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嘔吐

 ( 作詞投稿城 )
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suTuRdaY-A ★JSpewpEO6Mk

こんにちは。とりあえず色々さらけ出していきます。何かあったらどんどんどうぞ。

「うつむきボーイ」

祝福されて 生まれちゃったんだ
もう しょうがないよな
逃げらんないよな

贅沢言うなって 言われちゃうよな
でも しょうがないよな
逃げらんないよな

生ぬるいやり方で 
とっても厳しい世の中です

贅沢言うなって 言われるような
ぬるい 毎日だ
でも 苦しいんだよな

生ぬるいやり方で
とっても厳しい世の中です
粘つき 絡み付く苦しみで
一杯一杯な 僕です

太陽は 照らすよ どんなところにも
草の上にも 年寄りの上にも
僕は ただ 照らされた マンションの
室内の 暑さに やられてるだけ だな
弱っちいんだ

泣き言ばっかで 何もしない
もう 諦めたんだ
逃げらんないよな

生ぬるいやり方で
とっても厳しい世の中です
粘つき 絡み付く苦しみで
一杯一杯な 僕です

太陽は 照らすよ どんなところにも
病人にも ただの馬鹿にも
僕は ただ 照らされた マンションの
室内の 暑さに やられてるだけ だな
弱っちいんだ

弱っちいんだ
わかってんだ
しょうがないよな
逃げらんないんだ

2007/07/15 03:24 No.0
メモ2015/02/18 00:01 : エリコ30 @erico30★TkfpcLe4BD_cwj

こんにちは

女性(と思しき投稿者)に甘かったり

自分に肯定的な相手にはさらに甘かったり

そんな嫌な奴です

なんかあればテケトー書いてってもいいのよ


@@@


ここらへんは出来が良いと思うので

読むといいんだぜ!!


>>1043 満天

>>758 じゃんけんのうた

>>598 ランニン

>>1197 疾走

>>1191 11.2km/sec

>>1104 ぶらぶら

>>1076 ○○ポ

>>639 Innocent Gray

>>887 LAST DINOSAUR

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あだもす @cuacca ★Android=pucfEf1OpK

エリコ様

『優等生』感想ありがとうございます。
1(先生)、1+1(優等生な自分+そんな自分が嫌な自分)という感じで作ってみたものです。
好きな漫画の台詞の
「優等生が万引きになんてありふれてる、つくりものだ」
という所から書いてみたものです。
幼い自分との決別、まさにそこに着目してもらって、感激です。

1年前 No.1366

あだもす @cuacca ★Android=pucfEf1OpK

雨宿り様

感想ありがとうございます。
主人公が肉体的に死んだのか、または精神的に死んだのか、(過去の自分を殺す的な意味で)という部分は、感じたままに捉えてほしいなと思って書きました。
そこに気づいてもらえたのがすごく嬉しいです。
思春期に誰もが抱えてる
「今見せてる自分は本当の自分ではない」
という感情を、ノスタルジックなセンチメンタル、と感じ取ってもらえたことが、すごく嬉しいです。

1年前 No.1367

あだもす @cuacca ★Android=pucfEf1OpK

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1年前 No.1368

雨宿り @cd1205 ★DOCOMO=N1V0HTHVfI

あだもすさん


その終電

真夜中色々な事情が交差する描写を
タイトルの終電を使わずに表現するそのセンス
痺れます

結局生きるしかない
投げやりのようにも取れるしそれでも生きていく
強い意志のようにも取れて
色々な想像力掻き立てますね

1年前 No.1369

雨宿り @cd1205 ★DOCOMO=N1V0HTHVfI

「未練夏」


あれは8月終わり
蝉の声は遠く

白い半袖Tシャツがアイスバー加えて
公園のベンチに一人ぽつり
来る来ない来る来ない
花びらは地面に落ちる

きっと暑さのせいだと言い聞かせて

あの子を庇った振りして
慰めた

涙も直ぐに乾くから
誰にも気づかれないんだ

あぁ…良かった


やっぱりこれは恋だったのか
だとしたらもう終わっているのだろう

日陰を探して歩き出す
滴り落ちる光の粒

一瞬で乾いて
まだ夏が終わらない


細い坂を
風が吹き抜けた

振替って一人肩を落とす

スカート揺れる影の気配は永遠にあの夏の中

今はもう美しいだけの夢


やっぱりこれは恋だったのか
だとしたらもう終わっているのだろう


あの子の瞳はさよならと描いて

泣きながら走り去る

そんな幻を思い出す



蝉はもう泣き止んだ日陰の下

まだ夏が終わらない

終わってくれない

1年前 No.1370

あだもす @cuacca ★Android=pucfEf1OpK

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1年前 No.1371

雨宿り @cd1205 ★DOCOMO=N1V0HTHVfI

あだもすさん

感想ありがとうございます取るに足らないなんてトンデもないです
あだもすさんやエリコ30さんの様に深いところまで考えて頂けて凄く嬉しいです
女々しいさを感じ取って頂けて感激です

1年前 No.1372

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_EJR

お久しぶりです
最近暑くなってきましたね
僕は最近大切な人とお別れをしました

というわけで 始めます

>あだもす さま
「その終電」

控えめに 強い言葉を使わないで
どうしようもないほどの凡人 弱い人
それらを優しく包み込んでいく言葉が気持ちいいですね

くそったれた自尊心も ありふれた浅はかさも
すべてを僕らだと肯定する

全部抱えてただ生きろと言う
これは自分に向けた応援歌なのかも と

好きな映画(舞台?)の好きな歌に
「Midnight Radio」というものがあります
それと同じようなあたたかさと希望を感じます

僕ら っていうのも意味深で
すべての同じように悩める人 とも取れるし
ただ生きていけ と自分自身に語り続ける
もうひとりの自分のようにも思えます

最後の 僕は はまさに自分が一歩踏み出す瞬間なんじゃないかなと
わかっちゃいるけれど進めない いい わかっている わかってるから!!
というのを ちょっと越えようとしている その瞬間

勝手に孤独になる夜もある
あれこれ考えて悩む夜もある
際どい思い出のフラッシュバックに悶え苦しむ夜もある

すべて認めた上で 生きていけ ですからね
笑えとか頑張れとか何も言わない
現状を肯定し 続けろと穏やかに言う

いいですよねぇ

@@@

雨宿り さま
「未練夏」

記憶のどうしようもない瞬間は本当に一瞬で終わって
何もかも終わって誰も気にしていないはずなのに
自分はいくらあがいてもなかなか抜け出せない
諦められない 切り替えられない
美しいだけの夢だとわかっていても
いつまでもくすぶり続けて消えない

そういう瞬間ってありますよね

僕の場合は やっぱりこれは なんてその場で思えず
改めて思い返すと やっぱりあれは ぐらいの距離感なのですが

スカート揺れる影の気配は永遠にあの夏の中
だけども探してしまう 思い出す
未練たらしいけれども どうしようもないんですよね
夏はただ終わらない 終わってくれない
胸の中のざわざわは セミが泣き止んでも終わらない

一瞬で乾いて
まだ夏が終わらない っていうフレーズもいいですね
自分の意志ではどうしようもない感じがまた

情けない自分をカッコつけずに出すのが良いですよね
ちょっと醒めてるかな?って気もしますが
そんなもんだったかなぁ と振り返って考えてみております

1年前 No.1373

雨宿り @cd1205 ★DOCOMO=N1V0HTHVfI

エリコ30さん


本当に暑いです…
体調にお気をつけてくださいね


感想ありがとうございます
夏というのは何とも言えない切なさがありますよね
良くも悪くも忘れられない記憶になりがちです、、

1年前 No.1374

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_J0I

「人工衛星」

呼吸する音を 森のふくろうが嗅ぎつけて
さらわれる前に キミは眠ったほうが良い
山の端で光ったのは きっと人工衛星
流れ星より情けない光 きっと願いも叶わない

名前のつけられない空洞を悲しみとか虚しさとか名付けて
やりくりしようとしたけれどうまくいかないね 大好きだよ


二酸化炭素で ヒルたちはキミを探し出すんだ
痛みをなくして 迷子の血液が流れだす
山の端で光ったのは きっと人工衛星
星になれない小さな光 きっと願いも叶わない

名前の付けられない暖かさを愛とか恋とかに片付けて
忘れないようにしたけれどうまくいかないね 大好きだよ


キミの輝く瞳がみるものは 僕には見えなかった
北極星にまもられて キミは荒野をあるき通せ
山の端で光ったのは きっと人工衛星
道も示せないただの光 きっと願いも叶わない

名前のつけられない空洞に風が通ってぼうぼう鳴る
それが自分の声だって気づいた生暖かい頬 大好きだよ


@@@

意味の無さを意味深に逃げるというのはあまり良くないことですね
反省せよ

1年前 No.1375

あだもす @cuacca ★Android=pucfEf1OpK

エリコさま

感想ありがとうございます。
midnight radio聞きました。
大概の人は多かれ少なかれ過ちを抱えて生きてますけど、
明日初めて会う人にはそこにいるあなたが全てですからね。
その日その日を全身全霊で生きろ、
だからこそ明日を新しく生きろと。
ヘドウィグ&アングリーインチ初めて知りましたが、
儚く、どうしようもない人達への愛に溢れた話だと感じました。

『人工衛星』感想

流れ星だと信じていた遠くに見える光は、
君が思ってた、僕が思ってた程きらびやかな未来ではなく、
人工的に作られた目眩まし的な無機質な光に過ぎないと。
現実はどうあれ、どちらかがそういう風に思ってしまった時点で関係にはおおよそ終わりが見えていますよね。

僕といても君は幸せになれないから、
無意識に自分の時間をすり減らして、
どうしようもなくなる前に別の道を探した方がいい、
って事でしょうか。

最後の、大好きだよ、が辛いですね。
まだ好きなのに別れを予感してしまうのは、
(恐らく別れた後でしょうけど)
大人の悲しさでもあります。

なんとなく思い浮かんだのは、
アパートの一室で一人暮らしの男がベッドに寝転がっている光景。
寝る前に思い出しては、
あれこれ理屈で整理しようとするけど、
やはり言語化できる理由などそこにはない。
もう止めようと、一息ついて部屋の灯りを消す直前の
「大好きだよ」
スタイリッシュで意味ありげな文字の雰囲気とは裏腹の、
そんな生活感を感じました。
どこかにいる彼の頭の中の映像を、
追体験しているようなそんな感覚です。

1年前 No.1376

あだもす @cuacca ★Android=pucfEf1OpK

おひとつ失礼します。

『じゃあね』

一言で言えば愛されたかったと
情けない吐露が喉につかえる
25年分の孤独を手に余して
あぁ
ちっぽけと呼べば
それきりのサイズだ

きっともう何も痛くはないと
強がりではなく生きたけど
今になって紙切れ一枚の
まっすぐに横切った切り傷が
痛い、痛い

泣きそうになると笑うのが
君の癖だと知ったとき
私はとうに一人でした
だから今さら痛いのです
馬鹿だけじゃ辛いこの日常と
引き伸ばした記憶の中で

歩くみたいな感情が切々と
積み上げた柔な胸につかえる
背中だけの思い出はとても綺麗で
あぁ
あっち行けと言えば
それきりの合図だ

欲しいものはなんにもないと
悟ったように生きたけど
犬をかわいいと思うみたいに
反射的に愛しい毎日が
ほしい、ほしい

先を歩いては振り返るのが
君の癖だと知ったとき
私はとうに大人でした
だからこんなに辛いのです
誰かに呼ばれるその幸せを
だましだまし繋いだままで

何も伝わらなくていい
そんな言葉の裏返し
幸せなんてそこら中
転がっている奇跡だと

繋いだ手に遠い背中に
まだ意味なんてなかったとき
私はきっと幸せでした
だけどあなたはいないのです
口実がてらで伸ばした指に
いるはずはない人を待って

1年前 No.1377

雨宿り @cd1205 ★DOCOMO=N1V0HTHVfI

エリコ30さん

人工衛星

すべての感情を把握することは出来なくて
それを無理矢理カテゴリー化してしまえばすれ違いの瞬間も瞬くままに消えてしまう、そんな人間の愚かさが
儚い光の様で逆に愛しいのかもしれないと思いました
人間って悲しいですね


あだもすさん


『じゃあね』

このタイトルは別れの中でもそんなに悲しみを込めた感じでは無いのに、読み始めると何とも言えない切なさが込み上げます

色々な別れの意味
大切な思いだったのか、ただ寂しさをもて余す時間だったのか
愛を欲しがるのは自分が人を愛せないからかもしれない
大人になればなるほどはっきりしてくる感情と隠したいプライド

私はあだもすさんのような詞が書きたいと思っていたのですが
この作品を見てやっぱり出来ないのかもしれないと
思いました

そのくらい羨ましいく
心を揺さぶられました

生意気なコメントですみません
でも大好きな詞です

1年前 No.1378

あだもす @cuacca ★Android=pucfEf1OpK

雨宿りさん

感想ありがとうございます。

正直、意図しない点までわかって下さっていて驚いています。
愛を欲しがるのは〜隠したいプライド
のところまで、完璧に私です。
どこかでお会いしたことありましたっけ?って。笑

それだけの洞察力をお持ちなので、
何も私のような陰鬱とした詞を目指さなくても、
独自の発想をどんどん磨いて、
より一層心を打つ作品を書けるようになると思います。
雨宿りさんらしさを極限まで尖らせていってほしいと切に願います。

取り急ぎお礼まで。

1年前 No.1379

雨宿り @cd1205 ★DOCOMO=N1V0HTHVfI

あだもすさん


勿体ないお言葉ありがとうございます

私はあだもすさんの醸し出す詞の雰囲気がすごく好きなのでこれからも参考にしつつ自分の感覚を出そうとおもいました

1年前 No.1380

あだもす ★Android=iZmdyPRLi8

こんばんは。
おひとつだけ失礼します。

『ダンサーインザ』

雨の予感で蒸した空に
意味ありげに絡み付く髪
やっとこさ越してきた日から
ずっと嫌いな町の臭い
川と海に挟まれた空に
湿っぽい息で曇る街
安アパートの裏路地から
流れ出るのは夏の気配

予定調和な毎日を
一つ飛ばしで駆け降りる
今もあのままの高ぶりを
携えたままでどこへ行く

「きれい」と横顔に溢れて
丸い空気に穴が開く
手を伸ばして連れ去ってくよ
遠い幻で見た景色

高く振りあげた右腕を
下ろした一息で駆け抜ける
誰かの終わり告げるように
橋の下立ち上る煙
まっすぐ見つめたその先を
長いまつげが縁取った闇
べとつく視線と濡れた肌
気味悪いほどの夏の視界

予報に反して今しがた
降るはずもない雨を願う
きっと天使がいたならば
君みたいならいいと思う

「何が欲しいの?」と嘯いて
傘も指さずにそこにいる
まとわりつくその体温が
どんどん冷えてくあの景色

一度きり決めて振り返る
踊り場のヘリにかけた足
ついた両手を確かめて
なんてねなんて口走る

「雨が降るね」と囁いた
電球が切れてチカチカと
点滅する灰暗い部屋
目が合ったようなあの景色

「いてててて」と呟いて
鈍い音で着地した世界
鈍臭くうずくまる君が
笑った気がした夏の支配

1年前 No.1381

雛罌粟 ★1SxEpuKzsY_M0e

「AEMN-S」

どこへも行かない 鍵の掛けたドア
ベッドの上はマッチの明り程
欲望は無機質に尽きてしまう

SFの世界で生きる人々
マッチの明りは色を変えて
目が焼ける

蝋は気化してく 陽が差さない窓
燻りのなかハイになる 灰になる
無関心でブレイクスルー

SFの世界で燃やし尽くす
誰も他人色を着飾って
目に見えない
はずなのに

ハートに火をつけて
ドアごと燃やしちまえ

全部燃えたら
僕も塵になる
太陽の明かりで
目が眩む


____________

お久しぶりです。
他スレの「DOBERMAN」を「DORAEMON」と空目したので、投稿しました。
悪ノリですみません。

11ヶ月前 No.1382

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_2Js

こんばんは

ずいぶん久しぶりです
おなじみのあと回す癖です

>あだもす さま
「人工衛星」について

アパートの一室 というところはそのとおりです
一人暮らしのおっさんが折りたたみベッドにごろんしております

誰かが作ったものにはいろいろな見方があるけれど
書いた本人が自覚していないことを他の人から指摘されて
そらそうかもしれんな…と気づくのも面白いですね

「Midnight Radio」
聞いてくれてありがとうございます
自分自身に疑念を感じ始めたときに聞くと
とても力の湧いてくる曲です

「じゃあね」
とても良い作品で
そして大事なことは雨宿りさんが書いてしまっていますね
だからタイトルについて考えます

じゃあね というのは
ちょこっと再会を期待している
甘えみたいなものの匂いがします

あっち行けといえばそれきりとまで言い切っているのに
最後までだらだらと別れを口にすることはしない
もう続きはありえないとわかっているのに
はっきりと明言しないで 絞り出したのがタイトルの「じゃあね」

きれいな言葉と淡々とした日常 語り口
でもその裏にはどこにも行けない感情の夕暮れ
どん詰まりの苦悩ですら無い何かの残滓

一貫してますよねぇ

@@@

今日はここまで

10ヶ月前 No.1383

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_2Js

第二弾です

あだもす さま
「ダンサーインザ」

好きとか嫌いとかそういうことは書いてないのに
常にまとわりつく夏の気配
好きも嫌いもハッキリしないし
全編通して煮え切らないままに進むけれど
常にまとわりつく夏の気配

じゃあね との対比で考えるとまた面白いですね
じゃあね の中のひとが切実に求めているものが
多分こっちの世界なんじゃないかと思います

雛罌粟 さま
だいぶお久しぶりです
それこそウン年ぶりに
相も変わらずこんな感じでございます

「AEMN-S」

ここにいるヒトたちへの揶揄 ですかね
SFの世界で生きる人々 というのは

全部燃えたら僕も塵になる というところ含めて

揶揄と自虐の組み合わせ 自分も含めたどうしようもなさ
ちうところでしょうか

@@@

読解力が欲しいですねぇ
特に最近アタマを使うのをやめているせいか
もう全然だめなきがします
ただのおっさんになる

10ヶ月前 No.1384

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_2Js

「君の犬」

河川敷の草の夏の匂い
向かいの団地の上の給水塔にかかる月
酒もタバコもやらないで持て余す時間に
昔のことを考えてはどこへも行かないでいる

会いたい とか 寂しい とか
言えぬ程度の躾で打ちひしがれる犬小屋の中
毎日の散歩 ご飯の時間を待ちながら日を数える

駅の前の邪魔なティッシュ配り
すべてのセンサーを殺して改札へ向かう朝
なんてことない日常こそがかけがえのないものなら
こんなものでも失えばきれいに見えるんだろうか

行かないで とか さよなら とか
言えぬ程度の躾で打ちひしがれる犬小屋の中
毎日の散歩 ご飯の時間を待ちながら日を数える

あとどれくらいで 僕らはまた一緒になれる

月並みな言葉を言えば
失って気づくホントのキモチ って
ふざけんじゃねーよ

会いたい とか 寂しい とか
そんな言葉一つもなく繰り返される言葉の海
定時報告 おやすみを言ったあとの眠れない夜

10ヶ月前 No.1385

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_2Js

「No Rain.So Late.」

台風にやられた街路樹を見てた
どこまでも続く車の列に加わって
結局何がダメなんだろうね
君と離れてからは降り積もるなにかばかりだ


嵐は雨戸の向こうで過ぎ去った
寝不足で重たい世界だけが残った
No Rain.So Late.


コンビニの窓に大きな穴が空いて
近所のスーパーはどこも休みだった
だるさの原因をビタミンに求める
不愉快な錠剤を噛み砕いて吐き出した


嵐はもう低気圧に変わっちゃった
寝不足で思いたいものさえ見つからない
No Rain.So Late.


ノドが痛む原因が風邪なら良いな
早く休もうと思ってもう1時半だ
栄養ドリンクのせいで眠れない
いろいろなことが遅すぎたんだろうね 何かに


嵐は南の海で生まれそうだけれど僕のじゃない
寝不足で重たい世界がぼんやりと続く
No Rain.So Late.


@@@

のれそれ美味しいですよね

10ヶ月前 No.1386

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_2Js

「ぬる棒」

夕暮れ 校庭の裏
もう使っていない焼却炉に
ラクガキだらけの上履きを捨てたよ
セロリが生い茂る裏口から出ていく
卒アルの扉は真っ白なままで出ていく

自分より弱いものをひっぱたく棒を
セイギと呼んで君らは走れ
追うように 追うように 追われるように

夕暮れ 校庭の裏
もう使っていない焼却炉で
誰のものでもない思い出が燃えるよ
嫌な匂いはすべてのものにこびりつき
卒アルは部屋の隅で茶色くなっている

自分より弱いものをひっぱたいてまで
必死で守っているものは何だ
かわいいね かわいいね かわいいんだね

10ヶ月前 No.1387

あだもす ★Android=wRWz73v6vf

エリコさん

感想ありがとうございます。
今更ながらお話しすると、
ずっと昔から架空の3人を主役にした物語が私の中にあって、
基本的にはその中で起こる出来事を詞にしています。
すこぶる気持ち悪いですね。

で、たまにそうではなく単純に自分のことを詞にしています。
『ダンサーインザ』は妄想の方、『じゃあね』は自分の方。
だから、じゃあねの中の人が本当に求めてるのがダンサーインザの世界
という指摘、まさにです。
怖いくらい読まれるものですね。

『君の犬』感想↓

「こんなものでも失えばきれいに見えるんだろうか」
そんなわけないだろうが、というニヒルな心情の裏返し。
なんで本当に必要なものは簡単に失われて、
要らないものだけが永続的に残り続けるのか。
喪失感を認められず、健気なふりして、犬のように待ち続ける。
待たされているんだ、だから戻ってくるんだ、という当て付けともとれる空しい期待。

「あとどれくらいで 僕らはまた一緒になれる」
なれるわけないだろうが、ですね、再び。
自分が一番わかっているのに、あえて言葉にしてしまう悲しさ。

失ってはじめて気づくのは、
大切なキモチとかでなくて、
失う前の世界の味気なさの方なのでしょう。
ならば最初からない方がよかったんです。
でも、もう遅いから、せめてもの当て付けとして、
犬としてずっと繋がれておくのでしょうか。

自分本位でなく人と付き合うのって、難しいですよね。
なんてとりとめもないことを思いました。

散文になってしまいました、すみません。

10ヶ月前 No.1388

あだもす ★Android=wRWz73v6vf

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10ヶ月前 No.1389

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_PYk

こんにちは
お仕事にかまけていろいろサボっておりました

>あだもす さま

正解聞いちゃった後でアレなんですけど
なんか薄膜一枚隔ててキレイすぎる作品と
そうじゃないのがあったのはそういう訳なんですね

似たような物語はぼくも持っています
むしろこのエリコ30 というのがそういう物語の主人公なのかも
これもこれで気持ち悪いですね

「待合室」

舞台は そういうお店
上の空でありながら ひたすらに求めること
諦めているようで何も諦めていない

そこにあるものを愛することができずに
理想と現実の間でひたすら何かを求める感じ
幼さと擦れっ枯らしの両方を抱えて
そのどうしようもなさが切ないです

9ヶ月前 No.1390

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_PYk

「現在地」

目を閉じれば見えてくる景色さえが
色あせてパターンを忘れてぼやけて
大切なことの輪郭が増えて 変わって
見たことのない形の憧れが 満ちてく

駅前の公園を外から眺めて
撤去されたブランコに懐かしくなって
こんなところに来たこともない
追いかけっ子をしたこともない

のに


ああ これから僕たちはどこへ どこまで
延々と続く列車は止まって 走って
小さなつり革に 両手でしがみついて
開くことのないドアの前で 息止めて

窓の外流れていく新しい住宅街
緑色や赤色の屋根に紛れて
夢のサンプルを探している
どれだったら叶えられる

かな


塗りつぶしてしまった何かの形に追われて
落ち着くことのない魂が名前を求める
愛だとか夢だとか適当に名付けて
ネットで買って到着の曜日を待ってる

ただ


適当な言葉をつなげて 詰め合わせ
残り物の感情をなぞり でっちあげ
大切なことの輪郭を増やし 歪めて
見たことのない憧れを 額に入れた

いつか夢に見ていたものから離れて
六畳間と折りたたみベッドに倒れ込む
絶望と空想を炊飯器に叩き込んで
灰色のペーストを食べて生きていく


カビ臭いまま死ぬこともない
目覚まし通りに続く正解
菓子パンとコーヒーでごまかす朝
それが全てで すべてがそれ

8ヶ月前 No.1391

あだもす @cuacca ★Android=wRWz73v6vf

エリコさん

おかえりなさい。
急に寒くなってまいっちゃいますね。

「現在地」感想↓
誰よりも幸せを掴みたいはずなのに、当の幸福は他人事で、
流れる景色の中の記号の集合体でしかない。
どんな幸せがほしい?に対しての答えはいつも曖昧で、
それはただ現状の不幸ぶりを誰でもない誰かに切実に訴えるための姑息な道具に成り代わっていく。
この感じ、わかりすぎて辛いです。

灰色のペーストを食べて生きていく
ここの気持ち悪さも好きです。
なんの目的もなく生きる自分のために、
時間を浪費して作ったご飯なんて、
無駄のかたまりなんですよ。

なんのために、どこに向かって?
この後幸せが来る予感もしない自分のために?
縁もゆかりもないブランコや窓から見える赤や緑に重ねて日々の意味のなさを薄めていく。
あぁ、わかるなぁと。

私事ですけど、初めてここに投稿したのは高校生だったよな、とか思って。
こんなことを思うようになった自分が何より辛い。笑

8ヶ月前 No.1392

あだもす @cuacca ★Android=wRWz73v6vf

ひとつ失礼します。

『203号室』

君の魔法が溶けるのは
決まって僕んちを出たあと
他人事みたいな白いドア
バタン、コツコツ、ぽろぽろと
化粧落とさずに寝る癖を
嫌だとずっと言ってたけど
よれた目尻に溜まるのは
ラメと、シャドウと、じわじわと

ごめんねあの時
電話でなくて
ごめんねあの日
一人にして
ごめんね
ごめんねも言えなくて
ごめんね
起きたら会いに行くね

エレベーターが2階についてから
お姫様になって現れる
君の魔法が解けるのは
きっと僕だけなのだろう
寂れた非常階段下ってく
いたいけな後ろ姿に
投げ掛ける言葉もなく
追いかける背中もなく

君が魔法に気づいたら
他の誰かと幸せにとか
綺麗事にしてついた嘘
声にも出せず、ぽろぽろと
新しいシーツ、薬の匂い
そろそろくたびれた枕の皺に
明日が来る度沈むのは
あの日、あの夜、じわじわと

ごめんね
少ししか会えなくて
ごめんね
一人で帰らせて
ごめんね
ごめんしか言えなくて
ごめんね
さようならばっかりで

非常ドアを出てすぐの踊り場で
灰皿横うずくまってる
君が通った道なりに
声のない「何故」が響き渡る
静かな叫びがひとしきり
消えてしまうのを待ってから
帰る君を知る由もなく
帰る訳を知る由もなく

この薄いガラスの向こう
繋がれた細い管の先
伝わるように
愛してるの代わりに
呼吸機曇らして

203号室に続く道で
華奢な足音が呼応する
ドア前三秒の沈黙で
置き去りの日々が駆け巡る
白い手のひらの赤い跡
「魔法はとっくに切れてるよ」
細い息にかかる雫で
夢から覚める、もう間もなく

ごめんね
さよならも言えなくて

8ヶ月前 No.1393

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_qY9

こんにちは
一ヶ月近く経ってしまった!!
寒い!!本当にさむい!!!

あだもすさま

「203号室」

歌詞というよりは散文的な
テンポのいい文章が綴るのはとても悲しい愛の歌
こんな言い方するととても陳腐に見えてしまいますが
2つの立場と「ごめんね」が交差して収束していく
最後の二行が誤解なく切ないです

呼吸器繋がれてるとですね ほぼ喋れないんですよね
でも 鎮静浅いと薄ぼんやり意識はあったりして
反応はできるけれども 会話はできない

ちょっと古いのですけれど
世界の中心で愛を叫ぶ の最後の方は
こんな感じだったのかなぁと

@@@

「現在地」について

そんなんです
とりあえず続いてしまう何かと
とりあえず空腹を紛らわす何か
退屈を紛らわす何か
すべてが既成品 うんざり

というような三十路の倦怠感を感じてもらえれば何よりです

ちなみにこのスレ立てたのは大学生のときでしたね・・・
10年以上もいることになります
昔の読むと まぁ気取ってんなこいつ と
そんなことばっか思う自分も歳食ったなぁと感じます

7ヶ月前 No.1394

あだもす @cuacca ★Android=wRWz73v6vf

エリコさん

感想ありがとうございます。

10年前に大学生だったと言うことは、そんなに年も離れてないですね。
高校生と大学生だと果てしない隔たりに感じますけど、
20代も後半に差し掛かってくると微々たる差で、
そんなとこにすら年月を感じる昨今…笑
三十路男の哀愁と、20代後半女の焦燥と。


おひとつ失礼します。

『黄色の月』

笑い飛ばせないジョークだけ
なぜだかずっと覚えてる
早朝みたいな夜の空から
誰かの健闘を
祈った月のなんとやら

見つめあうとか
言うほど簡単じゃなくて
置き去りにしてったもの
傷つけ合うより傷つきあって
馬鹿のまんまで笑ってる

月が一つになった頃

無我夢中でゆけ
二人並べぬ路地裏の
猫背の背中を追いかけて
迷っても進めよ
理由なんてなくても
信じているで十分だろう

君の部屋のことくらいなら
だいたい今でも覚えてる
切れかけてチカチカする電球から
伸びた紐の先に
吊るしたままのなんとやら

消した電気が
も一度ついて照らし出す
君が言おうとしたこと
眩しいなって目を細めたって
今でもずっと待っている

最後の明かりが消える頃

飛び越えていけ
その2階のアパートの
邪魔くさい柵を取っ払って
乗り上げて叫べよ
未来なんて見えなくても
今さえあれば十分だろう

臆病者にしないでおくれ
ただ一つ信じることさえ
証明できない軟弱者を
それでも諦めないでくれ
それだけあれば十分だろう

放り投げてくれ
考える癖で丸まった
背中にぶら下げた荷物を
運命をくれよ
やったもん勝ちの勝負で
勝ったのはいつも僕だろう

根拠なんてなくても
信じてくれ
それで十分だろう

月が一つになった頃

7ヶ月前 No.1395

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_qY9

>あだもす さま

遅くなりました
哀愁なんて大層なものはなくて
生活と怠惰と 最近だと乾燥による肌荒れがある程度です
ビタミン入りの臭いクリームの匂いもあります

歳は31ですね 今年で32
思ったより歳は近いようで なんてことだ

「黄色の月」

多分イメージは二人の男の人なんだと思います
ただその片方 丸まった背中のほう
これはある意味自分の投影でもないのかな と思います
自分へ向けた応援歌だ と

たまに出てくるこういう作品 良いですよね
どうしようもなさを肯定しながらも
それでも進めと勇気をくれる
そこには突拍子のない 現実感のない 空虚な言葉はないけれど
自分自身のどうしようもなさと それを励まそうとする
肯定してなんとか進んでいこうとする強さがあって
良いなぁ と思うんです

月が一つになった頃 という言葉の意味を考えていたんですけれど
中の人が現実と向き合い始めた頃 っていうことですかね
現実と向き合う覚悟をし始めた頃
月が2つ というところで真っ先に思い浮かんだのは1Q84なんですけれども
迷い込んだ現実ではない何かおかしい世界には月が2つありました
1つになったということは 現実に戻ってきた
主人公が昔のようになってきた 現実と向き合っていけるようになってきた
なのかな と

長くなりましたが そして遅くなりましたが 以上です

7ヶ月前 No.1396

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_qY9

「うさぎ たびに出る」

蒲の穂に包まれたまま
夕日を目の端で追っていた
手遅れになってしまったものが
そのうち光って踊り出す

あざ笑う星の光に
なんとか意味を見出して
毟られたからだは痛むけど
潮風の中に紛れ込む

丸裸のうさぎ旅に出る
小さなバイクを駆って走り出す
誰も目を覚まさないような些細な力で
手遅れのまま旅に出る


黄色い粉を振り落として
優しい思い出を寄せ集め
理想と一緒に棚に上げた
そのうち誰かが歌えばいい

遠くに見える甘い島に
なんとか別れを告げたのさ
周りはもう全部暗いけど
黒い草むらを飛び越える

丸裸のうさぎ旅に出る
小さなバイクを駆って走り出す
誰も目を覚まさないような些細な力で
出遅れながらも旅に出る


昔もらったかすかな言葉
勘違いしたまま進んでく
信じるものがいわしでも
進む足には意味がある


丸裸のうさぎ旅に出る
小さなバイクを駆って走り出す
誰も目を覚まさないような些細な力で
深い夜かき分け走り出す
冷たい風を受け駆け抜ける
手遅れのまま走り続ける

6ヶ月前 No.1397

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_qY9

「夏がほどける日」

飲みかけのラムネの静かなビー玉のよる
扇風機はどこへも行けないスクリューだ
眠れないまま ぼくは膝の裏をかきむしる

ここにはこれがあって これしかない
ベッドの下の冷たい床に寝転んで見つめている
夏のほどける音が聞こえる ぼくにもう夏休みはない


麦の粒が黒い煙芽を出すヤカンの水底
かどっこに忍び寄るぼくのアスペルギウス
寝返りを打つ 小さなかさぶたが剥がれて痛む

ここにはこれがあって これしかない
VGクリームはただなんかイヤだからこうなった
夏のほどける音が聞こえる ぼくにもう夏休みはない

6ヶ月前 No.1398

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_qY9

「ルイソウ」

一直線に伸びていく言葉の無駄なフォルム
飛び越せない意味と意味の断絶
無駄な言葉で出来上がったまがい物
それを歌と呼んで曲もない

魂のない昆虫は無限の軽さに耐えることに全力を尽くす
無様な鉤爪はただ硬いものを必死でつなぎとめる
何も見えなくなった小さな目が
月の光を受けてさえ濁る冬の日


とりとめもなくつぎはぐ音の無様な足跡
たどり着けない終点と始点の落線
平面に散らばる線と点と小さなサイン
それを歌と呼んで曲もない

怖がる人でいるためにカーテンを幽霊にしたのは僕だった
甘い自意識は憐れみの温さにしがみついて離さない
何も聞けなくなった2つの耳が
頭に響くもので一杯になる冬の日


感情の吹く強さに合わせて
目を押さえ 鼻を押さえ
演奏しようとしてみる頭蓋のオカリナ
デタラメになり続けてしまう間抜けな音を
歌と呼び信じ続ける哀れな鳴らし家


それを歌と呼んで曲もない

6ヶ月前 No.1399

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_SsI

「マイソン」

口先ばかりで 舌先ばかりで
どっかで聞いたことばかりで
知ったかぶるのさ 石を投げるのさ
暖かい部屋で

水面に浮かぶ油のむらさき
見て見ぬふりをしてどこ行こう?
俺たちにエラはついてないんだぜ
腐った空気を吸いに行こう

イエー その臭くて浅い水の底から
あぶくを上げろ 光を灯せ
イエー その臭くて醜い体さらせ
よだれを垂らし 這いずりでろ


誰かの歌は 誰かのいびきで
苛立ちを込めて指を叩く
正義をかざせ 悪者を討て
暖かい部屋で

水面に浮かぶ汚いミドリ
髪に貼り付けたまま何しよう?
俺たちにヒレなんてないんだぜ
冷たい地面を踏みに行こう

イエー その臭くて浅い水の底から
あぶくを上げろ 取り戻すのさ
イエー その臭くてベタつく髪で
フケ撒き散らし 這いずりでろ


白い無様な皮膚は血まみれ
ちっさい目は何も見つけられない
贅肉で揺れる腹変な音がする喉
イエー 宣戦布告だ
母ちゃんにもらった服で突撃さ

水面に浮かぶ油のむらさき
見て見ぬふりをしてどこ行こう?
俺たちにエラはついてないんだぜ
腐った空気を吸いに行こう

いつか夢に見たあれやこれや
そんなもんはもうどこにもないぜ
敗北と絶望の間で水ぶくれる水死体
イエー 滅びる場所を探しに行こうぜ

5ヶ月前 No.1400

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_SsI

「真夜の悔体」

目を閉じると聞こえてくる
たくさんの余計なこと 傷つけたこと
あの人の怒ったときの声色 言葉の形
水底に沈む自分をサルベージする手段がなにもない
息を潜めて 夜が蒸発していくのを待つ

絵も物語も歌も届かない夜の底
自分の言葉がいびつに響き続ける
沈殿する黒い記憶の澱
息ができなくて叫び飛び起きるベッドの上

自分が自分でいることが一番辛い
ただ 普通になりたいよ
ちゃんと寝たいだけなんだよ


サヨナラしたと思った自分が
なんとか直したと思った悪い癖が
少しは読めるようになったと思った空気が
そんなわけ無いだろと言いながら真っ黒の夜に満ちる
何人もの自分が 今日のデキソコナイに異思を投げる

ブルーライトが目障りに照らす夜の底
呼吸するための言葉を探し続ける
濁っていく粘着質の海
もがけばもがくほど沈んでいく眠れない夜

私は私でいたいとか思ったことなんかない
そんなこと あるわけない
普通になりたいだけなんだよ

ケンカなんてしない人に
3人でいてもちゃんと喋れる人に
忘れ物なんかしない人に
人前でだらだら汗を垂らさない人に
チョーシこいて余計なことなんて言わない人に
朝ちゃんと起きられる人に
夜ちゃんと眠れる人に
Tシャツのタグがイヤで全部切らなくても着れる人に

真夜中に叫んで飛び起きてひたすら眠れない夜の底を這い回ることなんて知らない人に

私はわたしでいたいとか思ったことなんかない
そんなこと あるわけない

4ヶ月前 No.1401

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_SsI

「バッタ」

スーツ酸っぱくなった春の入り口
ひりつく粘膜で液体を飛ばす
今日の空の色を忘れたまま
配達される僕らの人生にキスをしろ


なんて言ったら良いんだかわかんねー
子供の落書きみたいな人生の底に
空き缶落ちてきてカラカラ鳴った
そんなものを歌と呼んできみとあそぶ
元気かい?


バッタ飛んでいけなかった風のひこばえ
なおもバッターは座席を立たず
逃げ出すための息継ぎも忘れ
眠たいキモチだけを大事に沈殿する


なんて言ったら良いんだかわかんねー
子供の落書きみたいな人生の底に
空き缶落ちてきてカラカラ鳴った
そんなものを歌と呼んできみとあそぶ
元気かい?

4ヶ月前 No.1402

あだもす @cuacca ★Android=wRWz73v6vf

エリコさん

ご無沙汰してます。
前回の感想ありがとうございます。
「黄色の月」実はバナナマンの二人です。
男の人二人組間違いないです。
いつも、元気なくなったときは心の中に日村さんを呼び出して、
背中を押してもらうんです。へへへ

『真夜の悔体』感想

夜って、寝る前って、怖いですよね。
だから私は毎日イヤホンをしてラジオを流しながら寝ています。

あの時はさすがに空気読めてなかったなとか、
あの時はこう言った方がよかったなとか、
それでもう世界一のダメ人間な気しかしなくなって、
いつかちゃんと寝られる日が来るんだろうかと思うんです。

でも、ちゃんと寝られている人が、
はたしてこの世にどのくらいいるだろうと思いました。
ほとんどの人はちゃんと寝られない人だと思うんですよね。
さすがに叫び起きることまではなくとも、多かれ少なかれ。

特に「ケンカなんてしない人に〜」の一節。

これを全部満たしてる人なんて存在しなくて、
人によってまた別の項目で『普通の人』を象っている気がするんです。

私なんかは服とか何がどうなってようと気にしない人間で、
タグが丸出しのマフラーとかつけてると
他人から切った方がいいよと指摘されたりするわけで、
「Tシャツのタグがイヤで全部切って着てる人」
に対してはむしろちゃんとしてていいなとか思っちゃうわけです。
(イヤで、っていうのにはもっと想像の外側の理由が色々あるのでしょうけど)

とか、要らなすぎる自分語りを続けましたが。
要は無い物ねだりなんだと言うことを、
ひしひしと感じました。
私は私以外の何かになりたい、
でもその何かになったところで別に満たされないことも薄々気づいているから、
いつまでも「何か」をあえて手の届かないところに置いてお茶を濁す。
残るのは私にだけはなりたくないという確固たる意思。

一部の特殊な人を除けば、人はみんな
「無い物ねだりなんてしない人になりたい」
(でもそんな人がいないのもわかっている)から、
考えたら考えただけ夜に沈んでいくんでしょう。

僕は孤独だとか、僕は一人だとか言ってる人なんて超ありふれてて、
逆に仲間だたらけじゃん!っていう感覚に近い詞だなと思いました。
エリコさんの言いたいこととはかけ離れてるかもしれませんが、私見として。

4ヶ月前 No.1403

あだもす @cuacca ★Android=wRWz73v6vf

おひとつ失礼します。

『紙パック』

女のふりすんのも飽きたなぁ
次は子供にでもなってみようか
人生何周目か選ぶなら
適当に5周目くらいがいいや

ありあまる60日
使いこなせもしないくせに
HP回復しておこう
順番待ちを並び直す

おすすめあるならそれでいいや
答えがあるならそれがいいや
次とかなくてもまぁいいや
屋上、イカすほどダサい昼

気持ちいい芝居も飽きたなぁ
もう人形とでもやってみようか
世界から何か一つ消すなら
そこにあるリモコンとかでいいや

忘れた下4桁を
綺麗なあの子のなびく背に
いたずら書きで残しておこう
もうどうせ会えないからさ

ひとまとめにして愛でいいや
なんか泣けるならそれがいいや
いなくなったけどまぁいいや
六畳、イカすほどイタい昼

知らなかったならそれでいいや
無かったことにしとけばいいや
好きか嫌いかもまぁいいや
致死量、キタすほどナガい昼

終わったからもうそれでいいや
買っといたプレゼントもういいや
いつものラジオもまぁいいや
屋上、なんてね、さらば昼

4ヶ月前 No.1404

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_SsI

「スカイライン」

なんとも言えないような気分さ
愛しいキモチは高圧線を登って行方不明
つなぎとめたどんな約束も読めなくなってしまって
どうしてそんなものばかり欲しがったんだろう
双眼鏡でアルデバランの赤い文字を見ていた


撃ち抜かれた胸の空洞が鳴っている
擦り傷を冷たい水が通り抜けるときの感じ
ありがとうもさよならもないね
整理もつかないポンコツで良いさ
ただ歩いていくのさ それだけさ


名前をつけそこねたねこが逃げた
この手は抱えるものもないカカシの手
思い出は軒下で吹きっさらしの枯れたサボテン
なんでそんなものばかり大事にとってるんだろう
水がなくなった池で透き通った鯉が泳いでる


撃ち抜かれた胸の空洞が鳴っている
寒い風に吹かれて涙が出るそんな感じ
ありがとうもさよならもないね
おれはまたおれだってだけさ
ただ歩いていくのさ それだけさ


アンテナのないラジオが吹いている
タイヤのない軽自動車が眠ってる
色あせたポストに誰にも届かない手紙がある
片っぽなくした靴のままで歩いていく
ありがとうもさよならもないね
ただ歩いていくのさ それだけさ

@@@

あだもすさま

お久しぶりです
またこんど読みます!

4ヶ月前 No.1405

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_ebo

「とおりゃんせ」

地球儀欠けた 無様な声だ
海が溢れた 愛にあぶれた
氷は手の上でまだ 残ってんのに


腐りかけた悪魔が言う
何度も望んだその彼方にあったものは何だ


ヨがあけねー


自分探しだ 夢を曝した
籤が外れた ヤマは崩れた
答えは手の平に黒く 書いてあんのに


眠りかけた悪魔が言う
何度も超えたその彼方にあったものは何だ


道わかんねー

4ヶ月前 No.1406

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_ebo

「軟便」

出せないままでいた手紙が道具箱の隅っこで燃えてた
フエキのノリで固めたはずの悲しい記憶が
紙飛行機と一緒に成層圏で燃え尽きる
まるで夢の中 ゼリーじみた空気の中で泳ぐ魚のよう
言葉にならなかったものはどこでどうなって消えるんだろう
ずっと喉のつかえが取れないのはなんでなんだろう


この胸を撃ち抜いたいくつもの言丸で
穴だらけの心臓からリンパ液の飛び出るときの音を
どうか歌と呼んでおくれ
あんたがもしも足を止めてくれるのなら
空っぽの頭蓋も合わせて鳴らそう
どうか愛と読んでおくれ


出し忘れてたゴミがゴミ箱の中で甘い匂いをさせてた
固めてポイで捨てたはずのニキビヅラ
排水口のどっかで詰まって小さな逆流が忍び寄る
まるで夢の中 とろみをつけた水を呼吸するとかげのよう
言葉にできなかったものが関節の中で結晶になって刺さる
どんな数値でも拾えない痛みが白紙の向こうで泣いている


この胸を撃ち抜いたいくつものコトダマが
部屋の中の全てを叩き潰して鳴らすときの音を
どうか歌と呼んでおくれ
あんたがもしも見つけてくれるのならば
吹き出す知の音も合わせて贈ろう
どうか愛と呼んでおくれ


一人だけの宇宙に真空がどろりと満ちていく
誰の何も届かなくなってしまわないように
少しでもこの穴の この空洞の鳴らす音に意味を見つけたい
言葉にならなかったものはどこでどうなっているんだろう
ずっと喉のつかえが取れないのはなんでなんだろう
覚えている気がしてそのくせ全然思い出せないものたちが
一斉に草むらで騒ぎ出す青い夜


これをどうか歌と呼んでおくれ

4ヶ月前 No.1407

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_ebo

「赤ヤケ」

なにか忘れ物をしている気がする
一人で立っている焼却炉の前
口開けて待ち構えている小さなクジラが
校舎の裏のセロリの影で小さく吠えた


ガイコクの戦闘機がどえらい音を立てて通り過ぎる
砂埃が巻き上がってゴールラインが見えなくなる
チャイムの音はもう聞こえない
そういえばぼくはもうそこにいない


なにか忘れ物をしている気がする
狭い駅の向かいっかわに誰かがいる
電車の音に紛れていくつもの銃弾が放たれ
いくつかはコンクリにめり込んで花が咲いた


ガイコクの戦闘機がどえらい音を立てて通り過ぎる
霊園の煙が震えて枯れた葉っぱがカサカサ鳴った
町内放送はまだ聞こえてこない
そういえばぼくしかもうここにいない


なにか忘れ物をしている気がする
わからないまま立っている赤焼けの町

4ヶ月前 No.1408

あだもす @cuacca ★Android=wRWz73v6vf

エリコさん

お久しぶりです。
最近の暑さは私たちがイメージする5月の気温の倍くらいはありますよね。
体調崩されぬようご自愛ください。

『軟便』感想↓

「言葉にならなかったものはどこでどうなっているんだろう」
これに尽きますね。
やたらと残るフレーズってこういうことなんでしょう。
「都会では自殺する若者が増えている」
並みのインパクトを感じました。

フエキのノリとか道具箱とか紙飛行機とか、
ハイライトのような思い出しか記憶にないような小学生時代にも、
ゴミとかニキビ面とか、
鬱々とした記憶がトラウマみたいな青年〜今に至るまでにも、
いつだって言葉にできず飲み込んできた何かがある。

ゼリーじみた空気、とろみをつけた水の中、想像してみました。
口から何かを発しようとすると真空みたいな圧があるのに、
少しでも隙間ができるとどろどろと口のなかに侵入してくるぬるい惰性。
あぁ、こうやってどんどん何も言えなくなっていくんだと、そんな感じがしました。

自意識の外側で逆流して吹き出した感情を、
自分でも気づかずどこかに押し込めていた激情を、
感知してくれる誰かとの出会いをずっと待ってる。
気づいてくれるのであれば、出しきって空っぽになってもそれでもなお溢れさせようとする、切実さ。

圧し殺しすぎてでもたしかに体内に蓄積された小さな悲鳴が、
いくつものコトダマ(弾丸のように鋭く尖って自分に向かってくる無数の言葉でしょうか)
によって自分から吹き出しているのを、
自分では気づけないし、他人にも気づいてもらえない。
ほんとに「どこでどうなってるんだろう」ですよ。

だからこそ、それに気づいてくれる人がいるということはどんなにか幸せな事でしょう。
そしてそれを汚いと思わずに、愛とか歌とか言ってくれる人。
そんな人が、いたらいいのにな、ですよね。
切実に愛を求めることのもの悲しさ、必死さが伝わってきました。

2ヶ月前 No.1409

あだもす @cuacca ★Android=wRWz73v6vf

冬に作ったものですが、おひとつ失礼します。

『ゆらり』

原発の灯りを目印に
弁当を気にしながら歩く
昨日並んで帰った猫が
知らない男女になついてる
唯一温かかったあの部屋も
植えっぱなしの朝顔も
僕のものではないんだと
諭すように朝が来る

確実に増えた本数も
後ろ姿の表情も
気づかないから少しでも
側にいたかったんだ

つっこんだ右のポケットの
レシート裏のメモ書きは
ライター、履歴書、漂白剤と
適当につまめるような日々

工場の煙も知らぬ間に
色を変えて白く黒く
傍らに置かれたミルクに
一口もつけず猫は寝る
ふと思い出した水やりも
安いコーヒーのにおいも
そんな幸せにおいそれと
突き返されて朝が来る

寝てる間に火をつけて
噛み跡つけた安い味も
同じと思えば幸せで
全部忘れてたんだ

くしゃくしゃになったレシートを
広げて見つけた日付とか
冬の入り口で少しだけ
立ち上る湯気のような日々

2ヶ月前 No.1410

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_9m4

>あだもす さま

バナナマンの二人は なんとなくいい感じですよね
キャラ立ちしているというか 憎めない二人

「深夜の悔底」

最近その認識に疑いが出てきたんですよね・・・

「紙パック」

ちょっと長いストローが刺さった500mlのでかいやつ
ストローの挿し口なんて無いから三角にした注ぎ口で
からから揺れる先っぽ曲がるタイプのストロー

そんなイメージが まず

あと 退職とかそういう もうどうにでもなればーか というときの感じ
日本語が退行してますね・・・

決める、装う、頑張る、その他 もう疲れちゃった
いつものような依存の残滓がなりを潜めて
更にドライになってます 距離感がいつもと違う感じですね

「ゆらり」

くしゃくしゃになったレシートを広げて見つけた日付のような
何気ないものがトリガーになって胸の奥底を射抜くようなときというのは見に覚えがあります
(ぼくにとってそれは蔦屋のカードの更新シールを剥がして見つけた発行したときの日付だったのですが)

確実に増えた本数 というところではぐらかし
工場の煙も・・・のところで一生にいた日々の長さを暗に示す

傍らに置かれたミルクに・・・のところも
たまに準備して寄り添ってみても通じないあの悲しさが
何となく分かるようで辛いです

そして主人公たちの感情への距離感がリアルで苦しい

泣きもわめきもしないのに深い喪失感が生活のリアリティをもってそこにある
淡々と読めてしまうようでたまにリズムを外してくる文章の構成も
とても素敵だと思います

「軟便」

言いたいことはあるのに言えないし苦しい そんなのがゼリーです
色んな感情の正体はつかめないのに振り返るとそこでざざざざと鳴いている
そんな不気味さを感じてもらえれば光栄です

そして だれかそれを認めてくれ 名前をつけてくれ 求めてくれ
という切実な願いもばれてしまったのは少し恥ずかしくもありますが
概ねおっしゃるとおりです ああ恥ずかしい

2ヶ月前 No.1411

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_9m4

「ENOSHIMA Bay」

汚いで有名な海岸に降りていく
真っ暗な波はなめらかな油のよう
砂浜に潜むモンスターの気配を
31年分の分別で誤魔化して歩いた


夜よりも黒い並木が遠くへ伸びていく
自転車の明かりが過ぎていく遊歩道
お別れの余震が今もまだ鳴り止まない夜の下
眠れない魚が打ち上げられて干からびる


さらば夢にまで見た幻 その正体は解けて忘れちゃった
体中のあなぼこで引っかかったビニール紐がかさかさ音をたてる
台風はまだ遠い ささめく夏の前日


鳴らないで有名な携帯が事切れた
接続された無が黒い画面を埋める
靴に紛れ込んだ小さな違和感の欠片
31年分のクンフーで我慢して歩いた


砂ぐるめざらざらサンダルじゃなきゃよかった
光らない灯台がただ白い向かいの島のへり
お別れの余震が今もまだ鳴り止まない夜の下
津波を待つ貝類が残されたくぼみで震えている


さらば夢にまで見た幻 その正体は投げて捨てちゃった
体中の細かなひっかき傷が潮風に触れてきしきしと痛みだす
雨はまだ降らない しめわたる夏の前日


見つめても触れられない遠く温かい夜
見つからない虫が草むらで一斉に騒ぎ出す
台風はまだ遠い ささめく夏の前日

2ヶ月前 No.1412

エリコ30 @erico30 ★pAOharJy94_9m4

「おるたな」

気づいたら世の中は不景気で
かわいかった彼女は子連れで成人式に来てて
荒れもしないけど品良くもないなんとなくの境で
失われたとか言われながら存在をし続けるなにか

あんたじゃないと言われながら
ハローワークの前で並び続けて幾星霜
記憶もかすれるほどの時を超えて

それでいい それでいいじゃんかと
一番大きな穴が叫ぶ
それでいい それでいいんじゃねぇのかと
祈るようにぼうぼう鳴らす


荒れた道を選んだわけじゃないのに
気づいたら道に迷って通りは真っ暗になってて
誰かのうちの夜ご飯の匂いがしてる寂しい帰り道
そもそも帰る家だってなかったと気づいたどこかへの道

こっちじゃないと言われながら
案内表示を乗り換え続けて幾星霜
記憶も嘘つくほどの時を超えて

それでいい それでいいじゃんかと
一番大きな穴が叫ぶ
それでいい それでいいんじゃねぇのかと
祈るようにぼうぼう鳴らす

どんがら言わす貨物列車の音
見上げた高架に遮られた空
運命ってやつはここにあるもんで
このくだらなさを含めてぼくに告げる

なんてことないオルタナティブ
本物はきっと電波の向こう側
それでいい? それでいいんだっけ?
一番大きな穴が叫ぶ
それでいい それでいいんじゃねぇのかと
祈るようにぼうぼう鳴らす

誰かへ続かない帰り道を歩きだす
夜の温度が降り重なって朝になる
誰のものでもない何かがここにある

2ヶ月前 No.1413

あだもす ★Android=3F39ItG5aQ

エリコさん

感想ありがとうございます。
紙パック、まさにその通りです。
屋上で500mlの紙パック飲料の三角口にストローさして、
遠くの景色を見ながらあれこれ思い出してるイメージです。
どんどん中身が減ってきて、カラカラという音がどんどん聞こえてくるようになる。
空っぽになってどうでもいいやってなっていく様を伝えたかったので、気づいてもらえて幸せです。

「おるたな」感想↓

荒れもせず、毒にも薬にもならない人生を送った結果、
誰のものでもない、帰る家もない孤独が完成する、どうにもならなさが辛いです。
じゃあ荒れればよかったのか?
なにかに背けば幸せだったのか?
でもそこまでして掴みたかった確固たる幸せ像も自分にはなかったから、
どうせなんにもならなかったのもわかってる。
全部自分のせいなのもわかってるんです。

あれですよね、昔悪かったやつが若くして結婚して幸せそうにしてるのが、
子供ができて誰かに頼りにされてるのが、
たまらなくムカつくあれ。
反して誰の迷惑にもならず生きてきた自分は誰にも相手にされず、
社会的にも必要にされず。
あぁ、なんかムカつくってやつ。

それでいいのか?自分は何をやっていたのか?
問い質しても答えはなくて。
それでいい、なるべくして辿ってきた運命だと、
言い聞かせながら進んでないとダメになってしまいそうで。
一緒ですよ、私も。
なんの心の支えにもならないとは思いますが、
同じ孤独を抱えてる人間は他にもたくさんいます。

こういうどうにもならなさを、それでいいって開き直るのは、悪いことではないと思うのです。
「運命ってやつはここにあるもので/このくだらなさを含めて僕に告げる」
ここが好きです。
諦めが前面に出ている感じで、ほんとはそんなこと思ってないくせにとネガティブな印象を受けますが、
本当は究極のポジティブなんじゃないかと思ってみたり。
開き直って生きていきたいものです。

1ヶ月前 No.1414

あだもす ★Android=Emt03xCN3q

おひとつ失礼します。
暑くなってきましたね。

『MP3』

思いつきで刺してみたら
案外鳴るもんだね
気色悪めのラウドロックが
こんなに胸を打ってたまるか

一段と深く沈む夜
片付け途中の1DKで
こんなに空しくなってたまるか
悲しい曲しか聞かないくせに

ひとしきり流してみたら
意外と一瞬だね
懐かしすぎるパンクナンバーが
こんなに綺麗であってたまるか

一層深く冷え込む夜
再生途中のMP3
こんなものに慰めを託した
悲しい曲だけ聞いてりゃいいよ

悲しい曲しか聞かないくせに
サンボにaikoに℃-uteに林檎
悲しい曲しか聞かないくせに
ブルーハーツにチャットに民生

悲しい曲だけ聞いてりゃいいよ

「タバコないね」と出ていった夜
帰宅途中のGSR
エンジンの音が通りすぎたら
悲しい曲も終わってしまうよ

5枚1000円ぶら下げた夜
録音途中のHDD
返却期限すれすれのTSUTAYA
悲しい曲しか聞かないくせに

悲しい曲だけ聞いてりゃいいよ

1ヶ月前 No.1415
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