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この春、六人の想いは交錯する_

 ( 小説投稿城 )
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祐菜 ★3DS=nqDk9lhY35

初めまして♪祐菜と申します。
この話は蒼(そう)・颯来(そら)・銀羽(しるば)・妃菜(ひな)・想楽(そら)・藍奈(あいな)
の六人の物語です。

_設定_
銀羽 高校三年 他、二年
容姿、性格はお話の中で紹介していきます!

知っている人は「あれ?」って思うかも知れないけど、多分そうです!
子供たちのお話です!

1年前 No.0
メモ2017/08/02 21:13 : 祐菜★3DS-dBP3DHb1p9

書き直しました。

No.6からお読みください。

関連リンク: わたしのすきなこと色々 
ページ: 1


 
 

祐菜 ★3DS=nqDk9lhY35


「きゃあ、や、やめてください、、!」

「あっはっはっ!マジうける!!こいつ」

(はぁ、めんどくせぇ。)
この男名前を『沖田 颯来 (おきた そら)』と言う。亜麻色の髪に緋色の瞳。端正な顔立ちをしており、女が放っておかない男だ。

数人だろうか。笑う声と、悲鳴をあげる声が聞こえる。横を通る気もしない。でもその為に遠回りをして帰るのも嫌だ。
(しょうがねぇ。)
そこに誰がいようと助ける気はなかった。誰がいようが知ったこっちゃなかった。元々、面倒なことに首をつっこむタイプでもない。でも何故か、分からない。
でも、気づいた時はもう足がでていたんだ。
「おい_。 」

幸い颯来の顔が通じたらしく、女は見るからにバツが悪そうに逃げていった。

「おい、アンタ。大丈夫でしたかィ」
女に訪ねた。
「あ、あの…ごめんなさい…!」

「は?あ、ちょ、待てって!!」

は?本当に訳が分からない。女が逃げて行った方を見る。ごめんなさい? 別に謝られるようなことをされたつもりもない。むしろ、ありがとう の方が適切ではないだろうか。
はぁ、追いかけて行くのも性に合わねぇ。帰るか。そして、家の方へと足を向けた。


_女はすがるような瞳をしていた。まるで、助けて…助けてとでも言うように。その綺麗なはずのオレンジの髪は乱れていた_

1年前 No.1

祐菜 ★3DS=nqDk9lhY35

翌日
今日の空は曇天だ。闇と化したような黒い空。
チャイムがなり、授業が始まる。颯来は夢の世界へと深い眠りに落ちていくのがいつものこと。だが、今日は違った。昨日の女はいないだろうかと今日中を見回す。
こんな偶然、あるのだろうか。
昨日の女は偶然にも自分の後ろの席で授業を受けていた。気づいて声をかけようとする。が、今は授業中だということを思い出す。
授業中、後ろの女のことが気になってたまらなかった。早く授業が終わらないか。そんなことばかり考えた。
そして授業は終わり、女に話しかける。

「なぁ、アンタ昨日の_。 」

話しかけるとあからさまにびっくりしたように肩をビクッと震わせ、

「あ、あたしに、関わらない方が、、いいですよ、、。」

「アンタ名前は?」

さも聞いていないかのように切り返す。

「あなた、、ちゃんと人の話きいてます?」

「だ〜か〜ら、名前は、っつってんでィ。俺は颯来。沖田颯来、っていいまさぁ。アンタは?」

「風間です。風間想楽(かざま そら)といいます。ご、ごめんなさい!あたしと同じ名前なんて、気持ち悪いでしょう。」

「へぇ〜。アンタもそらってんだ。よろしくな、想楽。」

「え?いえいえ。こちらこそ。沖田、くん?」

「いや、沖田だと同じのがもう一人いるんでィ。颯来って呼んでくだせぇ。」

「颯来くん、ですか。はい!よろしくお願いします!」

二人は微笑んだ。

1年前 No.2

祐菜 ★3DS=nqDk9lhY35

颯来くん。か、もう誰とも関わらないって思ってたのにな。
でも嬉しかった。初めてだった。こんな人。
ありがとうって、ちゃんと言えるよね。言えたよね。あたし。…言えないか。喉からでかかった言葉はすうっと何処かへ消えていく。言えるはず。言えたはずだよね。ただ言えないって決めつけてただけ…

正直びっくりした。昨日見た人が前の席だったから。授業中、髪さらさらだな、とか、覚えてるかな。とか考えてて真面目に授業受けてなかった。

颯来くんに声をかけられた時。ドキッと胸が高鳴った。あれ、なんだろう。この気持ち。話すたびに接するたびにドキッ ドキッ って胸が音をたてる。うるさい、うるさい。なりやめ、なりやめ、ってあたしは言う。でもなかなかなりやんでくれなくて。
こんな気持ちになったのはじめて。

1年前 No.3

祐菜 ★3DS=nqDk9lhY35

時同じくして、こちらでは。

バンッ! バシッ! ヤー!!

柔剣道場では、激しく竹刀のぶつかる音が響いていた。

はぁ、はぁ、はぁ_

「あんたもやるわね。初めてとは思えない。」

「ま、俺にかかればこんなもんよ。どうだ。お手上げか?」

「ふん!まだまだよ!」

一方はの女は、薄いピンクの髪をくしゃくしゃに乱れさせ、小柄ながらにも剣道に励んでいる。

もう一方の男は、亜麻色の髪に蒼色の瞳、初めてとは信じられないほど強かった。

ピー!!
試合終了のチャイムがなり、二人の勝敗は引き分けとなり、終わった。

「ちぇ、次やった時は決着つけてやらァ。」

「次?次なんてあるの?」

「ばーか。入るんだよ、剣道部。」

「え、え?あんたが? … 望むところよ!掛かってきなさい!」

「…オメー、名前なんつーの?」

「あ、あたし?あたしは藤宮妃菜(ふじみや ひな)。あんたは?」

「俺ァ、沖田蒼(おきた そう)ってんだ。よろしくな、妃菜。」

11ヶ月前 No.4

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

「ひなちゃん、あいかちゃん、ゆうちゃん。一緒に帰ってくれませんか?」

「いいわよ。どうしたの今日あいつらは?」

「あ、今日は用事?とかなんとかで早く帰ると連絡をもらいました。」

「へぇ。今日しるばくんもいないみたいだからよろこんで!あ、ファミレスとかどうかしら?」

「おお!いいッスねえ」

「おっけー!じゃ、決まりで。」

「はい!そうしましょう。」

……………

「あ、あのねあいか。ジュースにマヨネーズかけるのやめてくれない?」

「そうッス!いい加減味覚バカ直すッス!」

「わぁ」
この光景に感心さえしている。

「え?美味しいのよ?ほら、ひなちゃんもののちゃんもいる?」

「え、遠慮しとくわ。」
まぁ、と残念がっているあいなと若干引きぎみの、ののかとひな、そしてあきれ気味のゆう。
この味覚音痴、どこから引き継いだのやら。

「で?三人とも、最近どうなんすか〜?」

10ヶ月前 No.5

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

ザッとキャラ紹介 ※変更有り
沖田蒼    おきた そう
佐々木乃々華 ささき ののか
沖田颯来   おきた そら
藤沢妃菜   ふじさわ ひな
坂田銀羽   さかた しるば
土方藍架   ひじかた あいか
高杉優    たかすぎ ゆう

10ヶ月前 No.6

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

「また今年も同じクラスッス!」
「そうね、よかったぁ。」
「ウォォォォ!!」
などという声が飛び交うのは進級した新しいクラスの仲間達。
ここ2年2組には双子の兄の姿も見受けられた。が、この男、沖田蒼はその兄の姿を探していた。
兄は母に似て行動力が充分にある。
だからいつものようにのらりくらりとしているんだろう。と考えた。
全く、迷子を探す自分の身にもなってほしいものだ。

はぁ、
一つため息をつき、扉の方へと足を向けた。

ピロリン_
校舎をでてすぐ、校門へ行こうとしていたらラインが来たことを知らせる音が鞄の中でなった。
開けてみると、それはやっぱり兄からの知らせであった。
はぁ、
また一つため息をついた。

蒼が足を向けた場所は蒼のお気に入りの休み場所である。
木陰になっていて風通しがよくベンチもあるいいスポットだ。
でもその場に行くとこそこそといやな声が響いていた。

9ヶ月前 No.7

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

少し前にきた兄のラインによると

__________________
颯来 すぐ終わらせる!
   待ってろよ 既読

            早く来い 蒼
      既読 いつものとこな
__________________

とのことだった。

9ヶ月前 No.8

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

キャハハハハハ
マジ受けるコイツ!
きゃ、や、やめてください
オトモダチだもんねぇ〜?
も、もう

あぁ、乱れる。
この場の美しいリズムが一瞬にして乱れた気がする。
いうならば、嘲笑うような声と短い悲鳴が重なり不協和音を奏でる。
さて、どうするか。
兄を待つ間ここでのんびりしようと思っていた計画が台無しだ。
まあいいか。ここでもイヤホンをし、音楽でも聞けばふせげるだろうと。

そして彼女達の前に姿を現した。
一人を囲むようにして立つ女はこちらを見向きもしなかった。
その中、中央にいた女だけがこちらを向いた。
その紫の髪はみだれ瞳は酷く怯えていた。

「オイ_ 。」

違う。ただ、勝手に。足が、でたんだ。
どうしてだ?この女、話したこともなければ見たこともない。
考えれば考えるほどわからねぇ、
今さらながら苦笑した。どうして助けたんだろうと。

「大丈夫ですかィ。」

「あ、ありがとうございます。」

「礼なんか要らねぇよ。早く行けば?」

「は、はい、!」

とりあえず女を気にかける言葉をかけると、か細く儚い声が返ってきた。

それから女はクルリと向きを変え走っていった。

ふぅ、一段落。
寝るか、とベンチに腰をかけ目を瞑る。それから少ししたとき

バタン_
「きゃあ!…いたた、」

なにかが落ちた音と悲鳴が聞こえた。
なにがあったのかと起き上がって見るとそこには先程走っていったはずの女が、見るからに転けたようで。

ぷっ_
思わず吹き出した。

そんな俺を見て恥ずかしがる女が可愛く見えた、なんて思ってみたり思わなかったり。

「ったく、何してんでさァ。」
ほら、といって手を差し出した。
女は少し戸惑いながらも手をとった。

9ヶ月前 No.9

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

その二人の間には間違いなく甘いメロディーが流れてるんだと思う。
思考さえ溶けてしまうような甘ったるいメロディーが。

9ヶ月前 No.10

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

「そうだ。あんた、今から暇ですかィ?」

「は、はい。特に用事はありませんが、」

「、ならちょうどいい。俺、今暇なんだ。ちょっくら付き合ってくんねぇか。」

「え、」

「ま、あんたがいやってんなら帰れや。俺はいいぜ、どっちでも。」

「は、はい。お話、したいです。」

「ん、座りな。」

あァ、いい暇つぶしができそうだ。
おもしれぇやつに会えた。

そしてベンチに座り、話を始めた。

自分のこと。彼女のこと。暇な理由。兄の存在。友達のこと。

彼女は自分のことを話すのは苦手みたいだ。
でも俺のことは、はい、はい、と聞く。聞き上手の話下手。
でもそんな彼女との会話は心が弾んだ。

9ヶ月前 No.11

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

バンバン!! ヤァー!!

はぁ、はぁ、はぁ、

ここは剣道場。
竹刀のぶつかる音と二人の乱れる息の音がしていた。
高レベルの勝負に他の部員はパカっ_と口を開け、ただ見ていた。

女が口を開いた。
「ふんっ!あんた、中々やるじゃない!」

「まぁな!どうだ。降参かぁ?オイ。」

この女小学生の時から剣道をし、数々の勝負に勝ってきた。
その女と互角に戦うのだから男も相当な実力者だろう。
と、周囲は思っているのだか、この男小学生のとき少しかじっただけだ。
剣士の父親を持ち、父と同じく剣の才があるのだろう。

「まだまだよ!」

バンバン!!

また、竹刀の音は響きわたる。

8ヶ月前 No.12

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

休憩の合間ピコン_ と鳴ったスマホを見ると弟からで。
こいつァ、多分怒ってんな。
と思い、口を開いた。

「わりぃが、帰らねぇといけねぇみてぇだ。いつでも決着着けてやらァ!じゃあな!」

帰らないといけないみたい?
なんて他人行儀な。自分のことだろうが!
と、ついツッコミたくなってしまう。
なんて男だったんださっきのは。
決着つける?臨むところよ!!

と、燃えていた。

8ヶ月前 No.13

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

「そうだ。あんた名前は?」

今更ながら気になり、聞いてみたのは彼女の名前。

「え?あ、佐々木乃々華(ささき ののか)と言います。」

ささき ののか ね。
やっぱり聞いたことねぇ名前だ。

「へぇー。乃々華、ね。俺は沖田蒼(おきた そう)でさァ。よろしくな。」

「はいっ!お願いします!」

少しの静寂が訪れ、会話を探していた。

「お前さ、なんでここにいたん「蒼!遅くなっちまった。」

そこに入って来たのは兄だ。
このクソ兄貴が、いいところに出てきやがって。
という冷たい視線を送った。

「お、お兄さん?ですか?」
控えめに聞いた。

「あァ、こいつの兄だけど、」
なんで知ってんだァ?
と聞こうとし、止め。辺りを見回した。
それからなにか感づいたように、

「え、なに?俺としたことがもしかして邪魔しちゃった?え、カレカノなの?お前ら。あ、もしかして彼女さん?あ〜、やっちゃったな〜。オイ」

はぁ、 蒼をため息をつき答えた。
「そんなんじゃねぇから。ほらかえるぜ。お前もわりぃな付き合わせちまって。」

「まあ、そっちのお嬢さんはまんざらでもねぇみたいだけど。」

乃々華の方に目をやると、
「そ、そ、そんな、、かのじょ、なんて、、。」
と紅く染まった顔で否定していた。
先程蒼が聞こうとしていたことを聞かれずにすんだ。
ここでふぅ、とため息。
そしてまた急にどこからかあわられたお兄さんが彼女だなんていうもんだから耐えられず、悶えていた。

いつのまにやら双子に見られていたことを知り、更に紅くなった顔をかばんで隠した。

そんな乃々華の行動に双子はなんだこの生物!と鑑賞していた。
そしてことが進まないし、乃々華が顔を出さないことに気付き、

「あんた名前はなんていうの?」
兄が聞いた。

「さ、佐々木 乃々華 と言います。」
ふーんと軽くうなずき、
「俺は沖田颯来(おきた そら)な。」

「よろしくお願いします、」

「あァ、よろしくたのまァ。」

そんななか蒼が黙っているはずもなく、
「オイ。挨拶はもうすんだかよ。帰るぜ。」
と不機嫌な顔で言った。

8ヶ月前 No.14

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

帰り道 _

「あっ!!!」

「なんだよ。」

あいつに名前聞くの忘れてたな。
多分覚えてねぇよなー。

「いや、関係ねぇ。」



ーーーーーーーーー
という、少し思い付いた颯来くんの小話。

8ヶ月前 No.15

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

翌日  _蒼_

HRの時間
正直言ってつまらない。
その頃兄は、、寝ていた。全く、のんきなもんだ。
また、いつもの様に考え事をする。
考えるのは昨日の彼女のこと。

まさかこのクラス内にいる、なーんてありがちな設定じゃねぇよな?
と、釘をさし、念のため見渡す。

、、、

いるんだけど。
なぁ、俺の斜め前辺りに座ってるんだけど。なんなの。これ。

彼女は普段どんな人なんだろう。
今までと違う。興味が沸く。

そんなことを考えていたらダルかったはずのHRもあっという間。
というかHRが終わったことにも気づかなかったみたいで、

「…う? 蒼!」
あー、この声はあいつだろ。
「なんでィ。人が考え事してるってェのに。」

「あら。蒼も考え事なんてするの?」
皮肉いいやがる。
さっすが、父親が付け狙う男の娘!

「なんだってんでさァ。」

「ついて来てよ。」
こいつが言う事ァわかってる。
どーせ、いつもと同じだ。
「やだね。3年のとこなんざ一人でいきゃぁいいじゃねぇか。え?なに、怖いの?着いてきてください♪御主人様♪ってお願いしてみ?」
皮肉たっぷりでいう。
どーせできっこねぇんだから。

「い、い、いやぁ。やだなぁ。蒼ったら。怖くなんかないし?全然余裕だし?一人でもいいし?」
っんとに。父親、もとい土方コノヤローに似てんなァ。
笑えてくる。

キーンコーンカーンコーン

おっと、予鈴だ。
「藍架ー、次なに?」

「もう!しーらない!!」

8ヶ月前 No.16

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

_乃々華_

HRの時間。
先生の話なんか頭に入ってこなかった。
だって、だって、昨日の彼が同じクラスにいたんだもの。お兄さんまで。

話しかけたら、彼はどんな反応をするだろうか。
驚くだろうか。嫌がるだろうか。
そんなことばかり考えていた。

HRも終わり少しの休憩時間。
後ろの方から落ち着いた声で彼の名前を「蒼!蒼!」と呼ぶ声が聞こえた。

8ヶ月前 No.17

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

あれは、確か。
土方さん?
すごく可愛いんだ。
藍色の瞳に緑がかった黒髪。
彼の亜麻色の髪と合わせるととても似合ってる。

胸が _ …痛いです。

蒼くん。

8ヶ月前 No.18

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

_ 蒼 _

「よーし、じゃあ席替えでもするかー」

という、急な先生の思い付きによってはじまった席替え。

男女3人ずつの6人班。
てきとーにくじ引きで決めていく。

よし、やっと俺の番だ。
番号は7。悪くない席だ。
あとの問題は誰と同じ班かということだ。
間違っても颯来なんかとは一緒にはなりたくないが。

「おっ!俺8だわー。どこだ?」

、、、

よりによって一緒とは。
仕方ない一ヶ月間我慢しよう。

さっきの颯来の発言で女子がキャーキャー騒ぎ出した。

「キャー!颯来くん8番だって!」

「はぁ、5番だ。誰なのぉ?一緒の人。」

黒板に名前が書かれていく。

「え!?ちょっと!颯来くんも蒼くんも一緒の班じゃない!!」

ん?
バレたか。全く、めんどくさい。

えーっと同じ班は、

8ヶ月前 No.19

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

「ええ!?高杉くんも同じ班なの!?」

ええ、
なんか、いろいろ揃ったな。

「女子は、佐々木さんと藤沢さんと土方さん、みたい。」

えー、
また揃ったな、オイ。
藤沢ってェのは知らねェが、
オールキャストで。いや、まだオールじゃなかったか。

「なんだ、文句でもあんのか。蒼、」
これは今回初登場。
高杉優だ。たかすぎ ゆう。

「い〜や、またお前と一緒だと先が思いやられるなと思って?」

こいつ、去年も同じクラスだったが行くとこ行くとこで問題起こしやがって。

「じゃあ、自己紹介しとけよー」
と、これまたてきとーな先生。

藤沢妃奈(ふじさわ ひな) というらしい。ピンクのボブだ。

8ヶ月前 No.20

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

_ 藍架 _

「ふふっ、乃々華ちゃんと妃奈ちゃんね。うーん、ののちゃん、でもいいかしら?」

「はい、大丈夫です!お願いします。」

「えーっと、藍架、ちゃん、と乃々華、ちゃんね。よろしく。」

「あら、別に呼び捨てでもいいのよ?」

「はい、私も構いませんが。」

「そう。じゃあ、藍架と乃々華ね!!」

きゃっ、きゃっ、と言いながらたわいもない話をする。
ののちゃんも妃奈ちゃんもかわいいんだもの。

そして、視線に気づく。



「まぁ、忘れてたわ!男の子達も紹介しないと!私は昔からの馴染みだから知ってるの。紹介してあげて?」



という具合で紹介はすすんでいき。

あっという間にもう帰りの時間。

今日新しく会った友達、ののちゃんと妃奈ちゃんに、またね。とあいさつをし、家に帰る。

親同士が姉弟ということもあり、割りと家が近い。
双子と一緒に帰る日もしばしば。
今日はそんな日。

「いいこだったわね。二人とも。わたし気に入っちゃったわぁ。可愛いんだもの。」

「はっ、どうだかな。いいお友だちができて良かったですねぇ。て言うか銀羽くんは?」

「もう。バカにしないで!」

「あ〜、そうだった。銀羽くん先に帰ったらしいですぜィ。」

「え!そうなの?そっかぁ。」

一気にテンションダウン。
銀羽は一個私達より上で、お兄さんみたいだけど、子供っぽいとこもいっぱいあって、とりあえず、昔はよく遊んでいた。
ふぅ、
さてと、銀羽になら明日も会えるもんね!よし、帰るか。

8ヶ月前 No.21

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

ピーンポーン_
チャイムをならす。
家の表札には<坂田>の文字。

『お妙。新聞勧誘なら断れよ!』

『はいはい、分かってますよ。』

いつものこんなやり取りが聞こえてくる。

「はーい、新聞なら要りませんよ。あら、藍架ちゃん、おはよう。銀羽くんかしら?」

「おはようございます。はい、銀羽くん居ますか?」

ちょっと待ってて。と言いお妙と呼ばれた女は奥へと戻って行った。
そして代わりに白髪の天然パーマが出てきた。

「え、なに?朝っぱらから。襲いにでもきたの?まだ眠たいんだけど」

「銀羽くん、もぅ朝ですよー?いつまで寝てるんですか?このクルクルは。」

ふふっ_
彼クルクルの頭を少し背伸びして遊んでみる。

「あのなぁ、寝起きはヤバイの!爆発してるのー。」

「まァ、大変。ふふっ。早く行きましょう?」

「いや、だからァ!!まぁ、いいや。ちょっと待ってろよ!」

と言って奥に戻っていった。

彼は坂田銀羽(さかた しるば)。
銀髪の天然パーマで、お父さん似。

ドタドタドタ_

「行ってくるー!!」

凄い勢いで彼が戸口から出てきた。

「ふふっ、行きましょう?」

わたしは彼と過ごすこの時間がだいすき。

8ヶ月前 No.22

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

というか。まぁ。
その、銀羽くんとは、えっと、つ、つきあってる、の。
去年の夏頃に告白されて。
ボキャブラリーの貧しい彼なりのしっかりとした告白。
私、嬉しすぎて答えられないくらい泣いちゃって。答えがないから不安そうな顔するから。私はYesの返事をしたの。
それから少しはぎこちなかったかな。
でも銀羽くんがいつもの雰囲気を出すから私もつられて笑っちゃって。。
今までどうりの関係じゃない。
キ、キスだってしたし、銀羽くんはすごく優しくしてくれた。
とってもとってもだいすきな人。

8ヶ月前 No.23

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

朝から彼女がうちに来たんだが。
しかもぉ、理由聞いたらぁ?

「だって、こんな時間くらいしか銀羽くんと一緒にいられないじゃない。」

と、少し微笑みながら言う彼女。
可愛すぎかよォォォ!!

ところでところで、
気になるのはその彼女のこと。
詳しく言うと、あのー、あれだよ。あれ。
可愛すぎて心配なわけ。ウン。
そりゃあひとつ下の学年のクラス構成とか知るわけないけど?
入学当時は俺たちの学年まで噂になってたし?
もさいの男子共に、とって食われはしないだろうかと心配してるわけ。
ま、今年も蒼と颯来と優も一緒みたいだし、安心したけど。

あれっ?これって誰視点!?

8ヶ月前 No.24

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

_颯来_

はぁ、あれ、俺寝てた?いや、寝てないよな。
なんか席が違うんだけど。
ん?そう言えば前のやつ見たことあるような、ないような。
まあ、いっか。蒼に聞けば、

「蒼、、じゃねぇ!!優!!!!」

話しかけたのは隣の席の蒼、ではなく、席替え後の隣の席。優だった。

「なんだ。うるせぇぞ、」

「え、なに?なにが起こったんだよ。」

「そうか、お前ずっと寝てたからな。まぁ、席替えだ。席替え。」

どうやらずっと寝ていたらしい。
すると、後ろの席から声が、

「お前、寝たまま移動してたのかよ。すげぇな。」

と、蒼の声。

「席替え?ふぅん。」

まあまあ、悪くない席。
うわ、藍架もいるじゃねぇか。他のやつ知らねぇけど、適当にやっとくか。

8ヶ月前 No.25

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9

#颯来


ふぅん、この席も悪くはないかな

うーん、なんかこの前の席のやつ見たことある気が、、
ってオイ!!昨日のやつ!!!
すげぇメンバーが揃ったもんだな。


「沖田兄!寝るなよー」

先生からのゆるーい忠告

「へいへい、気をつけてみますってー。いいじゃねぇですかちょっとくらい」

まあ、居眠りはするもののこそこそ学力はいい方で。
だから先生の忠告もゆるーいのだ。

あーだりぃ。
そう言えば斜め後ろは蒼の彼女だったっけ?
実は知ってるメンバーだった。
おもしろそうだなぁ。

6ヶ月前 No.26

祐菜 ★3DS=dBP3DHb1p9


「ねぇねぇ、あんた名前なんていうの?」

「んー?颯来。」

反射的に。

「あんたは?」

これも、社交辞令で聞いてやる。

「妃奈」

ふぅん。
てか、誰だよ。

顔をあげた先にあった顔のはどこかで見たような見なかったような。

「おめーは…」

「覚えてる??」

「えーっと、確かどこぞの雌ゴリ「ねぇ」

「はいはい、覚えてるってぇの」

そうそう、昨日の対戦相手。
対戦といっても遊び感覚だったが。

「藤沢妃奈っていうの。よろしく!」

「沖田颯来。」

5ヶ月前 No.27

祐菜 ★3DS=hYJyXoLdUv

#ひな

もうっ!さいっあく!!
女子に雌ゴリラなんて!
そりゃあ、女子力だってない方だけど。、、

「えーっと。、、なんだっけ。。あ、そうだそうだ。。修学旅行のことについて話し合ってくれ。地図みるなりパンフレットみるなり。班で協力してとりくめよー。」

班で協力して、かぁ。
昨日の奴はまだしもあと二人。
高杉、とか言ったっけ?あの喧嘩で有名な。
最悪じゃないのよ。

「藍架、乃々華。どうする?」

「うーん。そうねぇ。、、あっ、自由行動の時一緒回らない?」

「いいですね、私も二人と回りたいです!」

「私も賛成!!絶対楽しいもん!」

「ふふっ、決まりね。」

きゃっ、きゃっ、と騒ぎ、ふと思い出したように言った。

「っていうか。男子って話し合う気ないのね」

「んー?生憎協力するっていうスキルを持ち合わせてないんでね」

他の二人も言わずともそれを示している。

もうっ!男子は!
とこれにも腹をたてるひなだった

3ヶ月前 No.28
ページ: 1

 
 
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