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登山遠足での出来事

 ( SS投稿城 )
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□この日、トモヤは学校の遠足で山へ来ていた。これから、班ごとに分かれて登山をするのだ。もっとも、登山といってもそれほど険しい山ではなく、どちらかというとハイキングに近いものである。

トモヤは班のみんなと軽快に山道を歩き始めた。天気も良く、緑が気持ちいい。このペースだと予定通りの時間に頂上に到着できそうだ。

しかし、山の半分くらいまで来た時だった。それまで順調に歩いていたトモヤの体に突然異変が起きた。お腹が痛くなってきたのだ。歩くペースが一気に落ちてしまう。

「どしたトモヤ」

急に遅くなったトモヤに気づいて班のメンバーが声をかける。しかし、お腹が痛いなんて友達に言えるわけがない。こんなことバレたら、後でどんな噂になるか。

「大丈夫。ちょっと疲れただけ。悪いけど先に行ってて」

なんとかごまかしたが、お腹の痛みは消える気配がない。歩くペースはどんどん遅くなる。いつのまにか、班のみんなは見えなくなっていた。

(どこか、トイレないかな……)

ゆっくりゆっくり進みながら、トモヤはトイレがないか探した。しかし、周りは木ばかりで、トイレなどありそうもない。

しかし、その時だった。登山道を少し離れた林の木の隙間から、大きな岩が見えたのだ。幸い周りには誰もいない。

(あそこでしちゃえば誰からも気づかれない……)

漏らしたらもう学校には行けなくなってしまう。そうなるくらいなら……

静かに登山道をそれて、トモヤはその大きな岩のもとへ歩いて行った。そして、登山道とは反対側の岩の陰に入り込んで、ズボンを下ろそうとしたのだが、その時だった。登山道から、誰かが岩のところにやってくるのが見えたのだ。

(まずい……)

このままではトモヤが何をしていたのかバレてしまう。トモヤはお腹が痛いのを必死で我慢して、岩から離れ、木の陰に隠れた。

その人物はみるみるうちに、岩の方へと近づいてくる。トモヤは物音を立てないようにじっとしながら、木の陰から岩の様子をうかがった。すると、その人物は驚くべきことに、トモヤの知っている人だったのだ。

それは、引率でいっしょに来ていたかずみ先生だった。かずみ先生は大学を卒業したばかりの新米先生で、若くてとても美人だということもあり、生徒たちからはとても人気があった。

かずみ先生がどうしてこんな岩のところに来たのだろうか。トモヤがそう思っていた時だった。苦しそうな顔をして、きょろきょろとあたりを確認したかずみ先生は、とつぜんズボンを下ろして、岩の陰にしゃがみこんだのだ。

次の瞬間、かずみ先生のお尻から、茶色くて太いものが勢いよく出てきて、どさっと地面に落ちた。それを見た瞬間、トモヤは思わず声を出しそうになった。

あの美人のかずみ先生が…… こんな岩の陰で……

かずみ先生は用が済むと、すぐにその場を去っていった。それを確認すると、トモヤは木の陰から出て、岩のところへと近づいた。そこには、たったいま、かずみ先生がした長くて大きなものが残されていた。

(かずみ先生がこれを……)

あまりに衝撃的なできごとに、トモヤは呆然としてしまう。しかしその時だった。

「ギュルギュル」
(うっ、お腹痛い……)

本来の目的を思い出したトモヤは、慌ててズボンを下して、その場にしゃがみこむ。しかし突然、理由は分からないが、トモヤはさきほどかずみ先生がしゃがんでいたのと同じ場所でしようと思い立った。

少し移動すると、トモヤは自分の足元を見てみた。お尻の下には、かずみ先生のものが横たわっている。そして、それを確認すると、ドキドキしながらお腹に力を入れた。

「んーー」

ようやくトモヤはお腹の痛みから解放された。

お尻を拭いて地面を振り返ると、そこには2人が出した、2本の茶色くて長い物体が、くっついて重なっている。トモヤはそれを見ると、変な満足感を覚えて登山道に戻った。

頂上では、班のメンバーがトモヤを待っていた。少し離れた所にかずみ先生もいる。

「先生、元気ですね」
「うん。天気が良くて、気持ちよかった」
「何もトラブルなく来れましたか?」
「うん。何もなかったよ」

そのすました顔を見ると、トモヤはさっきのかずみ先生の行動がどうしても信じられなかった。

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