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泡沫人

 ( SS投稿城 )
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林檎飴 @ringoame38 ★iPhone=cJssou9DCO

(夢を、見ていた)



「晃。今日からお前のお姉さんになる、絵里ちゃんだ。挨拶しなさい」
 そう言って、父親が僕の背中を押した。強制的に一歩前に出た僕は、仕方なく顔を上げる。
 僕とあまり目線の変わらない少女が、うちのリビングに立っている。さっき紹介された、今日から母親になる人は、少女の後ろで笑っている。その笑顔、僕はあんまり好きじゃないな。
 それに比べて、少女の戸惑っている顔は逆に愉快だった。この子は、きっと初めての再婚、なんだろう。僕とは違って。
 肩の上で切りそろえられた少女の黒い髪が、クーラーの風に煽られてさらさらと揺れている。僕は癖っ毛で、父親も癖っ毛だから、うちとは違う人種の人だ、と思う。
 少女と目が合う。一重なのに、大きな黒目のせいか、目力がやけに強いような。思わず、目をそらしてしまった。
「あきら、くん?」
 僕がそんなことをしていると、その少女が口を開いた。声は、想像よりも低いな。
「はい。おねえ、さん」
 なんとか声をひねり出してそう言うと、少女は一瞬目を大きく開いて、そして、笑った。華が咲くように笑う、ってこういうことか、と思った。



(愛しい人へ)



「あーきーらーってば」
 ――うるさい。
 ノックもせずに部屋に入ってきた姉は、ゲームをする僕の周りをうろうろしている。文字通り、うろうろしているだけなので、本当にうっとおしい。
「……なんなんだよ、さっきから」
「なんなんだよさっきから、は私の台詞よ! なんなのよ、この成績表は!」
 姉が手に持っているのは、僕の成績表だった。あー、面倒臭いものが見つかってしまった。見るからにげんなりした僕を見て、姉がまたキーッと怒り始める。
 三学期が終わり、成績表をもらって、春休みになった。僕は来年から中学三年になり、姉は高校生になる。
 姉が初めてうちに来たときから、もうすぐ四年間が経とうとしていた。
「なんなのよ、オール5って! 頭おかしいんじゃないの!?」
「頭おかしいのは姉さんの方だろ。何も悪くないじゃん」
「良すぎんのよ! あんた家で全然勉強してないじゃない! むかつく!」
「はあ……?」
 そんな理不尽な。
 姉は、うちに来てから割とすぐにかぶっていた猫を剥がした。一見おとなしそうに見えるのに、全然おとなしくなんかない。むしろうるさい。
 そう気づいてからは、僕もかぶっていた猫を脱いで、姉の言うことをスルーするようになった。でも、このくらいが僕らにとってちょうどいいと思う。僕らは、うまくやっている。
「あたしなんてどんだけ勉強しても全然成績上がらないのに! なんでなのー!」
「元々の頭のつくりが違うんだろ。てか、いい加減出て行ってくんない」
「やーだー! こうなったらとことん晃の部屋に居座ってやる!」
「いや、単純に迷惑だから」
「なーんだとー!」
 どうやら僕の言葉は逆効果だったようだ。ふんっと鼻を鳴らして、姉が僕の部屋のベッドに勢いよく座り込んだ。
 ベッドのすぐ横に座っている僕の隣に、白くて細長い足が投げ出される。これは見てはいけないもの。これは意識しないもの。
「ねえ、最近晃、ゲームばっかしてない?」
「そう?」
「そうだよー。前ならリビングで一緒にテレビ見てたのに。ねえ、なんで?」
「別に理由なんてないよ。……ねえ、本当に、いい加減邪魔なんだけど」
「あ、反抗期なの? 反抗期なんでしょ?」
「……うっぜー」
 太ももがギリギリ隠れるようなショートパンツ。胸元だるだるの着古したトレーナー。……ほんと、いい加減にしろよ。
「なんでそんなこと言うのよお。前はあんなに仲良しだったじゃん」
 ぷーっとほおを膨らませている姉を一瞥して、またゲームに視線を戻した。
 確かに、僕と姉は仲が良かった。散々再婚を繰り返していた僕の父親も、ようやく当たりを引いたのだと思えたほど。僕と姉は気があったし、趣味や好みもなんとなく似ていた。肝心の義母とも、まずまずの関係を保っていた。
 ――中学に入ってからだ。同級生の奴らに、からかわれるようになったのは。
『なあ、晃!  お前って、姉ちゃんと血つながってないんだろ?』
『え、そうだけど。それが何?』
 小学校の頃から、うちの父親が僕を連れて再婚を繰り返しているのは有名だった。だから、今更そのことでどうこう言われても、特に気にはならなかった。
 みんな最後には、そんなお父さんひどい、かわいそう、で締めくくる。その言葉を流すのには、もう慣れたはずだった。
 けれど、予想していた言葉は出てこなかった。
『いいよなあー! お前の姉ちゃん、一個上の、神崎絵里だろ?』
『……え』
 かわいそうに、ではなく?
 いいよなあ?
 固まった僕には気づかず、ぺらぺらと話し続ける同級生。
『部活の先輩から聞いたんだけどさ、神崎絵里って、すげえ胸でかいんだってな! いやーいいなー! あんなんと一つ屋根の下! うわー興奮する!』
 やめなよぉー、という女子の声が聞こえた。くすくす笑いながら、僕と同級生の会話を聞いている。
『だあって羨ましいもん! 血つながってないんなら、なんでもし放題じゃん! 俺もそんなネーチャンほしいわー』
 大きな声でそういったそいつに、悪意があったのかはさだかでない。ただ、次の日から、僕には「キンシンソーカン」というあだ名がついた。そして僕は、必要以上に姉と顔を合わせることを、やめてしまった。
 別に、そのあだ名が嫌だったわけではない。好んだわけでもないけど。
 嫌だったのは、そいつらの言うことを流せなかった自分だった。今までだって、全く意識してなかったわけじゃない。血が繋がっていないというのは、他人だということだ。所詮他人だと、思っていたのが、全く違う角度から覆された。
 他人だから。他人だから、僕は姉を。
「あきらー! 聞いてないでしょー!」
 はっとなる。気づけば、いつのまにベッドを降りたのか、姉の顔が目の前にあった。中学に入ってからアイプチをし始めた、違和感のある瞳が詰るように僕を見ている。
 変わったまぶたと変わらない黒目が、何もかもを見透かしているような気すらした。
「……いい加減にしろよ」
「あーらら、また反抗期! なんなのよ、もうー!」
 なんなのよはこっちの台詞だっての。
 早く冬が来ることを願う。まだ今は春先だ。ただ足が出ているだけでこれなら、夏はどうなってしまうのか。
 頼む。頼むから、早く冬が来るか、もしくは誰か、姉が家でノーブラで過ごすのをやめさせてくれ。



(隠しきれていなかったかもしれない)



 平和って、長く続かないものだ。
「あなたのそういうところがむかつくのよ!」
 父親が浮気性だということを、僕は小学生の頃から理解していた。嫌悪感を覚える以前に、ぼくにとって父親とは、そういうものだった。
 だけどそれを、義母は受け入れられなかったようだ。(当たり前か)
「やめないか、子供の前で」
 父親のこの言葉も、いつも通り。むしろ今回は、長く続いたほうだ。僕が十歳の時に義母と再婚をして、そしてもう六年年が経つ。これだけ続いたことを褒めたいレベルだ。
 もしかしたら、相手にも子どもがいたことが理由の一つかもしれない。今までは、家族になるのは知らない女一人だったから。
 あぁ、そういえば姉は今、何をしているだろう。受験生真っ只中の姉は今、暖房の効いた自室で勉強をしていたりして。想像できる姿に、なんとなく気の毒になった。
「ねえ、晃もそう思うわよね!?」
「おい。子どもは関係ないだろう」
「何よ、いつも子ども子どもって! それを言っていれば済むと思ってるの!?」
 ヒステリックになった義母は、僕程度では止められなさそうだ。リビングでドラマの続きを見るのは諦めよう。
 僕は何も言わず、ソファから立ち上がる。義母の敵意は父親に集中しているので、何も言われない。父親が何か言いたげに僕を見ているのがわかったけれど、気づいていないふりをして部屋を出た。
 階段を上がり、自分の部屋に向かう途中、部屋から出て来たらしい姉に会った。
「よっ。まーたやってる?」
「あぁ。長引きそう」
「もー、勘弁してほしいよね。あと少しでセンターなのに」
 そう言って姉は、大げさにため息をついた。受験が本格的に始まってから、姉は少し太った気がする。冬仕様のもこもこの部屋着からは、細かな変化はわからないけれど。顔つきがどことなく柔らかくなった。
 いつからかは忘れたけれど、僕は姉を、そういった目的で、そういう想像に使うのに躊躇しなくなった。中学のときあんなに悩んでいた問題は、結構簡単に解決してしまった。
 要は、バレなければいいのだ。姉をそういう目で見ていることも、姉以外をそういう目で見られないことも、姉を思うこの感情の名前も。
 バレなければ。バレたら。それは、絶望だろうけど。
「やあねえ。もう、私たちも子どもじゃないのにね」
 そうだね。僕たちはもう、子どもじゃない。
「……でも、大人でもないよ」
 僕の言葉に、姉が目を丸くした。何故こんなことを口に出してしまったのか、僕自身が一番疑問だ。
「そっ、か。大人じゃ、ないよね、確かに」
 あはは、と笑う姉に安堵する。どうか、バレていませんように。
 誰かに気づかれることを恐れながらも、やめられなかったことがある。姉はリビングのソファで寝てしまうことがしばしばあった。そんなとき僕は、周りに誰もいないことを確認して、何度も確認して、姉が熟睡していることを確認してから。
 キスをしていた。それは、興奮が抑えられなかったとかでは、断じてない。ただ、キスをすることで、何かを止めようとしていたのだと思う。
 キスをしたあとは、必ず嫌な気持ちになった。幸せとか、ずっとしていたかったとか、1ミリも思わない。どうして、なぜ、してしまったのか。自問自答にかられる、嫌な気持ちだ。
 だけど、また少し経って、姉が眠っているのを見ると、またしてしまう。これ以上はまずい。いや、これも十分アウト。
 わかっていても、これは、僕のストッパーだった。
「――ねえ、晃」
「なに、姉さん」
 家族愛ではない。他人だから。
 だけど、恋心でもないと。どこかで安堵していた。
「私ね、彼氏ができたんだ」
「え、」
「受験生なのにばかだよね。一緒に、がんばろうって、言ってくれたの」
 初めてだった。初めて、姉からそんなことを聞いた。
 そして初めて、僕は嫉妬という気持ちを覚えた。それは、本当に醜い感情だった。ころしてやりたい。誰を。あねを?
 ストッパーが外れる音が、した。
「姉さん」
「ん?晃、なに――」
 いつの間にか、姉の背を僕は追い越していた。同じくらいだった目線は、僕の方がはるか高くにある。
 いつの間にか、姉は僕にあまり絡まなくなった。毎日のように僕に話しかけていた姉は、もういない。
 いつの間にか、姉は、綺麗になっていた。
 ただ胸が大きいだけじゃない。今の姉はきっと、綺麗なことで羨ましがられる、自慢の姉なんだろう。
 だけど、僕にとってはそうじゃない。
 姉の顔が、思ったよりも近くにあった。それは、僕が近づいていたからなんだけど。
 アイプチをやめ、ナチュラルメイクになった姉の、今はスッピンの顔。やっぱり、姉さんは一重がいいよ。
「ね、ねえ、晃。なんか、変だよ、」
「姉さんは、何もわかってない」
 少しカサついた唇から、目が離せない。
 あぁ、絶対に、後悔する。
 そう思ったときだった。階下から、義母の泣き声が聞こえた。我に返る。でも、我に返ったときには、もう遅い。
「あ、姉さん、あの……」
「ごめん。私、勉強しなきゃ、だから、部屋、帰るね」
 気づいたときにも、もう遅い。
 その感情に名前をつけないことで、蓋をしていた。どうやら、すでに感情には名前があったらしいのに。 キスをしていないのに、キスをした夜のような、嫌な気持ちになる。



(それでも、構わなかった)



 僕が大学生になってから、父親と義母は離婚した。一応は、子どものことを考えたタイミングらしい。
 だけど、これがサイアクだった。僕は県外の大学へ行くことを決めていたし、姉の学費は、到底義母が一人で払えるようなものではなかった。
 今、義母という他人がいなくなった家で、父親と姉が暮らしている。僕は、姉から離れることを望んだ。
 帰省は、ほとんどしなかった。姉が心細いと感じていることは承知していたが、それでも僕は家に帰らなかった。そのために、他県の大学を受験したのだ。
 姉に嫌われる勇気がなかった。姉に触れない自信がなかった。
 僕が大学二年になった夏、実家から届いたのは、義母が交通事故で亡くなったという連絡だった。
「――晃?」
 約一年ぶりに訪ねた家には、喪服をまとった姉が立っていた。いつも肩まであった髪は切り落とされ、ショートカットになっている。
 心なしか、痩せた気がする。
「久しぶり、姉さん」
 呼び方を変えなかったのは意図的だった。この人は、姉。そう言い聞かせることで、だいぶ忘れられたと思っていた。
 会ったらこんなにも、苦しいのに。
「来てくれた、んだね。本当に、久しぶり……」
「元気……じゃないか。義母さんに、手合わせてくるよ」
 棺の前に立つ。
 あんたは不幸だった。父親は、きっとずっと変わらない。あんたは、僕にとっていい親ではなかったが、悪い親でもなかった。
 次に僕が顔を上げたとき、隣には姉が立っていた。
「晃が家を出たのは、私のせいだよね」
「……何言ってるんだよ」
「ううん。わかってるの。……ごめんね、嫌だよね、こんな姉」
 泣きそうな姉の声。驚いて顔を見ると、本当に泣きそうだった。
 何でだよ。何で、全部自分のせいにする。
 衝動だった。会わない間に、彼女だってできた。それなりに上手くやっていた。
 それなのに。
「晃!?」
 姉の手を引いて、懐かしい自分の部屋に入った。何も変わっていない、けれど、掃除の行き届いた部屋。誰が掃除していたのかは、一目瞭然だった。
 そこのベッドに、半ば放り出すように姉を座らせる。そうして、押し倒した。
 姉の肩は想像よりも薄く、そして、想像よりも押し倒すのは簡単だった。もっと、抵抗されるかと、思っていた。
「……なんで、抵抗しないの」
「嫌じゃ、ないから」
「……襲うよ、俺」
「いいよ、晃なら」
 僕たちは、何なんだろう。家族だけど、家族じゃない。だけど、やっぱり家族だ。
 血の繋がりがないことは、そんなに重要なのだろうか。
 それとも、ただそれだけの理由で、これからするであろう行為が許されるのだろうか。
 僕たちは、これからどうなるのだろうか。
 ――部屋の中で雨が降っているのかと思ったら、誰かが泣いているのだった。こんなときに、誰が泣いているのかと思ったら、泣いているのは僕だった。
「晃っ」
 押し倒しているせいで、水分はすべて姉の顔に落ちていた。だけど、姉の目にも水滴が溜まっているから、どうやら姉も泣いている。
 よくわからないまま、僕らは二人で泣いていた。
 どちらも嗚咽することなく、自分が泣いていることを認めないまま、ただ泣いていた。
 僕は姉のことが好きだった。それだけだったはずだ。
 僕らは、どうあがいても家族だった。
「絵里、さん」
「うん」
「すきです、」
「うん」
「すき、です」
 きっと僕らは、今日のことをなかったことにするだろう。きっと明日の朝、まるで何もなかったかのように振る舞おうとして、だけどやっぱり、少し恥ずかしくて、何となくぎこちないだろう。きっといつか、そんなぎこちなさもなくなって、二人で笑いあえるだろう。
 だけどそれでいい。
 今日という日があったことは無くならない。
 僕らはそうして、本当の家族になるんだと思う。いろんなことを覚えていたり、思い出したりして、この気持ちを自然と変えていくのだと思う。
 それはきっと、忘却なんかじゃない。



(ずっと、忘れない)



 本音を言えば、六月の花嫁になりたかったのだ。
「おめでとー!」
「絵里、おめでとう! すっごいきれい!」
 友人たちからかけられる言葉に、すべて返事をするのはあまりにも大変で、にっこりほほ笑むことで紛らわす。一番に結婚を祝福してくれるであろう母はもうこの世にはおらず、血のつながらない父は、感慨深そうにこちらをじっと見つめていた。
 隣の彼を見る。真っ白のタキシードが、驚くほど似合わない。本当に、びっくりする。
 私の視線に気づいた彼が、私に向かってぎこちなく笑う。緊張しているのだ。そんなところも、愛おしいと思う。
「幸せにするね」
 意気込んでそんなことを言った彼を見て、今度は私が笑った。そんなキャラじゃないのにね。結婚式って、すごい。
 私が笑ったことが気に食わないような、だけどまぁいいかと思ったのか、彼がまた前を向く。いろんな人の笑顔に囲まれている道。
 その中に――彼の姿はない。
「弟くん、結局顔を合わせずに結婚しちゃったな」
 奇遇にも、隣の彼が同じことを考えていた。弟は、県外に進学して、卒業してから、海外の企業に就職してしまった。めったに会えない、どころか、ここ数年会っていない。
 それでも、成長した彼の顔は、目に浮かぶようだった。
「来てくれるって、言ってたんだけどね」
 忙しい彼に、招待状を送って、祝いのメールが届いたのはつい最近だった。行けるかわからない、けれど行くよ、という旨のメール。どっちだよと思ったけれど、来てくれるんじゃないかと、まだ期待している。
 見てほしかった。
 私の唯一の弟に。
 あと少しで出口だ。この教会を出たら、披露宴の会場に移って、それから。
 そんなことを頭で考えていると、目の前の扉が、勢いよく開いた。幾ら何でも早すぎる、あと10メートルは歩かなければならないのに、と式場の係りの人を心の中で責めた、とき。

「姉さん、――結婚おめでとう」

 ……遅いよ。ばか。
 まるで結婚式場から連れ出すみたいな登場。ざわつく式場の人たちなんて知ったことか。彼に祝福されるのを、私がどれほど待ち望んだことか。
「あり、がとう」
 ねえ、覚えてる?
 あのときのこと。若かった私たちの、未来のこと。
 ……私はずっと、忘れたことなんてないよ。あなたを想って過ごした日々は、まるで幻のようだけど、なくなってなんかいない。
 ずっと、幸せを願ってた。ずっと、願ってくれていた。
 あの日の選択を後悔したことはない。忘れたこともない。あの日の思いもまだ、覚えてる。きっと、彼も。
 これはきっと、幻なんかじゃない。



(あの頃の彼も私も、もういない、泡沫の人)


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