたは優しかった

少し考えてみて僕は優しくなろうと思った

そしたらその空間にいる僕は力が抜け

とても居心地がよくなった

そこに誰がいるというわけでもないんだけど

あなたは優しかった

僕はあなたの子でよかった

僕の居場所はずっとあなたの元にあった

6ヶ月前 No.77

操壊 ★dK50itABrg_1zu

「距離」


喧嘩して嫌いになっても僕らは同じ世界にいる

どれだけ憎んでも僕らは同じ世界にいる

好きでいても 違う学校に行けば離れ離れ

嫌よ嫌よも好きのうち

一度のその人を遠ざけたなら

遠ざけた僕がいる

どれだけ嫌って憎んでも同じ時間の上

きっと僕らの心には身体と同じく距離があって

もちろん心だから 何キロメートル離れてるとか

距離は測り難いけど

いくら嫌っても 距離が離れただけ

いくら好きになっても 距離が近くなっただけ

さよならなんてない

一心同体になっちゃうわけでもない

僕たちのその距離をいつまでも保とうとしてくれるのを

愛と言うんだろう

6ヶ月前 No.78

操壊 ★dK50itABrg_1zu



「金色の」


命をくれよ そいつは言った

いいよ 僕は言った

そいつは金色に輝く銃を取り出し

僕の胸めがけて撃った

その弾丸は金色で

気付いたら僕は走っていた

周りの人よりも速く走っていた

僕の胸には金色の丸がかけられた

6ヶ月前 No.79

削除済み ★iPhone=AB4meNfVE5

【この投稿は”ポンデリング”削除されました】 削除者: あうら☆マスター ( 2016/09/10 11:49 )  削除理由: その他の違反

6ヶ月前 No.80

削除済み ★iPhone=xfNBXCHpiP

【この投稿は”ポンデリング”削除されました】 削除者: あうら☆マスター ( 2016/09/10 11:49 )  削除理由: その他の違反

6ヶ月前 No.81

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_1zu

「あなたの本」

あなたの心を読みたい

いつも書かれているその本を

いつも書かれているその物語を

読み続けたい

時に深読みをして 外れたり

時に浅はかな読みかたをして 怒りを買ったり

いくつの秘密がその本に書かれているのだろう

私はそれを見つけることが出来るだろうか

時々読み直し 改めてあなたを知ったりしよう

あなたが張るいくつもの伏線を繋げて あなたを理解しよう

あなたの心に書かれたその物語を 私は虚構だなんて言わない

誰が虚構だと言おうと 私はその物語を本当のことだと言おう

そしてあなたの心の意味を感じていたい

6ヶ月前 No.82

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_1zu

「祈り」

話したくない 離したくない

話すと 私がバレバレになっちゃうから

私とアナタがバラバラになっちゃうから

出来ればその手を離さないで欲しい

その手が離れるなら 話して欲しい

その訳を

もう一度手を繋いでられるように

手と手を繋ぐと

お祈りをするような形になっていて

それは私があなたと離れないようにする祈りなのか

アナタも私とのことを祈ってくれているのか

お祈りはきっと 左右に分かれた矛盾を

もう一度合わせるための

誰かと誰かの絆の形

6ヶ月前 No.83

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_1zu

「天井」


引きこもってから外に出ると

一番変わるのはドアでもなくて

壁でもなくて

天井なんだ

天井をなくすその世界には

何かが降りてくる

雨粒や日光や

そしていつも吹いている

風が

この世に空気があることを教えてくれる

僕が呼吸をしていることを教えてくれる

6ヶ月前 No.84

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_1zu

「植える」

この世にはもう地面しかなかった

茶色だけで緑がなかった

この世にはもう3人しか生きていなかった

彼らは植えていた

諦めるということを忘れ

いくら枯れようが 一日中

その袋に入ったたくさんの種を そして最後の種を

大きく長く 育つように

焦ることもせず 丁寧に ゆっくりと植えていた


彼らは何を見ているのだろう

もう育つことなどなさそうな この枯れ果てた荒地に

彼らはどんな未来を見ているのだろう

彼らは過去を許していた

彼らはもう未来を思い浮かべることもなかった

彼らは今しか見えていなかった

彼らは植えることだけを見ていた

彼らはそれが実ることも考えていなかった

彼らにとって植えることは愛することだった

6ヶ月前 No.85

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_1zu

「植える」

この世にはもう地面しかなかった

茶色だけで緑がなかった

この世にはもう3人しか生きていなかった

彼らは植えていた

諦めるということを忘れ

いくら枯れようが 一日中

その袋に入ったたくさんの種を そして最後の種を

大きく長く 育つように

焦ることもせず 丁寧に ゆっくりと植えていた

彼らは何を見ているのだろう

もう育つことなどなさそうな この枯れ果てた荒地に

彼らにとって植えることはこの星への贖罪であった

彼らにとって植えることは

この星へ生きてきたものへの贖罪であった

この星が生んだ この生き物へ

やがてこの星はその生き物の葛藤へ涙し

彼らの贖罪の種は芽吹く

6ヶ月前 No.86

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_aQl

「ヘソクリ」

右往左往

魚魚っとびっくりし

ヘソクリが見つかり

カラクリは解け

時計は動き出す

乾き出す喉の奥

やっと出した声

聴こえたのは嘘ではなく本当の声

ヘソクリはアナタのためだと

屁理屈も出ないから

ただそのままの言葉を放ち

届いたのは本当の声

ヘソクリが見つかり

カラクリは解け

時計は動き出す

5ヶ月前 No.87

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_DpT

「生きる」

生きることは死なないことだろうか

違う 生きることは活きること

自分が活き活きと活きる場所を

時間を 仲間を

今が生きにくいならば

探してもいい 自分を活かす場所

それは逃げることではない

探すことは或いは難しい

自分の位置がどこかも分からない森林の中かもしれないし

何が出るか分からない密林の中かもしれない

木々が邪魔をしなくとも そこは荒れ果てた地かもしれない

もし車に乗せてくれる者がいたとしても

その人は悪意を持っているかもしれない

ただ自分だけを頼りに

自分にあるそのひかれるものを頼りに

自分をいかして欲しい

5ヶ月前 No.88

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_DpT

「ゴリラという問い」

私は
私はゴリラじゃない
私は誰だと思う?
君に私が分かるかな?

私はゴリラじゃない
繰り返す
私はゴリラじゃない

何が分何かるのか
何が分からないのか

問いの大切さとは
問いとは
常にメタ的である

問いはすでに何かを超越する力を持っている
何か壁にぶち当たっている時
何かしがらみがある時
問いはそれらを超越する力を持っているだろう

何かにぶつかった時
それに対して
これは本当?
これは虚構じゃないのか?
と問うてみる

その時壁にぶつかる時の反動は
半減する
もっと言えば
壁がなくなるかもしれない
しがらみから逃げられるかもしれない

問うことを忘れるな
問題は悪魔にもなるが
味方につければ
味方につければ
ゴリラになる
ゴリラあああああああああああああああああああああああああああ

4ヶ月前 No.89

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_qxX

「透明人間」

僕は透明人間

見えないだけじゃなくて

壁でもドアでも透けて通るよ

人の悪口だって 人のいけない所だって

僕は透明人間だから 気にせず通り過ぎて

それらは時間に流される 時間も透明なのさ

僕は時間を味方につけるのさ

人の心の中を そのドアを 透けて入って

中身を感じることだって出来るよ

でも大抵はとても息苦しくなるから

すぐに出てしまう そして君にも透明さを分けてあげたくなるんだ

その鈍い感触を通り抜けられるように

時々とても綺麗な心に入るよ

とても素敵で透明な僕は 透明な僕が恥ずかしくなるよ

あなたのその透明に近いけど確かにある綺麗な色に 染まりたくなるんだ

そしてあなたのその通り抜けるのではなく

包んでくれるような柔らかな感触に寄り添っていたくなるんだ

2ヶ月前 No.90

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_qxX

「韻踏み」

韻踏むことは陰踏むことで

影踏むことは印踏むこと

印踏むことは繰り返すこと

繰り返すことは論理的

論理的なことは詩的

論理と詩は紙一重

どちらも世界そのものだ

2ヶ月前 No.91

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_qxX

「近視」

勉強家は本ばかり読んでるから近視になった

狩猟民族は遠くのものを見るために目がよくなった

物事をいつもぼんやり見ていたら乱視になった

はっきり見るために明暗がよく分かるという白人

無常観があり移り変わるそのコントラストを把握出来る東洋人

盲目のコウモリは洞窟にいるから視力がいらないんだと

何を見たいかによって変わる目

近視はなぜ禁止?

2ヶ月前 No.92

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_qxX

「朝ごはん」


殻を割って卵を出した

それを泡立て器で泡立てて調理して

一日の始まりの時に

生命の始まりを食すんだ


牛乳をコップに注いで

一日の始まりの時に

僕が小さい頃にしてもらった

お母さんのことを思い出すんだ

卵 牛乳 チーズ マヨネーズ バター

どれもこれも朝ごはんは 僕の 命の

始まりへと繋がっている

2ヶ月前 No.93

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_qxX

「傷」

自分に自分の存在を証明したくて
手首に傷をつけた
敵意をむき出しのその生き物は
その爪で引っかいた
自己を表現するためキャンバスに描いた
社会に警鐘を鳴らすため書物に記した

いつも世界のどこかで気付いて欲しくて
傷をつけてそうやって築きあって
知らせるために記しあって
痛いものは 傷んだものは無視したくて
気付かないふりをして
傷ついた人もこの傷を誰かに
気付かれたくなくて 傷つけたくもなくて

でもいつもどこかで傷はうずいて
印は消えなくて 陰は消えなくて
影の国は奇妙な物語だけにあるのではなく
傷は放っておけば もっとひどくなって
痛みとなって返ってくる

地球は回る痛みを乗せて

2ヶ月前 No.94

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_qxX

「雷」

曇り 陰り 裂けり 日が入り 困り

つまり 果てり 祈り まれに 雷

さらに 裂けり 曇り さらに 陰り

投げやり 雷見やり そこに来たり

神成人 雷に天裂け 怒りに震え

悲しみ金縛り そこに雷落ち

神成人言う 喜べ 楽になれ             曇り 陰り 在りし所に私は来る と

2ヶ月前 No.95

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_qxX

「表現」

表現をする

どうせ当てはまらないからとテキトーに

苦難する

テキトーに放ったその言葉が伝わらず

瞬間をつく

今の感覚に頼ってみる

それを表現する

痕跡を残せば

その言葉は

次の感覚へ

2ヶ月前 No.96

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「響く声」


時々響く何者かの声がある
真理の声 助けを呼ぶ声
強い反発の声  動物の声 植物の声 無機物の声
気付いて欲しいと声を響かせ

僕の心に包み込むようなホールがあるなら
それは響いて 僕はそれに気付いて    その声に感動して
僕の声にその声を上乗せする

でも僕の心にそんなホールがないのなら
その声は僕の心を通り過ぎ
何者かに伝わるまで伸びてゆく

僕の心のまだ知らないところで
僕に響く声のホールがあって
だからいつも響く声を感動を
耳をすまして待っている

まだちゃんと聞いたこともないのに
聞きたくない声もあって

いつかちゃんと全部聞けるように
全部響いてそれでも美しい
そんなホールを心に持ちたい

1ヶ月前 No.97

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「鈴音」


コオロギが歌う リンリンリンと鈴のように
風鈴から虫鈴へと音色は変わる

サンタを運ぶ音 リンリンリンと
夏から秋 秋から冬へと 鈴は鳴らされる

春になり 桜咲き 酒を交わし合う音 チリンチリンと

鈴の音は輪になって繋がっている

あそこにいる猫の首にも輪に鈴がついて

1ヶ月前 No.98

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「心の元」

心はどこからやってきたのだろう
私たちの心は鮮明だ
他の動植物に比べてよく喋るから

心は眠っている時どこにあるのだろう
私たちと言えどこの時は暗中だ

心はどこからやってきたのだろう
私たちが起きてから?
起きて喋るようになってから?

でも私たちは眠っているものに言葉を与える
まだ見ていなかったものに言葉を与える
私たちの心の気持ちにも後から言葉を与える

心は眠っているものにもある
私たちが眠っているものを起こした

もし私たちが眠っている心を起こしたなら
石ころの心を起こしたのは
私たちかもしれない

けれど石の心はすでにあった
私たちが眠っている石を起こしたのだ

起きている私たち 眠っているものたち

でも実は私たちもほとんど夢の中

1ヶ月前 No.99

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「戦う言葉」

誰かと話している時

言葉を意識しなければしないほど

その誰かの言葉は感覚として伝わってきて 僕はそれに抗わなければ

その誰かの言葉を

僕の心は受け入れることになって

そんなの嫌だって思いつつも

喧嘩はしたくないって思って

そんな風にゴチャゴチ考えていたら

話すことが出来なくなって

なんだか汚れた気分で家路につく

1ヶ月前 No.100

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「ブロッケン現象」

山を登っていると霧に映る大きな影
何か恐ろしいな と自分が呟くと
相方は僕には見えないが と答える

僕のこの影を 僕のこの闇を
君は見えないのか
寂しさと恐ろしさが 同時に沸き起こる

相方は僕の前に立ち 影が見えたと言う
この場所ならこの影が見えると
ただそれだけのことだった

1ヶ月前 No.101

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「バリアー」

その喫茶店にはバリアーが張られている
敵意を持った者はまるで気付かない建物のように
魔法のバリアーが張られている

興味を持たない者は見つけたとしても怖気づくように
バリアーが張られている

その喫茶店にはバリアーが張られている
少しはみ出した者を守るために
バリアーが張られている

その喫茶店にはバリアーが張られている
でも似たもの同士は入れるように
魔法のバリアーが張られている

1ヶ月前 No.102

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「コンビニ」

八十二年続いたコンビニがあった
僕はコンビニをバカにする時があった
コンビニにいる店員もバカにする時があった

ただ82年続いたそのコンビニの
夫婦とその子供でやっているコンビニの
奥さんはなぜか
一点もバカに出来なかった
奥さんのその顔には優しさと純潔さと愛情とがあって
バカにしようとする僕の心はその顔の前に斥けられて
ただのコンビニの店員の奥さんなんだと思ったこともあるんだけど
やはり敬服した気持ちしか出ないのだ

八十二年続いたコンビニはこの詩を書いた月末に閉店する
僕が幼稚園の頃に引っ越してきて
それ以来ずっと通ってたそのコンビニは閉店する

僕は奥さんに何か言いたくてお世話になりましたと言ってみた
奥さんはこちらこそお世話になりました と
少しの憂いも見せずに言った
僕は出る時にもう一度ありがとうございました と言って出た

1ヶ月前 No.103

操壊 @tukimonoda ★dK50itABrg_9iy

「素晴らしき偏見」

素晴らしき偏見を持った者がいた

彼によればこの世は永劫平和で誰も彼もが愛し合っている
そんな世の中になるんだと

彼の偏見を軽んじ笑う者はたくさんいた
それでも彼はその偏見を持ち続けた

ある日 光しかないような偏見を持つ彼は闇しかないような偏見を持つ者に会った
彼によればこの世はいつになっても争っていて
誰も彼もが何か復讐の気持ちを抱いていると

光の偏見を持つ彼に闇の偏見を持つ彼はひかれ その偏見に気付かぬまま二人は仲良くなった

闇の偏見を持つ者は少し光を抱き
光の偏見を持つ者は暗さの中での輝きを知る

それでも光の偏見を持つ者はその偏見を
そんな世の中になるんだと初めに描いた夢を持ち続けた

光の偏見を持つ者は
ポツリポツリと光を灯していく

素晴らしき偏見は世界を変えてゆく

1ヶ月前 No.104
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