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生存者〜悪夢に取り残された者たち〜

 ( 小説投稿城 )
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夜宵ノエル @kitunesama ★d9RDrigEx7_4rx

どもども〜初めましての方は初めまして〜夜宵ノエルです〜
「復讐者〜こんな世界なんて壊れてしまえ〜」って小説も書いているんですけど………
色々考えてるうちに別な物語が思いついちゃったんで新しく投稿しました〜
まぁどっちも不定期に更新していければな〜とか思っていますので〜それでもいいのぜって方は読んで行ってくださいなw


†プロローグ†

昔、昔の話をしよう。

それは人と人とが争っていた時代の話。

自分達が求める平和を願って始まった戦いは、それは長きにわたって続いたと言う。

次々と亡くなっていく命を前に、人はいずれ何を求めて戦っていたという事を忘れ。

どうやったら敵を簡単に多く殺せるかと考えるようになってしまった。

そして多くの命を犠牲に進化していく争いに、人々は争いの終わりを願いながら戦いを続けた。

そんな人と人の争いにも終わりが来た。

争いによって生み出された兵器の暴走によって、世界は蹂躙されたのだ………

後はみんなの知っての通り、世界の崩壊と共に人と人の争いは終わり。

崩壊した世界で人と兵器の争いが始まったのだ。

ページ: 1


 
 

夜宵ノエル @kitunesama ★d9RDrigEx7_4rx

序章 人と兵器



「なぜ人は兵器なんて作ったの?」

それは俺が物心がついたときに抱いた疑問だった。

その質問に答える人はポリポリと頭を掻いてから答えてくれた。

「勝敗を決するには、何が必要だと思う?」

「力の強さ」

「そうだな、同条件の人間同士ならそれで十分だ」

「それならやっぱ兵器は必要ないね」

俺は胸を張って言う。

その人は一回息を吐いてから答える。

「なら争いならどうだ、大勢と少数で力比べしたらどうなる?」

「そりゃ〜大勢の方が勝つね」

「んじゃ勝てっこない少数は勝つために何が必要だ?」

「助っ人?」

「まぁそれもあながち間違いではないが、もっと簡単なものがある」

「簡単なもの………っあ」

「気付いたみたいだな、そう兵器さ」

そう答えてから、その人はまたポリポリと頭を掻いた。

「まったくもって勝負に勝つために作られた兵器が、次は人類の敵となって立ち塞がるなんざ笑えない冗談だ」

そう言って、その人は笑いながら答えて、俺の頭をガシガシ撫でる。

「だけど心配すんな、人と人との争いが終わったんだ後は兵器共をぶっ倒して、みんなでハッピーな国を作るぞ」

その人は最後にそう言って、大勢の人と共に兵器との戦いに臨んだ。

結果、多くの犠牲と共に傷を負った極少数の人々が戻ってきて、敗北を知った。

生存者の中には、いつも質問に答えてくれた人の姿はなく。

俺は泣いた。

それから数年の月日が流れた………

4ヶ月前 No.1

夜宵ノエル @kitunesama ★d9RDrigEx7_4rx

第1章 崩壊世界



世界は長い長い争いのなか、兵器の暴走という脅威を前に人間同士の争いは終わった。

それから、人間達は残った兵力を使い兵器の掃討作戦を決行するも大きな犠牲を払い敗走する。

そして行き場を無くした人々は地上を捨て、地下にシェルターを作りそこを防衛拠点とした。

いつの日か、地上に帰れることを願って………。

――――――――――

「シェルターから出たいだって?」

「そうだ、だから開けてくれ」

「バカなこと言ってないで後ろ振り返って帰れ」

シェルターの門番はしっしとまるで動物でも追い払うが如く、若者を追い払う。

それと同時に別な門番が近づいて来る。

「先輩、交代時間ッスよ〜」

「ふ〜そうか、やっと休憩できるか」

「またいつもの人来たんッスね〜」

後輩の門番はそう言って、帰っていく若者を見る。

「シェルターから出たいなんて、命知らずのバカか狂人のどっちかだよ」

「それは言いすぎじゃないッスか〜」

後輩の門番がそう言うと、門番は煙草を取り出し火をつけて一息ついてから言う。

「人は人を殺すために人の天敵を完成させてしまったのかも知れんな」

「人の天敵?」

「気にするな、兵器を見たいと言う奴の考えなんて俺にはどうせわかりはしない」

門番はそう言って、煙草をふかしながらその場を去った。

――――――――――

「イクサーもう、どこに行ったのやら」

「クリスちゃん、どうかしたんか?」

「リオルちょうどいいところに、イクサ見なかった?」

リオルは居住区の大時計で時間を確認してから答える。

「イクサだったら、そろそろ戻って来るんじゃないかな」

リオルがそう言った後に、一人の男が人込みに紛れて歩いているのを見つける。

「ほら噂をすれば、お〜いイクサ」

リオルは人込みに向かって大声を上げる。

声の気付いたイクサはこちらを見つけて近づいてくる。

「リオル大声なんてあげてなんか用か?」

「用があるのは俺のほうじゃねぇよ」

リオルはそう言って、クリスのほうを見る。

そこには怒り心頭のクリスがいる。

「クリス、そんなイラついてどうした?」

「あんたが、いないせいで随分探したんだからちっとは反省しなさい」

クリスはそう言って、イクサをビンタして歩いていく。

「まぁお前のことだから今日も門の前に行ってたんだろうけど、俺達3人今日から対兵器部隊の訓練生なんだし外に出れる日もそう遠くないさ」

リオルはそう言って、クリスの跡を追う。

一人残されたイクサは門のある方を見る。

そこには鋼鉄の大きな扉がそびえたっている。

「おじさん、あと少し待っていてくれよ、俺があんたの願った平和の世界ってやつを掴みとってやる」

イクサはそう言って、先を歩く二人の跡を追うのであった。

4ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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