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造花とオレンジ

 ( 小説投稿城 )
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★iPhone=WLpmuTv5NO



まだ皺の少ない制服を纏い、私は電車へと乗り込んだ。
通学とは違う方向の景色。
季節を無視した冷たい手をぎゅっと握る。
大丈夫、大丈夫。
もう涙は枯れたはずだ。





あんなに混んでいた電車はもうぽつりぽつりと人がいるだけになってしまった。
取り残された私は、ただ暗くなっていく外を見るしかなかった。


_____次は 十遥町 。

アナウンスが流れ、重たい身体を無理やり動かす。
十遥町。
私が育ってきたところ。
皆があたたかくて大好きなところ。
けど、

今は少しだけ、戻りたくない。





このままずっと電車に揺られて、どこか知らない遠いところへ連れ出してほしかった。



_______________

温めていたものを好きな時に書いていきます。
文を書くのは得意ではないので大目に見てください。







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