Google
    
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▼レス(1) >>
★この記事にはショッキングな内容が含まれます。もし記事に問題がある場合は違反報告してください。

The order (秩序)

 ( 小説投稿城 )
- アクセス(27) - ●メイン記事(1) / サブ記事 - いいね!(0)

@くん @akitagawa ★WiiU=fmANEEbXwW

時代は2039年、国は日本
人の全てを管理し、害がある場合排除する完全管理システム、通称セノシステム。
そのシステムに管理された人間と、そのシステムに乗っ取り、人を排除する制裁府と言う特務警察。
その完全管理された世界で生きる主人公、美乃・葵 (みの・あおい)は制裁府として働く話である。

第1話 制裁府

薄暗い建物の中で、男性は縛っている女性に問う。
「なあ、精神に異常が無い気分ってどうだ?。」
男性の力の無い声が静かに響く。
雨が強く、錆びて半壊した金属の天井から水が垂れる。
「んんん、んんんん!、んんんん!!!」
眼鏡の内側に見える、虚ろな瞳。全てを諦めた男性の目は、女性を見つめる。
「ああ、そうか、俺はな、全てを失ったよ。上司がな、いつものようにネチネチと俺に文句を言っているとき、少しだけ想像しちまった。俺があのクソ上司を殺すのを。」
女性は涙を流して叫ぶ。
「んんん〜!!んんんん〜!!!!」
男性は薄笑いをしながら言う。
「はは、その時にな、監視カメラが、俺にこう言ったんだ。『強い脳波により、危険な思考を検知しました。これより、対象、青谷・光太郎 (あおや・こうたろう)、近づかないように、離れてください』ってな。顔写真も出やがった。あの狂った機械め、ふざけやがって。」
少し、怒りのこもった声が男性の口から発せられた。その声に女性は怯えて叫ぶ。
「んんんん!!!!!んんんんん!!!!!」
「分かるか?、分からないだろ?、だけどなあ、すぐに分かる。俺の気持ちがなああ。」
そう言って、男性は女性の首にナイフを向けて、切り刻んだ。
女性の苦痛の声が響き、男性の興奮した声が響く。

3時間後

「南区D街13番地で女性の遺体を発見。近くに置かれたナイフの指紋を検出した結果、犯行は青谷・光太郎のものだと分かりました。」
男性はそう小型のマイクにそう言った。そしてマイクからは機械音声が聞こえる。
『理解しました、これより、制裁府を出動させます。調査隊の皆様は元の職場に戻ってください。』
「全てを、制裁府に預けるってことですか?」
男性がそう問う。
『調査隊の貴方に人を裁く権利はありません。よって、全ては制裁府の役目です。反論する場合、貴方を反逆者とみなし、罰します。』
「・・・・・・分かりました。」
そう言うとマイクの接続を切った。
「おーい!!制裁府が動いた!!!、すぐに部署に戻るぞ!!!。」
それを聞いた人は皆残念な顔をして大型のトラックに乗っていった。
「はぁ〜、今日もか。」
男性はそう言って車に乗った。

ページ: 1

 
 

@くん @akitagawa ★WiiU=fmANEEbXwW

ピピピっと電子時計のアラームの音が部屋中に響く。
女性はアラームの停止ボタンをパンっと叩いて起き上がる。
『早起きですねえ、美乃さん!、そんな美乃さんの健康値レベルは1です!、今後も続けてくださいね!』
部屋から陽気な女性の声が響く。

健康値レベル1:一番正常な状態
健康値レベル2:眠気が若干ある状態
健康値レベル3:風邪気味の状態
健康値レベル4:重い病気の状態
健康値レベル5:死に至る程の病弱な状態

美乃は洗面所に行くと顔を洗う。
「あ〜髪少し伸びたなあ。」
私は鏡を見てそう言った。仕事にはできるだけ支障をきたしたくないのに。
『美乃さん!制裁府としての初仕事の命令が来ましたよ!、遅れずに頑張ってくださいね!。』
陽気な女性の声がそう言った。
「分かったよPAMU (パム)、よし、頑張らないと。」
そう言って私は両頬を両手で軽く叩く。

PAMU (パム):相手に合わせて性格が変わる人工知能のこと

私は黒スーツとスカートを履いて鏡を見る。
「よし、じゃあ、行って来ま〜す。」
私は足早で家を出た。私は駐車場にある黒い車に乗る。自動運転モードから手動運転モードにして車を動かす。
20分後、高速を乗ったからすぐに警察署に行けた。
外で男性は4人と女性2人が外で立っている。私は車から出てその人たちのもとへ行った。
「おお、来た来た、お嬢ちゃん、初仕事行くぞ。」
真っ黒なコートを着こなした30代くらいの男性がそう行った。
「はい!、頑張ります!。」
美乃は真面目な顔をして強い口調でそう言った。

9ヶ月前 No.1
ページ: 1

 
 
<< TOPページ 掲示板TOP 記事データ お知らせメール ▲ページ上 >>
★必ず ローカルルールメビウスリングのルール をご覧ください。
 ▼スタンプ▲スタンプ
※スタンプはいちどに 3個 まで使えます  ×閉じる
注…感想・コメントはこの記事ではなく、サブ記事に書き込んでください。(小説カテゴリでは必須です)