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星座をなぞって

 ( 小説投稿城 )
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なつめ いおり @novelist10 ★iPod=Sd26OZB2y1

12星座が好きな、ちょっと変わった少女――星奈(せいな)。
ある日、星奈が夜空を見上げていると、男の子が空から落っこちて来た?!
すると、1人では無く、後から後から、女の子も混ざって落っこちて来て…。
星奈が12(正確には13)人の少年少女と過ごす、ちょっと変わった夏休み。

※この物語はファンタジーです。ご了承下さい。

メモ2017/08/02 01:06 : なつめ いおり @novelist10★iPod-Sd26OZB2y1

〜目次〜

1、出会い

2、自己紹介

3、

ページ: 1


 
 

なつめ いおり @novelist10 ★iPod=Sd26OZB2y1

1、出会い
――星座が好きだが、そこまで星に詳しく無い。
というのは如何なものか。
――中学一年生の、星奈という少女。
彼女は、12星座が好きだった。理由はとにかく。好きなのだ。
夏休みは、夜に必ず夜空を見よう――。七月に入ってから、そう決めていた。星座の形が分からなくとも、ただ星を見ているだけで、気持ちは満たされるのだから。
――待ちに待った、夏休み初日。自室の窓を開け、顔を出し、夜空を見上げると…。
「うわぁ…綺麗…」
あちこちに光る星に、思わず漏れた言葉。
溜息まで着き、その光景に感動していると――。
「――うわあぁあああっ!!」
幼い男の子の叫び声が聞こえた。何事かと辺りを見回していた、その時。
「きゃあぁっ?!」
なんと、窓から男の子が叫びながら飛び込んで来たのだ。
慌てて身を避け、呆然としていると――
「――わあぁああっ!!」
「――いやぁああっ!!」
「――あぁあああっ!!」
などなど。無数の叫び声と共に、それ相応の数の幼子達が、星奈の自室に飛び込んで来た。見れば、皆フード付きのパーカーを着ていて、耳があったり角があったり…水瓶を持っている子や、瓜二つの子も――。
「ね、ねぇ、…君達って、もしかして…。」
やっと状況に慣れ、星奈が口を開くと、
「『君達』って呼ぶなよぉ。」
口を挟んだのは、タテガミの様なものが付いたフードを被る男の子。――如何にも、気が強そうで。
「ご、ごめん…。あの、星座…なの…?」
果たして、これで意味が伝わるか。立ち上がった幼子達――少年少女達を見ると。
一歩歩み出たのは、牛の角が付いている少年。
「そうだよぉ。僕らは12星座の子なんだぁ。」
間延びして、おっとりした口調。ふわっとした笑顔。
――君は、雄牛かな。
――奇遇だね、私もなんだよ。
そう交わしたい。けど、まだ交わせない。何だか、夢を見ている様な気分だ。
此方を見上げる子達の中で、弓を持った男の子が、
「首、痛くなっちゃった。」
と、笑った。皆も、笑った。
その笑顔が、何とも可愛らしくて…星奈も、つい微笑んでいた。
――世界で一番不思議な、夏休みの始まり。

3ヶ月前 No.1

なつめ いおり @novelist10 ★iPod=Sd26OZB2y1

2、自己紹介
まだそわそわして落ち着かない子や、好奇心剥き出しでキョロキョロする子、更には物に触れる子まで居たが――星奈は、一先ず全員を座らせた。
13人の子供を座らせるのも、大分窮屈ではあるが。
「えーっと…それじゃあ、自己紹介、しよっか。」
まずは私からね、と、軽く咳払いなんかして。
「私は星奈。星を見る事が好きなの。特に…皆、つまり、12星座が大好きなのっ。だから、皆に会えて、とっても幸せなんだぁ。」
すると、声を出したのは、天秤を持った女の子。
「あたしたち、まだ子供なの。だから、正確には『星座の子』っていうのよ。」
更にそこへ乗り込んだのは、如何にも毒を持っていそうな女の子。
「そんなの、どっちだって良いじゃない。」
天秤の子もムキになって来て、
「なによ。正しい呼び方を教えただけじゃない。」
――このままでは、エスカレートを止められなくなる。思わず、星奈が間に割って入り、
「ま、まぁまぁ。その辺にしとこうよ、ねっ?」
二人は、少し不服気だったが、頷いてくれた。
「――さ、次は皆の番だよー。誰から始めよっか。」
幼稚園の先生の様に、優しい口調を絶やさず話しかける。――その問いに真っ先に応えたのは、魚のぬいぐるみを抱えた女の子。
「はーい!あたしからー!」
パッ、と立ち上がると、星奈の目を真っ直ぐ見ながら、自己紹介を始めた――。

3ヶ月前 No.2
ページ: 1

 
 
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