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蛸の嫁入り

 ( 小説投稿城 )
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銀魚のかふか @irohasu02 ★iPad=5AvV0Fn978

クトゥルフtrpgのセッションのために作ったシナリオを、
小説仕立てでお送りします


時代は大正、ある村に住む乙女と都会から帰ってきた男とその友人の話です。
語り部は男。
感想などアドバイスあったらお願いします。

ページ: 1

 
 

銀魚のかふか @irohasu02 ★iPad=5AvV0Fn978

1 村へ

俺は列車に乗っている。
故郷へ帰るために乗っている。
俺の故郷は雪国だ。
冬はとても寒く、たくさん雪が降る。
そして、一人の幼馴染がいる。
名を藤原 ヤエコという。
彼女は村長の娘で、剣術に長けている。
左腕がなく、右目はいつも隠している。
だがいつも明るくて、 僕を慕ってくれている。
その子に会うために帰るのだ。
それはさておき、俺は西宮 カヲルという。
家は寺で、追い出されて東京へと上京した売れない作家だ。
頭も顔もそこそこだと思う。
今まで故郷へ帰るつもりなんてなかったのに、
久々に帰る気になり、急にヤエコに会いたくなったので帰ることにしたのだ。
列車はやがて止まり、村から1番近い駅に止まる。
こっからは歩きだ。
約1時間は山を越えるために歩かないとならない。
駅を出ると急に雪が降り始めた。
30分ほど歩くと、オロオロと困っている人がいた。
「どうした」
「道に迷ったんです。家がわからないのです」
「そうか。お前はどこへいくのか?」
「えぇ…まぁ信濃の小さな村です」
「あぁ俺と一緒か。あそこの山を越えないとその村には行けないぞ。
じゃあ俺と一緒に来なさい、目的地は同じだからな」
「ありがとうございます。ご一緒させてもらいます。
私の名は三島といいます。新聞記者をやっております」
「そうか、俺は西宮 カヲル。小説家だ。最も、売れてはないがな
さぁ来い、あっち側だ」

三島は気の良い青年だった。
そしてとてつもないおしゃべりだった。
彼は俺の故郷の村の良くない噂を聞いて記事を書こうとここまできたらしい。

「噂ってどんなんなんだ?」
「えっと、言って良いんですか?気を悪くしないでくださいね」
「しないさ、もともとあんな村狭くて気持ち悪いだけだからな。
今更何言われようと何も感じないさ」
「そうですか。
その噂ってのは、あの村の近辺の住民が殺されているってことなんですよ。
殺されてない場合は失踪したか、発狂して牢獄に入れられてるとか。
そして、あの村に忍び込んだものも全員狂っちゃってて。
なんか怪しい儀式をしてたらしいんですよ。
女の子を謎の円の中心に置いて、黄色い液体を飲ませるらしいんです。
すると女の子が変化して…そこからはどうなったかさっぱりですが」
「はぁん…そんなことが…」

その女の子も不運だなと考えながらも、山道をずんずん進んで行った。
やがて開けた場所にでると、
そこには見慣れた懐かしい景色があった。

1ヶ月前 No.1
ページ: 1

 
 
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