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魔人ジークの旅

 ( 小説投稿城 )
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魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

赤い長髪の見た目12歳程の魔人ジークは、旅に出ることを決意した。
ジークは寿命が千歳を越えてから、歳は数えていなかった。
世界を越えた旅が今始まる…、

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魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

ジークは赤ワインを飲むと歩きだした。

昔の仲間達とは前に別れた、影の魔王がなりを控えた時点でもはや【仲間である必要】は無かった。

あの、影の魔王はあのジーク達と命を懸けて戦っていたあの後、何をするかと思えば、聞いた話によると、彼は以外と酒場で飲んだくれていたり、するらしかった。

「成る程戦いは終わった、仲間である必要はない」

ジークは言った。

ジークの転送魔法が光った。

(もはやベレニ共和国に戻って来ることは無いだろう)

ジークは思った。

18日前 No.1

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

無限界には、現実の世界の比率や数学では考えられない、天文学的な広大な世界がそれこそ無限に存在し、その数は、現実の世界の宇宙の広さ全てに芥子粒が存在するとし、それが存在する世界の数だとしても全く比ではない、
更にその一つ一つの世界の広さはそれこそ天文学的で計測不能だった。

魔人ジークはその無限にある世界の中のある一つの世界に転送した。

「ここは何処だろう」

ジークが目をやると白いドレスを着た金髪の少女が一人ジークの前に立っていた。

「お兄ちゃん、違う世界から来たんだね、解るよ」

少女はジークを指差して言った。

ジークが問う。

「何故そんな事が解る」

「秘密、えへへへ、」

少女はそう笑うとジークの手を引っ張って山に連れていった。

18日前 No.2

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

少女はライナと名乗り、ライナは少女だが女好きだと語った。
寂れた山でジークとライナは遊ぶ、すると、山の奥から女モンスターが出てきた。

全身黄色の女モンスターはキリギリと名乗ると、その場に座った。

ジークは暇潰しには、何が良いかと考えた。

セフィーもシウもマグマも安堂カケルも自分にはもはや会うことが出来なくなって、いや、会えても今更何もないだろう。

仲間だが家族ではない、事が終わればそれまで、そういう関係だった。

ライナが考え事をしているジークに何を考えているか尋ねてきた。

「セフィーと俺はさ、只の腐れ縁のはずだった、だが一つだけ気掛かりな事が有る、何故あの時セフィーは俺を庇ったんだ」

ジークが一人旅に出たのには訳があった。

16日前 No.3

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

(数日前)

「ジーク、あなたは生きていても仕方がないわ」

事も有ろうにセフィーはジークにそう言った。

「ジークとはもう仲間じゃないヨ」

事も有ろうにマグマはそうジークに言った。

他の皆もジークには生きている価値がないだとか、そうのたまった。

挙げ句にはシウがジークを殴ってから言った。

「小汚ない、近寄るな」

それから皆はジークを無視しはじめ、気がつくとジークは独りぼっちで石を蹴っていた。

「みんな俺なんかと友達は嫌だってよ」

ジークが夕日に言った。

16日前 No.4

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

そんな状態が2日続いた後、安堂カケルがジークの前に立ち尽くし、刀を持っていた。

「ジーク、てめえは薄汚ねえ、エウリルやセフィー、それからマグマちゃんも皆そう言ってる!魔法族が居たのは昔の話だ、てめーと仲間だったのも昔の話だ!」

そう言うとカケルはジークが背負っていたリュックをぶった斬った。

その時リュックから真っ二つになった絵画がヒラヒラと落ちた。

シウ、ジーク、カケル、マグマ、ジン、セレス、フィーン、セフィー、カナタ、が笑いながら遊んでいる絵だった。

カケルが慌てて取り繕う。

「あ、いや、今のは、やり過ぎた、俺とした事がよ、ジーク、そこは避けてくれねえと…ごめん」

16日前 No.5

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

ジークが言う。

「俺は魔人ジークだ、」

カケルが言う。

「皆悪ふざけが過ぎただけだって、ジーク、…な、それは」

ジークが展開したのはベレニ共和国が何処に有るかも解らないくらい遠くにワープする転送魔法だった。

カケルが言う。

「早まるな、早まるなってジーク、皆謝ってくれるよ、お前、昔はセフィーといい雰囲気だった、セフィーだって寂しがる」

ジークが言う、

「いいんだ、カケル」

そしてジークはベレニ共和国から消失していた。

16日前 No.6

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

無限界、無限界は死後の世界なのだと言う。
無限界の人は現世の悲惨さを知っていて、皆口をつぐむ、
現世に神は居ない、現世を食い荒らすのは人間であり、科学である、それで滅びに向かうのが現世だとすれば、

魔人ジークとライナの目の前に砂漠が広がっていた。
此処は放射能で汚染された地帯なのだと言う。

遊んでいた山を越えてみればそこだった。

無限界の住人はベレニのような、例外を除き二つにわかれる、

人間か、そうではないか、無限界では神や精霊、そして悪魔や魔物も物質的な肉体を持ち、実際に生きている、彼等は科学を拒み、【人の政治や支配】を拒む、

13日前 No.7

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

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13日前 No.8

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

対して人族は科学を望み、人間の政治を望む、そして起こるのが血で血を□う戦いの歴史である、無論神や精霊が人間に負けた事は多くない、
だが時として神は人間に敗れ、そしてその結果人間は自分達の科学により、此処に原子力発電所を作った。

そしてその原子力発電所が地震で爆発し、結果この砂漠地帯を作ったのである、

神の力は万能で、二重万年経てば放射能は消滅すると言うが、人間とは死後の世界でもやらかす生き物である、

13日前 No.9

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

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13日前 No.10

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

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13日前 No.11

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「竜族発見、射殺する」

砂漠からでようとすると、
いきなりジークに銃を向ける人間が居た。
マシンガンだった。
パパパパパン!

銃声が響いた。

ジークは刀で銃弾を全て弾き返していて、撃った人間は死んでいた。

ライナが言う。

「ここらへんわな、神やら悪魔やら人間とちゃうと言うだけで統治者から殺されるんやわ、」

ライナが続ける、

「それにしてもジークは強いな、只の竜族やったら死んでるわ」

言って□転婆なライナはピョンピョン跳び跳ねた。

6日前 No.12

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

第1話【魔人と神】

「じゃあな、」

ライナとジークは追われる身と成ったので旅に出なくてはならない、キリギリと別れ、旅に出た。

町中に入ると、以外と普通の建築物やビルが建ち並んだ。

ここは整備されているので、ベレニのように酒を飲むことが、外見は子供であるジークは、出来ない、

金も無い、ジークの魔法で食い物や服や生活必需品は出るが、本当に困った時だけだ。
ジークとライナは気が付けばホームレスに成っていた。

「腹へったなあ」

「うん」

ジークが言ってライナは頷いた。

するとジークの顔の前にハンバーガーが差し出された。

「やあ、僕はレクト、神さ」

金髪で黒い目の少年がハンバーガーを差し出しながら言った。

6日前 No.13

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

「神?神様!?」

ジークは驚くとレクトに手を合わせていた。

「ありがたや、ありがたや」

ジークがそう言っていた。

レクトが言う。

「そんなあ、竜族だって珍しいですよ、崇めないで下さいよー」

ジークが言う。

「あいや、失礼、それにしても神様ですかあ、あの、私の事も何か解られたりしますか?」

レクトが、目を閉じてジークに手を翳すと淡い光が生じた。

「あなたは、そう、あなたはシウやセフィー、の知り合いなのですね、あなた方はもう二度と会うことはない、と思っていらっしゃる」

「でもあなた方は近いうちにまた会われますよ、あなた方には果たさなければならない使命があるように思います」

レクトがそう言った。

ジークがレクトに問いかける、

「シウとセフィーをご存知で?」

レクトは言う。

「無論、私もシウもセフィーも、魔法族でしたから」



ジークは刀を抜こうとした、がレクトはジークの意に反してジークの頭に手をおいた。

「私は化学者、シウは介抱人、所謂最強の戦士、セフィーは外交官、魔法族があまりに酷くならないようにしていたのですよ」

6日前 No.14

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

ジークが問いかける、

「そんな話をされてもな」

レクトが敵意を欠片も出さずに笑いながら言う。

「もう昔の話です、それに」

「それに?」

「神ですから、本当の事を言います」

その話はそこまでだった。

ジークとライナがハンバーガーを二つに分けて食していた。

「さて、まずは」

調度食べ終わった頃レクトが言った。

「ジーク?」

セフィーだった、セフィーがジークを抱き締めていた。

「何処に行ったかと思えば、こんな無限界に、」

セフィーが言った。

セフィーは黒髪に黒目の見た目は22歳くらいの女性だ。

「何だよ、もう会うことは無いって思ってたんだ」

ジークが言った。

セフィーが言う。

「レクト!、貴方ね?ジークと会わせたのは神の気紛れって事かしら?」

レクトが言う。

「…僕なら君達は何処にいようが引き合わせるね、それが君達の運命なんだ」

ジークが言う。

「まぁいいや、なんか疲れたよ」

6日前 No.15

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

セフィーが何故か無限界の通貨を持っていたので、四人は腹が一杯に成るまで食べに食べた。

歩き続けると森に出たので、今日はそこで野宿するという事にした。

ジークがセフィーに問いかける、

「セフィー、帰らないのか?」

「ジークは?」

「帰れないみたいなんだ」

「私も同じよ」

そうした会話をしたあげく、森の奥から人間とエルフと神族がやってきた。

焚き火の前で彼等は話す。

「この辺りはな、昔は立派な人間ばかりじゃった、じゃが時は流れ、学をやりだしおった、悪うなる一方よ」

「やめさせにゃならん、ならんが、人間色々理屈をこねて、学を流行らせる一方よ」

「神族やエルフ族、もう何人人間に殺された?」

「数知れぬわ」



6日前 No.16

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

ジークとレクトが話している、

「ジーク君、君のお父さんとお母さんはね…、父親のフリートと母親のエレナは魔法族に殺されたのさ、二人とも生粋の竜族でね、竜族は12歳で結婚する、それが(掟)でね、」

「へえ…」

「君の父親は必死に戦ったよ、魔法族相手に果敢にね、君はまだ小さかったから覚えていないだろうけど」

(マキュラータは言った。

「これがベレニを守る竜族の遺伝子、竜族独自の優生を受け継いだ遺伝子、」

和風の建物に風が吹き、草が揺れていた。

場面は移り変わり戦場に変わった。

魔法族の機械化兵士相手に倒れて行くかつての竜族達、そして、フリートとエレナの死体、)

それはレクトがジークに見せた映像だった。

「魔法族がそのあとすぐ何故、地球を侵略しなかったか解るかい?」

「いや」

「確かに剣聖カナタの存在もあった、だが、君だ、ジーク、影の魔王は君に何かを感じて侵略を後回しにした、君が精神的に大人に成るまでね」

「君は、ジークは確かに魔法族を一度撃退している、覚醒の力でね、だが覚醒はいつも使える技じゃない、」

ジークが言う。

「心配しなくても影の魔王なら、クロムなら酒場で飲んだくれてるだけさ」

レクトが忠告する、

「彼は今は未だ、君を殺す時じゃない、そう考えているだけさ、君が悩み、何かを放り出しそうに成ったとき、影の魔王は必ず君の前に表れる」

6日前 No.17

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

レクトがジークを見据えていた。

「ジーク、人間は、圧倒的な力を持つ、正しい誰かに支配されなくて良いのかな?」

…、ジークが俯いていた。

「つまるところ、君と影の魔王の違いはなんだい?、圧倒的な魔力で人間を支配し、殺し、君臨した、影の魔王、だが彼は愚かな人間と比べたらまだましかもしれない、君は心のどこかでそう思っていないかい?」

レクトが最後に言う。

「影の魔王が居ないなら、悪魔かい?悪魔族じゃない、本当の悪魔、人間を支配する、影の魔王はその代わりの必要悪なんだ、違うかな…、」

ジークは只黙って俯いていた。

(それは違う)

その言葉がジークから出なかった。

6日前 No.18

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

レクトが未だ続ける、

「このワケわかんない無限界の一世界、にも、人間居るよ?神も悪魔もエルフもですら居る、醜い争いが続いてる、影の魔王が居ないからだ、影の魔王さえ居ればそんな醜い争いは一撃で始末出来る、影の魔王さえ居れば、本当に酷いことは起こらない」

ジークが言う。

「酷いのは影の魔王だろ?」

レクトが言う。

「影の魔王が拷□をするかな?リン□をするかな?そりゃ無限界の住人だ、動物と同じ程度の痛みしか感じない、だがこの世界ではありとあらゆる残酷が罷り通っているよ」

「ベレニ育ちのジークには解らないだろうけど」

レクトはそう言って話し終わった。

6日前 No.19

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

それでジークはセフィーと二人で夜の森を散歩していた。

すると物陰から男が出てきた。

影の魔王だった。

「セフィー、ジーク、私を殺すと言うのは変わらないのだな、残念だが時はきた」

影の魔王の魔法でシウが転送してきた。

シウとセフィーとジークに影の魔王は言う。

「…私の仲間になれ、ジーク、シウ、セフィー」

「嫌よ」

セフィーが言った。

影の魔王が言う。

「今仲間に成らなければ私はお前達を殺さなくてはならない、」

ジークが口を挟む、

「俺は…クロム…お前と戦いたくない、だがお前の仲間に成ってやることは出来ない、やっとわかった、俺は俺だ、俺のやり方で生きていく」

セフィーが口を挟む、

「ジーク、シウ、影の魔王を殺しなさい、今、この場で」

そして、セフィーの水魔法とシウの剣が影の魔王を攻撃した。

ジークは黙って立っていた。

影の魔王の強力な魔力でシウとセフィーは吹っ飛んで負けていた。

ジークがまるで呆けたように言う。

「じゃあさ、クロム、いや影の魔王、俺が勝ったら、お前とはシウもセフィーも俺も只の知り合いでいる、お前が勝ったら本当の殺しあいだ」

影の魔王は若干驚いたような顔をして、刀をジークに向けた。

「魔人ジーク、…良かろう」

6日前 No.20

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

最強の魔人、魔人ジーク、最強の魔王、影の魔王、二人の本気の戦いが始まった。

影の魔王は刀を構え、ジークは跳躍した。

ガキィン!

竜族の剣の真髄は刀や剣を派手に振り回して戦う。

いつ両者が死んでもおかしくない戦いの最中、

影の魔王の刀が光った。

ジークの顔の皮膚が薄く切れていた。

無論勝負有りではない、

ジークは刀を右手に持ち、左手を前に構えた。

「突きぃ!」

ジークが本気の付きを影の魔王に繰り出す、がやったことは互いに同じだった。

影の魔王の刀がジークの眼前でピタリと止まった。

ジークの刀が影の魔王の目の前でピタリと止まった。

二人は半分エネルギーの固まりになり激しく戦っていた。

ジークの滅びの炎と影の魔王の魔力が激しく衝突した。

そして、一瞬の隙をついて、魔人ジークは影の魔王に刀ごと突進した。

勝ったのは魔人ジークだった。

5日前 No.21

魔人ムシン ★Android=zZdgF3cyKK

ズバッ!!

影の魔王は傷付いて動かない、

「殺しなさい、ジーク」

セフィーが言ったが、ジークは影の魔王の手をとって立たせた。

「なあクロム、俺とお前は友達だ、互いに命を懸けて死闘をした、友達だ、仲間だの仲間ではないだのクロムは言うが、いや」

ジークが言う。

「それでいいじゃねーか」

ジークが言った。

「友達?友達だと?魔人ジーク、それは」

影の魔王が言い、ジークが言う。

「影の魔王が殺すのは、影の魔王を殺そうとするからだ、もう」

「もう?」

「俺達に至ってはこれでいいだろう」

影の魔王はなにも言わなかった、何も言わなかったが刀を置いた。



5日前 No.22
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