Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(24) >>

五月蝿 Gogatubae

 ( 小説投稿城2世(大人風味) )
- アクセス(69) - ●メイン記事(24) / サブ記事 (1) - いいね!(1)

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

Prologue*

















―――五月蝿くてウザったい少女…




それが彼女の第一印象






いつもの様に、屋上で煙草を吹かしていると
煙草が、手から離れた

驚き振り向くと、そこには
自分と同じくらいの年齢の女がいた
長い髪を、ポニーテールにしていて
真っ白な肌、顔立ちもしっかりしていて
充分な¨美人¨だろう



女は、眉を顰めた



「煙草は未成年は禁止!
 吸っちゃ駄目でしょ??」



お前みたいなのに

俺の、何が分かる









START


春日友宏

吉田葵

(吉田葵)










2年前 No.0
切替: メイン記事(24) サブ記事 (1) ページ: 1


 
 

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8









――まえがき――




初めまして
虫けらっ子です

趣味で小説を書いています
皆さんに、楽しんで読んでもらえる
小説を書けたらな、と
思っています

サブ記事に、どうぞ
コメント下さい
〜批評、中傷コメはお断り〜




――まえがき――





2年前 No.1

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8



「おい、俺が誰だかわかってんのか?」

俺は、女への威嚇も込めて
女を強く睨んだ
女は、知ってる、と答えた

「弱いもの虐めばっかりして
 強がっている、2年生の春日友宏君でしょ?」

「てめぇ…調子に乗ってんじゃねえよ、マジで
 煙草、さっさと寄越せよ」




「い・や!」



女は、スカートを翻すと
屋上の門を開けた

「これは、先生に渡すね
 じゃあ、春日君」

出ていく女の腕を掴んだ


「…離しなさいよ」
「返せよ、お前が誰か知らねえけどよォ」


女は、俺の腕を振り切ると
屋上の鉄柵まで走って行った
あ、アイツ


「おい…飛び降りる気かよ」



2年前 No.2

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

「そうね…君が来るなら
 私は飛び降りる」

女は、意味ありげに微笑んで
鉄柵を掴むと、上って行った
女はついに、鉄柵の向こう側まで行った

これには、流石の俺も
驚いた



「お・・・い、戻ってこいよ」

「嫌よ!早く出ていきなさい
 私は本気、アンタに触られるくらいなら
 飛び降りて、ぐちゃぐちゃになって
 しんでやるわよ
 あんたが出て行ったら
 そっちに行く

 …私は死にたくはないわ
 でも、アンタに触られる、くらいなら…」


先程の真面目で清純そうな
感じとは打って変わって
女は言った


「…分かったよ」


俺は、そう言い残すと
屋上から出て行った

それにしても、あの女、まじで誰だ?
俺、あんな女に何であそこまで
嫌われてんだろう?




俺が、生徒指導室に煙草の件で呼ばれたのは
その後だ



2年前 No.3

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

田村にもこっぴどく怒られたし
今日はマジでついてない


「ねえ」

突然の背後からの声に驚いた俺は
地面から数十センチ飛び跳ねた
呼んだ奴は、そんな俺を見て
吹き出しやがった

誰だ


振り向くと見覚えのある顔




「…お前かよ、くんなよ」


「ちょっ、とまってよ
 アンタと話したいの
 屋上の件は謝るわよ」


屋上で俺を脅したあの女は
謝る、と言っているが
全く謝る素振りは見せない


「ちょっと付き合いなさい」

「は?!お、おい!」


俺の腕を掴むと
強引に俺を引きずって行く
あの女…あの細い体のどこに
男子高校生を引っ張っていける
力があるんだよ



女は、やっと足を止めた



そこは、学校から少し離れた
カフェだった
小さいカフェで、人は
殆どいないようだ


カフェに入り、女は店員に2名、と告げると
トイレの近くの席に座った


店員が水を運んでくる


女は、その水を
美味しそうに喉を鳴らして飲んだ



2年前 No.4

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

「はー、疲れたわぁ」

女は、鞄を席に置くと
伸びをした

「だっから…!なんだよ
 俺はもうお前に近づきたくねえんだけど」

「そうかぁ
 私吉田ァ…花
 あ、ちなみに3年生ね
 アンタの一個上だから
 よく覚えておきなさい

 それで…、吉田と聞いて
 何か思いついた?」


突然の質問に、驚く俺

んなのあるわけ
ねえだろ

そう言うと顔を顰めて
俺を無視してメニューを見始めた
どうやら怒っているようだ




「何だよ、何で怒ってるんだよ」

「…もういいわ、アンタ
 いつか罰当たるわよ」




…罰?
そんなの俺は怖がっちゃいない
こいつ、そんなの
信じているのか??



水2杯でかなりの時間粘った
俺たちはその後カフェを出た
冬なので、日の落ち方が速い
もう外は真っ暗だった


「おい、送るよ」

こいつがやった脅しを忘れたわけじゃないが
この物騒な世の中に真っ暗の中、細い女を
1人で帰らせるってのも、俺の
良心が痛んだ、というわけだ

だが、吉田は嫌よ、と言った

何だよ、この俺がせっかく
親切にしてやってんのに


2年前 No.5

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

「いいよ、送るから
 お前危ねえじゃん」

「ほっといて!!
 お願いだから、そんな優しさ
 見せないでよ…」


何だ?こいつ
暗闇のせいで、吉田の
表情は見えない

ちょっと面白いかも




「何だよ、花ァ」

「馴れ馴れしく肩なんか
 触らないで!!
 あと名前も呼ばないで!!」



…面白い

良い暇つぶしになるかも…




2年前 No.6

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

次の日から、俺は吉田を追いかけまわした
周りの奴らは、俺の行動が
驚きだったようだ

来ないで!近寄らないで!という
吉田の態度は、俺にとって面白い事だった

普通の女だったら、俺を見ただけで
逃げ出す
話しかけると、怯えたように
顔を強張らせる
本当に、俺の事を怖がっている
恐怖、と感じている




今日は、まだ吉田を見ていない
もしかしたら、屋上にいるのか??

そう思った俺の推理は
正しかった
吉田は1人で屋上のベンチに座り
弁当を食べていた




「おーい、吉田ちゃん」

「…何なの、不良」




吉田は、すっかり俺に対して
垢抜けたようだった
最近は、男言葉を使って
ぽんぽん言い返してくる

俺は、それが少し嬉しかった



「何で1人で食ってんの?」


2年前 No.7

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8


笑いながら俺が言うと
吉田は、俺をキッと睨んだ
そして、立ち上がり俺を指した










「あんたのせい!全部!全部全部全部…
    ああああああああァァァァ……」



突然悲鳴を上げた吉田は
ばったりと倒れた



「お、おい!」



こ、こういう時ってどうしたらいんだ?
ヤバい、顔が真っ青
貧血…かな

取りあえず、と背中に
吉田を乗せた俺は
屋上を出て、保健室へ
向かった

2年前 No.8

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

ベットに寝かせられている吉田の肌は
本当に真っ白で、まるで死人のようだった


「あの…こいつ
 生きてる?」



俺の言葉に、保健の山口は
口に指を当てて言った

「そんな言葉、不謹慎ですよ」

確かにそうかも

「しんでいるわけないでしょ
 貧血みたいね、すぐに
 眼を覚ますわよ
 ちょっと悪いけど、職員室
 行ってくるわ」

「あ…うす」




2年前 No.9

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

吉田は、すぐに目を覚ました
どうも自分の状況が
分かっていないようだ
辺りを見回し「ここ…どこ」と呟いた

「お前、倒れたんだよ」

吉田は椅子に座っている
俺に気付いたようだった
きゃっ、と小さく悲鳴を上げた



「あ!なにもしねえって…落ち着けよ
 お前、倒れたんだよ、屋上で
 山口は貧血って言ってる」

「貧血…そう」


俺は、なるべく真面目そうな顔をして
吉田にいった


「あの、さァ、全部、俺のせいって
 何の事…?」

「俺の、せい?」


吉田は、きょとんとして言った


「私、そんな事言った?」

「言ったよ
 何で一人で食ってんのかって聞いたら…
 俺のせいって」



少しして、ああ、と吉田は頷いた






2年前 No.10

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

「覚えていないけど、言ったのかな」

「言ったんだよ
 あれって…何で?」





吉田は、少ししてから
ぽつりと呟いた

「私、無視されているんだよね」


突然の言葉に、え、と
つい言葉が出た


「いつから…?」

「少し前くらいからかな
 あんたにつきまとわれて
 からなんだけど
 アンタの事みんなビビッてるよね
 3年の子とかも

 それで私とアンタの関係
 誤解した人がいるみたいで
 私まで、最近恐れられてるんだよね
 話しかけても、逃げて行ったり…!
 眼を合わせてくれなかったり

 話さえしてもらえない
 …それに、皆が、私を避ける…の」


途中から泣き出した
彼女に、俺は言う言葉を
失くした

ごめん、と呟いた



「ごめん、ごめん…」


「いいよ」




吉田は、悲しそうに微笑んだ




「ちょっと、面白かったんだ
 お前の反応
 俺、怖がられて喋る奴いなかったから
 ごめん、もう、話しかけないし
 つきまとわない」


「うん…分かった」



分かった、といわれて
少し悲しかった
つきまとっているという事実を
二人とも認めたようで

やっぱり、俺がつきまとわっていた
だけだったんだ



俺は、静かに保健室を出た



彼女はきっと、俺に
涙を見せたくないと
思ったから

2年前 No.11

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

この投稿はフィルタされています。表示するにはアカウントにログインして下さい。

2年前 No.12

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

目を覚ますと、そこは白い世界
俺は、どうやら保健室のベットに
寝かせられているようだ

頭がずきずきと痛む





「起きた…?」

「…吉田」


吉田の眼もとは腫れていて
真っ赤だ


「随分泣いたね」

「…馬鹿、アンタの
 せいなんだから」


ごめん、と俺は呟いた


「あれ、どういう事なの?」

「…呼び出されたの
 放課後、絶対一人で体育館裏に来いって
 そうしなきゃ、春日友宏を酷い目に
 合わせてやるって

 行ってみたら、あの男子達がいた
 それで、急に腕を掴まれた
 大声を出そうとしたら…今殺すぞって…」


吉田は、震えている
どんなに怖かっただろうか
俺の為に、怖い思いをした

行かなきゃよかったのに
俺なんて、どうなってもいいんだよ
だから、逃げたらいいのに
何で…


「それで…顔が殴られそうになって
 私が悲鳴を上げたの
 そうしたら、あんたが来た

 それで、隠れていた一人が
 石でアンタを殴ったの
 それで…逃げて行って
 私が、アンタを…保健室まで
 運んできた
 先生にも言ったから、多分アイツら
 捕まるわよ
 一年坊主だったみたい
 あんたの虐めた奴じゃない」

「そうかもな」


俺は、いろんな奴から
怨みを買っている、と
自分でも豪語できる



2年前 No.13

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

「傷はそんなに深くないみたい
 幸いね」

そうだろうか
俺は曖昧に頷いた
そして、両手を床につけ
跪いた
そして、額が床に付くほど
深く項垂れた


「吉田…ごめん、またお前に
 迷惑かけた、俺」


吉田は、心底驚いたように
やめてよ!と言った


「困る…って、そんなの」

「いや、辞めねえ
 俺、凄いお前に迷惑かけたからな」

「…馬鹿、あのね本当は
 少し嬉しかったの」


2年前 No.14

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

顔を上げると、吉田が微笑んでいた




「あんたはスーパーマンみたいね
 ホント、スーパーマン
 ちょっと、嬉しかったよ
 来てくれて」


ありがとう、俺は呟いた














「ああ!違う!右だってば
 そっち左じゃん!右右!」

「うるせえよ!」

「だからー!ああ、落とした」


花は悔しそうに顔を歪めた
俺は、UFOキャッチャーの機械に
2度ケリを入れた


「ちょっと、機械に八つ当たりしないの
 友君が下手なんでしょ」

「…下手じゃねえし!
 見てろよ、あのクマ!
 取ってやるからな」


豪語する俺を見て
悲しそうに微笑む彼女の姿を
俺はまだ知らなかった



2年前 No.15

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

同棲して1年、俺と花は20と21になった
最初は、同じくらいだった背も
俺の方がどんどん伸びていき
あっという間に抜かしてしまった

昔は、両親と住む家に帰るのが
大嫌いだったが、仕事を終えて
二人の家に帰るのが、楽しみになった



いつものように浮かれながら
家の鍵を開けて中へ入る


「ただいまぁ!」


家の中は真っ暗だった


「あれ…?花??どこにいる?」


最初、花は隠れていたのかと
思った、だが、どこを探しても
見つからない、携帯を鳴らすと
どうやらリビングから聞こえるようだった

真っ暗のリビングに明かりをつけると
机の上に置いてある
手紙と、携帯に気付いた




「…携帯、おいていってるじゃん」




2年前 No.16

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8







真っ白な封筒には、英語で何やら書いてあった
どうやら、大好きな貴方へと
書かれているらしい
封を切ると、中からはかなり
多めの紙が入っていた

丁寧な文字で、彼女の
几帳面な所が窺える

俺は読み始めた

最初の出だしは
【春日友宏様へ】だった

2年前 No.17

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

【春日友宏様へ

 これを読んでいる頃
 私は貴方の傍にはもういません
 何から書き始めようかな?

 そう、私の正体からにします
 私の名前、実は花じゃないんです
 ごめんね、黙っていて
 本当は、葵と言います
 だけど、小学生の時に名前を変えたの
 ある理由があって

 それから…貴方は知らないだろうけど
 私には妹がいました
 その子は、吉田花と言います
 1歳年下の年子でした
 彼女は、私が中1の時にしにました
 飛び降りて…
 理由は、虐め
 小学6年生の彼女は、ある同級生に
 虐められたの
 その虐めは、学校中に広まった
 みんなが彼女を虐めた
 彼女は追い詰められ、しんだの

 花を追い詰めたのは
 友宏君です
 私がそれを知ったのは
 私の机に入っていた
 花の遺書
 それには、友宏君がしたことが
 いっぱいあった
 苦しかっただろうな、と思いました
 それで、友宏君に復讐して、お姉ちゃんと
 最後に書いてあった

 私はそれで、その男に
 復讐することを決めた
 その男の子の行く高校等を聞いて
 私もそれを受験した
 どうやって復讐しようかな、と
 いつも考えていた
 それで、煙草を吸っている
 貴方に話しかけました】

2年前 No.18

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

【いつ復讐してやろうか、と思っていました
 貴方が妹の事を覚えているのかなと、ある日思って
 貴方を呼び出して聞きました
 だけど、私の名前を聞いても
 貴方は何も思わなかった
 貴方の記憶から、私の妹は
 消し去られていたの
 悲しかったんだよ
 それに、憎いと思った、私

 それでも、貴方が
 助けに来てくれた時
 とても嬉しかった
 何でだろう
 あの時、恋に落ちたのかなぁ

 でも、私は貴方を憎まなきゃならない
 それに、貴方に復讐しなきゃ
 でも、私は貴方に復讐なんてできない
 それは、貴方に恋をしちゃったからです
 だから、離れることにしました
 貴方とは、もう一緒にいられない
 もっと一緒にいたかった
 もっと一緒にご飯を食べたかった
 もっと一緒に馬鹿な話をして笑いあいたかった
 でも、もう無理
 貴方はまだ若い、だから
 他の人と一緒になって
 それで、幸せになって?
 私からの最後のお願い

 私は、貴方から離れます
 おいて行った携帯は
 その決意
 貴方の知らない
 どこか遠くの国へ行くかな

 じゃあ、ばいばい
 お元気で
 貴方の事は今でも大好きです 吉田葵】



2年前 No.19

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

手紙を読んだ友宏の眼には
涙が溢れていた
確かに、吉田花を虐めていた
記憶はある

俺は、どうしたらいい?

これから

彼女のいない生活なんて
考えられない
どうしたらいい?

教えてくれ、葵



これが…出会ったとき
お前が言っていた、罰かな?


2年前 No.20

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

葵は俺に、メッセージを残していってくれた
葵と住んでからは、葵が全ての家事を
引き受けてくれていたので
家事なんて忘れてしまった

あるとき、たまった洗濯をしようか、と思いつき
洗濯機を開けると
写真が
それは、彼女の誕生日に撮ったもの
ケーキを美味しそうに頬張る
葵と、俺を映したものだ
その裏には
【洗濯機に洗濯物を入れて
 電源を付ける、それから洗剤
 その後でスタートを押すこと
 洗剤は多すぎても意味はありません】
と書いてある


またあるとき、片付けをしようかと
思うと、掃除機にメモが貼られている

【掃除機は、隅から隅まで!
 面倒くさがっちゃ駄目よ!】

彼女の怒っている姿が
目に浮かぶ

2年前 No.21

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8

俺も、随分歳をとった
何歳くらいになるだろうか
歳をとると、自分の
年齢を忘れてしまうものだ

友宏は、葵の部屋だった場所に
入った
机と椅子と、本棚だけ
がらんとしている

友宏は、一冊の本を本棚からとった
葵の大好きだった本だ
ページを捲ると、手紙が挟まっていた

封を切ると、写真と手紙が入っていた

写真には、葵と自分が写っている

葵が高校を卒業したときに
撮った写真だ
葵は嬉しそうに証書を持って
笑っている
俺も、はにかんでいる

手紙を開く



2年前 No.22

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8





【大好きな貴方へ

 やっと見つけてくれたね
 貴方の事だから、この手紙を見つけたのは
 ずーと先なんでしょ?
 いいおじさん、おじいさんになれた?
 好きな人は見つかった?
 今、幸せ??
 最後まで、お節介で、うるさくて
 ごめんなさい
 人の世話を焼くのが、私の生きがいなの
 許してね、ごめんね
 貴方は、大丈夫
 私がいなくても、幸せになれる
 友君の人生が不幸せなんてそんなの
 私が許さないんだから
 だから、幸せになって 吉田葵】












「もう、おじさんになっちゃったよ」



五月蝿くしてくれて、ありがとう

俺は、そんな君が好きだったんだよ

これからも、君だけを

愛し続ける事を、誓います









五月蝿 END





2年前 No.23

虫けらっ子 ★vNnOSxnudS_EP8












 ――あとがき――




 いやあ、一日で完結してしまいました
 五月蝿
 短編小説で終わらせようと
 思っていましたが、もっともっと
 早くに終わってしまいました

 ちなみに、この五月蝿というタイトルは
 五月蝿に出てくる吉田葵のイメージ、五月蝿い
 という事で漢字を取り、五月蝿にしました
 ちなみに読みはごがつばえです

 五月蝿い彼女は、これからも
 友宏を見守っていくのでしょうね
 これからも、虫けらっ子という名前で
 小説を書いていくので
 どうぞよろしくお願いします



 ――あとがき―ー










2年前 No.24
切替: メイン記事(24) サブ記事 (1) ページ: 1

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる
注…感想・コメントはこの記事ではなく、サブ記事に書き込んでください。(小説カテゴリでは必須です)