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ほたる

 ( 詩投稿城(感想版) )
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山人 ★tuOnN6TpU5_G60

川原に浮かんでいるのは
ほたる
闇の空気を纏い
黒い重みに浮かぶ
森の深遠のそばで
悲しみの傍らで
現実の重みから脱皮して
ほたる  ほたるよ
粘る闇が重い空気と連結して
夜をもてあそぶ
刹那な記憶がよみがえる
脳天へと搾り出される激情が
はじけて点となって
光となって
それぞれが飛び交う
私の決断と記憶が
断末魔のように飛び交う
それはひとつの魂のようで
流れる時間(とき)は水のように流れ
その上を蛍が徘徊する
さようなら
さようなら
さようなら

ぽかり ぴかり
 ふわり ほわり ぽかり

7年前 No.0
ページ: 1


 
 

やさしいあくま(PC) ★zOjaRQI6oC_c5F

こんばんは。

この作品は山人さんらしいですね。
激情が点となり〜から飛び交い、水のように流れ、蛍
ここのイメージが美しかったです。

自然をイメージした描写が得意ですね。以前現フォで作品拝見しましたが、コメントの残し方がわからなかったので素通りして帰りましたwメビも名前で気になる人の作品が検索できるので便利ですね。

7年前 No.1

山人 ★tuOnN6TpU5_G60

やさしいあくまさん、こんばんは。
現フォのほう、覗いていただけたんですね、ありがとうございます。
やっぱり、あちらのほうが水が合うといいますか、こっちは厳しい。

いずれにしても、多少のいいイメージがあったということで良かったです。
私はプロ詩のレベルじゃないということで、最近はここばっかしなんですが、感想というより批評も聞きたいんですよね、実は。

7年前 No.2

やさしいあくま(PC) ★zOjaRQI6oC_c5F

こんばんは。

プロ詩のレベルってなんだろう。向上心ある人が鍛錬する場じゃないのかな。
あんまり人のレス読まなくなったから、事情は知らないけど、
そういう雰囲気になってるんですか?ふざけてなければ誰でも批評を受けられる開かれた場であるべきだと思うけど、どうなってんだろ不思議だ。

というわけですが批評です。
多少のと言うより個人的には感覚的なイメージ好きなので結構いいなと思いました。個人的な好みは批評に影響しないけど。
ほたるの情景が主人公の心情と混ざり、主人公の暗い感情のはじけ方を対照的に美しく描いています。
 もったいないのは導入部とラストです。はじめの2行は説明的でいいと思いませんでした。ほたるはきれいな川にしか住めないと聞くので、導入部で情景の美しさを描いても良かったのではと思います。
 ラストはさよならが3回続く連と終わりの連のオノマトペで形成される連が続くと、単調かもしれない。終連、の擬音の使い方は印象的に使うとより効果的で構成考えたときストーリーの配置では間違っていませんが、締りのあるラストではないかな。
この二つ(始めと終わり)は悪くは無いけど、推敲したらもっとよくなるんじゃないかと言う期待をこめて。
 作品を読み解く言葉は「悲しみの傍らで/激情/刹那な記憶/決断と記憶/さようなら」です。いずれも具体的言葉ではありませんが、ストーリーの設定を裏付けるための言葉が出揃っていて、エピソードが無いのに不足なく感じさせます。違う作品だったら抽象的な作品はダメと言いそうだけど、この作品は抽象化に成功した作品ではないかなぁ。あまり自信もって言えないけど。細かいとこ言うと、話がそれ以上深くならないのに記憶、と同じ言葉が2度出てくる所。2度使ってもいいとは思うけど、表現の幅があったほうがいいかなと思います。
 全体的な流れは話の内容をよくつかんでいると思いますが、推敲できる部分があります。内容が映える材料の使い方をしているので、イメージ描写がきれいでした。C−

7年前 No.3

やさしいあくま(PC) ★zOjaRQI6oC_c5F

あ、すいませんC−見なかったことにしてください。(他での批評の仕方なので)
評価良いです。

7年前 No.4

山人 ★tuOnN6TpU5_G60

やさしいあくまさん、こんにちは。

プロ詩のことについての書き込みは、なんていうんでしょう、個人的な心情であり、ここでどうこう書くべきことではなかったと反省しております。
なので、申し訳なく思います。

> もったいないのは導入部とラストです。はじめの2行は説明的でいいと思いませんでした。ほたるはきれい>な川にしか住めないと聞くので、導入部で情景の美しさを描いても良かったのではと思います。
 >ラストはさよならが3回続く連と終わりの連のオノマトペで形成される連が続くと、単調かもしれない。終>連、の擬音の使い方は印象的に使うとより効果的で構成考えたときストーリーの配置では間違っていません>が、締りのあるラストではないかな。

上記のおっしゃることが理路整然としており、多々納得できる部分がございます。
オノマトペは前作(原版は現フォ投稿)では、中盤あたりに持ってきています。
バランス的な部分と、感情移入という点ではやはりミスだったなー、と思う次第です。
この「さよなら」に関しては、徐々に狂気的な部分を狙ってのものなのですが、これは私個人的には気にいっている部分でもあります。
どっちにしろ、がさっと書いたものなので、さらっとしか推敲していない作品です。

いろいろと参考になる意見をいただきためになります。
ありがとうございました。

7年前 No.5

★PjvwApkz40_Qlg

こんにちは、山人さん。

私は毎回山人さんの詩を読むと思うのですが、本当に周りの風景と心情を同化させるのが上手いですよね。
その辺も是非とも見習いたいです。

感想に入ります。

ほたる ほたるよと呼びかけるところが、優しさと切なさを携えていると思います。
ここからは、あくまでも私の妄想で申し訳ないのですが、
主人公が川原で立っていると、ほたるの光が目の前をちらつく、ほたるは今でこそ、都会の中ではみることがなくなってしまった夏の風物詩です。主人公は田舎に帰ったのでしょうか、郷愁にかられ、昔の記憶を覚醒させたのだと思います。そして、決断にせまられている、主人公の心にやさしいほたるの光が夜の闇のなかで誘うのです。
さようならとなんどもつぶやく主人公の心情とその上を短い命をまっとうするほたるの光を思い浮かべ、最後の余韻を残したまま、この詩は終わるのです。なんとも、ノスタルジックな美しい詩ですね・・・。
ありがとうございました。


それでは。失礼します。

7年前 No.6

山人 ★tuOnN6TpU5_G60

鳩さん、おはようございます。


>私は毎回山人さんの詩を読むと思うのですが、本当に周りの風景と心情を同化させるのが上手いですよね。

>その辺も是非とも見習いたいです。


このような言葉を頂くと、とても嬉しいものですね、ありがとうございます。
ですが、あまり意識的にやっているわけではなく、たぶん山に住んでいるから出てしまうのかもしれませんね。

今年は、たくさんの蛍を見ることが出来たのです。
川原にほんとうにたくさんの蛍がプカリプカリと浮かんでいたんですよ。
それがあまりにも感動的でしたので、何とか文字にして残したいと思ったのです。
このイメージで、二作書き、二作とも他サイトに投稿しましたが、こちらのほうが受けが良かったのでメビにはこちらを出させていただいた次第です。
 鳩さんの解説と批評はそれ自体が詩のようで、とても和みますね、ありがとうございました。

7年前 No.7

★ftPa8rk4nM_tKp

山人 様

今晩は。蛍の命は人からしたら短くて、儚く感じてしまうけれど、蛍は、そうは感じていないのだろうなと思います。

蛍は、蛍としての生を生きているから

蛍と語りのわたしが、重なってしまいます。

…何となく、語りのわたしは、泣きたいのかな、と、感じてしまいました。

素敵な作品を読ませて下さり、有り難うございました。


7年前 No.8

山人 ★tuOnN6TpU5_oA0

泪さん、おはようございます。
ほたるは数々の記憶と言いますか、忌まわしいものの喩えでもあり、私自身を形作る物、そんなイメージを辿っていただけたようですね。
とても適切な感想だと喜んでいます、ありがとうございました。

7年前 No.9

花キリン@hanakirinn ★RMko8dIZaY_Pd1

蛍は小さい頃蚊帳の中に入れてその光を楽しんだことがあります。
清流の水溜りに生息するということを考えれば
非常に繊細なものだと思います。
その繊細さを巧みな表現で言い表すことが出来ることに
とても羨ましく思いながら拝見致しました。
 詩の境地とでもいうのでしょうか。学ばされる作品です。
有難うございました。

7年前 No.10

山人 ★tuOnN6TpU5_Q84

花キリンさん、おはようございます。
拙作についての感想、毎度恐縮です。
 9月に入ったというのに、まだミンミンゼミやら山に行けばアブやらがわんさか寄ってきます。
しかしながら、ミンミンゼミは蝉の中で晩夏の蝉です。
秋らしいオトコエシなども咲いておりますし、蛍の季節はすっかり過ぎています。
 蛍といえば7月初旬とか6月下旬の風物詩ですが、秋になっても季節はずれの蛍がぽかりぽかりととぼけた光を発光しているものもいるのです。
 そこにある自然を文字にする、これが私の詩作であり、リアルタイムな画像でもあります。
言ってみればその時々の記録文であるとも言えます。
すなわち、私の詩その物は深さを狙ってのものではないのかもしれませんね、色々とありがとうございました。

7年前 No.11

三狐 ★SOFTBANK=ODJrn5oVQT

山人様へ

『粘る闇が重い空気と連結して
夜をもてあそぶ
刹那な記憶がよみがえる
脳天へと搾り出される激情が
はじけて点となって
光となって』

この、行(くだり)、が

『さようなら』に
繋がっていくので、
せつなく、はかない内にある、

またたきのような光。

執着するようで、
ほんとうは補うような闇。

『さようなら』を
連呼するように、

叫ぶ光。

山人様の詩は、丁寧に
作りこまれていて、残っていきます。

7年前 No.12

長押 新@ngsart☆QJgDcQY7Ioo ★hTE2kvoJvi_rnR

実家の裏庭の奥に、小川が通っているのですが、そこに見えるホタルはレグザのCМの比ではないくらい美しいです。部屋の窓から、小川と対岸の山と、ホタル。ああ、いい処です。ホタルを捕まえたことはないなあと振り返ってみました。
この中で、ホタルは見えませんでした。山人さんの心情はありありと見えます。それでいいのかもしれないし、ホタルは感情を引きだすためのトリガーとして機能しているという言い方も出来るけれど、「森の深遠のそばで悲しみの傍らで現実の重みから脱皮して」いるという山人さんの心情は後半に伸びていきますし、ホタルのイメージはそこで理解できますから、ホタルを描くという選択の仕方もあると思います。

7年前 No.13

山人 ★tuOnN6TpU5_QDa

三狐さん、レスが遅くなりました。
美しいものや感動したものを詩にするというのは、本当に至難の業ですよね。
このときに、夜の闇を徘徊するように蛍の群落が飛んでおり、それを描写したかったんですが、駄目でして、その挫折の産物がこの詩なのです。
 これは実のところ作りこんでおらず、わずか数分で書いたものと記憶しています。
なので逆にもう少し、蛍の描写を目一杯巧いこと考えて、心理描写とリンクさせることが出来れば、結構そこそこの作品になりえたのかもしれません。
ありがとうございました。

7年前 No.14

山人 ★tuOnN6TpU5_QDa

長押さん、レス遅れました。
>>14 で書いたように、本来は長押さんおっしゃる、蛍の描写を徹底して綴りたかったんですが、負け戦をするよりも戦をしない方向で知らぬ存ぜぬで行こうかという作戦に変えたのです。
ですが、それは少し成功したような感じですね。
出来れば、蛍の描写から(描写のテクニック中)心情を際立たせる方向性を探求して行かなければならないのだと思います。
そこらへんが、まだまだ甘いなぁと考えているところです。
なので、最近は全く筆が進まず、ぼんやりしています。
色々とありがとうございました。

7年前 No.15

龍人@draperson ★DOCOMO=Bljtzr4xMo

山人さん、こんにちは。お久しぶりです。
本板を始めとして大変お世話になっております。

「ほたる」は、かなり幼い頃に、「ほたる」を人格化した絵本を読んだ遠い記憶があります。
最近は都心部でも観賞会を時々見かけます。
かなり以前の話になりますが、出張時に観た夜の川縁の「ほたる」は、それは綺麗で見とれてしまいました。
確か中国地方でしたけど、初めて見たようなものだったこともあるかもしれません。

さて御作品を拝読致しました。
山人さんにしては、珍しく?軽いノリがある詩ですね。
一方、弓矢をひくぎりぎりの緊迫感、解き放たれた壮絶感、安らぎも感じる終焉があります。
「ほたる」が飛び交う姿を魂とかけあわせたのは、とても印象に残ります。
詩の前半は同じような言葉が重なりあっていますが、そのあたりは意図的かもしれませんね。
「ほたる」が平仮名であることも、柔らかさを感じて、エンディングの「ふわり」「ほわり」などに効いていると思います。
色々と参考になる詩だと思います。
有難うございました。
今後とも何卒宜しくお願い致します。

7年前 No.16

山人 ★tuOnN6TpU5_NVC



龍人さん、拙作をお読みくださりありがとうございます。
また、感想までレスしていただき恐縮です。
『軽いノリ』と言われたので、少し意外でした。あまりそういう意識はなかったのですが、思いつきで即興書きしたものなのでそんな感じになっているのかもしれません。
私は実は、書いているうちに内実がコロコロ変わりながら筆を収めるタイプのぐーたら書き手のようです。内実って言うのは正しくない言い方かもしれませんけれども。
「一方、弓矢をひくぎりぎりの緊迫感、解き放たれた壮絶感、安らぎも感じる終焉があります」この辺のイメージはなんとなく解りますし、そういうイメージを感じていただけたということは描写もそこそこ行っていたんだと改めて満足しています。
長い人生を生きてこられた龍人さんだからこそ感じていただけたのかもしれませんね。
「詩の前半は同じような言葉が重なりあっていますが、そのあたりは意図的かもしれませんね」これについては、反省すべき相変わらずな難点ですね、私の作品においては。
するすると筆を進めると灯台下暗し状態になるといいますか、そんな感じで思いこみオヤジになってしまうんでしょう。
ですが、今回の場合はどちらかというと潜在的に使おうという頑なな意思を改めて感じます、自分で言うのもなんですが。
なので、自分なりに許せる範囲なのかな、と言う気が致します。
 今回の龍人さんの感想文の中で特に作者冥利に尽きる言葉がありました。
「壮絶感」です。
ありがとうございました。

7年前 No.17

T.I.L@kaz ★CaNP5Evl5s_iIL

>ほたる  ほたるよ

以下の数行にわたる勢いが乱舞するほたるのように映ります
そこから
>流れる時間(とき)は水のように流れ

以下の緩やかさ
そして最後には
>ぽかり ぴかり

> ふわり ほわり ぽかり

と、暖急のある構成が ほたる なのですね

ほたる、見なくなりましたね
子供のころは見ること、ありましたけど
ほたるのイメージが浮かばない世代の人たちには、ほたるってどんな存在なんだろうとかおもってしまったです。

7年前 No.18

山人 ★tuOnN6TpU5_NVC

T.I.Lさん、おはようございます。
お久しぶりですね、その後あなたの作品を拝見しておりませんが、どこか別のところにでも別ハンでご投稿なされていらっしゃるのでしょうか。

蛍の軌道や動きを解説していただき恐縮です。
まさにおっしゃるとおりで、その動きたるものを表現しております。
ですが、あまり作為的に行っておるものではなく、ほとんど無意識なのだろうと思っています。

最後の「蛍は見なくなりました、・・・」のお言葉は、見たことも無い人にも伝えられるようなものを・・ということで理解いたしました。
色々とありがとうございました。

7年前 No.19
ページ: 1

 
 
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