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そらまわり

 ( 詩集つむぎ城 )
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kuro ★muWFPlNv4k_GTN

あおいお空
おてて伸ばして
掴もうとしたもの
すり抜けて
からんころん
心回って
崩落の音

響いて響いて

ニセモノの優しさと微笑
無機物に変換

伸ばしても伸ばしても
愛は届かない
哀ばかり降ってきて

空回り



−そらまわり.


4年前 No.0
メモ2016/12/14 01:05 : はるこ☆8kLQNU.ZdcQ @seu0124★iPhone-uxvS2f6Dmc

いいね14こめありがとうございます

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kuro @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t




胃から全てが逆流していっそそれに飲まれてしまうような
五臓六腑を皮膚の上からギリギリと押し潰されてゆくような
そんな浮遊感に重力すら消えそうだ
揺蕩う意識の途中
あたしは何か落とし物をした気になって
落ち着かない
快晴は新しい門出の祝福を叫び
柔い風が冷たく震える手を撫ぜる
慰むように
嘲るように
これから先の真っ白な世界に
あたしはどう色をつけられるだろう
真っ白は、恐怖
人格すら揺るがすような涙を
握りつぶす
ローファーを踏み締めて
揚々と歩け
あたしの春が始まる

3年前 No.122

kuro @skysky0404 ★iPad=mSTXPI2hFV




擦り傷だらけ
いくつもそうやって想い出を、刻み込んで
“お揃い”と微笑み貼ったシールは
色褪せて
でも想いは何も、色褪せない

夏は苦しいぐらい暑くて
冬は笑えるぐらい寒くて
愚痴言い合って駆けた廊下
あの震えはまだ指先に
ほんの少し残ってるんだ

紺の重たいブレザー
校則違反のスカート丈
ちっぽけな苦味を握り締めて今笑う
右胸にはいつもおんなじ“しるし”
あの喜びはまだ、
心の隅っこ満たしてるんだ

さよならって口に出しても
うまくはまらない
心にはまらない
いくどもいくども繰り返して
ほんの少し泣いて
その涙はきっとすぐ忘れるね
皺よった制服はほんの少し
色褪せて
でも想いは何も、色褪せない
何もあたしは
失くさないよ


さよならそつぎょう
またいつか




≠さよならそつぎょう

(ひとりぼっちになった名札を見たら、)
(涙がでた。)

3年前 No.123

kuro @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t



いくつもの色が重なる、0.2ミリ
青と青とエメラルドのコントラスト
せめぎ合う
波の低いざわめきがするり
親指に絡まって
塩の匂いに痺れた、
鼻先
甘ったるいイチゴ味のジェラートと
砂まみれのシャッター音
こんなに近くに感じるのに
あのはしゃぐ声はきこえない
うるさいくらいに静かな空は
四角く切り取られている
あの温度から飛び出したあたしたち
同じ砂を踏み締めた足が
鮮明なほどに、叫んでいる


≠写真

(異国の夏は、)
(不思議な味がしていたんだ)

3年前 No.124

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t



ぐるぐる
回旋する
ああ、檸檬色の指の隙間から
明日がやってくる
ゆらゆら
夢を追って
あの透明に溶けてゆきたいのに
おそろしくて
かじかむ
きらきらと水飛沫を受けて
あたし、
うまくやれるイマジネーションばかり
重ねて
重ねて
ペシャンコになるんだ
あすを拒む、
それっぽっちのつよさもなくて
なくて。




ないから、だから、ああ、

3年前 No.125

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t




気怠い午後に身を浸し
緩慢な所作でツツジの枝が
しなる みしり
皐月の青さに揺らめいて
薄い色した快晴に目を見張る
日の光がちらちらと落ちて
視界一杯のみずみずしさ
えもいわれぬ感激
近いところから
生まれたままの姿でやってきた、
いつの間にか
ツツジが生い茂る
噎せ返る、花と土草の匂い
夢のような楽園に
心毒されて、立ち止まる




≠五月病

3年前 No.126

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t



星も見えないこんな夜に
何にもない空ばかり眺める
降ってきやしないさ、ヒーローなんて
助けてくれやしないさ、あたしだけの苦悩など
この空っぽの生温い掌を誰か抱きしめてくれやしないだろうか
かなしくないよ、なんて
うそっぱち
あたし、いつまでも
ピノキオ気取りのボロ人形
肺胞にカビ臭い埃が詰まってもう、長いこと息をしていない
温度はあるのに、
しあわせにはなれないの
ねえ、
ヒーロー
あたしを救ってくれるのは、貴方ではないのかしらん





(降水確率100%。
空から来るなら濡れてしまうね。
そうしたらタオルもお風呂も貸してあげる。
だからはやくこんなひとりぼっちの女の子をたすけてよ、ヒーロー。)

3年前 No.127

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t



ひたひたと滑る、水色
きれいな人差し指の爪で
ゆるり、
なぞる

伝う雨粒
吹き付けるそれは、突きつけられて
まるで泪のような
咽ぶ、かなしみ
重苦しい曇天が
ジワリ、じわり
崩落する欠片にその人差し指を
傷つける
揺蕩う紅
こんなに、
真っ暗な何処かへ溺れそうなのに
生きている
生きているのね





3年前 No.128

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t





ひたひたと滑る、水色
きれいな人差し指の爪で
ゆるり、
なぞる

ガラス窓に伝う雨粒
吹き付けるそれは、突きつけられて
まるで泪のような
咽ぶ、かなしみ
重苦しい曇天が
ジワリ、じわり
硝子を割るようだ
崩落する欠片にその人差し指を
傷つける
揺蕩う紅
こんなに、
真っ暗な何処かへ溺れそうなのに
生きている
生きているのね




>>128 訂正

3年前 No.129

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t





別にいいよ、
届かなくても。
びりっけつでもいいよ。
失敗してもしょうがないよ。
自分のためにやれればそれでいいよ。
自分の未来のために一歩でも進めたと思えるんだったら、
それでいいよ。
そのために今頑張ってんじゃん。
一歩でいい、
いいんだよ。
あたしはその一歩のために、必死でやる。


3年前 No.130

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t



どうかどうか
このちっぽけで傲慢な願いが
盛大に叶いますように





3年前 No.131

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t



ゆびのささくれをわざわざ毟るような
そんな痛みを伴って、
生きているんだ、あたしたち



青色の春

3年前 No.132

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t



日常も儘ならずに
あたしの唯一の拠り所
ことばすら、この身体から
生み出せない
ああ、
なんておぞましい、絶望




3年前 No.133

はるこ @skysky0404 ★iPhone=ZiT781S18t




睡眠薬でも大量にのんで
死んじゃえばいいんだわ
あんたなんか

さあ、さっさと



≠うまれかわれ

3年前 No.134

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



弱気の砂を吐いて、
しあわせになりたい
ざらざらの苦悩をなくしたら、
あたしきっと、
朝を迎えよう

3年前 No.135

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag


甘い果実グミを噛みしめるような
そんな恋心を
夏も秋もかれからも
ずっとずっとその微笑みの端にたたえてる

2年前 No.136

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



空は秋晴れ
水たまりに飛び込んで
映り込むすべてこわして
飛び上がる
夢色した雲の向こう

2年前 No.137

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag


ぱりぱりに乾いた頬と
腫れぼったい瞼
あたたかい涙に縋るように
悲鳴を飲み込んだ
こんなにつめたい昼間でも
死なない

2年前 No.138

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



>>136

訂正

夏も秋もかれからも×
夏も秋もこれからも○

2年前 No.139

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



あのゆるくつめたい空気のなかで
今日も今日とて
堪えている
(微妙なヒビには触れない)
纏わりつく血色のかなしみ
(あの子の視線)
目を伏せて
無視して
それでも只管にわらうしかない
そのおそろしさに
爪を噛む




きらいだよ、って言わない愚かさ
教室

2年前 No.140

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



あの日、
あの店、
あのジュース、
あの瞬間、
あの言葉、
その掌の震え、
どうしようもない、あさって
その涙も、
忘れていないから
心は枯れない
がんばれって送り出してくれたあなたのやさしさぜんぶを覚えているから


だから、だいじょうぶ

2年前 No.141

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag


なみだを水に
寂寥を肥料に
このくるしいの塊を吐き出して
土に還したら
どんな花が咲くかしら
桜色とまで言わずとも、
せめて深青のなにかを願っている

2年前 No.142

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



目が覚めたらだれもいない
目を開けたらだれもいない
まっくらと空っぽだけが横たわっている

2年前 No.143

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



冷静な鼓動が掌にも血を通わす
それでもわたしは、
わたしは、ひっそり涙を零す
うれしくて
同じくらいくるしくて

2年前 No.144

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



冬の香りにいつの間にか慣れ過ぎて
あっという間に
鬱陶しかった金木犀の匂いも
懐かしさの彼方
自転車を漕ぐはやさは
過ぎる風と同じくらい、はやくなる
彼方へ
駆ける、ほんのちいさな温もりへ
何処かへ
彼方へ

2年前 No.145

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



狡猾なわたしをゆるしてね
わたしは、ずっとわたしは
思春期を拗らせて
足を取られて血のような涙に酔っている
頑固に居座る仰々しいにくしみは
傷つけたあの右腕にすこし
似ている
声にださないで
愚かなわたしを
わたしをゆるしてね
あの真夏の立ちくらみを
なかったことにはできないけれど
それでもわたし
ゆるすから
緩やかに微笑んで空っ風に紛れるように
ひっそりわたしに
わたしにいいよ、って
なにも話さない
わたしの逃亡劇はきっと終わらないけれど
それでもひとこと



(ゆるしてね)

2年前 No.146

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag


赤茶の少し禿げた屋根の向こうで朝日がこぼれ出して
とろける、光
ちっともうれしくなくとも
きっとそれは
きっとそれは
ちっぽけな少女のぜつぼうで
そこらじゅうに勿体無いほどに流れゆく
わたし、ただその光全部から目を逸らさずに
小さな罪悪をいくつも飲み込む
さよなら
さよなら
もう終わりにしようかと君が笑うから
そうしようかとわたし、
その涙の切れ端に、飲み込まれにゆく




(5番線ホーム、始発前、だれもしらない)

2年前 No.147

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



赤茶の少し禿げた屋根の向こうで朝日がこぼれ出して
とろける、光
たとえそこに一線の翳りもなくて
ただの光ばかりであろうとも
きっとそれは
それは
ちっぽけな少女のぜつぼうで
そこらじゅうに勿体無いほどに流れゆく
わたし、ただそのぜんぶから目を逸らさずに
小さな罪悪をいくつも飲み込む
さよなら
さよなら
もう終わりにしようかと君が笑うから
そうしようかとわたし、
その涙の切れ端に、飲み込まれにゆく




(5番線ホーム、始発前、だれもしらない)




なんか変だったので改変。
あんまりうまくいかない。

2年前 No.148

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



飢えたあたしを見下して
わらいたいだけなんだろ
そうなんだろ
何もかもに満たされなくて
嫉妬にもがくあたしをみて
甘い優越を舐めたいんだろ
それに飢えてんだろ
おまえもおなじだ

2年前 No.149

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag



雛鳥が卵の中から世界をノックする
ひび割れたその隙間から
明日の光

生きろと叫ぶ
引きちぎれんばかりの激しさでうたうギターの
その強い瞳が導く

流れる車窓の向こう側
日の出の切れ端でぎゅうと手を握る
恋人か、或いは夫婦
黒い影が伸びてゆく彼方へ

堪えきれないなみだも
その指先で拭い去ろう
回る朝日
きっと光がこの掌に
真っ直ぐ伸びてきますように







明けましておめでとうございます。
今年も拙いものばかりですが、よろしくお願いいたします。

2年前 No.150

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag

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2年前 No.151

はるこ ★iPhone=7bEoZkxXag




(言わない、言わない、言えない、)

そんなこと、ゆるせない

2年前 No.152

はるこ @skysky0404☆w/6WI0WNCQw ★iPhone=7bEoZkxXag




君のその細い腕を覆い尽くさんばかりの、傷、きず、キズ
それを痛そうにもしないでひたすらに隠そうとする、その瞳
揺れる、揺れる、塩素の香り
濡れた肩が不規則に震えていた
わたしの手なんて届かないところへ
きみは自ら落ちてゆく
傷、きず、キズ、それは、渇望
それは、紺青
それは、一人きりのよる
くだらない絶望
きみ、押し込めて
刃を突き刺す
そうして、ただなんでもないように笑うその柔軟さに
伸ばした手は
宙で漂うばかり
そういつも

掬ってあげてよ、その深淵から



(その心を、覆い尽くさんばかりの、)

2年前 No.153

はるこ @skysky0404☆w/6WI0WNCQw ★iPhone=7bEoZkxXag



静寂ばかり横たわる、寂れた最寄駅で駐輪場から車輪の回る乾いた音を聞く
電話を片手に女の人が通りの方へ漕いで行った
だれも知らない夜がここにある
わざとらしいほどに煌煌と照らされたホーム
ベンチにおじいさんがぽつねんと座り込んでいるのが見える
どうしようもない気持ちになるんだ
吐き気にも似てるし高揚感にも似てる
でもただひたすら、心が叫んでいる
さびしくないんだって叫んでいる
血が滲む
このままこの世界に沈んでいけたらどんなに安らかだろうか
寂寥なんて握り潰して

ああ静寂が死んでゆく
がたたん、音がする
電車がホームに入り込んでゆく
シルバーのライトがわたしの頬を照らす
目の前で止まった自動車の四角い窓が開いて父が顔を出す
おつかれさま、帰ろう
静寂と痛みの残骸を飲み込んでわたしは笑う
帰ろう、帰るべき家へ

2年前 No.154

はるこ @skysky0404☆w/6WI0WNCQw ★iPhone=7bEoZkxXag


黄色い傘さすおんなのこ
快晴の下で泣いている
大声あげて、泣いている
噎ぶ、陽光の揺らめきの向こうで
炎天下、きみは汗にまみれて
本当に、笑っていたのかな
黄色い傘が揺れる
目に痛いほどの青空を掲げながら
止まない、嗚咽
蝉の合唱に紛れて、消える
本当は、終わってなどいなかったのかな
終わったふりを、していただけだったのかな
黄色い傘さすおんなのこ
きみもいつか、朽ちてしまう
だからこんなにかなしいのかな
かなしいのかな

2年前 No.155

はるこ @skysky0404☆w/6WI0WNCQw ★iPhone=7bEoZkxXag


散り散りになったカマキリの死体
飛び越えて回る、車輪
冷たくて重い朝
枯葉色のカーディガン、水を吸う
今日も静か
胸を焦がすほどの慟哭を
こらえて、いなして
ようやっと笑う
カラカラ
ハリガネムシの芸術は
ただただ不気味
得体の知れない悪魔のように
しあわせはつくれない
この朝には不似合いな
熱い水が咽んでいる
僕の弱いところは悪だ
悪魔だ
踏み潰す
命なんかなくていい
この静寂を、終わらせてくれ


1年前 No.156

はるこ ★iPhone=2H33w0YU7W




夜が消えて朝が滲む
朝日がいつだって目に痛い
刹那

なぜか、
絶望の淵に立たされた心地
見たくもないものばかり
目の前で明らかになる

未来をいつまで拒めば、
この光を見ずにいられるんだろうか

灰になれ

嘘つきな子供
夜に沈んで
そのまま

1年前 No.157

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=gE7LA8rMVQ

三分咲きの桜並木
霧雨が通り過ぎる
乾いたコンクリートに張り付いた薄桃色に
昔の話で聞いた
かなしい懺悔ばかり思い出してる
幾千もの色彩の中で
桜雨の色こそ悲愴
傘もささない午後の散歩
てっぺんから爪先までしとどに濡れ、
つたい、熱い熱い何かを溶かした

血を吐くような
内蔵ごと身体が引き千切られるような
そんな涙をもう許せますように

ただそればかりを願って、そして、未だ
昔話は終わらない

1年前 No.158

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=YNdImJEwsI

髪を切った
十五センチ
忌々しいあれたちは
思い出なんて綺麗な言葉で包んであげないと
かわいそうなほどに醜悪
電車は流れる
わたしたちの無視はいつだって静かで
マンションの屋上
黒い影法師が飛び降り自殺
ただのカラスが後を追う
羽ばたいて
傲慢にも憂える目の前の景色
不満足なんじゃない、孤独ごっこがかなしいだけ
泣いてしまいそう
詰って喚いてそれからくずれおちる狡さを
ゆるされたいな
髪を切った
十五センチ
新しい何かになりたくて
なれないんだねって睥睨する鏡の中
紡げよ
このハルは正しいよって
紡ぐんだ
思い出とは手を切れ
黒い影法師は死んだ
わたしは生きる

1年前 No.159

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=YNdImJEwsI

ばらばらになる
小指だけの約束じゃ
もういやだ
四六時中、この手を握って
離さないでいてよ

1年前 No.160

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=YNdImJEwsI

透き通った寒天ゼリーのような
脆さだ
おまえはうそつき
美しい絵の具だけで描く
ばらばらな明後日
おまえはうそつき
愛情ですよと差し出すりょううで
どうして反対側を隠すの
透き通った寒天ゼリーのような
脆さだ
突いて壊せば
泣き出すんだろう
おまえはうそつき
真っ赤に腫らした眦で
誤魔化したね、魔法のように
笑顔でぜんぶ覆って
寂しさをそんなにうまく隠しちゃだめだ
おまえはうそつき、どうけし
かなしいくせに太陽のもとへ走っていく
どんな思いをしてその腕は傷ついたの
卑怯者め
はやくその柔らかい心を曝して
泣いてしまえよ

1年前 No.161

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=YNdImJEwsI

引っ張らないで、そんなそんな
袖がのびてしまうから
どんどん平べったくなって
ぺらぺらしてしまうから
変われないよ
おまえのためにわたし
立ち止まれないよ
引っ張らないで、そんなそんな
追いつけなくてももういいよ
わたしを置いて行ってよ

平たくなって、ぺらぺらして、
へらへら笑って、おまえと手を繋いでいる
わたしたちの両親、いつか死ぬ
世界がわたしたちだけになってしまっても
おんなじようには歩けないよ
引っ張らないで、そんなそんな
どんどん平べったくなって
ぺらぺらしてしまうから
わたしはおまえのために
変われない
おんなじように
あるけない
寂しいなんてばかばかしい
だから泣かないで
この手を離そうね
そうしたら一度抱き合って
またいつか

揚々と歩け

1年前 No.162

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=YNdImJEwsI

忘れたと言ったら
愛してくれたのかな
遠く霞みゆくひこうきぐも
窓際を分断
まちを横断
そうしてどこかへ連れていってはくれまいか
生まれた心をあたためて
ほほえんで 幸福を噛んで
蒼い空の下 立っていた
届け、届かない
窓いっぱいに描いたあさって
どうか消えてゆかないで
忘れたと言ったら
愛してくれたのかな
蒼い空の下
ひこうきぐもを追いかけた
わたしときみのまち
どうか彼方へ
霞み消えるのなら
連れていってはくれまいか
愛が哀になりきり咽ぶまえに
ひこうきぐもはとけてゆく
とけてゆく 蒼い色

1年前 No.163

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=DZP8nGorr7

だれのためで
だれにこびて
ぼくらの人生をいっしょくたにして、染めて
朝日が照らす
それで探って探っても
見つけられない
じしんを見失って
埋められない虚無感、振り回される無力感
咽び泣く
afterwards
なにが終わったら
新しいなにか始まるの?
リセットのためにがむしゃら
走り続けて得体の知れない媒体としての未来
泣かないで
ぼくを掴んでそうして
離さないで
だれのためで
だれにこびて
じしんを見つけようとして
afterwards
この一色で終わらせないように
朝日の明るさで
見据えて
ぼくを見つけて

1年前 No.164

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=DZP8nGorr7

向かい風、反対方向
やりにくい、とどかない
世界に逆らって生きているみたいだ
泣き声のないなみだを
惨殺して
ナイフを心臓に沈めてわらっている
赤信号
止まれない
夜闇に紛れることも叶わない
自転するちきゅう
わたしの自転は反対方向
欠けたネジで回ってる
夢から醒めて
重たい朝に逆らって
遠ざかる遠ざかる
小さな宇宙の小爆発、なみだとか
こんにちもみょうにちも
ひかりあふれるこの地上で
わたしわらっている、だろうよ
決まりごとだから
赤信号
止まれない、叶わない
溶けてしまう夜に
息苦しさを放り込む
わたしの小宇宙

1年前 No.165

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=DZP8nGorr7

擦り減らして
残骸
擦り切れて
夢のように
千切れていく
遠ざかって遠ざかって
ソラの塵になるんだね
噎せ返る花の香り
はぐれた花びらが
fall
餞別
いたいなんて思うよりはやく、なくなってしまうんでしょう
かなしいよ
この指先が血だらけになったって
消えさせはしないと誓った
collapse
擦り切れていたいなんて思うよりはやく
corpse
さようならば
かなしみのあてもないでしょう
もう

わたしのあいじょうよ

1年前 No.166

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=uxvS2f6Dmc

刺すような、黒い雨
セーターの袖に滲んだ涙があっという間に冷え切る
冷淡なほどに呆気なく、死んでいく
師走は上下左右
忘れられない刹那を乱暴に通り過ぎる
制服のスカートの重さ
温いそれを、こころ変わりも終わるころ、手放すのだ
愛しさは春の暗示
別れが待っている
しんと冷え切る鋭利な霧雨のその終わりに
どうかそれまで、引き千切れないでいて
この夜も明日も明後日の温もりも
眩しいぐらい、切望している

あなたへ向かう

9ヶ月前 No.167

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=q1sCj6VsxS

>>165


向かい風、反対方向
やりにくい、とどかない
世界に逆らって生きているみたいだ
泣き声のないなみだは
曇り空に透ける夕焼け
ちっとも薄まらないかなしみを
覆い隠せるだけ覆い隠して
透ける、赤、心臓の色
そのあと夜闇に紛れることも叶わない
自転するちきゅう
わたしの自転は反対方向
欠けたネジで回ってる
夢から醒めて
重たい朝に逆らって
遠ざかる遠ざかる
小さな宇宙の小爆発、なみだとか
こんにちもみょうにちも
ひかりあふれるこの地上で
わたしわらっている、だろうよ
決まりごとだから
透ける、赤、朝の色
溶けゆく夜に
息苦しさを放り込む
わたしの小宇宙

3ヶ月前 No.168

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=q1sCj6VsxS

過ぎ去って、過去
なぞって、なぞって
いとしさに、胸が詰まる
窒息
記憶は美化される
しかしそれにしたってうつくしい
あんなみずみずしい輝きは
これから先の人生にあるだろうか
これから先の、長い長い先に
言葉を尽くしきれない
窒息
どう焦がれても届かない
記憶の彼方
思い出
うつくしい

(制服。)

2ヶ月前 No.169

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=q1sCj6VsxS

ジェットコースター ぐるり
ぱかり、のみこまれて
あら? わたしがのんだのか
のみこまれたのか

臍の下
重たく渦巻く何かしら
得体、しれない
ちぎれかけた理性
つなぐつもりだったのに、
つかんだら、
自ら離してひきちぎる
ちぎる、ちぎった
ああ、嘆息、微苦笑

ジェットコースター
ぐるり
回って
ずるり、落ちて
吹き飛んでゆく
のむ
のまれる

ここはどこだと
わたし、我に返って
目は瞠る
知る
美しくなかったすべて
誰もいない
隣は空席
同乗者は、
ゼロ
ゼロから、はじまる
また何度でも
渦巻く腹の底へ
感情は濁流
すべて有形のまま


緩やかに激烈に明瞭に前後不覚

27日前 No.170

はるこ @seu0124☆8kLQNU.ZdcQ ★iPhone=q1sCj6VsxS

あの頃が眩しくて
目もあけていられないぐらいで
たぶん、きっと、それはうつくしくて、
切ないほど
いたくて、あいたくて、
たった一度でいいのだと
あの日に触れる
その瞬間を切望している

遠ざかるほどまばゆく、うつくしく、
たったひとときにすぎないけれど、もう共有はできない
追いかけることも
手を繋ぐとことも
戻れない、巻き戻らない、テープは回らない
あの日の涙を思い出す
伝った頬を辿る
抱きしめた温度が、感触が、恋しい
むしょうに、ただむしょうに
虚しいほどに

幸せだった
途方もなく
ただあの頃ばかり、
鮮やかだった
極彩色に彩られるまぶた
またたく、その裏
この想いが痛みでなくなるときは
いつだろう

26日前 No.171
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