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空と感情

 ( 小説投稿城 )
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無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A

_____________________


ある子が言ったの。
「空と感情って似てるよね」
私はその時、意味も知らなかった
彼女に何があるのかも分からなかった。

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無名です(一応名前にしといて)
長く続けていければ良いかなと思います。
ほぼほぼ殴り書きみたいなものです。
自己満足です。

メモ2017/07/23 17:12 : 無名 @kakashi★iPhone-W2rIK6xx6A

_____________________

え?これ病んでね?って思うでしょ?()


…これは生命をテーマにしたものです、笑


宜しければ、読んでいって下さい


_____________________

関連リンク: 感情の制御 
ページ: 1


 
 

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A

episode1

「はぁ、はぁ、」
やばい、もう持たないかも。
何周走ったか分かんない、真夏日に校庭走らされるって体罰に値するでしょ

私の部活は弓道。
だけど、弓道をする時はこんなに体力を使わない
うちの顧問は頭がおかしいんじゃないかと疑ってしまう。

「はい、後1周ー」
何日陰でゆったりしてんだよ!!!後で見てろよ!!なんて、言いたいけど後少しだ。
頑張ろ、



「あっっっちいいーー」
いや、ほんとに暑いんだからね、バテそう…
体中から汗がだくだく出てくる
気持ち悪、早く風呂入りたい…

「いや〜今日も走ったわ〜」
部員の憂花(ゆうか)がそう言う。私の1つ下の後輩である憂花は真面目で努力家で誰からも尊敬される子だ。
「ほんとね、でもまだ練習あるから頑張ろ」
「ですね!」
そう元気な返事が返ってきた。


どこにでもある普通の日常を私は過ごしていた。

2ヶ月前 No.1

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


ミーンミンミンミン

セミが鳴き続けている、夏だと教えてくれる
やっぱり夏は嫌いだ。暑いし暑いしとにかく暑い
集中力が切れる

『ガスッ』

あ、やべ。これ矢取れないパターンだ…
集中しなきゃ、明日は大会なのに。
当てなきゃ、勝たなきゃ私が何年もやってきた意味が無い。落ち着け私。

今年は絶対全国に行くんだ、絶対。
だから耐えろ、みんなの為にも、、

そう願ってたんだ、みんな

私も人1倍願っていた。


2ヶ月前 No.2

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


『ありがとうございました!!』
やっと練習も終わった。
いつになったらこんなにしんどい練習も終わるのかな。いや、そろそろか。
私の出場出来る試合は今回が最後。
3年生だし仕方ないもんね
先生もピリピリしてるし余計プレッシャーなんだけど…

「先輩!今回が最後なので頑張りましょうね!」
憂花がそう言った。
…分かってるよそんなの。良いよね、あなたは気楽で、また来年もあるんだからさ。
何て、内心思いながら

「そうね、頑張ろ」

今考えれば後悔だらけの部活だったな…
沢山サボったし沢山怒られたし
いいことなんて、一つもしてないや…

でも、楽しかったな


1ヶ月前 No.3

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


私は目を瞑る
彼女を思い出す

『〇〇ちゃんの弓道は見てて凄いって思うの』

彼女の言葉が私の毎日の励みになっていた
だけど…この言葉は日記に書いてあるから思い出せたものであって。
私が自力で思い出したものではない。
思い出せないのだ、ある時期の記憶が無いのだ。
この言葉は忘れてはならないのに、忘れてしまっている。どうにかしないと。

「…明日が…最後だ…」
そう呟いて、明日の為に寝るようにした。


1ヶ月前 No.4

削除済み @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A

【記事主より削除】 ( 2017/07/23 16:55 )

1ヶ月前 No.5

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


酷く怖い夢を見た。

どんな夢だったかは分からない
と言うよりも覚えていない、何だったのだろう

最近私は怖い夢で目を覚ますことが多くなった
ストレスか何かなのかも知れない
原因は分からない。

ただ

『あなたが消えれば良かったのに』

この声で私は目を覚ます。
何て悍ましいのだ、でも、すごく切実なことを言われてる気がする。
最初にこれを聴いた時泣きたくなった。
何があったのかは思い出せないけど、すごく罪悪感があった
ただそれだけだ

チュンチュン、

雀が鳴き始めた
もう朝だよっと教えてくれてるみたいだ
時計を見ると時刻は6時をまわっていた
目が覚めてから弱2時間は立っている
朝練まであと約1時間。

「身支度を済ませないと、」

私の汚く細い声が部屋全体に響き渡った

1ヶ月前 No.6

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


会場の移動中は大体気分を上げるためにロックバンドのとか洋楽を聴いたりしてる。
結構調子が良くなったりするんだよね
音楽の力って偉大だなぁってつくづく思う。

今日の私の立ち位置は大前。
緊張する。
大前はチームの中でもよく矢が当たる、そんな人が立つところだ。
よりによって私なのは驚いた
対して当たりもしないのにね、、

『ピロリンッ』

LINEが来た、彼からだ。

[今日は頑張れよ、見に行くからな]

えー…見に来んの…まじかぁ…
彼は小さい頃からの幼馴染みである。
最近はちょくちょく連絡も取り合ったりしている

〔別に来なくていいよ〕
そう返事を返した。ほんとに来なくていいから…
もっと緊張するからね!?


何て、思ってた。

1ヶ月前 No.7

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


試合開始まで後15分。
何か15分って絶妙だよね、何てそんな生温いことは言ってられない。
たった15で試合が始まり、一立目が5分弱で終わる。それが3回。
それだけで決勝に行くか行かないかが決まる。
とにかく、落ち着くんだ。


『起立、礼、はじめっ』

試合が始まった。自分との闘いだ、
さあ、どこまで追い詰めることが出来るだろうか

プレッシャーに押し潰されるのを堪え自分の矢を射る所を見つめた。

1ヶ月前 No.8

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


どうしよう、緊張する。
大前は特に本当に緊張する
テンションやばい、呼吸が危うくなってきた、
苦しい、
で、でも今回が最後、頑張らなきゃ。
無理でもしないと絶対優勝できない

『パンッ』

良かった、当たった、この調子で。
憂花も、他の子達も当たったみたい、いける。
優勝も目の前だ。
集中しなきゃ、頑張らなきゃ、
彼女が待ってる。

1ヶ月前 No.9

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


やっと3立目、短く感じる、実際は長いんだけど
今のところ調子は大丈夫だ、緊張も大分解れてきた気もする。
『優勝』
どこのチームも臨んでいるものだ
中途半端な気持ちで臨むと危ないぐらいすごくみんな一生懸命。
経験者は語る、何せ私が過去中途半端な気持ちで臨んでいたから。
今でも鮮明に覚えている。
悲しむ先輩、苛立ちが隠しきれない先輩、落ち込む先輩、色んな人を見てきた。
私の気持ちのせいで、、

だから、今年こそは優勝するんだ。

1ヶ月前 No.10

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


『ガスッ』

やってしまった…外してしまった…3本目で、
今までの2立皆中だった、…な、なのに、最後の最後でっ…!!!
悔しい、悔しい、優勝までの確率が1つ下がってしまった、

皆の様子はと言うと

当たって…な、い…?
え?どうして?皆、皆中だったじゃない。
1本も当たってないの?優勝、出来ないの…?

「はぁ、はぁ、っ」
どうしよう、呼吸がままならなくなってきた、苦しい、心臓が痛い、で、出てきそうだ。

その後の記憶は私にはない。
倒れたからだ、プレッシャーに押し潰された私は倒れ、そのまま病院に搬送されたらしい。
診断結果はまだ知らされていない。

「結局…約束…果たせなかったよ…、」
大粒の涙がこぼれた、悔しかった、弱い自分が憎くて仕方なかった。

そして私は、また、悔しい思いをするのだ。

1ヶ月前 No.11

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


何か、ぼーっとする、頭がクラクラする。
試合…優勝…練習…頑張ったこと全てが無駄であった様な気がする。

泣きすぎて目が痛いや、
喉乾いたな、早く病院から出たい、家に帰りたいな。
ちょっと、眠い。少し眠ろうかな。
そう思い私はそっと目を瞑った


キラキラ輝く先輩の姿、眩しいぐらいの笑顔、そして優勝旗。
その光景を見たのは小学校5年生の頃だった。
最初は単なる '憧れ' だった。
でも弓道を知るにつれてどんどん抜け出せなくなっていった。楽しさを知った。
初めて、頑張ろうって思えた、それが私の中での弓道だった
でも、楽しさは毎日、ずっとは続かない。
何回も挫折を繰り返した。
当たらない、腕に弦が当たって痛い、怒られる、調子が上手くいかずついていけない…
そんな日々が何ヶ月も続いた。
次第に私はやる気も弓道の楽しさも忘れてしまっていた。

だから、優勝出来なかった。先輩に悪い事をした。

これは償いだった、でも、崩れてしまった

1ヶ月前 No.12

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


『あんたのせいなんだから、』
『何で生きてんの』
『あんたのせいで優勝出来なかったんだよ』
『約立たず、いなくなれ』

「や、っ、嫌だっっ…!」

あ、何だ…夢か。最近多いな…
酷い夢、また思い出しちゃったよ、しょうもないね。
引きずっちゃってさ、早くこの悪夢から覚めればどれだけ楽か。

「もう…嫌だよ…っ」
まただ、目から変な汗が出てきたと言っても涙なんだけどね

お腹すいたな、何か食べ物ないかな
そう思いベッドを抜け出入口へと向かいドアを開けようとすると、

『ガラッ』
「うおっ、びっくりした…」
幼馴染みの彼だ、何だ来てたのか。
みすぼらしい姿見せてしまったなあ…かっこ悪、また何か言われるんだろうな
何て思ってた。でも、

「ねぇ、…俺ってさ、そんなに頼りない?」

…は?何言ってんだこいつ
「え、えっと、…どう言う…」
「お前何か抱えてんだろ、絶対。何で話してくれなかったんだよ」

『これだから〇〇ちゃんは…』
『頼りな、何でいんだよ』
重なる、嫌な声と重なる、呼吸ができない、苦しい、

「はぁ、っ、はぁ、い、やだ、っやめ、っ」
「え、は?どうしたお前!」

もう、やめてください

1ヶ月前 No.13

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


ねえ、私はどうしたらこの悪夢から覚めるの…
死ぬの?死んだら楽になれる?みんな、喜ぶ?悲しむ人、いる?
誰か私を殺してよ、ぐちゃぐちゃにしてよ、喰ってよ…切り刻んでよ…

「□□ちゃん、っ、」

そう言って目が覚めた、倒れたんだ、
隣を見ると幼馴染みの彼がいた、寝ていた。
そう言えばこいつ、…何て言ったんだっけ…覚えてないや…はは…

私は彼の髪に触れてみた、さらさらしてる、男子なのに…リンスとかトリートメントでもしてるんじゃないかな。
にしても私の女子力は皆無だなぁ…
思わず笑みがこぼれた。
久しぶりに笑ったな、少しだけど。
最近笑ってなかった気がする、だから後輩たちもあんなにビクビクしてたのか

少し笑えた
こんな日常が欲しかった、望んでいた、 のにな…


1ヶ月前 No.14

無名 @kakashi ★iPhone=W2rIK6xx6A


「〇、〇……」

彼が誰かの名前を呼ぶ、あ、私の名前だ…
急に愛おしくなった、彼とはもう10年以上の付き合いだった。
最初は家が隣りってだけの存在だった
でも一緒に行動したり遊んだりするうちに兄妹、そんな風に感じていくようになった。

「ありがとう、いつもいつも、感謝してるよ…」
そう彼に向け言った。


日が暮れる頃にはもう私は病院から出ていた、車に乗って家に帰る。
家族が待ってるあの家に。
でも、正直、少しだけ怖い。
何を言われるかが、、不安でたまらなかった。

「やだ、なぁ……」
運転してる母には聞こえない声で、この言葉を漏らした。

1ヶ月前 No.15

無名 @kakashi ★iPhone=PxRls09QMl


やっと家が見えてきた、何分…何十分車に乗ってたんだろ…
頭痛いや、さては酔った…あー、車嫌いだなぁって単純かよ

「着いたわよ」
そうこう考えてるうちに家に着いたらしい。
あ、何か久しぶりに見る気がする、、え?…私が病院にいた時間って…
入院してた…っけ…?
やばい、最近度忘れが半端ないなぁ
やだなぁ、色々忘れてそうだなぁ、怖いなぁ、まぁどうにかなるか。
そんなあまい考えだった、

でも、現実は酷く厳しいものだった。

1ヶ月前 No.16

無名 @kakashi ★iPhone=PxRls09QMl


「アルツハイマー病…?初期群…?」

何それ、聞いたことはあった。
何で、アルツハイマー?何かしたの、私、え、
何でよ、、
その時はただただ動揺抑えきれなかった。
そして、パニックに陥ることになった。

「お母さんも、気づけなくって、ごめんなさい、ごめんね、」

違うんだ、お母さんのせいじゃないんだ、私が、私が悪いんだ、

「何で、お母さんが謝るの?母子家庭なのに、私に尽くしてくれたのに、何で謝るの?」

私に対して謝るお母さんが不思議で堪らなかった。それに、謝っているお母さんを見るのが辛かった。
私のせいなのに、何で私なんだろ…

1ヶ月前 No.17

無名 @kakashi ★iPhone=PxRls09QMl


私はいつの間にかベッドに寝そべっていた。
ああ、久しぶりの私のベッド、落ち着く。
アルツハイマー…か…彼にはどう言おうかな…言わないといけない、よ、ね
言いたくないな、これ以上に迷惑なんて掛けたくないし。

何で神様は私を選んだんだろ、
世の中不公平、そう聞いたことあるけど、まさにそうだと思う。
きっとこれは神様の気まぐれなんだ
そう思うことにした
にしても疲れたな、あ、LINE見てないや。さっき音が鳴った気がする。

「ゆ、憂花…」

憂花からLINEが来ていた、それも丁度1時間前に。

『先輩、今日はお疲れ様でした。優勝は、やっぱり…出来ませんでした。それでもみんな頑張って3位にはなれました!本当にお疲れ様でした!!』

…3、位…?優勝、できなかった…?みんな、頑張った…?
私の脳みそはおかしくなりそうだった。
何で!!優勝は!!??ねえ、嘘だと言ってよ!!優勝…ゆう、、

「あああああ、ああ、」
泣き崩れた、それぐらいしか私には出来なかった。悔しい、悔しい、
悔しいという言葉が何度も何度も頭を過ぎった。

1ヶ月前 No.18

無名 @kakashi ★iPhone=PxRls09QMl


夢を見た、

空を飛んでいた。何てメルヘンチックな夢なんだろう。
私のような重い人間は空なんて飛べないんだよって教えてあげたい。自分に。
飛んで、大好きな人と会っていたな…
懐かしいな、
……あの子の名前は…何なんだろう。
思い出したくても思い出せないな…これも症状なんだろうか。

そうだ、そう言えば明日は学校…だったような。
行きたくないな、試合のあとの学校ってあまり好きじゃないんだよ…
休みてぇ…絶対叶わない…はぁ、憂鬱ぅぅ
友達にも言わないといけないのかな、もうどうだっていいや

1ヶ月前 No.19

無名 @kakashi ★iPhone=PxRls09QMl


…ああ、朝か…
昨夜は眠れず本を読んだりゴロゴロしたりと暇を持て余していた。
ら、
今に至った。寝れない、いや寝たくない。
寝たら、寝たら、忘れてしまいそうで…とても怖い。
オールか、いつぶりだろ…ほんとに久しぶり過ぎる気もする。
とりあえず、飯食って準備するか…
そう思い、自分の部屋を出てリビングへ向かった

誰もいない、あれ?今何時なんだろ
時計を見てみる

「ええ…まだ5時じゃねぇかよ…」
だから誰も起きてない訳ね、把握把握。にしても腹減った。
何かないかな、と呟きながら戸棚をゴソゴソ漁くる

「…ビスケット…」

よし、食うか、

1ヶ月前 No.20

無名 @kakashi ★iPhone=PxRls09QMl


「ボリボリ、」
あ、ビスケットの味だ…久しぶりな感じするなぁ
ってかビスケットの味ってなによ
1人でケラケラと笑ってしまった。いつぶりだろ、こんなに笑えたのは。
自分が可笑しくてたまらない、変なの。
ひと袋は流石に多過ぎるから半分だけ食べとこ、そう思った。
2分後。
あれ、どのくらい…食べようと思ったんだっけ。やべえ、忘れてる。
こんなに酷い病気なの。ああ、もうだめなのかな、嫌だよ。

1ヶ月前 No.21
ページ: 1

 
 
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